「新世紀エヴァンゲリオン」
【偶然に見たＥＶＡ 】 「新世紀エヴァンゲリオン」にハマったのは、97年２月の深夜のテレビ再放送を見てから。たぶん第九話あたりだと思うけど、普段はほとんど見ないテレビ東京（笑）になぜかたまたまチャンネルを合わせた。映像がきれいだったので何気なくそのまま見ていたら、すっかり夢中になってしまった。
【ＥＶＡ にハマった】 放送終了後は、ＥＶＡのビデオを借りるため、レンタルビデオ店めぐりの日が続いた。ところが、どのレンタルビデオ店もＥＶＡは貸出中になっている。たまに店にあっても、飛び飛びで全巻そろってない。でもさあ、やっぱり第壱話から順番に見たいってのが人情ってものじゃないですか？ さんざん探し回って、灯台もと暗しじゃないけれど、会社のすぐそばのレンタルビデオ店に全巻そろって並んでいるのを発見した。速攻で入会手続きをして、泣きながら（？）全１０巻を２回ずつ見たのだった。（ちなみに、第弐拾壱話から最終話までの放送は録画した。ちょうどビデオ発売されてない部分だ。）
【電脳空間と書籍と】 その前後はもう、さながら急性ＥＶＡ中毒患者である。インターネット検索でＥＶＡのホームページを見て歩き、「ああ、ここの場面はこういう意味だったのか」などと一人納得する始末だ。さらに、キャラクターデザイン担当の貞本義行さんの漫画単行本はもちろん、シナリオ集、サントラ盤ＣＤ 、解説本などを買って情報収集（心の補完とも言うらしい）に努める毎日。ビデオ全１０巻も結局すべて買ってしまった。アニメにこんなに夢中になったのは、学生時代以来だなあ。
【会社のＥＶＡ 仲間】僕が勤務する会社の職場は、あまりアニメの話題に乗ってくるような雰囲気ではない。だから、ほかの人とＥＶＡの話をしたくても、一人で楽しんでいるしかないのかなあ、と思っていたのだが、うーむ、話はしてみるものだ。「実はファンなんだ」という奴が何人か出てきた。そして、「再再放送やるから見てみたら？ おもしろいよ」と勧めた結果、かなり重症（？）のＥＶＡファンになる同僚の女子社員も出現。おかげで、社内でひそかに、ＥＶＡごっこが流行った時期があった。別の会社のテニス仲間の女の子からは「ＥＶＡにハマっています」との電子メールが来たりして、ＥＶＡブームの広がりを実感するきょうこのごろだ。だけど、社外のコアなＥＶＡファンともぜひ交流したいものである。