大岡みなみの身辺雑記/最新版


 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)

[NEW][EVA][カレカノ][トトロ][映画][セカンド][リンク][作者]

身辺雑記・総目次 フロントページ

メールの送り先は<こちら>です

【大岡みなみ(=池添徳明)の著書の紹介ページはこちらです】


2021年

9月24日(金曜日) 懲りない詐欺メール

 毎日いろんな詐欺メールが届く。○○カード、△△銀行、アマゾンなんとか、を名乗って、「不正なログインがあった」「個人情報の更新と確認を」「緊急のご連絡」「重要なお知らせ」「プライム会費のお支払い方法に問題が」ともっともらしい言葉を並べるが、いずれの法人の利用も契約もしていないし顧客でもないのだから、嘘八百の詐欺なのは一目瞭然。ご苦労なこった。馬鹿どもめ。

 そもそも日本語が不自然でおかしいものもあるから、ますますあやしい。それでも懲りずに毎日同じ文面のメールがたくさん届く。すべて迷惑メールフォルダに自動的に振り分けられる。愚かな奴らだぜと思うけど、きっと何百万通も何千万通も送ると、中には騙される人が何人かいるのだろう。


9月23日(木曜日) コロナワクチン初回予約

 コロナワクチンの初回接種を予約した。副反応が不安で、面倒でもあって躊躇していたのだが、やっておいたほうがいいよ、との友人知人の声に押される形で重い腰を上げた。なかなか予約できないと噂の横浜市のサイトにアクセスして、近くの医療機関で手続きすると、意外と簡単にあっさり一発で予約できた。

 特に2回目の接種後は高熱で2、3日寝込んだという話を何人もの人から聞かされ、ますます憂鬱と不安が募った。予約を取るのが大変との話も判断保留に拍車をかけた。踏ん切りがついたのは、ワクチンを打ってもほとんどなんともない人もいるとの情報だった。当たり前のことながら、影響は人によってかなり違うらしい。

 ワクチン接種の影響がどっちになるか分からないけど、とりあえず覚悟は決めた。3週間先の1回目はともかく、問題はその次の2回目。影響が少ないことを願うばかりだ。対面授業が再開した際や取材などで、不安が多少でも軽減されればと思う。僕みたいに迷ったり、ためらったりしている人はまだまだ結構いるはず。もちろん選択の自由は当然あるべきだし、接種の有無で不利益や差別があってはならないのは言うまでもない。


9月22日(水曜日) 北海道旅行の気分

 上大岡の京急百貨店で今日から始まった北海道物産展で、富良野「ゆきと花」の煮干し中華そばを食べた。蕎麦みたいなツルシコ細麺の食感がよく、鶏と豚のチャーシューが美味しい。近くのイトーヨーカドーでも北海道フェアをやっていて、六花亭「マルセイバターサンド」と柳月「あんバタサン」を買ってしまった。旅行した気分ということで、まあいいか。

 北海道や沖縄に遊びに行ってのんびり過ごしたいけど、当分の間は無理だろうなあ。臆病で小心者の僕には、コロナ禍の中でも旅行に出かける勇気なんてありません。


9月19日(日曜日) 露骨な嫌がらせか弾圧か

 共産党の山添拓参院議員が昨年11月3日に、長瀞町の秩父鉄道の私設踏切(地域住民が生活道路として設けている「勝手踏切」。全国に少なくとも約17000カ所あるとされる)を横断したとして、埼玉県警が9月16日付で鉄道営業法違反容疑で書類送検。山添議員は自身のツイッターで、秩父署員から軽犯罪法違反との指摘を受けたと明らかにした。

 普通なら黙認か口頭注意で済むのに、わざわざ書類送検するとは、なんとも分かりやすい嫌がらせとしか思えない。いや露骨な弾圧か。モリ・カケ・サクラなどの巨悪は見逃して不起訴にしながら、微罪とも言えない些細な取るに足らない事件はなぜか送検するちぐはぐさ。

 衆院選を目前にしたこの絶妙な時期だけに、「公安もしょうもないことを」「セコすぎる」などと笑い飛ばして終われない怖さと気持ち悪さがある。TBS「ひるおび!」の八代英輝弁護士が虚偽コメントで共産党を誹謗中傷し、野党共闘を不当に貶めた問題も根っ子は同じだ。

 ナチスはまず共産主義者を攻撃し、次に社会民主主義者、さらに労働組合員たちを対象にした。そして声を上げなかった自分が標的にされた時、周りに声を上げる者は残っていなかった──。という悲劇の再現は真っ平ご免なので、僕はおかしいと声を上げる。


9月17日(金曜日) 最悪の「天声人語」

 きょう17日付の朝日新聞「天声人語」は酷かった。最近の「天声人語」の中で最悪だと思った。テレビの情報番組や報道番組が「自民党一色」になっている実態や背景を掘り下げもせず、「自民党の露出の多さを嘆き、テレビのせいにする人がいる。立憲民主党の安住淳国対委員長である」と一方的に切り捨てたのだ。事実を捻じ曲げて反共デマを流したTBSの情報番組「ひるおび!」に触れることもなく。

 テレビが「自民党一色」になっている背景には、番組側の中立公正さを欠いた姿勢がある。政権政党に異様におもねって、広報宣伝媒体のようになっていることに、多くの番組スタッフは疑問を感じていないかのようだ。しかも今回は衆院選を控えたこの時期に、公然と虚偽情報を流し野党共闘を貶めた。常軌を逸している。

 そもそもTBS「ひるおび!」の八代英輝弁護士発言を、朝日新聞はどうして大きく取り上げないのだろう。むしろそれが不思議だ。9月10日午後の同番組で八代英輝弁護士は、野党4党の共闘について、「共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない。よくそういうところと組もうって話になるなと感じますね」と発言。これに対し共産党は「事実無根の卑劣なデマは絶対に許せない」として、番組に謝罪と訂正を求めた。

 事実を捻じ曲げて公党を誹謗中傷し野党共闘を貶め、政府見解を理由にまともに謝罪しない。民主主義の根幹を破壊する大問題ではないか。市民社会全体への攻撃に等しい。

 立憲民主党の異議申し立ては、テレビ番組への違和感だ。TBS「ひるおび!」の虚偽コメントだけでなく、テレビの情報番組や報道番組が「自民党一色」になっていることへの疑問は、多くの市民が感じているはずだ。共産党員や共産党支持者であるか否かは関係ない。連帯して声を上げるのは自然な流れだろう。特定の支持政党がない僕も、その一人である。

◇◇

 きょう告示された自民党総裁選。投票できるのは自民党員と自民党国会議員だけで、自民党関係者以外の意思や考えは全く反映されない。そういう選挙であることを、改めて思い知らされる。17日付朝日新聞夕刊4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」から。


9月16日(木曜日) 「かげきしょうじょ!!」残り2回

 今期に限らず、最近のテレビアニメの中でダントツに面白い「かげきしょうじょ!!」(MX)の放送も、残り2回となった。人気歌劇団の人材を育成する音楽学校を舞台に、少女たちのドラマが展開。物語も登場人物も音楽もどれもが魅力的な作品だ。こういう秀作こそ2クール以上の放送枠で流せばいいのに。もったいないなあ。放送終了は残念で寂しいけど、1カ月前に買ってアニメが終わるまで読むのを我慢していた原作漫画のコミックス(白泉社)=写真=を、最終回の放送後に開くのを楽しみにしている。


9月15日(水曜日) 「CM見合わせ」に発展

 TBS「ひるおび!」のスポンサー企業である大手食品メーカーのキユーピーが、番組のCMを見合わせた。「いろんなご意見をいただいており、社内で検討した結果、14日のCMは見合わせました。代わりにACのCMが流れています」(キユーピー広報部)。15日のCMも提供しなかったことを明らかにしたが、見合わせた理由については答えられないとしたという。「今後については、どうするか検討中です」。キユーピーは正常で賢明な判断をし、真っ当な対応をした。

「ひるおび」スポンサーがCM見合わせ、キユーピーが対応「社内で検討した結果」、今後は未定(J-CAST)

https://www.j-cast.com/2021/09/15420359.html?p=all


 TBSの「ひるおび!」に自浄能力がなく、まともな謝罪さえできず、八代英輝弁護士の降板もしないなら、番組の打ち切りしかしかない。それができないなら消費者の正当な権利の行使として、スポンサーの商品不買をするしかないだろう。民主社会の根幹に関わる問題だ。「事の重大性を自覚する」とはそういうことだ。

 TBSと「ひるおび!」は、元裁判官の八代英輝弁護士と心中するつもりなのか。そんなつもりがないなら覚悟を決めて、今一度改めて真摯に謝罪し、八代英輝弁護士を切ったほうがいい。このままでは「まともな報道機関」としての立場まで失いかねない。すでにかなり揺らいでいるけど。


9月14日(火曜日) 「ひるおび!」に自浄作用なし

 そして何事もなかったかのように、今日も当たり前のようにTBS「ひるおび!」のスタジオで、笑いながらコメントする元裁判官の八代英輝弁護士。公共の電波を使って事実に反するデマで共産党を誹謗中傷し、野党共闘を不当に貶めたことへの反省など微塵も持ち合わせていないのだろう。本人はもとより番組自体にも自浄作用はないと見た。

 TBS「ひるおび!」という番組に自浄能力がなく、まともな謝罪さえできないばかりか、八代英輝弁護士を降板させることもできないのであれば、スタッフもろとも番組そのものを解体し打ち切るしかしかないだろう。それができないなら消費者の正当な権利行使として、スポンサー企業の商品不買をするしかあるまい。民主主義社会の根幹に関わる問題だ。「事の重大性を自覚する」とはそういうことである。

 もしもTBSに「報道のTBS」としての良心があるなら、せめて「NEWS23」か「報道特集」が責任を持って、八代英輝弁護士の選挙妨害発言と、自民党と公安の共産党敵視の背景を掘り下げて詳しく報道するべきだ。


9月13日(月曜日) 事の重大性を自覚せよ

 すごいな、TBS系の情報番組「ひるおび!」。先週金曜日の共産党誹謗発言に一言も触れないまま番組を始めて、張本人の元裁判官の八代英輝弁護士は降板させず、しれっと喋らせていた。午後の発言だったから午後の時間帯で触れるつもりなのか。公党を貶め野党共闘を貶めた悪質な世論誘導デマ。そもそも謝罪で済む話じゃないが。

 まともな神経で番組を製作しているのであれば、番組冒頭で開口一番にMCが謝罪し、八代英輝弁護士本人が頭を下げて引っ込むのが筋だろう。午後でも同じことを繰り返した上で降板する。それくらい大変な発言をした。選挙妨害につながりかねないデマを流したという自覚はあるのだろうか。

 TBSと番組スタッフは事の重大さを自覚していないのではないか。八代英輝弁護士の発言は、共産党とその支持者だけに対する誹謗中傷・攻撃ではない。4野党とその支持者や、市民社会と民主社会そのものを貶めて否定したに等しい。主権者たる国民の一人として強い危機感を覚える。


 そう思いながらTBS系「ひるおび!」を見ていたら、午後1時前になって1分ほど形ばかりの謝罪があった。女性アナウンサーが訂正謝罪原稿を読み上げ、八代英輝弁護士は「閣議決定された政府見解に基づいた発言だった。共産党が否定していることも併せて申し上げるべきだった。正確にバランスに配慮したい」。MCは「脇を締めて番組作りに臨んでいきたい」。そんな謝罪があるか。

 全く何の謝罪にもなっていない。それどころかむしろ「政府見解」を持ち出すことで、さらに事実をねじ曲げたデマを重ねて、誹謗中傷を再び繰り返したに等しい。これは酷い。八代英輝弁護士を降板させないばかりか、こんな詭弁を公共の電波に乗せて、しかも平然とレギュラーでコメントを続けさせることに驚愕する。番組ぐるみで反社会的行為に加担している、と言ってもいい。悪質極まりない。やはりTBSと番組スタッフは、事の重大さを理解していないようだ。


 この日のTBS「ひるおび!」は自民党総裁選絡みで河野太郎行革相をスタジオに招いて、1時間近く延々と持ち上げ続けていた。テレビの印象操作と世論誘導の怖さを改めて痛感する。共産党への誹謗中傷発言だけが問題ではない。番組が伝えるのは、河野太郎氏の人の良さそうな雰囲気と政局だけだった。

 上っ面だけを取り上げて河野太郎氏をヨイショして、実に薄っぺらい内容で世論を誘導する。最近の河野氏の原発政策の変節や安倍前首相へのすり寄り、ツイッターでのブロック、官僚へのパワハラ疑惑などの危うさには触れない。番組スタッフの問題意識の無さとレベルの低さが見て取れた。

 総選挙を控え、有権者に政権選択の材料を示す役割がメディア(公共の電波)にあることを考えれば、少なくとも公平公正な伝え方に徹するべきだろう。問題点を掘り下げて事実に基づいて指摘するのが、ジャーナリズムの最も重要な職責なのは言うまでもない。真っ当な報道番組でなく、情報番組であったとしても。「ひるおび!」でまともなのは、お天気のコーナーだけじゃないか。

◇◇

 敵対する政党や市民団体を非合法化し監視対象として弾圧するのは、古今東西を問わず全体主義国家・独裁政権・軍政の常套手段だ。日本の公安がいまだに共産党を監視対象にしているのは、公安が戦前の特別高等警察(特高)の流れを汲み、保守勢力が共産党を恐れて敵対視しているからだ。自民党や日本の公安の体質は、ミャンマー軍政や中国共産党と変わらない。

 香港や中国国内の民主派を非合法化して弾圧する中国共産党政府のやり方と、公党である日本共産党を監視対象にして閣議決定までする自民党政府のファシズム的な本質は、全く同じだ。監視の対象が、自由主義者やキリスト教信者らへと広がる可能性がないとは言えない。そこを最も恐れる。

◇◇

 立憲民主党が公約第2弾を発表。「選択的夫婦別姓」「LGBT平等法」など、「多様性」「自民党では実現できないテーマ」で対立軸を明確にした。「新型コロナ対策30兆円以上の補正予算案」「モリカケサクラ解明」と、野党4党政策合意の「消費税減税」「原発ゼロ追求」で十分に自民党政権に対抗できる。

 テレビは自民党総裁選の政局を面白おかしく延々と垂れ流すのではなく、野党4党の政策合意や立憲民主党の公約発表について、もっと手厚く報道すべきだろう。そうでなければ著しく中立性と公平性を欠く。自民党の広報宣伝媒体ではない、という誇りがほんの少しでも残っているのなら、せめて最低限のジャーナリズムの意地を見せてほしい(もうほとんど期待なんてしてないけど)。


9月12日(日曜日) 再び舞台挨拶

 安倍政権を検証した映画「2887」の公開2日目。初日だけのはずだった「シネマ・ジャック&ベティ」の舞台挨拶に、きょうも駆り出された。河野優司監督の頼みなので断れない。昨日の観客よりも拍手が多い。しょうもない冗談にも笑ってくれる。よかった。和む。明日以降の舞台挨拶は河野監督お一人だけです。悪しからず。


9月11日(土曜日) 初めての舞台挨拶

 安倍政権を検証した映画「2887」の公開初日。かなりの賑わいだった。横浜市中区のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」の舞台挨拶に、河野優司監督と一緒になぜか僕も引っ張り出された。初体験に戸惑うがなんとか大役を果たす。支配人の梶原俊幸さん、いろいろご配慮いただきありがとうございました。劇場の大きなスクリーンで見るのはやっぱりいいなあ。

 【メモ】「シネマ・ジャック&ベティ」は午後3時30分から1日1回上映。9月17日まで。東京の「シネマハウス大塚」は9月25日から28日まで1日2回。全国各地の「九条の会」や市民団体で自主上映も。


9月10日(金曜日) 河野太郎の詭弁と屁理屈

 河野太郎行政改革担当相の自民党総裁選立候補の説明を聞いていて、詭弁と屁理屈で全てをねじ曲げる思い込みの強さにゾッとした。白でも黒だと言い張る。原発再稼働容認なんて、明らかに考えが変わったとしか思えない。それでも自分の考えは変わっていないと言い張る。そんな風に思うのは自分のブログを読んでいないからだと言う。唖然とした。

 「誹謗中傷の被害で困っている人は大勢いる。誹謗中傷の投稿をブロックするのは当然だ」との主張も詭弁だ。前提となる事実が間違っている。河野太郎氏は誹謗中傷だけをブロックしているわけではない。正当な批判や気に食わない意見も含めて遮断し排除している。

 ツイッターで相手に閲覧や書き込みをさせない「ブロック機能」を公人が使えば、公人の発信を見る主権者の権利を侵害することになる。トランプ前大統領がブロック機能を使って国民を排除した行為は、米国の裁判所では憲法違反とされている。せめて見たくない投稿を見えないようにする「ミュート機能」を使えば、少なくとも主権者の権利侵害にならないだろうに。少しは考えて行動すればいいのにね。

◇◇

 元裁判官の八代英輝弁護士がTBSの昼の情報番組「ひるおび!」で、野党4党の共闘について、「共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない。よくそういうところと組もうって話になるなと感じますね」と発言。これに対し共産党は「事実無根の卑劣なデマは絶対に許せない」として、番組に謝罪と訂正を求めたという。

 八代英輝弁護士は、これまでも放送中に事実をねじ曲げたデマや誹謗中傷を繰り返している。旧民主党政権や朝日新聞に対する誹謗中傷も常習だ。米国のトランプ大統領(当時)が煽って、大勢のトランプ支持者が連邦議会を襲撃した事件の際も、「トランプ大統領が嫌いな人がそう言ってるだけ」と番組で言い放った。

 これで元裁判官の国際弁護士だという。こんな人物に裁かれるなんて信じ難い。ゾッとする。そもそもこの手の人物を平然と、毎日のようにレギュラー出演させているTBSと番組スタッフの責任は重大だ。共犯ではないか。出演させる見識そのものを強く疑う。


9月9日(木曜日) 誤ったメッセージ

 相変わらず菅義偉首相は嘘しか言わない。スガっちの一年は「新型コロナとの闘いに明け暮れた一年」でもないし、「コロナに専念した一年」でもなかった。最初から最後まで嘘ばかり。用意された原稿を棒読み。真摯に説明することを一切しない。後手後手、グズグズ、無為無策。誤ったメッセージを発し続けて、緊張感を失わせただけだ。不誠実で無責任極まりない無能な首相だった。

◇◇

 「消費税減税」「原発ゼロ社会追求」などで、立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の野党4党が共通政策合意した。候補者一本化の調整も。さらに立憲は、立憲が政権獲得した場合の政策として、新型コロナ対策30兆円以上の補正予算案編成や、日本学術会議人事で任命拒否された6人任命、モリカケサクラの解明なども公表している。

 自民党政権にはできない政策を明確化。4野党が、とにかくできることから実現させようと歩み寄ったのは大きな一歩だろう。100%できなければ全否定するというのでは、政治はマシにはならないし一歩も進まない。とにかく今の「地獄」を変えなければ。少なくともそこは枝野幸男代表と志位和夫委員長は分かっているはず。

 ところが昼の情報番組やニュースの多くは、自民党総裁選のドタバタ騒動と「政局」を延々と面白おかしく伝えるばかり。野党4党の政策合意については、番組の最後で申し訳程度に30秒ほど触れるだけだ。「野党は批判ばかりで政策提言しない」といった事実に反する自称識者のコメントを流すのは、悪意しかなく公正ではない。主権者をミスリードする。そんな仕事をして恥ずかしいと思わないのか。思わないんだろうな。


9月8日(水曜日) また愚行を繰り返すのか

 また同じ失敗を繰り返すのか。GoToナンチャラの愚行から何も学んでいないのか。政府は11月にも新型コロナウイルスの行動制限を緩和する方針。ワクチンの接種証明や陰性証明があれば、飲酒会食人数や旅行移動の制限を緩和するという。しかしデルタ株の蔓延で、ワクチンを2回接種した人にも感染者や死亡者が多く出ている。これから寒い冬の季節を迎えるのに。どうすればそこまで楽観的になれるのだろう。

 そもそも、どうしてそんなに拙速で前のめりなんだ。「踏みとどまって慎重に様子を見る。それからそろりと動き出す」ということが、この国の政府はなぜできないのか。まともな感染防止策や医療体制の補強もしないまま、焦って制限緩和すると、さらなる感染爆発を招きかねない。ほんと、バカじゃないかと思う。

◇◇

 自民党総裁選に立候補を表明した自民党の高市早苗・前総務相が、「敵の基地を先に叩く」と勇ましい。その発言こそドン引きだよ。それがどれだけ危うい行為かわかっているのか。自分は安全な場所で命令するだけのくせに。あんたが最前線に行って実際に引き金を引く覚悟を決めてから言え。とりあえず1万歩くらい譲ってもあり得ない暴論だけど、話はそれからだ。安倍晋三前首相に連なる極右タカ派の国家主義者そのもの。醜悪すぎておぞましい。


9月7日(火曜日) 政権批判の声は当然

 どういうわけか唐突な感じで、菅義偉首相やスガ自民党政権を擁護するコメントがネット上に溢れ出した。コロナ感染で生死をさまよった芸能人が政権批判すると、「なんでもスガさんや政府のせいにするな」「命を救ってもらった政治に感謝しろ」「お前自身が感染対策しろ」と総攻撃。なんとも不自然すぎる。

 しかも政権擁護の主張は論理が逆立ちして破綻している。無能で無為無策のスガ政権は何の対策もしてないし、東京五輪の強行開催を始め感染拡大を助長することしかせず、むしろ医療従事者の足を引っ張ることしかしていない。仮にもしも真っ当な対策をしたとして、それは政権が主権者に対して果たすべき必要最低限の義務に過ぎない。

 「政治の不作為」によって、大勢のコロナ感染者が自宅療養しかできずに殺されているに等しいのだから、多くの国民がスガ自民党政権に怒りの声を上げるのは当然ではないか。「政府(スガ自民党政権)のせい」なのは明確。「政府に感謝しろ」だなんて笑わせるにもほどがある。どこまで奴隷根性なんだ。

 しかも言うに事欠いて、「国民にお願いしかできないのは憲法のせい」「憲法改正させない野党のせい」などと言い出す始末。ああやっぱり。お里が知れるとはこのことだ。選挙を目前に控えたところで満を持して、アベスガ・ネトウヨ部隊が動き出したんだね(と推測するしかない)。

 そんなわけで、「もっと早く菅首相には辞めてほしかった」と痛烈に批判し、「本当に今この時点でたくさんの人が苦しんでいるんです」「政治のおかげで命を失っていることを絶対に忘れないでほしい」と切々と訴えたタレントの野々村真さんの発言を、僕は支持する。


9月6日(月曜日) 長電話

 昼過ぎに、立て続けに長電話をしてしまった。最初は10分ほど。これは普通だけど、すぐに今度は最近では珍しく、2時間も通話することに。これはなかなか厳しい。ようやく終わったと思ったら間髪入れず、また別の人と30分。おかげで昼食を口にしたのは夕方になってから。湯気が立っていたはずのご飯は、すっかり冷めていた。とほほ。


9月5日(日曜日) メッセージ

 意外な人が僕のホームページを見てくれているんだ、と気づかされることがある。20年ほど前に取材でお世話になったことがある方から、メールをいただいた。近況とともに「いつも見ています」と書かれていた。ものすごく久しぶりに連絡をもらって懐かしく、今でも気に留めてくださっているのがとてもうれしかった。

 どこでどんな人が僕の書いた記事を目にして、関心を持ってもらえるかわからない。友人知人からの反応だけでなく、全く見ず知らずの人が声をかけてくれる場合もある。感想や意見だったり励ましのメッセージだったり、時には仕事の依頼をいただくこともある。いずれにしてもありがたい。世の中どこでどんな縁で結ばれているか、まるで予想できないところが面白い。一方的な思い込みや誹謗中傷の類いは勘弁してほしいけど。


9月3日(金曜日) 地獄の1年+悪夢の8年

 菅義偉首相が自民党総裁選不出馬の意向。首相辞任へ。「コロナ対策に専念したい」って、そもそも専念なんてしていないし、何もやってないじゃん。権力闘争のドタバタ茶番劇を繰り広げるだけ繰り広げた末に、無責任極まりない。私利私欲、党利党略に明け暮れただけ。地獄のような1年。安倍晋三前首相の悪夢の8年と同じ。


 午後3時半ごろに配達された朝日新聞夕刊の1面(東京本社最終版)。欄外のカンザシ(日付表示)の版建て表示が「4版●●」になっていた=写真。記事を差し替えて改造した夕刊「4版●」や朝刊「14版●」はたまに目にするけど、黒丸2つを見たのは初めてかも。


9月1日(水曜日) スガっち落選もあり得る?

 菅義偉首相が、自民党総裁選前の解散総選挙を断念したのは、地元の衆院神奈川2区で自分が落選する可能性を本気で危惧したからかもしれないな。衆院選で落選して国会議員の身分を失えば、もはや総裁選どころじゃないし。いずれにしても、現職の首相が落選する姿はぜひとも見てみたい。

 側近の自民党候補者が惨敗した横浜市長選の結果を考えたら、スガっちの落選も決して夢物語ではないんじゃないか、などと思ってみたりする今日このごろ。主権者たる国民の怒りと不満と反発は想像以上に大きい。


8月31日(火曜日) ひたすら政争

 臨時国会を開かず(野党国会議員の要求を無視して召集義務を果たさず)、権力闘争にひたすら邁進する自民党。総裁選と政権延命策と解散総選挙の日程で頭はいっぱい。そこに向けたドタバタと権謀術数を繰り返す。現時点で最重要課題のはずの新型コロナウイルス対策や医療対策を、ほったらかしにしたまま。国民の命と健康、苦しい生活への思いは微塵も感じられない。

 日本に協力してくれた大勢のアフガニスタン人を見捨て、自分たちだけ真っ先に逃げ出した日本大使館員の姿と、ダブって見える。


8月30日(月曜日) 記録映画「2887」(完全版)

 アベノミクス、憲法改正、福島原発、辺野古新基地建設、拉致問題の5つのテーマから、安倍政権を検証した記録映画「2887」(完全版)が完成した。9月11日から横浜市中区のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」で劇場公開される。カラー、105分。

 映画には、澤地久枝、斎藤貴男、小出裕章、知花昌一、蓮池透、浜矩子、松元ヒロ氏ら16人が登場。首相在職日数が、2019年11月20日に歴代最長の2887日となった安倍晋三氏の足跡をたどる。僕も一部のインタビューを手伝った。「ジャック&ベティ」では午後3時30分から1日1回上映。9月17日まで。

 明大映研出身で元横浜市立高校教諭・河野優司さんの初監督作品。デジタル技術と機材の進歩で映画製作のハードルが下がった、と河野さん。映研仲間の劇作家や脚本家らに支えられた。コロナ禍での取材は制約が多く困難を極めたが、思わぬ副産物もあったという。例えばお笑い芸人の松元ヒロさんは、舞台の出演依頼が激減したことで、貸し切り劇場での贅沢なインタビュー撮影が実現した。

 「在職日数が最長となった安倍首相個人よりも、アベ的な自民党政治が描けたと思う。こんな危うい社会があったという8年間と、それでも異を唱えてしっかりものを言う人たちがいたことが記録できた。出演した16人の声を聞くことで日本社会が見えてきた」と河野さんは力説する。

 福島原発事故による避難者で出演者の一人、かながわ訴訟原告団長の村田弘さんは、「アベ政治がいかに憲法を壊してきたか、その視点が映画には貫かれている。原発も沖縄の辺野古も拉致問題も、この10年間で何も解決していない。そして今は新型コロナウイルス。今の時代を考える格好の材料の映画だと思う」と熱く語った。

 「ジャック&ベティ」のほか、東京の「シネマハウス大塚」でも上映。9月25日から28日まで1日2回。劇場だけでなく、全国各地の「九条の会」や市民団体での自主上映も計画。「見ごたえのある作品になった。愉快になる映画ではないが、ぜひ多くの方に見てもらいたい」と河野さんらは呼びかけている。

【写真】9月11日から劇場公開される、記録映画「2887」(完全版)の監督・河野優司さん。=横浜市中区のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」


8月28日(土曜日) 残暑見舞い

 遅ればせながら残暑見舞いはがきの版下を作成し、印刷して投函する。年賀状と違ってこちらから出すことはせず、例年のように暑中見舞いを頂戴した方にだけ返信。たぶん週明けには届くと思うので、まあぎりぎりセーフのタイミングかな。


8月27日(金曜日) 特別号外と原さん

 朝日新聞秩父支局の原裕司記者が、今月末で定年退職を迎える。原さん送別のため、さいたま総局の有志が作った朝日の「特別号外」を見せていただいた。総局の同僚や後輩記者たちが、原さんとの出会いや思い出、辣腕ぶり、記者魂などを短く綴ったエピソードがずらりと並ぶ。秩父での仕事ぶりや取材姿勢の一端も垣間見えて、ものすごく読み応えがある。コメントの端々から、愛されて慕われているんだなあ、と存在感が伝わってきた。

 他社の記者でありながら、僕も原さんにたくさん励ましてもらった一人だ。会社を辞めてフリーランスになった後も気にかけてくれて、激励やアドバイスをいただいた。記者の仕事に向き合う真摯な態度に、どれだけ勇気付けられたことか。しみじみとありがたく思い出し、特別号外の記事を一つ一つ噛みしめながら読んだ。

 原さんは北海道新聞記者を経て、朝日新聞に入社。浦和支局(現・さいたま総局)、企画報道部、地域報道部、北海道報道部、東埼玉支局、佐渡支局などに勤務した。「特別号外」に大きく掲載されていた「連続幼女誘拐殺人事件」は、原さんが埼玉県警キャップだった時のエピソード。特ダネをめぐる本社とのやり取りから、当時の緊迫感が伝わってくる。僕もこの事件の取材と連載企画に関わっていたので、懐かしさと緊張感、暑かった真夏の都内や五日市町(現・あきる野市)の風景が脳裏に浮かんできた。

 原さん、長い間お疲れさまでした。退職した後も、ますますのご健筆を心から期待しています。コロナ禍が落ち着いたら、ぜひまたお会いしたいです。ゆっくり話をうかがわせてください。


8月26日(木曜日) 一人焼肉の店

 横浜駅前(鶴屋町)の一人焼肉の店「焼肉ライク」に初めて入った。聞きしにまさる客層と店員の質の悪さに驚いた。すぐ後に入って来て僕の隣の席に案内された学生風の男2人連れは、食事の前も食事中もずっと大声で会話を続ける。しかも店員は見て見ぬ振りで一切注意しない。これは酷い。大急ぎで食べ終えて店を後にした。肉質や味は言わずもがな。二度と行かない。

 申し訳程度のアクリルの仕切り板や消毒液が用意されていても、一人焼肉の食事スタイルを看板にしても、これでは何の意味もないではないか。役所の担当部署や保健所に通報されるべきレベルだ。もし新型コロナウイルスに感染でもしたら、この店に必ず損害賠償を請求する。

◇◇

 いやいやいや。それはないでしょ。だれが聞いても「報復や脅し」の言葉だと受け取る。「報復や脅し」のほかにいったい何があるというのか。「普通の人」の言葉じゃないのだから。

 <福岡地裁で死刑を言い渡された特定危険指定暴力団・工藤会のトップで総裁の野村悟被告が閉廷後に「生涯後悔するぞ」などと裁判長に発言したことについて、弁護団が「報復や脅しの意図はなかった」との見解を報道機関に説明した。>(朝日)

工藤会トップの法廷発言、弁護団が説明「脅す意図ない」(朝日)


8月25日(水曜日) マジで怖えええ

 福岡地裁で死刑判決を言い渡された特定危険指定暴力団・工藤会トップで総裁の野村悟被告は退廷直前、足立勉裁判長を「公正な判断をお願いしたんだけどね、全然公正じゃない。東京の裁判官になったんだって? あんた、生涯後悔するぞ」と大声で威嚇し、無期懲役を言い渡されたナンバー2で会長の田上不美夫被告は「ひどいなあんた、足立さん」と言い放った。

 そういうのも含めて裁判官の仕事とはいえ、マジで怖ええよ。工藤会トップ2人の事件を、裁判員裁判の対象から除外したのも当然やな。足立裁判長は今年4月、東京高裁(刑事8部)に異動。昨日は出張して判決を言い渡した。

 堅気の一般市民に手を出し、見境なく殺傷を繰り返すなんて論外。断じて許されない。間接証拠の積み重ねから、指揮命令や共謀共同正犯の成立を認めた判断もやむなし。

◇◇

 至極もっともで当然すぎる指摘。そもそも組織委員会や政府は、なぜバッハの再来日を断固拒絶できないのか。なぜ憤慨しない。図々しくも厚顔無恥なバッハと、馬鹿で愚鈍な組織委。どっちを向いて、だれのために仕事をしているのかが、とてもよくわかる。いろんな意味で。

「バッハ会長なんで来るのか。銀座行ったはず」尾身氏が再来日批判(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210825/k00/00m/010/176000c

◇◇

 菅義偉首相の記者会見。学校・職場・飲食店などに、感染防止対策の徹底やリスクを避ける行動と協力を呼びかけるなら、なぜ子どもたちにパラリンピックを観戦させたり、ブルーインパルスを飛ばしたり、バッハの再来日を認めたりするのか。国民に緊張感をなくさせるような「逆アピール」を政府はまずやめろ。

 菅義偉首相は口を開けば「新型コロナ対策を最優先している」と言うが、全然コロナ対策を最優先させていないじゃん。馬鹿の一つ覚えのように「ワクチン、ワクチン」とも繰り返すが、ワクチンも全然足りていないじゃん。

 毎日さも忙しそうに動いているが、いったいどこを見て何をやっているんだ。菅義偉首相の頭の中には、総裁選の日程と総選挙のことしかないんじゃないの?

 いつも以上に中身のない受け答えに終始する菅義偉首相の会見。「つまんねーやつだなあ」「ボーッと生きてんじゃねーよ」とチコちゃんに叱り飛ばしてもらいたい。政府分科会の尾身茂会長の答えの方がはるかにマシ。バッハ再来日への怒りを、記者会見の場でも聞かせてもらいたいくらいだ。


8月24日(火曜日) 「竜とそばかすの姫」

 上大岡のTOHOシネマズで、細田守監督のアニメ「竜とそばかすの姫」を観た。ネット空間と現実社会が舞台なのは「サマーウォーズ」と同じで、展開そのものは悪くないはずなのに、冗長で話が整理されていないのでものすごく長く感じた。編集すれば半分の時間で済むのでは。とっちらかった話を無理やりまとめたという印象。キャラクターデザインは嫌いじゃないんだけどなあ。「時をかける少女」なんてもうめちゃくちゃ大好きな作品だし、「サマーウォーズ」も好きなんだけどなあ。観客の入りはそこそこ。女子高生や女子大生やOL風など、若い女性客が多かった。

◇◇

 自宅から駅まで歩く途中に見かけただけでも、道行く人の4人に1人はマスクをしていなかった。口元だけ隠す「鼻マスク」も含めたら3人に1人くらい。神奈川の新型コロナ感染者は、東京と同程度に拡大しているというのに。老若男女に関係なく、完全に危機感も緊張感も失われつつある。こりゃもうダメだ。

 ブルーインパルスが飛んだと言っては人が集まり、パラリンピック開会式会場の国立競技場周辺にも大勢の人が詰めかける。人流の抑制こそが最大の防御であるはずなのに、どうして政府は人が集まらないような対策を取ろうとしないのか。むしろ逆に、人が多く集まるきっかけづくりをしているとしか思えない。

 なぜブルーインパルスをわざわざ何回も飛ばすのか。なぜ開会式会場の競技場周辺を立ち入り禁止区域に設定しないのか。せめてそれくらいのことはやれよ。本気で感染拡大を抑え込もうなんて、この国の政府はこれっぽっちも考えていないのだろう。そうとしか思えないのだが。


8月23日(月曜日) バッハお断り

 東京パラリンピック開会式に出席するため、IOCのバッハ会長が図々しくも再来日した。しかも緊急事態宣言下の「まさに災害級という状況」の東京に。どういう神経をしているのか。五輪が終わって銀ブラした時に生卵を投げつけられることもなく、むしろ写真撮影を求められたので、自分は日本人に歓迎されていると思ったとしたのなら、それは大きな勘違いだから。

 断言してもいい。多くの日本人はバッハ会長を嫌悪している。厚顔無恥な会長に言っても通じないだろうけど、日本にはもう二度と来ないでほしい。広島にも福島にも行かなくていい。迷惑だ。われわれの大事な税金が警備費用などに使われること自体が、実に不愉快だ。

◇◇

 横浜市長選の大敗について聞かれた菅義偉首相。「大変残念な結果だった。市民の皆さんが判断されたわけで、そこは謙虚に受け止めたい」だとさ。まるで他人事のように答える姿にワロタ。落選した小此木八郎氏が少しかわいそうに思えてくる。敗因の半分は菅義偉首相にあるのに。何も見えないし見ていない裸の宰相。

◇◇

 航空自衛隊のブルーインパルス、何回飛ばすんだろう。見物人が大勢集まって来て密になるし、新型コロナウイルスへの緊張感は薄らぐし、感染対策に逆行するようなデモンストレーションを、なぜ今あえてやるのか理解に苦しむ。そもそも首都東京の人口密集地の上空を旋回するなんて、万が一にも墜落事故が起きたら大惨事になるのは必至なのに。


8月22日(日曜日) スリーカードの民意

 現職や前閣僚ら8人が立候補した横浜市長選で、立憲民主党推薦の山中竹春氏が当選確実に。投票前日まで、「誰も法定得票に届かず再選挙の可能性」などと「ミスリード」を続けた読売新聞。もしかしたら意図的にそういう記事を流していたのかもしれないが、結果は投票が締め切られた午後8時と同時に、NHKや朝日新聞などが山中竹春氏の当確を速報した。それは接戦どころか大差がついた圧勝だったことを意味する。主権者たる国民のスガ自民党への反発は半端ない。

 少なくとも、この国に生きるすべての人たちの命と健康を守るために、アベスガ自民党(+公明+維新)の退場を最優先とすべきは必然だろう。「カジノ」「コロナ」「スガ」のスリーカードで民意を結集したのは正解だった。よりマシな候補者・政党を選択して一票を投じるのは常道。横浜市長選だけでなく、来たる国政選挙も同じだ。

 NHKは午後8時の大河ドラマの放送開始と同時に横浜市長選当確速報を出したが、あと1分ほどテロップを流すのを我慢すれば、渋沢栄一が帰国した横浜港の夜景シーンと重なって絵的には完璧だったのに(違)。


8月20日(金曜日) なぜいま学校観戦

 「まさに災害級という状況」の時に、いくら教育的意義があるにしても、児童生徒にパラ観戦させるかね。暴風雨の最中や大震災で街がめちゃめちゃになって医療崩壊している時に、子どもたちにオリパラ観戦なんてさせるだろうか。「守りは人流の抑制や感染対策を徹底すること」と言うならなおさら。常識で考えてもおかしい。

 しかも東京都教育委員会の教育委員4人全員が観戦に反対したのに、それを振り切って強行しようとする都教委事務局と行政の傲慢不遜。あり得ないし、あってはならない。教育の独立の面からも、異様としか言いようがない。


8月19日(木曜日) 「返校〜言葉が消えた日」

 上大岡のTOHOシネマズで「返校~言葉が消えた日」を観た。密告が奨励され自由に本を読むことも許されない、戦後台湾の国民党独裁政権による戒厳令下の高校が舞台。思想統制に抵抗する反体制政治映画かと思ったら、SFホラーミステリーのメロドラマだった、でござる。

 この日は上映の最終日だったけど、そこそこ客は入っていた。しかし場内が明るくなって、立ち上がった人々の口からは「なんだか、よくわからなかったね」との言葉が……。正直すぎる。

◇◇

 久しぶりに夏らしい空を見た=写真。照りつける強い日差しも、あまり人が歩いていない昼下がりの住宅街の空気も、確かに真夏そのもの。歩くだけで汗だくにもなるのだが、そこはかとなく秋の気配が漂い始めているような気がしないでもない。中途半端に猛暑が強制中断されたからかも。


8月18日(水曜日) 懲りないコピペ学生

 前期(春学期)の「学生による授業評価(改善)アンケート」の結果案内が、教務課から届いた。結果はごくごく普通で平均以上だったが、匿名の自由記述欄には案の定、課題のコピペ(盗作)を指摘した学生(7月24日付7月25日付「身辺雑記」参照)が、「コピペだと決めつけられた」と書き込んでいた。懲りないなあ。

 明確な証拠があるのに、「一生懸命に真面目に書いた」とは恐れ入る。講義はろくに聴かず、レジュメや資料を読んだ形跡もない。シラバスも読んでいない。開き直って逆ギレしたあげく、それでこの言い草だ。図々しいというか厚顔無恥というか、身の程知らずぶりに呆れる。

 公開されて記録として残るので、「アホちゃうか」と笑ってこのまま放置するわけにはいかない。そもそもコピペ(盗作)は、それが一部であっても全部であっても犯罪行為である。社会人になってから、手痛いしっぺ返しを受けることにもなるだろう。教員コメント欄できっちり反論し、完膚なきまで「教育的指導」をした。大人気ないって? いやいや、むしろ大人が果たすべき責務だろう。


8月17日(火曜日) 自宅療養を避ける手立てこそ

 あらかじめ用意された原稿を無表情で棒読みするだけなら、わざわざ記者会見をやる意味がないじゃん。「自宅療養していても、急変すれば入院して適切な医療が受けられるように」なんて、よくぬけぬけと言えるな。全然そんな状況じゃないじゃん。救急搬送もできず入院もできずに、自宅で死亡する人が増えているのに。

 自宅療養するよりも、仮設診療所や臨時療養施設を用意して収容する方がはるかにマシ。家庭内感染防止の面でも医療関係者の負担軽減の面からも、早急に手を打つべきだろう。プレハブ収容施設でもホテルの借り上げでも、なんでもいいから自宅療養を避ける手立てをなぜ取らないのか。無為無策すぎる。

 でもって、いつものように「ワウチン接種」としか言わず、またしても政府分科会の尾身茂会長に丸投げして答えてもらう菅義偉首相。もう尾身さんが臨時首相代行でいいよ。

 あらかじめ(事務方が)用意した原稿にないことは答え(られ)ない。あらかじめ用意された原稿もまともに読めない。そんな菅義偉首相の姿が全国に流れるのは子どもたちの教育上、極めてよろしくないと思いますが、菅義偉首相はいかがお考えでしょうか。(エア質問)


 <菅義偉首相は記者会見で、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を9月12日まで延長することについて、「必要な医療を確実に受けられる体制を構築する期間」と説明した>(毎日)。だからすべて遅いんだよ。これからやるのかよ。少なくとも東京五輪の期間中か、開会前にやっておくべき話だろう。


8月13日(金曜日) 自然の采配

 国内の新型コロナウイルス感染確認が2万人を超えた。東京都の新規感染者は5773人。神奈川は2281人、埼玉1696人、千葉1089人。いずれも過去最多。東京五輪に浮かれた人々の緊張感は完全に弛緩しきった。競技会場周辺や繁華街に大勢が繰り出して大混雑していたのだから、意外でもなんでもない。

 感染拡大が止まらない。それでも政府は何もしないし、深夜まで路上や公園でクダを巻き、繁華街や観光地に出かける連中は止められない。しかし前線停滞によって来週半ばまで続く悪天候が、(首都圏の)人流を抑制してくれるかもしれない。感染拡大を少しは緩和してくれるかも。天の恵み。なんとも見事な自然の采配。


8月12日(木曜日) 説明はいつも尾身茂会長

 東京都の新型コロナ感染拡大が深刻で「制御不能な状況」となっても、記者会見で説明するのは政府対策分科会の尾身茂会長だし、国会の閉会中審査に出席して答えるのも、やはり尾身茂会長。菅義偉首相は会見にも国会にも出てこない。まともに説明せず、説明できず、質問にも答えず、答えられない。用意された原稿すら満足に読めない。

 なんなんだ、このボンクラ総理大臣。酷すぎないか。ロクな感染対策は取らず、楽観論を振りまくばかりで、口をついて出るのは「ワクチン接種」。同じ言葉を繰り返すだけ。多くの国民は予約もできないのに。マジでヤバいよ、この国の政権与党。次の選挙まで耐え忍び、忘れず投票すること。


8月9日(月曜日) 知らせない罪と知らない罪

 「東京五輪は大成功だった」というトーンで埋め尽くされた今朝9日付の読売新聞の紙面には、やはり違和感しかない。負の側面やマイナスの評価も当然あるはずなのに、ネガティブな情報にはほとんど触れない。いつものことだけど、自分たちの思惑や体制(政権)側の価値観に合致しないニュースは、極力薄めるか排除する。

 そんな読売の紙面しか目にしない読者は、見事に一面的な情報だけをインプットされている。せめて数行だけでも、別の見方や批判的指摘を掲載して「両論併記」を装うかと思いきや、それさえしないのが読売の一貫した編集姿勢だ。徹底している。そこがよりいっそう不気味で気持ち悪い。

 主権者たる国民に、知らせるべき事実を知らせない。あるいは薄めて小さく伝える。そんな新聞はジャーナリズムではない。一方、読者にもメディアを取捨選択する責任がある。「知らぬが仏」と言えば聞こえはいいが、知っておくべき事実を知らないのは罪でもある。目を背けて知ろうとしないのも同じだ。


8月8日(日曜日) 危機感がなさすぎる

 内閣府政府広報。「都道府県をまたぐ移動は控えめに」「体調が悪い場合は、帰省や旅行は控えてください」じゃねーだろ。新型コロナウイルスの感染急拡大を考えれば、そこは「都道府県をまたぐ移動は控えてください」「症状がなくても、体調が悪くなくても、帰省や旅行は控えてください」と言い切ってお願いすべき局面だろう。緊急事態宣言を出していながら、この国の政府に危機感や切迫感がなさすぎて引く。テレビでも同様の映像が頻繁に流れてくる。

 医療現場からは悲鳴が上がっている。「今は家族を守るためどこにも出かけず、誰とも会わず、この波がすぎるまで我慢してください」「とにかくもう入院できませんし、治療も受けられません。危機感の共有と強い自粛をお願いします」(倉持仁・医師)といった訴えが切実だ。

(内閣府政府広報のツイートと動画)

https://twitter.com/gov_online/status/1422484178315091969


8月7日(土曜日) 東京五輪のおかげで

 「沿道での観戦自粛」を呼びかけるなら、コース周辺の幅100メートルを封鎖して立ち入り禁止エリアに指定すればいいのに。五輪スタッフが「観戦自粛」のプラカードを手に呼びかけるなんて茶番でしかない。マラソンに限らず、見物人が密集する五輪会場付近はこんなのばっかり。

 組織委員会もこの国の政府も、本気で感染防止を考えているとはとても思えない。聖火リレーの時から、やる気のなさと想像力のなさと無為無策は最後まで一貫して変わらないね。東京五輪のおかげで、多くの人たちが新型コロナを軽視して楽観論が蔓延し、危機感の共有が阻害された。それだけではない。五輪のおかげで、物理的にもウイルス感染が拡散されていく。感染拡大は「人災」にほかならない。


8月6日(金曜日) 自分で原稿チェックしろよ

 原稿の棒読みしかできないばかりか、官僚に書いてもらった原稿の読み上げさえ満足にできない無能総理。というか原稿の最終チェックすら自分自身でやっていないのか。それにしても「原稿がのりでくっついて剥がれなかった」とは、あまりにもお粗末で酷い言い訳だな。最低すぎる。

 この日の広島平和記念式典での菅義偉首相の醜態は、原稿の読み飛ばしだけじゃない。「原爆」を「ゲンパツ(原発)」と言ってみたり、「広島」の発音を「ひろま」と噛んだり、「様々な立場の国々」と言うべきところも「様々な場の国々」と読む始末。やる気もないし、内容把握もまともにできていないのは、国会答弁や記者会見でも同じだけどね。

首相の読み飛ばし、原因は「原稿がのりでくっついてはがれず」(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210806/k00/00m/010/462000c


8月5日(木曜日) 楽観論を振りまいたツケ

 東京の新型コロナ新規感染者は5042人を確認。過去最多。猛烈な勢いで感染拡大しているが、たぶん1万5千人は超えないだろう。それ以上は検査していないから。いずれにせよこれは明らかに「人災」だ。無為無策で無責任な楽観論を振りまいて、危機感の共有に逆行することしかしてこなかったアベスガ政権の責任は重大だ。

 入院制限して自宅療養なんてとんでもない。感染者の見殺しになりかねないのは、大阪の事例から明確だ。今からでも遅くないから政府は、医療機関・従事者への最大限の補助とフォロー、ワクチン確保、国民への給付金を急ぐべきだ。楽観論を振りまく東京五輪に浮かれている場合じゃない。

 東京五輪は今からでも中止。百歩譲って競技を続けるにしても、少なくともマラソンは中止し、閉会式は取りやめるべきだ。緊急事態宣言に関係なく、人の流れは全く減っていないのだから。東京で5000人を超える感染者が確認されても続ける国際大会には、矛盾と違和感しかない。会場周辺の立ち入り規制すらせず、漫然と競技を続けるなんてあり得ない。


 【メモ】神奈川は1846人、埼玉は1235人、千葉は942人、沖縄は648人の新規感染者確認。いずれも過去最多を更新。

◇◇

 名古屋市長の河村たかしに金メダルを噛まれた女子ソフトボール日本代表の後藤希友選手が、気の毒でならない。かわいそうに。気持ち悪いよなあ。先日の名古屋市長選で河村たかしを市長に選ばなければ、こんな酷いことは起きなかったのに。河村たかしに一票を投じた名古屋市民も猛省し、後藤選手に謝罪すべきだ。


8月4日(水曜日) 忘れずしっかり投票

 嘘つきで、無責任で、無能。3拍子揃った菅義偉首相。安倍晋三から続く、この自公トンデモ亡国政権について、「続投を望む声は国民の間にも党内にも強い」(二階俊博自民党幹事長)だと。主権者たる国民はここまで愚弄されている。みんな忘れるな。殺される前にしっかり投票しよう。

 そうすると必ず出てくるのが「野党は頼りない」「野党は代替案を示さない」という詭弁だが、そんなことはない。自民党の補完勢力に過ぎない維新と違って、立憲民主党や共産党は批判も提言もしている。国会審議の場に菅義偉首相が出てこないから、まっとうな議論や政権追及ができないだけだ(出てもまともに答弁しないのだが)。自公政権の代わりは存在する。


 【メモ】東京の新型コロナウイルス新規感染者は4166人。過去最多を更新。


8月3日(火曜日) 「トリアージ」じゃないか

 中等症などの患者は原則自宅療養とする政府の方針転換について、加藤勝信官房長官は「病院の受け入れ能力を確保し、症状が悪くなればすぐに入院できるような仕組みを講じていく」。はあ? 既に病床はひっ迫して医療現場は悲鳴を上げているのに、どうやって受け入れるのか。無為無策どころか支離滅裂すぎる。

 入院できるのは重症患者と重症リスクのある患者に限るって、要するにトリアージ(救命治療の優先順位を設定)するってことじゃん。事態はそこまで緊迫して切羽詰まっているということではないか。にもかかわらず東京五輪に浮かれるちぐはぐさ。そんな場合じゃないだろう。危機感共有のメッセージさえ出さないスガ政権は、今まで何をやっていたんだ。

 このままではマジで、無能スガ政権に日本国民は殺される。いや冗談抜きで。ついこの前の大阪みたいに、入院もできずまともな治療も受けられず、多くの「中等症」「軽症」患者が自宅で死を迎える悪夢が、首都圏でも現実味を帯びてきた。そうなれば治療が受けられなくなるのは、新型コロナウイルス感染者だけじゃない。他人事なんかじゃない。何回でも繰り返して言う。東京五輪に浮かれている場合じゃない。


 東京の新型コロナ新規感染者は3709人。火曜日では過去最多。神奈川は1298人。埼玉は過去最多の1053人。沖縄も過去最多の467人。沖縄の人口を考えれば異常な数字。全国でも突出して多い。


8月2日(月曜日) 「洗脳」装置としての読売とNHK

 開会式当日からほぼ連日、1面トップで東京五輪を大々的に報じている読売の異様さが際立つ。緊急事態宣言の拡大が決まった翌日の読売社説(7月31日付)は、「緩みは五輪のせいではない」と題して、「感染拡大と五輪開催を結びつける意見があるが、筋違いだ」と断言した。政府対策分科会の尾身茂会長ら専門家は口を揃えて、「危機感が共有されていない」と警告している。五輪開催が緊張感を薄め、国民の危機感共有を妨げているのは疑う余地もない。

 だが、読売社説はそうした指摘や、競技場周辺や街に人がごった返している事実には一言も触れることなく、「感染防止を最優先に、大半が無観客で開催されている」「競技会場や選手村で大きな集団感染は起きていない。無観客という苦渋の選択が奏功している」「選手らは、全力で競技に臨んでいる。感染拡大の原因を五輪に求めるのは、選手たちに失礼ではないか」と畳み込む。驚くべき論点ずらし。恐るべき詭弁だ。

 新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大しているにも関わらず、連日連夜、朝から晩まで東京五輪を伝え続けるNHKも同様。生中継だけではない。通常ニュースを隅に追いやり、ニュース番組の枠内でもまた五輪。人々の緊張感と危機感を薄めに薄めて、延々と刷り込みを続ける読売とNHKの罪は大きい。「政府広報」「権力の宣伝機関」と言うよりも、「洗脳」装置と評した方がむしろ的確かもしれない。

 そういえば、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんの死去の記事でも読売新聞は、益川さんが一貫して反戦活動に取り組み、護憲を訴える「九条科学者の会」の呼びかけ人を務めたこと、科学研究の軍事利用に警鐘を鳴らしたことには一切触れなかった。あったこともなかったことにしてしまう。伝えるべきことを伝えないのは、ジャーナリズムとは言わない。故人にも失礼だろう。


8月1日(日曜日) 採点簿登録完了

 成績評価の内容を最終確認して、採点簿の登録も完了。いつも前期はゆるーく評価するけど、今回は思うところがあって温情は一切なし。厳しく評価した。成績上位(S秀やA優)と落第(F不可)の落差が大きい。受講姿勢が成績に驚くほど結びついている。当然と言えばあまりに当然すぎる結果なんだけど。というわけで、これで前期の業務はすべて手を離れた。解放感でいっぱいだ。


7月31日(土曜日) 改行なしは勘弁して

 レポート課題の採点終了。講評(総評)を学習支援サイトにアップする。1500字の文章で、改行が一つもない(ほとんどない)レポートが3割以上もあったこと、段落冒頭の1字下げをしていない文章が目立つことに驚愕。特に注意喚起した。社会人になってもそんな文章を書いて、平気で人前に出すのだろうかと心配になる。そもそも、ものすごく読みにくい。勘弁してくれ。

◇◇

 東京の新型コロナウイルス新規感染者は4058人を確認。神奈川は1580人。いずれも過去最多を更新。予想以上の速さで感染拡大が進んでいるが、五輪会場付近や街なかの人出の多さを見ればもはや当然すぎる。「人流は減っている」「ワクチン」「自宅のテレビで五輪観戦を」としか言わない菅義偉首相の能天気と楽観主義と無能さを考えると、驚くまでもない。

 医療崩壊がますます現実味を帯びて迫ってくる。事故で怪我をしても新型コロナ以外の病気になっても、治療が受けられず入院もできない悪夢のような状況に向かってまっしぐら。東京五輪なんてやってる場合じゃない。


7月30日(金曜日) 何も伝わってこない

 緊急事態宣言の拡大をめぐる菅義偉首相の会見。この期に及んでも相変わらず原稿棒読みで、全く気持ちのこもっていない単語の羅列ばかりの菅義偉首相。ワクチン接種、マスク、テレワーク、自宅のテレビで声援を、などと同じ言葉を繰り返すのみ。陳腐で空疎にもほどがある。強いメッセージも切迫感も危機感も全く何も伝わってこない。

 東京五輪の開催が、国民の危機感の共有を大きく妨げていることに触れず、感染拡大の原因になっていないと言われてもなあ。菅義偉首相は「自宅でテレビ観戦を」しか言うことがないのか。

 新型コロナウイルス感染拡大の責任を聞かれても菅義偉首相が答えなかったことについて、他社の記者が「質問に答えていない」と「再質問」したのはよかった。そもそも再質問が禁止されていること自体が大問題なのだが、記者同士で連携してどんどん突っ込んで追及してほしい。権力監視が最大の職責なのだから。


7月29日(木曜日) 今期テレビアニメ評

 【今期テレビアニメ評】「異世界」「転生」「召喚」といった、どれも似たようなラノベ原作アニメにうんざり。あまりの陳腐さと荒唐無稽な話に心底辟易する。そんな中で、少女歌劇の音楽学校を舞台にした「かげきしょうじょ!!」はダントツに群を抜いて面白い。話の流れに無理がなく自然。すべてのキャラが立っている。

 ◎「かげきしょうじょ!!」(MX)圧倒的な存在感。数少ない貴重な秀作。◯「死神坊ちゃんと黒メイド」(MX)「高木さん」「長瀞さん」系のからかいイチャイチャラブコメ。△「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」(はめふら2期)(TBS)。△「白い砂のアクアトープ」(MX)。△「Sonny Boyサニーボーイ」(MX)。

 今期のテレビアニメは、こんなところが精いっぱいかな。これ以外はビミョーすぎる。見るに耐えないものが多い(論評に値しない)。

◇◇

 東京都の新型コロナウイルス新規感染者は3865人。神奈川は1164人。いずれも過去最多を更新。さらに感染拡大するのは必至だ。危機感を共有するには、まず東京五輪の生中継放送をすべて止めて、結果だけを伝えること。もう一つギアを上げるなら、開催中であっても東京五輪を即刻中止すること。それくらいしないと正気に返らない。

 国内の新規感染者は1万人超。過去最多。医療崩壊が現実味を帯びる。そうなったら、新型コロナ以外の診療や手術なども受けられなくなる可能性もある。他人事ではないはず。「いたずらに不安を煽る」のではない。医療現場がひっ迫し、危機に直面しているのは事実。現実だ。


7月28日(水曜日) 危機感はどこへ

 毎日新聞の紙面がブレまくりだ。一昨日は「新聞の心意気」を少し示したと思ったが今朝は一転、あまりの紙面構成に目を疑った。東京本社版の1面トップは「ソフト13年越し連覇/柔道男子81キロ級、長瀬が金」。カタに「東京最多の2848人感染/首都圏3県、緊急事態要請検討」。中部本社版も同じ。どう考えても逆だろう。なんでこうなるかなあ。ニュースの価値判断がおかしい。

 この日の毎日大阪本社版は東京と全く正反対だった。1面トップは「東京新規感染最多2848人/五輪中、拡大止まらず/新型コロナ」。カタは「黒い雨訴訟」の続報。ヘソに「ソフト日本金/柔道81キロ級、長瀬も」を置いた。西部本社版も大阪と同様で、1面トップに「東京最多2848人感染/コロナ急拡大/前週火曜の2倍以上」の見出しを掲げた。

 一方、朝日新聞は今朝の1面の上半分をコロナ関連で占めた。トップは「東京、感染最多2848人/首都圏3県、緊急事態要請へ」。カタに「首相、五輪中止否定/『人流は減少、心配ない』」「大阪・沖縄も急増」の記事を据えた。大阪・名古屋・西部の各本社版も同様。まともなニュース感覚だと思う。

◇◇

 28日の東京の新型コロナウイルス新規感染者は3177人。神奈川は1051人。もちろんどちらも過去最多。「街なかの人の流れを見れば一目瞭然。マスクをしていない人も結構いるし」と昨日と同じことを書かざるを得ない。それでもテレビは朝から晩まで能天気に、東京五輪の映像を延々と流して大はしゃぎ。危機感など持てるはずもなく。

 そもそも東京五輪なんかやってる場合じゃないはず。医療現場はひっ迫している。百歩譲ってどうしても五輪競技を続けるのであれば、少なくとも生中継はすべて止めて、ニュースの枠内で結果を伝えるだけにせよ。代わりにうんざりするくらい、コロナ関連のニュースや特集を放送すべきだ。極論だけど、そこまでやらないと緊張感や危機感や緊迫感は生まれない。

◇◇

 もう底なし沼の様相。アベも酷かったけどスガも輪をかけて酷い。真っ先に対策や所感を説明すべき事態なのに、ぶら下がり取材さえ拒否するとは。およそ先進国の民主国家のトップとは思えない、度し難い対応に唖然。

菅首相、東京で最多更新の3000人感染にも「お答えする内容がない」と取材拒否(東京)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/120085


7月27日(火曜日) 感染者3000人超も目前

 東京で新型コロナウイルス新規感染者2848人を確認。過去最多。このところ前週の同じ曜日と比べて2倍ずつ増え続けているので、3000人、4000人を超えるのは時間の問題だ。そもそも繁華街だけでなく観光地や海外に繰り出し、五輪の競技場周辺も人でごった返しているのだから、感染拡大の抑制なんかできるわけがない。街なかの人の流れを見れば一目瞭然。マスクをしていない人も結構いるし。

 五輪関係者の感染者も着実に増えている。「バブル方式」とやらは穴だらけのザル。専門家の予想通りの状況に近付いている。医療崩壊すれば新型コロナ以外の診療にも影響が出る。悠長に五輪競技の映像を延々と流すだけでなく、せめてコロナのニュースをきちんと伝えてほしい。メディアは最低限の職責を果たせ。

◇◇

 「五輪中止の選択肢はないのか」と問われた菅義偉首相は、「人流も減っているし中止はない」ときっぱり。人流は減ってないじゃん。だから感染拡大に歯止めがかからないんじゃねーか。開会宣言では座ってたし、マジでヤバイよ、この人。

菅首相、五輪中止の選択肢「ない」人流減を理由に(朝日)

https://digital.asahi.com/articles/ASP7W6D5GP7WUTFK013.html

◇◇

 こんなに無責任で卑怯で器の小さい男を、いまだに信じて支持している人が一定数いることが不思議でならない。しかも無能極まりない大嘘つきなのに。

安倍晋三前首相、あんなにハシャいでたのに「五輪ツイート」いまだにゼロ(FLASH)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b447c6233ec76d5066f3f22ded2b64f7759682c4


7月26日(月曜日) 新聞の心意気

 テレビ番組も新聞紙面も東京五輪ほぼ一色の中で、今朝の毎日新聞1面にほんの少し新聞の心意気を感じた。金メダルラッシュの記事を脇に置いて、1面トップは「厳戒下の祭典で」のワッペンを付けた上で、「渋谷の夜、人減らず/我慢しても変わらない/カラオケ店に列/路上で飲酒」と報じた(東京・中部本社版と北海道版のみ。大阪と西部本社版は金メダルの記事一色)。

 柔道の阿部兄妹やスケボーの堀米、競泳の大橋らのゴールドラッシュに沸く気持ちはわかる。しかし朝から晩まで、レギュラー番組や定時ニュースさえ押しのけて、東京五輪を流し続けるテレビ各局には違和感しかない。NHKは総合に加えて教育も五輪一色。放送日別の分担がある民放も同様だ。東京では連日2000人近い新規感染者が確認され、新型コロナの感染拡大が続いているのに。


7月25日(日曜日) チェックソフトがなくても

 いわゆる「コピペチェック」ソフトを使わなくても、学生の文章がコピペ(盗作)かどうかは、なんとなくわかる。1)いつもの表現や文体と違う。2)これまで書いた内容や語彙から考えてあり得ない。3)そもそも文章全体の流れや構成や表現に違和感がある。──といった観点から、ある程度の判断はできるのだ。

 よほどボンクラでなければ、普通に学生の文章を読めば違和感に気付く。その上で最終的には「コピペチェック」ソフトで確たる物証を得る。「動かぬ証拠」である。レポートや課題や答案など、学生が提出した文章をすべてソフトでチェックするなんて、そんな面倒で手間のかかることをする暇はない。ともかくまず、ものを言うのは読む側の力量と直感だ。

 もちろんそれでも見逃すことはあり得る。コピペするにしても、すぐにバレるようないい加減で杜撰なことをするのではなく、それなりに工夫して違和感がないようにコピペするならまだ可愛げがある。「間違った努力」ではあるけれども。そこまでするのなら、自分で書いた方がいいに決まっているのは言うまでもない。結論。コピペはほぼバレるし、誰も得しないからやめておけ。


7月24日(土曜日) 身の程知らずの逆ギレ

 身の程知らずにもほどがある。学生が提出した課題のコピペ(盗作)を指摘したら、開き直って逆ギレしたあげく、「真面目に書いた文章は点数をつけてもらえず、コピペだと言われてボロクソに評価された。この授業がためになったと思うところはない」と返ってきた。

 明確な証拠があるのに、「真面目に書いているつもりだ」とは恐れ入る。講義はろくに聴かず、レジュメや資料を読んだ形跡もない。シラバスも読んでいない。それでこの言い草だ。図々しいというか、厚顔無恥というか、度し難いというか、寝言は寝て言えというか、身の程知らずぶりに呆れ果てた。

 これ以上の指導をする義理も理由もないので、もう相手にしない。そもそもコピペ(盗作)は、それが一部であっても全部であっても犯罪行為である。きっと社会人になってから、手痛いしっぺ返しを受けることになるだろう。知らんけど。

 今年度は、この手の学生が複数いる。注意しても謝罪せず、悪びれた風もなく、しれっとコピペを繰り返す。例年だと1人いるかいないかだが、その中でも最悪だな。もちろん大半の学生は真摯に課題に取り組み、自身の欠点を自覚して成長も著しい。「この授業が一番ためになった」「文章を書くのが好きになった」「履修してよかった」と言ってくる。それだけに逆ギレ学生の異様さが際立つ。びっくりである。


7月23日(金曜日) 簡素な開会式の後に閉会式を

 東京五輪開会式演出の統括役を解任したのに、開会式をそのまま「予定通り実施する」なんてあり得るのだろうか。対外的に受け入れられるのだろうか。「これまで通りの演出で開会式を行えば、世界中に小林氏の発言を認めたと取られてしまう」との組織委理事の危機意識は至極もっともだ。

 開会式をこれまで通りの演出で実施するなど、正気の沙汰とは思えない。組織委幹部には危機感がなさすぎる。中止にするか、「各国・地域の選手の入場行進、聖火点火、開会宣言」といったシンプルなものにするのが妥当だろう。で、そのまま潔く閉会式もやってしまえばいい。

 「バブル」とやらの内でも外でも感染が急拡大し、出場辞退(棄権)する選手も続出しているのだから、このまま東京五輪を続けるのはもはや無理だよ。

組織委理事約20人、開会式の中止か簡素化を要望していた…武藤事務総長に記者会見で説明要望も開かれず(報知)

https://news.yahoo.co.jp/articles/32c15506044f8e7cd019bb6bb779a3bf00da42bb

◇◇

 感染拡大が止まらないことをニュースで伝え、「感染を防ぐために自宅で観戦を」などと呼び掛けたその直後、写真撮影しようと詰めかけた人たちで国立競技場周辺がごった返している様子を、無批判に嬉々として伝えているテレビを見ると心底げんなりする。そんなだから、ますます視聴者の信用を失っていくんだよ。自覚したほうがいい。もう手遅れかもしれないけど。

◇◇

 国立競技場の観客席、モザイク模様で作っておいて本当によかったね。で、開会式の最後は、開会式の出席をやめたはずの安倍晋三前首相が、富士山を模したドームの頂上から躍り出て「アンダーコントロール!!」と叫んで転げ落ちる、という演出に1票。ちなみにアベノマスク装着は必須。……という予想は外れた。残念(笑)。


7月22日(木曜日) いよいよ五輪中止か

 ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしたとして、ユダヤ人権団体が東京五輪の開会式演出担当の小林賢太郎氏を非難。

 世の中には公の舞台に出してはいけない人がいると思うのだが、どうしてこんなに次から次に、公の場所で使っちゃダメな人を使うのだろう。今回はさすがにあまりにも問題が大きすぎて、重大な外交問題に発展すると判断して即刻解任か。しかしもはやこれは完全にアウト。いよいよ土壇場で、東京五輪中止となる可能性も出てきた。

今度は演出担当者「五輪潰れかねない」開会式前日の衝撃(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/057000c

◇◇

 東京都内で確認された新型コロナウイルス新規感染者は1979人。ほとんど2000人じゃないか。それでも東京五輪をやるんだ。「バブル方式」(五輪関係の来日外国人と一般市民を遮断し接触させない)と言いながら、五輪関係者と思われるノーマスクの外国人が何人も、繁華街に繰り出して飲み歩く姿が目撃されている。ザルというか底の抜けたバケツ状態。もうなんでもアリなんだな。


7月21日(水曜日) 石橋を叩いて割る

 「石橋を叩いて渡る」のではなく「石橋を叩いて割る」のがスガ自民党政権だ。周囲から何度も東京五輪中止の助言をされながら耳を傾けない。「希望の光で世界を照らす」どころではない。東京五輪を強行開催することで、国民を新型コロナ感染の危険にさらし、絶望のどん底に突き落とそうとしている。

 「東京五輪をやめることは一番簡単で楽なこと。挑戦するのが政府の役割だ」と米紙に語った菅義偉首相。国民の命と健康を犠牲にして、何のために誰のために何に「挑戦」するのか。根拠のない楽観論と無責任なメッセージだけを拡散し、東京五輪が強行開催されようとしている。そうして東京ではこの日、1832人の新型コロナウイルス新規感染者が確認された。


7月20日(火曜日) 東京五輪は「人災」だ

 新型コロナウイルス自体は「天災」だが、混乱するワクチン接種や穴だらけの「バブル方式」、ザルとしか言いようのない水際対策、杜撰すぎる入国後の管理体制、選手団の感染拡大と行方不明、主催側の差別発言・エンブレムデザイン盗作・楽曲担当者の不祥事・人選の不備などなど、これらはすべて「人災」にほかならない。東京五輪の開催能力そのものが致命的に欠如している。

 いったいこれのどこが「安心で安全」な東京五輪なのか、さっぱりわからない。「不安と慢心」の東京五輪でしかない。加えて、「不信と不満と憤りと嫌悪と憎悪」の東京五輪でもある。

 そもそも競技がまともに行えるのか。選手村の中でパンデミックになったら、どう対処するのか。スタッフから選手村の外に感染爆発が広がったら、東京をはじめ首都圏の感染者数が2000人、3000人、4000人と拡大したら、政府や組織委員会やIOCはどうするつもりなのだろう。だれがどんな責任を取るのだろう。無能で無責任極まりない彼らにまともな対応ができるはずもなく、もちろん責任が取れるとも思えない。やはり東京五輪は中止しかない。


7月18日(日曜日) 切り分けて考えるべき問題

 公的な立場かそれに準じる人や著名人、社会的に名前を公にしている人と、そうでない人は分けて論じるべきだ。エンドロールに名前を刻んで仕事をしていた人が亡くなった事実は、事実として伝えるべきだと思う。実名を伝えなければ「だれ」が亡くなったのかがわからない。しかし実名を伝えることと、遺族や家族が取材に応じる(応じない)ことはまた別の問題だ。そこはしっかり切り分けて考える必要があるはずだろう。公人でなければ、取材に応じない自由は当然ある。そこがちょっとごっちゃになっているように感じたのが残念。NNNドキュメント「遺族とマスコミ/京アニ事件が投げかけた問い」。


7月17日(土曜日) バブルの内も外も

 「バブル」とやらの内側も外側も大問題だらけで、もはや収拾がつかない状態の東京五輪。選手団から感染者が続出し、空港や入国後の管理も杜撰極まりない。選手団にも日本国民にも、双方に感染の危険性があるのに放置されている。その上、主催者側はトラブルや不祥事が頻発。首都圏の感染者は急増中。もう無理だよ。


7月16日(金曜日) 無神経の極み

 東京都内をうろつくだけでなく、のこのこと広島にまで出かけるバッハこそ、東京五輪の「プレーブック」を遵守しろよ。日本国民の神経を逆なでする言動を、際限なく繰り返すバッハ。ここまで嫌悪されるIOC会長もいないんじゃないの。

 バッハが何もせず、何も言わず、とっとと帰国することこそが何よりも世界平和に役立つと思うよ。バッハは広島を冒涜するな、五輪利権のために広島や福島を利用するな、と何回でも声を大にして言いたい。それにしても、よく恥ずかしげもなく広島に行けるよなあ。いったいどんな神経をしているのか、ちょっと理解し難い。そもそも来日したこと自体があり得ないんだけど。


7月15日(木曜日) 状況悪化したら即刻中止?

 「新型コロナウイルスの感染状況が改善した際には観客を入れてほしい」とバッハが要望するのであれば、当然のことながら「コロナの感染状況が悪化した際には東京五輪は(開催中であっても)即刻中止」ということでよろしいですよね。理屈としてそうでないとおかしい。筋が通らない。で、首都圏の感染者数は急増中なんだけど。


7月14日(水曜日) 絶対に無理筋

 東京の新型コロナ新規感染者が1149人。予想以上の速さで1000人突破。しかもこの期に及んでも、この国の新型コロナの水際対策は相変わらずザルのままだ。杜撰すぎる。五輪選手団と一般客を完全分離し遮断するはずの「バブル方式」とやらも機能せず。複数の来日選手団から感染者が何人も出ているし、入国後の管理もいい加減。

 こんな状態で五輪開催なんて、絶対に無理筋だろう。本来、やってはいけない大会なのだ。来日を中止し参加を辞退する国もある中で、そもそも公平で公正な国際大会になるとも思えないのだが。

 とりあえずIOC会長のバッハは東京都内から外に出るな。宿泊先のホテルと競技場以外の場所に行くな。広島や福島に出かけるなんて、あり得ないし許されない。論外だ。なんて厚かましくて図々しい「ぼったくり男爵」なんだ。


7月13日(火曜日) 大谷1回戦敗退でも

 米大リーグのオールスター戦前日の本塁打競争。バッティングセンターでパコンパコンと快音を響かせるように、豪快なホームランを次々とスタンドに叩き込む。そんな想像していた姿とは少し違ったが、それでもエンゼルスの大谷翔平は徐々にギアを上げて対戦相手ソトの本塁打数に並び、再三の延長戦を演出してファンを大いに楽しませてくれた。惜しくも1回戦で敗退したとはいえ、ちゃんと見せ場をつくるのはさすがだ。


7月12日(月曜日) これでは誰も従わない

 酒類提供を続ける居酒屋の店主「何やってもいいんじゃない。オリンピックやるんだから。人の動きはあっちの方が多いだろうし」(報ステ)。店主の営業方針には賛同しかねるけど、言ってることはとてもよくわかる。東京五輪は矛盾だらけ。政府のコロナ対策もワクチン接種対応も支離滅裂。これで自粛しろだなんて無理がありすぎる。誰も自粛要請なんかされても従わない。

 というか、本当に東京五輪を強行開催するつもりなのかね。やめておいたほうがいいと思うけどなあ。中止宣言するなら、今からでもまだ間に合うと思うよ。世界各国も理解してくれるだろうし、むしろ同情されるのでは。


7月10日(土曜日) 教員免許更新制が廃止へ

 東京五輪招致、モリ・カケ・サクラ・アベノマスクなど、ロクでもないことしかしなかった安倍晋三政権の世紀の愚策の一つが、ようやく見直されることになりそうだ。現場教員を疲弊させて、負担を強いるだけで全く無意味な「教員免許更新制」を、文科省が廃止する方針を固めた。来年の法改正を目指すという(毎日)。

 安倍前首相は教員を目の敵にし、締め付けて管理統制することに全力を傾けた。そうして2009年に導入したのが「教員免許更新制」だ。教員免許の期限は10年。小中高校の教員は約3万円の講習費用を自己負担し、夏休みに大学などで講習を受けさせられる。無駄なお金と時間を使うだけ。安倍政権の教員いじめでしかなかった。

 教育を支配しようとした安倍政権は、学校現場を疲弊させてめちゃくちゃにした。「道徳教育」だとか「愛国心教育」とやらの胡散臭さばかりが際立つ。「教育再生」が聞いて呆れる。何よりもかわいそうなのは、疲れ切った先生に教えられる子どもたちだ。

 かつての教員は夏休みなどの休暇を利用して、自主研修・自己研鑽するとともに、心と体をリフレッシュしていた。そうすることで帳尻を合わせていたのだろう。教員をガチガチに締め付けて管理統制し、ボロボロになるまで働かせる学校現場に未来はない。教員志望の大学生が激減するのも至極当然。さもありなんと言っていい。


7月9日(金曜日) 大越氏の報ステに違和感

 NHK「ニュースウオッチ9」(NW9)のキャスターだった大越健介氏は、当たり障りのないコメントばかりで、権力監視や権力批判の視点は皆無だったとの印象しかない。それだけに、大越氏の報ステのキャスター就任には違和感しかない。報道機能をさらに薄めた報ステに存在価値はあるのか。ますます不安と危機感を覚える。

 ニュースを分かりやすく伝えることに加えて、キレのある視点と切り口とコメントで問題点を鋭く指摘する。それを「ニュースステーション」(Nステ)と「報道ステーション」(報ステ)で、見事に実践したのが初代キャスターの久米宏氏だった。久米氏を引き継いだ古舘伊知郎氏も、今や遠い過去の話。報ステの落日がなんとも悲しい。

元NHK大越健介さん、「報ステ」キャスター就任、10月から(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210709/k00/00m/040/084000c

◇◇

 きょう9日深夜スタートの「孤独のグルメ・シーズン9」。同じくテレ東で先週から始まった「ひねくれ女のボッチ飯」にしても、夜中に美味そうな食べ物が次々に出てきて困る。町中華のカツカレーとか、大衆食堂のしょうが焼肉定食とか、居酒屋のもつ煮込みとか……。コロナ禍でなければ、今すぐにでも食べに行くのに。


7月8日(木曜日) すべて後手後手なのに

 菅義偉首相記者会見。東京都に4度目の緊急事態宣言。なぁーにが「先手先手で予防的措置を講ずることとした」だよ。すべて「後手後手」じゃねえか。しかもワクチン接種さえろくに対応できず、チグハグで支離滅裂。よくもまあ、恥ずかし気もなく……。

 「復興五輪」と言っていたのが、いつの間にか「コロナに打ち勝った証の五輪」となって、さて今度はどんな「お題目」を持ち出すのだろう。何のための誰のための東京五輪なんだ。「衆院選に打ち勝つための五輪」か、それとも「利権を死守するための五輪」なのか。

 東京五輪は確かに「歴史に残る大会」(菅義偉首相)にはなるだろうよ。この国の政府の杜撰で無様で無能な姿を、世界の歴史に刻むという意味で。

 東京に緊急事態宣言を出すのに、なんで東京で五輪を開催するの? みんなに我慢しろって言っているのに、なんで五輪を開催してお祭り騒ぎに拍車をかけようとするの? なんで運動会や学芸会は中止なのに五輪はいいの? なんで偉い人だけ会場で五輪を観戦できるの? 小学生にもわかるように説明しろよ。

 「東京五輪を開催したら世界が一つになって、力を合わせて(コロナ感染拡大の)難局を乗り越えられる」(菅義偉首相)って、どんな理屈なんだろう。さっぱり理解できない。僕が馬鹿だから理解できないだけで、きっとスガさんは天才なんだろう。ため息。

 「東京五輪が終わった後がものすごく心配ですよね」。多くの市民はみんなそう思っている。爆発的に感染が広がった後始末をするのは日本国民であって、IOCの連中じゃないんだよ。そうしてまたずるずると、緊急事態宣言の解除と発令を延々と繰り返す。エンドレスサマーはどこまでも際限なく続く。

 東京五輪を中止すれば、この国の国民にとって安全安心な社会はしっかり保てると思うよ。なんといっても「人流は極めて抑えられる」わけだし。


7月7日(水曜日) 緊急事態宣言でも五輪かよ

 東京都の新型コロナ新規感染者は920人。じきに1000人、2000人を超えるだろう。変異株への置き換わりも進み、感染拡大に歯止めがかからない。政府は東京都に4回目の緊急事態宣言を出す方針という。

 東京五輪なんてやってる場合じゃない。酒の提供禁止とか、無観客だとか言ってる場合か。こんな状況で海外から何万人も入国させて、五輪開催なんて正気の沙汰ではない。今からでも遅くない。政府は潔く頭を下げて、「緊急事態宣言下での五輪開催は無理です」と発表すべきだ。


7月6日(火曜日) 民主社会を否定する安倍晋三

 平和で平穏な日常が続いている中なら、五輪選手の活躍を心から応援する。その気持ちはもちろん山のようにある。しかしコロナ禍の現状は普通ではない。感染拡大がまだ続くこの状況で、今やるべき大規模国際大会ではない。リスクが大きすぎる。だから東京五輪に反対なのだ。

 それを前首相の安倍晋三が「反日」という言葉で切り捨てて、東京五輪に反対する人たちの存在そのものを否定し排除しようとするなんて、とんでもない話だ。反対意見や提言や議論の余地の一切を許さない、民主社会を根底から否定する論外の発言で、断じて許されるものではない。

 これまで大学の講義などで何回も繰り返し話してきたことだが、そもそも「国益」「愛国心」「わが国」の「国」とはなんだ。「反日」の「日」は何を指す。国家・政府・政権政党・権力者なのか、それとも国民・市民なのか。それによって意味は全然違ってくる。両者は必ずしも一致するとは限らない。

 そんなあやふやで都合のいい言葉を持ち出して、自分たちの主張や政策に従わない人たちや異論を抹殺しようとする安倍晋三の言動は、この男や支持者らいわゆるネトウヨの危うい体質を、改めて浮き彫りにした。それをメディアがきちんと伝え、主権者たる国民の判断材料として提示するのは当然の役割だ。

 むしろ安倍晋三の言動を事実として、批判的に伝えないメディアの方が重大な問題で、不作為の作為と言っていい。それこそ意図的な職務怠慢にほかならない。


7月4日(日曜日) 緊急事態宣言なら中止だろう

 「東京五輪期間中に、新型コロナウイルス緊急事態宣言を発令する可能性は当然あり得る。無観客ということも当然想定される」(田村憲久厚生労働相)って、そんな寝ぼけた話じゃないだろう。五輪期間中に緊急事態宣言を出す状況になれば、無観客どころか、五輪自体を中止するのが当然ではないか。そもそもそれ以前に即刻中止すべきだけど。どこまで危機感がないんだ。

五輪中の緊急宣言「あり得る」厚労相、無観客も想定(共同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a762ab07b2e81dcc90b75df033ac89082642aa1b


7月3日(土曜日) 政治的立場は関係ない

 「反日的な人が五輪反対」だと。安倍晋三が幼稚で頭がおかしいのはわかっていたが、まさかここまで狂っているとは。政府の杜撰で支離滅裂なコロナ五輪対策を目の当たりにすれば、科学的・論理的に考えて、東京五輪に反対するのはむしろ必然。五輪反対に政治的立場は全く関係ない。

 幼児並みの知性しかなく、国会で平然と虚偽答弁を100回以上繰り返した安倍晋三こそ反社会的存在だろう。福島原発事故について「アンダーコントロール」などと世界に嘘を吹聴して、東京五輪を誘致した安倍晋三の無責任さは何より重大だ。厚顔無恥にもほどがある。

安倍前首相「反日的な人が五輪開催に強く反対」、月刊誌の対談に(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210703/k00/00m/010/034000c


7月2日(金曜日) ザルで杜撰で無謀

 なぜ、全豪テニスのように2週間完全隔離する万全の感染防止体制が取れないのか。なぜ、海外選手の濃厚接触者を隔離もせず野放しにするのか。なぜ、ザルとしか言いようのない水際対策がいまだに放置されているのか。なぜ、この期に及んでワクチンの接種も供給もちぐはぐなのか──。こんな状態で五輪開催なんて無謀すぎる。

 すべてが後手後手で、いい加減で、行き当たりばったりで杜撰。これで五輪開催なんてまともじゃない。そもそもパンデミック都市で五輪を開催すること自体、正気の沙汰とは思えない。本当に公平に競えるのか。何度でも繰り返し指摘するが、東京五輪は今からでも中止すべきだ。


7月1日(木曜日) 恐怖政治にぞっとする

 中国共産党100周年の記念式典の映像を見ると、北朝鮮とそっくりだなあと改めて思う。北朝鮮が北京を真似しているのかもしれないが、そんなことはどっちでもいい。独裁者の演説に一糸乱れず一斉に拍手し感涙し称賛する姿は、カルト教団の信者そのものだ。異論や反論は一切許さず、徹底的に排除し弾圧する恐怖政治にぞっとする。もちろん他人事ではない。日本も香港も台湾も。他山の石とすべし。


6月30日(水曜日) 何度でも言うが五輪は中止に

 そもそも「東京五輪中止」の世論が大きく盛り上がっていたはずなのに、いつの間にか、専門家も異論を唱える「観客1万人論」に論点がすり替わった。東京で感染再拡大が始まると「無観客もあり得る」と言い出した。問題の本質は観客数じゃない。無観客なら感染拡大が防げるわけでもない。何度でも言う。最善の感染拡大防止対策は「五輪中止」だ。そこが問題の核心だ。まだ間に合う。公正でも公平でもない東京五輪はいらない。


6月28日(月曜日) 中国共産党こそ人民の敵

 廃刊に追い込まれた香港紙「リンゴ日報」に対し、「違法行為は許されない」と香港当局や中国政府は非難するが、とんでもない。反社会的な法律を一方的に制定し、力づくで言論・報道を抑え込み、逮捕や資産凍結を繰り出す彼らの行為こそ無法そのもの。中国共産党こそ中国人民の敵だ。恥ずべき中国共産党政府に未来はない。


6月27日(日曜日) バッハ会長は来日するな

 東京五輪のために来日するIOCのバッハ会長らが、被爆地の広島や長崎の訪問を計画しているらしいが、とんでもない話だ。丁重にお断りしたいというより、むしろ断固阻止したい気分だ。私利私欲の五輪開催に被爆者を利用するな。五輪関係者を一般市民から遮断する「バブル」と言うなら、東京から動くなよ。そもそも五輪最優先のゴリ押しを続けながら、どのツラ下げて来日するつもりなんだ。厚顔無恥にもほどがある。日本にも来ないでほしい。



◆これより前の「身辺雑記」は、「身辺雑記/総目次」のページからご覧ください。


東日本大震災以降(2011年3月11日付以降)の「身辺雑記」について、日付ごとに直接リンクできるように設定しました。例えば、2011年5月1日付の記事の場合、リンク先アドレスは「http://ookaminami.kakurezato.com/zakki2011-5.html#20110501」となります。「zakki2011-5.html#20110501」の数字の部分を日付に応じて書き換えて下さい。

Copyright(C)OOKA Minami(IKEZOE Noriaki)