身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


1998年8月1日〜8月31日

●触らぬシステムにたたりなし?●村上龍の「69 sixty nine」を読む●車内での独り言●衝撃を受けた友人のHP●マンガばっかり読む●デスクら異動●未見のビデオがまた増える●後輩に婚約者を紹介される●インターネットと言えばアダルト画像?●町田で取材●お笑い記事を発見!●「新聞研究」を読む●Macintosh派は増えず(苦笑)●フロントページ最上部に広告バナー●再びジオシティーズに苦言●「ディープインパクト」を見る●残暑見舞いを書かなければ●メキシコ3人組の華麗なる生活(^^)●「アエラ」の宣伝じゃないよ!●思考停止する人々●軽くて薄い東芝ダイナブック●千葉で一泊●●●ほか


8月1日(土曜日) 家でおとなしく過ごす

 頭や喉が痛い。風邪かなあ。クーラー付けっ放しで寝たりしているからかな。千葉の船橋で友人がライブコンサートをやるので遊びに行こうと思っていたのだが、やめて家でごろごろ寝ている。コラムの原稿も書かないといけないし(←おいおい、締め切りはきのうだってば=自爆)。愛車で船橋までびゅんと行ってライブを楽しんでから、久しぶりに房総の海でも眺めてこようと思っていたんだけどな…。ところで、一週間前に取り付けた3代目のアクセスカウンターは順調に動いてくれているようである。アバウトなカウントもしないようだし、正確なカウンターなのでまずは一安心だ。よかった〜。


8月2日(日曜日) 触らぬシステムにたたりなし?

 経済部記者のハードディスク(HD)がクラッシュした話を先月書いたが、その原因が明らかになった。2回目のクラッシュに見舞われたこの記者によると、診断ソフト「ノートン」でディスクの検証と修復をやったらクラッシュしてしまったのだという。どうやらシステム関係をヘタにいじると、コンピューターがご機嫌斜めになってクラッシュ〜爆発〜さようなら〜、となるらしい。まあ僕の場合はそんな難しいものはあまり触らないから、とりあえずは大丈夫ではないでしょうか…というのがこの記者の話だった(苦笑)。ちなみにHDのクラッシュはMacintoshに限らない。ウインドウズ派の同僚記者もこれまでにやはり2回もHDがおしゃかになって泣いている。ま、備えあって憂いなしである。いずれにしても、重要ソフト&文書などをバックアップするためにはMOは早く買った方がいいんだろうなあ。関東甲信地方でようやく梅雨明け。でも、カラッとした青空が広がるというわけではない。変な夏だ。


8月3日(月曜日) 追い込まれないと動かない

 午前9時までかかってコラムの原稿を書き上げる。数時間しか寝ていないので、めちゃ眠い。な〜んと実は、午前5時までテレビ東京のアニメ「機動戦艦ナデシコ」の再放送を延々と見ていたのだった…。はっきり言って「何が何だか訳の分からんしょーもない真性オタク系アニメ」だったのだが、ついつい最後まで見てしまい、それからやおら原稿を書き始めたのである。おいおい(*_*)。そんなどうでもいい寄り道なんかしないで、もっと早く書けばいいじゃん…。というのは全くその通りの指摘で、それは自分でもよ〜く分かっているんだけど、でも結局いつもぎりぎりまで追い込まれないと動かない奴なんだなあ、僕って。あ〜あ。ホントに困ったもんだ(^_^;)。大急ぎでファクス送稿する。午後から突然の雷雨。間もなく晴れ間が広がったから、すかっとさわやかな気候になるのかなと思いきや、じっとりべったりで最低に過ごしにくい。気持ち悪いぞ。


8月4日(火曜日) 意欲的な話は楽しい

 早版が終わってから、経済部の記者と飲む。最初は、パソコンやホームページだとか、社内の人間関係などの話を肴にしてうだうだやってたんだけど、行き着く先は結局取材の話なんだな、これが。「こんなテーマでこういった連載を書いたら面白いはずだ」とか「こういう取材をすればこれだけ踏み込んだ記事が書けて、読者の共感が得られるのでは」なんて話をするのって、やっぱり楽しいよなあ〜。冗談話ももちろん大好きなのだが、ちゃんと物事を考えている人間と意欲的な話をするのって気持ちが高揚して刺激になる。だって最近は、あまりにも上っ面の取材だけしかしてないような、恐ろしくレベルの低い連載企画しかお目にかかっていないんだもん。そんなつまらん記事だれも読まないし、読者からの反響なんて来るわけないって(謎爆)。で、具体的にどんな面白い連載が書けそうかって言うと…。テーマはずばり「不況」だ。それ以上は秘密である(笑)。最低でも3カ月以上の取材が必要になるだろうけど、実現すれば社会面でも家庭面でも経済面でもどこにでも掲載できる内容の、まじで質の高い連載企画になるんだけどな。視点と切り口とテーマがしっかりしていて、そして深く踏み込んだ取材。そんな取材をやってこそ記者は成長するんだ。


8月5日(水曜日) 村上龍の「69 sixty nine」を読む

 村上龍の「69 sixty nine」を読み終える。面白かった。69は小説の舞台1969年のことであってアレのことではない(^^)。でも、そう思って読み始めたとしても一向に構わないのである。読者は必ずや村上ワールドにすーっと引き込まれるのだから。九州西端の基地の町・佐世保の高校3年生のケンが、仲間たちと好き勝手に目いっぱい高校生活を楽しむ話だ。時代が時代なので、ケンたちは母校のバリケード封鎖を計画する。だが、もちろんケンは思想信条のためにバリ封をやるのでは決してない。自主製作映画に出演を依頼しようと思っている女の子の気を引くために、それにカッコイイし面白そうだからやるのである。要するに自分が高校生活を楽しく生きるための「お祭り」としてやるのである。いいねえ。「楽しく生きるため」っていうのはすごく大事なことだ。何をどうやるにしても自分自身が「楽しく生きるため」でなくっちゃね。だからケンは、「人間を家畜へと変える仕事」を続ける恥知らずな教師連中を心底軽蔑しているし、そんな教師や学校の言いなりになる「頭の悪そうな」優等生や劣等生たちを徹底的に馬鹿にするのだ。とにかく痛快な青春ドラマって感じの小説である。村上龍が高校2年生の時の実話なのだそうだ。おかしくも楽しさいっぱいの生活が「どうだ、うらやましいだろう?」と言わんばかりに生き生きと描かれている。中でも、バリケード封鎖のため学校に忍び込んだ深夜、月の光の差し込む校長の机の上で、緊張から突如催してしまった後輩にうんこをさせる場面はお薦めのシーンだ(^^)。思わず噴き出してしまった。

 和歌山の毒物カレー事件に動きがあった時に備えて、最終版を延長して待機する。まあ、毎日じゃなくて夜勤者が交代で待機しているんだからいいけどね。でもこの事件は解決するのかね。相手は数々の重大事件を次から次に迷宮入りさせている和歌山県警だよ。それに、松本サリン事件で不当な扱いを受けた河野義行さんのようなことを再現させる危険もあるしなあ…。


8月6日(木曜日) NYから友人が帰国

 ニューヨークに夫婦で長期滞在していた高校時代の友人から、東京の本社に戻ってきたという連絡があった。しまったあ〜。ニューヨークにいる間に一度ぜひ遊びに行こうと思っていたのに…(爆)。帰国する度に遊びに来いと言われていたんだよなあ。やっぱり現地に長く暮らしている友人がいると心強いし、いろいろと案内もしてもらえるのって大きいもんね(^^)。まあそんなことを言っても仕方ない。とにかく「お帰りなさい飲み会」でもやらなければなるまい。久しぶりにゆっくり話したいな。ところで、梅雨明け宣言が出されてから毎日のように雨が降っている。それも、いつも突然どぶぁ〜っと土砂降りになるんだよなあ。でもいわゆる夕立ちとは明らかに違うし、空気がすごく湿っぽい。本当に梅雨明けしているのかな。


8月7日(金曜日) 職場の暑気払い

 早版終了後から、伊勢佐木町の居酒屋で職場の暑気払い。要するに飲み会である。仕事が終わった者から順次会場に到着。最後のデスクと記者が店にやって来たのは午前1時をはるかに過ぎていた。まあこれはいつものことで、そういう職場だから仕方がない。料理はウナギやカニを中心にアルコールは飲み放題。内容的にはほとんど学生の飲み会の域を超えていないところがミソである(苦笑)。近くの席でパソコン談義になった。同僚記者の2人がパソコン通信をやっていることが判明する。アドレスを持ってはいるものの、インターネットやメールのやり取りをほとんどしないという2人にとっては「なぜ会社でいつも会っているのに、わざわざ電子メールを送ったりするの?」という疑問があったそうだ。そこには、いろいろと深いものがあるのですよ(謎爆)。ほんの少しだけ納得していたようである。一次会で帰ろう思っていたら、二次会のカラオケまで引っ張って行かれる。ほとんど旧日本軍の強制連行か北◯◯の拉致疑惑といった感じである(爆死)。恐ろしく狭い部屋に12人も詰め込むなあ〜。ぎゅうぎゅう詰めだったが、隣が女の子だったから許す。宴は午前5時まで延々と続くのだった。


8月8日(土曜日) 車内での独り言

 起きたら夕方6時を過ぎていた。久しぶりに10時間以上爆睡。しばらくテレビをぼ〜っと見る。シャワーを浴びてバスルームから出てくると、立て続けに友人から電話。グッドタイミングだなあ。経済部記者が夕食(僕にとっては朝食=笑)でも一緒に食べようと言うので、愛車をびゅんと飛ばして新横浜まで行く。夜の環状道路はガラ空きで高速道路みたいなのだが、雨が降っていて視界が良くないので時速◯キロ(謎)に抑えて走る。一人で運転しているとどうしても車内での独り言が多くなってしまうんだよなあ。「…ったくとろとろ走ってるんじゃねえ!」「こんなところで急ブレーキかけやがって危ねえなあ!」「ふざけんなよっ!」などといった具合で、もうほとんど別の人格である。まったく困ったもんだ。


8月9日(日曜日) 衝撃を受けた友人のHP

 よその新聞社で記者をやっている友人のHPを見て衝撃を受けた。そこには、これまでに彼が書いてきたおびただしい数のルポルタージュの蓄積がキラキラと輝いていた。しかもただ単に膨大な分量があるというのではなく、その一つ一つの内容の見事なことといったら…。取材力と構成力と文章力と視点の確かさがはっきり分かる記事がいくつも並んでいた。それに引き替え、いったい僕は何をやっているのだろう。画面を読み進めながら焦りと嫉妬と羨望と、しかし心地よい興奮が僕を包み込んだ。僕は根が怠け者だから、楽な方へ楽な方へと流されていく性格であることは自分でもよく分かっている。だが、へらへらと遊びほうけている場合ではない。同年代の新聞記者が書いているこんなすごいものを見てしまったのだ。大変なのはみんな一緒ではないか。この記者は「いつも遺書みたいなつもりで、これが最後の文章になっても恥ずかしくないようにと必死に書いている」と述べている。もちろん僕もそう思っていつも文章を書いているが、だったら後世に残っても恥ずかしくないような原稿をもっともっと書かなければならないはずなんだ。彼は今は雑誌を舞台に取材活動をしている。訳あって彼のHPを紹介することはできないが、僕が最近のだらしない生活を深く反省して、発奮材料にさせてもらった事実だけはここにはっきり書き残しておこうと思う。いい刺激になった。感謝。


8月10日(月曜日) マンガばっかり読む

 とても盛夏とは思えない天候が続いている。なんなんだろうか、この天気は…。不思議というよりは怖い。不気味だ。きょうは「カッと照りつける真夏の暑さ」とまではいかないが、青空が広がって少し暑さが戻ってきた感じである。出社すると、作文開示請求訴訟をしている町田市の前田功・千恵子さん夫妻から手紙が届いていた。前田さん夫妻の著書「学校の壁」を紹介したコラム「風速計」の感想を送ってくれたのだ。僕なりの切り口と視点で本格的に取材を始めなければ。

 桂正和「アイズ」第6巻、恋緒みなと「リンゴ」1〜3巻、士郎正宗「攻殻機動隊」を読む。全部マンガである(爆)。「アイズ」は学園恋愛もの。絵がかわいい。「リンゴ」は高校生がゲーム会社の社員と一緒にバーチャル・アイドルを作っていくラブコメ。面白い。ほのぼのとしたやさしい気持ちになる。「攻殻機動隊」は近未来コンピューター社会が舞台のSFアクション。スピード感があって面白いがかなりマニアックな作品。政治経済関係の用語は分かるけれども、電子物理や生体関係の用語や概念がよく分からない…(*_*)。


8月11日(火曜日) 銀行で諸手続き/デスクら異動

 出社前に銀行窓口に寄る。駐車場の賃貸料を自動送金にする手続きと、預金通帳の繰り越し手続きを済ませる。これで駐車場代金の振り込みを忘れて焦ることはなくなったぞ。ついでに、普通預金口座に入れたまま使わずに放ったらかしになっている預金を定期預金に移す。大した額ではないし、金利も安いからどうってことはないのだが、使いもしないお金を普通預金のまま放置しておくというのは確かにもったい。今までず〜っとそのままにしてきたなんて、要するに僕っていい加減なんだ。書類をいくつも書かされて結構時間がかかる。

 信頼しているデスクが来月1日付で異動するとの発表あり。いろいろと相談に乗ってもらったり援護射撃してくれたり、僕にとっては保護者のような存在だったのだが…。出社すればそこに居るのが当たり前といった感じだったので、寂しくなるなあ…。でも異動する先が、これまでまともな報道を一切してこなかった人物がいた部署だから、大いに活躍していただきたいものである。期待しています。さらに、同僚記者が10月1日から米国に1年間の自費留学をするとの発表もあり。僕が勤務する会社ではこれまで、自費留学した記者は全員が会社を辞めて新天地で活躍している。まあ、現状を考えればそういう決断を下すのは当然だろうな。1年後にどんな決断をするかはともかくとして、とにかく自分を磨いて帰ってきてほしいと願う。


8月12日(水曜日) フロントページとアクセスカウンターとブックマーク

 フロントページに設置してあるアクセスカウンターは、フロントページを通らずにほかのページに直接アクセスした場合でもカウントするのだろうか。そんな疑問が生じたので検証してみた。結果は、フロントページにアクセスした場合だけをカウントしていた。つまり、例えばこの「身辺雑記」を直接訪問する場合にはカウンターは回らないのである。そんなの当たり前のことだったかな。いや、だから別にどうしたというわけでもないのだけど、データを取っていてちょっと気になったので調べてみただけである。HPを訪れてくれるお客さまは、必ずしもフロントページを経由してからやって来るとは限らない。ブックマーク(お気に入り)をフロントページに設定している人ばかりではなく、フロントページよりも深い階層にあるページ(例えば「身辺雑記」)をブックマークしていて、そこに毎日アクセスしてくれる人も大勢いるだろう。僕だって、フロントページだけをブックマークに登録しているわけではないもんね。つまり、フロントページのアクセスカウンターの数字はあくまでも目安であって、数字以上の方々が遊びに来てくださっているわけである。でもまあ、時々はフロントページにも立ち寄って、カウンターの数字を確認してみてください。それで、もしもキリのいい数字をゲットした場合には、ぜひメールでお知らせください。いいことがあるかもしれませんし、いいことも悪いことも何も起こらないかもしれません(^^)。よろしく(^^)。


8月13日(木曜日) 未見のビデオがまた増える

 上大岡の新星堂で「新世紀エヴァンゲリオン」のビデオ第13巻を購入。ついでに来月発売される「天空の城ラピュタ」を予約する。しかし、先月発売の「エヴァンゲリオン」のビデオ第12巻もまだ見ていないのだ…。そうやって、買ったのはいいが見ないままになっている映画やアニメのビデオが、ほかにも何本もたまっている…。う〜む、困ったもんだ。本の方は少しずつながらも順調に読み進んでいるんだけどな。で、そのうちの何冊かはこの「身辺雑記」に感想を書いたりもしているのだが。そんなわけでもあって「映画のページ」は更新作業がまるっきり進んでいないのであった…。ところで、お盆のために街もオフィスもガラガラだという話だが、出社途中に降りた上大岡はいつも通り混雑していたし、編集局もいつもと変わりなくざわざわしているぞ。な〜んて思っていたら、夕食を食べに社屋から外に出るといつも行く店は軒並みお盆休みである。おかげで同僚記者と会社周辺をたっぷり歩き回ってしまった。午後9時前には早々と仕事終了。逃げるように会社をずらかる(^^)。蒸し暑いな〜。


8月14日(金曜日) 後輩に婚約者を紹介される

 秋に結婚する後輩の女性記者が「彼氏を紹介したい」と言うので、早版終了後に待ち合わせをして、横浜駅前の居酒屋で一緒に飲む。前から誘われていたのだ。彼女は取材記者としてやる気を見せていて、日ごろからこの後輩を援護射撃する兄ちゃん(爆)の役割を担っている僕としては、万難を排してお会いするしかあるまい(^^)。会社関係者に婚約者を紹介するのはこれが初めてなのだという。そいつは光栄でござりまする〜(^^)。というわけで、現われた彼氏はコンピューターと漫画と音楽をこよなく愛するという好青年だった。僕たちが勤務する会社の内情や人間関係についてもそれなりに把握しているようで、社内の内輪話になってしまっても、にこにこ笑いながらそこそこ付いてきてくれる。ごめんね、ローカルなネタを連発しちゃって…。さらにもう1軒行こうということになって、タクシーで伊勢佐木町のタイ料理店に移動。久しぶりに食べたタイ料理はうまかった。なぜだか「新聞記者ネタ」でかなり大笑いして盛り上がったけれど、きょうはいろいろ話ができて楽しかったよ〜。変な奴だと誤解されなかったかな(誤解じゃねえよって突っ込みは却下じゃ=自爆)。それが少し心配ではあるが。いやいや、きょうはいろんな意味で暑い一日だったぞ(笑)。午前5時半帰宅。


8月15日(土曜日) インターネットと言えばアダルト画像?

 会社に軽量型ノートパソコン「PowerBook2400」を持って行く。暇な時間に引っ張り出してインターネットで遊ぼうとすると、同僚記者だけでなくデスクまでが寄ってきて「ポルノ画像が載っているアダルトページを見せろ」とうるさい(笑)。まったく、そんなことだけは詳しく知っていて、インターネットと言えばポルノだと思っている人間が多いんだもんなあ。いやまあ、その発想も分からないでもないよ。僕だって、パソコンやインターネットを始めたばかりのころは、海外のエッチ系サイトを感動して見て回ったからなあ(爆)。「え〜っ、こんなに局部がもろ見えになっている映像をここまで堂々と公開して大丈夫なの?」と思わず絶句してしまうほどスゴイものが、ネット上にいくらでも存在しているというのは確かに衝撃的だったもんねえ。リンクされているその手のサイトを次から次へとネットサーフィンしていると、時間はあっという間に過ぎてしまい、寝不足状態がしばらく続いた。だがしか〜し。そんなものは2〜3週間も見ていれば飽きてしまう。だってみんな同じような画像ばっかりなんだもん。いや、そういう問題じゃないか(爆死)。まあ、いつまでもその手のサイトを愛している人々ももちろん大勢いらっしゃるが、実際のところ僕は程なく飽きてしまったのである。だからというわけでもないのだが、手慣れていないもので、きょうは皆さんのご期待に添えるような過激なアダルトページをすぐに表示して差し上げることができなかったことを、ここでおわび申し上げる次第である(^_^;)。それにしても困ったもんだ。おかげで、きょうはインターネットのデモンストレーションを繰り返すだけで終わってしまい、チャットや掲示板への落書きは全然できなかったぞ(苦笑)。


8月16日(日曜日) 町田で取材

 作文開示請求訴訟をしている町田市の前田功・千恵子さん宅を訪問。いじめが原因で7年前に亡くなった晶子さん(当時中2)の遺影にお焼香をさせてもらう。資料を見せてもらいながら、地域や学校の人間関係などの話を聞く。気が付くと6時間以上が経過していた。大変なのはこの後の取材だ。沈黙を守り続けていたり、証拠隠滅を図ったりする関係者の一人一人を訪ねて、たぶんこれから何回も繰り返し町田に通うことになる。相当の覚悟が必要だろう。気を引き締めて取り組まなければ。きょうは「これぞ夏〜!」というめちゃ暑い一日だった。駅で電車を待っている間にも汗が噴き出してくるほどだ。まいったな。


8月17日(月曜日) お笑い記事を発見!

 上大岡の新星堂で、西脇唯の初のベストアルバムを購入。CMで流れていたメロディーが良かったので買ったのだ。まあ、衝動買いの一種である(笑)。京急デパートの駐車場から車を出すのに予想以上の時間を取られてしまう。暑いので愛車で出社。

 各紙を読んでチェックするのも仕事のうちなのだが、きょうはメチャ笑えるスゴイ記事を読んでしまった。いや、もうとにかくスゴイとしかいいようがない。サ◯ケイ新聞の朝刊社会面トップの「超能力解明は国家戦略/『気功』研究に初めての予算」という記事である。これを取材した記者は「超能力解明」とやらに何の疑問も批判精神も発揮せずに、延々と「気功師が気を送ると女性が突き飛ばされるように激しく壁にぶつかった」といった調子の記事を書きまくっているのだ(絶句)。笑える。ぶっ飛んでしまったぞ。普通はちょっとぐらい、疑問の声みたいなものを挿入したりするでしょ? でもこの人は徹頭徹尾、終始一貫「超能力解明」に付き合うのである。しかも、国民の大切な税金が使われるにしては、予算化までの経緯や研究主体がよく分からない。ある大手企業の研究所は景気低迷を背景に、長年続けてきた超能力研究の中止を最近決めたばかりだというのにね。まったくひどい欠陥記事だな。でもまあ、そんなことよりも記事の内容そのものが笑えてしまうのだが(爆)。それにしてもこの記事って、写真を3枚も使った実に大きな扱いになっているのだが、レイアウトも読みにくいし、文章もへたくそ。「出稿した記者もデスクも整理記者も何を考えているんだろう」と職場でひとしきり話題になった。ひょっとして、お盆の特別お笑い企画だったのかな?(爆笑)


8月18日(火曜日) 「新聞研究」を読む

 きのう購入した西脇唯の初のベストアルバムは期待外れだった。こんなことなら、すぐ隣にあった今井美樹の2枚組みのベスト盤を買えば良かったな。う〜む、こりゃ失敗じゃ。写真部の記者から「新聞研究」の8月号をもらった。今月の特集は「環境報道を考える」。この雑誌は日本新聞協会が発行している月刊誌で、全国の新聞社の役員から現場記者までがリポートやエッセイを書いているのだが、そこに掲載されていた埼玉県所沢市の環境問題リポートが面白かった。執筆者は地元紙の所沢支局の記者。所沢のダイオキシン汚染の取材を通じて、市民団体や自治体の調査データのあいまいさに戸惑ったり、行政区域や守備範囲と関係なく環境汚染の影響が広がっている現状に悩む姿が、率直に報告されていた。ほかの記者のリポートも、それぞれ問題意識に裏打ちされていて読みごたえがある。それに対して、同号の巻末に載っていた某紙横須賀支局の記者のどうでもいい内容のお粗末なエッセイときたら…。格差があまりにも歴然としてしまっていて、ものすごくみっともない…。


8月19日(水曜日) Macintosh派は増えず(苦笑)

 ノートパソコン購入を検討している同僚が相次いでいる。先輩O記者と米国留学するT記者の二人である。T記者にはかなり前からMacintoshを薦めていたし、僕以外のMacintoshファンも「パワーブック」を強烈にプッシュしていたのだが、超軽量なのと操作性の良さから「東芝ダイナブック」に決めたそうだ。ワープロとしては極めて優秀な「東芝ルポ」の延長線上にある機種だから、それはそれで正しい選択かもしれない。渡米後は電子メールやインターネットを楽しむそうだ。そうかそうか。エッチ画像にハマらないように。出発までそんなに時間がないんだから、早く買って操作に習熟した方がいいと思うよ。もう一人のO記者は最初から「IBMシンクパッド」に決めていた。マウスの役割をするトラックパッドが苦手なので、赤ボタンが使いやすいIBMがいいのだという。そういう意味では、どちらかというと「松下レッツノート」に使われているトラックボールが使いやすいと思うけどなあ。でもまあ、本人が使いやすいと感じる機種が一番だからね。それにしてもMacintosh派を増やせなかったのは残念だ(苦笑)。使いやすいし、操作性は言うことないし、デザインもいいし、絶対にお薦めなんだけどなあ。ウインドウズなんて結局はニセモノじゃん(爆)。そもそもウインドウズ派はここまで愛機をプッシュしないもんな(笑)。


8月20日(木曜日) フロントページ最上部に広告バナー!

 「サードインパクト」の表紙(フロントページ)最上部に、「ジオガイド」と称する広告バナーが表示され始めた。ジオシティーズが無料で提供しているすべてのHPに、きょうからこうした広告バナーが入るのだそうだ。めちゃカッコ悪いなあ。スポンサーの広告収入で運営されている無料のHPサービスだから仕方ないとは思うが、それにしても無様だ。「表紙の最上部という場所」に広告が一方的に表示されてしまうから、みっともないのである。そういう場所に有無を言わさず広告を置いてしまう感覚というか発想が下品であるし、ユーザーを馬鹿にしているように思う。「ページ全体のデザインを損なわない場所に設置する」という考え方が、どうしてできないのだろうか。ジオシティーズのスタート時点で、リンクバナーの表示については「ページのどこに入れてもかまいませんし、ページと調和して最も見栄えが良いと思われる方法でテキストのサイズや色を変更しても結構です」という約束事が、ジオとユーザーとの間で交されたのを覚えている。これに対しては「ジオのリンクバナーと広告バナーとでは性格が違う」といった説明があるかもしれない。それは確かに分かる。でも、僕たちがHPの開設を始めた際にはそんな話はまったく聞かされていなかった。そして何よりも不安に思うのは、ページを自由に表現する範囲がこの調子で少しずつ壊されていくのではないか、といった疑念を強く感じることである。広告バナーを表示することについては、実施されるほんの少し前に電子メールで予告はあったが、実際には突然の一方的な表示だった。無料でHPを提供されている立場なのだからユーザーは黙って従うしかないのだろうか。そのうち表紙の最上部だけでなく中央部にも、さらには階層が下のページにも広告バナーを設置する、などといった具合に、ユーザーへの要求がエスカレートしていくことがないように祈るばかりである。

 仕事が早く終わって待機している間、暇で暇で仕方なかったので会社からインターネットのやり放題である。編集局は佳境に入っている時間で、ほかの何人かの記者はまだ冷や汗を流しながらお仕事をしている最中だというのに、メールの返事を書いて、さらにあちこちの掲示板やチャットに落書き(足跡とも言うな…爆)をして歩く。会社にノートパソコンを持って行ってよかったあ(^^)。でも、時間の使い方としては読書をしていた方が充実していたのでは、との声もあるが…。ご無沙汰していたところにご挨拶(?)して回れたから、まあいいか。


8月21日(金曜日) 再びジオシティーズに苦言

 「サードインパクト」のフロントページと「身辺雑記」を更新・保存しようとしたら、更新前後のデータがすべて消えてしまった。午前3時から4時ごろにかけて、いつも通りにHP作成ソフトで作ったページを、これまたいつも通りにジオシティーズ専用のデータ送信ツール「ファイルマネージャー」でアップしたのだが、何回やっても文書データがゼロバイトになってしまうのである。試しにアクセスしてみると「この文書にはデータが含まれていません」と表示されるばかりだ。これはまずい…。更新していないページは消えていないが、表紙にアクセスできなければ意味がないではないか…。ジオに電子メールで問い合わせても音沙汰なし。システム障害のアナウンスもない。何でもいいから情報を得ようとオシティーズの掲示板を見てみると、何人かのユーザーが似たような訴えを書き込んでいたので、システム障害によって混乱しているのは間違いないようだ。あきらめて寝る。午後12時45分ごろ、ファイルマネージャーでもう一度データをアップしたところ、ようやく無事に更新できる。出社。そんなわけで、きょうは早起きして映画を見てから会社に行こうと思っていたのだがダメになった…。

 夜中に会社から帰宅してメールをチェックするが、ジオからの返信メールはない。ジオのシステム情報のページにアクセスすると、システム障害の発生については書かれてあったが、どこを探しても「申し訳ありません」という言葉はない。う〜む…。もう、あきれるばかりだ。「ジオガイド」による「ページデザインの破壊」(きのうの身辺雑記参照)に対してかなり不愉快な気分になっていたのだが、度重なるジオのこうした混乱は本当にいい加減にしてくれと言いたいなあ。余計なことはしなくていいから、安心してHPを作成・公開・更新できる環境だけは最低限きちんと整えてほしい。ジオとして何か始めるというのならば、そういった最低限のことが維持できてからにしてもらいたい。無料HPを提供してくれていることには感謝しているが、ユーザーの表現活動をきちんと保障するのは事業者としての責務だと思う。


8月22日(土曜日) 「ディープインパクト」を見る

 横浜駅西口の相鉄ムービル1で映画「ディープインパクト」を見る。今ごろ…。公開されてからいったい何日経っているんだ(爆)。テレビのCMで繰り返し流されていた「彗星衝突のシーン」が強烈で、前から見たい見たいとは思っていたのだが、とにかくやっと見ることができたぞ〜。土曜日なのにそれほど混んでいなくて、全席約600席のうち半分くらいの入りである。で、映画の感想だが、企画そのものと映像の点ではなかなか面白い作品だった。1年後に彗星が地球に衝突することが分かって、それに対して人類がどう対処するかというのは、実に興味深いテーマである。その事実を最初にキャッチした少年と天文学者を描いた出だしの場面はまずまずだった。さらに、核による彗星破壊の宇宙空間での作業シーンもまあまあの出来だった。そして、彗星がついに地球に衝突して大津波が都市を飲み込む特撮シーンは期待以上の完成度で、大いに満足できるものだった。テレビ局の女性ニュースリポーター・ジェニーを演じているティア・レオーニもカッコよかった。だがしか〜し、評価できるのはここまでだ。そのほかの人物描写だとか、人類絶滅の危機を目の前にしてパニック状態になる人々の心理描写だとかが、あまりにもお粗末じゃないか〜。選ばれたほんのわずかな人たち以外は地下都市には入れてもらえず、生き残る可能性がほとんどないんだよ。相当なパニック&混乱&暴動が各地で起きているはずだ。そこのところをもっときちんと描いてもらわなくっちゃ、リアリティーに欠けるというものだろう。確かに、女性キャスターとその家族との葛藤や、彗星を発見した少年と恋人の物語などは描かれているけれど、なんだか描写がすごく薄っぺらなんだなあ。あ〜あ、映画的にはすっごく面白い企画だったのに。実にもったいないと思った。

 「エヴァンゲリオン」の英語版コミックス第2巻と第5巻を横浜で見つけたので購入。今年5月に立川の本屋さんで買って以来の発見である。アメリカの出版社が版元になっている。見つけた時に買っておかないと、後で買おうと思っても手に入らなくなることがあるからなあ。というわけで、後悔しないために速攻で購入したのだった(^^)。


8月23日(日曜日) 残暑見舞いを書かなければ

 上大岡の京急百貨店で、残暑見舞いを出すために「夏の海」の絵はがきを10枚ほど購入する。暑中見舞いのはがきをいただいた方々に返事を書くのである。すっかり遅くなってしまって、もうすぐ夏も終わってしまうけれど、まだ許容範囲内だよなあ…。まあ滑り込みセーフってところだろう。愛車で出社。夕方までは暇だったのだが、午後10時くらいからやけに忙しくなる。衆院同日補選の開票結果やら、エリツィン大統領がロシアの全閣僚を解任したというニュースやらが入ってきて、なんだかすごく働いた気がするぞ。ふう。せっかくノートパソコンを持って行ったのに、あんまり遊べなかったな…(爆)。午前1時過ぎに退社。ラーメンと餃子を食べて帰る。ちなみにきょうの昼はカレー、夜はオムレツを食べた。そういえばこのところ、毎日のようにカレーを食べているような…。1日2回食べた日もあるような…。だって好きなんだもん(^^)。「大岡みなみのコラム風速計」の最新版を追加更新する。


8月24日(月曜日) 夏らしい空だけど秋の気配

 久しぶりに夏らしい空が広がる一日だった。もくもくとわいた積乱雲がぽっかりと青空に浮かび、カッと暑い日差しが照りつけてくる。でも、今ごろになったって遅いよ…。空気はなんとなく秋の気配を感じさせているんだよなあ。残暑見舞いの絵はがきは、やっときょう投函した。懸案事項が片付いたので、とりあえずほっとする。編集局のあるフロアは冷房が効きすぎ気味のようで、居眠りしていると(爆)、風邪をひいてしまいそうだ。


8月25日(火曜日) メキシコ3人組の華麗なる生活(^^)

 仕事でメキシコに単身滞在している友人T氏の家に、スペイン留学していた友人M氏が夫婦そろって転がり込んだと聞いてから1カ月になる。勉強熱心なM氏夫妻は毎日まじめにスペイン語学校に通っているそうだが、家主のT氏が出勤するついでに、毎朝車で送ってもらっているという話を聞いて笑ってしまった。う〜む、さすがだ。まさに「居候の鑑」である。夫婦で居候というのもすごいが、家主の運転する車で「大名通学」(本人の弁)というのがこれまた素晴らしい。やはり、どうせ居候するのなら徹底的に居候をやらなければ。それでこそ「プロの居候」というものであろう(笑)。ちなみに、台所や洗濯機やT氏のパソコンも使いたい放題という非常にうらやましい恵まれた環境で、メキシコ生活をエンジョイしているらしい。で、そんな3人から頻繁にメールが届くのだが、どうやら3人ともかなり暇を持て余しているのでないかと思われる。例えば、童謡の「どんぐりころころ…」に続く歌詞は「どんぶりこ」なのか「どんぐりこ」なのか、さらに「ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ…」に続く歌詞は「お池の周りに野バラが咲いたよ」か「野花が咲いたよ」なのか、3人で議論になっているので調べてくれと言ってくるかと思うと、最近ではなぞなぞまで書いてくるのである。しかも、答えを求めるとともに僕の方からも問題を寄越せと言うのである。ね、すごく暇そうでしょう? M氏の妻はまじめに勉強しているみたいだけど…。あとの2人は怪しいな。特に会社員であるT氏はもっとお仕事に励みなさい〜(笑)。ところで、なぞなぞの答え、おせ〜て!(爆)


8月26日(水曜日) 「アエラ」の宣伝じゃないよ!

 「AERA/アエラ」の今週号(8/31日号)を読む。買ったのは久しぶりだなあ。「現代の肖像」で取り上げられていた「映画監督・庵野秀明」がなかなか面白かった。「『シンジ=ヒデアキ』のさらなる闘い」というタイトルで、作家の速水由紀子さんが、少年時代から現在までの庵野氏の生い立ちや生活を追いかけ、監督の内面が作品にどう投影されているかを丁寧に分析・考察している。小さいときからずっと「いい子」であり続けながら、実は自分が嫌いでコンプレックスを秘めていた庵野氏が直面し乗り越えてきたすべてが、「エヴァンゲリオン」のキャラクターの血肉となっているというのは、ファンの間ではまあ定説みたいになってはいるのだが、それをとっても分かりやすく整理してくれている、といった感じの読み物だ。これまで読んだ「庵野監督分析」のたぐいの中では、一番すっきりしていて明快だと思う。このほかには、「家庭内再婚/冷えた夫婦温め直す」「バツイチ男が求める『理想の妻』」という2本のルポが読みごたえがあったし、男女の関係について考えさせられるものもあったのだが、直接自分には縁がない話でもあるからか、共感性という点ではあまりピンとは来なかった。でも、この手の男女関係をテーマにしたルポって、なぜかついつい読んでしまうもんだよなあ…(苦笑)。もう一つ。「変身共産党/政権獲り作戦の現実味」という政治記事が「ふ〜む、どこまでがポーズではない変身なのだろう」と興味深かった。この前の参院選では大躍進した共産党だが、官僚的、独善的、秘密主義などのマイナスイメージが依然強いのも事実である。この「アエラ」では不破委員長に焦点を絞った記事だったけれど、きのう8月25日付の朝日新聞の政治面では同じような切り口だけど、志位書記局長に焦点を当てた特集記事になっていた。併せて読むと背景がより理解しやすいかもしれない。おっとしまった、きょうの「身辺雑記」はまるっきり朝日の宣伝じゃないか…(爆)。う〜む…。まあいいか。


8月27日(木曜日) 思考停止する人々

 先週から表示され始めた「ジオガイド」と称する広告バナーは、ジオシティーズのすべてのHPに、しかも表紙(フロントページ)だけでなくてすべてのページに自動的に取り付けられている。この問題について、ジオの掲示板でユーザーたちによる意見交換がしばらく続いた。賛否にも濃淡があることが分かって面白かったのだが、「決められたルールには従え。無料なんだから苦情など言うな」と断言してしまう人間が少数ながらいたので、絶句してしまったというかあきれてしてしまった。それって思考停止じゃんか…。それにしても「ルールだから、決まりだから」という理由で、言われたことをそのまま無批判に受け取る人間ってどこにでもいるんだなあ。そういう問題意識のかけらもない人間はたぶん、「決められたルール」そのものの背景自体を考察・検証してみようという発想や習慣はないのだろう。そんな人間が増えていくとどうなるのだろうなどということを想像すると、ちょっと怖くなった。ところで「ジオガイド」は現在、「サードインパクト」の表紙以外のすべてのページに表示されている。表紙にも一日だけ表示されたが、送信ツールにトラブルがあった翌日からは消えた。


8月28日(金曜日) 薄くて軽い東芝ダイナブック

 米国留学する同僚T記者が、ついに「東芝ダイナブック」を購入して会社に持ってきた。驚くべき薄さと軽さだ。何と重さはわずか1キロちょっとしかない。「パワーブック2400」も軽くてかわいい奴だけれどその約半分である。これなら本当にどんな時でもバッグに入れて持ち歩きたくなるよなあ。Macintoshもそのうち「極超軽量型ノート」を作ってくれるのだろうか。でも一応言っておくと、使いやすさとデザインの点ではMacintoshの方が抜群なのだよ、T君(^^)。で、ウインドウズ派で面倒見のいい同僚S記者がプロバイダー契約だとか設定だとかの手伝いをしていた。僕はMacintosh派なのでよく分からないから横で見物しているだけである。外国にもアクセスポイントのあるプロバイダーでないと困るのでIBMにしたそうだが、手違いがあったようできょうは接続手続きはうまくいかなかった。


8月29日(土曜日) 台風接近中

 台風が北上、接近中である。「台風と高気圧のはざまから湿った空気が大量に流れ込み、前線を刺激して大雨になる」という触れ込みだったのに、薄曇りの間に青空が見えているぞ。…と思いきや、急に空が真っ暗になったかと思うと大量の雨が降ってくる。でもってしばらくしたら、また晴れ間が広がってきて…。おいおい、これじゃあ身動きが取れないじゃないか。しかしまあ、大雨被害で死者や行方不明者が何人も出ているわけで、それに比べれば横浜なんかまるっきり平和そのものだから、そうそう文句は言えないな。


8月30日(日曜日) 頑張ってね!Apple

 そーいえば、きのうは日本でも「iMac」が一斉発売されたんだよなあ。米国で大人気で、日本でも評判は上々だそうだ。僕はあんまり欲しいとは思わないけれど、でも、新聞に全面広告が載ったり、テレビでもカッコいいCMが流れたりしてMacintoshが元気な姿を見るとすごくうれしい。頑張ってね、Appleコンピューター。


8月31日(月曜日) 千葉で一泊

 房総の海が見たくなったので、愛車で千葉へ。湾岸道路と東関東自動車道を使って来たのだが、途中で道に迷ったためにきょうは千葉市街で一泊である。あすは九十九里浜(細部は未定だが…)を見に行くぞ〜。台風が北上中だとゆーのに。でも、雨も風もあんまり大したことないけどなあ。とゆーわけで、僕はホテルでいくつか書かなければならない原稿をパワーブックで書いているのであった。眠いよ…。(ととろぺん@千葉)


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