身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2015年4月1日〜4月30日

●安倍首相にモザイクがかかるテレビ●問題が共有できる職場こそ●国民をボロ雑巾のように●「唯一の解決策」前提がおかしい●沖縄の怒りに強く共感●「逆賊」首相の哀れ●正真正銘の馬鹿●「世界」5月号に記事執筆●国立大に国旗国歌要請の異常●ネトウヨとの噛み合わない対話●高浜原発の再稼働差し止めは当然だ●「原子力推進委」も粛々と●どこから突っ込んでいいのやら●圧力に萎縮した?朝日●テレビ局を呼びつけるなど言語道断●リニア新幹線で壊される地域社会●安倍首相の詭弁どこまでも●欧米に喧嘩を売るつもりなのか●原発利権を支える側に立つ裁判官●傍聴席が酷すぎる●靖国とオウムの信者は同じ●恒例の今期アニメ評●国家統制再現を危惧●土肥さんの裁判官は外れだった●原発が低コストなんてあり得ない●ご都合主義●あまりに酷い安倍演説●●●ほか


4月1日(水曜日) 安倍首相にモザイクがかかるテレビ

 【特報】「安倍晋三首相の顔だけモザイクがかかるテレビ」を八王子国際大学メディア総合研究所が開発し、4月1日からフリーソフトとして提供することが明らかになった。「NHKだけ映らないアンテナ」を開発した筑波大視覚メディア研究室に刺激され、「テレビに大きく映し出される安倍首相の顔を見ると虫唾が走る。なんとかしてほしい」との学生らの声に応える形で開発した。

 今後はさらに「安倍首相の声や発言を聞くのが不愉快だ」との要望に対応するため、安倍首相の音声を瞬時に自動加工して流すソフトも開発するという。ただし発言内容そのものは変えることができないので、同研究所は「投票行動で主権者の民意を国政に反映させて下さい」としている。

(USO News Network YOKOHAMA)


4月2日(木曜日) 問題が共有できる職場こそ

 千葉県立高校の先生たちから、現場の生々しい話をたくさん聞いた。家庭に深刻な問題を抱えて悩んでいる生徒は、親身になって話を聞いてくれる教師が唯一自分を受け入れてくれる存在となって、依存がエスカレートし、常軌を逸した行動(教師の面前での自傷など)に出ることがよくある、という話は中でも衝撃だった。

 そういう生徒と1対1で対応を続けると、取り返しがつかない事態に発展することがある。相談できる同僚教師やアドバイスしてくれる先輩が、周囲にいることが重要になってくる。1人では到底抱えきれないし、抱えるべきではないのだという。具体的なことは書けないけど、なるほどなあと思った。勉強になった。

 切羽詰まった状況で孤立無援の対応を強いられ、追い詰められて疲弊する教師は少なくない。ベテランの先輩教師はこうした貴重な経験をぜひ若手教師に伝えて、多くの現場が問題を共有して生徒に向き合ってほしいと切望する。無関心で見て見ぬ振りをする教師ばかり、といった職場にしないことが何よりも求められる。


4月3日(金曜日) 国民をボロ雑巾のように

 残業代ゼロ制度や裁量労働制の拡大を盛り込んだ労働基準法改正案を、政府が閣議決定した。要するに労働者にタダ働きさせるのを法律で正当化するということだ。高年収で専門的な仕事に就く人が対象だというが、そんなものは非正規労働の例を見れば、あっという間になし崩しになるのは目に見えている。

 安倍政権はこの国を破壊し、国民をボロ雑巾のように扱って疲弊させることしかしない。原発は再稼働して海外にも輸出しようとする。歴史を堂々と歪曲し、憲法と法律も平然と踏みにじる。沖縄の民意を無視してやりたい放題の限りを尽くす。

 教育とメディアを支配統制し、自衛隊は軍隊として海外に送り出して隊員を戦死させるのも厭わない。首相自身は頭の弱いネトウヨで、閣僚はカネまみれの極右がずらりと並ぶ。文字通り正真正銘の亡国政権だ。一分一秒でも早く公の舞台から退場させなければ、取り返しがつかないことになる。


4月5日(日曜日) 「唯一の解決策」前提がおかしい

 安倍政権は馬鹿の一つ覚えのように「辺野古移設は唯一の解決策だ」と繰り返すが、「唯一の解決策」という前提がおかしい。「普天間飛行場の危険除去」と言うなら、沖縄県外に移すように米国を説得して粘り強く交渉を続けることこそ日本政府の仕事だろう。そもそも辺野古移設は「移設」ではなく米軍基地の「新設」だ。

 「辺野古への移設を断念すれば普天間基地の固定化にもつながる」(菅官房長官)というのは詭弁でしかない。固定化させないように、沖縄県外に移設するように、米国を説得し続けることこそが日本政府の仕事ではないか。職務放棄もはなはだしい。

 圧倒的多数の民意を無視して「唯一の解決策だ」と一方的に繰り返す。いったいだれのための政府なんだ。だれのために仕事をしているのか。沖縄を最も搾取し収奪しているのは、日本政府(安倍政権)ではないかとさえ思う。


4月6日(月曜日) 沖縄の怒りに強く共感

 翁長沖縄県知事の言葉には、切実さと沖縄県民の思いと説得力に満ちあふれている。だれがどこからどのように聞いても分があるのは、日本政府(安倍政権)の側ではなく、「米軍普天間飛行場の辺野古移設は受け入れられない」と訴える沖縄県民の側だろう。

 「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れて、怒りは増幅していくのではないのかと思っている。私は辺野古の新基地は絶対に建設することができないという確信を持っている」

 「官房長官にお聞きしたい。国民や県民を洗脳するかのように『普天間の危険性除去のために、辺野古が唯一の政策』と言っている。辺野古基地ができない場合、本当に普天間は固定化されるのかどうか、聞かせていただきたい」

 「ラムズフェルドさんも官房長官も多くの識者も世界一危険な基地だと言っているのに、辺野古ができなかったら固定化ができるのかどうか。これをぜひお聞かせ願いたい」

「翁長知事冒頭発言全文」(琉球新報)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241475-storytopic-3.html

◇◇

 安倍政権の強引で傲慢で卑劣なやり方は、まともな先進国・民主国家のありようとはとても思えない。「まるで植民地支配」「地方自治の危機」「独裁とどこが違う」。いずれもまったくその通りとしか言うしかない指摘ばかりだ。

特集ワイド:国VS沖縄県、普天間移設問題で緊迫、これでも民主国家?(毎日夕刊)

http://mainichi.jp/shimen/news/20150406dde012010003000c.html


4月8日(水曜日) 「逆賊」首相の哀れ

 パラオへ慰霊の旅に向かう両陛下にあいさつする安倍首相の無味乾燥で空疎な言葉に対し、戦争の悲惨さを踏まえ実感のこもった言葉を述べる天皇陛下。平和と日本国憲法の大切さを一貫して訴えてきた天皇に、これほど嫌われた首相もいないだろう。まさに逆賊。それでいてネトウヨ。羽田空港で必死に手を振って両陛下を見送る安倍首相の姿には、哀れという言葉しか思い浮かばない。

◇◇

 真冬のような震える寒さの一日だった。新年度最初の授業。やっぱり1年生は初々しくていいね。その初々しくて真面目な姿勢が卒業までずっと続けばいいのになあ。さすがにそれは無理か。


4月9日(木曜日) 正真正銘の馬鹿

 米軍普天間飛行場の辺野古移転について、8日の参院予算委員会で「粛々と進めている」と平然と答弁した安倍首相。この発言を批判された安倍首相は、翌9日の同予算委で「あえて私も使う必要はないと思っている」と述べた。

 「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど沖縄県民の怒りは増幅していく」と批判されているのに、「『粛々』という言葉が『上から目線的な雰囲気があるのでやめてもらいたい』ということであれば、あえて私も使う必要はないと思っている」などと、まるで見当外れの頓珍漢な答弁をする安倍首相。「雰囲気」ではなく「怒り」そのものであることさえ理解できないのか。本当に何も分かっていない正真正銘の馬鹿だな。


4月10日(金曜日) 「世界」5月号に記事執筆

 岩波書店「世界」5月号(発売中)の「世界の潮」のページに、解説記事「萎縮する教育現場、元都立高校長の訴えを『門前払い』した最高裁」を書きました。

→(5月号目次)https://www.iwanami.co.jp/sekai/


4月11日(土曜日) 国立大に国旗国歌要請の異常

 国立大学に対し、国旗掲揚・国歌斉唱を要請することを決めた安倍政権。こんなことを首相が堂々と国会で答弁する異常。どれだけ突出して狂った言動を振りまいているか、首相も閣僚も周辺もまったく理解していないところが、もうどうしようもなく救い難い。自由も民主主義も憲法も法律も、まるで何も分かっていない頭の悪さに驚かされる。何から何まで狂った異様な政権だ。

 「税金で賄われていることに鑑みれば、正しく実施(国旗掲揚・国歌斉唱)されるべきだ」と安倍首相は主張するが、「俺のカネで生活してるんだから俺の言うことを聞け」と言い放つ時代錯誤のオヤジの理屈とまるで同じだ。しかし「俺のカネ」なるものは国民が納めた税金であって、政府(安倍政権)のカネじゃない。沖縄振興予算削減を脅しに使って、米軍基地の辺野古移設をごり押しするのと同じ論法だ。安倍政権の手法は、すべてが非論理的な詭弁ばかりで欺瞞に満ちている。

 この次は私学助成金を理由に、まず間違いなく私立大学にも国旗掲揚・国歌斉唱を求めてくるだろう。火を見るより明らかだ。ナントカに刃物。無理が通れば道理が引っ込む。恐ろしい世の中になったものだ。

 (1)大学自治。(2)税金は国民が納めたものであって、政府の意向に従わせる道具ではないという観点がすっぽり抜け落ちていること。(3)強制しないはずの国旗国歌法を持ち出す欺瞞。こうした安倍政権の詭弁やデタラメさを、朝日の社説は的確に論点を押さえて批判している。同じテーマを取り上げた毎日の社説と比べて段違いに切れ味が鋭い。

国旗国歌・大学への不当な介入だ(朝日社説)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11698856.html?ref=nmail_20150411mo&ref=pcviewpage


4月12日(日曜日) ネトウヨとの噛み合わない対話

 典型的なネトウヨとのまるで噛み合ない対話を冒頭で紹介。うんうん、すごくよく分かる。さらに各国でまかり通る幼稚な二分論についても言及。なかなか興味深い考察だ。

日曜に想う「ネトウヨと、ひざ交え終電まで」特別編集委員・山中季広(朝日2面)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11700646.html?ref=nmail_20150412mo&ref=pcviewpage


4月13日(月曜日) 出稿

 締め切りから遅れてしまったが、やっと原稿を書き上げて出稿。めちゃめちゃ疲れた。授業の準備は明日にしよう。

◇◇

 【おことわり】4月8日付から4月13日付までの「身辺雑記」を、まとめて更新しました。


4月14日(火曜日) 高浜原発の再稼働差し止めは当然だ

 原発事故で炉心溶融が起きたら取り返しがつかない。その辺の火事とはレベルが違う。福島の原発事故で十二分に学習したはずだろう。そもそも「原発事故が再び起きない」可能性なんてない。最悪の重大事故が起きた場合、いったいだれがどのように責任を取るというんだ。取れるわけがないではないか。

 住民の生存権や人格権を、平然と足蹴にする関西電力の傲慢不遜な主張を退け、高浜原発再稼働を差し止めた福井地裁(樋口英明裁判長)の仮処分決定は至極当然の判断だ。

 関西電力は福井地裁の仮処分決定について、「誠に遺憾で、到底承服できない」とコメント。耳を疑うコメントだ。「到底承服できない」のは、関電の傲慢不遜な態度そのものだよ。「安全性は確保されている」と馬鹿の一つ覚えのように根拠もなく繰り返すだけ。重大事故が起きたらどう責任を取るのか。住民の避難対策はできているのか。無責任極まりない。

 高浜原発の再稼働を差し止める仮処分決定に対し、菅義偉官房長官は「原子力規制委員会の判断を尊重して再稼働を進める方針に変わりはない。粛々と進める」と明言した。懲りずに「粛々と」進めるのかよ。司法判断も民意も無視し、政権に都合のいい規制委を重視して「粛々と」。沖縄への対応と同じ厚顔無恥なパターンを繰り返す。安倍独裁政権の暴走は止まらない。


4月15日(水曜日) 「原子力推進委」も粛々と

 高浜原発の再稼働を禁じた福井地裁の仮処分決定について、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「事実関係に誤認がある。新規制基準は世界でも最も厳しいレベルにある。粛々と、というか、我々の仕事としてやらなきゃいけない」と反論。菅官房長官と口を揃えたかのように「世界で最も厳しいレベル」「粛々と」などと、平然とのたまう姿にぞっとする。さすが「原子力推進委員会」。政府と二人三脚でこの国の民を破滅に追いやるつもりか。

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 あっぱれな学生のリアクションがあってこそ、充実した授業内容になるんだなと改めて実感。演習形式の授業だとなおさらだ。逆に言えば、いい球を打ち返してくれない(刺激的な課題を提出してくれない)と、貧しい授業になってしまうということ。こればかりはレクチャーだけではどうにもならないよなあ。


4月16日(木曜日) どこから突っ込んでいいのやら

 【再掲】岩波書店「世界」5月号(発売中)に、解説記事「萎縮する教育現場、元都立高校長の訴えを『門前払い』した最高裁」を書きました。都立三鷹高校の元校長が都教委通知の違法性などを訴えた裁判で、都教委が裁判で虚偽証言を堂々と繰り返し、その都教委の主張を丸呑みした司法判断のデタラメさについて、取材を基に具体的証拠を示して批判検証。さらに、管理職と教師が萎縮し疲弊する教育現場の実態を解説しました。

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 岩波書店の編集者から「世界臨時増刊/沖縄・何が起きているのか」をいただきました。フォトジャーナリストの宇田有三さんからご著書「観光コースでないミャンマー(ビルマ)」(高文研)を頂戴しました。それぞれ興味深く鋭い指摘満載の力作。心して拝読します。ありがとうございます。

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 安倍晋三首相「世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると認めた原発について、原子力規制委員会の判断を尊重し、再稼働を進めていくのが政府の一貫した方針だ」。もうどこから突っ込んでいいのやら。そもそも「世界で最も厳しいレベルの新規制基準」という言葉自体が、とにかくものすごく疑わし過ぎるわけで。

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 多忙を理由にして沖縄の翁長知事との面会はかたくなに拒むのに、産経の支局長とはホイホイ会う安倍晋三首相。そんな批判の声をかき消すかのように、あす17日午後に首相官邸で翁長知事と会うそうだ。ようやく今ごろかよ。市長選でも知事選でも国政選挙でも圧倒的民意が示された沖縄の知事に、首相が会って説明し対話するのは当然だ。「アリバイづくり」の面会にしても遅すぎるだろ。

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 もしも沖縄が本当に日本から独立したら、尖閣諸島は沖縄に所属するのだろうか。中国はそれでも尖閣を中国領だと主張するのだろうか。そして日本政府も尖閣を日本領だと言い募るのか。台湾はどんな主張をするのだろう。それぞれがどのように主張を展開するのか実に興味深い。そもそも独立の法律的手続きはどうなっているのか。調べてみよう。


4月17日(金曜日) 圧力に萎縮した?朝日

 きょう17日付の朝日の社説が酷い。自民党の放送介入を取り上げた社説の趣旨としては自民党批判だが、クローズアップ現代と報道ステーションについて「それぞれ批判されても仕方がない、残念な番組内容だ」ときた。一方、同じテーマを取り上げた同日の毎日の社説は論旨明快でブレていない。きょうの社説は圧倒的に毎日が鋭い。

 「クロ現」のやらせ番組演出に擁護の余地はないが(番組自体の否定ではない)、報ステでコメンテーターが安倍官邸からの圧力を批判したことは、表現方法の是非はともかく正当な報道言論の範疇で間違っていない。テレビ朝日は「おわび」する必要など全くないし、朝日新聞も毅然とすべきだ。報道への圧力によって萎縮しているのは、テレ朝と朝日新聞の方ではないか。

朝日社説<自民党と放送「介入」は許されない>

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11708882.html?ref=nmail_20150417mo&ref=pcviewpage

毎日社説<テレビ局聴取、政権党は介入を控えよ>

http://mainichi.jp/shimen/news/20150417ddm005070090000c.html

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 首相官邸で安倍首相と初めて会談した沖縄の翁長知事は、「(沖縄は)銃剣とブルドーザーで土地を強制接収された。土地を奪っておきながら、嫌なら(辺野古以外の)代替案を出せという理不尽はない」と述べた(朝日)。何から何まで全くその通り。代替案を示すべきなのは沖縄ではなく、日本政府や米国政府の側だ。

 どうして被害者である沖縄が、辺野古移設の代案を示さなければならないのか。ネトウヨや安倍自民党が馬鹿の一つ覚えのように繰り返す「文句があるなら代替案を示せ」といった主張は、論理のすり替え・詭弁そのものであり、やくざの言いがかりや捨て台詞と何ら変わらない。

翁長・沖縄知事、安倍首相と初会談、辺野古移設めぐり(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASH4K4GBRH4KUTFK00F.html

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 TBSラジオの深夜放送「パック・イン・ミュージック」のころから愛聴し親しんできた愛川欽也さんの死去に、寂しさを禁じ得ない。数々の番組や映画の中でやっぱり一番印象深いのは、何と言っても「出没!アド街ック天国」(テレ東)だ。しばらく休んだら復帰するとばかり思っていたのに。80歳。ご冥福をお祈りします。


4月18日(土曜日) テレビ局を呼びつけるなど言語道断

 テレビ朝日とNHKの幹部を呼んで、個別番組の問題について事情聴取した自民党情報通信戦略調査会の幹部の一人は「NHKはどうでもいい。狙いはテレ朝」。百歩譲って、自民党がそれほど文句を言いたいのなら、発言したコメンテーター本人に言えばいい。テレビ局を呼びつけるなど論外。言語道断。まともな民主国家の政権がやることじゃない。中国や北朝鮮じゃあるまいし。いやむしろ安倍自民党は、中国や北朝鮮の独裁政権と同質・同レベルだということだろう。

政権批判発言に照準、自民、テレ朝などを聴取(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11710836.html?ref=pcviewer

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 社民党の福島瑞穂氏が参院予算委で安倍首相に質問した際、安全保障関連法案を「戦争法案だ」と述べたことについて、自民党理事が一方的表現だと修正要求。何を言ってるんだ「戦争法案」そのものじゃないか。だったら、安倍首相の国会での常軌を逸したヤジと虚偽説明こそ名誉毀損で大問題だろう。いよいよもって安倍自民党は末期症状だ。

自民、異例の修正要求、社民・福島氏、国会で「戦争法案」発言(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11710812.html?ref=pcviewer


4月19日(日曜日) リニア新幹線で壊される地域社会

 週末に訪れた相模原市の宮ヶ瀬湖・鳥居原エリア。桜の季節は過ぎていたが、緑豊かで爽やかな湖畔が広がる素晴らしい景観。ツーリング族や観光客でいっぱいだった。

→(写真)http://p.twipple.jp/xTvuo

 リニア中央新幹線の建設予定地を訪ねた。(1)学校敷地にリニア新駅が計画される神奈川県立相原高校。JR橋本駅のすぐ目の前にある同校は、畜産科学科や環境緑地科などを擁し、広大な敷地は自然が豊かで地域住民にも親しまれている。新駅計画が現実になれば学校は全面移転となる。「生徒たちが丹精込めて作ってきた土や樹木はどうなるのか」と心配する学校関係者や市民も少なくない。

→(写真)http://p.twipple.jp/GSVyk

 (2)リニア新幹線の車両基地が計画されている相模原市緑区鳥屋(とや)地区(旧津久井郡)。高さ十数メートル、長さ数キロの壁に覆われた車両基地ができれば、自然景観は破壊され、小さな集落は完全に分断されてしまうことになる。

→(写真)http://p.twipple.jp/fXBFz

 (3)相模原で170年続く酒蔵・久保田酒造で話を聞く。丹沢山系の湧水を用いて吟醸酒「相模灘」を造り続けているため、酒蔵ではリニア建設による地下水への影響が何より心配だ。JR東海から環境影響評価などについて満足できる説明はないという。

→(写真)http://p.twipple.jp/O6YK1


4月20日(月曜日) 安倍首相の詭弁どこまでも

 またもや安倍首相の詭弁。こういう論理のすり替えをいったいどれだけ繰り返せば気が済むのか。「村山・小泉談話を引き継いでいくと言っている以上、これをもう一度書く必要はない」。こんな馬鹿げた理屈はないだろう。村山・小泉談話を本当にしっかり引き継いでいくのならば、過去への反省を踏まえてはっきり書けばいいではないか。むしろ何回でも書くべきだろう。

 どこをどうしたら「もう一度書く必要はない」などという結論が導き出されることになるのか、理解に苦しむというか全く理解できない。知性も教養も道理も誠意も何もないな。歴代自民党の総理大臣の中でも、安倍首相は知的レベルが著しく劣った前代未聞の権力者だ。もう何回も言ってることで今さらながらだけど。こんな屁理屈(詭弁)が堂々とまかり通る国になってしまったことが、何よりも恐ろしいと心から思う。

村山談話の「侵略・おわび」、首相「再度書く必要ない」(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASH4N71K8H4NUTFK017.html

安倍首相:70年談話で「過去の2談話文言にこだわらず」(毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000m010108000c.html


4月21日(火曜日) 欧米に喧嘩を売るつもりなのか

 安倍首相や極右タカ派やネトウヨは、この国が70年前に大日本帝国と決別したことがいまだに理解できていないらしい。東京裁判を受け入れてサンフランシスコ平和条約に調印したことで、日本は国際社会復帰が認められたのに、それを全否定してどうする。

 そもそも靖国神社は大日本帝国の亡霊そのもので、まともな宗教じゃないカルトなんだよ。そんなところに参拝して供え物を奉納するなんて、安倍首相は自ら大日本帝国の亡霊で歴史修正主義者であることを認め、連合国と結んだ国際的な約束事を反古にすると公言するに等しい行為ではないか。

 中国や韓国の反応はともかく(本当はそこのところも大事なんだけど)、安倍首相は本気で米英仏など先進西側諸国に正面切って喧嘩を売るつもりなのか。靖国神社へ参拝し供え物を奉納するとはそういうことなんだよ。まったくとんでもない自称愛国者だ。

安倍首相:靖国例大祭に真榊奉納、参拝は見送り方針(毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000e010167000c.html

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 たぶんいや間違いなく安倍首相は、「植民地支配と侵略」への反省とおわびを口にしたくないのだろう。日本国内ではそれで通じるかもしれないが、しかし国際社会はシビアに見ている。特に米国は相当苛立っている。そうした状況を把握し分析判断する能力も、自覚も見識も何もないのか。

 歴代総理大臣の中でも突出して異常な安倍首相の常軌を逸した言動が、日本国民の総意だと思われたらたまったものではない。狂った権力者の道連れにされるのだけは、マジで勘弁してもらいたいと心から思う。

村山元首相、安倍談話めぐり批判、都内で講演(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASH4P6F32H4PUTFK01Y.html


4月22日(水曜日) 原発利権を支える側に立つ裁判官

 九州電力の川内原発について再稼働の差し止めを求める仮処分の申し立てを、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)が却下。「原子力規制委員会の審査に不合理な点は認められない」とした。関西電力の高浜原発の再稼働について、福井地裁(樋口英明裁判長)が4月14日、「国の規制基準は緩やかすぎて原発の安全性は確保されていない。想定を超える揺れが起こらないというのは楽観的な見通しにすぎない」と述べて再稼働を禁じたのとは、正反対の判断となった。

 火山の破局的噴火の可能性が高い川内原発の方がはるかに危ないのに。福島原発の大惨事から何も学ばず、電力会社や国の主張を丸呑みしたとんでもない裁判官だ。原子力規制委の何ら根拠のない規制基準や安全目標をそのまま鵜呑みにし、「重大事故が発生する危険性は無視できる程度に保てる」などとあり得ない能天気な結論をこじつけた。

 3・11以前の体制(嘘八百を平然と並べる原発利権体制)を、支える側に立つ裁判官ならではの判断だ。「想定を超える揺れが起こらないというのは楽観的な見通しにすぎない」と明確に指摘した福井地裁(樋口英明裁判長)の方が、どう考えても説得力がある。

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 アジア・アフリカ首脳会議で演説した安倍首相。「平和国家の歩み」を強調したが、「植民地支配と侵略に対する反省とおわび」には触れなかった。安倍首相は本当に馬鹿だよなあ。今の日本でなく過去の日本の過ちなんだから、率直に相手の気が済むまで何回でも謝ればいいんだよ。

 中国や韓国から言われるより先に、自ら進んでおわびの言葉を述べた方が、ずっと好印象で国際的評価も高まるのに。過ちを認めて謝罪するのは、何も恥ずかしいことではない。相手の気が済むまで何回でも繰り返しおわびすればいい。過去をしっかり反省して未来を築くことこそ「国益」にかなうし、世界から尊敬される。安倍首相とその取り巻きやネトウヨは、そんな簡単なことも分からないのだろうか。

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 安倍首相のブレーン組織の提言。現在は都道府県の教育委員会がそれぞれ独自に実施している採用試験を、中央政府が束ねて管理統制するといった姿しか思い浮かばないのだが。戦前の国家統制教育の再現をもくろんでいるとしか思えない。それにしても何の問題提起も批判的視点もない、政府広報みたいな酷い記事だな。

教員採用試験:共通化を、教育再生実行会議が提言(毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20150423k0000m040054000c.html


4月23日(木曜日) 傍聴席が酷すぎる

 首相官邸の屋上で小型無人飛行機(ドローン)が見つかったことを理由に、国(政府)は首相官邸周辺を規制区域に指定して、デモや立ち入りなどを制限するんじゃないかと危惧する。安倍政権ならやりかねない。国会議事堂や首相官邸の周辺でのデモ規制を、実際に画策した実績があるからなあ。

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 きょうの東京地裁の民事法廷(行政訴訟)。取材していて感じたこと。裁判長は原告側の話に懸命に耳を傾けようとしているし、訴訟指揮や仮処分の決定などもかなり良心的だと思うのだが、傍聴席の不規則発言(私語やヤジ)が酷すぎる。ずっと穏やかな口調でたしなめていた裁判長も、さすがに最後はやや怒気を含んだ声のように聞こえた。そんなことを続けていたら裁判官の心証が悪くなるだけで、原告の足を引っ張ることになるよ。自称支援者たちはいい加減にした方がいい。


4月24日(金曜日) 靖国とオウムの信者は同じ

 安倍首相や閣僚・ネトウヨたちは、戦後も引き続き靖国神社に参拝して供え物の真榊を奉納するという行為が、オウム真理教(アレフ)の信者がいまだに麻原彰晃の写真を拝み麻原の教えに忠実なことと、そっくりだとは思わないのかな。「国家に命を捧げよ」と命じた靖国神社という国家神道カルトの幻影に、まったく疑いを持たない滑稽さに心底あきれる。

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 ネトウヨって本当にピントがずれてるね。知性も教養も論理性もなく、都合の悪いことは見ようとも聞こうともしない。話をすり替えて詭弁を弄することだけは一人前。救いがたいな(失笑)。


4月25日(土曜日) 恒例の今期アニメ評

 【恒例の今期テレビアニメ評】◎「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」(TBS)俺ガイル2期。ひねくれた思考しかできない男子高校生の学園生活を描く。同級生らも屈折した背景があって複雑な人間関係が展開する。◯「ニセコイ2」(MX)ヤクザの一人息子とギャングの一人娘が恋人を演じることに。ドタバタラブコメ劇の第2幕。面白いことは間違いないのだけど、1期に比べるとややパンチの弱さを感じる。

 ◯「Fate/stay night」(MX)2期。聖杯をめぐって壮絶な戦いを繰り広げる魔術師たち。相変わらず作画は丁寧だが2期は戦いのシーンが多く、1期の方が面白かった感じが否めない。◯「プラスティック・メモリーズ」(MX)耐用期間を過ぎた人型アンドロイドの回収サービス会社が舞台。設定を考えると切ない話になるはずなんだけど…。いろいろと突っ込みどころがありすぎ。

 ◯「山田くんと7人の魔女」(MX)キスした相手と入れ替わってしまう男子高校生をめぐる日常ラブコメ。「転校生」の二番煎じ…ではなさそう。◎「響け!ユーフォニアム」(TBS)楽しく過ごせればそれでいいという高校吹奏楽部員と、もっと上を目指そうとする部員との衝突を描く。人間関係も含めて結構面白い。京アニの青春群像劇。

 ◯「俺物語」(日テレ)「泣いた赤鬼」をモチーフにした少女漫画原作のラブコメ。いかつい猛男と美少女の大和の恋を取り持つイケメンの誠。3話の時点で早々と恋愛成就してしまったのだが、今後の展開は果たして…。(◎◯△で評価。△以下は省略)


4月26日(日曜日) 国家統制再現を危惧

 「独裁志向の人物や集団にひとたび託せば、彼らは言論を封じる一方で甘言を弄し、国を意のままに操るだろう。選び間違えたツケはいずれ国民に回る。少なくとも暮らしで、ともすれば命で」。他山の石としたい(すべき)内容の論説コラム。歴史と他者から学ぶ意義を再確認する。

日曜に想う「ヒトラーを清算した熟慮と自省」特別編集委員・冨永格(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11725064.html?ref=nmail_20150426mo&ref=pcviewpage

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 事実をストレートに伝えるのは報道の役割だからこれでもいいのだが、せめてもう少し突っ込んだ取材をしなよ。戦前のような教育の国家統制再現を危惧する、といった批判的視点や問題提起くらい示すべきではないか。「優秀な人材が集まりにくくなる」という次元の話ではないと思うのだが。問題意識や危機感がなさ過ぎる。自民党や安倍政権の広報みたいな記事だ。

教員免許:国家資格に、自民提言へ、資質向上図る(毎日)

http://mainichi.jp/shimen/news/20150426ddm001100148000c.html


4月27日(月曜日) 土肥さんの裁判官は外れだった

 都立三鷹高校の元校長・土肥信雄さんが、学校現場への都教委の圧力・介入は憲法違反などと提訴した行政訴訟で、最高裁は土肥さんの訴えを退けて上告棄却とする判断をした。これを受けて東京・日比谷公園内の日比谷図書文化館・大ホールで27日、「学校に言論の自由を裁判・上告棄却抗議集会」が開かれた。

 主任弁護人の吉峯啓晴弁護士や土肥さん本人とともに、僕も登壇を求められ、「教育行政と司法へ広がる不信」のテーマで30分ほど話をさせていただいた。裁判官には当たり外れがあること、土肥さんの裁判では行政側の虚偽主張を丸呑みする外れの裁判官ばかりだったこと、しかしすべての国民は等しく公正な裁判を受ける権利があること、などを解説した。

 終了後、裁判支援者に誘われて、日比谷公園近くの鳥料理の専門店でハイボールをあおる。料理も酒もなかなか美味しい。風邪でのども頭も痛くて実は少しふらついていたのだが、しばし体調不良を忘れる楽しい時間を過ごした。


4月28日(火曜日) 原発が低コストなんてあり得ない

 原発の発電コストは最も安いとの試算を発表した経済産業省。とんでもない話だ。仮に事故処理費用を別にしたとしても、廃炉や核燃料廃棄物の処理費用などを考えれば、原発が群を抜いて高コストの電源であることは明らかではないか。どれほど嘘八百を吹聴すれば気が済むのか。虚偽を堂々とまき散らす経産官僚は、まさに国民の敵と言っていい。

発電コスト「原発が最安」、事故の確率「半減」2030年・経産省試算(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11727857.html?ref=pcviewer

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 「クローズアップ現代」の「やらせ問題」でNHKの調査委員会は、捏造はなかったが過剰演出があり事実確認が不十分だったとする報告書を公表し、記者の停職など懲戒処分を決めた。今夜のクロ現は特別番組で調査委の報告内容を放送した。これはこれで大事なことだが、しかしNHKはもっと検証すべき重大事項があるはずだろう。政府広報マン同然の籾井勝人NHK会長の言動こそ、クロ現の特別番組でしっかり検証すべきではないのか。

NHKやらせ疑惑>国谷キャスター涙ぐみながら謝罪(毎日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000090-mai-soci

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 吉田慎一社長「突然の発言だったとしても、混乱を防げなかった結果責任は当社にある」。訳が分からん。コメンテーターの突然の発言があったとして、どうしてテレビ局が責任を問われなければならないんだ。自民党や政府筋からテレビ朝日への圧力もなかったと言い張っているし、そうだとしたら、何も問題はないということになるはずじゃないか。

テレ朝、「報ステ」責任者ら3人処分、古賀氏発言受け(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASH4X54JVH4XUCVL015.html

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 ニューヨーク・タイムズ紙だけではない。ウォール・ストリート・ジャーナル紙も、「歴史に関する彼(安倍首相)の見解がかき立てた疑念を抑止する必要がある」と指摘。まともな先進西側諸国のメディアは、極右の安倍首相に強い疑念を示している。

米メディア:安倍首相に辛口、歴史認識に警戒感(毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20150428k0000e030185000c.html


4月29日(水曜日) ご都合主義

 選挙で示された「民意」を、都合のいいように解釈する安倍政権のダブルスタンダードの姿勢について、とても分かりやすく解説されている良記事。「今からでも『民意』重視へ方針転換するだけの度量が、安倍政権にあるだろうか」と記事は締めくくるが、もちろん安倍政権にそんな度量などないのは、今さら言うまでもない。

安倍政権「民意」のご都合主義、沖縄の声は違うのか(毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20150430k0000m010036000c.html

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 きょうは祝日だったけど授業があった。学生も大半が真面目に出席。偉いなあ。ところで水曜日は1年生の2つのクラスで講義を担当しているのだが、一方のクラスの方がダントツに熱心で向上心があって、提出課題も出来のいい学生が多い。なんなんだろうこの違いは。ここまで差があるのも珍しいけど、しかし謎だ。まったく同じ教材資料を作成して配って、同じように講義して、同じように指導しているつもりなんだけどなあ。


4月30日(木曜日) あまりに酷い安倍演説

 まるで中学生が授業中に指名されて、英語の教科書を読んでいるようなたどたどしい口調で、米議会の上下両院合同会議で演説した安倍首相。先の大戦で「負けたこと」への痛切な反省を胸に歩みを刻んだ、と言いたいことはよく分かった。米国議会だけ対象にしたメッセージを送ってアジアには目を向けず、しかも安保法制を米国に約束して日本の国民や国会を無視するなど、突っ込みどころ満載であまりにも酷い演説だった。みっともないし恥ずかしい。

 それにしてもこれだけ米国の植民地然とした従属姿勢を露骨に示しながら、「占領軍に押しつけられた憲法はけしからん」などと主張する安倍首相の思考回路が、さっぱり理解できない。倒錯しているのか錯乱しているのか。やはり相当頭が悪いのだろう。

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 「これから議論する、しかも法案も提出されていないことを他国の議会で約束するのは、国家の代表としてあるまじき発言だ」。民主党の枝野幹事長ら野党の反発は当然。しかし三権分立も立憲主義も全く理解できない首相だからなあ。

これから議論の法案「他国で約束」枝野幹事長怒り(ANN)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150430-00000037-ann-pol

 安倍首相の米議会演説は、三権分立を根幹から揺るがす重大問題だ。野党が反発するだけでなく、与党の公明党や自民党からも、戸惑いや疑問の声が出ているようだ。

安保法制「この夏までに」演説、野党「国会軽視」と反発(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASH4Z513QH4ZUTFK00X.html

 ウォール・ストリート・ジャーナルやロイターが報じた安倍首相のカンペ画像。なるほど一語一語を区切って棒読みしたのも納得。「日本の高校生よりひどい」と記事にはあるが、中学2年生レベルだと思う。

安倍首相の演説、海外でカンペ画像が報じられる「顔を上げ拍手促す」(ハフポスト)

http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/30/shinzo-abe-speech-note_n_7177172.html

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 安倍首相のツイッター公式アカウントの「中の人」は、実は山本一太参院議員だったんだってさ。もはや行き着くところまで行かないとダメかもしれない。安倍政権の末期症状。しかしアホすぎて笑える。笑い事じゃないけど笑うしかない。

「安倍晋三公式アカ@AbeShinzo 誤爆により中の人だとバレちゃった山本一太@ichita_y 機内で爆睡中 笑」(Togetterまとめ)

http://togetter.com/li/814951


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