身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2018年8月1日〜8月31日

●苦行●反社会的国会議員の責任●馬鹿な政治家の余計な施策●サマータイム以前の問題だ●時代錯誤の「恩赦」●翁長沖縄知事の死去を悼む●パワハラとパンチラ●天皇陛下と対照的な首相●実家の荷物を片付ける●石田衣良「オネスティ」●湘南教組教研に参加●買春で反省するのはそこか●納涼会●マイナンバー●豚しゃぶ食べ放題●安倍晋三よりはるかにマシ●しゃぶしゃぶ再挑戦●日本を取り潰す●また「報道への圧力」●MacOS●レクチャー●●●ほか


8月1日(水曜日) 苦行

 今週から都内と横浜で、熱中症になりそうな暑さの中で雑務(仕事ではない)をこなしている。屋内での作業だけど、エアコンがないのでサウナ状態だ。体中から汗が吹き出てくる。せいぜい3時間が限界だなあ。きょうは横浜で30分の打ち合わせ。それだけでも滝のような汗が流れた。タオルは必須。扇子は全く役に立たない。あと数回この苦行を続けなければならない。ため息。


8月2日(木曜日) 反社会的国会議員の責任

 東京医大が女子学生の合格者を抑えたくて、女子受験生の得点を一律に減点するというのなら、入試要項にそのように明記すればいい。あるいは女子受験生は一定数以上は合格させないと周知徹底した上で、入学試験を実施するならまだ話は分かる。そういうことをせずに女子受験生だけ一方的に減点するのは、明らかに詐欺行為そのものだろう。そんなデタラメが通用するはずがない。不合格者は(合格者も)一斉に損害賠償請求訴訟を起こせばいいのに。時効にならない過去の受験生も同様に提訴すべし。

◇◇

 自民党から「指導」された杉田水脈(みお)衆院議員は、謝罪も反省もしていない。何よりも「子どもを作らないLGBT(性的少数者)は生産性がない」と主張する「論文」とやらを、彼女は撤回していないではないか。同様の主張をこれまでもずっと繰り返してきたのだから、確信犯であることは間違いない。

 こんな反社会的で差別的な主張を堂々と繰り返している人物を公認し、しかも比例単独候補の1位にした自民党と安倍首相の責任こそ厳しく問われるべきだろう。そもそも安倍首相の肝入りでわざわざ引っ張ってきた人物なのだから、首相の政治思想と一致しているのは火を見るより明らかだ。国会議員を続けていること自体があり得ない。安倍首相とセットで、2人そろって議員辞職し公の舞台から退場するのが筋である。


8月3日(金曜日) 馬鹿な政治家の余計な施策

 子どもの学力は、保護者の収入や学歴に深く関係している。大阪市の中学校長「学力を上げるのであれば、家庭での教育力を考える必要がある。教員に対する施策よりも、所得格差を埋めることが必要ではないか」──。全くその通り。

 無知な勘違い政治家によるピントのずれたトンデモ施策によって、酷い目に遭わされるのはいつも現場の教員と子どもたちだ。馬鹿な政治家(役人も)が余計なことをすると、教育現場には混乱と疲弊と退廃が生まれるばかりで、ろくなことがない。政治家と役人連中は、少しは公僕らしいことをしろよ。

大阪市意向に校長「むちゃくちゃ」、賞与に学力調査反映(朝日)

https://digital.asahi.com/articles/ASL834J0ML83UTIL01R.html

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 栃木県今市市の女児殺害事件の控訴審。自白と状況証拠(しかも極めて不明確で曖昧)だけで無期懲役とは。釈然としない人が圧倒的に多いだろう。だれもが納得できる確たる証拠がなければ無罪とするのが、近代国家の刑事裁判のあるべき姿のはずだ。疑わしきは被告人の利益とする「推定無罪」の大原則が、この国ではないがしろにされている。特に裁判官によって。

◇◇

 テレビドラマ「ドクターX」(テレ朝)の次のシリーズではたぶん、「東京医大の不正入学汚職事件」と「女子受験生の一律減点問題」を2回に分けて大々的に取り上げてくれるに違いない。女医を不当に見下して貶める東京医大は、とりあえず大門未知子先生に土下座して謝るべきである。


8月6日(月曜日) サマータイム以前の問題だ

 東京五輪の猛暑対策として政府は「サマータイム」の導入を検討しているそうだが、市民生活全般に多大な影響を与える「サマータイム」(しかも2時間も早める)なんか導入しなくても、競技の開始時間を2時間繰り上げればそれで済む話ではないか。安倍政権の政治家や役人ってマジで頭がおかしい。本当に馬鹿じゃないかと思う。それともやっぱりここにも利権が絡んでいるのか。

 そもそも夏も真っ盛りの8月に東京で五輪を開催することが異常で異様だ。半世紀前の東京五輪は秋晴れの10月に開催したのに、なぜ今回わざわざこんな猛暑の中でやるのかさっぱり分からない。というか個人的には五輪自体を返上すればいいと思うけどね。莫大なカネがかかるし、ましてや福島原発事故はいまだに収束していないし。この国のいったいどこにそんな余裕があると言うのか。はなはだ疑問だ。


8月7日(火曜日) 時代錯誤の「恩赦」

 時代錯誤の制度としか思えない。それが「恩赦」である。そもそもなぜ、何のために「国家公務員の懲戒処分の免除」「名誉回復」を行わなければならないのか。主権者たる国民に対し、公僕が重大な裏切り行為を働いたから懲戒処分を受けたのではないのか。王様や殿様の「お慈悲」など、今のこの時代の民主主義国家ではおよそあり得ない。

天皇代替わり:公務員懲戒、免除を検討、佐川氏対象か(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20180807/k00/00m/040/176000c

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 被爆者団体の事務局長は怒りをあらわに、「われわれの要望に全然聞く耳を持たない態度は腹立たしいことこの上ない。もう(広島に)来てほしくない」──。安倍首相のような輩こそ、「反日」あるいは「売国奴」と呼ぶにふさわしい人物ではないのか。自称愛国者やネトウヨの皆さんはどう考えているのだろうか。

つなぐ戦後73年、祈りと怒りの原爆忌、首相、核禁止条約なお「不参加」(東京)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018080790070501.html


8月8日(水曜日) 翁長沖縄知事の死去を悼む

 沖縄県の翁長雄志知事が死去。67歳。安倍政権に徹底的にいじめ抜かれ愚弄されながらも、名護市辺野古への米軍基地新設反対を訴え続け、日本政府と米軍に虐げられている沖縄の人たちの先頭に立って、圧倒的大多数の民意を背景に命を懸けて闘い続けた信念の県知事だった。心よりご冥福をお祈りします。合掌。

 NHKが午後7時45分から総合テレビでずっと沖縄の美しい海や珊瑚礁を映す番組「美ら海・ドローン大航海・沖縄八重山諸島」を流しているので、翁長知事を追悼しているのかと思ったら、午後8時過ぎにテロップで死去を速報。全くの偶然だった。TBSは午後7時40分過ぎに翁長知事の死去を速報。

 これほど豊かで美しい沖縄の海を埋め立てて破壊し、多くの人々の反対の声を無視して米軍基地を作るなんて、あり得ないよなあと心から思う。たまたまNHKが放送した「美ら海……」を見て、そのように感じた視聴者も少なくないはず。全くの偶然であったとしても、翁長知事を偲ぶ見事な追悼番組になっていた。

翁長沖縄知事が死去、67歳、辺野古新基地反対を貫く(沖縄タイムス)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00295992-okinawat-pol


8月10日(金曜日) パワハラとパンチラ

 <「日大チア監督がパワハラ」、部員訴え、大学が解任>──。朝日新聞の朝刊(社会面)の見出しをぼーっと眺めていたら一瞬だけど、<「日大チア監督がパンチラ」、部員訴え、大学が解任>に見えて、「日大チア部の監督がパンチラで解任されたんだ」と思わず納得してしまった。いかん、かなり疲れているようだ。苦笑。


8月15日(水曜日) 天皇陛下と対照的な首相

 73回目の終戦記念日の全国戦没者追悼式で、「過去を顧み、深い反省とともにノ」と述べて「反省」の言葉を口にする天皇陛下。一方、いつも通り魂のこもらない無味乾燥な内容で、「反省」することもなく型通りの式辞を読み終えた安倍首相。しかも言うに事欠いて「歴史と謙虚に向き合い」などと、自身の言動と矛盾した単語を差し挟む滑稽さ。噴飯ものだ。虚偽と欺瞞と嘘と詭弁で塗り固められた姿は、戦後かつてない前代未聞の最低の総理大臣としか言いようがない。きっとこの人は未だかつて「反省」したことなど、人生でただの一度もないに違いない。


8月16日(木曜日) 実家の荷物を片付ける

 このところ都内の実家に何日も通って自室を整理していたが、ようやくすべての荷物を片付け終えた。中学・高校・大学時代の日記やアルバム、駆け出し新聞記者時代の取材資料やメモやネガフィルムなど、当初の想定よりもかなり大幅に取捨選択して厳選。それでも段ボール10箱以上になった。横浜の自宅は狭くて既に満杯状態なので、実家に置いてあった荷物は別の場所にスペースを借りてそこに保管する予定だ。

 荷物をまとめていると懐かしい手紙や写真などが目に入ってくるので、その度に時々の状況を思い出して感慨深くなる。そうした中でも特に印象的だった一つが、大学4年の時にマスコミセミナーで書いた作文添削の束だ。思わず赤ペンの指摘をパラパラと読み返してしまった。

 セミナー参加者の作文を複数の現役記者が添削し問題点を指摘してくれるのだが、社会批判や戦争や差別をテーマにした僕の作文を高く評価してくれた先生(記者)がいる一方、「なぜ八紘一宇がよくないのか」「陳腐な文章だ」などと必ず難癖を付けて、しかも全否定して低い評価をする添削者が一人いた。

 後者の添削者は明らかに保守系新聞の記者で、反権力的な視点が気に食わなかったから徹底して罵倒していたのだろうだなと、今になって振り返って考えてみたらよく分かる。自分の政治信条に反する文章は一切認めない不寛容人だったのだろう。ちなみに前者の先生とはその後も深いつながりがあって、今でも折に触れて僕を励ましてくれる。尊敬する先輩記者の一人だ。

 考え方や立場や感性が人それぞれなのは当然だ。それを認めた上で、具体的で分かりやすいか、論理的か、説得力があるか、独自の視点があって面白いかといったことを基準に、誠実に添削指導しようと少なくとも僕は心がけている。自分が学生の作文を添削指導する側になって、ニュートラルな立場で他者の文章を評価する大切さを改めて噛み締めている。そんなことを考えながら段ボール箱に荷物を詰め込んだ。


8月17日(金曜日) 石田衣良「オネスティ」

 石田衣良の小説「オネスティ」(集英社文庫)を読み終えた。恋人や夫婦や親子や親友といった関係をはるかに超えて、だれよりもずっと固く深く濃密に結びついている幼なじみのカイとミノリが、お互いを「誠実」に信頼し続ける、男女の枠組みを超えた愛の物語だ。

 5歳の時に出会ったカイとミノリの間に肉体関係は一切ないが、それぞれの性生活を含めて互いに何でもすべて正直に話す。これほど自身の内面を包み隠さずさらけ出せる相手と出会えるのは、たぶん奇跡に近いし、これ以上に幸せなことはない宝物のような存在に違いない。異性であっても同性であっても。

 2人の間にセックスが介在しないからこそ、濃密な信頼関係が続いてきたとも言える。それぞれの家庭や結婚生活の否定にもつながる関係かもしれないけれど、カイとミノリの物語を読んでいると、肉体関係よりもずっと大切なかけがえのない関係・存在がそこにあるように感じる。終盤のエピソード(試練)も決して破滅や崩壊などではなく、希望の証のようにさえ思えた。


8月19日(日曜日) 湘南教組教研に参加

 湘南教職員組合の教研集会に招かれ、共同研究者(助言者)として参加した。会場の鎌倉市立大船中学校の低層建築の校舎がカッコよくて感動。天井は高く吹き抜けが多用され、打ちっぱなしのコンクリートの壁が美しい。トイレも明るくて清潔感にあふれている。こんな素敵な公立中の校舎を見たのは初めてだ。いいなあ。

 日本語教育の分科会には6本のレポートが提出された。文章表現の指導や国語科の自主編成など、もう少し具体的な授業実践があれば、と思う報告が目立ったのが残念だった。忙しくて大変だと思うけど作文指導もぜひやってほしいなあ。それにしても、県教研や全国教研での報告を渋る参加者が多いのが意外。せっかくの機会なのだから、もっと積極的に参加すればいいのに。もったいない。

 組合員の皆さんに誘われて、夕方から大船駅前のおしゃれな居酒屋へ。僕の記事や大学での授業をすごく褒めてくださる。面映いけどうれしい。褒められると伸びるタイプなので、自信になったし勇気をいただいた。感謝。締めに出てきたアジフライのソース丼とアラのみそ汁が美味だった。

 大学の授業でレポートを提出させたり学生に文章指導したりしていると、小中学校での基礎教育の重要性を痛感する。原稿用紙の使い方といった文章作法のイロハから、漢字の知識・語彙力・読解力など、「そんな基本的なことまで」と思われるようなことを分かっていない学生が意外に多い。嘘みたいな話だけど、どこの大学でも同様の愚痴を耳にする。


8月20日(月曜日) 買春で反省するのはそこか

 インドネシアで開催されているアジア大会で、公式ウエアを着たまま現地の歓楽街で買春し、選手団の認定を剥脱されたバスケットボール男子日本代表。処分された4選手が帰国して謝罪会見した。「私たちの軽率な行動で、日本オリンピック委員会(JOC)、日本バスケットボール協会、選手団、チームメート、スタッフに多大な迷惑を掛けた。深く反省している」──。反省し謝罪する対象はそこなのか。人として恥ずかしくて情けなくて品性に欠ける。しかも女性を冒涜。そうした買春行為そのものへの反省と謝罪がないことに、何よりも多大な違和感と嫌悪感があるのだけど。

◇◇

 朝から都内の実家へ。運送業者に頼んで自室の荷物(段ボール箱のみ)を搬出する。荷造りは既に終わっているので、作業は5分もかからない。オートロックのマンション内の駐車場にトラックを止めさせて、出入りする手続きも管理事務所で滞りなく完了。それから約1時間半後、横浜市内のレンタルルームに無事搬入を終えた。こちらも作業時間は5分ほど。あっという間だった。荷物の大半は書類や書籍だから結構重いのに、引っ越しのプロのあんちゃん2人は余裕で軽々と運んでいく。さすがだ。僕は段ボール箱を置く位置を指示するだけだった。


8月21日(火曜日) 納涼会

 大学の同僚の先生3人と、横浜駅前の日本酒専門の居酒屋で納涼会。秋田や青森、信州など各地の名酒を味わう。金目鯛の煮付け、焼き鯖、濁り酒の牛すじ煮込みといった肴も美味しい。そのままお開きとなるにはまだ早いので、近くに住むM先生宅にうかがって、オススメのアニメビデオを見せてもらった。「新幹線変形ロボ・シンカリオン」の「エヴァンゲリオン」とのコラボ回。なるほど強力にプッシュするだけのことはある。なかなか斬新で懐かしさも感じさせる作品だった。


8月23日(木曜日) マイナンバー

 講演の依頼元から、講師謝礼の振込のためとして銀行の口座番号とマイナンバーの提出を求められた。銀行口座番号は分かるけど、講演の際にマイナンバー提出を求められたのは初めてだ。出版社などでも扱いの対応が分かれているのに。うーん。どうしたものか。困ったなあ。なんとなく引っかかる。しかも求めているのは弁護士会なんだよなあ。


8月24日(金曜日) 豚しゃぶ食べ放題

 横浜市内のしゃぶしゃぶ食べ放題の店に入った。豚しゃぶと野菜が食べ放題。最初は美味しく食べていたんだけど、次第に飽きてきた。脂っこい豚だからかなあ。つけダレを代えても変わらない。牛しゃぶだったらまた違ったのかも。それはさておき、なぜか店内には制服姿の女子高生がやたらと目についた。友達同士で来店したらしく、やけに盛り上がっている。横浜の女子高生の間では豚しゃぶがブームなのか。謎だ。


8月26日(日曜日) 安倍晋三よりはるかにマシ

 卑怯で卑劣で姑息。そして嘘つきで不誠実で不公正。それが安倍晋三というこの国の総理大臣だ。政策や政治思想や歴史認識や知性はともかく、政治家以前に人として終わっている。まともに議論もできない男が総理であり続けること自体が前代未聞で、およそあり得ない異常事態と言っていい。

 だから自民党総裁選に名乗りを上げた石破茂・元幹事長が、安倍首相に対抗して「正直、公正」を掲げたのは至極当然だった。政策以前の安倍氏自身の政治姿勢と人間性の根幹が問われているのだ。図星のキャッチフレーズだからこそ、安倍サイドは「個人攻撃するな」といった的外れな反応をするしかなかったのだろう。

 そもそもそんな政策以前のレベルで現職総裁(総理)を批判せざるを得ないところが、今の自民党のおぞましさの最たるところだ。石破氏の政策や憲法観には同調できないが、少なくとも相手に誠実に向き合う姿勢は共感できるし尊敬する。それだけでも安倍首相とは、人としても政治家としても雲泥の差がある。

 「嘘つき、不公正、安倍晋三」よりも、「正直、公正、石破茂」の方がはるかにマシだ。「(政策云々よりも)人間性・人柄が信じられないから安倍内閣を支持しない」という回答が、各社の毎回の世論調査でも断トツではないか。

 安倍首相の手法や発想や政治スタンスは、中国やロシアの独裁的権力者の強権的な姿勢と何も変わらない。自分に刃向かう者の徹底的な弾圧と排除と恫喝。権力の私物化と恐怖政治と虚偽と隠蔽の横行。こんな異常な自民党の最高権力者は見たことも聞いたこともない。自民党ではもう自浄作用は機能しないのだろうか。


8月27日(月曜日) しゃぶしゃぶ再挑戦

 しゃぶしゃぶ食べ放題の店に再び入った(8月24日付「身辺雑記」参照)。心地よくお腹いっぱいになるための再チャレンジである(笑)。どうせそんなに大量には食べられないと考えて、今回は食べ放題ではなく、牛肉と豚肉の混合限定コースを選択した。うんうん、やっぱり牛肉は美味しいし飽きることはない。分量もちょうどいい。野菜は食べ放題なのでそっちを重点的に。満足。


8月28日(火曜日) 日本を取り潰す

 「日本を取り潰す」「無責任、私物化を実行。安倍晋三」──。安倍首相の自民党総裁選の公約が固まったそうな。キャッチフレーズは「無責任」と「私物化実行」。ほかに「嘘」「隠蔽」「詭弁」「開き直り」「恫喝」なども加える予定があるとかないとか。


8月29日(水曜日) また「報道への圧力」

 自民党が報道各社に対し、総裁選について「公平・公正な報道」を求める文書を配った。記事や写真の掲載面積にまで注文している。公職選挙法の適用対象でもない政党代表選で、いったい何の根拠があって、こんな高飛車で傲岸な要求をするのか。何様のつもりなのか。権力の報道統制・介入・圧力にほかならない。とんでもない話だ。

 そもそも安倍晋三氏は首相として通常の報道でも表に出っぱなしなのだから、その時点で既に十分過ぎるほど不公平が生じている。それでもなお、石破茂・元幹事長がクローズアップされるのを嫌って、石破氏の露出をことさら抑えようとする辺りが、安倍首相と安倍陣営の卑劣さ、狭小さ、みみっちさ、器の小ささ、異常さを象徴している。


8月30日(木曜日) MacOS

 MacのOSをアップグレードせざるを得ない状況になってきたので、あれこれ調べて試行錯誤。現在使っているのはMacOSX LION(10.7.5)。マシンはMacBook Pro(Late2011)。最新版のMacOSX HighSierraにするのは無理だけど、とりあえずMacOSX El Capitan(10.11.6)(エル・キャピタン)にはアップグレードできるらしい。Appleの公式サイトから無償でダウンロードできるとのことなので、説明に従ってトライしてみる。

 ところが、App Storeの仕様が変更されたため、現在使っているMacを最新バージョンのOSにアップデートしないと、ダウンロードできないという。最新バージョンのOS環境でApple IDを更新する必要があるとのことで、現在のApple IDでは何回入力してもエラーの表示が繰り返されるのだ。MacOSをアップグレードするためのソフトをダウンロードしようとしているのに、最新版にしないとダウンロードできないという矛盾。Appleサポートに問い合わせたら、担当者もこうした矛盾が生じていることを認めて恐縮していたが、そういうおかしな仕様になっているのだからどうしようもないらしい。さてどうしたものか。(この話は続きます)


8月31日(金曜日) レクチャー

 午前中は横浜地裁。神奈川県警の新人巡査がパワハラで拳銃自殺した事件の口頭弁論を取材。午後から都内の出版社へ。Macに詳しい編集者から、MacOSのアップグレードについてレクチャーを受ける。ついでに、PHSのサービスが来夏に停止されるので、スマホ(iPhone)への乗り換えに関するアドバイスも受けた。とても勉強になった。ありがとうございます。でもあまりに膨大な知識量なので、容量オーバー気味ではある。(さらに続く)


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