身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2019年4月1日〜4月30日

●新元号は「令和」●新元号の最終候補に「安晋」●刑事裁判の判決にAI導入へ●最終版が読めなくなった●巧言令色、付和雷同●久良岐公園の桜●大岡川の桜●第2の花粉症ピーク●安倍・麻生の責任こそ●再び大岡川の桜●アホちゃいまんねんパーでんねん●できれば書店で買いたいけど●図書館●真冬の寒さ●ミスマッチな授業●鼻炎薬を変えてみた●気になった記事から●謎の「令和」看板●大化けに期待●ごろチキカレー●消費増税を弄ぶ安倍首相●天皇「神格化」に違和感●ぐったり●謎すぎる格差●笑いも皮肉もなし●個人情報の蓄積●花粉症まだ治まらず●鬱陶しい「平成最後」連呼●国営の洗脳放送●●●ほか


4月1日(月曜日) 新元号は「令和」

 命令や号令や支配や管理統制が大好きな安倍ちゃん。新元号は「令和(れいわ)」。R指定。政府は「令和」の出典を「万葉集」としているが、原典は中国古典の詩文集「文選」(もんぜん)だと研究者らは指摘する。万葉集の文章が中国古典からの孫引きである事実について、政府はきちんと説明すべきだろう。日本の古典の多くが、中国の古典を参照して書かれているのは自然だし何ら問題はないと思うけれども、重要な事実や背景説明を意図的に省略してはいけない。公明正大さに欠ける。

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4月1日(月曜日) 新元号の最終候補に「安晋」

 【特報】新元号の候補案の一つに「安晋」(あんしん)が最後まで残っていたことが明らかになった。複数の学者から20ほどの候補案が集められ、最終的に5つに絞り込まれた。関係者によると、安倍晋三首相は「自分の名前を残したい」と強くこだわったが、「元号に関する懇談会」の有識者から「分かりにくい」「国民の理想としてふさわしくない」などの声が上がり、衆参両院の議長・副議長からも「やりすぎだ」「露骨すぎる」との異論が出て、採用は見送られたという。全閣僚会議の協議を経て、新元号「令和」が閣議決定された。(4月1日)#エイプリルフール

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4月1日(月曜日) 刑事裁判の判決にAI導入へ

 【特報】最高裁判所は1日までに、刑事裁判の判決を人工知能(AI)にゆだねる研究を本格化する方針を固めた。現在は人間の裁判官が判断しているが、ロボットの導入で調書や証拠の矛盾を効率的に精査して事実認定するほか、膨大な判例を瞬時に参照し量刑を決める。恣意的な判断や思い込みを排除し、極刑を言い渡すことへのためらいや恐怖心も払拭できるとしている。将来的には民事裁判にもロボット導入を検討しているという。(4月1日)#エイプリルフール


4月2日(火曜日) 最終版が読めなくなった

 横浜市内でも最終版が読めた朝日新聞だが、きのう4月1日から一つ古い版(朝刊14版、夕刊3版)が配達されるようになった。何の説明も前触れもなく突然、古い情報が掲載された新聞を読まされることになったわけで、読者としてはたまったものではない。

 原稿の締め切り時間と印刷時間によって新聞の版は異なる。最新ニュースが盛り込まれた新しい版と古い版では、紙面レイアウトや記事内容が全然違う(同じ場合もある)。最新の情報が反映された最終版が、その日の新聞の完成形となる。

 きのうから朝日新聞の最終版(朝刊14版△、夕刊4版)の配達は、東京23区だけになったらしい。さらにそれまでは「14版が朝刊の最終版」だったのを、「14版△が最終版」に変更された。つまり横浜市内で配達される14版は、従来の13版に「格下げ」されたことになる。性能アップするのなら説明がなくてもいいが、黙って一方的に性能ダウンするのはおかしくはないか。

 どうして突然最終版が配達されなくなったのか、説明はしないのか、いったい何がどうなっているのか。朝日新聞東京本社に聞いてみたが、担当職員は「4月から紙面刷新し輸送体制を見直した。それ以上は答えられない。紙面でもウェブでも説明はしていない。ご意見は承りました」と繰り返すばかりだった。

 ちなみに読売や毎日や産経や東京や日経は、以前から横浜市内で最終版を配達していない。朝日新聞だけは川崎や横浜市内で最終版が読めた。それだけに残念でならないしもったいなく思う。そもそも読者に何の説明もなく、これほど重大な変更を行うことが理解できないし納得できない。不誠実すぎる。読者としてはこれまで通り最終版が読みたいと切望するばかりだ。

 【追記】同じ横浜市内でも、販売店や配達地域によって早版と遅版(最終版)の違いがあったが、ついに今月から横浜市心部などを除く横浜全域が朝日の最終版配達地域から外されてしまった。先月まで最終版を配達していた販売店によると、確かに作業が大変で(配達時間などの面で)かなり努力や工夫をされているとの話だった。

 最終版配達地域の変更は、販売店の労務対策もあるかもしれないが、新聞社本体の経営悪化による印刷工場や輸送体制の見直し(合理化)が大きいように思われる。残念ながらそれだけ紙媒体は苦戦しているということなのだろう。

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 【訂正】「横浜全域が朝日の最終版配達地域から外された」という記述は誤りでした。横浜全域が外されたのではなく、中央図書館などがある横浜市心部では最終版が配達されていました。「横浜市心部などを除く横浜全域が朝日の最終版配達地域から外された」と訂正します(本文修正済み)。朝日新聞東京本社の担当者が事実と異なる説明をしたのを、そのまま鵜呑みにして確認しなかったのが誤記の原因です。(2019/04/03訂正)

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 新しい元号に「令和」。「巧言令色」(言葉を飾り、表情を取り繕うこと)、「付和雷同」(自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること)。ある意味、これほど安倍政権とその取り巻きにぴったりの言葉はないかもしれない。考案した学者は深謀遠慮で相当の切れ者なのかもしれない。

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 横浜市港南区と磯子区にまたがる久良岐(くらき)公園の桜。広大な敷地内に植えられた300本の桜はまだまだ満開=写真。平日でも曇っていても少しくらい寒くても、散策を楽しむ親子や花見客で賑わっている。


4月3日(水曜日) 大岡川の桜

 大岡川の桜(横浜市中区日ノ出町)=写真。例年だと満開となった桜が一斉に咲き誇って、見事な景色を見せてくれるのだが、今年は少し様子が違う。そろそろ散り始めた樹があれば、まだ3分の1くらいつぼみを残している樹もある。地元遊覧船の関係者によると、今年は寒い日が続いたので花は長持ちしそうだけど、種類の異なる桜の樹々がバラバラに咲き始めたのだという。だから寂しく感じるのか。見物客も少なめでちょっと残念。

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 【おことわり】4月2日付「身辺雑記」の「最終版が読めなくなった」の記事文末に、訂正を掲載しました。本文の該当部分は修正済みです。


4月4日(木曜日) 第2の花粉症ピーク

 外出先から自宅に戻ると、花粉症の症状が一気に襲いかかってくる。鼻水とくしゃみは止まらないし、目は痒くて仕方ない。そろそろスギ花粉の飛散もピークが過ぎて落ち着き始めた、なんてとんでもない。今週から第2のピークに突入したかのようだ。とにかく眠い。まったく何もやる気が起きない。スギ花粉に加えてヒノキ花粉が舞い散り、さらに中国からの黄砂飛来の影響もたぶん大きいと思われる。もういい加減に勘弁してほしい(涙)。


4月5日(金曜日) 安倍・麻生の責任こそ

 塚田一郎国土交通副大臣の「忖度発言」は、どこからどう見ても完全アウトだ。刑事裁判の判決ならば「供述は細部まで具体的かつ詳細」と事実認定されるだろう。安倍政権はさんざんかばい続けるも、さすがにもうもたないと判断したか。しかし副大臣を辞任すればそれで終わりという話では断じてない。安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相への忖度は間違いなくあったし、下関北九州道路をめぐる忖度発言は森友学園や加計学園の問題にも直結する。

 そもそも財務省公文書改竄の責任を取らずに居座り続け、暴言や放言や問題発言を繰り返す麻生氏こそ真っ先に辞任すべきだろう。安倍首相の任命責任は言わずもがなである。どこまでも権力を私物化する安倍政権は、主権者たる国民を完全に舐めきっている。

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 起訴されて保釈され裁判の準備が始まったら、被告人と検察の立場は対等であるし対等でなければならないはず。それなのに再逮捕して身柄拘束し、裁判資料や関係書類まで押収するなんてアンフェアにもほどがある。追起訴だけで十分ではないか。日本の検察はどこまでも姑息で不公正で不誠実極まりない。いつまでこんな前近代的なやり方を続けるのだろう。確かな証拠があるなら正々堂々と、適正手続きに基づいて立証作業を進めればいい。


4月6日(土曜日) 再び大岡川の桜

 再び横浜・大岡川の桜。3日前とは見違える華やかな景色が見られた=写真。まばらだった桜色が両岸いっぱいに広がって、散り始めの花びらが川面を美しく染めている。遊覧船や屋形船やプレジャーボートがひっきりなしに行き交う。奥に見えるのは横浜ランドマークタワー。どうやら今週末の今日と明日あたりが見ごろのようだ。


4月7日(日曜日) アホちゃいまんねんパーでんねん

 大阪ダブル選で維新の2人が当選。よりによって維新、しかも維新の府知事と市長の入れ替わり立候補を肯定するとは、そんじょそこらのアホバカ間抜けやクズをはるかに凌駕する大阪人の投票行動にポカーン。闇が深すぎる。大阪市民・大阪府民から足抜けしてウン十年。関東人に鞍替えして本当によかったよ。


4月8日(月曜日) できれば書店で買いたいけど

 本はなるべく本屋で買うようにしている。書籍や雑誌の売り上げそのものが減る一方、通販サイトでの購入が増えていることで、街の小さな個人書店も大規模書店も基本的にどこも経営が苦しい。本屋が次々に閉店しているそんな状況に、少しでもブレーキがかけられたらと思うからだ。

 しかし品揃えが悪くて注文しないと入手できない(取り寄せに時間がかかる)場合は、どうしても手っ取り早いアマゾンで買ってしまう。新刊が店頭にないのは致命的だ。アマゾンだと在庫が豊富で欠品がほとんどなく、注文から2日ほどで配達される。この便利さは捨てがたい。

 できれば本屋の店頭で手に取って、表紙(装丁)や目次(レイアウト)やあとがきなどを、自分の目で確かめてから買いたいんだけどなあ。残念ながら背に腹は変えられない(こともある)。


4月9日(火曜日) 図書館

 午後から都内の法律事務所。パワハラ自殺訴訟の弁護団会議に参加。夕方から横浜市内の図書館で調べ物。やっぱり県立図書館よりも横浜市中央図書館の方が使い勝手が断然いい。手荷物をいちいちロッカーに入れる必要がないのがいい。複写申請書をいちいち書く必要がないのもいい。利用者が多くて煩わしいのが残念だけど。


4月10日(水曜日) 真冬の寒さ

 新年度最初の授業。そんな日に関東地方は真冬の寒さ。ポカポカ陽気だった昨日が、授業日の水曜ならよかったのに。横浜の午後2時の気温は5度。札幌よりも低い。しかも冷たい雨が降っているので、傘を持つ手がかじかむほどだ。マジで凍え死ぬかと思うくらい寒い1日だった。今日は1年生の授業ということもあって、教室の中は学生の熱気に満ちて暑かったけど。夕方から大学の先生と野毛の中華料理屋へ。温かい紹興酒で喉を潤す。熱々の料理が冷え切った身体にしみわたる。

◇◇

 東日本大震災の被災地軽視発言で、桜田義孝五輪相がようやく辞任。遅すぎるよ。今まで辞任しなかったことが極めて異常としか言いようがないし、そもそもこれまで安倍首相が更迭しなかったこと自体があり得ない。こんな大臣を任命し放置してきた安倍首相の責任は、「おわびする」というような言葉で済む話だとは到底思えない。公文書を改竄・隠蔽し暴言や放言を繰り返す麻生太郎副総理兼財務相を、任命し放置し続けてきた安倍首相の無責任も同じ構図である。度し難い安倍政権。


4月11日(木曜日) ミスマッチな授業

 今年もまた外国人留学生が、文章講座を履修登録していた。接続詞や助詞の使い方も不確かな留学生が受講すべきは、分かりやすい文章やエッセイを書く講座ではなく、外国人向けに専門家が教える日本語の基礎授業のはずだ。ところが留学生は文章講座の教室に来て、初めてその授業がミスマッチであることを理解し自覚することになる。

 本人にとっても教える側にとっても、実に不幸で無駄で無意味で非生産的としか言いようがない。しかも定員制の文章講座は倍率が高くて抽選になる。受講を希望するほかの学生にとっても、そうしたミスマッチは迷惑な話だろう。こんなことが毎年繰り返されるのは、大学側がガイダンスで学生に事前説明しないからだ。こちらは毎年のように、ミスマッチの弊害と事前説明の必要性を大学側に伝えているのに。留学生向けのノウハウがある専門の教員がいて、実際に適切な科目が用意されているのに。

 だれの得にもならないことを、いったいどれだけ繰り返すつもりなのだろう。話を聞いていないのか、学習能力がないのか、やる気がないのか。そもそもミスマッチな授業を受ける学生がかわいそうだとは考えないのか。職務怠慢としか思えない。


4月12日(金曜日) 鼻炎薬を変えてみた

 鼻炎薬を「アレジオン」に変えてみた。1日1回、1錠の服用でよくて、しかも眠くなりにくいというのがセールスポイントの市販薬だ。確かに頭がぼーっとしたり眠くなったりしない。惜しくも閉院してしまった内科医院で、以前に処方してもらっていた鼻炎薬と似ている気がする。服用は1日1回だけ。錠剤は白色でとても小さい。眠くならない。どれもあの内科医院のおじいちゃん先生が処方してくれた薬と同じだ。効き目は市販薬の方が少し弱い感じで、値段が結構高いのが難点ではある。副作用などは不明なので、しばらく試してみたい。


4月15日(月曜日) 気になった記事から

 【メモ】気になった記事から。(1)<原子力団体サイト「炎上」、命名や絵柄「ふざけすぎ」>(共同)▼<業界HP「げんしりょくむら」閉鎖、「ふざけすぎ」批判>(朝日)▼<「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ、サイト閉鎖>(NHK)ほか。原子力村の人々の開き直りと無責任さと自覚のなさとクズさ加減が、改めて白日のもとに晒された格好だ。度し難い連中であることを再確認。激しい憤りを覚えると同時に、こんな連中が原子力を弄んでいる現実に背筋が凍る。

 (2)<「性差別、東大も例外ではない」上野千鶴子氏、入学式で>(朝日)▼<「東大にも性差別」と上野さん、入学式の祝辞で>(共同)▼<「がんばっても報われない社会が待っている」東大の入学式で語られたこと>(BuzzFeed Japan)ほか。上野千鶴子・東大名誉教授の東大入学式での祝辞が話題に。ごく当たり前のことを述べているはずなのだが、東大の入学式で祝辞として話すところがミソ。そこにこそ大きな意味があるのだろう。

 (3)(映画評)<「記者たち」「バイス」、愛国主義へ一撃、伝統のエンタメ>(朝日・石飛徳樹編集委員)。「『ペンタゴン・ペーパーズ』も『記者たち』も『バイス』も、より多くの観客が楽しめるエンターテインメントになっている。これが米国映画の伝統の強みだ」との指摘に深く同感。「記者たち」と「バイス」は未見だが、劇場でぜひ観たい。

 (4)<定食「やよい軒」、一部店舗でおかわり有料化、客から「不公平感」に意見>(毎日)。「やよい軒」のご飯は美味しい。その美味しいご飯のおかわり無料が「やよい軒」の売りなのに。そもそもおかわりする人としない人がいることを、不公平だと認識する客の存在に驚く。そんなの考えたこともなかったよ。

 (5)<松屋の人気メニュー「ごろごろ煮込みチキンカレー」16日復活、ユーザーからの要望受けて>(ねとらぼ)。これ大好きなんだよなあ。ジューシーなチキンが絶妙に美味しい。これからも定番メニューとして維持して欲しい。


4月16日(火曜日) 謎の「令和」看板

 京急百貨店のエレベーターホールに置かれた看板=写真。「新元号は令和に決定いたしました」と書かれているのだが、「うちが新元号を令和と決定したよ」と読める(笑)。主語が省略される日本語の妙。それにしてもみんな知ってることをわざわざ看板にして、いったい何がしたいのか全く意味が分からん。謎すぎる。


4月17日(水曜日) 大化けに期待

 抽選が終わって受講生が確定した文章講座の授業2回目。居眠りする学生は皆無で熱心にメモを取る学生が何人もいるクラスと、片や、数人が居眠りをしていてメモを取る学生なんて一人もいないクラスと。見事なまでに雰囲気の違いが際立っていて対照的。思わず笑ってしまった。前者のクラスは高倍率をくぐり抜けて履修の権利を得ただけあって、そのぶん意欲的で真剣に講義を聴いてくれる学生が多いということなのだろうか。もちろん後者のクラスが劇的に大きく化ける可能性も十二分にあるわけで。


4月18日(木曜日) ごろチキカレー

 牛丼の松屋で16日に復活販売が始まった「ごろごろ煮込みチキンカレー」=写真。再開から3日目にして既にもう2回も食べている。鉄板で焼いたジューシーなチキンが、文字通りごろごろ入っていて、ちょっと辛めだけどとても美味しい。これで並が590円とは良心的だ。お得感が半端ない。

◇◇

 やっぱりね。予想通りの展開。消費税引き上げ再延期を大義名分に、国民に信を問うためと称しての解散総選挙(衆参同日選)か。消費増税を前提にした選挙は不利に決まっているので回避する。どう転んでも安倍政権はフリーハンドで有利に選挙日程を組み同日選を戦える。ともあれ安倍首相の側近のオトモダチに言わせて、観測気球を上げたのは間違いない。選挙のたびに消費増税を弄ぶ安倍首相。なんとも姑息なやり口だけど、安倍首相の常套手段だよね。


4月19日(金曜日) 天皇「神格化」に違和感

 今上天皇の「平成最後」の地方訪問や伊勢神宮参拝を伝える報道で、沿道で涙を流している女性や手を合わせて「ありがたいことです」と感極まって答える様子が繰り返し流されている。沿道で天皇陛下を迎えたからといって別に泣かなくてもと思うが、年配かと思いきや結構若い女性が多いのに驚かされる。さらに「皇室の祖先の天照大神が祀られる伊勢神宮の内宮」と断定して伝えるニュース番組(NHK)も。いったいいつの時代の話かと違和感を覚えるほどの天皇「神格化」に言葉を失う。むしろ危機感・恐怖感と言った方がいいかもしれない。そんなことは今上天皇も望んでいないと思うのだが。


4月22日-23日(月曜日-火曜日) ぐったり

 学生に先週の授業で書かせた作文をひたすら添削。先週末、花粉症に加えてひどい風邪をひいてダウンした影響で、結局ギリギリまで追い込まれてしまう。しかも初回の添削なので目いっぱい赤ペンを入れて、コメントもたっぷり書き込んだ。赤のボールペンを1本使い切ってしまったよ。もうぐったり。へろへろである。


4月24日(水曜日) 謎すぎる格差

 午後から授業。やっぱり、担当するクラスによって相当な格差がある。受講態度だけでなく文章力にも格段の開きを実感する。学部も学年も全く同じなのに、どうしてこんなにも違うのだろう。うーん、謎すぎる。夕方から横浜・野毛の中華料理屋へ。


4月25日(木曜日) 笑いも皮肉もなし

 今回の保釈の際も、変装(コスプレ)して出てきたら面白かったのに……。そこまで徹底したら前回の意味不明でカッコ悪い作業衣の格好も笑い飛ばせたし、長期勾留や検察の準抗告への批判(エスプリに富んだ皮肉)にもなっただろうに。日産前会長のカルロス・ゴーン被告が東京拘置所から再び保釈。

◇◇

 前提となる事実が間違っていて、勉強不足で基本的知識や専門知識の欠如も明白なのに、的外れな主張や偏見を延々とまくし立てるのを聞かされ辟易(本人は自分を教養豊かな知識人だと思っているらしい)。居酒屋でクダを巻いて、愚にもつかない戯れ言を放ってるおっさんかよ。ああ、事実上の飲み屋みたいなところだった。


4月26日(金曜日) 個人情報の蓄積

 頻繁に届くアマゾンの広告メール。ちらっと眺めてすぐにゴミ箱に捨てるのだが、たまたまじっくり見たらどうにも腑に落ちないラインナップが少し気になった。「お客様のお買い物傾向や閲覧履歴にもとづくおすすめ商品をお知らせします」とあるのに、大嫌いなBユzのCDや見たくもないアニメ作品のDVDが並んでいる。買ったことも閲覧したこともないのだけど。個人情報が蓄積されていくのも相当気持ち悪くて不愉快だが、そんなまるで見当外れの商品をおすすめされてもなあ。


4月28日(日曜日) 花粉症まだ治まらず

 そろそろ花粉症が治まってきたかなと思っていたら、くしゃみと鼻水が止まらない症状が復活するなど、また少しぶり返したりして安定しない。目の痒みがさほどないのが今年の特徴だ。


4月29日(月曜日) 鬱陶しい「平成最後」連呼

 テレビもネットも新聞も雑誌もチラシ広告までも、やたらと「平成最後、平成最後」と連呼するのが鬱陶しい。2、3回くらいならアリだけど、とにかくのべつまくなしに、なんでもかんでも「平成最後」の枕詞を付けるのは気持ち悪い。不気味でもある。そもそも天皇の代替わりで、日常の市民生活にそんなに影響があるかね。

 思考回路がオメデタイにもほどがあるだろう。お通夜みたいな雰囲気(実際に昭和の最後はお通夜だったのだが)よりは、明るさや開放感があるのははるかにいいことだとは思うけど。しかし伝えるべきこと、知らせなければならないこと、知らなければならないことは、ほかにもっとたくさんあるはずだ。


4月30日(火曜日) 国営の洗脳放送

 「ゆく時代くる時代?平成最後の日スペシャル」(NHK)って大晦日かよ。しかも朝から晩まで一日中ずっと「平成最後」特番を延々と流し続けるって。どこかの独裁国家の情報統制・洗脳放送としか思えない。公共放送と称しながら実態は「ソフトな国営放送」そのものじゃないか。異様に感じる。異論を唱える人は、局内にいなかったのだろうか。

◇◇

 天皇を神格化しようと必死な日本会議など右派・保守派勢力。被災者と同じ目線でひざまずき常に天皇に寄り添う皇后を目障りな存在と見て、執拗に攻撃する右派の異様で狂信的な思考と行動を、分かりやすくクローズアップしたリポート。

両陛下が確立した平成の皇室像に紆余曲折、乗り越えた右派の批判(AERA)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190425-00000051-sasahi-soci


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