身辺雑記2020年2月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2020年2月1日〜2月29日

●サーバー障害●「男はつらいよ50お帰り寅さん」●アベの耳に念仏●「パラサイト/半地下の家族」●底なし沼のデタラメ政権●採点と成績評価完了●「翔んで埼玉」●意気軒高●銭湯●クズの暴言●野村阪神は失敗ではなかった●つまりは無能●安倍晋三による人災●怪我の功名●今ごろ専門家会議かよ●映画「AI崩壊」●信用できない政府●そのまま下船って●ついにスマホに乗り換えた●データ移行は手作業か●「楽観的すぎる医師」に違和感●民主党政権の方がはるかにマシ●ダントツ一番の胸熱展開●データ移行作業●どこが先手先手●結構な出費●唐突な思いつきの全国休校●安倍首相に内乱罪の適用を●ひどい首相会見だったね●●●ほか


2月1日(土曜日) サーバー障害

 「身辺雑記」のページを含む「サードインパクト」をアップロードしているサーバーに障害が発生したとのことで、1月25日からアクセスも更新もできなくなりました。1月28日未明にアクセスとページの閲覧自体は可能になったのですが、ページの更新作業はできない状態がずっと続いていました。ファイルの転送機能がダウンした模様です。

 きょう2月1日にようやく復旧。更新が滞っていた「身辺雑記」をまとめてアップしました。不都合とご心配をおかけしました。

 それにしても障害発生から復旧まで1週間もかかるとは。いくらなんでも長すぎる。ジオシティーズでは、これほど長期間にわたってダウンすることはなかった。勘弁してほしい。

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 定期試験の答案採点の息抜きを兼ねて、TOHOシネマズで「男はつらいよ50お帰り寅さん」を観た。「満男の恋」を軸に、これまで49作の寅さんとマドンナを振り返る総集編のような構成が上手い。微笑ましさと懐かしさに寂しさもあり面白かった。客席はほぼ満席。爺さん婆さんが大半だった。笑いの起きるタイミングがビミョー。謎なところで笑うんだよなあ。


2月3日(月曜日) アベの耳に念仏

 「アベ政治を許さない」と書かれたカードを掲げて10分間、じっと国会議事堂を見据えて立つだけの集会。毎月3日に午後1時から議事堂正門前で行われている。今回で53回目。約150人の参加者の中心で立ち続けるのは作家の澤地久枝さん(89歳)。「アベの耳に念仏」だろうけど、それでもみんなで立ち続ける=写真。

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 夕方、都内で別件の取材も。予想通り取材拒否されたので、成果そのものはなかったかもしれないが、それでも取材した意味は大いにあった。あえて取材拒否覚悟で出かけてよかった。(独り言)

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 ただの海苔巻き(太巻き)なのにボリ過ぎだろう。デパートでもスーパーでも普段の倍近い値段で売られている「恵方巻き」。そもそも切らずに丸々そのまま口に入れて頰張るなんて下品だとしか思えないし、以前はそんな「行事」なんか見たことも聞いたこともなかったんだけど。実に馬鹿馬鹿しい。

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 安倍首相が国会で答弁すればするほど、デタラメで屁理屈だらけの説明に納得できない国民が増えていく──。「桜を見る会」をめぐる辻元清美衆院議員の舌鋒鋭いツッコミ質問と、しどろもどろの安倍首相の答弁映像を端的に見せながら、世論調査の結果もきっちり報じる。今夜のNEWS23の伝え方はなかなか見事だった。ほかのニュース番組や情報番組やワイドショーもこれくらいやれば、安倍政権なんかあっという間に終焉を迎えるだろうに。


2月5日(水曜日) 「パラサイト/半地下の家族」

 TOHOシネマズで、話題の韓国映画「パラサイト/半地下の家族」を観た。貧困一家が富裕層の家庭をじわじわと侵食していく様は、スリリングだけど結構ぞっとする。2時間12分の上映時間があっという間だった。面白かった。順調に見えた計画は結局頓挫するのだが、もしそのまま順調に進んだら2つの家族はどうなったのだろうと想像するとさらにぞっとする。午後9時からの最終上映だからかもしれないが、約400席の劇場に観客は10数人。もったいない。


2月6日(木曜日) 底なし沼のデタラメ政権

 安倍政権の突出した異常さを表すキーワード。異例、露骨、前代未聞、無法、違法、脱法、強引、傍若無人、ごり押し、ごまかし、はぐらかし、こじつけ、詭弁、嘘八百、厚顔無恥、権力の乱用・私物化……。森友・加計の便宜供与や、「桜を見る会」での有権者買収、カジノ汚職、公文書の改竄・隠蔽・廃棄だけではない。内閣法制局長官や最高裁裁判官の人事介入にとどまらず、ついには検事総長就任を見据えた東京高検検事長の定年延長まで。どれもこれもあり得ないことばかり。

 もはや「底なし沼のデタラメ政権」という言葉以外に、適当な表現が見当たらない。前代未聞の安倍政権が、この国を崩壊へ導こうとしている。そして、この国が曲がりなりにも積み上げてきた民主政治・立憲主義の形も。


2月7日(金曜日) 採点と成績評価完了

 定期試験の採点を終えて、レポート課題や平常点を加味したうえで成績評価。文句なしのS(秀)評価は4人だった。たったそれだけと考えるよりも、むしろしっかりした答案とレポートを出す学生が4人もいたことに満足すべきかもしれない。ちなみにA(優)は11人。それなりに底上げしてB(良)とC(可)でそこそこ救済したつもりだけど、問われていることに全く答えていないとか、まるで見当外れで意味不明のことしか書いていないといった答案で、しかもレポート課題も未提出だと救いようがない。そういう学生は迷うことなくF(不可)とした。悪しからず。大学ウェブの採点簿入力も完了。3回確認したから入力ミスはないはず(あったら困る)。


2月8日(土曜日) 「翔んで埼玉」

 遅ればせながら映画「翔んで埼玉」をテレビ放送で観た。エンドロールまできちんと放送したのは評価するが、いかんせんCMが多すぎるなあ。フジテレビだから覚悟はしてたけど、CMの挾み方もどうかと思う。それはともかく二階堂ふみ&GACKTの怪演と、ぶっ飛んだギャグ映画だと理解した上で笑って全てを容認している関係各所に大拍手だ。

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 駅前のスーパーに掲示されていた張り紙=写真。(買い占めによる)マスク不足の影響は着実に拡大。値引きセールどころではないらしい。咳をしている人は他者にうつさないため必須だけど、健康な人にとってマスクはさほど予防効果はないのでは。それよりも深刻なのは花粉症の人だろう。僕は鼻炎薬で押さえ込んでマスクはしない主義なのだが(嫌いだから)、必要不可欠な人は多いはず。手に入らないと困るよなあ。


2月10日(月曜日) 意気軒高

 記録映画の監督さんに頼まれて、東京・渋谷区内で作家の澤地久枝さん(89歳)にインタビューした。毎月3日に国会正門前に立って「アベ政治を許さない」と書かれたカードを掲げ続ける澤地さん。「魚の骨が喉に刺さったらずっと気になるでしょう。小さな声かもしれないが、安倍さんも気になっているはず。とにかく辞めさせるまで続けます」「安倍政権を支えるために嘘をついている官僚たちの責任も重い。アベ政治を引き継ぐ政権に交代しても同じように声を上げます」

 澤地さんはさらに続けて、「当たり前のことを言ってるだけなんですけどね。でも当たり前のことを言い続けることが大切。勇気でもなんでもない」。それでも安倍内閣の支持率は高い。「多くの人が自分の生活は変わらないと思っている。満足していないのに、変わることを恐れているように思える。投票に行かなくてはという自覚がない。だからこそ小さな声でも私は言い続ける」。終始一貫、意気軒高だった。

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 恵比寿の「札幌らーめん北の大地」で味噌ラーメンを食べた=写真。あっさり系のスープが縮れ麺にしっかり絡む。とろっとろの卵の黄身と、肉厚で脂が乗っているチャーシューを一緒に口に入れると、この上なく幸せな気分になる。美味しかった。恵比寿周辺にはラーメン店がそこかしこにあって目移りする。


2月11日(火曜日) 銭湯

 NHK教育の「趣味どきっ!」で放送されている「銭湯」。先週の1回目は「初心者のための銭湯の入り方」、2回目の今回は「銭湯建築」のウンチクだった。いつも自宅ではシャワーを浴びるだけだけど、天井が高い銭湯にふらっと出かけて、でっかい湯船にゆったり浸かりたいなあと思わせる番組。楽しみに見ている。


2月12日(水曜日) クズの暴言

 衆院予算委員会で、質問を終えた立憲民主党の辻元清美氏に対し、NHKのテレビ中継でもはっきりと聞こえる声で、「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばした安倍晋三首相。酷すぎる。これは辻元清美議員に対するヤジだけに止まるものではない。国権の最高機関である国会のすべての議員を侮辱するに等しい。許しがたい暴言だ。それはつまり主権者たるすべての国民を侮辱する言葉でもある。断じて容認できない。与野党を問わず怒るべき問題ではないか。

 もはや「首相」の肩書きなど付けず呼び捨てにしてよかろう。安倍晋三はクズだ。無知・無教養・不誠実・嘘つき・卑怯者といった形容を超えてクズそのものである。歴代首相の中でも突出して救い難い最低最悪の権力者と言っていい。こんな男にいつまで好き勝手させるのか。悪夢でしかない。

首相がヤジ、辻元氏に「意味のない質問だよ」予算委で(朝日)

https://digital.asahi.com/articles/ASN2D54KGN2DUTFK016.html


2月13日(木曜日) 野村阪神は失敗ではなかった

 緻密な分析に支えられた、的確で論理的で具体的なアドバイス。故野村克也監督の熱意あふれる知的な指導ぶりが伝わってくる。何よりもご本人自身が相当努力されていたに違いない。そうでなければ、選手一人一人に膨大な助言を書いて返すことなどできないだろうから。

3年連続最下位も野村克也氏の阪神監督は失敗ではなかった…赤字で書かれた野村メモが物語るもの(THE PAGE)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00010000-wordleafs-base

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 今週に入って花粉症の症状が出てきたので、きのうから鼻炎薬の服用を始めた。まだ大したことは全然なくて軽症だし、今年は例年に比べて花粉の飛散量はやや少なめとのことだけど、それでも憂鬱な気分であることに変わりはない。ため息。


2月14日(金曜日) つまりは無能

 「安倍さんしかいない」「ほかに任せられる人がいない」と安倍首相を支持する人々。本気でそう思っているのか。安倍首相がこれまでにいったい何をやったというのか。無法・違法・脱法とか私物化といった問題以前に、外交(北方領土、拉致問題)も経済も全く何もやっていないではないか。むしろメチャクチャにしただけではないか。

 新型コロナウイルスの対応にしても、安倍政権がやっていることはすべて後手後手で、行き当たりばったり、その場しのぎ、ちぐはぐ。クルーズ船の乗員・乗客の検査も隔離も頓珍漢なことばかり。つまり無為無策。無能。それでも安倍首相が最適任だというのか。理解しがたい。この国は根底から瓦解し始めているのに。


2月15日(土曜日) 安倍晋三による人災

 福島原発事故は人災。新型コロナウイルスの感染拡大も人災だ。いずれも安倍晋三という「稀有な無能政治家」が引き起こした人災である。前者は東日本大震災の発生前の国会で、巨大津波による原発の電源消失の危険性を指摘されても無視。後者はウイルスの全員検査や隔離など、まともな対応をほとんど何もしない無為無策ぶり。クルーズ船の乗員乗客への対応もお粗末。デタラメの極致と言っていい。安倍政権こそ、国民生活の安全を根底から脅かす元凶にほかならない。

 安倍首相が「新型コロナウイルスの対策に専念している」なんて真っ赤な嘘だ。新聞の「首相動静」を見ればすぐにバレるだろうに。度し難い。


2月16日(日曜日) 怪我の功名

 新型コロナウイルスが広がる中で、一つよかったと感じるのは、人前で口元を覆うこともマスクもせずに咳やくしゃみをする輩が激減したことだ。エチケットというか想像力の有無の問題だろうとずっと思っていたが、新型コロナの影響か、そういう非常識な人は目に見えて少なくなった。怪我の功名と言っていいかもしれない。

 そんなふうに安堵していたら、赤ちゃんを背負った若い母親が他人の顔を目掛けて、平然と咳をするのに出くわした。悪びれる様子もなく恐縮するでもなく、口元を隠そうともせず何のためらいもなく咳を繰り返す。こういう母親に育てられる子どもの将来を想像し、暗澹たる気分になった。

◇◇

 政府が新型コロナウイルスの初めての専門家会議。今ごろになって、専門家会議の初会合かよ。というかそもそも、これまで専門家会議を開いていなかったことが驚きだ。安倍首相「国内感染の拡大防止に向け全力を挙げる。ウイルス検査を着実に実施。先手先手で対応する」。やってることと真逆のことばかり。どこが先手先手なんだよ。

 「建国記念の日」に発表したメッセージでも、安倍首相は「わが国は平和で豊かな国を築き上げ、自由と民主主義を守り、人権を尊重し法を貴ぶ国柄を育ててきた」などと述べている。自身の言動とはおよそ正反対のことを平然と。無能なだけでなく大嘘つきで厚顔無恥。


2月17日(月曜日) 映画「AI崩壊」

 TOHOシネマズで映画「AI崩壊」を観た。近未来の監視社会・管理国家の恐怖を描いた作品としては、構成も迫力も説得力も「エネミー・オブ・アメリカ」に断然軍配が上がるが、計画的にAIを暴走させて、法律も人権も無視して「国家保安法」の成立を目論む黒幕が「岸総理」という本作の設定がいい。そのまま安倍ではないか。日テレにしては勇気ある切り込み方だ。中盤と終盤の冗長な描写シーンを簡潔に編集すれば、もっとすっきりして引き締まったのに。そこがもったいない。


2月18日(火曜日) 信用できない政府

 新型コロナウイルスをめぐって、「今こそ政府を信じないと」とか「不安を煽らずもっと冷静に」などと主張する投稿をネットで散見するが、虚偽答弁を繰り返し、公文書を平気で隠蔽・捏造・廃棄する政府(安倍政権)のどこをどうすれば信じられるというのだろう。

 都合のいいことしか言わない政治家や「専門家」「科学者」が、信用できないのは自明の理。そもそも「専門家」にもいろいろいる。希望的観測や楽観的なことしか言わず、最悪の事態に備えようと想像力を働かそうともせず、政治家や財界の意向に沿って問題を矮小化することしか考えない「専門家」もいる。原発事故の際に学んだはずではないか。発信者のバックグラウンドや問題意識や能力を見極めて、それこそ「冷静に判断」することが何より大切だ。

 もちろん、新聞やテレビのニュース、情報番組などでもっともらしく話しているコメンテーターのコメントについても、そのバックグラウンドや問題意識や能力を見極めて「冷静に判断」することが大切なのは言うまでもない。

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 信用できない政治家(権力者)に、主権者として生活・生命・財産を任せるわけにはいかない。だからこそ、森友・加計・桜を見る会のような権力者の不正は厳しく追及されなければならないのだ。いたずらに国会で貴重な審議時間を「空費」させているすべての責任は、まともな説明をせず(説明できず)、のらりくらりと逃げ回って誠実な答弁をしない安倍首相にある。野党議員は国民の代表として、当然のチェック機能を果たしているにすぎない。

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 安倍首相の国会での虚偽答弁、言い逃れ、はぐらかしについて、「こういうのを子どもたちに見せてはいけない」とTBSの情報番組「ひるおび」でコメンテーターの落語家が発言した。馬鹿言っちゃいけない。子どもたちにこそこういうのを見せなければならない。将来の有権者なのだから。権力者の醜悪で無様な姿を反面教師にしてほしい。主権者であることを自覚するために、子どもたちこそしっかり目に焼き付けるべきだろう。


2月19日(水曜日) そのまま下船って

 横浜のクルーズ船から下船した乗客を、世界各国は2週間再隔離するのに、日本政府は公共交通機関を利用させてそのまま自宅に帰らせるという。正気じゃない。これまでの経緯を考えれば船内感染の可能性もあるのだから、地上で再隔離して再検疫が必要なのは当然じゃん。ど素人でもわかる。もう何から何まで支離滅裂で非論理的で意味不明としか。馬鹿じゃねーの。

 (追記)下船した乗客の皆さんに対応する関係者が、みんな防護服姿というのがなんともチグハグで矛盾している。公共交通機関を使って帰宅しても大丈夫だと太鼓判を押すのであるならば、なぜ防護服で対応するのだろう。およそ理解の範疇を超えている(唖然呆然)。2020/02/20追記

◇◇

 政府の新型コロナウイルス対策本部の会合をずる休みして、地元後援会の新年会やら祝賀行事やらを優先させる大臣がぞろぞろと。小泉進次郎環境相だけでなく、森雅子法相、萩生田光一文部科学相も。首相は虚偽答弁を繰り返す。開き直る。隠蔽する。検察官人事は法律を捻じ曲げて押し通す。それでも内閣支持率が4割ってマジか。度し難い。もうダメかもしれんね、この国の将来。なんとかしたいと本気で思うなら、安倍自民党を支持しないことだ。

◇◇

 対策本部会合のずる休みについて衆院予算委で問われ、「危機管理上のルールにのっとった対応」「危機管理のルールとしては問題ない対応」と繰り返す小泉進次郎環境相。素直に「判断を間違えました」と謝罪すればいいのに。なんで開き直るかな。往生際が悪いし誠実じゃない。そんなことしてて生まれたばかりの子どもに顔向けできるの? 小泉環境相だけでなく、みんなが安倍首相の不誠実極まりない言動をそっくりそのまま真似している。「鯛は頭から腐る」でしたっけ。本当にその通りじゃないか。


2月20日(木曜日) ついにスマホに乗り換えた

 長らく愛用し続けてきたケータイ(PHS)から、ついにスマホに乗り換える手続きをした。今年7月末にはPHSが強制終了となってしまうので仕方がない。ギリギリまで踏ん張ろうかとも思ったけど、新学期に入ったら余裕はなくなるし、夏休み直前だと成績評価などでバタバタするのは目に見えているので、年度末の今しかないと判断した。

 自宅のパソコンは一貫してMacなので、乗り換え特典のあるiPhone6sを契約。ようやく初期登録や基本設定などを終えた。これから操作方法などを覚えて、しっかり使いこなせるようになるまでが大変だ。マジで面倒臭いなあ。憂鬱だ。PHSのままで十分だったのに。


2月21日(金曜日) データ移行は手作業か

 PHSに記録されている「電話帳」などのデータは、代理店ではiPhone6sに移行できない(コピーできない)という。やたらと面倒で厄介な作業を時間をかけてすれば個人でもできるみたいだが、残念ながらそんな細かい作業をする気力はないし知識も能力もない。必要なものだけ手作業で書き写すしかなさそうだ。そっちの方が面倒くさいだろうと言われたら確かにそれまでだけど。いやはや、とほほ、である。


2月22日(土曜日) 「楽観的すぎる医師」に違和感

 ワクチンも治療薬もなく、重症化すると高齢者の2割が死亡し、不明なことだらけの新型コロナウイルス。しかも日本政府(安倍政権)の対応は杜撰で場当たり的なのだから不安を感じるのは当然なのに、いまだに「インフルエンザと変わらない」「恐れることはない」などとテレビで繰り返す医師がいる。この状況であまりに楽観的すぎる解説は理解に苦しむ。

 呼吸器系疾患の持病がある若い知人は、もし新型コロナに感染したら致命的なので、喘息の薬をもらいに病院に行くのも怖いと話す。感染力が強く、発症すればインフルエンザよりも重症化するのだから、強く恐れるのはもっともだと思う。

 過度に恐怖を煽るのは論外だが、楽観的すぎる医師の発言には違和感がある。問題意識が欠如した御用学者は、どこまでいっても何が起きても御用学者のままだ。事実の矮小化や隠蔽・ごまかしも普通にする。自覚がないから良心の呵責もない。しかしそれは権力犯罪への加担に等しい。


2月23日(日曜日) 民主党政権の方がはるかにマシ

 性懲りもなく「民主党政権の悪夢はごめんだ」などともっともらしく吹聴する輩がいるが、どう考えたって安倍政権より民主党政権の方がはるかにマシだろう。確かに不手際や混乱や稚拙さはあったが、少なくとも安倍政権のようなデタラメ・虚偽・隠蔽・捏造・無法・違法・脱法行為の横行はなかった。比較するのも理不尽だけど、安倍政権ほど突出してひどい政権はどこにもない。

 東日本大震災の津波による福島原発事故は、歴代自民党政権の原子力政策の尻拭いをさせられたも同然と言っていいが、あの時の民主党政権の対応は、今の新型コロナウイルスへの安倍政権のデタラメさと比べて、はるかに誠実で真っ当だった。あの危機的状況の時、安倍政権でなくて本当によかったと心から思う。

 9年前の福島原発の事故にもし安倍政権が対応していたら……。想像するだけでぞっとする。指示はその場しのぎで混乱し杜撰で、書類はことごとく隠蔽し、調査報告や検証結果も捏造。それこそ取り返しのつかない地獄を見ていただろう。

 この期に及んでなお、安倍自民党を支持している人たち(安倍信者含む)は、この国を根底から破壊し崩壊させて、安倍晋三と一緒に心中でもするつもりなのか。いい加減に目覚めないとマジで手遅れになるよ。安倍亡国政権を退場させるためには自民党議員(公明党も)に投票しないこと。立国社共に投票すること。この国は議院内閣制だからね。

◇◇

 今夜放送されたアニメ「映像研には手を出すな!」(NHK総合)の第8話。これまでの話ももちろん面白かったけど、ダントツ一番の胸熱展開だった。水崎ツバメ最高。映像研の「仲間」の浅草氏も金森氏もすごくいい。ワクワクさせてくれる話は、アニメでも漫画でも映画でもドラマでも小説でもなんでも感動する。新型コロナウイルスに負けずに、次回以降の作画・演出も頑張ってほしい。


2月24日(月曜日) データ移行作業

 PHSの電話帳データを目で見て確認しながら、iPhoneに一つ一つ手作業で移した。必要最小限のものだけ選んでみたけど、それでも100件ほどになった。ああ面倒くさい。疲れたあ。


2月25日(火曜日) どこが先手先手

 菅官房長官「ある意味、先手先手の対応だ」。どこが先手先手なんだよ、ずっと後手後手じゃん。しかも今さら感のあることしか述べていない政府の「新型コロナウイルス対策基本方針」。自画自賛にもほどがある。

新型コロナウイルス、政府、対策基本方針を決定(NHK)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200225/k10012300241000.html

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 どうして普通に「集団」と言わずに、わざわざ「クラスタ」なんてカタカナを使うんだろう。無為無策や失政や無能ぶりを糊塗する(ごまかす)ために、意図的に分かりにくい言葉遣いをしているとしか思えない。


2月26日(水曜日) 結構な出費

 PHSに比べて、スマホはバッテリーの減りがべらぼうに早い。予備のバッテリーが必要なのではあるまいか。その方が安心できるのではないか。というわけで近所のヨドバシカメラで、モバイルバッテリーとUSBケーブル、ついでに落下防止のためのネックストラップを購入した(思った以上にスマホは重くて大きいので)。結構な出費だな。やれやれだよ(ため息)。


2月27日(木曜日) 唐突な思いつきの全国休校

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、安倍首相が全国すべての公立小・中・高校と特別支援学校に臨時休校を要請へ。来週から春休みまで40日間も……。今さら感があるし唐突すぎる。場当たり的で思いつきでやっているとしか思えない。北海道や千葉や東京など感染者が多い地域ならまだ分かるが、感染者がいない地域も一緒に「全国一律」とすることにどれほど意味があるのか。

 その一方で、幼稚園・保育所・学童保育は対象としないというチグハグさ。そもそも保護者が勤めに出かける会社は休みにしないままで、抜本的な感染症防止対策になるのだろうか。共働きや、ひとり親の家庭にはどのようなフォローをするのだろう。期末試験や成績評価はどうなるのか。卒業式や入学式は。行き当たりばったりにもほどがある。

 安倍首相はいったいどんな根拠で、どんな権限があって、どこのだれといつどのように協議して精査し、全国の小中高一斉休校要請を決めたのだろう。私立の学校はどうするのかなあ。。。(棒)

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 ついでに言うと、全国一律の臨時休校要請のニュースを伝えたNHK「ニュースウオッチ9」は、いつものように「仕方ないですね」「当然ですね」といったどちらかといえば肯定的な「街の声」しか流さなかった。せいぜい流しても「困りますね」くらい。真正面から「おかしい」と批判する意見は放送せず。安倍首相の思いつきとしか思えない場当たり的で唐突で一方的な対応と、無能さ、いい加減さを憤る声も数多くあるはずなのに。

 もう一つ。読売新聞は「渾身の」号外で、安倍首相の「斬新な対策」を援護射撃(しているように見える)。「小中高一斉休校」の白抜きベタ黒の大見出し。うれしそうだな読売。はしゃいでる様子が、号外発行を伝えるテレビ画面からも伝わってくる。こんな一方的で唐突で無茶苦茶な要請を批判的に伝える気なんて、さらさらないだろうな(と強く推認される)。

◇◇

 確定申告が終了。何年かぶりに期限内に手続きを終えたのはいいのだが、なんと1時間半も待たされて、全部で2時間以上かかった。最長不倒記録かも。疲れた。


2月28日(金曜日) 安倍首相に内乱罪の適用を

 もはや安倍首相には内乱罪を適用すべし。モリ・カケはもちろん桜も酷かったが、さらに検察官のデタラメな定年延長に、新型コロナウイルスは無為無策ときて、極め付きが全国すべての小中高の休校要請だ。なぜ突然。なぜ全国一律なのか。根拠の提示もまともな説明も一切なく。学校だけでなく社会も大混乱の極み。この国を根底から破壊し続けている張本人が安倍晋三ではないか。

 しかも新型コロナへの対応はそっちのけで自分たちは宴会を繰り広げ、高級料理店でお仲間と飲食三昧。対策は支離滅裂で場当たり的でその場しのぎの思いつき。ここまで安倍晋三が馬鹿で無能で無責任だとは思わなかった(いや思ってたけど)。まさに「史上最低最悪の亡国内閣」としか言いようがない。

◇◇

 <麻生氏は次の質問を待つ間、記者に「つまんないこと聞くねえ」とつぶやいた。記者は「国民の関心事ですよ」と返したが、麻生氏は「上から(上司から)言われて聞いているの? 可哀そうにねえ」と述べた>──。論外。酷すぎる。無礼にもほどがある。これが「美しい国」日本の安倍政権クオリティー。かわいそうなのは想像力が致命的に欠如したお前らの方だ。

麻生財務相、臨時休校中の学童保育負担「つまんないこと」新型肺炎対策(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20200228/k00/00m/010/121000c

◇◇

 あれだけ強い口調で「全国一律休校を要請する」と言っていたのに、一転して判断を現場に丸投げするような逃げの発言。どこまでも行き当たりばったりで姑息で無責任だな。全国への休校要請について、安倍首相「基本的な考え方として示した。各学校、地域で柔軟にご判断いただきたい」。

首相「休校は各学校、地域で柔軟に判断を」(産経)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000577-san-pol

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 頭の弱い安倍信者が、「だから『要請』なんでしょ」と馬鹿の一つ覚えのようなクソリプ(嫌がらせのメッセージ)を送りつけてくるんだけど。最高権力者が大見得切って「要請」したら、法的拘束力がなくても「事実上の強制」になってしまうんだよ。その怖さと影響力を考えない安倍首相の場当たり的な対応と無能さが、いま問われているの。


2月29日(土曜日) ひどい首相会見だったね

 安倍首相の新型コロナウイルス会見。どうして全国一斉一律の休校を要請したのか、科学的・医学的根拠やメリット・デメリットなど納得できる説明は全くなし。学校現場や家庭・社会に与える影響についての検証データも示さず。やはり、思いつきで場当たり的な要請(パフォーマンス)だったことが改めて明確になった会見だった。

 そもそも安倍首相は、何の権限・どんな法的根拠があって「決断」「判断」し、全国すべての小中高の休校を要請したのか。会見ではその説明も全くなかった。安倍首相は「私が決断した以上、私の責任で万全の対応を行っていく」「私の判断だ」と繰り返した。つまりそれは「命令・強制」だと言っているに等しい。あまりに乱暴で無責任。まるで独裁者そのものではないか。

 安倍首相「来週中にPCR検査(ウイルス検査)に医療保険を適用する」。遅すぎる。もっと前からできたはずだし対応すべきだった。すべてが後手後手。「5000床の病床を確保する」とも述べたが、いったいどうやって確保するのか具体性に欠ける。臨床現場の現状を理解しているとは到底思えない。

 「クルーズ船の対応は最大限の措置を取った。発症のない乗客に下船してもらった。今後も先手先手でやっていく」。後手後手なのはみんな知ってるんだけど。「IOC会長から迅速な対応に評価を得ている」。自画自賛にもほどがある。しかし相変わらずひどい記者会見だったね。

 そして……。「国民の命とくらしを守るために先頭に立っていく」。いや、もう立たなくていいから。この国を救うために、国民の命とくらしを守るために、一刻も早く公の舞台から退場してくれ。心の底から本気でお願いする。


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