●先生と裁判官の文章力●レジ袋より紙袋●時間泥棒じゃん●手応えも反応もなくて●自業自得●教員のやる気●亡国政権の危機意識のなさ●馬鹿がこの国を滅ぼす●「おいしいコーヒーのいれ方」完結●無意識のうちに●狂った政権●どこまでも税金を食い物に●今やるべきことはしないのに●またまた税金をドブに捨てるのか●引きこもる安倍首相●楽しければ続けられる●過去最多の感染者なのに●馬鹿の一つ覚え●何もせず見てるだけ●オンライン公開研究会●今期テレビアニメ評●驚愕の反社会的クズ政権●後期もオンライン授業か●寂しさと孤独が伝わってきた●誤ったメッセージ拡散の罪●●●ほか
7月1日(水曜日) 先生と裁判官の文章力仕事柄、論文や判決文を読む機会が結構あるが、大学教授と小中高校の先生と裁判官の書く文章は酷いのが多い。酷いというのは無駄な言葉や表現だらけで、分かりにくく読みにくくて回りくどい、要するに下手糞な文章ということだ。
そんな人が学生や生徒に文章指導をするなんて、悪い冗談としか思えない。レポートや論文の型や形式は教えられるだろう。しかし、ありきたりな内容でない文章を書くアドバイスだとか、すっきりした読みやすい文章を書くための添削指導や、新聞社のデスクみたいな役割をするなんて無理だと思う。
まずご自身が文章修行をするべきだ。もちろん大学教授や裁判官の中にも、簡潔明瞭で切れ味の鋭い文章を書く人はいるけどね。
ちなみに、作文や読書感想文は、論文やレポートには全く役に立たないという研究者のコメントをネットで見かけた。自分自身の体験や事実(根拠となるもの)を具体的に分かりやすく説明し、その上で考えや意見を示すのも、データや文献を示して分析し結論を示すのも、説得力のある文章の構成としては同じだろう。小説や映画や漫画の内容を分かりやすく紹介した上で、どこの場面のどんな会話になぜ感激したのか、どこがなぜつまらなかったのか、どのように不快に感じたのか、考えさせられたのかを具体的に示すのも同様である。
そういうことさえ理解していない人たちだからこそ、たぶん分かりにくい文章しか書けないのだろうなと邪推してしまった。勘違いと思い込みと過信ほど始末に負えないものはない。
7月2日(木曜日) レジ袋より紙袋プラスチック製レジ袋の原則有料化。スーパーやコンビニだけでなく書店や衣料品店などでも、ビニール袋をやめて紙袋に入れてくれたらいいのに、とずっと思っていたのだが、なんと紙袋も有料化した店があってびっくり。弁当は汁が漏れることがあるから、マイバッグにそのまま突っ込むのは躊躇する。そういう時にレジ袋は大いに助かる。それ以外は個人的には断然紙袋を支持する。再生紙を使った紙袋は環境にも優しいし。
◇◇
メールで質問したり意見を求めたりして返事をもらったら、普通は一言でいいから謝意を伝えるのが常識だろうと思っていたが、最近の学生にはそんな常識は通じないのねと半ば諦めていた(全員がそうだというのではない)。ところがいい歳した大人もそのまま何の音沙汰もなし。請われたから返答してるのに。時間泥棒じゃん。失礼にもほどがあるっしょ。
学生はともかく、こういう輩にはもう二度と返信しない。そもそも貴重な時間を使ってわざわざ答える義務も責任もないし。
◇◇
東京都できょう2日、107人の新型コロナウイルスの感染者確認。安倍政権の後手後手と無為無策なデタラメ対応の悪夢が、今度は東京都政で繰り返されようとしていると見ていいのかな。知らんけど。
7月6日(月曜日) 手応えも反応もなくてオムニバス形式の総合講座の講義をZoomで担当した。ところがせっかく双方向の対面授業をしているのに、ほとんどの学生が顔画像を出さない。カメラ機能が使えない環境の学生もいるだろうけど、表情がわからないので、理解しているのか退屈なのかさっぱり把握できない。手応えも反応もなくてやる気が失せるなあ。こんなの初めての経験だよ。これじゃあビデオ録画授業と変わらないじゃん。虚しいというか寂しい。でもまあ、スタジオのマイクに向かって、一人でラジオの生放送をしていると考えればいいか。そうやって納得するしかないよな。
7月7日(火曜日) 自業自得「新型コロナウイルスはただの風邪のようなものだ」と言い放ち、マスク着用義務化の法律も拒否権を行使し、経済対策を優先させていたブラジルのボルソナロ大統領がコロナ感染の疑いで検査を受けたと言われてもなあ。たぶん多くの人は同情もしないんじゃないかな。トランプ米大統領も同じ。自業自得、因果応報と冷笑されるだけだろう。
7月8日(水曜日) 教員のやる気Zoomを使ったきょうの講義の2コマ目のクラスは、30人のうち20人ほどの学生が顔画像を出して受講してくれた。反応や表情がわかってすごくやりやすい。こっちを見てうなづいたり、レジュメを見ながらメモしたり、笑ったりしている様子が把握できて安心する。授業をする意欲も湧いてくる。双方向の対面授業はそうでなくっちゃ。教員のやる気を引き出すも萎えさせるも、学生次第(の部分が大きいんだな)と改めて実感した。もちろんその逆も真なり。
7月9日(木曜日) 亡国政権の危機意識のなさ東京都内で224人の新型コロナウイルス感染者が確認。安倍晋三首相「感染者の多くは20代、30代で、医療提供体制は逼迫している状況ではないと承知している」。菅義偉官房長官「ただちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない。医療提供体制は逼迫している状況にはない。イベント開催制限緩和を予定通り行う考え方に変わりはない」。驚くべき緊張感・危機意識のなさに唖然。突出して異常な安倍亡国政権は、もはやまともな危機管理能力すら失っている。
7月10日(金曜日) 馬鹿がこの国を滅ぼす東京できのう9日は224人、きょう10日は243人の新型コロナ感染者。それでも安倍政権はプロ野球やコンサートなどの大規模イベントに観客を受け入れる「制限緩和」を実施。会場で消毒などの対策を講じても、大勢が公共交通機関で移動して往復する過程自体がヤバイじゃん。さらに観光支援策「GoToトラベル」事業も前倒しで実施するんだとさ。コロナを全国にばら撒くだけのトラブル・キャンペーンとしか思えない。頭がおかしいんじゃないか。馬鹿がこの国を滅ぼす。
7月12日(日曜日) 「おいしいコーヒーのいれ方」完結村山由佳の小説「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズの完結編「ありふれた祈り」が、ようやく出た。毎年夏のこの時期になると、最新作の集英社文庫が書店に並ぶのを楽しみにしていたのだが、2014年の初夏を最後にばったり途絶えてしまった。待てど暮らせど音沙汰なし。長らく放置されていたファンにとって待望の19冊目の文庫本だ。
主人公のショーリを襲った「取り返しのつかない出来事」をどうやって収拾させるか、作者自身がなかなか書けなかったのはとてもよくわかる。それだけに、お約束と言ってもいい文字通りの「力技」で問題解決にこぎつけたのも、まあ仕方ないだろうなと思う。スタートから26年。ともあれハッピーエンドでうまくまとまって、本当によかったと心から安堵した。
一応これで完結となっているけど、この終わり方だといくらでも続きが書けるのではないかと思えるので、さらなる続編に期待してみたりする。
7月15日(水曜日) 無意識のうちに今日もまた、2コマ目の授業は1コマ目より10分ほど長くなってしまった。同じような内容を同じようなテンポで話しているつもりなんだけどなあ。伝え足りないと感じた情報を、無意識のうちにあれこれ詰め込もうとしているのかも。話がくどいと学生に思われていないか、ひそかに心配している(小心者)。
7月16日(木曜日) 狂った政権疲弊した観光地・宿泊施設・土産物店・観光業者を支援するために「GoToトラベル」が必要だというのなら、全国の飲食店やキャバクラやホストクラブやカラオケ店に対しても「GoToキャンペーン」を繰り広げればいいじゃん。おかしいだろ。今、そんなことやるのって。
全国で新型コロナウイルスの感染者が拡大しているこの時期に、それでも観光支援策として「GoToトラベル事業」を展開しようと、前のめりになる安倍政権と経済界の愚かしさと異常さ。新型コロナを全国にばら撒く恐れが非常に大きいのは自明の理。地方自治体の多くも反対しているのに。正気の沙汰とは思えない。国を挙げて狂ってるとしか言いようがない。
◇◇
大手ドラッグストアの「サンドラッグ」でレジ待ちの列に並んでいたら、おっさんが後ろにぴったりくっついてきた。生まれて初めて「後ろに下がって、間隔を空けて」と注意してしまったよ。素直に従ってくれたからよかったけど、ほかのレジの行列も結構密集してるのに、何の注意喚起もしようとしない店員はいかがなものかと思うぞ。
それにしてもみんな気が緩み過ぎだよなあ。東京都では過去最大の286人の新型コロナ感染者が確認されるなど、首都圏だけでなく全国で感染拡大しているのにさほど気にしていない感じ。マスクを着けていない人も結構見かけるし、密着・密接なんかもはや謎の呪文になってしまったのでは、とさえ思える。大丈夫なのだろうか、この国は。
◇◇
<「森友」国賠訴訟、政権に良心はあるか>(7月16日付、朝日社説)。→ない。そんなものは最初からどこにも、かけらもない。あるわけがない。
7月17日(金曜日) どこまでも税金を食い物にいったいどれだけ、われわれの貴重な税金を無駄にすれば気が済むのだろう。モリ・カケ・サクラ・マスク、給付金事業はすべて、安倍政権に連なる人々や企業にカネをばらまくため。「GoToトラベル・キャンペーン」も、ほんの僅かなおこぼれが庶民にも落とされるかもしれないが、そんなのはアリバイ作りに過ぎない。真の目的は安倍政権の私利私欲のみ。いずれにせよ「トラブル事業」は今やることじゃない。そもそも税金を食い物にすること自体が反社会的だが、食い物にする時期もあまりに反社会的で、二重三重に腹立たしい。
7月19日(日曜日) 今やるべきことはしないのに今やらなくていいことをして、今やるべきことはやらない。それが安倍政権だ。「アベノマスク」にしても「GoToキャンペーン」にしても、今やらんでええことをやって、貴重な税金を無駄にしてドブに捨てるようなことをする。一方、今こそしっかり審議すべき国会は閉じてしまい、安倍首相は閉会中審査にも出てこない。デタラメ過ぎる。
まず最優先で今やらなくてはならないのは、疲弊している多くの医療機関と医療従事者への支援だろう。どこまでもチグハグでピントがずれていて、ただただ無能なだけの安倍政権。国民の生活よりも私腹を肥やすことしか考えていないのだから、当然と言えば当然か。
7月20日(月曜日) またまた税金をドブに捨てるのか都民も国民も地方の観光地も、みんなを振り回すだけ振り回す「GoToトラベル・キャンペーン」、挙げ句の果てにキャンセル料の補償に国民の税金を使うのかよ。またまた私たちの貴重な税金をドブに捨てるのか。そのカネを医療機関と医療従事者の支援に、なぜ回そうと考えない。
しかも「GoToトラベル」は旅行業者(代理店)を通さない個人旅行は対象外だとか。それっておかしくないか。安倍政権が税金を使う施策には、どんなところにも必ず利権の影を感じる。
そもそもこんなデタラメなキャンペーンは、最初からやるべきではなかった。何回でも繰り返して言うけれど、もしやるとしてもそれは今じゃない。東京や首都圏をはじめ、全国各地で新型コロナ感染者が再び増えているこの時期に、わざわざ旅行に出かけようと呼びかけるなんて、正気の沙汰ではない。大半の国民がそう考えているにもかかわらず、あえて強行する事業では断じてない。
◇◇
「夜中にポテトチップスを食べる愚行はもう二度と繰り返さない」「絶対に断ち切るぞ」と固く心に誓った時に限って、ポテチの特売を始めるんだよなあ。今日がまさにそうだった。で、また買ってしまった。ちなみに僕のお気に入りは、うすしお味。「お菓子総選挙2020」(テレ朝)の1位もポテチのうすしお味だった。ため息。
7月21日(火曜日) 引きこもる安倍首相「旅行キャンセル料の補償は『GoToトラベル』の事業費から政府が補填する」って、そりゃ全部われわれの税金じゃねーか。今やるべきじゃない無意味な事業を強行するから、またしても貴重な税金をドブに捨てることになる。どこまで無能で役立たずの政権なんだ。
そもそも「GoToトラベル」キャンペーンの総事業費1兆3500億円のカネがあれば、観光地はもちろん医療関係者への支援策など、もっとほかに有効な使い方があるはずなのに。
◇◇
これまで無意味な記者会見を何回も開いて、その度に意味不明の演説をグダグダとしゃべり続けた安倍首相だが、最近は全く姿を見せなくなった。ほかの閣僚は矢面に立たされるような形で釈明する姿がたびたびニュースで伝えられるが、なぜか安倍首相は出てこない。国会も開かない。窮地に追い込まれ、分が悪くなったら引きこもる卑怯者。
7月22日(水曜日) 楽しければ続けられる文章の授業で最近、学生がなかなかいい作文を書いてくるようになった。毎週800字。最初のころは、内容も構成も文章表現もめちゃくちゃで、どうしたものかと思っていたが、ずいぶんとしっかり書けるようになってきた。そこら辺の新人記者よりも、ずっと印象深くて上手い文章を書く学生もいる。
その1。プロサッカー選手を目指し努力していた筆者は、監督の理不尽な指導方法への不満とストレスから大好きなサッカーが楽しくなくなり、部活をやめてしまった。落ち込む筆者に対し、母親は「あなたの未来は一つだけではない」。一つの道しか見ていなかったことに気付き、新しい道を進むきっかけになったという。
その2。中学・高校時代に毎月発行されていた「学年だより」が宝物だという筆者。その中の1ページは学年担当の先生が交代で書くコラムで、普段は語られない素顔が垣間見られる。先生たちからの生徒へのメッセージだった。「自分を自分らしく伝える文章」の素晴らしさを知るきっかけになったという。
どんなことでも、楽しくなければ続けるのは難しい。一方、多少キツくて苦しくても楽しければ続けられる。そういう意味では、学生が味わい深い文章を書いてくるとやる気が出る。学生の文章を徹夜で添削する作業にヘロヘロになっても、著しい成長を目の当たりにすると、もう少し続けようかなという気になる。必要なのは(大事なのは)モチベーションだ。
7月23日(木曜日) 過去最多の感染者なのにネット通販で買ったオイルランタン=写真。税込1450円、送料無料。やすっっっ。うちには既に貰い物のシルバーがあるのでレッドを注文したが、インテリアとしては問題ない。停電したら活躍するかも。
◇◇
都内だけでなく全国各地で新型コロナ感染が拡大し、過去最多の感染者が確認されているのに。高齢者にも広がり、感染経路不明者も増えているのに。それでもまだ「夜の街」だとか、若者が大半だからとか、検査数が多いからなどと言い続ける能天気さ。
昼の情報番組で、外出自粛を求める都知事や医師会の揚げ足を取って、揶揄する自称政治記者スシローとウヨ弁護士の愚かさ。それをたしなめる片山善博・元鳥取県知事(元総務相)に対し、身のほど知らずにも食ってかかるウヨ弁護士の醜悪さ。
7月24日(金曜日) 馬鹿の一つ覚え安倍首相「感染者数は確かに増えているので高い緊張感を持って注視をしている。しかし専門家の皆さんも仰っているように状況は異なり、再びいま緊急事態宣言を出す状況にはない」。具体的なことは何も語らず、馬鹿の一つ覚えのように「緊張感を持って注視」と繰り返すだけ。どこまで無能で無責任なんだ。
いざとなったら、安倍首相が集めた茶坊主の「専門家」なる連中に、責任をすべてなすりつける気が満々であることだけは、十分にしっかり伝わってきた。
◇◇
道行く人もランニング中の青年も、マスクをしない人たちが大勢いて驚く。極め付きは路上ではなく近所のスーパーで、咳をしているのにマスクをしない推定40代の男性。陳列棚の食品も触りまくりなんだけど。マジかあああ……。こりゃ感染者300人どころじゃ済まなさそう。東京だけじゃなく神奈川やほかの地域も。
7月25日(土曜日) 何もせず見てるだけ「ちょっとこの荷物、見ててね」と頼んで戻ってきたら置き引きされていて、「うん荷物を持っていくのをじっと見てたよ」と平然と言い放つのと何も変わらない。それが安倍首相の「緊張感を持って注視をしている」発言だ。何もせず見てるだけ。こんなのが内閣総理大臣だというのがなんとも言い難く、この世の地獄ではないかと。
私利私欲を満たすため、利権を狙って虎視眈々と「注視」している、とは言えるかもしれない。アベノマスクしかり、「GoToトラベル」キャンペーンしかり。安倍首相はわれわれの税金を食い物にして、掠め取ることしか考えていないので。
◇◇
「学校とコロナ禍」をテーマにした神高教のオンライン公開研究会に参加。県立高校や都立高校の現場からの実践報告が興味深く、教育格差の問題も浮き彫りになり勉強になった。Zoomのチャット機能が上手く使いこなせず、いくつも個人メッセージをもらったのに、全部に返信できなかったのが残念だった。
7月27日(月曜日) 今期テレビアニメ評今期のテレビアニメは見事に不作。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、制作スタジオや録音スタジオが大きな打撃を受け、制作本数が減っただけではない。作品の質そのものが相当に劣化していると言っていい。しかしまあ、粗製乱造の駄作が大量に出回るよりは、厳選された数本をじっくり見る方が健全かもしれない。
【今期テレビアニメ評】◯「フルーツバスケット2nd Season」(フルバ2期続き)(テレ東)、◎「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」(俺ガイル3期)(TBS)、◎「とある科学の超電磁砲T」(中断から傑作選の再放送を挟んで続き)(MX)、◯「彼女、お借りします」(TBS)、◯「メジャーセカンド中学生編」(中断から再放送を挟んで続き)(NHK教育)、◎「未来少年コナン」(再放送)(NHK総合)。
7月28日(火曜日) 驚愕の反社会的クズ政権マスク不足は既に解消され、市中にたくさん出回っているのに、小さくて不潔で役に立たない「アベノゴミマスク」なんて今さらだれも必要としない。それでも今後さらに8千万枚を配るという。郵送経費などを含めて500億円超の税金をドブに捨て続ける、驚愕の馬鹿政権。
そんな無駄なカネがあるのなら、新型コロナ対応で疲弊し倒産寸前の病院や、ボーナスも出ない医療関係者の支援にこそ使うべきだった。安倍政権は無為無策で無能なだけじゃない。どこまでも私利私欲にまみれた反社会的クズ政権だ。今やるべきことはせず、必要ないことには巨額の税金を注ぎ込む。いい加減にしろ。さっさと内閣総辞職して逮捕・起訴されたらいいのに。……と多くの国民が切望しているに違いない、と信じたい。
7月29日(水曜日) 後期もオンライン授業か2クラスでZoomを使った授業を終えて、夕方からオンラインで大学の講師懇談会。大学側の説明が二転三転どころか、猫の目のようにくるくる変わるので閉口する。振り回されるばかり。当初は教室での対面授業に切り替える方針を打ち出していたが、どうやら後期(秋学期)もオンライン授業が中心になりそうだ。そりゃそうだろう。見通しが甘すぎる。知らんけど。
7月30日(木曜日) 寂しさと孤独が伝わってきた担当クラスの大学1年生の書いた文章を読んで、切なくて涙が出そうになった。想像とは全く違う大学生活。新しい友達もできず、パソコンに向かうだけの毎日。期待と不安と緊張と興奮に胸を膨らませて入学したはずなのに。辛さや寂しさや虚しさや孤独が伝わってきて、なんとも言えない。読んでいて胸が苦しくなった。
「入学式は中止になり、大学からオンライン授業実施の通知が届いたのは残念だったが、仕方がないことだと思った。相談する友達もいないので、何回もオリエンテーションの動画を見て履修科目を組み直した。提出する課題がたくさんあって、夜中までパソコンに向かう毎日」
「本当だったら新しい友達や環境にも慣れてきた頃なのに、想像していた大学生活とは全く違う生活を送っている。この大変な時期を乗り越えたら楽しいことが待っていると信じ、今日もパソコンに向かう」──。淡々と書いているだけに、筆者の心情が強く伝わってくる。
今年入学した新入生は多かれ少なかれみんな同じ思いだろうし、違う世代の人たちにもきっと、今年の大学1年生の大変さと孤独感が伝わるはず。立派なルポルタージュ(記録報告文)になっていると感じた。
7月31日(金曜日) 誤ったメッセージ拡散の罪東京周辺だけでなく全国で新型コロナウイルスの感染が拡大しているのは、安倍政権が誤ったメッセージを拡散し続けているのが原因の一つと言っていい。「医療体制は逼迫していない。緊急事態宣言を出す状況にはない」などと公言し、しかも「GoToトラベル」などという正気の沙汰とは思えないキャンペーンを展開しているのだから、普通に遊びに出かけてマスクも飲み歩く人が大勢いてもおかしくない。
事実に反する情報を刷り込まれ、「コロナなんて大したことはない。外国ほど深刻ではないし、若者は重症化しない」と思い込んでいる人は想像以上に多そうだ。
安倍政権が新型コロナ対策として多額の税金を繰り出すのは、身内を潤すために過ぎない。それなのに、馬鹿の一つ覚えのように「経済を回さなくてはならない」と繰り返す。そんな安倍自民党と補完勢力の戯言を信じ込んでいる人もまた、残念ながら驚くほどたくさんいるのだろう。
無為無策で無能なばかりか、税金を食い物にし、そのうえ誤ったメッセージを発信し拡散して、新型コロナの感染を拡大させる安倍政権。危機感がないといった罪深さだけではない。まさに反社会的存在だ。酷すぎないか。取り返しがつかなくなる前に速やかに退場させるしかない。