●野党とメディアの罪●ちょっと洒落た感じ●引き続き私物化します宣言●「うやむやに終わらせる」役割●Zoom飲み会●後期の講義資料を作成●「わたナギ」完結●犯罪行為の当事者なのに●餃子の味は変わらず●リベラルの敵はリベラルか●どんより曇り空●消費増税でまた私物化かよ●1箱50枚500円●カッコいいよ大坂なおみ●菅総理に沸く?弘明寺商店街●嘘つきの壊れたレコード●後期も対面授業は2割未満●スカスカのカス政権●富裕層はますます豊かに●どこまで隠蔽するのか●やっぱり仮病か●富良野の野菜味噌ラーメン●ライブ授業の録画もアップ●少人数クラス●「半沢直樹」最終回●出稿●記者が権力の一員になるということ●陸別町の味噌ラーメン●「画面共有」機能を初めて使った●政治家志望だった自称記者●●●ほか
9月1日(火曜日) 野党とメディアの罪「『1強多弱』とされる野党の力不足が首相の慢心を助長しました」と毎日新聞は言う。半分は確かにその通りだが、残りの半分はメディアが権力監視の機能をしっかり果たしていないのが原因だ。全く機能していないとは思わないが、特にテレビの露骨な政権擁護や持ち上げ、ピントのずれた印象操作は犯罪的と言っていい。
政権の広報・宣伝としか思えない与太話を、繰り返し垂れ流す情報番組やワイドショーの酷さは目に余る。「難病に倒れたかわいそうな安倍首相」といったトーンの番組構成は、印象操作や人心誘導の最たるものだろう。問題意識のかけらも感じられない。数少ない一部の良識派の番組が奮闘しても多勢に無勢。きちんと材料を示さなければ、主権者は判断しようがない。
愚にもつかない話題は延々と流し、大事なことはほとんど伝えない。かくして、安倍政権の数々の犯罪的行為の追及はそっちのけで、安倍ちゃんの政策を引き継ぐ「気さくで苦労人の令和おじさん」という人物像が、人々の間に広く刷り込まれていくのだった。見事な情報操作ではないか。野党とメディアの罪は大きい。
9月2日(水曜日) ちょっと洒落た感じありふれた使い捨ての不織布マスクは飽きたので、秋冬以降に使えばいいや。ちょっと洒落た感じのファッションマスクや、ひんやりマスク(クールマスク)で気分転換。好みの色とデザインを選ぶのは楽しい。値段はせいぜい1枚500円~900円ほど。実にささやかなプチ贅沢。
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自民党総裁選出馬を表明した菅義偉官房長官。「地方を大事にしてきた」「地方の活性化を」と繰り返しながら、沖縄にあれだけ冷酷、無惨で無慈悲な対応を続けてきたのはどういうことか。矛盾してるだろう。「安倍政権の継承」とはつまり、引き続き権力を私物化して税金を食い物にし、平気で嘘をつき、公文書を改竄・隠蔽・廃棄するということ。モリ・カケ・サクラを検証する気などさらさらない。そもそも検証なんてするわけがないじゃん。最低だよな。
9月3日(木曜日) 「うやむやに終わらせる」役割安倍首相は間違いなく追い詰められて辞任表明したのだと思う。どうしようもなくなって、病気を理由にして逃げ出すしかなかったのだ。だからこそ大番頭の菅官房長官が後継総理を引き受けた。敗戦処理内閣として証拠隠滅し、数々の疑惑や裁判をうやむやに終わらせる役割があるのだろう。
それだけに安倍首相と政権に連なる連中は必死で、何が何でも菅義偉官房長官に後始末を任せなければならないということ。安倍首相をそこまで追い詰めたのは市民の力も大きかったはず。それは胸を張っていいんじゃないかな。
しかし「安倍首相の辞任で終わり」にはならない。モリ・カケ・サクラ・マスク・コロナ・カワイ選挙買収・カジノ汚職など、安倍政権による数多くの犯罪行為を、決してうやむやに終わらせてはならない。前代未聞で最低最悪の「アベ政治」はまだまだ続く。「アベ政治を許さない」の看板を下ろすのはまだ早い。
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「キッチンジロー」13店舗が閉店へ。「いもや」「キッチン南海」に続いておまえもか……。お茶の水、神保町の風景が変わっていくのが寂しい。「キッチンカロリー」は頑張ってください。
旭屋書店(水道橋)や書泉ブックマート(神保町)も閉店し、学生時代に入り浸っていた御茶ノ水駅前の喫茶店も、かなり前になくなった。見慣れた街のたたずまいが変貌するのは悲しい。
→洋食の「キッチンジロー」、2店舗残し9月末で13店舗閉店へ(毎日)
https://mainichi.jp/articles/20200903/k00/00m/020/088000c
9月4日(金曜日) Zoom飲み会久しぶりのZoom飲み会。情報交換できたのはよかったと思うけど、3時間半は長すぎるよ。
9月7日(月曜日) 後期の講義資料を作成後期の講義資料データをまとめて作成した。新聞・雑誌記事などを50枚以上スキャンして、それをすべてPDFファイルに変換。さらに授業回ごとにファイルを結合し、ファイルサイズを小さくするために圧縮する。同じ作業を延々と繰り返す。うわあああ面倒くせえええ。
いったい自分は何をやっているんだろうと、途中で無性に虚しくなってくる。猛烈な睡魔が襲ってくるのを振り払いながら、くじけそうになる気持ちをぐっと押さえつけて、ひたすら単純作業を続ける。6時間以上かかってようやく終了。ああ疲れた。
オンライン授業になって負担が大幅に増えた。オンライン用の資料作成や公式ウェブへの入力もその一つ。前期と同じ科目は多少手直しすれば、そのまま後期の授業でも使えるが、後期だけの科目は新たに作らなければならない。ほかにも細かな作業がたくさん積み重なって、膨大な労力と時間が取られる。釈然としない。
試行錯誤しながら創意工夫すればするほど疲弊する矛盾。どう考えても割に合わない。一方で、教材をアップしてレポートを書かせるだけで終わりという、明らかに手抜きとしか思えない授業をやってる人も少なくないんだよね(そっちが多数派らしい)。なんだかなあ。
9月8日(火曜日) 「わたナギ」完結TBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」(わたナギ)の「新婚おじキュン!特別編」は、大半が総集編だった。先週放送の最終回に続いて、2時間オール新作として新婚生活編を描いてくれると思って期待していたのだけど、まあこれはこれでアリなのかも。多部未華子がポンコツで可愛かったからまあいいか。エンディングでほんわかNG集も見られたし。しかしこれで毎週火曜日の夜の楽しみがなくなってしまうのが辛い。
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菅義偉官房長官は安倍政権を支えた大番頭として、モリ・カケ・サクラ・マスク・カジノ汚職・カワイ選挙買収など数多くの犯罪行為に関わってきた共犯。つまり税金の私物化や公文書偽造・捏造・隠蔽・廃棄の当事者として、責任追及される側なんだけどね。そこには触れられず、すっかりなかったことのようにされている。
自分たちの税金が大量にかすめ取られているというのに、新型コロナ対策もデタラメでちぐはぐなことしかやっていないのに、何が悲しくて安倍政権を評価なんかできるのだろう。メディアの多くも有権者もいったい何を考えているんだろう(何も考えていないのかも)。このままだと、残念ながらこの国はもうダメかもしれないね。
9月9日(水曜日) 餃子の味は変わらず久しぶりに「餃子の王将」で食事した(半年ぶりくらい)。コロナ禍でなんとなく入るのを躊躇していたのだが、珍しく行列もなくて空いていたので。カウンター席は間隔を空けてボードで仕切られるなど、店内はすっかり様変わり。定食に付いてくるキムチはなくなり、ご飯の量も少なくなっていたけど、餃子の味は変わらず美味しかった。
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「反語」じゃないの? 普通に読んで普通に考えれば「反語」だと理解すると思うけどな。曲解して、味方であるべきものを後ろから撃って、わざわざ向こう側に追いやってどうする。そんなだからリベラルの敵はリベラル(と称する)側に……(以下略)
→(上智大学教授・中野晃一氏のツイート)<ねえよ。朝日、よっぽど菅には仲良くしてほしいのかな。もはや新聞じゃない、これは。>
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落雷の音がだんだん自宅に近付いてきて怖い。今度はものすごく近くに、まるで爆弾が落ちたような轟音が鳴り響く@横浜南部。マジで勘弁してほしい。うちはマンションなので建物自体は大丈夫だろうけど、停電が心配だ。ようやく雷鳴が止むと、雨がしとしと降り続く。大気が不安定な状態であることがよくわかる。
9月10日(木曜日) どんより曇り空降りそうで降らない、どんよりした夕方の曇り空@横浜・上大岡=写真。時折、太陽が顔を出すので、いわゆる「天使の梯子」が見られるかなと期待したけど出現せず。残念。この後、3カ月ぶりに髪の毛をカットしてスッキリ。
美容室ではなぜか自民党総裁選の話題に(僕からそんな「当たり障りのある」話を振ったわけではない)。「菅さんでもう決まりなんですかね。テレビではいいことしか言ってませんけど」。スタイリストさんの感想は率直で至極真っ当だ。「プラスもあったかもしれないけど、マイナスもたくさんあるはずですよねえ」と相槌を打つ。
「みんな何か期待して菅さんのところに集まってくるんですかね」と踏み込んできたので、「お金とポストなんじゃないですか。でもあの人たちが使ってるお金は僕らの税金なんですけどね」。政治や宗教の話はどこまで突っ込んでいいのか微妙で、判断が難しい。ストライクゾーンをギリギリかすめる言い方で返した。
9月11日(金曜日) 消費増税でまた私物化かよ菅義偉官房長官が「消費税を将来的には引き上げざるを得ない」と明言するも、翌日になって慌てて「今後10年ぐらい上げる必要はない」と軌道修正。大嘘つきの本領発揮。間違いなく増税が本音だろう。そもそも消費税率をアップして何に使うつもりなんだ。モリ・カケ・サクラ・マスクのように私物化するつもりのくせに。どこまでも国民を愚弄し、税金を食いものにする気だけは満々の「アベスガ利権政治」。
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不織布マスク1箱50枚入りが、ついに500円で売り出されていた=写真(上大岡駅近くの洋品店の店頭で)。僕が目にした中ではたぶん最安値かも。つい4カ月前はあちこち探し歩いても全く手に入らず、困り果ててようやく見つけたら1箱50枚入り3300円もしたのに。大げさではなく隔世の感があるなあ。
9月13日(日曜日) カッコいいよ大坂なおみ人種差別に抗議するだけでなく、有言実行で結果を出してしまうところが素晴らしく、主張の効果と広がりと説得力を何倍にもしている。7枚の黒いマスクをすべて見せるんだという強い気持ち(信念と覚悟)が、大坂なおみ選手が最後まで崩れることなくモチベーションの維持にも繋がったのは間違いない。最高にカッコいいよ。全米オープンテニス2年ぶりの優勝おめでとう。あっぱれ!
試合後の優勝インタビューで「7枚のマスクでどんなメッセージを伝えたかったのか」と聞かれ、「あなたはどんなメッセージを受け取ったのか、それが大事」と答えた大坂選手。見事な切り返しだと思った。彼女がやってきたことの本当の意味や価値は、まさにそこ(メッセージを受け取った一人一人が何を考えて何をするか)にあるから。
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横浜市南区の弘明寺(ぐみょうじ)商店街が早々と「菅内閣総理大臣」で盛り上がっている。就任記念として1週間は特別ポイントをプレゼントするとのチラシが、洋品店や焼き鳥屋などの店頭に張り出されていた=写真。ただしキャンペーンに参加しているのは商店街全店ではなく、関係者の話ではポイントカード加盟32店(3割弱)だけだという。
南区は菅義偉官房長官の選挙区。「菅さんの地元だからね。初めて国会議員に当選した時はここでも演説したし」「商店街のカード加盟店に呼びかけた。コロナの影響で売り上げが大幅に減って大打撃の中、少しでもプラスになれば」と店主ら。その一方、「うちらはヒラだから上から持ってこられたら受け取るだけ」と話す店主もいて、温度差はあるように感じた。
「甘いものが大好きな苦労人の気さくなおじさん」といったイメージ(虚像)だけが刷り込まれて拡散し、「アベ・スガ利権政治」の検証はされないまま、あす14日午後、自民党の両院議員総会で新総裁が選出され、16日に召集される臨時国会で新首相が誕生することになる。ため息。
9月14日(月曜日) 嘘つきの壊れたレコード両院議員総会で自民党新総裁に選出された直後の挨拶も、夕方の記者会見でも、壊れたレコードのように「秋田の農家出身」「ゼロからスタート」と同じ話を繰り返す菅義偉氏。「おかしなことがあれば見直して前へ進める」と言うのなら、まずはモリ・カケ・サクラを検証すべきだろう。「地方出身で地方をよく知っている」「地方発展のために」と強調するなら、沖縄いじめを即座に止めろ。菅氏の話は相変わらず嘘ばっかり。
そんな菅氏の新総裁選出について、「安倍政権の継承で安心できる」といった街の声をクローズアップして紹介するテレビメディア。NHKだけじゃないところに暗澹となる。
9月15日(火曜日) 後期も対面授業は2割未満「ほぼ全ての大学が後期は対面授業を実施へ」(日テレ)というニュースを聞くと、あたかも大半の大学で全面的に対面授業をやると思うが、実際は実験や演習(ゼミ)などの一部に限って対面授業を行う大学がほとんどだ。<大学8割「オンライン併用」、後期授業「全て対面」2割弱>(時事)というのが正しい。
文部科学省の調査結果の報道だが、日テレの伝え方は実態からかけ離れている。1コマでも対面授業をすれば「対面授業を実施」というのは正確性に欠ける。全面的に対面授業を実施する大学は2割に満たず、後期もオンライン授業を併用する大学が圧倒的に多い。
小中学校や高校と違って、大学ではクラスが固定されておらず、大教室での授業は密集しキャンパス内外の学生の移動も激しい。集団感染が発生すると当該講義以外も成り立たなくなるだろうし、近隣から誹謗中傷が殺到する恐れもある。対面授業に慎重なのも理解できる。学生も教員も辛い。なんとも悩ましい。そんなわけで僕の勤務校でも、来週から後期のオンライン授業が始まる。
9月16日(水曜日) スカスカのカス政権「秋田の農家の長男」──。さすがにもう出さないかと思っていたが、首相就任後初の記者会見でもやっぱりその話を出してきたか。だからどうしたとしか言いようがない。壊れたレコードの菅義偉首相。
「地方活性化の成果」として「ふるさと納税」を自慢して胸を張る菅首相。趣旨そのものは悪くないかもしれないが、制度設計・建て付けがおかしい。高額の「返礼品」の存在がプチ富裕層を優遇する納税の不平等・不公平を生んでいるのに、なぜ放置するのか理解できない。純粋に故郷に納税貢献するというのなら、まずそこを改善すべきなのに。そもそも「地方活性化」と言うのであれば、「沖縄いじめ」と「福島(原発被災者)の切り捨て」を即刻やめろ。矛盾してるし、おかしいだろう。
「既得権益の打破」「おかしいことは直していかなければならない」と言いながら、モリ・カケは「既に処分が済んで結論が出ている」と平然と流してしまう菅首相。「桜を見る会」も同様で、中止すれば終わるような問題ではないはずなのに。河井克行前法相夫妻の選挙買収事件についても、裁判中を理由にコメントを避けた。結局ゼロ回答。説明責任を一切果たそうとしなかった菅首相。アベ政治を隠蔽するスカスカのカス政権。説明責任を果たす気など、さらさらないようだ。
政権の最重要課題は、新型コロナウイルス対策じゃないのかよ。拉致問題が大事な課題であることはその通りだろうが、拉致問題が菅政権の「最重要課題」なのかよ。コロナ対策が「最優先課題」とは言っているが、マジで?
菅義偉首相の就任後初の記者会見。気になったところをざっとピックアップしてみたけど、なんだかものすごく虚しくなってきた。
9月17日(木曜日) 富裕層はますます豊かにTBSテレビが昨日夕方のニュースと今夜の「news23」で、日本国内の経済格差を具体的に取り上げて特集した。こういう社会矛盾の本質と核心を突いたニュースの伝え方に拍手を贈りたい。
特集では、3800万円の超高級車が売れていることを伝えた。それに加えて、26億8000万円もする700平米のペントハウスも売れているそうだ。そんなものを当たり前のように買う人、買える人が何人もいるのだ。コロナ禍の中でも、売れ行きは絶好調だという。
アベノミクスとは金融緩和。安倍政権・日銀は一貫して、バブル相場(株価上昇)で大儲けする富裕層を優遇してきた。そもそも投資できる人たちには、それだけの資産があるということだ。その一方で、派遣切りや人員削減で仕事を失って、日々の生活に困窮する人が増えている。資産などあるはずもなく、わずかな預貯金を切り崩すしかない。
経済格差は確実に拡大している。富裕層を優遇し税制でも助ける政府の姿勢をおかしいと思い、怒りの発露とするのか。それとも自分も富裕層になれたらいいなあと羨望し、酷い目に遭っているもの同士で非難し合うだけなのか。もちろん政財界が望むのは、怒りの矛先を政府に向けて是正しようなんてことは考えもしない従順な人々だろう。
伝えるべきことを伝えないと、人々は判断材料が得られないし、問題の本質を知って疑問や怒りを感じることもできない。権力を監視して判断材料を伝えるのはメディアの最も重要な役割だ。メディアがその責務を果たさなければ、主権者は権力の都合のいいことしか知らされず、選挙権を正しく行使できない。影響力のあるテレビ(その中でも情報番組やワイドショー)の責任は特に重大だ。
9月18日(金曜日) どこまで隠蔽するのか詐欺容疑で逮捕されたジャパンライフの山口隆祥元会長について、加藤勝信官房長官は「『桜を見る会』の特定個人参加の有無は名簿が保存されていない。招待者・推薦元は個人情報であり回答は控えている」「名簿が保存されておらず、文書も電子ファイルも廃棄済みだ」と述べて、再調査を否定した。安倍利権政治を引きずる、どこまで不誠実で反社会的な政権なんだ。
最大の問題点は再調査を否定したこの発言だろう。都合の悪い文書は廃棄処分したとして隠蔽。そもそも公的行事の招待者の情報が個人情報のわけがない。しかも廃棄するなんてあり得ない。なぜ隠す。招待状を利用し安倍前首相や加藤官房長官自身を広告塔としたことで、巨額の詐欺被害が拡大したのは明白。「国民のために働く」なら、迅速に再調査しろよ。説明責任を果たせ。
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頻繁に会食を重ね、実は元気だった安倍晋三前首相。やっぱり仮病か。「コース料理を食べてワインまで飲んでいた」「総理がシメに注文したのが天丼。残さずペロリと平らげていたものね」「コロナ対策の失敗でやる気を失い、菅さんに任せてもう辞めたかっただけなんじゃないか」──。
なんだよ、すごく元気じゃないの。いろいろと立場がヤバくなってきたので、職務を放り出して無責任に逃げ出しただけじゃん。「難病の再発」とやらで退陣せざるを得ない状態、というのはいったいどうなったのだろう。不可解すぎる。
→安倍前首相、「多い会食機会」の不自然、仮病説も流れる(週刊ポスト)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2ef9702441783e9d114ce699af638446558ce8
9月22日(火曜日) 富良野の野菜味噌ラーメン上大岡の京急百貨店・北海道物産展で、富川製麺所(富良野市)の野菜味噌ラーメンを食べた=写真。蕎麦のようなツルツルの麺に味噌がマッチ。味付卵、大き目の豚肉、キャベツ、ネギ、タマネギなどの野菜の甘さが、味噌の味を際立たせる。美味しかった。店内も混雑していなくて快適だった。連休最終日の夕方なので「3密」を警戒していたが、杞憂だったようだ。
9月23日(水曜日) ライブ授業の録画もアップ後期のオンライン授業が始まった。前期に続いて僕は「Zoom」を使ったライブ(リアルタイム)授業を実施。前期の受講生(1年生)は圧倒的にライブ支持が多かったが、後期の受講生(2年生以上)に聞くと、録画の動画配信でも構わないという意見が半分ほどあった。「好きな時に見られるし巻き戻して見直せてメモも取れるから」だとか。入学してから一度もキャンパスに入れずライブ感に飢えている新入生との違いかも。
そんなわけでライブ授業が終わると録画した動画をアップして、学習支援システム「manaba」でアナウンスするので、二度手間、三度手間になる。そして3日間の視聴期間が過ぎたら動画を削除する。前期よりも後期はさらに、労力と作業時間が増えるのだった。
9月24日(木曜日) 少人数クラス昨日とは打って変わって、わずか数人という少人数クラスのオンライン授業。ここまで少ないのは初めてなので戸惑う。
9月27日(日曜日) 「半沢直樹」最終回日曜劇場「半沢直樹」(TBS)の最終回。記者会見での半沢直樹の熱い演説シーンに一番シビレた。会見中継の映像を関係者らが固唾を飲んで見守る場面が挟み込まれ、それを見ているだけでも涙が出そうになった。政治権力と銀行(バンカー)の関係は、国家権力(与党自民党)とメディア(記者)との関係にも通じる。そもそもだれのために何のために何をするか。その覚悟と初心が問われるのはどちらも同じだ。顧客のために仕事をして、それが結果として自分たちの利益にもつながるというのは、たぶんほかのあらゆる仕事にも共通する。
9月28日(月曜日) 出稿2000字ほどの短い原稿を書いて出稿。授業準備。今週分の講義レジュメや参考資料などを、学習支援システム「manaba」にアップ。自分用のプリントアウトも。ああ面倒くさい。
9月29日(火曜日) 記者が権力の一員になるということジャーナリズムの最大の役割は権力を監視して批判することだ。そんなジャーナリスト(記者)が権力の側に立ち、しかも政府の中枢メンバーとして加わるのはマズイんじゃないかと思う。左右どんな政権であっても権力と一体化したら、独立した立場で監視も批判もできなくなってしまうからだ。そうした記者の役割を今後一切放棄して権力の一員になるのだというのであれば、それはもうその人の生き方の問題だから、もはや何も言うことはないけれども。
→首相補佐官に共同通信の前論説委員・柿崎明二氏(共同ほか各社)
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上大岡・京急百貨店の北海道物産展(第2弾)で、「K’Sキッチン」(陸別町)の味噌ラーメンを食べた=写真。これぞ味噌ラーメンというオーソドックスなコクのあるスープに、中太の縮れ麺がぴったり。やっぱりラーメンは味噌だよなあ。白髪ネギとメンマとコンブがいい味を出している。厚さ約5ミリもある焼豚は、味付けはイマイチだったが食べ応えはあった。焼豚が改善されたら申し分ないのに。
9月30日(水曜日) 「画面共有」機能を初めて使った後期2回目のzoomを利用した多人数授業で、資料を映しながら講義を進める「画面共有」の機能を初めて使った。前期は少人数の演習だったので、手元の資料を見ながら受講してもらうので十分だったが、後期は少しやり方を変えてみた。事前に何回か練習した甲斐もあって、なんとかうまくできたような気がする(たぶん)。ただ、画面の切り替えがスムーズにいかないのが反省点で納得できないところ。さらに研究して改善する余地が大いにありだ。
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元毎日新聞記者の龍崎孝氏(流通経済大学教授)は、首相補佐官に起用された共同通信前論説副委員長の柿崎明二氏とは毎日新聞の同期入社だと昼の情報番組で明かした。入社したばかりの柿崎氏は「政治部の記者になりたい。将来は政治家になる」と龍崎氏に話していたという。そういう人だから権力の一員になるのか。なるほど。
権力を監視して批判する立場の記者が、権力中枢の一員となるなんてありえないし、断じてあってはならないはずだが、そもそも最初からジャーナリストではなかったんだね、ということはよくわかった。龍崎氏は「がっかりした」と話していたが、率直な感想だと思う。