身辺雑記2022年10月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2022年10月1日〜10月31日

●菅義偉前首相「弔辞」の悪質さ●三遊亭楽太郎●自民党議員は劣化の極み●情報ツール●朝ドラ「ひまわり」●謎の岸田采配●それでも記者か●前代未聞の事案●理不尽●健康保険証を廃止するな●統一自民党●政府広報でないなら●「啜磨専科」醤油ラーメン●大容量データ●どこまで本気?●確定事項のように伝えるな●新聞購読しない世帯●関内キャンパス●今期テレビアニメ評●笑ってる場合じゃない●暖房開始●もう日本に五輪はいらない●操作ミス●トランプ凍結解除?●今村核弁護士の訃報●●●ほか


10月1日(土曜日) 菅義偉前首相「弔辞」の悪質さ

 安倍「国葬」での菅義偉前首相の弔辞の「政治的意図」の悪質さを、明快に指摘した論考だ。「あなたの判断はいつも正しかった」「特定秘密保護法、平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など、すべて成立させることができました」と述べるなど、多くの世論の反対を押し切って強行採決した法案を、「国葬」という公の場で一方的に誇る態度を厳しく批判する。

 非常識極まりない菅義偉前首相の「弔辞」は、「感動した」などと単純かつ無批判に称賛されるようなシロモノではない。巧妙に散りばめられた「政治的意図」の悪質さを見落としてはならない。

 権力を私物化した安倍晋三元首相は、「ファミリー」には「優しい人」「信念の人」「真のリーダー」だったのだろう。しかし、モリ・カケ・サクラ・ツボ・マスクなどの利権と無縁の圧倒的多数の国民は、菅義偉前首相の言葉を聞いても鼻白むだけだと思うのだけど。

<嫌な予感が的中。菅前首相の国葬「弔辞」で飛び出した衝撃の言葉> =尾中香尚里(まぐまぐニュース)

→ https://www.mag2.com/p/news/553315


10月2日(日曜日) 三遊亭楽太郎

 高校の時に同級生が、二ツ目に昇進して間もない三遊亭楽太郎さんを学園祭に無償で呼んで、寄席を企画したことがあって、新聞部の部長だった僕が前打ちの紹介記事を書いたのを思い出した。当時の紙面を引っ張り出して懐かしく眺めた。六代目三遊亭円楽さん死去。72歳。ご冥福をお祈りします。


10月3日(月曜日) 自民党議員は劣化の極み

 自民党三重県議の小林貴虎(48歳)が「国葬反対の8割が隣の大陸からだった」とツイート。ヘイトスピーチであるのはもちろんのこと、安倍「国葬」に反対する圧倒的多数(少なく見積もっても6割以上)の日本国民を愚弄し侮辱する、極めて悪質なデマの流布にほかならない。有権者に無礼だろう。議員なんてやってる場合じゃない。即刻辞職した上で頭を丸めよ。それでも許し難い。はらわたが煮え繰り返る。

「国葬反対の8割、隣の大陸から」、三重の自民県議がツイート(毎日)

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 一方、自民党愛知県議の渡辺昇(53歳)は、選択的夫婦別姓やジェンダー平等を訴えているフェイスブックに、「同性結婚なんて気持ち悪い事は大反対」と書き込んだという。嫌がらせかよ。キューバの国民投票で同性婚合法化が賛成多数だったと紹介する投稿に対し、わざわざ書き込みをするところが病的。歪んでいるなあ。

愛知の自民県議「同姓婚、気持ち悪い」、フェイスブックに投稿(毎日)

◇◇

 自民党議員は衆院議院議長や国会議員から県議、市議に至るまで、中央も地方も劣化の極み。もはや末期症状だ。阿鼻叫喚の様相ではないか。イデオロギーとか思想信条の違いといった次元の話では全くない。それ以前に人として終わっているのが痛すぎる。

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 「ゴールデンカムイ」アニメ第4期が、ようやくスタート。アシリパさんの顔付きや表情が、ちょっとだけ大人びた感じになっていた。年月の経過を感じさせる。今後の展開にワクワク。


10月4日(火曜日) 情報ツール

 僕はツイッターを「情報発信のツール」として利用するほかに、「情報収集の手段」と「原稿の下書きや備忘録」としても使っている。割合は「5:3:2」といった感じだ。長文を削って短くした時や、慌てて書いた時は誤字脱字が多くなる。ちなみに、ほかの人の投稿をリンクして紹介する「リツイート」のほとんどは、賛意や共感を意味する。基本的に「賛意のない晒し上げのリツイート」はしない。


10月5日(水曜日) 朝ドラ「ひまわり」

 夕方に再放送されているNHK朝ドラ「ひまわり」(1996年)。きょうの赤松弁護士はかわいそう過ぎる。ただ単に被告人に裏切られたというだけでなく、その被告人から「なんで無罪にした」と理不尽に非難され、その上「究極の選択」の悩みにまで付き合わされるなんて。精神的ダメージは計り知れない。確定判決でなかったのがせめてもの救いだが、もしもこれが無罪確定判決だったらどうするのだろう。


10月6日(木曜日) 謎の岸田采配

 細田博之衆院議長の統一教会(勝共連合)ズブズブ問題は完全スルーし、記憶力も記録管理もおぼつかない山際大志郎経済再生相の更迭を拒否する一方、なぜかこの時期にわざわざ、長男を首相秘書官に起用する岸田文雄首相。内閣支持率をさらに下げようと画策する、摩訶不思議な謎の采配。

◇◇

 統一教会(勝共連合)の行事に付き合いで祝電を送ったり顔を出したりしただけでなく、選挙や政策や利権関係でもべったり癒着している自民党の国会議員が、解散命令や規制や立法措置に動く(動ける)わけがない。ほとぼりが冷めるまでやり過ごせばいいと考えているはず。間違いない。


10月7日(金曜日) それでも記者か

 「菅義偉前首相の弔辞に感動した」などと公言し、はばかりもせず涙ぐみ、その言葉が内包する政治的意図に疑問を感じることもない記者(ジャーナリスト)って何者なんだろう。背景や関係性や本質を冷静に捉えて、権力を批判的に分析することができないのなら、メディアの仕事はやめたほうがいい。ああ、権力者の太鼓持ちか。広報マン、宣伝担当者、広告代理店の下請けもどき。胡散臭い「弔辞」に感動するのもそれなら分かる。

 だれのために、何のために、どういう立場で何を伝えるのか。どこを向いて記事を書き、紙面・誌面を作り、映像を撮り、音声を録り、アナウンスし、番組を放送するのか。そこが改めて問われている。安倍「国葬」や菅義偉前首相の「弔辞」だけでなく、モリ・カケ・サクラ・マスク、辺野古、原発についても。

◇◇

 【おことわり】10月4日付から10月7日付までの「身辺雑記」をまとめて更新しました。また、10月2日付「身辺雑記」に写真を追加掲載しました。


10月8日(土曜日) 前代未聞の事案

 三重県議の小林貴虎が「国葬反対のSNS発信の8割が大陸から」とツイッターに投稿した根拠は、高市早苗・経済安全保障担当相の講演だと主張していたが、高市大臣はこれを否定。小林県議も投稿を削除し撤回した。釈然としないなあ。「クローズな会合だった」とやらの録音データが流出すればいいのに。心意気のある会合参加者はぜひ内部告発を。文春あたりがすっぱ抜きそう。

◇◇

 統一教会(勝共連合)と癒着しズブズブなばかりかセクハラ疑惑まである細田博之衆院議長に、いったいいつまで「国権の最高機関」の議事進行・調整役をやらせるのだろう。あれほどあからさまに反社会的団体の統一教会を持ち上げる挨拶をして、しっかり映像でも証拠が残っているのに。野党議員に本会議を拒否されて当然の前代未聞の重大事案ではないか。本人は恥ずかしくないのかね。自ら辞任しないのが不思議でならない。


10月10日(月曜日) 理不尽

 クリミア大橋を使ってウクライナ侵略の戦車や武器弾薬を大量輸送しながら、どこが「重要な『民間インフラ』へのテロ攻撃」(プーチン大統領)なんだ。それでロシアは報復としてキーウ中心部のほか、ウクライナ全土にミサイル攻撃。一方、非道な侵略国家ロシア全土と首都モスクワは常に平穏無事。あまりに不公平で理不尽じゃないか。クレムリンで抗議の爆発テロが頻発すればいいのに。

◇◇

 10月10日は銭湯(1010=せんとう)の日。千住(1010=せんじゅう)でもある。「千住(せんじゅ)の銭湯」最強。


10月11日(火曜日) 健康保険証を廃止するな

 そもそも「他人には番号を絶対に知られないように、見せないように、厳重に保管するように」とされていたはずのマイナンバー。運転免許証や健康保険証と一体化したら、もはや秘密でもなんでもなくなる。見せるの前提だし、紛失もするし、情報漏洩もする。あり得ん。しかも健康保険証を廃止するなんて……。とんでもない。

 任意だったはずのマイナンバーカードなのに事実上の強制、義務化。巨額の国費を注ぎ込んでポイントを付与する手法もおかしいと思うが、そんな飴にも国民がなかなか釣られないから、ついに強行手段に出るんだ。利権のためならなんでもやるんだ。この国の政府は、やることなすことすべてがデタラメだな。


10月12日(水曜日) 統一自民党

 何回でも言うけど、統一教会(勝共連合)は宗教団体ではない。反社会的カルト団体だ。だから信教の自由は関係ない。弁護士グループが解散命令を国に要請したが、岸田首相は国会答弁でも「信教の自由」を盾にのらりくらりと逃げるばかり。そもそも彼らとべったり癒着する自民党政府や議員が、統一教会を規制するわけがない。

 このまま自民党政権が続けば、健康保険証は間違いなく廃止されるだろうし、われわれの大切な税金は政権与党に食い物にされ、国民生活は疲弊し、格差は広がり経済も破綻する。統一教会(勝共連合)は何のお咎めもなく野放しとなり、この国をさらに蝕み家庭を崩壊させる。ヤバくないか。


10月13日(木曜日) 政府広報でないなら

 マイナンバーカードの普及を前提に、運転免許証や健康保険証との統合のメリットや、デジタル化の遅れをひたすら強調する報道に強い疑問を感じる。それでは報道ではなく政府広報ではないか。紛失時の不安に少しは触れるが、再発行までの期間の不便や不利益、杜撰なデータ管理への疑問には触れない。

 導入当初の政府説明との矛盾や、一方的で強引な健康保険証の廃止、個人情報の恣意的な扱われ方への不信感は大きい。任意だったマイナンバーカードの取得が勝手に強制され、義務化されるのも納得し難い。政府広報でないなら利便性を強調するだけでなく、そうした疑問や不信感も同時にしっかり伝えろよ。

 政府の方針や発表を垂れ流すのは報道ではない。疑問の声や反対意見もしっかり伝えて、納得できる説明を政府にさせるのが報道の役割だろう。国会審議もなく健康保険証廃止を決めた政府の強引なやり方を、指摘も批判もしないなんてあり得ない。特にテレビのニュースは酷い。


10月14日(金曜日) 「啜磨専科」醤油ラーメン

 横浜・上大岡の「啜磨専科」(G麺系らしい)で醤油ラーメンを食べた=写真。キレとコクのある澄んだスープが美味しい。ストレート細麺によく合う。肉厚とろとろチャーシューが絶品。素朴な具材がどれもいい仕事をしている。刻んだ昆布の佃煮のようなものがアクセントに。店内がものすごく狭いのだけが難点だった。

◇◇

 外出先からスマホで初めて、レポートをmanabaに再提出させる指示を出した。自宅のパソコンでなくても、スマホからmanabaにアクセスして学生を指導できるんだ。慣れていないので手間取ったが、僕としては画期的。今さらかもしれないけど。

◇◇

 「うる星やつら」って、こんなにつまらなかったっけ……。フジテレビで深夜放送の新作アニメ。全く面白いと思えず、見るのが苦痛になって途中でチャンネルを変えてしまった。うーん。


10月16日(日曜日) 大容量データ

 事件の書面や書証を大量に送っていただいたが、同報メールに僕のアドレスは入っているのになぜか届かない。どうやらデータが大きすぎたのが原因だったようだ。弁護団が何通かに分けて、さらにデータ転送サービスで再送信してくださった。無事拝受。容量制限を変更すればいいのかもしれないが、やり方がよく分からん。今回は、まあいっか。


10月17日(月曜日) どこまで本気?

 岸田文雄首相が統一教会に「質問権」の行使を表明し、そのための調査・検討を指示した。手続きを経て裁判所に解散命令を請求することになるのだが、どこまで本気なのか。どれだけ迅速に最後まで進めるつもりなのか。ダラダラ進めるのでは意味がない。「やりました」というポーズで終わるだけだ。「聞く耳」がない岸田政権の最後のチャンスと心得よ。

 統一教会(勝共連合)とべったり癒着する安倍晋三「国賊」一派を、排除し駆逐する最後で最大のチャンスでもある。本気でスピーディーに解散命令請求までやらなければ、崖っぷちの岸田政権にもう後はない。


10月18日(火曜日) 確定事項のように伝えるな

 マイナンバーカードのメリットをひたすら強調してきた報道(主にテレビ)だが、ここにきて「健康保険証の廃止が決まった」「カードの駆け込み申請が増加」と、既に確定した事実であるかのように報じている。納得できない。あくまでもまだ「廃止の方針を表明した」に過ぎないのに。反対の世論がもっと広がり内閣支持率がさらに急降下すれば、健康保険証の廃止断念はあり得る。

 そもそも任意だったはずのカード申請を実質義務化しようとするなど、やり方が強引でデタラメ。しかもマイナンバーカードの取り扱いや管理の仕方も疑問だらけで、納得できる説明がほとんどされていないというのに、一方的に健康保険証を廃止するなんてどう考えてもおかしい。メディア(主にテレビ)は、健康保険証の廃止統合を確定事項のように伝えるな。

◇◇

 岸田文雄首相はまず、安倍晋三、細田博之(衆院議長)、山際大志郎(経済再生相)、萩生田光一(政調会長)、下村博文(元政調会長)と統一教会(勝共連合)との関係について、徹底的に調べてすべてを公表すべきだ。それができなければ、本気で統一教会の解散命令請求までやるとは思えない。

◇◇

 統一教会の解散命令請求の根拠に「民法上の不法行為」を含めないなんて、解散命令を請求しないための予防線でしかないじゃん。統一教会は刑事事件よりも、圧倒的に民法上の不法行為でできている反社会的組織なのだから。解散命令請求など最初からやるつもりはない、という岸田政権の結論と強固な意思が見て取れる。ポーズ、フリとしか思えない。露骨だなあ。


10月19日(水曜日) 新聞購読しない世帯

 朝日新聞が大幅に部数を減らしているが、ついに400万部を割ったという。朝日もそうだけど、そもそも新聞そのものが購読されなくなっている。大学で受講生に毎年調査しているが、「実家では新聞を取っていた」と答えた学生が19年前は4割くらいいた。それが10年前は3割ほど。今年は1割にも届かなかった。絶句した。その少ないパイの中で、読売の割合がじわじわ増えているのも衝撃だ。

 学生の実家での購読紙は、以前は朝日が読売をわずかに上回っていた。その後しばらく両紙は拮抗していたのだが、このところ逆転している。権力監視こそ新聞の最も重要な役割だと思うので、政権寄りの姿勢が露骨な読売の購読割合増加を深く憂慮する。しかしそうは言っても最近は朝日の劣化もなあ。


10月22日(土曜日) 関内キャンパス

 来年度から金沢八景キャンパスのほかに、新しくオープンする関内キャンパスで授業を担当することになった。それは全く問題ないのだけど、関内の仮時間割として1講時と2講時が教務課から提案された。いやいやそいつは無理。朝はマジで苦手なので勘弁して。午後の2コマに変更を希望した。


10月23日(日曜日) 今期テレビアニメ評

 【今期テレビアニメ評】◎SPY×FAMILY2期(テレ東)、◎ゴールデンカムイ4期(MX)、◯アキバ冥途戦争(MX)、△ヤマノススメ4期(MX)、△4人はそれぞれウソをつく(テレ朝)、△虫かぶり姫(MX)。


10月24日(月曜日) 笑ってる場合じゃない

 山際大志郎経済再生相が辞任。ようやく。やっと。よくここまで恥ずかしげもなく粘ったもんだ。無様さとみっともなさでは「金の壷」級。でもこれは氷山の一角に過ぎない。健忘症お笑い大臣の醜態に目を眩されてはいけない。反社会的カルトの統一教会(勝共連合)と自民党との癒着は、こんなもんじゃない。

 本丸の安倍晋三を筆頭に、細田博之(衆院議長)、萩生田光一(政調会長)、下村博文(元政調会長)などなど、統一教会(勝共連合)とべったりズブズブの自民党議員はまだたくさん隠れて蠢いている。山際大臣を笑ってる場合じゃない。

◇◇

 右翼週刊誌、右翼夕刊紙、右翼ニュースサイトの執拗な「テレビ朝日(モーニングショー)玉川徹叩き」に、彼らの本性と異様さがくっきり浮かび上がる。まるで鬼の首を取ったかのようなはしゃぎっぷりはいつまで続くのかと観察していたが、彼らも必死なんだろう。的外れで本質を曲解した攻撃パターンは、統一教会やネット工作員らの行動にそっくりじゃないか。


10月25日(火曜日) 暖房開始

 ミニセラミックヒーターだけだと寒いので、昨日からリビングのエアコンの暖房運転を始めた。設定温度はまだ低めだが、ほんの少し前までは汗ばむ陽気だったのが嘘みたいだ。しかも一日の寒暖差が激しい。


10月28日(金曜日) もう日本に五輪はいらない

 女子スピードスケート金メダリストの小平奈緒さんが、札幌五輪招致活動への参加要請を拒否。「いろいろと問題も耳にする。オリンピックがスポーツをする人にとって必要なものであってほしい。それを利用されたくない。支えてくれる人たちが、真摯にスポーツと向き合ってくれることを願っています」。御意。

 利権と汚職と私物化で腐り切った五輪と組織委を目の当たりにして、さらに懲りもせず再び招致するなんてとんでもない。正気の沙汰じゃない。もう日本で五輪はやらなくていいよ。

→ https://www.chunichi.co.jp/article/571526(中日スポーツ)


10月29日(土曜日) 操作ミス

 スマホのメールを整理していたら、操作ミスで受信トレイのメールを全部ゴミ箱に入れてしまった。ゴミ箱の削除設定がデフォルトの「1週間」になっていたので、それ以前のメールはすべて消滅。いったんタップしたら取り消せないそうだ。パソコンには同じメールが保存されているが、スマホから消えたのはちょっとショック。データ容量を考えて、とりあえず自動削除設定を「1カ月」に変更した。あれやこれやで2時間以上も無駄にしちゃったよ。ため息。


10月30日(日曜日) トランプ凍結解除?

 トランプのツイッターアカウントを凍結解除するなんて、とんでもない。デマや暴言、扇動を復活させることになるのは火を見るよりも明らか。考えるだけでゾッとするし頭がクラクラする。表現の自由はもちろん重要だが、デマや人権侵害をまき散らす「自由」は容認できない。ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏は、よくよく考えてから決断してほしい。


10月31日(月曜日) 今村核弁護士の訃報

 今村核弁護士が亡くなられた。「ちょちょちょちょっと。。。マジで? なんで? どういうこと? 聞いてないよ何も。嘘でしょ?」というのが率直な感想だ。亀石倫子弁護士のツイートや、テレビプロデューサーからのメールで知ったのだが、ただただ信じられない思いでいっぱいだ。59歳だった。

 冤罪事件で数多く無罪判決を勝ち取ってきた今村核弁護士。「三鷹バス痴漢冤罪事件」の取材などで大変お世話になった。今村弁護士に密着したNHKのドキュメンタリー「ブレイブ勇敢なる者/えん罪弁護士」(2018年4月など放送)には、僕も出演してコメントさせていただいた。残念でならない。

 今村弁護士のフェイスブックの投稿は1年以上前からずっと止まっていて、久しぶりに連絡しようかなあと考えていただけに愕然としている。所属する旬報法律事務所のサイトには10月27日付で、「8月20日頃死去いたしました」との訃報が掲載された。関係者の話では、都内の自宅で亡くなられていたそうだ。心よりご冥福をお祈りします。

◇◇

 文部科学省が公立・学校図書館に「拉致問題の関連本の充実」を求める依頼文を送付。現場の司書からは戸惑いや抗議の声。「図書館の自由に関する宣言」を掲げる日本図書館協会も「是認できない」として意見書を出すなど、波紋を呼んでいる。直木賞作家の篠田節子さんは「権力から独立している図書館の存立にかかわる」と警鐘を鳴らす。まさに「図書館の存立」の問題だ。

→https://digital.asahi.com/articles/ASQBW539PQBGPTIL01M.html(朝日)


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