●今村核弁護士を悼む●書店が消えていく●原発運転延長の無謀●Jアラートは無意味●牛すき鍋膳●すき家の牛すき鍋定食●この国で原発は無理●人が少ない●ポッキーの日●統一教会の「子女繁殖」●カラス●全責任はロシアに●プリンター買い替え●セットアップ●「すずめの戸締まり」違和感メモ●公序良俗に反する●あり得ないNHKニュース●「新人巡査拳銃自殺」控訴審●学習能力のない総理●成長著しい●テレビ面●中国で自由求めるデモ●●●ほか
11月1日(火曜日) 今村核弁護士を悼むもし冤罪で逮捕されたら今村核先生に弁護をお願いしたいですって公言していたのに、もう頼めなくなっちゃったじゃないか……。科学的証拠を積み重ねて緻密で論理的な弁護をし、依頼者の主張を鵜呑みにせずきちんと吟味した上で引き受ける。そんな今村弁護士を信頼していた。今村弁護士も僕を信頼してくれていた(はず)。
ひょっこり電話してきて、人見知りっぽい口調でボソボソ話すくぐもった声が耳に残る。立川や霞が関の駅前でばったり会ったり、有楽町で餃子を食べながら話し込んだりしたのが懐かしい。巨体を揺らしながら照れ臭そうに笑っていた姿を思い出す。早すぎる旅立ちが本当に残念だ。合掌。
11月2日(水曜日) 書店が消えていく「MARUZEN&ジュンク堂書店」渋谷店が、東急百貨店本店の営業終了に伴い来年1月末で閉店するそうだ。品揃えも豊富でいい本屋さんだったのに。街の小さな個人経営の本屋さんも大規模書店も、全国各地の書店が次々と閉店していく。寂しい。
ネットで本が買える時代だとは言っても、実際に本を手に取って眺めて重さを感じて、ページをめくってインクの香りを嗅ぐのは格別だ。書店をぶらぶら歩いて本棚を眺めることで未知の本と出会い、表紙や背表紙に惹かれて購入するのもまた楽しい。そういう場が消えていくのは文化の危機だと思う。
僕が中学・高校生のころの渋谷には大型書店がたくさんあった。東急文化会館5Fの三省堂書店、渋谷東急プラザ5Fの紀伊国屋書店、公園通り(西武百貨店向かい)の本のデパート大盛堂書店本店、田園都市線の駅と直結の地下2Fの旭屋書店……。当時の自宅からは1駅なので歩いてでも行けた。大型映画館や名画座やプラネタリウムもあった渋谷は、まさに文化の街だったのになあ。
ちなみに横浜・上大岡に4つあった書店も1店舗になってしまった。駅前ビルの3Fで営業していた紀伊国屋書店が撤退し、そのフロアを引き継いだあおい書店も閉店。駅前の2つの個人書店も閉店した。残っているのは京急百貨店6Fの八重洲ブックセンターだけだ。品揃えに不満はあるが、もはや贅沢は言っていられない。なんとか踏ん張ってほしい。
11月3日(木曜日) 原発運転延長の無謀福島原発の悪夢から何も学ばず。喉元過ぎれば熱さを忘れて「電力供給のために原発は必要」という意見がまかり通るのも論外だが、運転開始から60年超の原発も稼働できる案を原子力規制庁が示した。老朽化する原発の期限30年が40年になり際限なく運転延長。危険極まりなく無謀としか言いようがない。信じ難い。
そもそも動かせば動かすだけ膨大な量の放射性廃棄物が溜まっていく。その処理も保管さえもまともにできず廃炉作業も遅々として進まない原発を、この国で稼働させること自体が自殺行為だ。放射性廃棄物の処理費と廃炉費用を考えれば、経済効率も悪く大赤字ではないか。原発推進なんてとんでもない。
11月4日(金曜日) Jアラートは無意味Jアラートほど無駄なものはない。Jアラートを出した時にはミサイルは既にもう通過しているか落下している。それだけでも無意味だが、そもそも何十秒か早く警報を聞けたとしてもどうしようもないではないか。膝を抱えて丸くなって机の下に隠れても、どうにかなるわけでもない。結局は不気味な警報音を聞かされながらぼーっとするだけ。しかも撃墜できる技術はこの国にはない。ミサイルの着弾を避けて不幸な結果を防ぐには、遠回りだけど言葉と外交で解決するしかない。それこそが政治家の仕事だろう。
だいたい北朝鮮からミサイルが発射されるたびに、延々と速報ニュースを放送し続けるNHKは騒ぎすぎだ。落下地点は日本の排他的経済水域(EEZ)の外なのだから。日本列島を越えて太平洋上に落ちたミサイルにしても、はるか上空の大気圏を通過している。もう少し冷静になった方がいい。
11月7日(月曜日) 牛すき鍋膳吉野家で牛すき鍋膳を食べた=写真。度重なる不祥事(外国人差別など)で吉野家にはしばらく立ち寄らなかったが、白菜や長ネギなど野菜たっぷりの牛すき鍋膳は吉野家が一番美味いので、この季節になると足を運んでしまう。固形燃料の火力がたまに弱いことがあるのが難点だけど、それ以外は文句なし。すき家は野菜が少ないながらも、生卵が2つ付いてくるのが得点高し。
11月8日(火曜日) すき家の牛すき鍋定食昨日の吉野家に続いて、今日はすき家で牛すき鍋定食を食べた=写真。こんなに牛肉が多かったっけ、と思うほど肉がたっぷりだった。白菜などの野菜も盛り沢山。生卵が2つ付いてくるのもお約束通り。すき家の牛すき鍋も美味しくなっているじゃないか。固形燃料の火力も強くて具材は熱々だった。「吉野家が一番美味い」と書いた昨日の言葉は撤回する。
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皆既月食と天王星食のダブル天体ショーに大注目。街の至る所で、女子高生からおじさん、おばさん、老人まで、みんなが空を見上げてスマホを掲げている。しかしスマホで夜空を撮影するのは至難の業だ。月が小さ過ぎて僕は全然ダメだったけど、皆さん上手く撮れているといいね。残念ながら天王星(惑星食)は肉眼ではかけらも見えなかった。
11月9日(水曜日) この国で原発は無理茨城北部で震度5強。今後30年以内に「南海トラフ地震」「首都直下地震」が発生すると予測される。地震列島のこの国では近い将来、確実に大地震が起きる。富士山の噴火もあるだろう。それでも原発を稼働するのか。しかも老朽化した原発を延々と動かすなんて信じられない。原発が他国から攻撃されない保証もどこにもない。それでも原発を稼働し続けるのか。
いったん事故が起こると、取り返しが付かない大規模な影響が広範囲に及ぶ。それが原発だ。そもそも放射性廃棄物の処理もままならず保管場所もない。廃炉には莫大な費用と人員と時間がかかる。この国で原発を運用するのは無理だ。悪いことは言わないから、原発からは手を引いた方がいい。
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米国の中間選挙。<「トランプ派」が善戦、次期大統領選へ布石、勢いに陰りも><大統領選に向けてトランプ氏が地歩を固めた>(毎日)。違和感があるなあ、毎日記事。<共和リード、民主猛追、上下両院、予想外の接戦>(東京=共同)とはかなりの温度差がある。他紙や他局も<トランプと共和党が予想外の苦戦、民主党善戦>などと報じているだけに。「民主党は大敗する、惨敗する」と予想されていたのだから、トランプ共和党は苦戦し、民主党は善戦したと言えるのではなかろうか。
11月10日(木曜日) 人が少ないオンラインのライブ授業を終えて、講義録画データをアップして大急ぎで電車に飛び乗る。夕方から都内の弁護士事務所へ。弁護団会議に参加。平日のラッシュアワーだというのに、行きも帰りも電車内に人が異様に少ない。中央線も山手線も京急も余裕で座れた。謎だ。
11月11日(金曜日) ポッキーの日駅前のスーパーの菓子売り場で。11月11日は「ポッキーの日」とのことで、グリコのポッキーがどれも111円で販売されていた=写真。通常価格よりもかなり安い。ついつい「アーモンドクラッシュ」を買ってしまった。「◯◯の日」という記念日が一年で一番多い日だという。確かに「11月11日11時11分11秒」と1が並ぶと気持ちがいい。何かの記念日にしたいのも分かる気がする。
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「死刑のはんこを押す時だけトップニュースの地味な役職」の葉梨康弘法相が辞任した。事実上の更迭。いつものことながら、岸田文雄首相は判断も決断も遅い。遅すぎる。どうせこうせざるを得ないのに、グズグズ、ズルズル、ダラダラと引き延ばして傷口を広げるパターン。アベスガとはまた違った意味で度し難い岸田政権。もう長くはないのでは。もちろん自民党も。
11月15日(火曜日) 統一教会の「子女繁殖」雨上がりに、ほんの少しだけ広がった午後の横浜の青空=写真。予報ほど寒くはない。なんと半袖の人までいる。体感温度はそれぞれだ。
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所用で久しぶりに中目黒に出かけた。小中高生のころに山手通りや目黒銀座にあった個人経営の小さな本屋は、影も形もなく消滅。駅前で蔦屋書店が営業していたが、本は申し訳程度に並べてあるくらいで、雑貨や小物が中心のおしゃれなカフェといった感じ。うーん、これは本屋じゃないなあ。
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クーポンを配布されなかった中学生7人は、どれほど悲しくて情けなくて悔しい思いだっただろう。想像するに余りある。しかも修学旅行中に別室に呼び出されて「対象外」だと説明される理不尽。担当の「日本旅行」はもちろんだが、学校と教員の対応が何より度し難い。謝罪で済む話ではなかろう。こんな教員が日ごろから(偉そうに)生徒を教育し指導しているなんて。
→生活保護の生徒「対象外」、北海道の中学、修学旅行でクーポン配らず(毎日)
→ https://mainichi.jp/articles/20221115/k00/00m/040/202000c
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統一教会の養子縁組、信者の2世から複数の相談。<信仰生活の指針を示したハンドブックには、「養子の約束を交わすのは、捧げる側の妊娠前が最も望ましい」と養子に出すことを前提にした妊娠を推奨する記載もある>(NHK)。統一教会の「三大祝福」の一つが「子女繁殖」だという。ブリーダーかよ。
子どもの意思や人格や人権を完全に無視している。酷すぎる。「児童福祉法や民法、民間の養子縁組あっせん法に触れる可能性がある」との指摘も。そもそも公序良俗に反する行為ではないか。統一教会(勝共連合)は何から何までとんでもない反社会的団体だ。
→ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221115/k10013892041000.html(NHK)
11月16日(水曜日) カラス最近どういうわけかオンライン授業の時間になると、ライブ配信しているリビングの外をカラス数羽が飛び回って大声で鳴きわめく。うるさいし気が散って講義に集中できない。迷惑だけど相手はカラスなのでなす術なし。まあ1~2分のことだし、そのうち飽きて別のところで騒ぐだろう(と期待している)。
11月17日(木曜日) 全責任はロシアにゼレンスキー大統領は「ウクライナに非があることが判明すれば謝罪しなければならない」と述べているのだから、合同調査結果を待ちたい。ウクライナ軍の迎撃ミサイルがポーランド領に着弾したのかもしれないが、ただいずれにしても、そもそもロシアがウクライナを侵略せずミサイル攻撃をしなければ、隣国ポーランドに被害が及ばなかったのは明白。全責任はロシアにある。
自国防衛のためのミサイル迎撃行為は国際的に認められている正当な権利だし、誤射や誤爆で被害が生じた場合、先方に誠実に謝罪すれば穏便に済まされることが多いという。ポーランド領に着弾したのがウクライナの迎撃弾だと断定されれば、ゼレンスキー大統領はきちんと対応するだろう。
11月19日(土曜日) プリンター買い替えプリンターを買い替えた。文字の一部がかすれて印刷される状態が改善されず、それでも3年ほど前からそのまま使ってきたが、それもそろそろ潮時というかもう限界かなと判断。近くの家電量販店に何回か足を運ぶ。エコタンク方式とインクカートリッジ方式の機種それぞれのメリットについて説明を受け、オススメの製品を挙げてもらった。
熟考を重ねた結果、インク代は多少高くつくが本体が安い、これまで使い慣れたプリンターの最新機種を購入した。コピーやスキャナーの機能も付いて2万3千円(税込)ならまあいいか。少し値引きもしてもらえたし。
11月20日(日曜日) セットアッププリンターをセットアップする。設置自体はスムーズに進むが、設置場所周辺の整理と掃除、パソコンとの無線LAN接続に手間取る。ガイドには「スマホからアプリで簡単に」と書かれているのに、Wi-Fiの登録でエラーを繰り返す。結局はパソコンからセットアップサイトにアクセスして、そこから接続に必要な手順を完了させた。結構な時間を費やしてしまったぜ。
11月21日(月曜日) 「すずめの戸締まり」違和感メモTOHOシネマズ上大岡で、新海誠監督のアニメ「すずめの戸締まり」を観た。やはり違和感や共感できないところが多かった。その理由をメモとしてまとめておく。
1)主人公の不自然な行動が引っかかって、物語に感情移入や共感ができない。この監督の作品に共通するパターンの一つ。
2)立ち上る「煙」が気になった鈴芽(すずめ)が思わず「廃墟」に駆け付けるのは分かるが、水面に立った「扉」を見つけた途端、靴のまま水の中に入っていくのが不自然。あまりにも唐突で説得力に欠ける。女子高生でなくても、普通は靴や靴下が水に濡れるのを躊躇するだろう。もう少し自然な流れや必然性のある描写があればそれなりに納得もできるし、引っかかることもないのに。
3)いきなり水面に立つ「扉」を開けて、いきなり「要石」を引き抜く行為も不自然。必然性があるような流れや説明が足りない。しかもそのせいで大厄災が引き起こされるので、主人公に共感できない。
4)突然現れた主人公を受け入れてくれたスナックのママの行動に、もう少し自然さと説得力のある理由付けがほしい。草太の友人・芹澤の行動も同様。
5)終盤で「ダイジン」が全く別人のように変わった理由が分かりにくい。
6)そもそも地震が起きるメカニズムが、科学的ではないファンタジーとして描かれているのに、現実に起きた東日本大震災のリアルな描写が繰り返し描かれているのがチグハグで違和感がある。ファンタジーならファンタジーに徹すればいいのに。
7)挿入歌の昭和ポップスに違和感。特に「魔女の宅急便」を思わせる「ルージュの伝言」は、取って付けたようにしか感じない。
8)この監督の前作2本にも言えることだが、「RADWIMPS」の音楽(曲調とボーカル)が好きではない。
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【補足】TOHOシネマズ上大岡のチケット購入サイトによると、11月21日の朝一番上映の約200人のスクリーンは4割ほどの客の入り。夕方の約200人のスクリーンは2割ほど。僕が観たのはラスト上映より1つ前のレイトショーだったが、約400人のスクリーンに客は8人だった。
11月22日(火曜日) 公序良俗に反する「教団のために子作りを推奨」「妊娠前の養子縁組が望ましい」などといった統一教会の姿勢は、子どもの人格や人権を尊重し、心情に配慮する発想はどこにもない。モノとしか見ていない。これでは家畜やペットの繁殖を担うブリーダーそのものではないか。どう考えても養子縁組の趣旨を履き違えている。やはり統一教会は公序良俗に反する反社会的団体としか思えない。
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防衛力の抜本的強化のために「国民の負担」(増税)が必要ってマジか。コロナ禍や物価高騰や低賃金や公共料金の上昇で、これだけみんなが苦しんでいるのに? 政府自民党は本気でこんなことを考えているのか。国民は防衛力強化に賛成するだろうか。一揆が起きないのが不思議なくらいだよ。
11月23日(水曜日) あり得ないNHKニュースサッカーW杯で日本がドイツに逆転勝利したのは心からうれしく思う。それを前提として言うが、NHKニュースウオッチ9(NW9)の放送は異常だ。この日の放送枠は30分しかないのに、冒頭から15分間もこの後に行われるW杯日独戦の予想などを、「ああでもないこうでもない」と延々と伝えたのだ。
どうせNW9の放送が終わったらすぐにW杯の特番が始まって、NHKが日独戦を生中継するのだから、予想や観測をあれこれ交わす意味などなかろうに。ほかに伝えるべきニュースが全く何もないのならいざ知らず、決してそんなことはない。にもかかわらず30分のニュース枠の冒頭で15分も日独戦の予想を流すなんて、「公共放送」の「報道番組」としておかしいだろう。あり得ない。
【追記】翌24日の正午のニュースもトップ項目はW杯日独戦だった。念のために繰り返すが、 日独戦の逆転勝利にケチを付ける気は毛頭ない。NHKのニュースの価値判断と報道感覚に強い違和感があるということ。ますます視聴者の信頼を失うだけだと、いい加減に気付いた方がいい。
11月24日(木曜日) 「新人巡査拳銃自殺」控訴審午後から東京高裁。神奈川県警泉署の新人巡査だった古関耕成さん(当時25歳)が署内で拳銃自殺したのは、先輩や上司からいじめやパワーハラスメントを受け精神的に不安定だったのに、拳銃を所持させたのが原因だとして、秋田市在住の両親が神奈川県に損害賠償を求めた訴訟の第1回控訴審を取材。
一審の横浜地裁は神奈川県警の責任を認め、遺族の請求通り約5500万円の支払いを命じたが、県警側が判決を不服として控訴した。増田稔裁判長は、第2回弁論期日を来年1月19日と指定し、次回で結審する方針を示した。(詳細は来週発売の「週刊金曜日」に。)
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この日はオンライン授業なのでZoomのライブ講義は中止し、前期(春学期)の同じ授業の録画ビデオを視聴してもらう形を取った。
11月25日(金曜日) 学習能力のない総理事務所の家賃問題や統一教会との関係や衆院選での影武者疑惑などで、火だるま状態になっている秋葉賢也復興相の更迭を、岸田文雄首相はまたしても拒否。今回もまたぐずぐずと引き延ばして、タイミングを外した末に追い込まれちゃうんだ。学習能力のない総理だなあ。懲りないね。
11月26日(土曜日) 成長著しい大学で担当している後期(秋学期)の文章指導の授業も8回目になって、学生の文章力がグンとアップしてきた。成長著しい。正直なところ初めのころはもうどうしようもなく下手くそで、ありきたりの内容や意味不明なものが多かったが、具体的で分かりやすい文章が増えてきた。もちろんアドバイスを省みず全く成長しない学生もいるけど、添削していて苦痛に感じることは少なくなった。とてもうれしい。
11月29日(火曜日) テレビ面今朝の朝日新聞は、どうしてテレビ番組表(テレビ面)がいつもの最終面ではなく中央面に掲載されているのだろう。明日は休刊日でもないのに。しかもどこにも何の説明(おことわり)もないし。謎だ。
11月30日(水曜日) 中国で自由求めるデモ中国本土の各地でデモが頻発。中国社会の変化の兆候なのだろうか。政府の「ゼロコロナ政策」への不満や抗議が中心だが、共産党・習近平政権への反発、言論統制への怒り、自由を求める声が次第に拡大しているという。独裁国家で政府批判が許されるはずもなく、いずれ激しい排除と弾圧が加えられるだろうが、自由を求める市民の声は我慢の限界に近付いているようだ。蓄えられたマグマはいずれ大爆発を起こして噴火するのか、それともガス抜きで終わるのか。