身辺雑記2022年8月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2022年8月1日〜8月31日

●今期テレビアニメ評●熊谷より越谷が暑いって●マスクどころじゃない●統一教会と暴力団●産経と世界日報●湿気った焼き海苔●次元大介と峰不二子●安倍派は解体すべき●腐った政界の闇●安倍「国葬」明確に反対を●「旧」の1文字は要らない●的確な反論●五輪と汚職と巨額利権●無知蒙昧と無責任●嘘つきは泥棒の始まり●統一教会は「宗教団体」ではない●岸田内閣支持率が急降下●最近読んだ本●「桑田佳祐論」●無知すぎる後援会長●酷すぎる世論誘導●「こんな男」の「国葬」には反対だ●「宛名職人」と残暑見舞い●海外要人の多くは欠席か●焼肉の日●痛々しいネトウヨ●正体を隠す●説明になっていない●●●ほか


8月1日(月曜日) 今期テレビアニメ評

 【今期テレビアニメ評】今期(夏アニメ)は、微妙でしょうもない作品が多くてびっくり。でもお陰で、無駄な時間を使わなくて済むけど。録画してでも見たいと思うのは「リコリス・リコイル」と「サマータイムレンダ」(前期からの続き)と「それでも歩は寄せてくる」くらいかなあ。

 ◎「リコリス・リコイル」(MX)、◯「サマータイムレンダ」(MX)、◯「それでも歩は寄せてくる」(TBS)、△「異世界薬局」(MX)、△「メイドインアビス/烈日の黄金郷」(MX)、△「ダンまち」4期(MX)、△「組長娘と世話係」(MX)。あえてリストアップするとこんな感じ。


8月2日(火曜日) 熊谷より越谷が暑いって

 埼玉県越谷市が最高気温39・5度を記録し、全国で最も高い気温となった。あの熊谷市の38・9度を超えて、まさか越谷が全国で一番暑い都市になるとは。僕が越谷支局長(草加支局長兼務)だった時は、そんなに暑くなかったのに。意外だ。北と南から流れ込んだ高温の空気が、ちょうど越谷のあたりでぶつかったらしい。都心の最高気温は35・9度、横浜は35・6度だった。自宅の水道の蛇口を捻ると、出てくる水がいつまでたっても温水のように温かい。


8月3日(水曜日) マスクどころじゃない

 今日も暑い。駅前を歩いているだけで汗が大量に吹き出てくる。大袈裟でも誇張でもなく、マジでサウナに入っているような感じだ。どう考えても異常気象だよ。地球そのものがおかしくなり始めているのに、戦争なんてやってる場合じゃない。

 これだけ暑いとマスクどころじゃない。というかマスクをしたままだと苦しくて、倒れてしまうんじゃないかという恐怖さえ感じる。周りに人がいないと、躊躇なくマスクを取っ払ってしまうのだった。

◇◇

 だからさあ、「統一教会」を「暴力団」に置き換えたら、集会に参加すること、名前を貸すこと、挨拶すること、選挙を手伝ってもらうことのヤバさは一目瞭然じゃねえか。一発でアウトだって分かるだろうに。「何が問題なのか分からない」「違いが分からない」って何だよ。真っ当な人は「反社会的団体」には関わらないんだよ。統一教会とズブズブの国会議員は、よく恥ずかし気もなく平然と国会に登院できるな。どんな神経をしているんだ。信じられない。

 統一教会系議員だけでなく、「パパ活」吉川赳議員も平然と登院してるし……。税金泥棒の反社会的存在の国会議員がうじゃうじゃいるこの国の国会って……。まともな国会議員とクズ議員を峻別して、次の選挙までしっかり覚えておかないと。それが有権者の務め、メディアの務めのはずなんだけど。


8月4日(木曜日) 産経と世界日報

 新人記者時代に警察(サツ)回りをしていたころ、どこの警察署にも「産経新聞」と「世界日報」が置いてあるのを見て、警察は本当に産経と統一教会(勝共連合)が大好きなんだと改めて驚いたのを思い出す。個々の警察官は人情家で人間的な人も少なくないのだけど、組織となると豹変するし、政治思想的には同調しにくいなあという思いは今も変わらない。


8月7日(日曜日) 湿気った焼き海苔

 今朝の朝日新聞1面トップから2面に続く「統一教会(勝共連合)と自民党安倍派との関係」のおさらい記事。内容は悪くないが、萎びたキュウリか湿気った焼き海苔みたいな感じ。1カ月も遅い。どう考えてもこれは、本来なら安倍晋三元首相が銃撃されて死んでから、1週間以内に出しておくべき記事なのではないか。なぜ今ごろという強烈な違和感しかない。

 かつて統一教会(勝共連合)を徹底的に批判する特集を、大々的に展開し続けた「朝日ジャーナル」の出版元とはとても思えない。朝日新聞の腰の引け方に愕然とする。残念でならない。

 「モーニングショー」「報道ステーション」などのテレビ朝日の不自然な腰砕けぶりも同様。今こそ徹底追及すべき時なのに。視聴者の「統一教会と保守系政治家」問題への関心は極めて高く、支持も得られるはずなのに。あの「ミヤネ屋」の日本テレビ(読売テレビ)や「news23」「報道特集」のTBSや共産党の「赤旗」の姿勢を見習えよと強く言いたい。事実上の国営放送と化しているNHK(自称・公共放送)のニュース報道部門には、もう全く期待していない。


8月8日(月曜日) 次元大介と峰不二子

 「ルパン三世」の次元大介役の声優・小林清志さんが89歳で亡くなったニュースを伝えた報道ステーション(テレビ朝日)。そのナレーションを担当したのは峰不二子役の沢城みゆきだった。奇跡の取り合わせだったのに、何のコメントもせず完全スルーしたキャスターの大越健介。久米宏や古舘伊知郎や故・筑紫哲也なら、たぶん気の利いた一言を添えたはず。番組としても報ステは、小林清志さんにナレーションでたくさんお世話になったはずなのに、あっさりというよりも冷たすぎるだろう。本当にどうしようもなくなったな報ステ。ジャーナリズムとしても、小粋さも、文化的センスも劣化が著しい。


8月9日(火曜日) 安倍派は解体すべき

 岸田文雄首相が内閣改造・党役員人事に着手。自民党安倍派議員「安倍派が弱体化していく始まりになるんじゃないか」──。いやいや、安倍晋三を筆頭に派閥ぐるみで反社会的団体(統一教会=勝共連合)とべったり癒着し、組織犯罪(霊感商法・家庭破壊)に手を貸していたに等しいのだから、「弱体化」なんかではなく安倍派そのものを「解体」すべきだろう。そもそも恥を知るなら国会議員も辞めるべきだ。

 岸田首相は統一教会と自民党議員との関係を本気で断つ気なら、国民の過半数が反対している安倍晋三元首相の「国葬」についても見直し、内閣葬・自民党葬に切り替えるべし。税金はびた一文たりとも使うな。半旗の掲揚も強制するな(学校への掲揚指示は禁止するよう文科省が通達せよ)。本気ならな。


8月10日(水曜日) 腐った政界の闇

 改造内閣に指名されてから統一教会との関係を認め、開き直る新閣僚。▼明白な嘘八百と詭弁を延々と並べ立てて、あろうことか自分たちこそ被害者だと捲し立てる反社会的カルト教団の会長。▼名ばかり点検の内閣改造に胸を張る無責任首相。▼虚偽答弁と隠蔽と権力の私物化の末に惨殺された安倍晋三が結果的に、この国の腐った政界の闇を炙り出す。


8月11日(木曜日) 安倍「国葬」明確に反対を

 東京新聞の記事そのものはもちろん悪くはないが、見出しも本文も「国葬」にはカギカッコを付けて表記すべきだろう。法的根拠もなく不法に強行されようとしているし、そもそもそういう内容の記事であって、しかもJCJの声明でも「国葬」と表現しているのだから、問題意識を持ってしっかりとカギカッコを付けてほしい。

安倍元首相の国葬「メディアは明確に反対を」、日本ジャーナリスト会議(JCJ)が声明(東京)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/195269(東京)

→<「国葬」強行は、戦前回帰、異論封殺、国民総動員につながりかねないという危機感を持って、報道機関は取材に当たってほしい。>(JCJ声明)

https://jcj.gr.jp/img/icj_statement20220808.pdf(JCJ声明)


8月12日(金曜日) 「旧」の1文字は要らない

 僕は以前から「統一教会」に「旧」の1文字は付けずに、一貫して「統一教会」あるいは「統一教会(勝共連合)」と表記している。そもそも名称変更自体が隠蔽でしかないし、名称変更しても実態は何も変わらず、「統一教会(勝共連合)」そのものだと考えるからだ。メディア各社も含めて、みんなも「旧」を外せばいいのに。

◇◇

 韓国・ソウルで開かれた統一教会系の団体の大会で、惨殺された安倍晋三元首相の追悼セレモニー(献花式)をやってくれたんだって? だったらもう「国葬」なんてやらなくていいじゃん。故人も満足だろう。これ以上、国民の税金を無駄に使うな。やるなら自民党葬として勝手にやれ。

◇◇

 横浜・関内の老舗焼肉店「関内苑」でランチを食べた=写真。1階も2階も満席だったが、幸いにも5分も待たずに入れた。和牛定食を注文。脂の乗ったジューシーな肉がたっぷりと、サラダにナムル、キムチ、大盛りライス、味噌汁が付いて、これで税込み1100円はお得感がある。満腹。


8月15日(月曜日) 的確な反論

 自称社会学者の古市憲寿「一部で報道がヒートアップして旧統一教会批判が起こっている。あまりにヒートアップすると山上容疑者のもくろみ通りになってしまう」。これに対し、歌手で俳優の泉谷しげるさん「なに言ってんだコイツ。わけわかんねえな」「ヒートアップしたほうがいいのよ。しないとだめよ。今回は騒ぐべきだ」。御意。さすが泉谷しげる。実に的確な反論だ。

泉谷しげる、旧統一教会と政治家との報道のヒートアップを懸念した社会学者に「今回は騒ぐべきだ」と私見(中日スポーツ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3da3c7dea81a5dba05be42dd4d542cc1594b936

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 鈴木エイト氏「安倍晋三元首相の銃撃事件が起こり、高額な献金問題がクローズアップされ、ようやく問題の深刻さが伝わり始めました」「政治家を殺そうとまで思いつめるとは想像もできなかった」「いま、ようやく野党が中心になって被害者救済に動き始めました」。今こそ徹底追及すべき絶好機なのだが……。

旧統一教会に「解散命令」は出るのか…専門家は「弱みを握られている政治家は教会を生きながらえさせるのでは」と疑問視(FLASH)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a767f9b1f098a60a71a1eae8916fc1824079a5f

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 横浜・上大岡の焼肉ダイニング「ちからや」で、サムギョプサル食べ放題のランチを食べた=写真。肉厚の豚肉がどどーんと置かれる。網に牛脂を塗って焼くと炎が上がり、適当にハサミで切っていく。途中で飽きるかなと思いきや、タレや辛味噌で味変し、これまた食べ放題のサンチュで包んで頬張るといくらでもいける。満足。夕方になってもお腹いっぱい。晩ご飯は要らない状態。


8月17日(水曜日) 五輪と汚職と巨額利権

 電通元専務の東京五輪汚職事件。そもそも他国の五輪と比べても、異常なほど莫大な金を要することに問題がある。巨額の利権が存在するから予算規模も膨らむ。どこにどれだけなぜ費用がかかるのか、どういう経緯でだれがなぜその企業とスポンサー契約を結んだのか、すべてが不透明だから贈収賄も起きる。自明の理だ。

 五輪費用の内訳やスポンサー契約の過程などを全面的に透明化すれば、かなりの不正は防げるはず。しかし組織委や電通など巨大利権を得ている側は、自らの既得権益を失うことにつながる情報開示はけっしてしないだろう。だったら少なくとも自国への五輪誘致はもう要らない。札幌冬季五輪は断固拒絶すべし。


8月18日(木曜日) 無知蒙昧と無責任

 「霊感商法で助けられたって人もいる」などと情報番組でコメントする元アナウンサーの高橋真麻。いくらなんでもそりゃないだろう。酷すぎないか。「何も知らずに統一教会の施設に行く政治家もいる」と抜かすコメンテーター(芸能人や自称学者)もいる。何も知らずにノコノコ出かけるような暇な政治家はまずいないし、もし本当に何も知らなかったとしたら、それこそ無知蒙昧すぎて政治家として失格だ。

 こんな無責任なコメントを垂れ流す輩の罪は重い。あり得ない。そもそもこういう連中を選んで番組に出してコメントさせること自体がおかしい。むしろ番組制作者の責任でもある。


8月19日(金曜日) 嘘つきは泥棒の始まり

 最初は知らぬ存ぜぬで押し通し、さらに嘘八百を並べてシラを切り続け、動かぬ証拠が出てくると次第に前言を翻し始めるも、そこにも嘘を取り混ぜて誤魔化し、話をすり替えて言い逃れを図る。というパターンを繰り返す萩生田光一政調会長(元文科大臣)。すべてがこの調子で悪質極まりない。生稲晃子参院議員の統一教会施設訪問はオマケに過ぎない。どうでもいいとはもちろん思わないが、あくまでも本丸は萩生田光一と安倍晋三と自民党だろう。

 一方、だれもが分かるすぐにバレるような嘘を徹頭徹尾、平然と吐き続けるのが杉田水脈衆院議員(総務政務官)だ。「過去に多様性を否定したことも、性的マイノリティーを差別したこともない」とは噴飯ものだった。どんな神経をしているのか理解し難いというか、主権者たる国民を舐めきっている。

 自民党の闇は深い。底なし沼だ。いったいどこが「道徳教育」を声高に唱える「美しい国」の愛国保守なのか、さっぱり分からない。萩生田も杉田も統一教会も、何もかもが安倍晋三に連なっている醜悪さに改めて愕然とする。

◇◇

 立憲民主党や日本共産党など、日本維新の会を除く野党が臨時国会の召集を要求。政府与党は早期召集に応じない構えだという。応じないのは明確な憲法違反。「日本維新の会を除く野党」という言い方が、これから定着すればいいのに。


8月21日(日曜日) 統一教会は「宗教団体」ではない

 統一教会(勝共連合)が一部メディアの統一教会批判報道に対し、「『信教の自由』を無視した魔女狩り的なバッシング行為で、著しい名誉棄損と深刻な人権侵害に当たる」などと主張。噴飯ものの詭弁に笑うしかない。盗人猛々しいにもほどがある。統一教会(勝共連合)は「宗教団体」ではなく、反社会的なカルト政治団体だ。「信教の自由」とは何の関係もない。むしろ徹底的に批判糾弾されなければ、著しく社会正義に反する。怯まず伝えることこそが報道機関の責務である。

◇◇

 岸田内閣の支持率は36%で前回調査から16ポイント下落。内閣発足以降最低。不支持率は54%で前回のより17ポイント増加(毎日)。政治の実体にようやく数字が重なってきた。まああれだけデタラメな内閣改造人事(副大臣や政務官も含む)をやって、統一教会との癒着も次々に明らかになれば当然だろう。この急降下が果たしてどこまで進むか。そして世論を無視した「安倍国葬」はどうなるか。

内閣支持率16ポイント急落36%、発足以降で最低、毎日新聞世論調査(毎日)


8月22日(月曜日) 最近読んだ本

 【メモ】最近読んだ本から。◎スージー鈴木「桑田佳祐論」(新潮新書)=面白かった。◎鮫島浩「朝日新聞政治部」(講談社)=「吉田調書報道」を取り消した木村伊量社長の言い分を聞いてみたい。△塚田穂高編著「徹底検証日本の右傾化」(筑摩選書)=抽象的な論考(解説)が多く退屈。


8月23日(火曜日) 「桑田佳祐論」

 スージー鈴木「桑田佳祐論」(新潮新書)を読んだ。面白かった。「まず驚くのは、桑田佳祐による歌詞が表す世界の広さだ。野球のフェアゾーンをたった1人で守っている感じがする」「次に驚くのは深さだ。日本国憲法の根幹の1つである『表現の自由』『戦後民主主義』をもっとも謳歌し、満喫した日本人としての深みが、桑田佳祐の歌詞にはある」──。確かに。御意である。

 桑田佳祐が紡ぐ、一見すると意味不明な歌詞の「言葉」を切り口に、戦後民主主義と自由を前向きに論じた興味深い一冊。ちなみにサザンオールスターズの初期の楽曲を聴くと、吉田まゆみの漫画「れもん白書」のカットや台詞が脳裏に浮かんでくる。高校時代の風景とも重なって懐かしい。


8月24日(水曜日) 無知すぎる後援会長

 岸田文雄首相熊本後援会長の中山峰男・崇城大学長が、統一教会関連団体「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長を辞任。中山学長「団体が旧統一教会と関係があるという認識は全くなかった」だとさ。「日韓トンネル」が統一教会の事業なのは30年前から周知の事実。地元九州で知らないはずがない。本当に知らないなら無知蒙昧すぎる。もしかしてこの岸田後援会長の学長は、同じく統一教会の関連団体「世界平和教授アカデミー」のことも知らないと言い出すのだろうか。まさかメンバーではないだろうな。

◇◇

 自民党の二階俊博・元幹事長「自民党はビクともしない」「支援者が旧統一教会関係者かどうか、そんなすぐ瞬時に分かるわけがない」──。ものすごい詭弁。頼まれたら瞬時に祝電を打ち、瞬時にイベントに出かけて挨拶し、マザームーンとやらを褒めたたえるのか。吟味し調べる時間もないのか。そこまで無能で馬鹿なのか。自民党の議員やスタッフに調査能力も判断能力もないのであれば、そのこと自体が大問題ではないか。いずれにしても議員の資質も資格もなし。主権者たる国民を愚弄するにもほどがある。


8月25日(木曜日) 酷すぎる世論誘導

 CBCテレビ(TBS系列)制作の情報番組「ゴゴスマ」に愕然。安倍国葬の是非について発言したレギュラーコメンテーターの全員が「賛成」と述べたのだ。国葬に賛成30%、反対53%という毎日新聞の世論調査結果を紹介しながら、その直後の賛成意見オンパレードだけに、圧倒的な国民の声を無視した悪質な世論誘導としか思えない。

 発言したレギュラーコメンテーターの全員だよ。全員が揃って「安倍国葬に賛成する」と言ったんだよ。酷すぎないか「ゴゴスマ」。これで「報道特集」や「news23」との「バランス」を取ったつもりなのだとしたら、勘違いもはなはだしい。いや、それ以前の度し難さだ。

◇◇

 外国要人に招待状を出したから、今さらもう中止にはできないのだとすれば、「国葬」ではなく「内閣自民党葬」とすればいいだけではないか。そこに「統一教会葬」をくっ付けたって別に構わないよ。でも国民の税金はびた一文たりとも使うな。「国葬」をする法的根拠がないし、そもそも日本国民の圧倒的多数は安倍晋三の「国葬」に反対しているのだから。それでも強行するなんて民主国家としておかしいだろう。


8月26日(金曜日) 「こんな男」の「国葬」には反対だ

 反社会的カルト政治団体「統一教会」(勝共連合)とべったり癒着して広告塔の役割まで担い、寄付の名目で大金を収奪され家庭を壊された恨みから、信者の息子に殺された安倍晋三。国会で虚偽答弁を少なくとも118回も繰り返し、公文書を改竄・隠蔽・廃棄し、権力を私物化した安倍晋三。そんな男の「国葬」をなぜ、法的根拠もなく国会審議も経ずに、税金を使って強行しようとするのか。

 そもそも圧倒的多数の国民は、安倍晋三元首相の「国葬」に反対だ。賛成は30%で、53%が「国葬」に反対している(毎日新聞の世論調査)。民意を無視した強行はおかしい。民主国家としてあり得ない。何回でも言う。「こんな男」の「国葬」には断固反対だ。


8月28日(日曜日) 「宛名職人」と残暑見舞い

 これまで使っていたはがき作成・住所録ソフト「宛名職人Ver.19」が、macOS最新バージョンには対応していないことが判明したので急遽、「宛名職人Ver.29」ダウンロード版(アップグレード版)をネットで購入。データを移行して大急ぎで残暑見舞いを作成し印刷した。今ごろ残暑見舞いかと笑われるかもしれないけど、まあ8月中に投函すればギリギリセーフかな。


8月29日(月曜日) 海外要人の多くは欠席か

 安倍晋三元首相の「国葬」出席を、マクロン仏大統領は見送るそうだ(共同)。米大統領や英首相、独首相、ロシア、中国、韓国のトップも欠席するらしい。元職や前職が中心か。だったらもう「国葬」に固執しなくていいんじゃないの。要人警備だけでも莫大な金がかかるだろうし、新型コロナ感染も不安だし。そもそも「こんな男」の「国葬」をする必要は全くないと思うが。

◇◇

 これまでにもう何回も指摘しているが、「統一教会(勝共連合)」(関係団体もすべて含む)という言葉を「暴力団」に置き換えて考えてみな。反社会的団体の集まりに出かけて挨拶しただけで完全アウト。選挙を手伝ってもらったなんて論外。覚えていないとか知らなかったなんて通じるわけがない。統一教会は宗教団体ではなく「反社会的カルト政治団体」なのだから、信教の自由はまったく関係ない。

◇◇

 8月29日は「829で焼肉の日」とのことで、焼肉店で食べ放題のランチを食べた。毎月29日はサイコロ2つを振って出た数字を足した分が割引きされるという。僕が出したのは「1」と「1」。この目だけは2%ではなく、特別ルールで20%引きに。なんだよ付いているじゃないか。朝のテレビ番組の星座占いは最下位だったのに。


8月30日(火曜日) 痛々しいネトウヨ

 ネトウヨが大好きな「反日」「売国奴」という言葉は、安倍晋三元首相を筆頭に、統一教会(勝共連合)とべったり癒着した自民党などの議員にこそ相応しいのでは。それでもなおネトウヨは安倍晋三を信奉し、安倍批判をする人々を激しくバッシングする一方、統一教会を批判することはない。自己矛盾に向き合って整理することができず、フリーズしているのか。可哀想なネトウヨ。なんとも哀れで痛々しい。

◇◇

 「◯◯大学新聞」の題字を掲げる本家とは全く別物の「◯◯学生新聞」なるものが、かつて各大学で出回っていた。実質的な編集発行は原理研究会。統一教会(勝共連合)の学生組織だ。「ニューヨーク・タイムズ」や「ワシントン・ポスト」をパクった「ワシントン・タイムズ」(統一教会系)と同じ手口。

◇◇

 大学生のころ新宿駅西口を歩いていると、アンケートと称してしばしば声をかけられた。「映画はよく見ますか」とか「趣味は何ですか」といった他愛のない質問が並ぶが、最後はたいてい、「面白いビデオがあるけど見ませんか」と誘ってくるのだった。統一教会(勝共連合)の勧誘だ。

 一度だけ「潜入取材」としてついて行ったことがあるが、主張が胡散臭くて矛盾だらけで、どう考えてもまともじゃないと感じたので1時間ほどで雑居ビルの一室から退出した。でももし、心身ともに弱っていて家庭が不幸で悩みを抱えるなど困難な環境にあったら、取り込まれていたかもしれない。

 そう考えるとぞっとする。しかしそこにこそ、この反社会的カルト団体の許し難い卑劣さと恐ろしさの本質がある。正体を隠して相手の弱みに付け込んで取り込む。というか反社会的団体だからこそ正体を隠して近付くのだ。そもそも正体を隠したり平気で嘘をついたりするような人物や団体が、まともであるわけがない。

 そんな統一教会(勝共連合)の広告塔として活躍した安倍晋三や自民党などの議員らは、言うまでもなく共犯である。


8月31日(水曜日) 説明になっていない

 岸田文雄首相の記者会見。「これまでのしがらみを捨てて、統一教会との関係を自民党議員は断つことを徹底する」。「しがらみ」ってなんだよ。べったり癒着ではないか。そもそも内閣改造の人事で、統一教会と癒着し関係のある閣僚や政務官を多数任命した首相の責任はどうするのか、何も説明していない。

 さらに安倍晋三元首相の国葬について、「各国要人から参列したいとの声が多数ある」。抽象的すぎる。もっと具体的に説明しろよ。主要国首脳は欠席が大勢ではないのか。仮に首脳の多くが参列を希望しているとしても、それが「国葬」でなければならない理由の説明にはならない。なぜ内閣自民党葬でなく「国葬」なのか。国民の過半数が反対している、その民意は無視なのか。

 岸田首相の説明は納得できる内容に全くなっていないし、「ていねいな説明」をする気などないとしか思えない。というか、そもそも「統一教会」も「安倍国葬」も最初から無理筋な話であって、まともな説明なんてできるわけがないよなあ。

 統一教会(勝共連合)と安倍晋三(祖父の岸信介から連なる一族も)との濃厚な関係は明白なのに、把握も検証もできないんかい。ここで毅然とした姿勢を見せるしか、自称ハト派のはずの岸田首相の生き残る道はないのに。この絶好の機会に自民党を改革しないなんてあり得ない。

 再稼働や新増設などの原発政策も含めて、岸田首相には心底がっかりだ。アベスガよりはマシなはずだなんて、ほんの少しでも期待したのが間違いだった。己の不明を恥じて深く反省する。

◇◇

 今日は暑かった。ハンドタオルが手放せない1日だった。たぶん今日あたりには、月曜日に投函した残暑見舞いのはがきが届くはず。なんてドンピシャのタイミングなんだろう(そういう問題ではない)。


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