身辺雑記2022年9月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2022年9月1日〜9月30日

●宗教団体じゃないのに●キャスティングこそ番組の肝●汚職まみれ●白菜たっぷりラーメン●電車内で新聞を読む人●「ユニコーンに乗って」●「国葬」の無駄金●無責任で不誠実で無能●どこが「丁寧な説明」●「捏造でデモ貶めた」●素晴らしき民主主義国家●「ペンギン・ハイウェイ」●沖縄知事選●民意と政治●入管側と同じ視点で取材●角川文庫の面影も今や●新聞の衰退●「労働者の代表」ヅラするな●入管行政の人権感覚●報道目的の取材は謝礼なしが原則●岸田内閣の支持率最低に●ニュース映像の出典を●適正手続に基づいた国葬開催●自民議員も「国葬」欠席●「くら寿司」コスパ最高●「安倍の国葬」自体あり得ない●ただ聞いているだけ●「グッドモーニング、ベトナム」●何から何まで異常●気持ち悪い「国葬」●罪深さは底なし沼●「焼き味噌拉麺」●ちょっと微妙●●●ほか


9月1日(木曜日) 宗教団体じゃないのに

 久しぶりにTBS系の「ひるおび」を見ていたら、統一教会と自民党議員の関係についての特集で、ゲストやコメンテーターらが揃って「信教の自由は大切」「信教の自由があるから調査や点検は難しい」と何回も繰り返していた。ウザいことこの上ない。統一教会(勝共連合)は宗教団体じゃない。反社会的カルト政治団体なんだってば。「信教の自由」とは何の関係もない。何らかの意図を持って話を逸らし、世論をミスリードしようとしているとしか思えない。


9月2日(金曜日) キャスティングこそ番組の肝

 きのう放送された「ひるおび」とは大違い。日テレ系の「ミヤネ屋」は、統一教会と自民党の関係を取り上げた特集で、「違法行為を繰り返してきた統一教会は反社会的組織。普通の宗教団体ではないと認識すべき」と、有田芳生氏や本村健太郎弁護士が明確に指摘。スタジオの田崎史郎の意味不明な発言も一蹴した。キャスティングこそ番組の肝。ゲストやコメンテーターにだれを配するかによって、番組の内容や方向性が全然違ってくる。そこに制作者側の問題意識と見識の差が如実に現れる。


9月5日(月曜日) 汚職まみれ

 東京五輪の汚職まみれの実態が次々と明らかに(汚職まみれなのは周知の事実だけど)。大きな大会ではあれこれ仕切る人が必要だとしても、契約や金の流れを透明化して利権は徹底排除されなければならない。それができないなら五輪なんてやらなくていい。巨額の税金が投入されているのだから。でもまあ電通(およびその関係者)が仕切っている限り、私腹を肥やさず私物化しない五輪など無理だろう。


9月6日(火曜日) 白菜たっぷりラーメン

 横浜駅地下のジョイナスで、神座(かむくら)の「拉麺」を食べた=写真。この店の特徴であるたっぷりの白菜と、甘じょっぱい澄んだスープがマッチしてとても美味しい。上品で飽きがこない味わい。ストレート細麺にも合う。白菜がもっと多かったら申し分ないんだけどなあ。醤油系のラーメンの中では一番好きな味の一つかも。

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 電車の中で新聞を広げて読んでいる人を久しぶりに見かけた。頭の禿げたお爺さんだった。読売新聞を熱心に熟読するのはいいんだけど、車内で新聞を広げるのはやっぱりちょっと迷惑だなあと感じた。昔はそれが当たり前だったんだけどね。時代は変わる。せめて折り畳んで読めばいいのにとは思う。

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 火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS)の最終回。きれいに着地してよかった。八方うまく収まるところに収まった大団円で何より。余計なイライラを感じさせなくて、それなりに山も谷もありつつ、安定した展開。裏表なく真っ直ぐに目標に向かって進む佐奈(永野芽郁)の奮闘と成長が、見ていて心地よかった。

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 安倍晋三元首相の「国葬」について、警備費などを含めた費用の総額は約16億6千万円と政府が公表。これまでは会場設営費など約2億5千万円と説明していたが、いずれにしても総額16億円余で済むはずがない。東京五輪と同じでさらに膨らむに違いない。とんでもない話だ。

 そもそも国民の過半数が反対する「国葬」に、現職の外国要人がいったい何人来るかね。今からでも遅くない。世界に恥を晒すだけの「国葬」は中止した方がいい。日本国民の貴重な税金を無駄に使うこともなくなるし。


9月7日(水曜日) 無責任で不誠実で無能

 普通に考えて、幼稚園や保育園の理事長(園長)をやってはいけないような無責任で不誠実で無能な人物が理事長をやっている。それがそもそもの大間違いだということ。他人の命を預かる観光船会社の社長だとか、内閣総理大臣だとか、大臣だとか、国会議員だとか(以下省略)もみんな同じ。酷い話だ。

 だいたい、送迎バスから園児が降りたかどうかを確認しないこと自体があり得ないのだけど。しかもそのせいで高温の車内に閉じ込められて亡くなった園児の名前を、謝罪会見で終始一貫、何回も間違えて説明するなんて。絶句。そんないい加減な園長など聞いたことがない。酷過ぎないか。

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 安倍晋三元首相の「国葬」をめぐる国会の閉会中審査は、あす13時から衆議院、15時から参議院で開かれる。それぞれ1時間半ずつの質疑だってさ。しかも野党の質疑はわずか1時間だけ(うち立憲25分、共産10分、国民10分)。短っっっ。短過ぎる。これで十分な審議が行えるだろうか。これでは「説明しました」という岸田首相と自民党のアリバイづくりに、加担させられるだけで終わりそう。


9月8日(木曜日) どこが「丁寧な説明」

 安倍晋三元首相の「国葬」をめぐる国会の閉会中審査。「正面から丁寧な説明をする責任がある」と言いながら、岸田首相はこれまでの説明の繰り返しに終始した。なぜ「国葬」なのか、法的根拠も国会審議もなく、なぜ内閣の独断で強行し得るのか、冒頭発言では納得できる説明は何一つない。

 岸田首相はこれまでの説明を「丁寧に繰り返している」に過ぎない。自民党議員からの質問に対する答弁でも同じだった。

 立憲民主党の泉健太代表からの質問。国会を蔑ろにして、国会審議をせずに内閣が独断専行で「国葬」を決めたことの理由について聞かれても、岸田首相は全く何も答えていない。法的根拠を示さず(示せず)、「行政権の範囲内で決定した」と繰り返すだけだ。それのどこが「民主主義の根幹」「丁寧な説明」なんだろう。

 安倍元首相と統一教会(勝共連合)との関係について質問するのは、「国葬」を審議する上で欠かせない項目だ。大いに関係があるし議題に沿っている。「本人が死亡したから実態把握するのは限界がある」なんてあり得ないし、調査しない理由にもなっていない。岸田首相の答弁は「丁寧な説明」に全くなっていない。

 ところが、安倍元首相と統一教会との関係をただす立憲・泉健太代表の質問に、衆院議院運営委員会の山口俊一委員長がしばしば横槍を入れる。「議題に沿って」「議題を逸脱するな」とは何なんだ。審議妨害そのものではないか。

 そもそも「閉会中審査」であることがどう考えてもおかしい。日本国憲法の規定に基づいてきちんと臨時国会を開き、そこで「国葬」「統一教会」について徹底審議するのが筋だろう。主権者たる国民の大半はそれを望んでいるはずだ。岸田首相は「民主主義の根幹」と言うのなら、速やかに臨時国会を召集せよ。

 共産党の塩川鉄也議員からの質問。反社会的団体(統一教会)との関係を断つと言いながら、そんな団体と関係が深い安倍元首相の「国葬」を開くことの矛盾を聞かれた岸田首相だが、やっぱり説明になっていない。というか説明できず。そこでまたしても「国葬と関係ない質問だから答える必要はない」と質疑を妨害する議運委員長。酷いなあ。ただでさえ質問時間が少ないのに、いい加減にしろよ。

 巨額の「国葬」費用の内訳と根拠は。弔意を表明するのと来日して弔問するのとはまるで違うが、外国要人の弔問は果たしてどれだけあるのか。どうして「国葬」でなければ「弔問外交」ができず、礼節を欠くと考えるのか。そして安倍元首相と統一教会(勝共連合)との関係は──。疑問や違和感や不信感は深まるばかりだ。


9月9日(金曜日) 「捏造でデモ貶めた」

 昨年末放送されたNHKの番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」で、事実と異なる字幕を付けた問題について、BPOが「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を発表しNHKを厳しく批判。「半ば捏造」「重過失に匹敵」「デモ全般をおとしめた」。番組製作に関わったスタッフらのほぼ全員が「デモや社会活動に関心がなかった」そうだ。さもありなん。そういう低次元の放送局員や幹部多数が「公共放送」に携わっていることが、この問題の深刻さを如実に物語っている。

 BPO・放送倫理検証委員会の西土彰一郎委員「結果として五輪反対デモや、それ以外のデモ全般もおとしめるような内容を伝えてしまった。あえて声を出している人の尊厳を傷つけることになった重大さを、NHKはかみしめてもらいたい」(NHKニュース)。

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 毎日新聞夕刊1面トップの各本社の見出しの違いが面白い。東京本社と中部本社(名古屋)は「エリザベス女王死去」でベタ黒に白抜き明朝体。大阪本社と西部本社(九州)は「エリザベス英女王死去」だが、大阪版は明朝体、西部版はゴシック。朝日新聞は東京、名古屋、大阪、西部の各本社と北海道支社すべて「エリザベス英女王死去」で、いずれも明朝体だった。


9月10日(土曜日) 素晴らしき民主主義国家

 安倍晋三元首相の「国葬」も、物価高対策の給付金や補助金や交付金などの「予備費からの支出」も、新型コロナ対策も、原発政策も、「国権の最高機関」たる国会を開くことなしに、すべて首相官邸の一存で決める。アベスガ政権から岸田政権まで何も変わらない。素晴らしい(呆れた)民主主義国家だな。


9月11日(日曜日) 「ペンギン・ハイウェイ」

 スタジオコロリド・石田祐康監督のアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」をMXテレビで見た。2時間の放送の間にCMが1回だけなのがうれしい。海のない街に大量に出現したペンギンと近所の歯科医院のお姉さんの謎を、クラスの仲間と一緒に研究する小学生の話。面白かった。そして最後に切なさも。9月16日公開の最新作「雨を告げる漂流団地」もぜひ観てみたい。

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 沖縄知事選で現職の玉城デニー氏が再選。国政選挙や県民投票などなど、これまでにどれほど「辺野古移設反対」の民意が示されてきたことか。それをことごとく踏み躙って、理不尽な妨害や嫌がらせや不当な訴訟を繰り返してきたのがアベスガ以来の自民党政権。もういい加減に弱い者いじめはやめろ。そうした実態を見ないふりをしてきた本土の人間も深く反省すべき。

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 自称「国際政治学者」の三浦瑠麗……こういう人物をテレビ(公共の電波)に出すこと自体が、そもそも間違っている。しかも報道番組に出演させるなんて。番組制作側の見識を疑う。視聴者をミスリードするだけではないか。「評論家」の肩書きで場違いな解説をさせるNHK「クローズアップ現代」の違和感。新聞や雑誌でも同じ。製作者や記者や編集者はコメンテーターの人選を考えた方がいい。


9月12日(月曜日) 民意と政治

 民意を一顧だにしない中央政府の姿勢は変わらない。沖縄も、原発も、国葬も。憲法を無視して憚らぬ権力私物化・利権政治のオンパレードに、ため息しか出ない。

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 あまりにも嘘と利権と腐敗にまみれたおぞましいニュースが溢れていてうんざり。それだけに心が和む動物の動画などを見ると少し癒される。大谷翔平のホームランや三振のシーンもスカッとするけど。あとは美味しそうな料理の画像とか。


9月13日(火曜日) 入管側と同じ視点で取材

 NHK「国際報道2022」が8月末に放送した在留外国人の特集に対し、弁護士グループや支援NPOが「出入国在留管理庁の主張を一方的・無批判に伝えている」と批判。昨夜12日放送の同番組は外国人の人数推移データが不適切だったとして謝罪したが、「ご意見やご指摘は真摯に受け止める」と述べただけ。治安維持と管理と威圧と強制退去させることしか頭になく、人権を無視して虐待を繰り返す入管庁の体質には触れず。入管側と同じ視点で取材し番組を作るNHKの姿勢が、改めて浮き彫りになった。

 これでは、公権力を監視し問題提起する報道番組とは到底言えない。12日に改めて放送された約12分間の在留外国人特集では、「さまざまなご意見やご指摘をいただいた。今回はさらに情報を加えて伝える」としたが、「不適切なデータの使い方」に問題を矮小化。入管問題の本質に切り込むことなく、恥の上塗りとしか思えない残念な内容だった。身体拘束された在留外国人に対する虐待の実態には迫らないし、司法のチェックなしに、入管が一方的かつ独善的に処分や処遇を決定・執行し得る法的欠陥の問題にも触れない。「報道番組」どころか「公共放送」のあり方そのものが疑われる。

 問題なのは「不適切なデータの使い方」ではない。「入管と同じ視点」で取材し番組を作っていることが致命的なのだ。「河瀬直美が見つめた東京五輪」の虚偽放送と何も変わらない。五輪反対デモを貶め事実を捻じ曲げたのにも関わらず、「字幕の間違い」と説明して問題を矮小化した対応と通じる。NHKの体質が問われている。

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 TBS系の「news23」に河野太郎デジタル大臣が出演。「マイナンバーカード普及」のための「政府広報」(CM)として、番組冒頭の30分枠を売り渡したような感じだった。そう考えればスタジオから突っ込んだ質問が出ないのも理解できる(理解できるわけあるかい)。


9月14日(水曜日) 角川文庫の面影も今や

 角川書店の角川文庫は中学時代から親しんできたんだけどなあ。岩波文庫や新潮文庫と比べて表記などが読みやすかったし。評価は分かれるが角川映画も楽しかった。「ニコニコ動画」のドワンゴと経営統合したあたりから、KADOKAWAのおかしさに拍車がかかって、多くの人は大丈夫かと心配していたはず。角川文庫の懐かしい面影も今や遠くなってしまった。残念だ。KADOKAWAの角川歴彦会長が、東京五輪汚職事件の贈賄容疑で逮捕。(「五輪汚職事件」と打つと「五輪お食事券」と変換される。おい。)

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 朝刊の配達時間がどんどん遅くなっている。1年前は午前3時半ごろに配達されていたのが、今は午前4時半をすぎることも。それなら降版時間(締め切り)も遅くなって、最新ニュースが紙面に盛り込まれているのかと思ったら全く逆。むしろ遅い時間のニュースが入らなくなった。かつては午前3時半に配達される紙面で、午前1時ごろのニュースが読めたのに。

 記者の人数も大幅に減らしているようだし、記事の質は劣化しているし、新聞広告や折り込みチラシも質量ともに悪化しているのは明白で、新聞社も販売店もかなり危うくなりつつある。事態は深刻だと思う。もうダメかもしれんね。


9月15日(木曜日) 「労働者の代表」ヅラするな

 連合の芳野友子会長が、安倍晋三元首相の「国葬」に出席すると表明。「労働者を代表して弔意を示さないといけない」──。もう乾いた笑いしか出てこない。ふざけるな。「労働者を代表して弔意を示す」ってなんだよ(激怒)。勝手に「労働者の代表」ヅラをするな。

 しかも、「国葬」の決定過程や法的根拠に問題があるとした上で「苦渋の判断だ」ときた。なんで「苦渋の判断」までして出席することになるんだ。支離滅裂。意味不明。こんなのが「労働者の代表」を自称するなんて許し難い。迷惑この上ない。はらわたが煮え繰り返る。

 弱い立場の非正規雇用や派遣労働者を切り捨て、原発を推進し、大企業や権力側にすり寄るなど、むしろ「労働者の敵」としか思えない。傲慢不遜にもほどがある。何回でも繰り返すが、労働組合を食い物にしてきただけのこういう人物は、一刻も早く解任して連合から放逐すべきだと心底思う。

 こんな輩が会長なのは、「連合」の中で、右翼系の労組が勢力を拡大していることの表れだろう。芳野友子会長は「旧民社党」系(旧同盟系)の労組出身の反共主義者で、権力べったり。統一教会との関係も指摘されている。「労働者の代表」であるわけがない。噴飯ものだ。


9月16日(金曜日) 入管行政の人権感覚

 茨城県牛久市の入管施設で、救急搬送せず放置し外国人男性が死亡した事件で、水戸地裁が国に165万円の賠償を命じる判決。国は「専門的な知識のない職員が救急搬送の必要性があると認識するのは難しかった」と主張。専門的な知識がなくても、明らかに体調が悪いと訴えてもがき苦しんでいる人を目の当たりにすれば、適切な医療が必要だと考え救急搬送を要請するだろう。だれでもそれくらいはできる。国の主張は屁理屈でしかない。入管施設でこれまでに、どれだけの収容外国人が病気で死亡した(見殺しにされた)ことか。入管当局、現場の入管職員、入国管理行政の人権感覚のなさを如実に物語っている。


9月17日(土曜日) 報道目的の取材は謝礼なしが原則

 報道の現場では取材相手には金銭(報酬)を渡さないのが「原則」だ。報酬目的に迎合したり話を歪めたりして事実に反することが起き得るからだ。僕自身はこれまでに金銭を渡したことはない。しかし、報道取材とエンタメ取材では違うこともあり得るし、新聞と雑誌とテレビでも対応は違うだろう。相手が公権力である場合は別として、取材はあくまでも「協力をお願い」するものだ。報道の目的や趣旨を理解してもらって協力していただく。無理強いするものではない。

 僕自身も記者として大勢の人に取材協力していただいて、話を聞かせてもらっているので、自分が取材を申し込まれた場合はできるだけ協力している。謝礼をもらったことも、もらわなかったこともある。失礼な態度で頭の悪い記者もいれば、取材されたこちらが勉強になった記者やディレクターもいる。ちなみに謝礼をもらったのは雑誌(出版社)だけで、新聞社や通信社の取材でもらったことはない。テレビも同様。

 記者が「宣伝してやる」といった態度で取材相手に接するのは論外だ。それは報道ではなくて広告営業である。結果として記事が宣伝になることはあるが結果論だ。取材に応じてくれた発言部分の本人確認(校正チェック)は、先方から求められたら応じるのは基本。ロングインタビューならなおさらだろう。


9月18日(日曜日) 岸田内閣の支持率最低に

 安倍晋三元首相の国葬を外務省が在日ミャンマー大使館に通知。これに対し、在日ミャンマー人が「市民を弾圧する国軍側を来賓として招くな」と抗議している。英国はエリザベス女王の国葬に、国軍によるクーデターが起きたミャンマーを招待していない。やっぱり日本政府は最低だ。ため息。

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 岸田内閣の支持率29%。前回調査から7ポイント下落した(毎日世論調査)。不支持率は64%で10ポイント増加。支持不支持がダブルスコアになった。安倍国葬反対62%、賛成27%。こちらもダブルスコア。「統一教会汚染」「安倍国葬強行開催」への嫌悪感が影響しているのは火を見るよりも明らかだ。

 政権評価につながる要因が全くどこにもない。内閣支持率は今後さらに下がるだろう。自民党政権の権力私物化をこれ以上許さないためには、自民党の補完勢力ではない「野党」が頑張るしかない。立憲民主党は政権に毅然と対峙すべきなのだが。有権者が「野党」を育て見守る態度も必要ではないかと強く思う。

 でもなあ。「安倍国葬」出欠をめぐる立憲民主党執行部のぐずぐず(判断は遅いし党議拘束がないことも疑問)や、自称「労働者の代表」とやらの連合会長への煮え切らない態度を見ていると、「野党を育て見守る態度」と言っても、我慢や寛容さにも限界があるよなあ。しっかりしてくれ。

 岸田政権や自民党の支持率がいくら下がっても、自民党の補完勢力ではない「野党」がしっかりしてくれないと、有権者は投票行動で行き先を失う。特に立憲民主党が危うい。今ここで毅然とした姿勢を示さないと、「野党」への不信どころか、政治そのものへの不信が広がるだけだ。それだと、この国全体がドツボにはまる未来しか見えない。


9月19日(月曜日) ニュース映像の出典を

 英エリザベス女王の国葬の中継映像は、どこが撮影し配信しているのだろうか。まさかNHKの独自映像ではあるまい。BBCの提供映像ならその旨を画面の片隅に明示するべきだ。出典表示は視聴者にとって必要不可欠な情報。虚偽情報や捏造を避けるためにも重要。戦場などからの映像も同様だ。

 日本のテレビ局は、NHKに限らず民放も含めて映像の出典明示を軽んじる傾向があると思う(ほかの国も同じなのか不明だが)。独自映像でない場合はきちんと撮影者を明示してほしい。(ウクライナ侵攻やロシア関連のニュースは最近、映像の出典を明示するようになったのは好ましい)

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 多くの国民に支持され愛されて、適正手続に基づいて合法的に開催され、盛大に見送られる英エリザベス女王の国葬と、半数以上の国民から望まれず拒まれ蔑まれて、適正手続に基づかず強行開催されようとしている安倍晋三元首相のナンチャッテ「国葬」と。その違いを改めて見せつけられる今夜。

 もちろん英エリザベス女王の国葬を、好ましく思っていない英国民や旧植民地の人たちも少なからずいるだろうけど。しかし少なくとも国葬そのものは、英国では「適正手続に基づいて合法的に」開催された。そこが日本の安倍晋三元首相のナンチャッテ「国葬」とは決定的に違う。

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 労働組合の中央組織・連合の芳野友子会長が安倍晋三元首相の「国葬」に出席を表明したことに対し、連合加盟の「全国ユニオン」が反対声明を発表。「『労働者の代表』が国葬に出席し弔意を示すこと自体に強い違和感」。連合傘下の組合はこうした声をもっと上げ続けてほしい。


9月20日(火曜日) 自民議員も「国葬」欠席

 安倍晋三元首相の国葬について、自民党の村上誠一郎・元行政改革担当相(衆院議員)「最初から反対だし、出るつもりもない」「(安倍氏の政権運営が)財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」(時事)──。その通り。よく言った。ほかの自民党議員や連合会長や立憲民主党の野田佳彦元首相も、これくらい言えればいいんだけど。


9月21日(水曜日) 「くら寿司」コスパ最高

 後期授業の教材作成のために大学へ。コピー機の調子がイマイチ。帰りのバスもなかなか来ないし。ため息をつきながら、大学近くの「くら寿司」に入った。安くて美味しい。回転寿司チェーン店の中では「くら寿司」が最もコスパがいいと思う。まぐろユッケ、たら白子ジュレポン酢軍艦、大盛貝柱にぎり……どれも税込110円。とろかつお、とろ〆さば、かれい昆布締めえんがわ添え、なんて本当にもう肉厚で、うちの近所の「かっぱ寿司」の小さくて薄っぺらいネタとは大違いだ。満足した。気分も回復。この価格と品質が維持されたらいいんだけどなあ。


9月22日(木曜日) 「安倍の国葬」自体あり得ない

 「日本国政府と国会議員」には謝罪するも「高額献金」被害者には謝罪せず、この期に及んでなお活動を正当化し嘘八百を垂れ流す統一教会(勝共連合)。そんな反社会的団体と「極めて深い関係」だった安倍晋三元首相は、国会で虚偽答弁を繰り返し、国家・権力を私物化し続けた。そういう人物の「国葬」をすること自体が、そもそもあり得ないんだよ。常軌を逸している。


9月24日(土曜日) ただ聞いているだけ

 岸田文雄首相の売りは「聞く力」だった。確かにいろんな声を聞いてはいるのだろうが、ただ聞いているだけなのが改めて広く知れ渡ったに違いない。「この荷物を見ていて」と頼まれて、置き引きを黙って見ているのと同じ。見てるけど見てない。聞いてるけど聞いてない。そんな人間を信用できるわけがない。サイテーだよ。

 各社の世論調査で「国葬」反対の声が過半数を越えようと、内閣支持率が過去最低を更新し不支持が支持を上回ろうと、岸田首相は「説明不十分であるというご意見ご批判があるということを、真摯に受け止めなければならない」と繰り返すのみ。そんな政権を信用できるわけがない。

 今からでも遅くない。「国葬」の開催形態を変更すればいいだけだ。「内閣・自民党合同葬に切り替えて開催します」「内閣・自民党・統一教会合同葬として開催します」と岸田首相が言えばいいんだよ。簡単なことだ。もちろん今から中止しても何も問題ないけど。#今からでも国葬中止を。


9月25日(日曜日) 「グッドモーニング、ベトナム」

 ▼アニメ「リコリス・リコイル」(リコリコ)最終回(MX)。ハッピーエンドできれいにまとめてくれてよかった。ホッとした。最後まで高水準の作画を維持したことにも拍手。▼映画「いまを生きる」(20日深夜)と「グッドモーニング、ベトナム」(24日深夜)をテレビで久しぶりに見た(いずれもフジ)。何回見てもいい作品だ。主演のロビン・ウィリアムズは名優だとしみじみ思う。エンドロールをカットせずに放送してくれたら、申し分なかったんだけどなあ。


9月26日(月曜日) 何から何まで異常

 ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領が、「部分的な予備役」として軍隊経験のある市民30万人の招集を始めた。ロシア国内では広範囲に抗議デモが発生。遠い世界の他人事と受け止めていた市民も、やっと自分自身の問題と実感し自覚したか。遅すぎるとも思うが、プーチン政権の速やかな崩壊に期待。ウクライナに平穏な日常が戻ることを願うばかり。

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 「同じ思想の政治家を宗教団体が支持し、応援するのは当然だ」と統一教会の幹部は言うが、それならなぜ所属を隠して活動し勧誘するのか。やましいことが何もなければ堂々と名乗って選挙を手伝い、勧誘もすればいいではないか。後ろめたいから正体を隠すのだ。反社会的組織そのもの。支離滅裂。

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 国民の6割が反対しているのに、それでも強行する「国葬」って何なんだ。そんなふざけた民主国家がどこにある。それを異常だと思わないのが、自民党や岸田首相の異常なところだ。莫大な税金を使うことも、国会審議を経ずに行われることも、そして何より反社会的団体の「統一教会」と深い関係があった男の「国葬」であることも、何から何まで異常だ。まともじゃない。

 あすは安倍「国葬」。それでも安倍晋三元首相の「国葬」はおかしいと何回でも繰り返し言う。「内閣・自民党・統一教会の合同葬として開催する」と岸田首相が宣言すればいいだけの話。簡単なことだ。


9月27日(火曜日) 気持ち悪い「国葬」

 安倍晋三元首相の自宅を出発する遺骨を自衛隊員に見送らせて、国権の最高機関たる国会は経由しないのに防衛省にはわざわざ立ち寄り、国葬会場の日本武道館でも自衛隊員に出迎えさせる。自衛隊の私物化が気持ち悪い。「遺族の強い意向による」のだそうだ。自衛隊をまるで自分の軍隊・私兵のように捉えていた安倍晋三の思想を、そのまま踏襲しているように思えてむしろ怖い。

 「国葬」や献花の行列を生放送で伝えるテレビ各局のアナウンサーと出演者の多くが、黒っぽいスーツや黒っぽいネクタイ姿なのが気持ち悪い。白系の明るい服装(薄いグレーのスーツにブルーのネクタイ)のアナウンサーもいるが少数派。なんちゃって「国葬」なのに、スタジオまで暗いモノトーンの装いで揃えなくてもいいのに。

 歯の浮いたような美辞麗句とおべんちゃらで安倍晋三元首相をヨイショしまくるテレビ局と、批判すべきところはしっかり批判するテレビ局(テレ朝「ワイド!スクランブル」)と、「国葬」なんか知らんがなとばかりに洋画を放送するテレビ局(テレ東)と。くっきり姿勢が分かれているのが分かりやすい。情報番組のレベルは、ゲストコメンテーターのキャスティングとキャスターの問題意識の違いで、大きく左右されるのを改めて目の当たりにした。

 会場では安倍晋三元首相の生前の足跡映像が流されたが、統一教会の集まりで大々的に映し出された安倍元首相のビデオメッセージは、日本武道館の「国葬」では流さないのか。流せばよかったのに。

 細田博之衆院議長の「追悼の辞」には笑ってしまった。確かに「三権の長」ではあるのだが、よくもまあ恥ずかしげもなく。統一教会葬かと錯覚させてくれる。いっそのこと、統一教会と勝共連合の会長にも「追悼の辞」を読ませてやればいいのに。安倍晋三も祖父の岸信介も、ともにそれを望んでいると思うよ。

 国家と権力と税金を「私物化する側」「収奪する側」「恩恵を被る側」にとって、安倍晋三元首相は「優しい人」「信念の人」「真のリーダー」だったのだろう。しかし彼らのサークル外の人々には徹底して冷酷で冷ややかだった。敵と味方に切り分け国民を分断する政治で、安倍晋三はこの国を滅茶苦茶にした。友人代表の菅義偉前首相の弔辞からは、それがとても分かりやすく伝わってきた。


9月28日(水曜日) 罪深さは底なし沼

 統一教会(勝共連合)だけでなく、ミャンマー軍政にもお墨付きを与えた安倍「国葬」。罪深さは底なし沼だ。

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 統一教会(勝共連合)の広告塔だっただけでなく、祖父の岸信介元首相から3代にわたって深い関係を持ち、政策や秘書や選挙でもべったり癒着していた安倍晋三元首相。統一教会信者の家族に銃撃されて殺されたのは「理不尽」でもないし、犯行の動機に「論理の飛躍」があったとも思えない。必然だった。「国葬」反対の声が大きく広がったのも当然の帰結だ。

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 昨日の安倍「国葬」で、友人代表として菅義偉前首相が述べた弔辞は確かに心がこもっていた。菅義偉氏の率直な気持ちが吐露されていて、ほかのどの弔辞よりも琴線に触れた。しかしその言葉は、あくまでも権力を「私物化」してきた側の論理でしかなかった。「安倍サークル」の身内の理屈で貫かれていた。そこを見落とすと「アベスガ政治」の正体は見えてこない。問題の本質を見誤ることになる。

 国家と権力と税金を「私物化する側」「収奪する側」「恩恵を被る側」にとって、安倍晋三元首相は「優しい人」「信念の人」「真のリーダー」だったのだろう。しかし彼らのサークル外の人々には徹底して冷酷で冷ややかだった。敵と味方に切り分け国民を分断する政治で、安倍晋三はこの国を滅茶苦茶にした。友人代表の菅義偉前首相の弔辞からは、それがとても分かりやすく伝わってきた。(抜粋再掲)


9月29日(木曜日) 「焼き味噌拉麺」

 横浜・上大岡駅近くの「二代目拉麺大公・花」で、「焼き味噌拉麺」を食べた=写真。中太縮れ麺とコクのある味噌味のスープとチャーシューが美味しい。たっぷりのおろし生姜とモヤシが、全体をさっぱりした味わいに整えてくれる。やはりラーメンは味噌がいい。初めて入ったラーメン店だけど悪くなかった。

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 「サマータイムレンダ」最終回(MX)。エピローグに丸々1話を使ってその後の穏やかな島の生活を見せてくれて、とても幸せな気持ちになった。これまでの24話で凄絶なタイムトラベルを繰り返してきただけに、なおさら心に沁みる。記憶が蘇った2人が打ち上げ花火をバックに、「おかえり」「ただいま」と言葉を交わす場面に痺れた。いい最終回だった。

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 住民の多くが国外に逃げているのに「住民投票」をでっち上げて、ロシア編入賛成が9割だったと称し、ウクライナ東部と南部の4州を一方的に併合してしまう。もうなんでもありなんだな。無茶苦茶な屁理屈なのに、なすすべもなく黙って見ているしかないらしい。道理は通じず無理がまかり通る。オソロシヤ。

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 ネットでは案の定、素晴らしい「国葬」だった、安倍さんほどの政治家はいない、菅義偉前首相の弔辞に感動した、などと不自然なくらい褒め称える言葉が溢れ出している。一方で、「国葬」やアベスガに批判的な番組や出演者やタレントへのバッシングが凄まじい。この国を私物化し滅茶苦茶にした「アベスガ政治」や、反社会的カルト(統一教会=勝共連合)と保守政治との癒着にはなぜか目を向けない不思議。


9月30日(金曜日) ちょっと微妙

 上大岡・京急百貨店の大北海道展で、札幌「らーめん空」の「味噌ラーメン」を食べた=写真。中太縮れ麺と半熟卵は美味しかったが、やや癖のあるスープがしょっぱ過ぎるかな。ちょっと微妙。だけどタイムセールと割引券の値引き価格だったので、まあいいか。


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