●憲法集会で有田芳生さん講演●羽根枕●「新たな戦前」躊躇せず?●天丼と明太子●「ファミペイ」●ワーキングスペース●北海道らーめん●十勝豚丼●木更津で震度5強●うたた寝●韓国「進歩派」とネトウヨ●テロ事件の容疑者報道●岸田首相のバラエティ出演●酢豚ランチ●AI裁判官●教育現場の破壊●マイナカードの異常●健康保険証は生命線●淡麗醤油拉麺●成城石井●茨城と千葉で震度5弱●「異次元の親バカ」●事実上の更迭も●べに塩トマト●「宇宙人のあいつ」●●●ほか
5月1日(月曜日) 憲法集会で有田芳生さん講演横浜市内で開かれた憲法集会で、元参院議員のジャーナリスト有田芳生さんが「迫る改憲発議/統一教会・自民党の闇」と題して講演=写真。自民、維新、国民の3党が統一教会と一緒になって、改憲発議に向かっている現状に警鐘を鳴らし、岸信介から安倍晋三まで統一教会(勝共連合)と一体化した保守政治史を解説した。
講演の中で有田芳生さんは、1987年5月3日の朝日新聞阪神支局襲撃事件について言及。事件前に霊感商法批判キャンペーンを展開していた「朝日ジャーナル」に対し、文鮮明が「邪魔な連中がいる」と発言していたこと、事件後、「統一教会の悪口を言う奴は皆殺しにする」と書かれた手紙と散弾銃の空き箱2つが、朝日新聞社に届いていた事実を明らかにした。
一方、先週行われた衆院山口4区の補選を振り返った有田芳生さんは、「得票率は大幅にアップし、安倍選挙区の岩盤に穴を開けて、岸・安倍王国に大きな綻びを与えた選挙だった。本当に面白くて楽しかった。戦わない野党なんて意味ない。戦う姿勢を見せれば何かが残る」と述べ、「憲法を蹂躙しようとする力を押し返していきましょう」と呼びかけた。
5月2日(火曜日) 羽根枕ポリエステルの枕から羽根枕に替えて1カ月ほど。そこそこ快適に過ごしている。今のところベタッとなってへたることもないし、意外としっかり頭部を支えてくれている。もう少し高さがあればとか注文はあるけど、近所の大手ホームセンターで買った799円(税込)の商品にしては、予想以上の満足感だ。
5月3日(水曜日) 「新たな戦前」躊躇せず?戦後日本が大切に積み上げてきたものが崩されようとしている。「最低限の自衛権」が独立国に存在するのは当然だが、しかし「専守防衛」から一歩も二歩も踏み出して軍備増強するのとは全く別物だ。権力を縛って、権力の暴走に歯止めをかけるのが憲法であり九条なのに。「新たな戦前」に向かうことを躊躇しない風潮には恐怖しかない。
憲法九条が踏ん張っているおかげで、軍事費を抑制し福祉や教育に回すことができたし、米国などによる海外派兵の要請を断る理由(大義名分)にもなった。何よりも軍拡を画策する権力の暴走の防波堤となってきた。そんなありがたい九条を、みすみす自ら捨て去ろうとするなんてもったいなさ過ぎる。
JNN(TBS系列)が5月1日に伝えた世論調査結果。「憲法改正すべき」48%、「改正すべきではない」35%に愕然とした。一番多かったのは「自衛隊を憲法に明記するなど憲法九条の改正」で42%だという。国家権力を縛って暴走に歯止めをかけることこそが、憲法の役割なのを理解していない。
<憲法改正「賛成」61%>と、5月3日付紙面の1面トップに大きく掲げた読売新聞。いつもの読売らしい「通常運転」だった。改憲、原発推進、軍備増強を社是とする読売ならでは。ジャーナリズムの果たすべき「権力監視」の役割はどこへ。
5月5日(金曜日) 天丼と明太子ウィング上大岡の「天麩羅えびのや」で天丼を食べた。もれなくサービスで、明太子が食べ放題になるという=写真。天丼に明太子って合うのかなあと戸惑ったが、これが意外に合う。単調になりがちな味を引き締めて、味変に一役買うのだ。しかも食べ放題(そんなに食べないけど)。天丼そのものも、まずまずの味だった。
5月6日(土曜日) 「ファミペイ」「FamiPay」「ファミペイ」を名乗る者から連日、狂ったように十通以上のメールが届く。「ご注文内容の確認」「重要なお知らせ」「お支払い予定金額のご案内」「ご利用確認のお願い」「お支払い方法変更のご案内」「個人情報確認」などなど。明らかに胡散臭さ全開でしかない。それでも、こんなのに騙される人がいるんだなあ。そもそも僕は「ファミペイ」とやらを使ったこともないし、アカウントもないのだが。馬鹿なの?
5月8日(月曜日) ワーキングスペース自宅では仕事に集中できないが、カフェや図書館だと集中できる。といってもコーヒー1杯で何時間も長居するのは気が引ける。勉強や自習などに使えるワーキングスペースの確保は難しい。そんなわけで関内キャンパスの最上階のラウンジで、ひたすら作文添削。学生は少なくゆったり快適。作業が捗る。気付くと午後7時半を回っていた。ここで退散。金沢八景キャンパスと違って、関内キャンパスは閉館が早い。
5月9日(火曜日) 北海道らーめん横浜・日ノ出町の「北海道らーめん楓かえで」で、久しぶりに味噌ラーメンを食べた=写真。やっぱり味噌ラーメンは美味しい。野菜もたっぷり入っているので、しっかり食べた気になれる。満腹。
5月10日(水曜日) 十勝豚丼横浜・関内の「十勝豚丼」で国産バラ豚丼(味噌汁セット)を食べた=写真。甘ダレと炭火の焼き加減がほどよく、脂がじゅわっと口いっぱいに広がって美味しい。たっぷりのシャキシャキのキャベツが抜群に合う。自家製ピリ辛の山椒味噌を付けて食べるとさらに良し。なまらうまいっしょ。
5月11日(木曜日) 木更津で震度5強午前4時16分ごろ、千葉・木更津で震度5強の地震。横横浜市神奈川区や中区などでは震度4。横浜南部は震度3だというが、体感では震度4くらいに感じた。地震発生の数秒前に目が覚めた。予知なのか察知したのか、なんとなく異変を感じたのだろう。グラグラグラッと大きな横揺れが2回。テレビの地震速報で津波の有無など状況確認して二度寝した。
5月12日(金曜日) うたた寝しゃぶしゃぶ食べ放題の店でランチを食べ、お腹いっぱいになって図書館へ。猛烈な睡魔に襲われ、学生の作文を添削するどころではなくなった。20分ほどうたた寝(居眠り)して、貴重な時間を浪費してしまう。やはり図書館は空腹の状態で行くべきだった。
5月13日(土曜日) 韓国「進歩派」とネトウヨ韓国の「進歩派」とされる野党「革新」勢力は、日本のネトウヨとそっくりに見える。表裏一体。日本が韓国はじめアジア諸国を侵略し蹂躙したのは、紛れもない歴史の事実だ。しかしだからと言って日本と親しく交流することや未来志向の動きも否定して、日本文化や日本語まで頑なに拒むのは筋違いで、国粋主義的発想としか思えない。どこが「進歩派」「革新」なのかさっぱり分からない。韓国を全否定し誹謗中傷し蔑視するネトウヨの思考と同類に見えるのだが。
5月14日(日曜日) テロ事件の容疑者報道「テロ事件の容疑者の生い立ちや動機は報じるべきではない。物語を勝手に付与し、英雄視につながってしまう」──。まだこんなことを言ってる輩がいるのか。それがダメだというのなら三島由紀夫の検証も否定するのか。事件の背景を共有して原因や動機を解明し分析し、社会のありようを考えるのは、民主主義にとって必要不可欠な作業だ。
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酷い記事だな。岸田首相のバラエティ出演の是非や功罪の検証ではなく、番組の視聴率を分析しただけではないか。首相官邸(政権与党)の宣伝にテレビが加担し、権力監視の役割とかけ離れた番組だったのは紛れもない事実なのに、「見る人が決めればいい」とは噴飯もの。問題意識のかけらもない。むしろ悪質な世論操作の垂れ流しでしかない。論外の記事。
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiyuji/20230514-00349480
→<岸田首相のバラエティ出演は是か非か?『世界一受けたい授業』は直近6回比較で最高視聴率!>(Yahoo!ニュース=メディアアナリスト・鈴木祐司氏の記事)
5月16日(火曜日) 酢豚ランチ上大岡駅前の中華料理店「盛香園」で、酢豚ランチを食べた=写真。この店の料理はどれも本当に美味しい。酢豚も大当たりだった。豚がジューシー。しかも安くてボリューム満点。ランチはこれだけのサービスメニューで700円(税込)。お得感はハンパない。ありがたくて涙がちょちょ切れる。
5月17日(水曜日) AI裁判官東大の学園祭で行われた「AI裁判官による模擬裁判」。「疑わしきは罰せず」を厳正に守って、殺人事件の被告人に無罪判決が言い渡されたという。だとしたら一部のリアルのボンクラ裁判官よりもはるかに頼もしい(かもしれない)。ぜひ「袴田事件」や「名張毒ブドウ酒事件」を、当時の証拠を踏襲してAI裁判官(ChatGPT)に裁いてもらいたい。リアルボンクラ裁判官と同じか違う判断か。どんな判決や決定を言い渡すのか興味深い。
5月21日(日曜日) 教育現場の破壊教員を志望する学生が激減。1)無意味な会議や余計な書類作成、長時間労働を強いられ、2)それでいて、かつてはたっぷりあった長期の夏休みや冬休みは取り上げられ、3)教育行政に管理・統制されて自由も余裕もなくがんじがらめで、授業準備の時間も満足にない──。これじゃあ教員志望の学生が激減するのは当たり前だろう。そうなると必然的に教員の質は低下する一方となり、しわ寄せは児童生徒が被ることになる。それで、この国の未来は明るいのか。
5月22日(月曜日) マイナカードの異常個人情報はダダ漏れするし、「健康保険証を廃止する」と脅してマイナンバーカードを強制しながら健康保険証としてまともに機能もしない、そんなマイナカードをまだ使わせようとするのか。異常すぎる。破綻は目に見えているのに、このまま突き進むつもりなのだろうか。少なくとも健康保険証の廃止は自殺行為でしかない。考え直せ。
5月23日(火曜日) 健康保険証は生命線健康保険証は多くの人にとって文字通り「生命線」だ。マイナンバーカードの保険証情報が他人と混同され、誤った薬が処方されたら命にかかわる。そんな危ういものを使わせるなんてあり得ない。少なくとも現行の健康保険証はそのまま残して存続させるべきだ。廃止なんてとんでもない。正気の沙汰ではない。何回でも言う。踏みとどまって再考せよ。マイナカードに付随する莫大な利権を優先させるな。
マイナカードに登録した銀行口座が、他人の銀行口座に紐づけられていたことも発覚。しかも昨夏に発生していた事実を公表せず、隠していたなんて論外だろう。マイナカードのデタラメが次々に明らかに。無保険とされていた事例もある。単純な「入力ミス」で終わるはずがない。致命的。
5月24日(水曜日) 淡麗醤油拉麺授業が終わってから、横浜・野毛で淡麗醤油拉麺を食べた=写真。鴨ガラと鶏ガラと大山鶏のスープは、黄金色に輝いて澄んでいる。クセもなくてあっさりしているが、コクがあって美味しい。つるつるシコシコの細麺との相性抜群。ちょっと値段は高いけど、それだけ手間ひまかけているということなのだろう。醤油ラーメンもいいじゃないか。
5月25日(木曜日) 成城石井横浜・上大岡の京急百貨店1階に25日、成城石井がオープンした。高級スーパーだけあって、どの商品もかなり高い。「オープン記念セール」としているが、それでもやっぱり総じて高価格だ。そもそも上大岡ってそんなにハイソな階層の街だっけ。需要はあるのだろうか。ちなみに店内はすごく狭い。
5月26日(金曜日) 茨城と千葉で震度5弱午後7時3分ごろ、茨城県南部と千葉県北東部で震度5弱。NHKニュースの途中で緊急地震速報が流れて30秒ほどして、やや強い横揺れを感じた@横浜南部。ゆっくりした横揺れは30秒以上続いた。横浜は震度3。茨城県内の原子力関連施設は大丈夫なのか。
震度5弱だったからか、勤務先の大学の防災対策本部から、安否状況を確認する一斉メールは送られてこなかった。九州や北陸の地震でも30分以内に必ず送られてくるが、これまでの例からたぶん震度5強以上の場合に確認するのだろう。ちょっと寂しいかも。
5月28日(日曜日) 「異次元の親バカ」公邸に親族(友達?)を招いた忘年会でどんちゃん騒ぎ。しかもその写真が流出。公私の区別さえまともにできない政務秘書官の長男の翔太郎を、「厳しく注意」するだけで更迭しない岸田文雄首相。長男に秘書官の資質も資格もないのは明白だが、そもそも長男を秘書官に起用したこと自体が公私混同。岸田首相本人の資質そのものが問われる。
「異次元の親バカ」だってさ。笑えない異次元の自民党政権。公私混同を平然と繰り返す厚顔無恥と、税金を食い物にして憚らない体質は、安倍晋三政権から全く何も変わらず一貫している。愚弄され続ける主権者たる国民の判断は。
5月29日(月曜日) 事実上の更迭も岸田文雄首相が長男の翔太郎秘書官(政務担当)の交代を発表。事実上の更迭。6月1日付で辞職というのが、どこまでもセコくて姑息。どうして5月31日付ではないのか。給与や夏のボーナスはそのまま支給されるのか。公人である岸田翔太郎秘書官本人は、記者会見を開いて自分の言葉で説明しないのか。公私のけじめのなさと責任感の希薄さには不信感しかない。「事実上の更迭」というが、疑問符だらけで胡散臭さばかりが際立つ。
5月30日(火曜日) べに塩トマト駅前のスーパーで安売りしていたのを、たまたま買った「べに塩トマト」が美味しい=写真。ヒマラヤ岩塩のしょっぱさが、乾燥トマトの甘さを引き立てている。たぶんワインなんかにめっちゃ合うんだろうけど、そのままおやつとして食べても楽しめる。一粒が大きいので食べ応えも満点。110グラム。税込321円が税込171円だった。
5月31日(水曜日) 「宇宙人のあいつ」TOHOシネマズ上大岡で「宇宙人のあいつ」を観た。4兄妹弟の次男になりすまして23年が経った宇宙人に、母星へ帰還する日が近付く。家族のドタバタと葛藤を描いたコメディー。面白かったが、予想通りの結末に向かう後半が冗長だったのが残念。中村倫也、伊藤沙莉、日村勇紀、柄本時生ほか。117分。
午後9時半から上映のレイトショーだからか、400人以上収容の最大スクリーンに観客は3人だけ。なんという贅沢な空間。もったいない。あす1日から映画館の料金は軒並み値上げされる。高いよなあ。