身辺雑記2023年6月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2023年6月1日〜6月30日

●反社会的欠陥法案●出生率過去最低●隠れ家●隠れ家2日目●制度そのものを見直せ●閉室時刻延長●「国辱」の入管法改正案●風邪か?コロナか?●似非野党●雀の水浴び●廃止すべきはマイナカード●茄子と豚肉の辛味炒め●金沢八景キャンパス●水浴びするハトの群れ●授業欠席が増加●今年も半分終了●●●ほか


6月1日(木曜日) 反社会的欠陥法案

 福島原発の壊滅的事故にも懲りずに運転期間を延長する「原発推進法案」。致命的欠陥が次々に露呈するも検証せず健康保険証まで廃止する「マイナ関連法改正案」。難民申請者の人権を蹂躙して憚らない国辱ものの「入管難民法改正案」。こうした反社会的な欠陥法案に賛成して成立させる自民、公明、維新、国民民主の議員たち。決して忘れないし断じて許さない。


6月2日(金曜日) 出生率過去最低

 貧しい国の方がむしろ子だくさんなのを見ると、必ずしも経済的な問題だけが出生率や出生数の低さの理由とも言えないのではないか。「子育てや教育や医療の負担」が軽減されれば、もちろんそれに越したことはないけど、国や自治体が子育て支援策を拡充し無料化すれば、出生数が増えると単純には思えない。

 「そもそも子どもはいらない」「ネットやゲームや趣味に生きる」という人は少なくない。生き方や考え方や時間の使い方が多様化し、社会のありようが大きく変化している。「子育てにお金がかからない」ことが、そのまま出生率アップにつながるとは思えないけどなあ。


6月3日(土曜日) 隠れ家

 今月から契約した駅前の「隠れ家」で、粛々と仕事に集中する。個別に仕切られているので、カフェや図書館の自習コーナーよりも作業が捗る。決して広いスペースではないけど不都合があるほどではない。照明が少し暗めなのと、エアコンが効きすぎて寒いのが難点か。4時間ほど滞在した。


6月4日(日曜日) 隠れ家2日目

 「隠れ家」での作業2日目。昨日と比べると冷房の効きは弱くなった感じがする。室温はちょうどいい塩梅で過ごしやすい。電源は自由に利用できるので、100円ショップで買ったミニライトを接続した。3時間ほど滞在。


6月6日(火曜日) 制度そのものを見直せ

 性急、杜撰、いい加減、デタラメ、不誠実、無責任、強引、傲慢……。マイナンバーカードをめぐる政府の対応は、これらの言葉に尽きる。あまりにも欠陥が多く問題があり過ぎるのは明白なのだから、今すぐ立ち止まって運用を停止し、制度と運用方法そのものを根幹から見直すべきだ。

 こんな状況で、健康保険証を廃止するなんて論外だろう。国民の命と健康に関わる重大問題だ。そもそもマイナカードの取得は義務でも強制でもないはず。十分な議論や検討や検証や周知期間もない。そんなマイナカードを、性急に強引に一方的に押し進める手法にこそ致命的な欠陥がある。


6月7日(水曜日) 閉室時刻延長

 これまで午後5時半に閉室されていた関内キャンパスの教員控室が、今月から午後7時まで延長された。遅い時限の講義を担当する教員や、遅くまで残って授業準備や事務作業などをしたい教員には朗報だ。というか、これまでそんな早い時刻に早々と閉室していたことが論外だったのだけど。


6月8日(木曜日) 「国辱」の入管法改正案

 ツッコミどころ満載の入管難民法改正案が参院法務委員会で可決。日本政府の主張「難民と認められず、日本から退去すべきだと認定した後も送還を拒む外国人が増え、申請を重ねることで退去を免れようとするケースがある」──。噴飯ものだ。「退去認定」そのものが、いい加減でデタラメで悪意に満ちているのによく言うよ。

 政府は「申請を重ねることで退去を免れようとする」とも主張するが、退去認定自体が不当で帰国させられたら命が危ういのだから、何回も申請するのは当たり前ではないか。自分が難民の立場で、外国で同じような対応をされたらどうする。日本政府と与党議員の態度は、日本人として恥ずかしい。

 入管難民法改正案は自民、公明、維新、国民民主が賛成。あす9日の参院本会議で成立する見通しだという。どう考えても「改悪」でしかない。度し難い人権感覚に呆れ果てる。これを「国辱」と言わずして何と言えばいいのか。心の底から情けなく思う。


6月14日(水曜日) 風邪か?コロナか?

 風邪かインフルエンザか新型コロナウイルスか分からんけど、咳をしている学生が多い。酷く咳込んでいる学生など、28人の演習クラスのうち少なくとも1割は体調が悪そうだ。事前に欠席の連絡をしてきた学生も含め、欠席も多い。そんな状況なのにマスクをしていない学生が増えた。先週までは皆無だったのが、今週は2割ほどが着用していない。大丈夫か。

 同僚の先生に聞いたら、ほかの授業も同じような状況だという。各地の高校・大学でも風邪やコロナの感染は広がっているらしい。学級閉鎖や休校になった学校も。とにかく無理はしないこと。体調が悪かったら休もう。そして何よりも大事なのは、まだまだ油断しないこと。感染防止対策を忘れずに。


6月16日(金曜日) 似非野党

 内閣不信任案に反対するとは、岸田内閣を支持することにほかならない。自民党と公明党が反対するのは分かる。与党なのだから当然だろう。しかし維新と国民民主党の反対は、自分たちが岸田政権を支持し政権与党側にいることを自白したに等しい。いったいどこに岸田内閣を支持できる要素があるのか。

 本来の趣旨を捻じ曲げた入管難民法やLGBT法など、人権侵害をむしろ推進する法案に賛成した対応を見ても、維新と国民民主には違和感しかない。自民党と一心同体の維新と国民民主の正体は一目瞭然。立憲民主党は似非野党とは一線を画し、毅然とした姿勢を貫け。自民、維新、国民民主寄りの路線があからさまな、連合の芳野友子執行部とも手を切るべし。


6月21日(水曜日) 雀の水浴び

 横浜・関内キャンパスの前の大通り公園で、雀が気持ちよさそうに水浴びしていた。あまりにもかわいいので思わずスマホでパシャッと撮影。眺めている分には許してくれるけど、撮影オーラを出して近付くと逃げてしまう。1メートルほど近寄るのが精一杯だった=写真。


6月22日(木曜日) 廃止すべきはマイナカード

 岸田首相が、健康保険証の廃止延期を示唆(毎日)。「全面廃止は国民の不安払拭が大前提」だとさ。国民の7割以上から総スカンを食らって、強気の姿勢をほんの少しだけ修正したのかもしれないが、不安と不信と疑問しかないんだよ。次々に紐付けして情報漏洩などトラブルが果てしなく続く。廃止するのは健康保険証ではなく、デタラメすぎるマイナカードの方だ。

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 上大岡の盛香園でランチ。「茄子と豚肉の辛味炒め定食」を食べる=写真。ナスがたっぷりで、豚肉との相性は抜群。ほかの野菜とも喧嘩せず。ナス好きにはたまらない。んまっ。


6月26日(月曜日) 金沢八景キャンパス

 総合講座「平和学」の講義のため、久しぶりに金沢八景キャンパスに行った=写真。駅からは少し遠いけど広々として、やっぱりこっちの方が開放感があっていい。高層ビルだけの関内キャンパスよりも大学らしい。金沢八景は図書館が充実しているし、購買部もあるし、教員控室には、ほうじ茶、烏龍茶、玄米茶など飲み放題の給水器(当然無料)も設置されている(笑)。関内キャンパスでは、飲み物は自販機で購入しなければならないんだよなあ。

 ちなみに今日の授業は冒頭で、マイナンバーカードのデタラメぶりについてたっぷり話した。個人情報の管理が極めて杜撰なこと、廃止しなくていい健康保険証をわざわざ廃止するおかしさ、任意のはずが事実上強制され、いろんなものが次々に紐付けされつつある異様さを指摘した。学生も多くがおかしいと感じているようでホッとする。


6月28日(水曜日) 水浴びするハトの群れ

 関内キャンパスの前の大通り公園で、水浴びするハトの群れ=写真。路上に這いつくばって涼む姿も。小さくて愛らしいスズメと比べたら、厚かましいハトはあまりかわいくない。スズメはハトの群れに追い払われてしまった格好だ。

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 「コロナに感染したので休みます」と事前に連絡してきた学生を含めて、今日の授業はどのクラスも2〜3割が欠席。新型コロナウイルスや風邪が流行っているのは間違いなさそうだ。マスクを着けていない学生はグンと増えて45%ほど。出席者の半数に迫る勢い。咳込んでいる学生はいないから、それはそれで構わないと思うけど、自衛だけはしっかりしてほしい。


6月30日(金曜日) 今年も半分終了

 おおおおおーーーっと。気が付けば今年も、もう半分が終わってしまった。あっという間だ。早過ぎる。


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