●メディアと国家権力●名称の問題じゃない●欠席が多いとホッとする●まず食糧自給率●添削用の赤ペン●安倍晋三の呪縛●検察は反社でストーカー●強烈な暑さ●きょうも暑い●豚肉とニンニクの芽炒め●バッグを新調●今期テレビアニメ評●前期の講義終了●卑劣でおぞましい●週刊朝日●大阪万博は要らない●第２自民党●豚肉と木耳と玉子炒め●だれに対する冒涜か●「悪魔の飽食」●成績評価完了●私たちにできること●来週は湘南教研●ペケマーク●変わらず猛暑●●●ほか
7月3日（月曜日） メディアと国家権力金沢八景キャンパス。久しぶりに１００分間、目いっぱいしっかり講義した＝写真。テーマは「メディアと国家権力（政権与党）との関係」。特に、自主独立した公共放送（報道機関）のはずのＮＨＫが、事実上の国営放送になっている問題を中心に取り上げた。学生の食い付きは良好。自立した主権者の一人として、自分自身の問題だと理解して考えてくれた模様。
安倍晋三元首相が、この国の民主主義も放送（報道）も教育も、そして政治家の倫理観も、すべてを根幹からメチャメチャに破壊したと指摘する。多くの学生が共感してくれた。若い世代も捨てたもんじゃない（たぶん）。まだ少しは期待してもいいのかな。知らんけど。
7月4日（火曜日） 名称の問題じゃない河野太郎デジタル相が「マイナカードの名称変更を提案」って、そこまで馬鹿だったのか。個人情報の管理運営システムの破綻が指摘されているのに、名前を変えるなんて次元の話じゃないだろうに。１万歩譲ってまともなシステムを構築してから言うならまだしも、ピントがズレすぎて恐怖すら感じる。控えめに言っても頭がおかしいとしか思えない。
そもそも廃止しなくていい健康保険証をわざわざ廃止すること自体、無駄で無意味で税金の無駄遣いでしかないし、あれもこれもとマイナカードに個人情報の紐付けを強いる強引で姑息な手法も、信じ難いほど国民を愚弄している。名称の問題じゃない。いい加減にしろ。
7月5日（水曜日） 欠席が多いとホッとする授業の欠席者が多いと普通は気分が良くないのだが、文章講座の場合は少しホッとする。添削する作文の数が減るからだ。毎週、学生の文章を一つひとつ丁寧に赤ペンで添削してアドバイスするのは、時間と労力がものすごくかかる。やっただけ文章力は確実にアップするので頑張って添削しているが、それにしても限界がある。だから欠席が多いと、残念ではあるのだけど少しうれしい。
7月6日（木曜日） まず食糧自給率安全保障が大事だと言うのなら、防衛費増額よりも、まずやるべきは食糧の自給率を上げることだろう。安全な肉、飼料、小麦、大豆、バターなど、輸入が止まっても困らないように、とにかく食糧を確保しろ。日本の農家を虐げて疲弊させている場合じゃない。そしてもっと外交努力を。仮に防衛費を増額するにしても、やるべきことをやったその後だ。
7月7日（金曜日） 添削用の赤ペン学生の文章を添削していると、ボールペンの赤のインクがすぐになくなってしまう。だいたい２～３週間で１本は消費する。まさに消耗品。それだけ赤字を書き込んで無駄な言葉を削っているということだ。これまでいろんなペンを使って試行錯誤した。その結果、４００字詰め原稿用紙の文章を添削する場合、最適なインク量で最も書きやすくて読みやすい赤ペンは、ゼブラの「ＳＡＲＡＳＡ」（０・７ミリ）という結論に落ち着いた。
かなり消費するので値段は馬鹿にならない。コンビニや百円ショップで買うと１本１１０円（税込）。これが標準価格となる。イトーヨーカドーは１００円（税込）。少し安い。大学の購買部だと２割引なので８８円（税込）。購買部が最安値だと思っていたら、家電量販店で８３円（税込）で売られていた。さらにポイント還元もあるので、実質的には１本７４円となる。現時点では、ここが最安値のようだ。
7月9日（日曜日） 安倍晋三の呪縛安倍晋三元首相の銃撃から１年を特集したＮＨＫスペシャルを見た。「民主主義を破壊するこうした事件を繰り返さないためにはどうすればいいのか」と繰り返すが、そもそも民主主義を破壊し公文書を改竄し権力を私物化したのは安倍元首相だった。そのことをきちんと伝えないメディアの責任こそ、検証されるべきではないのか。いまだに安倍晋三の呪縛から逃れられないＮＨＫの相変わらずの報道姿勢に、思わずため息をついた。
7月10日（月曜日） 検察は反社でストーカー「袴田事件」の再審で、検察側が有罪立証する方針を裁判所に伝えた。冤罪なのは極めて明確。「捜査機関が証拠を捏造した疑いが極めて高い」とまで高裁に指摘されたのに、厚顔無恥にもほどがある。不当な有罪立証をわざわざ続けることで無駄な時間を浪費し、袴田巌さんにさらなる苦痛を強いることになる。著しく正義に反する検察の愚行は今に始まったことではないが、反社会的でストーカー同然の検察の態度に改めて強い怒りと不信感を覚える。
7月11日（火曜日） 強烈な暑さジリジリと照りつける太陽。もわっと蒸し暑いといったレベルではない。肌を刺すような痛さ。こんがり焼けてしまう感じさえする。木陰に入った途端、すーっと涼しくなる。夏の直射日光はここまで強烈だったか。改めて思い知る。エアコンの効いた室内のありがたさよ。
7月12日（水曜日） きょうも暑いきょうも暑い。エアコンが効いている教室内も暑い。２５度の設定温度から１～２度ほど下げたいくらいだけど、自動設定なので変えられない。寒いと訴える学生もいるだろうし。都内の大学では熱中症と思われる学生が正門前で倒れて、救急搬送されたそうだ。同僚教員から「最高気温が３５度を超えたら休校にすべきだ」との声も。あながち冗談とも思えない。東京・八王子では今年最高の３９・１度を記録。それを聞くと横浜はまだマシか。
7月13日（木曜日） 豚肉とニンニクの芽炒めランチで食べた「豚肉とニンニクの芽炒め」の定食＝写真。安定のボリューム。満腹。７００円。
7月15日（土曜日） バッグを新調愛用のリュックサック（デイパック）がヨレヨレになってきたので、新調した。吉田カバンの革製ショルダーはまだまだ現役の相棒ではあるけれど、最近使い始めたのが帆布生地のサッチェルバッグ（写真左）と、コンバースのデイパック３０Ｌ（写真右）。気分も新たに今後、頻繁に登板してもらうことになる。
7月18日（火曜日） 今期テレビアニメ評前期の春アニメは見応えがあった。◎スキップとローファー、◎僕の心のヤバイやつ、◎事情を知らない転校生がグイグイくる、◎君は放課後インソムニア、◎天国大魔境、 ◯山田くんとLv999の恋をする、◯江戸前エルフ、◯推しの子。ラブコメを中心に、録画保存しておきたい◎と◯評価の秀作揃いだった。
それに引き替え夏アニメは、駄作の多さが際立つ。無駄な視聴時間を費やさず助かるとも言えるのだけど。◎青のオーケストラ（前期から続き）（ＮＨＫ教育）、◯死神坊ちゃんと黒メイド２期（ＭＸ）、△ＡＩの遺電子（ＴＢＳ）、△ホリミヤ-piece-（ＭＸ）、△好きな子がめがねを忘れた（ＭＸ）。
7月19日（水曜日） 前期の講義終了前期（春学期）の講義はきょうで終了。文章講座の２クラスでは、これまで伸び悩んでいた学生が最後の最後にぐんと伸びたし、多くの学生の文章力アップが実感できてよかった。自信を持って今後も研鑽してほしい。あとは成績評価（単位認定）をして、総合講座のレポートを採点すれば夏休みだ。
7月20日（木曜日） 卑劣でおぞましい卑劣でおぞましく腹立たしい事件ばかり。９歳の娘に食事させず下剤を飲ませ４３回も入退院を繰り返させて、共済金を詐取した母親。年齢に応じた分量の下剤を飲ませて娘と同じ回数の体験をさせるべき。毎度のことながら行政や児相の無能さも際立つ。中古車販売のビッグモーターには速やかに、保険代理店や車検の業務を今後一切認めない措置を。もちろん刑事告発と損害賠償請求も。
7月21日（金曜日） 週刊朝日上大岡の八重洲ブックセンターを覗いたら、週刊朝日の６月９日号（最終号）が再入荷されて、平積みになっていた。大体の内容は分かっているので今さらどうかなあとも思ったのだけど、立ち読みで済ますには分量が多すぎるから、ついつい買ってしまった。再入荷されなかったら購入することはなかったのに。週刊朝日とは縁もゆかりもない。ほかの雑誌と違って、執筆したことも取材を受けたこともない。でもまあ記念ということで。
7月22日（土曜日） 大阪万博は要らない大阪（関西）万博はもう中止でいいんじゃないかな。開催費用もコストも入場料も高騰する一方で、東京五輪の二の舞になるのは目に見えているし、海外パビリオンの建設申請は一件もないそうだし。大切な税金をドブに捨てるだけでなく、利権の誘導すら難しいんじゃないのか。
テレビの街頭インタビューに答えるおっちゃんやおばちゃんの言葉がすごくイイ。「そもそも大阪万博なんて行かへんよ」「あんなもん最初から要らんと思ってた」。その通り。ここまでバッサリ全否定し、切り捨てる声をいくつも流すのは斬新だと思う。もはや忖度の必要なし。いいぞもっとやれ。
大阪維新の罪は極めて重い。無責任で無節操で厚顔無恥で傲慢不遜の極み。詭弁を弄して開き直ることしかできないのは、自民党と何も変わらない。もしかしたらそれ以上かもしれない。
7月24日（月曜日） 第２自民党日本維新の会の馬場伸幸代表「維新は第２自民党でいい。第１自民党と第２自民党が競い合うべき。立憲民主党がいても日本は良くならない。共産党は日本からなくなったらいい政党」──。自ら第２自民党（補完勢力）と認める維新代表。大政翼賛会を目論む本音を、もはや隠そうともしない大胆さ（開き直り）だ。維新こそなくなるべき政党だと思うよ。
政権政党を厳しく批判しチェックする役割を果たさない野党など、存在する意味はない。党利党略と私利私欲と利益誘導と自己顕示欲の塊が維新。自民党でも使いものにならないような劣化集団だからこそ、問題行動や問題発言をする議員が次々に湧いて出てくる。そんないかにも維新の代表らしい発言。
カジノや万博、大阪都構想を見れば、維新のいかがわしさ、おかしさ、デタラメは一目瞭然だろう。一見するともっともらしい詐欺師の詭弁に騙されてはいけない。
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上大岡でランチ。「豚肉、木耳、玉子の炒め定食」を選択＝写真。初めて食べるメニューだ。醤油ベースのこの味は、ものすごく好きかも。ボリューム満点なのはいつも通り。豚肉もたっぷり。安定の美味しさ。７００円（税込）。
7月25日（火曜日） だれに対する冒涜か「ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ」──。ようやく開かれた記者会見で、ビッグモーター社長の呆れた発言。ズレてる。笑止千万というより噴飯もの。語るに落ちるとはこのことだろう。今年の流行語大賞の候補にランクイン間違いなし。
それにしても本当に、アッタマ悪いよなあ。根っからの馬鹿だから容易に本性を晒す。しかもそのことに気付かない。想像力もない。もちろん言葉だけの問題ではないのだけど。ビッグモーターの社長も、日本維新の会の代表も。
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作家の森村誠一さんの訃報を伝えるＴＢＳテレビは、旧日本軍７３１部隊のおぞましい実態を著した「悪魔の飽食」について、どうして頑なに触れようとしないのだろう。夕方のニュースや昨夜のnews23でも、早朝のニュースでも全く言及がなかった。ＮＨＫやテレ朝はしっかり伝えているだけに、ものすごく違和感がある。不思議でならない。
7月26日（水曜日） 成績評価完了春学期（前期）の成績評価（単位認定）をすべて終えて、採点簿登録の入力作業も完了。転記ミスは許されないので何回もチェックして見直す。総合講座のレポートの採点も全部終了した。あとはレポートの全体講評（コメント）を書くだけ。
7月27日（木曜日） 私たちにできること私たちにできるのは、売らない、買わない、修理しない、車検に出さないこと。みんなが徹底すればいい。マイナンバーカードも同じだ。作らない、使わない、（健康保険証や預貯金口座や運転免許証などと）絶対に紐付けない。既に作ってしまった人は返納する。選挙も同じ。詐欺師には投票しない。消費者や主権者たる国民が徹底しないから付け上がる。図に乗るのだ。
7月29日（土曜日） 来週は湘南教研湘南教職員組合の教育研究集会（教研）が来週末、４年ぶりに対面で開かれる。分科会には僕も共同研究者（助言者）の一人として招かれている。最後に必ず締めくくりのコメントを求められるので、総論で話す内容をメモにまとめた。個別レポートの概要はまだ届いていないが、コロナ禍でずっと中止だっただけに、先生方の活発な発表と議論を期待。
7月30日（日曜日） ペケマークノートパソコンで見るツイッターの画面は、「青い鳥」からペケマーク（バッテンマーク）の「Ｘ」に早々と変わったが、スマホの画面は「青い鳥」の表示が続いていた。それがとうとうペケマークになってしまった。あーあ。マジで気持ち悪いなあ。代わりのソーシャルメディアがあればいいのだけど。
7月31日（月曜日） 変わらず猛暑日が落ちてもまだまだ暑い。丘を越えるとすーっと風（たぶん海風）が吹いてくるが、もわっと生暖かいので全く心地よくない。湿気をたっぷり含んだ風は、肌にまとわりついてむしろ気持ちが悪い。上空には満月に近い月がぼやっと霞んで見える。明日も変わらず猛暑だというが、午前中は雨が降るかも。
