●凄まじい落雷の嵐●健康保険証を廃止するな●労働組合があったら●大阪万博の準備加速?●速やかに撤退を●湘南教研●やりがいある仕事か●隠蔽体質?●夏の空と雲●台風接近中だが●Nスペ「アナウンサーたちの戦争」●お気に入りドラマ●謎の車椅子●飲み会の誘い●丸源ラーメンのCM●ブロック機能とツイッター●残暑見舞い●中国人旅行者は何を食べる?●蕎麦居酒屋●情報公開と説明と十分な再処理●麻婆茄子●インドカレー●「迷惑電話」と「抗議」●印パ料理店●セブン&アイのイメージ悪化●会社はだれのものか●●●ほか
8月1日(火曜日) 凄まじい落雷の嵐未明は凄まじい落雷の嵐だった。遠雷の音がするどころではない。いきなりものすごい爆音が至近距離で鳴り響く。ピシャッ、ズドドーーーン。文字にするとこんな感じ。部屋の中に振動が伝わって、思わず飛び上がって驚いた。怖くて確かめなかったが、体感では20メートルほど先に落ちた模様。花火大会の会場見物と違って恐怖でしかない。心の底から震え上がった。
朝から蒸し暑いが、午後は叩きつけるような豪雨。雨が止んだ夕方以降は心地よく過ごしやすい。でも以前はカンカン照りの後に夕立がザーッと降って、暑苦しい空気が一変するのは日常だったんだけどなあ。どう考えてもここ数年の気象は異常だ。暑さも豪雨も干ばつも尋常ではない。地球の終わりの始まり。取り返しがつかない段階に入ったとしか思えない。
8月2日(水曜日) 健康保険証を廃止するな政府は健康保険証廃止の延期案と、保険証の代わりとなる「資格確認書」の有効期限の延長案を検討しているとか。本当に馬鹿なんじゃないか。そもそも健康保険証を廃止しなければいいだけではないか。マイナンバーカードに保険証を紐付けて一体化させたい人は勝手にやればいい。しかし、圧倒的多数の国民はマイナ保険証に反発している。不信感しか抱いていない。岸田首相と自民党はどこまで民意を無視し、どれだけ税金の無駄遣いをすれば気が済むのか。
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中古車販売のビッグモーターに労働組合があって、しっかり機能していたら、社員に対するパワハラや罵詈雑言や不当労働行為も、顧客へのデタラメな対応もきっと起きなかったはず。労働者の生命と健康と雇用と権利を守る労働組合は働く者の生命線(のはず)。ビッグモーターに限らないけどね。
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夜7時のNHKニュースのヘッドラインに「大阪・関西万博の準備加速」とあった。まるで準備が着々と進んでいるかのような見出し。ミスリードでは。実態は焦った経産省が関係者の尻を叩き、割安な保険料を設けてリスクを軽減補填し、簡素な建造物によって建設促進させるなど、いつものように税金で尻拭いすることを決めただけ。海外パビリオンの建設は全く手付かずで、ほとんど何も動いていない。
8月3日(木曜日) 速やかに撤退を大阪・関西万博の開催はもう無理だろう。そもそも必要も必然性もないし、税金の無駄遣いでしかない。さっさと中止を決めて速やかに撤退した方が、被害が少なく傷は浅くて済むはず。マイナ保険証と同じ。岸田自民党も維新も往生際が悪すぎる。決断すべき時に撤退の決断ができないトップは最悪だ。
愚かなトップのせいで、この国の国民はこれまで何度も酷い目に遭わされてきた。マイナ保険証も万博も五輪も原発も、矛盾だらけで破綻し既に詰んでいるのに、それでも撤退できない(しない)のは巨額の利権が絡んでいるからか。その利権の源は私たちの税金ではないか。我々はもっと怒るべきだろう。
8月5日(土曜日) 湘南教研朝9時から湘南教組の教研集会。駅から会場の小学校まで15分ほど歩くだけで汗だく。大袈裟ではなく全身びっしょりになった。教室の中はエアコンが効いて快適なのだが、汗が引くまで時間がかかる。それだけで既にヘロヘロ。討論は充実。共同研究者(助言者)として参加した僕は、義務教育の段階での作文指導の重要性を熱く訴えた。終了後も、小中学校の先生が何人も実践報告に来てくれる。こちらこそ心強く感じ元気をもらいました。ありがとうございました。
湘南教組の教研集会で出された昼食=写真。崎陽軒の夏弁当だった。
8月7日(月曜日) やりがいある仕事か国家公務員を志す学生の減少と中途退職者増加の対策として、給与を大幅アップし週休3日を可能にするのもいいが、それよりもやりがいのある職場環境を整えることこそが不可欠で最優先の課題ではないか。愚かな政治家の理不尽な命令に振り回され、公文書の改竄や隠蔽や廃棄に加担させられ、国会で虚偽答弁をさせられ、黙って従わないと左遷される。そんな職場で優秀な学生が働きたいと思うはずがない。真っ当な感性や理念や理性がある賢明な若者であればあるほど、嫌悪感しか抱かないだろう。
8月8日(火曜日) 隠蔽体質?日大アメフト部の薬物疑惑をめぐる林真理子理事長らの会見は、当事者意識と危機感のなさ、次々と生じる疑問や矛盾を取り繕うような言い訳ばかりが目立った。理事長に報告がなかったことを言下に「適切」だと断言したり、警察にすぐ連絡しなかった理由を「本学は捜査機関でなく教育機関だから」と居丈高に強弁してみたり。
大麻は所持するだけで犯罪なのだから、大学当局が(植物細片を)保管し続けること自体が論外だし、そもそも大学生は中高生と違って立派な大人なので、物証が出たら速やかに捜査機関に委ねるのが筋だろう。隠蔽と保身と組織防衛に汲々とするのは日大の体質か。醜悪で不誠実で論理的でない。大学として極めてデタラメで、組織の体をなしていないとしか思えない。
8月10日(木曜日) 夏の空と雲夏らしい青空に、もくもくと湧く入道雲=写真。上空に向かって大きくそそり立つイメージとは少し違うけど、盛夏そのものの景色が広がる。相変わらずの猛暑に、ただ普通に歩くだけで全身から汗が噴き出る。このタイミングで夕立でもあれば一気に涼しくなるのにと願うも、強い日差しがジリジリと照りつけるだけだった。残念。
8月14日(月曜日) 台風接近中だが台風7号の近畿・東海接近の影響で、都内などでは激しい雨が降ったそうだが、横浜南部ではほとんど降らず、むしろ青空も見えて雲の隙間から強い日差しが照り付ける。ただものすごく湿度が高い。ぬるいサウナの中にいるような感じ。じめっとした空気がまとわりついて気持ち悪い。
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伝えるべき事実を伝えず、またはそっと伝える。政府に都合のいいニュースは大きく扱い、政権与党に忖度・迎合し圧力に屈して都合の悪いニュースは目立たないように小さく扱う。「大本営発表」を垂れ流し、権力の宣伝プロパガンダ放送に加担し続けるNHKの姿勢や体質は今も変わらない。NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」。アナウンサーだけではない。問題意識と志を持って仕事をしているアナウンサーやディレクターやプロデューサーやカメラマンや記者が皆無だとはもちろん思わないが、果たしてどれくらいいるのだろうか。そこが重要だ。
8月16日(水曜日) お気に入りドラマお気に入りのテレビドラマ。NHKの朝ドラ「らんまん」と大河ドラマ「どうする家康」のほかに、毎回欠かさず見ているのは、「ハヤブサ消防団」(テレ朝、木曜夜9時)、「警部補ダイマジン」(テレ朝、金曜夜11時15分)、日曜劇場「VIVANT」(TBS、日曜夜9時)。謎の展開から目が離せない興味津々の3本。俳優陣の好演や熱演もいい。
8月19日(土曜日) 謎の車椅子上大岡駅前のスクランブル交差点で、驚愕の光景に出くわした。車椅子を押す推定75歳の爺さんが猛スピードで交差点に走って突っ込んで来たのだ。車椅子には推定同年齢の婆さんを乗せている。バランスを崩して転倒したら大惨事になるだろうに。歩行者の信号は青になって間もないのに。すべては謎のまま、車椅子は交差点を駆け抜けていった。いったい何だったんだろう。
8月20日(日曜日) 飲み会の誘い飲み会のお誘いが次々に入ってきた。重なる時には重なるものだけど、コロナ禍もそろそろ落ち着いてきたということなのかもしれない。
8月21日(月曜日) 丸源ラーメンのCM頻繁に流れてくる丸源ラーメン「熟成醤油ラーメン肉そば」のテレビCMが、実に美味しそうで困る。肉もスープも見るからに美味そうでぜひ食べてみたいのに、うちの近くには丸源ラーメンがない。一番近い店でも乗り換えが面倒な上に駅から遠い。どうやら郊外型の店舗のようだ。あんな映像を見せられてすぐに食べに行けないなんて殺生だよ、丸源。
8月22日(火曜日) ブロック機能とツイッターよほどのことがない限りツイッターのブロック機能は使わないが、あまりにも目に余るとか腹に据えかねる迷惑アカウントはブロックしてきた。基本的に来るものは拒まず去る者は追わずの精神で、滅多にブロックはしない。それでも個人の尊厳と安寧を守る上で、有効な機能だと思う。もしブロック機能が廃止されたら、ツイッターからの離脱も視野に今後の対応を考えたい。
イーロン・マスクがツイッターを入手して「X」にしてから、一方的に仕様を変えたりサードパーティーを締め出したりと、使いづらくなる一方だ。個人で利用する分には自己責任で対応すればいいだろうが、自治体や公的機関のアカウントの場合はそれでは済まない。市民に大変な影響を及ぼすからだ。
公的なお知らせや災害情報などの周知・発信に、ツイッターを使うのは疑問だ。勝手な仕様変更や説明なしの突然のアカウント凍結など、公共インフラを運営している自覚と責任感が、イーロン・マスクには欠如しているとしか思えない。そんなツイッター「X」を、少なくとも自治体や公的機関は使うべきではない。危険すぎる。
8月23日(水曜日) 残暑見舞い残暑見舞いのはがき裏面の版下を作成して印刷。例年通り、暑中見舞いをいただいた方々への返信のみ。まだまだ猛暑が続くみたいなので全然余裕だ。年賀状と違って数が少ないから宛名は手書きでも構わないのだけど、それでもやっぱり面倒臭いので「宛名職人」で印刷した。24日に投函予定。
8月24日(木曜日) 中国人旅行者は何を食べる?夏の青空=写真。遠くに積乱雲が見えるが、こちらはカンカン照り。刺すような日差しが降り注ぐ。とにかく暑い。できるだけ意識して日陰を歩くようにしているが、それでも汗が滴り落ちる。たまらん。
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きょうのランチは、豚肉、木耳、玉子の炒め定食=写真。この日の汁物は玉子スープだった。ダラダラと汗を滴らせながら、ワシワシと肉と野菜と飯を頬張る。冷えた水をゴクゴクと流し込む。うーん、美味い。店内の冷房がもっとギンギンに効いていたら満点だったんだけどなあ。
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中国政府が日本の水産物の輸入を全面的に禁止。それなら全面解禁した日本への中国人旅行者は、日本で何を食べればいいのだろう。まさか和食や寿司などは口にするなとでも。日本国内で提供される食べ物は、中華や仏伊料理にも日本の水産物が使われているが、それも食べるなというのだろうか。支離滅裂。もちろん中国政府に負けず劣らず、日本政府も支離滅裂でデタラメで信用できないんだけどね。
8月25日(金曜日) 蕎麦居酒屋神奈川県立高校の元先生たちと、藤沢で久しぶりに飲んだ。6年前のこの日に急逝されたTM先生の思い出を語る会として参集。いずれも高教組の執行部だった皆さん。かつて取材でお世話になった際の四方山話などで大いに盛り上がる。蕎麦居酒屋だけあって、締めの蕎麦がめちゃくちゃ美味しい。楽しかった。
8月27日(日曜日) 情報公開と説明と十分な再処理福島原発の「処理水」が本当にきちんと放射性物質が取り除けているのなら、海洋放出も仕方ない。タンクが満杯ならやむを得まい。問題なのは、実はタンクの約7割は放射性物質が取り除けていない「汚染水」だという事実だ。政府と東電はそうした負の事実も公開し、「再処理」の過程を含めて繰り返しアナウンスしなければならない。
そこを怠ったままでは日本国民にも外国人にも、信頼も理解も納得も得られないだろう。そもそもデブリを取り出して廃炉が終了するまで、「汚染水」は延々と溜まり続ける。「処理水」を海洋放出するのであるなら、それ相応の情報公開と説明は欠かせないはずだ。隠蔽や誤魔化しは許されない。
「処理水」にはトリチウムだけが取り除けずに残されていて、他国の原発から海洋放出されている量よりもはるかに少ない、といった東電や政府の説明だけでは不十分だ。それだけの説明で国民を信じさせようとするのは、あまりにも不誠実でアンフェアだ。
東電と日本政府にはこれまで、嘘や誤魔化しや隠蔽を積み重ねてきた過去がある。それだけになおさら都合の悪い情報も含めて、すべての状況と処理・放出の過程とデータを明らかにしなければ、信用も納得もできない。そうした説明をしっかりした上で、「汚染水」をきちんと処理しているのであるなら、海洋放出も理解できる。
お門違いの一方的な「迷惑電話」や「嫌がらせ」や暴言や投石は論外。日本にもネトウヨのようなキ印が一定数いるのと同じように、どこの国にもこういう輩は存在する。ただ中国の場合は人口が圧倒的に多い。人口が多いだけ頭のおかしい連中も多くなる。残念ながら。もちろん冷静な中国人が大勢いるのもまた事実。それを忘れてはならない。
8月28日(月曜日) 麻婆茄子きょうのランチは「麻婆茄子」=写真。店まで歩いて来るだけでも暑かったし料理も熱々なので、汗だくでハフハフしながら頬張る。それほど辛くなくて日本人好みの味付け。美味い。ナス好きにとっては、まさに完成形と言っていいメニューではなかろうか。杏仁豆腐のデザート付き700円。値段もありがたい。
8月29日(火曜日) インドカレー上大岡ミオカ裏側1階の老舗インドカレー店で、初めてランチを食べた=写真。日本のカレーより辛いと説明されたが、ナンと一緒だと問題ない。中年の日本人店員の接客態度が最悪だったのが残念。インド人店員は普通。カレーもナンもマンゴーラッシーも味は普通。上大岡にはインド料理店がほかにいくつもある。この店に行くことはたぶんもうないだろう。
8月30日(水曜日) 「迷惑電話」と「抗議」上大岡駅から徒歩8分ほどの最戸1丁目にあるインドネパール料理店「サフロン」で、ランチを食べた=写真。5段階の辛さから選べるカレーはマイルドで優しい味わい。ナンもマンゴーラッシーも美味しい。ナンとライスはお替わり無料。800円という価格も懐に優しい。インド人の店員も気が利いた接客。悪くないと思う。
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中国からと見られる電話が東京電力に3000件あったという話を、テレビニュースが「迷惑電話」と伝えるのはおかしい。一般の飲食店や病院、地方自治体にかけてくるのは明らかにお門違いの嫌がらせだが、東電や政府機関は当事者なのだから、電話の主張内容の是非はともかく、それらへの電話は「抗議」と表現すべきだろう。
十把一絡げに「迷惑電話」とするのではなく、そこはきちんと区別して「抗議」としなければ客観性に欠ける。説得力もなくなる。
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百貨店のそごう・西武労働組合があす31日にスト決行も、親会社のセブン&アイは9月1日にヨドバシと米ファンドに百貨店を売却する方針を変えず。セブン&アイという会社の経営陣が、従業員や顧客や地元の声を一切顧みず、株主の方しか見ていないことが改めて明確になった。元々いい印象はなかったが、さらにセブンの企業イメージが悪化した。
8月31日(木曜日) 会社はだれのものか労働組合のストライキにも関わらず、そごう・西武の売却を強行する親会社のセブン&アイ。そもそも会社とはだれのものなのか。会社は株主や経営者のものでは断じてない。会社は社員と顧客のものだ。そうした基本理念が、セブン&アイの経営陣には決定的に欠如しているように思える。
従業員の雇用安定と利益がまず大前提で、その過程で会社は潤って発展するし、顧客も幸せになり社会全体の利益にもつながる。その結果として株主も潤うのが、あるべき姿だろう。株主の利益が最優先されるのでは本末転倒だ。会社は株主を潤すための単なる道具ではない。健全な会社はそうであってはならない。
最初から結論ありきで株主の方しか見ず、従業員や顧客や地元に丁寧な説明をせず、そごう・西武を一方的に切り捨てるセブン&アイの経営陣。傘下のセブンイレブンやイトーヨーカドーだって、そごう・西武と同じような目に遭う未来は十分に考えられる。明日は我が身だろう。
それにしてもまさにストライキをやっている最中に、そごう・西武の米投資ファンドへの売却を正式決定するってすごいな。従業員や顧客や地元の意向なんて鼻から相手にしていない(株主しか見ていない)セブン&アイ経営陣の非情で非道な姿勢が、ありありと見て取れる。セブン&アイの企業イメージはストップ安だ。