身辺雑記2024年8月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2024 年8月1日〜8月31日

●消費税は廃止一択●湘南教研●円高と株価暴落●素人が投資する愚●自民党に憲法を語る資格などない●G7の傲慢●宮崎で震度6弱●神奈川で震度5弱●イスラエルはロシアやナチスと同じだ●心底、ホッとする●「NNNドキュメント」に唖然●何のケジメもついてない●時代錯誤●見出しが分かりにくい●広報と変わらない●とんだ茶番●「新米記者トロッ子」●今期テレビアニメ評(修正版)●身の程知らずの東電●「ゆすりタカリ」●懐かしのテレビアニメ●野田佳彦元首相は「トロイの木馬」●迷走台風●唯我独尊の典型●スマホアナ●延期●最低限のライン●ホンモノのキチガイ●●●ほか


8月1日(木曜日) 消費税は廃止一択

 消費を活性化し景気を鼓舞するには「消費税ゼロ」しかない。「消費税5%」なんてケチなことを言ってる場合じゃない。廃止一択だ。消費税がどれだけ消費を低迷させて庶民を苦しめているか。ただし庶民には購入できない贅沢品、高級腕時計、貴金属、高級自動車、大邸宅など一定の価格以上の購入については、新たな物品税として20%でも30%でも課税すればいい。

 日常生活に必要な食料品や消耗品はおろか、ごく普通の家庭用電化製品、安価な外食にまで一律に消費税を課すこと自体がおかしいのだ。富裕層にも貧困層にも同じように課税するなんてそもそも不公平で、あり得ない。論外だ。


8月3日(土曜日) 湘南教研

 湘南教職員組合の教育研究集会(湘南教研)に共同研究者として参加。昼食は崎陽軒の夏弁当=写真。安定の美味しさ。

 分科会の報告レポートは昨年よりも充実していて、とても勉強になった。それだけに午前中に6本を詰め込んだのは残念。ほかの分科会のように午後も開催すればいいのに。そうすれば時間に余裕が生まれて、さらに突っ込んだ議論ができたはず。もったいない。

 夕方、横浜の自宅に戻ってリビングの扉を開けたら、もわっと熱気が襲ってきた。温度計を見ると30度を超えている。外も猛烈に暑いけど締め切った室内はもっと暑い。エアコンをオフにして出かけたのは失敗だった。汗が吹き出し、ハンドタオルがあっという間にぐっしょり重くなる。せめて除湿モードにしておけばよかった。

 エアコンを全開にして、汗が落ち着いたところで、「ガリガリ君」ソーダ味をかじる=写真。んまっ。暑くて身体がくたくたに参っている時は、中から冷やすに限る。生き返るわあ。ガリガリ君、安くて美味しくてサイコー。


8月5日(月曜日) 円高と株価暴落

 過去最大の株価暴落などと大騒ぎしているが、実体経済とかけ離れた株価が本来の姿に近付きつつあるだけだろう。真に実力ある企業は心配しなくていいのでは。政府や財界に煽られ踊らされた「にわか個人投資家」は、これを機に冷静で分相応な行動をすべきだ。

 金利がアップすれば、投資よりも貯蓄が庶民の生活を守ることになる。円高による物価抑制・安定にも期待したい。投資家は円高と株価暴落にパニック状態で戦々恐々としているかもしれないけど、庶民の生活にはプラスの側面も少なくないのではないだろうか。


8月6日(火曜日) 素人が投資する愚

 「過去最大の株価上昇で証券会社に買い注文が殺到」って馬鹿なのか。株価が上がってから買ってどうする。下がったら買って、上がったら売るのが基本ではないのか。ジタバタせずに静観するのが賢明だし、そもそも政府や財界の口車に乗せられた素人が、なけなしの財産を投資に注ぎ込むのが大間違いだ。

 投資に失敗して老後の資金をすべて失っても、政府や財界や証券会社が責任を取って助けてくれるわけがない。自己責任として切り捨てられるだけだ。意味不明な株価の乱高下よりも、為替相場の方がはるかに気になる。適正な円高が維持され、物価高が落ち着くことを切に願う。

 金利も適切な水準に引き上げるべきだ。そもそも「ゼロ金利」が異常だった。安倍晋三の経済政策は、この国の経済と庶民の生活を滅茶苦茶にした。「アベノミクス」とやらがすべてがデタラメで失敗だったのは明白だ。この期に及んでなお擁護する連中の気が知れない。


8月7日(水曜日) 自民党に憲法を語る資格などない

 裏金まみれで違法無法行為を繰り返し、カルト統一教会とも癒着したままの自民党政権が憲法を改正するなんて、いったいどんな冗談なんだ。断じてあり得ない。しかも憲法も法律も超越して政府が好き勝手できる「緊急事態条項」を憲法に明記するなんて、まさに独裁者の発想そのものではないか。主権者たる国民を馬鹿にするにもほどがある。

 権力を制限し暴走するのを抑制するのが憲法だ。立憲主義とは何たるかも理解していない末期状態の自民党政権が、どさくさ紛れに憲法を改正するのを許してはならない。そもそも国民に支持されていない自民党政権に、憲法を語る資格などない。

◇◇◇

 長崎市の平和祈念式典にイスラエルが招かれないことに対し、米英などG7(日本を除く)とEUの大使らが懸念を表明。「イスラエルをロシアやベラルースと同列に扱うことになる」として、式典参加を見合わせるという。無差別虐殺を続けている侵略者のイスラエルが、ロシアと同列なのは明白ではないか。

 G7とEUは核廃絶なんて真剣には考えていないし、侵略者側・支配者側の白人国家の発想が根底にあることが、実に分かりやすく露呈した格好でもある。残念だがこれが現実だ。

 被爆者に祈りを捧げて核廃絶を願うことよりも、大量虐殺を続けるイスラエルの利益を優先し、あろうことか長崎市を恫喝して平和祈念式典を欠席するG7の傲慢な対応に怒りを覚える。「G7」とは「ジェノサイド(genocide)7」だったのか。なるほど。長崎市に連帯する。負けるな鈴木史朗市長。


8月8日(木曜日) 宮崎で震度6弱

 午後4時43分ごろ、宮崎で震度6弱。津波注意報が宮崎、大分、鹿児島、愛媛などに出され、南海トラフ巨大地震との関連調査を気象庁が始めたとの速報が出ても、五輪番組を流し続けるテレビ朝日の編成方針は、報道機関としてちょっとどうかなと思う。さらに長周期地震動も観測されたのに。テレ朝は午後5時前まで津波注意報の地図のみの表示だった(その後L字の字幕表示になった)。

 NHKが総合テレビで速報するのは公共放送として当然だとして、教育テレビも高校野球中継を急遽休止して地震速報に切り替えた。民放各局も情報番組の枠内で速報(事実上の報道特別番組)を続けた。

 五輪中継を続けたテレビ朝日には唖然としたが、テレビ東京が悠長に通販番組を放送したのも「いつも通りのお約束」で済む話ではない。報道機関として論外だ。南海トラフ巨大地震との関連が疑われ、注意喚起の臨時情報が出されたことを考えれば、番組内容を変更して伝えるのはテレビ局の責務だろう。


8月9日(金曜日) 神奈川で震度5弱

 午後7時57分ごろ、久々に緊急地震速報がテレビから流れてきた後、スマホからもアラートが鳴り出した。いつ耳にしても不気味でドキッとする。ゆらゆらと横揺れがしばし続いた。神奈川(厚木など)で震度5弱。横浜南部は震度3。本棚から本が飛び出たり棚の置き物が落ちたりすることはなかった。震源は南海トラフ地震の想定震源域の外。慌てたり大騒ぎしたりする必要はない。


8月10日(土曜日) イスラエルはロシアやナチスと同じだ

 学校も病院も避難所も関係なく空爆を繰り返し、無差別大量虐殺を続けるイスラエル。パレスチナの人々を一人残らず地上から消し去るまで、攻撃を止めるつもりはないのだろう。鬼畜の所業としか考えられない異常行動だ。ナチスドイツと何も変わらない。ウクライナ侵略と殺戮を続けるロシアとどこが違うのか。イスラエルとロシアとナチスドイツは「同列」そのものだ。擁護する国の政治家も同じ罪を背負う。


8月11日(日曜日) 心底、ホッとする

 パリ五輪閉幕へ。朝から晩までどこの局もどの番組も同じような話と映像を延々と繰り返し流していたテレビも、ようやく少しだけ落ち着くのか。そう考えると実に感慨深い。心底、ホッとする。頑張った選手や関係者には心から敬意を表するが、ほかに伝えるべきニュースがあるのに伝えない(小さく扱う)メディアには違和感しかない。通常番組を休止して五輪を中継する番組編成も同様だ。うんざりだった。


8月12日(月曜日) 「NNNドキュメント」に唖然

 NNNドキュメント「アオハルと原発~私たちの紡ぐ未来~」(日テレ)。酷い内容だった。使用済み核燃料や放射性廃棄物の処理など原発問題の本質から、話がどんどん外れていく。六ヶ所村の問題に鋭く斬り込み突っ込んでいたNNNドキュメントが遂に、こういう番組を放送するようになったんだなあ。残念というよりも愕然。恐ろしくなった。

 高校生「中立的な立場で物事を考える。原子力の問題は賛成反対になりがち。科学的な視点から危険ではないみたいな、中立的な立場で人の話を聞くことを意識している」。どこが中立なんだ。原発は危険ではないというのが大前提の発想。むしろ原発推進を前提とした活動そのものではないか。

 そもそも放射性廃棄物の処理問題はどこかにいってしまい、いつの間にか「原発のクリアランス資源」の活用に、高校生たちの活動のポイントが移ってしまっている。原発問題の本質からどんどん外れていくばかり。いったいどんな「探究」の授業なんだろう。思わず頭を抱えてしまう番組だった。FBC(福井放送)制作。


8月14日(水曜日) 何のケジメもついてない

 岸田文雄首相が退陣へ。自民党総裁選の出馬断念。「組織の長として責任を取ることに、いささかの躊躇もない。私が身を引くことでケジメをつけ、総裁選に向かっていきたい」。いささかの躊躇もないのなら、もっと早く決断すべきだったのでは。そもそも裏金問題も統一教会との癒着も自民党の体質は何も変わっていないし、何のケジメもついていない。

 それだけではない。強引なマイナ保険証導入、防衛費増大、馬鹿げたアベノミクス金融政策の継承、東京五輪や大阪万博のカネの流れなど、自民党政治はどこまでも税金を食い物にし、この国の経済と国民を際限なく痛め付けるばかり。そうした反省もなく、しれっと「ケジメ」などと言われてもなあ。


8月15日(木曜日) 時代錯誤

 自民党や維新の国会議員、岸田内閣の閣僚らが次々に靖国神社を参拝する時点で、この国の「保守」政治と歴史感覚は終わっている。靖国神社は国家神道の総本山として侵略戦争を推進し、人々を戦地に導いた軍国主義の支柱だ。土着信仰として地域に根付く稲荷神社などの神社とは全く意味合いが違う。別物である。そんなところに未だに忠誠を誓い参拝し続けるなんて、悲惨な大戦を微塵も反省していない証左。時代錯誤にもほどがある。

 「英霊」とやらに祭り上げられ、失わなくていいはずの尊い命を「御国のために」と無惨に散らされた若者たちこそ、忸怩たる思いで毎年この日を迎えていることだろう。靖国神社に合祀などされたくもないのに意思に反して合祀されている人たちも、同じ思いでいるに違いない。戦没犠牲者を利用するな。


8月16日(金曜日) 見出しが分かりにくい

 「ヤフーニュース」などのニュースサイトや新聞に、このところ分かりにくい「見出し」が目立つ。できるだけ短い言葉(字数)で簡潔に、的確で興味を引く見出しを付けるのは至難の業だ。僕も新聞社の整理部にいた時、先輩記者から口を酸っぱくして指導されたものだ。それ故に見出しは整理記者(編集者)の腕の見せ所でもある。それなのに最近はやたらと長い上に、分かりにくくて意味不明な見出しが多い。安易すぎないか。もっと技を磨いて工夫しなよ。


8月19日(月曜日) 広報と変わらない

 自民党総裁選に出馬意向の小林鷹之議員を、メディアは必要以上に大きく取り上げ過ぎだ。「ランニング姿を報道陣に公開」「若さをアピール」など、広報と変わらない異常さ。これのどこが「報道」なのか。出馬表明会見も破格の扱い。しかも統一教会と極めて親密なのに「と」の字も伝えないのはなぜだ。

 「脱派閥選挙を徹底する。旧派閥の支援は一切求めない」(小林鷹之議員)。まずは「脱統一教会を徹底する。統一教会の支援は一切求めない」ところから、詳細に説明しないと。それにしても、どうしてこれほど小林鷹之議員を無批判に、大々的に取り上げるのか、不自然すぎる。


8月20日(火曜日) とんだ茶番

 小泉進次郎氏「この場所は総理官邸ですから、総裁選について触れるのは適切ではない。控えさせてもらいます」。だったらどうしてフリーアナウンサーの滝川クリステルと結婚することを、わざわざ総理官邸で記者団に語ったんだ。結婚の話をするのは適切なのか。むしろ逆だろう。もう支離滅裂。で結局、自民党総裁選には出ると。何なんだ、この茶番。


8月21日(水曜日) 「新米記者トロッ子」

 横浜の相鉄ムービルで、「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」を観た=写真。高校新聞部の記者たちが学園の闇(教師や理事長の不正)と闘う姿を描いた怪作。面白かった。主演のトロッ子(藤吉夏鈴=櫻坂46)がかわいいだけでなく、しっかり成長物語にもなっている。「飽くなき探究心が、世界を変える」がキーワード&決め台詞だ。

 背景には文芸部と新聞部の軋轢があって、最初は「私憤」から始まったのかもしれないが、やがてそれが真実を追及し巨悪を暴く「公憤」へと飛躍。ジャーナリズムのあるべき姿を高校新聞部が体現していく。その上で、ハラハラドキドキの痛快ストーリーが展開される。新聞部が非公認で顧問教師がいないのもいい。学園の闇に毅然と斬り込む報道機関として、自由と独立を担保するに相応しい環境だ。

 街の小さな印刷所を新聞部が溜まり場というか部室のように使っていて、印刷所の社長が顧問みたいな存在というのも素敵だ。部長の杉原かさね(髙石あかり)がコピー用紙を使わず、特注のザラ紙に新聞を印刷することにこだわるのが、これまた素晴らしい。うんうん、ものすごくよく分かる。共感する。「相手の心の隙間を見つけて躊躇なく入り込む。その巧みな人身掌握術は記者というより詐欺師に近いものを感じた」とのトロッ子の部長評(独白)には、思わず吹き出した。

 残念だったことが一つだけある。新聞記者の役割の説明として「権力を監視すること」という台詞があれば、なおよかったかなあ。そこだけが少し残念で物足りなかった。

 ちなみに相鉄ムービルは古い劇場だ。ゆったりした客席にしっかり傾斜が付いているTOHOシネマズと違って、客席がフラットなので不安だったけど、前の席に座高の高い人が座らなくてよかった。快適。しかも水曜日は全作品が1300円だと窓口で知ってびっくり。心から感謝。拍手。

◇◇◇

 久しぶりに、横浜・相鉄ジョイナスの神座(かむくら)飲茶楼でラーメンを食べた=写真。たっぷりの白菜と豚肉に甘じょっぱいスープが美味しい。神座のラーメンの上品で飽きのこない味わいは、博多周辺の鍋料理「水炊き」に似ているかもしれない。スープを飲み干してしまった(汗)。


8月22日(木曜日) 今期テレビアニメ評(修正版)

 【今期テレビアニメ評(修正版)】3話くらいまで見た時点の評価から印象が大きく変わったので、改めて修正版を掲載。

 ◎ラーメン赤猫(TBS)、◎先輩はおとこのこ(フジ)、◎2.5次元の誘惑(リリサ)(MX)、◎僕の妻は感情がない(MX)、◎ATRI-My Dear Moments-(MX)、◯ダンジョンの中のひと(TBS)、◯この世界は不完全すぎる(TBS)、◯負けヒロインが多すぎる!(MX)。

 ◯ザ・ファブル=前期から続き(日テレ)、◯美味しんぼ=再放送(tvk)。△推しの子・2期(MX)、△時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(MX)。△狼と香辛料=前期から続き(テレ東)、△モブから始まる探索英雄譚(MX)。


8月23日(金曜日) 身の程知らずの東電

 東電は新潟県の柏崎刈羽原発の6号機と7号機が再稼働してから2年以内に、1号機から5号機のうち一部の廃炉を検討するとの方針を、柏崎市長に示した(NHKなど)。原発廃炉は至極当然だが、どうして再稼働が前提になっているんだ。そもそも東電には原発を動かす資格もないし、能力もないではないか。

 福島原発であれだけの大惨事を引き起こしておきながら(しかも未だに核燃料デブリの取り出しもできていないし廃炉はいつになるか分からない)、この期に及んで東電はまだ「再稼働」などと、そんな御託を並べているのか。盗人猛々しい。反省も自覚もまるでない。身の程知らずに呆れ果てる。度し難い。

◇◇◇

 兵庫県の斎藤元彦知事の行為は「おねだり」なんかじゃなくて「ゆすりタカリ」だろう。「パワハラ」にしても「恫喝」そのもの。性犯罪や痴漢を「いたずら」などと称するのと変わらない。欺瞞に思える。きちんと正確に的確に表現した方がいい。


8月24日(土曜日) 懐かしのテレビアニメ

 無料公開中の公式チャンネルの映画をたまたまYouTubeで見ていたら、リンク先に懐かしいテレビアニメや特撮がずらり。いずれも公式で「エイトマン」「仮面の忍者赤影」「W3(ワンダースリー)」「リボンの騎士」「ふしぎなメルモ」などの第1話が並ぶ。特に手塚作品は作画も演出も音楽も出色。今見ても色褪せない輝きを放っていた。

 しばし感動と懐かしさに浸らせてもらった。だけどOPとEDのクレジットテロップは、放送当時のまま残しておいてほしかったなあ。一部作品は欠けていてノンクレジットだった。そこだけは残念でならない。スタッフや声優の名前を確認するのは、今も昔も変わらない楽しみでもあるので。


8月25日(日曜日) 野田佳彦元首相は「トロイの木馬」

 維新の会の勉強会に参加する野田佳彦元首相が、立憲民主党の次の代表なんて断じてあり得ない。立憲にとって自殺行為だろう。そもそも改憲を前面に打ち出し自ら第二自民党と称する維新と、護憲のはずの立憲が連携などできないし連携していいわけがない。選挙協力や法案提出の協力ならいざ知らず。目指す方向がまるで違うのだから一緒にやるのは無理だ。それこそ「野合」そのものではないか。

 維新に寄り添う野田義彦元首相は、組織を内部から破壊する「トロイの木馬」そのものだ。そんな人物を立憲民主党の代表に再び選ぶなんて正気の沙汰ではない。野田氏を立憲代表に担ぐ小沢一郎氏も同じだ。自民党の補完勢力に秋波を送るなんて論外である。自民党政権(や維新)と対峙し政権交代する絶好の機会のはずなのに、立憲民主党はいったい何をやっているのだろう。

 【追記】千葉県立船橋高校の卒業生たちと数年前に飲んだが、野田佳彦元首相の評判はボロカスだった。法曹、編集者、ライター、芸術家ら全員から総スカン。消費増税、原発事故対応、安倍晋三との党首討論、解散総選挙での惨敗など、とにかく悪評ばかり。同窓会でも驚くほど不人気だという。安倍晋三の国葬に民主党政権の首相で唯一参列し、無批判に歯の浮くような追悼演説をする「保守政治家」なんだよなあ。


8月26日(月曜日) 迷走台風

 今週木曜に神奈川県内(湘南)で飲み会があるが、非常に強い台風10号の進路がなかなか定まらず困惑している。速度も遅い。先週末の予報では水曜には東北地方に抜ける進路予想だったのに、きょうの予報だと木曜に九州地方に近付くという。でもそれも定かではない。太平洋とチベットの2つの高気圧、偏西風、寒冷渦の影響で迷走しているらしい。ため息。関東地方への風雨の影響はまだ不明。

 【おことわり】8月25日付の身辺雑記「野田佳彦元首相は『トロイの木馬』」に追記を掲載しました。


8月27日(火曜日) 唯我独尊の典型

 ツイッターで一般人をブロックし、記者の質問をはぐらかす対応について問われた河野太郎デジタル相。「政治家なら誹謗中傷していいのか。簡単にできるのは誹謗中傷する人をブロックすること。ブロックしたことを批判するのはおかしい」。話をすり替えて質問にまともに答えていない。唯我独尊の典型。不誠実の極み。自民党総裁や首相に相応しいか否か以前に、政治家の資質に著しく欠ける。

 マイナカードやマイナ保険証の一方的な進め方にしても、原発容認に転じた節操のなさにしても、河野太郎は全く信用できない。強引で傲慢で無責任。「独裁者の資質」だけは間違いなくある。


8月28日(水曜日) スマホアナ

 台風の雨風が強い外に出て中継するアナウンサーが、スマホの画面をずっと見て原稿を読み上げている。最近は屋根のある場所からの中継が多いが、自分の言葉でライブ感のある実況をしないのなら、わざわざ外に出てアナウンスしなくてもいいじゃないか、スタジオで原稿を読めば十分ではないかといつも思う。

◇◇◇

 関東から遠く離れた九州近辺に、ノロノロと留まっている最強クラスの台風10号。これまで横浜や湘南はあまり影響がなく晴れていたのに、あす29日午後以降に強い雨が降るという予報が出た。2日午後には関東に接近するとの予測だが、それもずれ込む可能性がある。来週も飲み会があるんだけどなあ。

◇◇◇

 遅ればせながら残暑見舞いを作成して印刷。年賀状と違って、暑中見舞いや残暑見舞いを頂戴した方々にのみ返信する。例年と変わらない。


8月29日(木曜日) 延期

 夕方から藤沢で飲み会の予定だったが直前に延期となった。湘南新宿ラインが人身事故でストップ。東海道本線は台風の影響で東京ー熱海間で運転見合わせ。夜遅くなると大雨の予報も出ているので、帰れなくなるかもしれない。残念だけど仕方ない。賢明な判断だと思う。天気がよくなったらまたぜひ。それにしてももう少し早く電車に乗っていたら、戸塚駅あるいは大船駅で立ち往生するところだった。

◇◇◇

 デコピンの始球式の動画を見た。かわいいなあ。ピッチャーマウンドからボールを咥えて、キャッチャー大谷のところに走ってくる愛犬デコピンが、めちゃくちゃかわいい。ドジャースはなんて素敵な演出をするんだ。ストラーーーイク。


8月30日(金曜日) 最低限のライン

 最低限、次の3つに共感できる人物なら、立憲民主党でも自民党でも共産党でも何でもいい。原発ゼロ、選択的夫婦別姓導入、マイナ保険証の強制禁止。とりあえず、この3つを実行してくれる政治家なら支持できる。少なくともこれでその人の基本姿勢は分かる。さらに可能ならば消費税廃止や護憲も、と思うけど多くは望まない。


8月31日(土曜日) ホンモノのキチガイ

 本物のキチガイに上大岡で遭遇した。上りエスカレーターに乗ろうとしたら、大きなスーツケースを押した男が割り込んできた。危ないなあ。5秒ほどすると男は突然逆走して下り降り始めた。スーツケースが当たっても我関せず。もし転んでいたらと思うとゾッとする。きっと日常的に万事この調子なのだろう。いずれ大事故を起こすに違いない。恐怖と怒り。正真正銘のクルクルパーはマジでヤバい。


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