身辺雑記2025年5月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2025年5月1日〜5月31日

●再開発はロクでもない●「あんぱん」OPだけ残念●現行憲法は民主主義の「堤防」だ●久し振りの暖房●松屋のプルコギ●投票行動で鉄槌を●日曜劇場「キャスター」●ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」●マスクくらいして●ボカシなしで流せば●タッチパネル注文●暴走車の恐怖●暴動が起きても●「御国のために」●安くて美味しい●ぼったくり商法か●アニメ「ウィッチウォッチ」●「与える」と「届ける」●安い備蓄米の放出●完全に詰んでいても●独首相がイスラエル批判●日曜劇場「キャスター」酷い展開に●散歩ルート発見●西田昌司参院議員は謝罪していない●ぜひ2期を●米国の自滅は他人事ではない●●●ほか


5月1日(木曜日) 再開発はロクでもない

 すべてとは言わないが、多くの「再開発」はロクでもない。地元住民のコミュニティーや生活や古き良き街並みや環境を破壊し、幹線道路を通して超高層ビルを建設する。木造密集地対策や防災を名目に、「再開発」した後はどこも同じ金太郎飴みたいな都市ばかり。巨額の税金が投入され大儲けするのは大手不動産業者だ。神宮外苑や葛飾区や赤羽などを見れば、再開発計画の欺瞞性は一目瞭然だろう。「アド街ック天国」(テレ東)のファンなら分かるはずだ。

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 火事場泥棒。いや、相手の弱みにつけ込んで根こそぎぼったくる悪徳商人か。ロシアの侵略を肯定しながらウクライナの鉱物資源を我が物とするなら、これほど悪辣で非道な振る舞いはない。


5月2日(金曜日) 「あんぱん」OPだけ残念

 NHK朝ドラ「あんぱん」はオープニング曲以外に不満はなく、毎日楽しく見ている。OPはメロディーラインも歌声も、ミュージシャンの世界観もすべてが気持ち悪くて不快でならない。録画で見る際は冒頭部分を飛ばすが、リアルタイムだと消音してやり過ごすのが面倒で時間も無駄。そこだけが残念だ。


5月3日(土曜日) 現行憲法は民主主義の「堤防」だ

 「御国のために」「愛国」「売国奴」「非国民」「国賊」「反日」といった言葉を、後生大事に奉る人々の暴走を食い止める。国家権力の価値観を国民に強要させない。個人の意思を尊重する。現行の日本国憲法はそのために存在している。自由と民主主義の「堤防」が現行憲法だ。決壊させてはならない。


5月6日(火曜日) 久し振りの暖房

 気温がぐっと下がって朝から寒い。久し振りにエアコンの電源を入れて暖房運転にした。あすの最高気温は10度ほど上がって24度になるらしい。寒暖差が激しくて戸惑う。

◇◇◇

 だけど涙が出ちゃう、神奈川県警だもん。そうか、神奈川県警か。なら仕方ない。


5月8日(木曜日) 松屋のプルコギ

 松屋でプルコギ定食を食べた=写真。無料サービス券があったのでキムチの小皿を追加注文。味は悪くないが肉が筋っぽくてやや固い。値上げは残念だけど吉野家の牛プルコギ定食の方が美味しいかな。


5月9日(金曜日) 投票行動で鉄槌を

 旧日本軍が沖縄を「捨て石」にし、沖縄の人たちに多大な犠牲を強いたのは歴史的事実。シンポジウムで慰霊施設の展示内容を捻じ曲げて非難し、戦後の平和教育まで冒涜する自民党の西田昌司参院議員の発言は論外だが、まともな自民党議員は西田発言に反発している(はず)。主権者が投票行動で民意を示すしかない。杉田水脈に対しても、しっかり判断して落選させよう。


5月11日(日曜日) 日曜劇場「キャスター」

 日曜劇場「キャスター」(TBS)は「リアルじゃない」と言われるが、フィクションのドラマだから荒唐無稽なのは仕方ない。話の辻褄は合っていて痛快で面白いから、これはこれでありだろう。僕は嫌いじゃない。そもそもキャスター自身がスタジオの外に出て掘り下げた取材をするなんてあり得ない。物理的に無理だし、能力的にもそんなキャスターは現実には存在しない。僕は毎回、楽しく見ているよ、日曜劇場「キャスター」。


5月13日(火曜日) ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」

 ドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」(NHK総合)は今期ドラマでダントツに面白い。何といっても、団地で暮らす膠原病の主人公・麦巻さとこ(桜井ユキ)を支えてくれる周りがみんな優しい。大家の鈴さん(加賀まりこ)や薬膳の司(宮沢氷魚)はもちろん、パート先の社長の唐さん(福士誠治)が理想の上司すぎる。なんて温かい話なんだろう。見る度に癒される。再放送もついついリピートしてしまう。今夜は第7話だった。残り2話か。ちょっと寂しい。

◇◇◇

 テレ朝のドラマ「天久鷹央の推理カルテ」。主人公の鷹央役に橋本環奈は合っている。原作者も、実写化するなら橋本環奈がいいと言っていたという。エキセントリックな動きも含めていい配役だ。ドラマとしても悪くはないと思うけど、僕は断然アニメ版が好きだなあ。


5月14日(水曜日) マスクくらいして

 咳をするのは体調不良だから仕方ないけど、そんなに咳き込むならマスクをするとか、せめて口元をハンカチなどで覆うとかしてほしいなあ。教室でも、電車の中でも。


5月15日(木曜日) ボカシなしで流せば

 ひき逃げや無人店舗での窃盗、あおり運転を撮影した防犯カメラやドライブレコーダーの映像に、ボカシを入れて放送するのは疑問だ。逃走中で「警察が行方を追っている」のであれば、ボカシなしでそのまま流せばいいのでは。情報提供もより多く集まるだろうし。


5月16日(金曜日) タッチパネル注文

 約1カ月ぶりに日ノ出町の「日高屋」に入ったら、タッチパネルの注文に変わっていた。いつも元気に注文を取りに来てくれるお姉さんの姿が見えない。もしや合理化でリストラされたのか。店の奥から聞き覚えのある声がした。なんだ厨房に回ったんだ。餃子は餡がぎっしり詰まって変わらず美味しい。ほっとした。


5月17日(土曜日) 暴走車の恐怖

 いつどこから暴走車が突っ込んで来るか分からないから、横断歩道を渡る時も周囲に注意を払い、緊張感を持ちビクビクしながら歩かなければならない。そんな時代になった。つい先日も信号が青になったので上大岡駅前の片側2車線の鎌倉街道(幹線道路)を渡り始めたら、キキーッと大きな音がしてタクシーが横断歩道上で急停車した。

 30センチほど手前でギリギリ止まったから無事だったが、危機一髪だった。明らかに前方不注意か居眠りで、信号を見落としたとしか思えない。タクシー運転手をにらみ付けると、すっとぼけてキョロキョロと車内の落とし物を探すフリをして、視線を合わせようとしなかった。

 急いでいたのでそのまま渡ったが、プロの運転手であっても信用ならない。むしろタクシー運転手の無謀運転は目に余る。信号無視は言うまでもなく、違法駐車、スピード違反、信号のない横断歩道の一時停止違反など珍しくない。そんな人たちが大勢、ハンドルを握っている。恐ろしい国だ。


5月20日(火曜日) 暴動が起きても

 コメ価格高騰には本当に心の底から怒りしかない。コメは十分にあるのではなかったのか、本当は全く足りないのか、誰かが出し惜しみをしているのか。この国の農政がデタラメで無能なのは間違いない。農水相のふざけた発言以前の問題だ。物価高とコメ問題と年金。暴動が起きてもおかしくない。

 主権者としては、投票行動でできちんと答えを出すしかない。少なくとも、差別主義者や歴史修正主義者や不倫議員らの巣窟である自民、維新、国民民主に投票することは断じてない。あり得ない。


5月21日(水曜日) 「御国のために」

 「御国のためにご奉公して立派に戦って死ぬ」──。なんてしょうもなくて、下劣で、残酷で、気持ち悪い言葉だろう。戦死者の家族に平然と悪気なく投げかける周囲の人々と、こんな言葉を子どもたちに言わせる教師や大人たち。最低だ。何回でも言う。本当に気持ち悪い。再びそんな国にさせない、そんな社会にならないために。愚劣な「愛国」を振りかざすことなどないように。#朝ドラあんぱん

 国家が教育とメディアを支配し統制し、一つの方向に国民を誘導させる道具として利用することほど恐ろしい社会はない。「鵜呑みにせず、盲信せず、立ち止まって一歩踏み込んで考える」ことの大切さを伝えなければ。


5月22日(木曜日) 安くて美味しい

 午後から関内で取材。すぐ近くだったので関内キャンパスに立ち寄って雑用を片付けた後、はま寿司で空腹を満たす。割引券があったとはいえ、これだけ食べて676円=写真。やっすっ。しかも美味しい。特に「特製漬けまぐろ」「生えび」「真いか」「かにみそ軍艦」がお気に入り。ありがとう、はま寿司。


5月23日(金曜日) ぼったくり商法か

 備蓄米の随意契約に楽天が名乗り。ネット販売? 精米機とパッケージ(セット)で売る? 何をピントのずれた寝惚けたことを言っているのだろう。スーパーや米穀店など街の小売店の棚に並んでいるのを、消費者が気軽に手に取って安く買えなければ意味はないだろう。精米機を売りつけてどうする。ぼったくり商法かよ。この後もずっと玄米を購入して精米する人ばかりじゃあるまいし。


5月24日(土曜日) 知的財産の破壊

 ハーバード大学から留学生を追い出す米政府。大学や学生という「知的財産」「人材」を自らぶち壊し、国の未来に多大なダメージを与えるトランプ政権。トランプって本当に馬鹿なんだなと改めて世界に知らしめた。国が大学に介入し「学問の自由」を脅かす危うさ。米国のイメージダウンは計り知れない。なぜそれが理解できないのか。トランプ本人の知的レベルの低さに眩暈がする。


5月25日(日曜日) アニメ「ウィッチウォッチ」

 アニメ「ウィッチウォッチ」(TBS系)第8話「カンシのバイト日記・ヒーローショー/カンシのバイト日記・内職」が、ネットでは「カンちゃん災難の神回」と称えられている。もちろん悪くないのだけど、僕としては第7話「カンニコチャンネル/お茶の心はお茶の子さいさい」が最高に面白かった。腹を抱えて爆笑したドタバタ神回はむしろ第7話かな。毎回いつも素直に笑わせてくれる良作である。第5話「教え子が推し絵師だった件/今日はヘビーなストマック/キャットスカウト」もオシ回の一つ。


5月26日(月曜日) 「与える」と「届ける」

 「国民に勇気を与えたい」と答えるスポーツ選手の言葉にずっと違和感があった。「与える」という言い方に引っかかった。これに対し、大相撲夏場所で優勝した大の里の「被災地に元気を届けられたら」の言葉にほっこりする。記者との受け答えなども含めて、きっと誠実で賢い人なんだろうなと思う。

◇◇◇

 備蓄米の店頭販売時期にしても随意契約価格「5キロ892円」の設定にしても、どうして今までできなかったのか。もっと早期に安く売り渡せばよかったのに。コメ価格高騰からずっと無為無策のまま引っ張ってきて、選挙が近付いたこの時期に絶妙のタイミングすぎないか。

 備蓄米は早ければ6月上旬には店頭に並ぶ見通しという。ネット販売で買い占めたり転売したりする輩が出なければいいのだが。そこが不安。小売店の店頭で購入するのとネット通販は違うからなあ。重い米袋を何個も抱えて帰るのは難しいが、大量にポチッとして宅配・転売するのは簡単だから。


5月27日(火曜日) 完全に詰んでいても

 内部告発した元県民局長(故人)の私的情報を元総務部長が漏洩したのは、「斎藤元彦兵庫県知事らの指示で行われた可能性が高い」とする報告書を県の第三者委員会が公表。王手で詰んでいても、盤を引っくり返し逃げる斎藤知事。今回も「指示していないという認識に変わりない」と繰り返す。どこまでも卑怯者。厚顔無恥。

 この期に及んでも、ヤフコメには斎藤元彦を擁護する書き込みが後を絶たない。信じたくないものは全部否定。そればかりかデマや詭弁や誹謗中傷を繰り返す。親分も親分なら信者も陰湿で卑劣で卑怯者。

 そもそも斎藤元彦知事は、元副知事や元総務部長ともども逮捕され立件されなければおかしい。むしろ早急に立件されるのが筋だろう。もちろん立花孝志も。まずは一刻も早く辞職すべきだが、厚顔無恥だから無理か。

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 イスラエルのガザへの攻撃について、これまでイスラエル支持を貫いてきたドイツのメルツ首相が「ハマスのテロに対する戦いとしてもはや正当化できない。イスラエル軍がガザで今やっていることは何が目的なのか、もはや理解できない」と批判(朝日夕刊)。ナチスの歴史を抱える独首相のイスラエル批判は異例だという。ドイツにも愛想を尽かされたイスラエルの狂気。


5月28日(水曜日) 日曜劇場「キャスター」酷い展開に

 日曜劇場「キャスター」(TBS)。そもそもキャスター自身がスタジオの外に出て、突っ込んだ取材をするのが物理的に無理なのは前にも指摘した。そこはドラマだからリアルでなくてもいい。だが前々回の臓器移植の話になってから、荒唐無稽を通り越して脚本が矛盾だらけで設定も破綻。辻褄が合っていない。

 例えば、番組に出演した総合演出の崎久保華(永野芽郁)が、臓器移植サポート団体に現れて取材しながら先方に身バレしないなんて、支離滅裂にもほどがある。永野の不倫疑惑報道はさておいて、そもそも移植患者の家族や華の言動がウザくて共感も感情移入もできない。酷い展開になってきた。がっかりだ。


5月29日(木曜日) 散歩ルート発見

 横浜スタジアムの2階デッキを突っ切って、ベイスターズショップを横目に中華街方面に抜けるルートは気持ちいい。昨日と今日たまたま用事があって、関内キャンパスからこのルートをブラブラ歩いた。試合がなくて閑散としていたが、そこがまた風情があっていい。お気に入りの散歩道を見つけた。

◇◇◇

 どこまでも卑劣な卑怯者。自民党の西田昌司参院議員。国会議員の資質はもちろん人間性を疑う。沖縄戦の本質を何も理解せず正面から向き合おうともしない。そもそも発言について真摯に謝罪などしていない。京都の選挙区の皆さん、次の選挙では必ず落選させてください。

自民・西田氏「ひめゆり」発言、沖縄県議会が抗議文、面会できず憤り(毎日)


5月30日(金曜日) ぜひ2期を

 ドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」(NHK総合)最終回の再放送を見た。もちろん本放送でも見たので2回目。しみじみと余韻のある最終回だった。高齢化社会や団地の未来や地域コミュニティーの課題もしっかり描いた良作。唐さんのデザイン事務所がいい味を出していた。これは2期もあるな。そう思わせるラストだった。いやぜひ2期を作ってください。麦巻さとこ役の桜井ユキも特番で「2期があるといいなあ」と言ってたよね。


5月31日(土曜日) 米国の自滅は他人事ではない

 トランプ米大統領の狂気がさらに加速。大統領令を違法・無効とした司法判断に対し、「選挙で選ばれていない裁判官が決めるべきではない」と批判。自由や多様性を尊重するハーバード大学を「左派の巣窟」、イスラエル批判デモを「反ユダヤ主義者」と罵る。司法の独立、学問・思想・良心の自由を全く理解しない愚かさ。頭がおかしいどころではない。完全に狂っている。

 そんなトランプを熱烈に擁護し続ける哀れな支持者たち。背景にはエリートへの反発や嫉妬や羨望もあると言われるが、それが「偉大な米国よ再び」につながるとはとても思えない。むしろ逆だろうに。怒りとともに戦慄と恐怖を覚える。米国の自滅を呆然と見つめつつ、日本も他人事ではないと危惧する。


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