●サイコパス一家●選択的夫婦別姓はシンプルな話●備蓄米を放出しても●大阪万博は汚くて気持ち悪い●反吐が出る胸糞の悪さ●目を逸らさせ対立を煽る●力作が多い●暴れん坊将軍●タコ●豚汁朝定食●自由がないところに発展はない●共感する言葉●日高屋と丸亀製麺●イスラエルの「正義」とは●はま寿司●因果応報●久し振りの「王将」●「お前が言うな」●度し難い公安部の「謝罪」●筋が通らない核施設空爆●世も末の排外主義●カンザシに偽り●整合性●斜め上の反応に愕然●許し難い暴言●勘違いも甚だしい●●●●●●●●●●ほか
6月1日(日曜日) サイコパス一家嘘もつくし平気で法律も踏みにじる。倫理観も規範意識もない。詰んでいても完全に外堀が埋まっていても開き直る。反省も謝罪もしない。誠実からはほど遠い──。それが兵庫県知事の斎藤元彦である。側近で元副知事の片山安孝、元総務部長の井ノ本知明らも同じ。それでも今なお斎藤知事を擁護しデマを流し続ける支持者たち。サイコパス一家に戦慄。反吐が出る。
6月4日(水曜日) 選択的夫婦別姓はシンプルな話選択的夫婦別姓は極めてシンプルで真っ当な考え方だ。各人の事情や考え方によって、同姓か別姓を自由に選択するだけなのだから。家族の形や戸籍は変わらない。それをあれこれ無理矢理こねくり回して反対するのは、個人の自由な選択を認めたくないだけの詭弁に過ぎない。
維新や自民が主張する旧姓や通称名の使用案は、選択的夫婦別姓を認めないための方便でしかない。通称名はペンネームや芸名と同じ。今でもみんな自由に使って活動している。問題の本質は通称名ではない。別姓も同姓も本名として自由に選択できること。ただそれだけ。極めて単純な話ではないか。
6月5日(木曜日) 備蓄米を放出しても「コメがないから備蓄米を放出するなら分かるが、価格を下げるために放出するのはおかしい。理解できない」。そんな農家の声を聞くと確かにその通りだなと思う。もちろん消費者としては安いほうがいいが、コメ高騰の原因を究明せずに、一時的に備蓄米を安く出しても根本的解決にはならない。
そもそも減反政策を繰り返すだけの自民党と農水省の農政が無能すぎた。美味しい日本のコメをたくさん作って国内に安定流通させた上で、海外に輸出する方向でなぜ動こうとしなかったのか。安定供給や自給率や食料安保だけでなく、農家のモチベーションからもそれがいいに決まっている。
6月6日(金曜日) 大阪万博は汚くて気持ち悪い大阪・関西万博は汚い。埋め立て地の会場地下からは高濃度のメタンガスが噴出。虫のユスリカも大量発生し、水上ショー会場や水遊び場所の海水からは基準値を大幅に上回るレジオネラ属菌が検出された。しかも万博協会は発覚後もしばらく公表しなかった。汚いのは誘致の経緯や運営や金銭面だけじゃなかった。大阪・関西万博は汚くて気持ち悪い。維新もカジノもミャクミャクも気持ち悪い。
6月7日(土曜日) 反吐が出る胸糞の悪さ「死んではダメよ。生きるのよ。絶対に生きて帰って来なさい」。それこそが母親の本音だろう。「御国のために命を惜しまず戦って来い」「母親なら立派に御奉公してこいと送り出せ」とは何たる言い草だ。戦場に行かないジジイも、大日本國防婦人会のババアも、「反戦主義者か、非国民め」と罵る憲兵も、反吐が出る胸糞の悪さだ。見ていてムカムカする。最低の国だな。
軍国教育に突き進む師範学校の話も胸糞が悪かったが、思考停止して大日本帝國に無批判に同調するノブの気持ち悪さと、「御国のために」を他人に強いる社会の不気味さを、繰り返し執拗に描くNHKの朝ドラ「あんぱん」は見ていてムカムカする。だがそこがいい。怖いくらい今の社会にも通じる話だから。
6月9日(月曜日) 目を逸らさせ対立を煽る移民摘発への抗議デモに対し、トランプが大統領権限でカリフォルニアに州兵を派遣。対立を煽るだけでなく、明らかに失政から国民の目を逸らさせるのが目的だ。トランプ関税の停滞に株価の暴落、物価高、停戦外交の失敗、イーロン・マスクとの激しい対立。ごまかして正当化するためなら何でもやる。それがトランプ大統領。あれれ、どこかの国にも似たようなことをする政治家がいたな。
6月10日(火曜日) 力作が多い大学で文章の授業を担当している。毎週、学生に文章を書かせて添削するのだが、今回は力作が多い。読みやすい文章も増えてきた。率直にうれしい。書きやすいテーマだったのかな。テーマ(お題)によって文章の調子や出来が違ってくるのはよく分かる。僕も学生時代はそうだったから。
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たまたま早朝にテレ朝で「暴れん坊将軍」を見たら、悪徳米問屋と老中が結託し米の値段を吊り上げるといった内容だった。「パート3」で船越英二が上様の側用人を演じていたから大昔の作品だが、なんて時宜にかなったストーリーなんだ。時事ネタをしれっとぶち込んでくる「暴れん坊」と「相棒」は侮れない。
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言ってることがコロコロ変わるトランプ関税について「TACO(Trump Always Chickens Out)」=トランプはいつもビビってやめる=という造語が流行っているそうな。支離滅裂で、嘘は吐くし、デマやデタラメを平然と吹聴するし、矛盾と詭弁だらけで誇大妄想の狂人。ビョーキだよ。「タコ」呼ばわりされたトランプは「イカ」り心頭だという。
6月11日(水曜日) 豚汁朝定食松屋で「豚汁朝定食」を食べてから、関内キャンパスへ出陣。この流れが前期の水曜日のルーチンになっている。ソーセージエッグ定食にする日もある。選べる小鉢はミニ牛皿。ご飯は大盛り。豚汁に浸した焼き海苔で、ご飯を巻いて食べるのがオレ流だ。焼き海苔が3枚だけなのは悲しいけど。
6月12日(木曜日) 自由がないところに発展はない政府の日本学術会議への介入は、学問や研究に対する圧力・干渉・支配にほかならない。都合の悪い研究や発言は許さない、異論は認めない、政府の言うことを黙って聞けとの姿勢があからさまだ。トランプ大統領がやっている大学攻撃と同じではないか。それでこの国の研究力はアップするだろうか。自由がないところに発展はない。
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自由で豊かで民主主義の手本のような国(だったはず)のアメリカで、これだけのデタラメが次々に行われるなんて……。連邦議会襲撃を煽って正当化する大統領の再選。保護主義関税。国際的な条約や取り決めから脱退。大学攻撃。デモ弾圧。取り繕うとも隠そうともせず堂々と。まだまだ続くアメリカの惨状。もはや独裁国家そのもの。中国やロシアと変わらなくなりつつある。
6月13日(金曜日) 共感する言葉「今、声を上げなければ、これが当たり前になってしまう」──。米・ロサンゼルスの抗議デモ参加者の言葉。最も強く印象に残ったのがこれだ。共感する。
6月14日(土曜日) 日高屋と丸亀製麺「日高屋」と「丸亀製麺」が先月末、横浜・上大岡にオープンした。選択の幅が広がる。うれしいしありがたい。日高屋は水だけでなくスープもセルフサービスに。店員の配膳の負担を減らすためか。違和感はあるが、しばらくするときっと慣れるのだろう。
6月17日(火曜日) イスラエルの「正義」とは病院も学校も食べ物を求める民衆も見境なく爆撃するイスラエル。相手を絶滅させるまで空爆し続けるイスラエル。「自分たちは世界で最も可哀想な被害者だ」と言い募るイスラエル。とんでもないサイコパス。これのどこに正義や大義名分があるのかさっぱり分からない。イスラエルこそ「世界の脅威」そのものではないか。イスラエルを支持し同情する余地はどこにもない。ガザ地区やイランに対するイスラエルの侵略行為は、ナチスドイツと何も変わらない。
6月18日(水曜日) はま寿司少し早く授業を切り上げて(と言っても5分程度だから誤差の範囲だけど)、「はま寿司」へ。この時間ならいつも空いているのに、ベイスターズのユニフォームを着た客が大勢いて満席だ。そうか今日は横浜スタジアムで試合か。10人ほど先客を待つが、店員さんがテキパキ捌いてくれて10分もかからず入店できた。どこかの河童の店とは大違いだな。
6月19日(木曜日) 因果応報イランがイスラエルの市街地や病院を空爆。因果応報。イスラエル自身がこれまでガザ地区にしてきたことを、他国からされたに過ぎない。ナチスドイツによるユダヤ人の大量殺戮(ホロコースト)と同じことをイスラエルが今、ガザの住民にやっている。イスラエルが再び同じ目に遭っても何もおかしくない。ネタニヤフは歴史を反復していることを分かっているのか。分かってやっているのだとすれば、やはりサイコパスとしか言いようがない。
ウクライナやガザやイスラエルやイランを、トランプはただ弄んでいるだけ。真摯に停戦や和解を導こうだとか、本気で問題を解決しようなんて微塵も思っていないことは確かだ。すべて中途半端に放り出すのがトランプ流。だって馬鹿だし頭がおかしいから。遠慮気味に言っても何も考えていない。
6月20日(金曜日) 久し振りの「王将」久し振りに「餃子の王将」に入った。回鍋肉と餃子のセットを注文=写真。美味しい。漬物がキュウリに変わっている。懐かしい。昔は丸々1本のキュウリがドンと付いていたよなあ。などと思い出しながら会計を終えると、250円の割引券を2枚もらった。ラッキー。また来よう。
ただ、最近の王将は客層が酷いんだよなあ。それに値上げも加わってこのところ足が遠のいていた。今日も隣の席に乳児を連れたピンクの髪の母親が座っていて、気の弱そうな夫に向かってやたら大声で怒鳴り喚き散らす。しかもずっと咳をしている。勘弁してくれよ。特に午後7時から9時の時間帯はヤバイ。この時間は避けよう。
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<イスラエル南部の病院にミサイル、ネタニヤフ首相「戦争犯罪」と非難>(読売新聞)。よくもまあ、いけしゃあしゃあと。「お前が言うな」の見本のような発言。図々しいにもほどがある。ガザで悪辣非道な無差別空爆を繰り返す張本人が、よく言うよ。恥を知れ。
6月21日(土曜日) 度し難い公安部の「謝罪」でっち上げの違法捜査が確定した「大河原化工機」冤罪事件で、警視庁副総監と東京地検公安部長が社長らに謝罪するも、謝罪相手の名前や社名を間違える。言い間違いは誰にでもあるにしても、そこは絶対に間違えたらダメなところだろうに。しかも頭を下げたのは組織のトップではなく副総監と公安部長。不誠実さと無責任さが際立つ。真剣さと真摯さの欠如ここに極まれり。どこまでも冤罪被害者を愚弄し続ける。この期に及んでなお、事態の深刻さが理解できていないことに驚愕。度し難い。
6月22日(日曜日) 筋が通らない核施設空爆米軍がイランの核施設3カ所を攻撃。自分たちは大量に核兵器を持ちながら、イランには許さないのはおかしいだろう。イスラエルの核はよくてイランはダメなのも筋が通らない。イランの核開発が許されないなら、米国やイスラエルやほかの国の核兵器保有も許されない。「テロ支援国家」はお前らも同じだ。
そもそもイスラエルや米国が他国を攻撃する権利なんてどこにもない。もちろんロシアも同様。核施設への空爆を正当化するな。どこまで傲慢なんだ。すべて侵略行為にほかならない。
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都議選投開票。NHKの出口調査や情勢分析によると、国民民主党、参政党、再生の道が初めて議席を獲得する見通しとは世も末だな。特に、時代錯誤の歴史修正主義で排外主義の「参政」、支離滅裂な詐欺師が率いる「再生」は論外だろうに。胡散臭さ全開じゃないか。ネットのデマ情報にあっさり騙され洗脳される有権者が、そんなに多いのか。
【追記】石丸伸二が立ち上げ、35選挙区に42人を擁立した「再生の道」は議席ゼロ確実。「維新」の候補も全員落選し議席を失うことが確実に。4人を擁立した極右政党「参政」の3議席には恐怖を覚える。18人を擁立の国民民主党は9議席。
6月23日(月曜日) カンザシに偽り朝日新聞の6月23日付朝刊1面の欄外(カンザシ)表記は同じ「14版●」なのに、横浜配達と最終版の紙面は全然違った。トップの見出しは同じだが、カタは横浜が「自民、過去最低議席/都議選/都民ファが第1党」、最終版は「自民大敗 最低議席/公明も苦戦 都民ファ第1党/都議選」だった。
どう見ても版替えしているのに同じ「14版●」とするのは、商品表示の偽りではないか。2面は「14版」と「14版●」、3面は「14版●」と「14版●●●」、7面「14版●」と「14版●●●」、26面は「14版」と「14版●」だった。もちろんデータも見出しも本文も大きく違う。
版を組み替える(差し替える)なら、欄外表記もきちんと変更し表示すべきだろう。最近の朝日新聞は配達時間も遅い上に、最終版の配達地域は狭くなり、同じチラシが何枚も折り込まれ、夕刊と同じ記事が朝刊に平然と掲載されている。販売や輸送体制だけでなく編集もメチャクチャだ。大丈夫か。
6月24日(火曜日) 整合性以前の朝日新聞は朝夕刊の記事にしても、版替えにしても、整合性が取れていた。読者に対してそれなりの説明もあった。何の説明もなく突然、最終版の配達地域から外れた時は愕然とした。そんな朝日の現状を心底から憂慮する。
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当たり前の常識や理屈が通じない。まともな話が成立しない。論理的に筋道立てた話ができない。そんな相手と「話し合う」なんて無理じゃん。現実に向き合うと絶望的になる。斜め上の反応に愕然。激しく落ち込んでいたら、弁護士とマンション管理士があれこれアドバイスをくれて励ましてくれた。ものすごく勇気付けられ少し元気になった。本当にありがとうございました。
「形式的民主主義」の恐ろしさを身をもって学ぶ。形式的民主主義によって、手続きとしては正しいかもしれないが数の力で物事が理不尽に決定される。「国全体の大きな問題ともつながる。同じだよね」と聞いて、まさにその通りと激しく頷いた。
6月25日(水曜日) 許し難い暴言米軍によるイラン核施設への攻撃を、「戦争を終結させた広島や長崎の原爆投下と同じだ」などと抜かすトランプ。こんなゲス野郎に「ふざけるな」と啖呵も切れない日本政府の情けなさ。そもそも核施設への攻撃も許し難いが、原爆投下を正当化するなんて、少なくとも日本人なら断じて許せない暴言のはず。
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国民民主党の玉木雄一郎の馬脚が次々に露呈。そもそも女性蔑視の本性は、本人の不倫騒動で一目瞭然じゃないか。「女性にはうちの政策は難しくて理解できない」発言はまさに本音。何を今さら。国民民主党は自民党タカ派の別働隊。出自は旧民社党なのだから、選択的夫婦別姓を実現する気なんてさらさらない。
6月27日(金曜日) 勘違いも甚だしい優秀な外国人学生が日本を留学先に選んでくれるのは、とても名誉でありがたいこと。博士課程の留学生(研究者)を排除し、支援対象から外すなんてとんでもない。むしろ喜んで受け入れるべきだろう。貴重な人材が日本に集まって切磋琢磨することで、研究が前進するのだから。勘違いも甚だしい。
6月28日(土曜日)あ