2月13日(木曜日) トランプとマスクがデマ拡散海外援助や人道支援を行う米政府機関「USAID」を巡り、トランプ大統領が流したデマ情報が世界に拡散している。援助停止や施設閉鎖や職員削減を打ち出すトランプは、USAIDの資金が民主党や左派系メディアに流出しているなどのデマをSNSに投稿。それをイーロン・マスクがXで拡散する。最低だ。
日本でも「USAID」がトレンド入り。資金提供を受けている新聞やテレビはUSAIDをニュースで扱わない、情報操作されたメディアは都合のいいニュースを流している、といった根拠のないデマや荒唐無稽な陰謀論が溢れ返る。少し調べれば矛盾だらけでおかしいと分かるだろうに。胡散臭さやツッコミどころ満載のデマを鵜呑みにし、拡散する連中の多さに呆れる。
イーロン・マスクがやりたい放題に私物化しているツイッター(X)を、だれかまともな人が買収してくれないかなあ。マジでイーロン・マスクの手から取り戻してくれ。心の底から切望する。
2月12日(水曜日) 米国の「報道の自由」は?「メキシコ湾」の名称を「アメリカ湾」に変更する米トランプの大統領令に従わないAP通信に対し、ホワイトハウスが大統領執務室での取材を禁止。百歩譲って米政府が名称変更するのは勝手だとしても、独立した報道機関が独自の判断で「メキシコ湾」の名称を使い続けるのは自由だし、何者からも干渉されず尊重されなければならないのは当然だ。
AP通信は米政府の広報宣伝機関ではない。国家権力から独立した報道機関だ。「自由の国」だったはずの米国の理念も理想も、根底から破壊する狂人トランプの恐怖。米国の「報道の自由」はどこへ?
トランプ米大統領の発言や主張は、どれもこれも常軌を逸している。ガザ地区の住民を退去させて米国領にする、デンマーク自治領のグリーンランドは米国が所有すべき、パナマ運河返還、カナダは米国の51番目の州など、控えめに言っても、まともな精神状態とはとても思えない。
2月11日(火曜日) 飲酒運転には殺人罪を「危険運転致死傷罪」の要件(基準)を明確化する以前に、そもそも飲酒運転(による死亡事故)には、例外なく殺人罪(未必の故意)を適用すべきだ。酒を飲んで運転したら事故を起こし、それで人が死んでも構わないと分かっているのだから、情状酌量の余地はどこにもない。だれもがミスし得る「過失」とは根本的に全く違う。悪質極まりない確信犯である。この国は飲酒運転に甘すぎる。
2月10日(月曜日) 成績登録完了金沢八景と関内キャンパスの秋学期(後期)すべての科目の成績評価を確定し、Web採点簿に登録。少なくとも3回は確認したから入力ミスはないだろう。締め切りギリギリに滑り込み。来年度のシラバス執筆と登録が完了すれば、爽快な気分で春休みが迎えられる。あと少し頑張ろう。
2月8日(土曜日) 採点終了期末試験の採点をすべて終える。これをベースに、毎回の授業で提出させたリアクションペーパーの内容を加点して成績評価(単位認定)する。お世辞にも出来がいいとは言えない答案が多く、不可ばかりになっても困るので、少し下駄を履かせて底上げしよう。それでも無理な学生はフォローできない。
2月7日(金曜日) 無表情知事が不気味斎藤元彦兵庫県知事と親しいPR会社社長の関係先が家宅捜索されても、「公職選挙法に違反することはないという認識に変わりはない」と繰り返す斎藤知事。厚顔無恥に驚き呆れるよりも、ロボットみたいな無表情が不気味でならない。ものすごく気持ち悪い。血も涙もない能面で通すのだろうか。
県民局長や県議会議員が自殺した際も、斎藤知事は表情一つ変えず、まるで人ごとのようなコメントしかしなかった。ゾッとするというか、心がざわざわする。
2月6日(木曜日) 想像力の欠如高額療養費の自己負担額の引き上げ案に対し、街頭インタビューで「賛成。社会保険料が高すぎる」と答える青年を見て唖然とした。自分は病気にならない、高額治療を受ける側にはならないと信じているのだろうか。自分がその立場になったら、高額医療費を支払えるのだろうか。想像力の欠如。
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石丸伸二氏の詭弁が全開。都知事選のライブ配信を任せた民間業者に「キャンセル料」を支払った、配信業務は民間業者が「ボランティア」でやったから問題ない、悪意ではないから公選法違反ではない、などと強弁。そんな屁理屈が通るなら、なんでもアリで正当化されるではないか。
そもそも実際は「人件費」が計上されていた、と選対事務局長が証言。だとしたらもはや完全にアウトだろう。石丸伸二氏の公選法違反は火を見るよりも明らか。詭弁を弄した自己正当化にもほどがある。
2月5日(水曜日) 答案採点自宅だと労働意欲が湧かず「やる気スイッチ」も入りそうにないので、関内キャンパスで期末試験を採点した。集中できるので仕事が捗る。半分ほど終わった。設問は一つだけ。「△△に言及した上で▲▲について述べよ」といった論述形式。答案の出来はイマイチだなあ。控えめに言ってあまりよくない。うーん。
2月4日(火曜日) どん兵衛CM日清の朝どん兵衛のCM。「だしの効いたおつゆが染みる……」。散々煽られた吉高由里子「どん兵衛ある?」。どんぎつね「あっ忘れました」。その後の吉高由里子の悲しそうな絶望した顔といったら。もうなんとも言えないガッカリ感が伝わってくる。見事としか言いようがない表情だ。どん兵衛、食べたくなってきた。
2月3日(月曜日) イーロン・マスクに嫌悪感米大統領選を契機に、新規登録が急増しているSNS「ブルースカイ」。ユーザー数は昨年9月に1000万人を突破し、同年12月には2400万人を超えたという。ツイッター(X)の代わりになるかどうかはまだまだ未知数だが、イーロン・マスクへの反発や嫌悪感が背景にあるのは間違いない。
「イーロン・マスクに加担したくない」との考えから個人ユーザーのほか、欧米を中心に多くの大学や行政機関などのX離脱が進んでいるのは有名な話だ。僕の周囲でも利用を控えたり、アカウントを削除したりする動きがチラホラ耳に入ってくる。今後を注視したい。
2月2日(日曜日) ボールペンは日本製に限る使い捨ての文房具や消耗品は百円ショップが安くて重宝するが、ボールペンは少し高くても日本製の正規品を購入することにしている。百均の中国製はインクがすぐに出なくなったり擦れたりして、まともに使えた試しがない。使い物にならず却って高く付く。何回も失敗して学んだ教訓だ。
2月1日(土曜日) ブルースカイに新規登録登録者数が急増中のソーシャルメディア「ブルースカイ(Bluesky)」のアカウントを作成した。ツイッター(X)とほぼ同じ機能やデザイン。ツイッター創設者のジャック・ドーシー氏が立ち上げたSNSだから当然か。Xオーナーのイーロン・マスクの言動にうんざりしていたので、いつでも離脱できるようにブルースカイに新規登録。広告表示もなくて快適だ。
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週刊文春訂正。「フジテレビはトラブルを把握しておきながら、1年半にわたり中居さんを番組に起用し続けたうえ、中居さんにトラブルの詳細について確認することもしませんでした」「誤りは正されるべきだが、論点の中心を見失ってはならない」──。これに尽きる。
→【中居正広問題】記事内容訂正で「文春」に集まる的外れな批判、トラブルを「なきもの」にする人たちまで……フジテレビが犯した本当の「罪」とは(FLASH)
→ https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa12485027dc9c5b9f886d9ef18c4e9f1d8bb37
1月31日(金曜日) 元同僚記者と飲み会元同僚記者が定年退職するというので、横浜・関内の秋田郷土料理店で飲み会(なぜか関内キャンパスの裏手)。退職と聞いていたのに、来週以降も臨時採用として同じ職場で働き続けるという。えええっ、なんじゃそりゃ。それはさておき久しぶりに大爆笑の3時間半。楽しかった。料理も美味。
1月30日(木曜日) 関内でも期末試験関内キャンパスで期末試験の監督。昨日の金沢八景と同じく通常授業の出席数と変わらず、履修登録者の8割が受験。開始のチャイムが鳴る前に、僕のミス(勘違い)で3分ほど早く始めてしまった。サービスタイムとしてそのまま続行。30分経ったら約半数が提出して退出した。答案の出来はともかく。
1月29日(水曜日) 期末試験午後から金沢八景キャンパスで期末試験の監督。履修登録者の8割くらいが受験。通常授業の出席者数とほとんど変わらない。顔を見たこともない学生がたくさん来ると嫌だなあと思っていたが、そんなことはなくてホッとした。採点作業が無駄に増えるのって面倒だからな。
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週刊文春が「中居フジテレビ問題」で、幹部社員A氏の会食勧誘について訂正(修正)したが、問題の本質は全く何も変わらない。発覚してから1年半も番組を続け出演させたこと、何の対策も対応も説明もせずに放置したこと、社内で情報共有せず隠蔽の疑いさえあることなど、中居正広氏とフジテレビの責任が軽減される要素はどこにもない。同情し擁護する余地なんてあるはずがない。もちろん、不十分な取材(事実確認)で記事を掲載した文春は猛省すべきだ。
1月28日(火曜日) 「夕刊フジ」休刊タブロイド紙の「夕刊フジ」が1月31日で休刊する。権力に果敢に斬り込む「日刊ゲンダイ」と、まるで違う紙面なのはフジサンケイグループならでは。学生時代、父親宛に「掲載紙」とスタンプされた「夕刊フジ」が、頻繁に届いていたのを思い出す。興味がなかったので、公務関係か趣味の囲碁か何の記事が掲載されていたのかは知らない。「夕刊フジ」が休刊(廃刊)になってもほとんど誰も困らないし、さほど影響もないだろう。産経やフジテレビの近い未来を予感させる。ジャーナリズムとは無縁のメディアだった。
1月27日(月曜日) トカゲの尻尾切り「トカゲの尻尾切り」のフジテレビのやり直し会見。社長と会長が辞任しても、フジテレビ(フジサンケイグループ)では社長も会長も、所詮は「トカゲの尻尾」なのだから根本的な問題解決にはならない。しかも問題の本質的なことには、全く何も答えない。相変わらず危機感も反省も感じられない。
フジテレビのやり直し会見で日枝久相談役について聞かれて、「相談役だから業務の執行はしない」「業務の話だから日枝相談役は会見に出席しない」(経営陣)とは詭弁そのもの。呆れ返る開き直りだ。度し難い。これで逃げ切れると本気で思っているのだろうか。
茶坊主たちが必死になって親分(日枝久相談役)を守ろうと右往左往している、としか見えない。女性の人権も、放送局という公器のコンプライアンスも、報道機関のあり方も、真摯な説明もすべて二の次。「中居正広氏と女性との認識の違い」にも正面からまともに答えない。「女性の意思を尊重しプライバシーを最優先した」と繰り返すばかり。異様な光景が延々と続く。フジテレビ(フジサンケイグループ)は、どういう着地を目指しているのだろう。
大学の授業でフジテレビ(フジサンケイグループ)の話をすると、学生の食い付きはとてもいい。「記者会見」「報道機関」「ACの広告」「労働組合」「問題意識と危機感の希薄さ」がキーワードだ。学生からはフジテレビへの不信感が噴出。権力監視の役割を果たそうと努力しているメディアとの落差が際立つ。素晴らしい教材だ。
フジテレビの企業風土・企業文化が「自由闊達で進取」(会見でのフジテレビ経営陣の発言)だとは笑わせる。「問題意識が希薄で能天気で軽佻浮薄」という意味での自由さ、というのなら分かる。嘘と誤魔化しに溢れたフジテレビ記者会見、にしか見えない。
【追記】フジテレビの記者会見、午前2時半にやっと終わったってさ。午後4時から日付を跨いで10時間半。フジテレビの経営陣が真摯に誠実に説明しないのが、諸悪の根源なのは言うまでもない。
自称記者にはうんざり。持論を延々と述べ続け、簡潔にとたしなめられると「質問のための説明だ」と開き直る。議論まで始める。何が聞きたいのかさっぱり分からず意味不明。もっと整理して質問しろよ。そもそも記者会見は事実確認し相手から言葉を引き出すのが目的で、相手を吊し上げ議論し演説する場ではない。「自称ジャーナリスト」と同列にされたら困る、と感じている記者は多いはず。むしろ迷惑だ。念のために言っておくが、フジテレビを擁護するつもりは一切ない。同じような質問が出るのは、フジテレビ側がきちんと質問に答えず、誤魔化し逃げていると受け取られる回答を繰り返すからだ。
1月26日(日曜日) 今期テレビアニメ評【今期テレビアニメ評】◎薬屋のひとりごと2期(日テレ)、◎アオのハコ(TBS)、◎美味しんぼ・再(tvk)。
◯花は咲く、修羅の如く(日テレ)、◯この会社に好きな人がいます(MX)、◯黒岩メダカに私の可愛いが通じない(テレ東)、◯空色ユーティリティー(MX)、◯日本へようこそエルフさん。(TBS)、◯ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います(MX)。
△坂本デイズ(テレ東)、△チ。ー地球の運動についてー(NHK総合)、△悪役令嬢転生おじさん(TBS)、△サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話(MX)、△アラフォー男の異世界通販(MX)。
【補足1】「チ。ー地球の運動についてー」(NHK総合)は秀作だけど、あまりにも壮絶な拷問シーンにドン引きするので低評価とした(もちろん必要な描写なのは分かる)。「薬屋のひとりごと2期」(日テレ)は安定の面白さ。「美味しんぼ」(tvk)は再放送ながら変わらず見応えがある。
【補足2】「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」(テレ東)は深夜に何も考えずに笑える安心感。「日本へようこそエルフさん。」(TBS)はエルフさんの異文化への素直な驚きが可愛い。「悪役令嬢転生おじさん」(TBS)はオタク公務員のおじさんと娘の関係がなんとも微笑ましく、EDの「マツケンサンバ」も楽しい。
1月25日(土曜日) 「フジテレビ問題」の本質フジサンケイグループの実態と新労組「反リストラ産経労」に対する凄まじい弾圧を描いたビデオ「リストラとたたかう男」(企画制作=ビデオプレス)。その紹介記事を21年前の2004年に書いた。雑誌「放送レポート」の同年1月号に掲載。今も全く遜色ない内容。むしろ今こそ見るべき映像作品と言っていい。日枝久氏を頂点として政財界と一体化するフジサンケイ独裁体制。「フジテレビ問題」の本質は、ここに集約される。
→ http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/people.html#matsuzawa
1月24日(金曜日) フジテレビ経営陣にも社員にも不信感フジテレビ社内説明会。「社内すべての部署が怒り狂っている」「会社も危ないし家族が路頭に迷う」。怒号が飛んで涙する社員も、とのことだが、だったらどうしてもっと早い段階で、「中居問題」について社内で厳しく追及する動きが出なかったのか。自分たちの尻に火がついたから、慌てて動いただけではないか。経営陣だけでなく社員にも不信感と不審感しかない。御用組合のフジテレビ労働組合も同じ。
会社に批判的な労組が新たに設立され、経営側から徹底的に弾圧されても、フジテレビの社員からは何の動きも声も出なかった。それがフジテレビ(フジサンケイグループ)。
そもそもフジテレビは政財界の広報機関であって、報道機関とは言えない。薄っぺらで上っ面の出来事しか伝えない。「楽しくなければテレビじゃない」と豪語するテレビ局だけある。現実のフジテレビは楽しくも面白くもない番組ばかり。フジテレビは「傲慢」なんじゃない。「問題意識と自覚と感性」がないのだ。経営陣にも社員にも。まずそこを認識すべきだ。
1月23日(木曜日) 「その1人のために授業しなさい」教員のやる気を失くさせる天才、と言っていい学生は確実に存在する。大幅に遅刻したり、時間をかけて細かく添削した提出物をほとんど見なかったり。そういうのを目の当たりにすると萎える。「それでも真剣に受講している学生が1人でもいるのなら、その1人のために授業をしなさい」と高校の先生に言われたことがある。なるほど。ストンと心に響いた。その言葉を忘れずに、3人~5人(あるいは10人)の学生に向けて話すように心がけている。他者の学ぶ権利を侵害する私語は論外。居眠りは、どうぞご自由にと思うけど。
1月22日(水曜日) 「家族のあり方」を押し付けるな銀行口座、登記、契約書、税金、保険などは戸籍名と一致が原則だ。それで不都合や不利益を被る人が現実に大勢いる。家族で同じ姓を名乗りたい人は同じにすればいい。別姓にしたい人は別にすればいい。旧姓を通称使用したい人は通称を使えばいい。ただそれだけ。なぜ夫婦同姓を一律に強いるのか。
選択的夫婦別姓に反対する理由は理解不能。「日本の伝統や家族の絆が崩壊する」と主張するが、事実婚や国際結婚や離婚・死別した家族は不幸なのか。家族がみんな同じ姓なら幸せなのか。そんなことはないだろう。「家族のあり方」「価値観」を勝手に決め付けて他者に押し付けるな。傲慢不遜でしかない。
1月21日(火曜日) フジテレビは報道機関じゃない政財界の意に沿って設立されたのがフジサンケイグループ。当然、権力監視のジャーナリズム精神を果たす志などないし、問題意識も報道機関の矜持もない。報道番組は限りなく薄っぺら。だからフジサンケイに労働組合はあっても御用組合。少ない組合員で、会社に批判的な組合が新たに結成されると激しく弾圧された。そんなフジサンケイグループのフジテレビに、まともな報道や検証ができるはずがなく、自浄作用が働くとも思えない。「公器」としての存在理由はどこにもない。
◇◇◇
火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS)は今期のテレビドラマで一番面白い。地に足の着いたリアルな研修医の日常と成長を描く秀作。知識も技術もないのに高邁な理想を偉そうに垂れるウザい研修医物語とは全く違う。素直に反省し学び前進する姿勢が熱い。「ドクターX」とは別の面白さがある。新人研修医の芳根京子の演技が素晴らしい。
1月20日(月曜日) 恥知らずな輩が跋扈事実無根のデマや誹謗中傷を吹聴し続ける犯罪者(立花孝志)。その虚言を鵜呑みにしてデマをヤフコメやX(ツイッター)で垂れ流し拡散する愚か者。それを利用し開き直って自己正当化する政治家(斎藤元彦兵庫県知事)。同じ穴のムジナ。みんな共犯だ。恥知らずな言動を恥ずかしいと思わない。無責任な行為を無責任とも感じない。そんな輩が跋扈し蔓延している。
1月19日(日曜日) もう花粉症鼻がムズムズしてくしゃみも頻発。風邪がぶり返したのかと思ったら、花粉症のようだ。都内では早々と花粉の飛散が始まり、観測史上最速だという。マジかよ勘弁してくれ。軽症の年もあるのだが、こんなに早く花粉に反応するということは、今年の飛散量は多く症状も重くなるのだろうか。
1月18日(土曜日) 「アド街ならやるべきでしょう」吉原がある「浅草千束」を取り上げたテレ東の「出没!アド街ック天国」。性風俗店がカケラも登場しないのは不自然だった。そもそも吉原とはそういう場所だろう。峰竜太が最後にポロッと「あの街の風景が出なかった。何をビビってんだ」とコメントし、MCの井ノ原快彦が「アド街ならやるべきでしょう」と引き取ったのが、せめてもの心意気かなとも感じた。性的搾取の風景も含めて放送してこその「アド街」では。吉原を美化するだけのNHKの大河ドラマとは違うのだから。
1月17日(金曜日) そもそもフジテレビは面白くない「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチフレーズを打ち出した時点で、このテレビ局は終わってるなと強く感じたのを覚えている。当時は学生だったが、その時から全く魅力のないテレビ局だった。報道番組もバラエティーも薄っぺらで軽佻浮薄の極み。ドラマも多くが尻切れトンボで終わる。そもそもフジテレビは面白くない。だから視聴率はダントツで最低。フジテレビ(と日本テレビ)の番組は、昔も今もほとんど見ない。
1月16日(木曜日) ニセモノに騙されるな中身が何もなく空っぽすぎる「石丸新党」の虚しさ。発言に一貫性がなく財源に一切触れない「玉木国民民主党」の無責任。破廉恥議員&首長の見本市そのものの「維新」の無様。未だに「被害者ヅラ」を装って「問題ない」と繰り返す斎藤元彦兵庫県知事の不気味。類は友を呼ぶ。ニセモノに騙されるな。
1月12日(日曜日) 迷惑メール胡散臭い迷惑メールが山のように届く。Amazonや佐川急便やヤマト運輸などを騙っているが、詐欺メールなのは一目瞭然。鬱陶しいしサーバーの容量は無駄に消費するし本当に迷惑この上ない。受取拒否に設定しても、送信側がアドレスをランダムに作成するので全く効果はない。サーバーの段階で迷惑メールを削除することにした。面倒だけど端末で目にする機会は少し減る。現時点ではこれが最善策かな。
1月9日(木曜日) 「はま寿司」授業が早く終わったので、関内駅前の「はま寿司」に初めて入った。比較的安くてネタも美味しい。7皿食べて満腹。値上げはするしネタは透けて見えるほど薄っぺらく小さくなった「かっぱ寿司」よりも、ずっと良心的でコスパも断然いい。「くら寿司」とどっちにするか迷うところ。以上、「回転寿司」雑感。
1月8日(水曜日) 荒唐無稽な「クソリプ」このところ、またぞろ選択的夫婦別姓について荒唐無稽な独自の主張(反対論)を送りつけてくる輩が湧いて出てきた。春先にはまだ遠いのだが。曰く「選択的と言いながら採用されたら選択的を外すのが賛成派の野望」。夫婦別姓を一律に強制したい人なんてどこにいるのだろう。妄想にもほどがある。
曰く「姓が違う孫を可愛がれない祖父母がいる」。姓が違っても姓が同じであっても孫を可愛がれない人はいるだろう。選択的夫婦別姓とは全く無関係のこじつけでしかない。論理の飛躍も甚だしい。
曰く「行政手続きは旧姓でも可能」。名前が変わることでさまざまな不利益を被り、仕事や私生活で支障が生じて困っている人が大勢いるのは現実なのだが。不利益を強いられ我慢し続けなければならない理不尽な状況を、なぜ他者に強要するのか。想像力を働かすこともできないのが情けない。
曰く「夫婦別姓は戸籍制度の破壊につながり危険」「夫婦別姓は家族が壊れ不幸を招く」「別姓は日本の根幹を覆す」。どこをどうすれば選択的夫婦別姓が戸籍制度の破壊になり、家族が壊れ不幸を招くことになるのか全く意味不明。荒唐無稽すぎる。夫婦別姓でなければみんな幸せで離婚もしないの?
新年早々に頭のおかしな人たちの風変わりで論理の破綻した駄文を読んで、大笑いさせてもらった。恥ずかしげもなく自ら「ネトウヨ」を堂々と名乗る人物や自称愛国者、日本保守党員など、プロフィール欄にはそんな自己紹介が並んでいた。わざわざ「クソリプ」を送ってくる連中だけあってお里が知れる。
期せずして、新年最初の講義のテーマは「ネット社会の光と影」。デマや誹謗中傷や差別や偏見を撒き散らして拡散し加担するのも利用者であり、内部告発や人命救助に役立てるのも利用者。インターネットというツールを生かすも殺すも使い手次第というテーマに見事に合致する。いい授業だった(自画自賛)。
1月6日(月曜日) あす投函ひと言コメントを添えて、年賀状と寒中見舞いはあす投函予定。めちゃくちゃ遅くなった。今季の風邪は結構しつこい。まだ完全に抜け切っていない。冬休み明けの8日の授業再開までには復活しなくては。
1月5日(日曜日) 印刷完了年賀状と寒中見舞いの印刷完了。裏面(通信面)と表面(宛名)のいずれも終了した。印刷トラブルで宛名面がなぜか途中でストップ。喪中の連絡をいただいた人には寒中見舞いを出すように調整しているので、途中で止まると宛名印刷の設定に支障が生じる。修正に無駄な時間がかかった。
1月2日(木曜日) 年賀状の版下完成まだ体はだるくて頭も少し重いが、気合を入れて年賀状を作成。とりあえずハガキ裏面(通信面)のデザインと文面を完成させた。印刷はまだまだこれから。なんとか今週中には投函したい。
1月1日(水曜日) ひたすら食べて眠る食欲はしっかりある。ひたすら食べて薬を飲んでぐっすり眠るの繰り返し。1日の半分近く眠っているがいくらでも寝ていられる。昨年の睡眠時間は毎日5~6時間ほどだった。疲労が蓄積していたのかもしれない。咳があまり出なくなったのはありがたい。冬休み明けの授業までには完全復活しなければ。
2024年
12月31日(火曜日) 風邪でダウン年の瀬に風邪でダウン。頭も喉も痛くて体がだるい。咳は出るし節々が痛い。これはヤバイとすぐに分かった。食欲はあるのでしっかり食べて、市販の風邪薬を飲んでひたすら眠る。ようやくほんの少し楽になってきた。そんなわけで年賀状は全く手付かず。年賀状は毎年こんな調子だけど、年内どころか三が日の投函も無理そう。
◇◇◇
「孤独のグルメ2024大晦日スペシャル」(テレ東)を見た。横浜から八王子まで映画フィルムを運ぶ仕事を頼まれるも、長野の飯田市、さらに能登の穴水町に届け先が変わる。厚意なのに、先方は一方的で説明もなし。普通なら「私は運転手じゃない」と怒り出すところ。井之頭五郎が温厚でよかったね。飯田の焼き肉、穴水のちゃんこ鍋がものすごく美味しそうだった。
12月27日(金曜日) 無罪キーホルダー昨日に続いて、今日も午後から東京・四谷の出版社へ。再審請求中の冤罪被害者に2時間ほど電話取材。編集者と打ち合わせも少し。午後7時に離脱。中央線の車内も東京駅もめちゃくちゃ混んでる。地下街のショッピングモールは立錐の余地もない。品川駅はそれほど混雑していなかった。キャリーバッグをガラガラ引きずる人もあまり目立たない。京急のホームで5分ほど待ったら快特に余裕で座れた。めっちゃ寒いから速攻で帰宅。
現代人文社の「季刊刑事弁護」編集部で「無罪キーホルダー」をもらった=写真。おっ、面白いじゃん。でも、これをリュックにぶら下げて法廷取材したら、裁判長から退廷を命じられそう(笑)。電車に乗ったら隣の人に驚かれそう。部屋に飾っておくのが無難かな。授業でネタとして使うのはアリかも。
「決め付け刑事(デカ)」や「トンデモ裁判官」の目の前に突き付けてやりたい、そんなキーホルダー。冤罪被害者の皆さんには特にオススメだ。
12月26日(木曜日) 中央線遅延午後から東京・四谷の出版社で編集者と打ち合わせ。6時過ぎに四ツ谷駅から乗った中央線の上り快速電車が、神田駅の手前で突然ストップした。車内灯が暗くなって空調は完全に止まった。「送電されていない区間で停車したが事故ではない」とのアナウンスがあったけど、なぜ止まったかの説明はない。10分ほどして動き出した。何が起きたのか説明なし。神田駅到着。「中央線のトラブルはホーム上で非常ボタンが押された影響」とアナウンス。無事に東京駅到着。やれやれ。中央線の遅延はいつも通りの変わらぬ日常風景らしい。我先に乗り込んで来る客が殺気立っていて怖い。
12月25日(水曜日) 「被害者ぶった加害者」「被害者ぶった加害者」斎藤元彦知事、という投稿をツイッター(X)で見かけた。まさにそれ。厚顔無恥で卑劣そのもの。実に的確で本質を突いている。見事な表現だと感心した。
12月24日(火曜日) 裁判官のインサイダー取引金融庁に出向中の裁判官がインサイダー取引の疑いで、証券取引等監視委から東京地検特捜部に告発された事件。朝日や毎日の「佐藤壮一郎職員(32)」の表記はおかしくないか。「佐藤壮一郎裁判官(32)」と書くべきだろう。「職員」ではなく、明確に「裁判官」「元裁判官」と呼称することこそが、この事件の最大のポイントのはずだ。読売は「30歳代の男性裁判官」と名前を出さず。NHKと時事は「佐藤壮一郎裁判官(32)」だった。
12月23日(月曜日) インフルエンザ東京・中目黒の馬刺し居酒屋で友達と飲む約束をしていたが、1人がインフルエンザに罹ったため延期になった。仕方ない。確かに街中でも電車内でも教室でも咳をしている人が多い。大半は周囲に配慮しているが、マスクをせず口を覆うこともしないで咳き込む輩が少なからずいる。感染拡大するのも当然か。困ったものだ。
12月22日(日曜日) LINEに登録というわけで、LINEをインストールして登録完了した。なんやかんやとややこしいし、面倒臭そうだし、個人情報の拡散が不安だったりもする。まあそれなりに便利なのだろうけど。LINEに束縛・支配されなければ大丈夫か。昔のチャットと同じだよな。
LINEをやってみて実感したこと。次から次に来るメッセージに追われて焦る。そしてもう一つ。メッセージを別のグループに誤送信するのは十分にあり得るということ。「そんなのあるわけないだろ」と思っていたが、集中して気をつけていないとあるよ。ヤバすぎる。そんな感じで、遅ればせながらLINE初体験。
12月21日(土曜日) 忘年会東京・恵比寿で中学の同級生と忘年会。同級生の一人が経営する小洒落た飲み屋に6人が集まった。コロナ禍を挟んで久々の再会。懐かしい。ずっと以前から「なんでLINEをやらないんだ」と言われ続けていたが、面倒なのでインストールしなかった。ここにきてプレッシャーが強い。いよいよ登録して参加せざるを得ないかな。
12月20日(金曜日) ジャーナリズム精神をぶち壊す大越健介昨夜19日の「報道ステーション」は酷かった。トップ項目で取り上げたのは読売主筆の渡辺恒雄死去。それ自体は何の問題もない。政治権力との距離感のなさを批判的に取り上げた前半は、むしろ問題意識とジャーナリズム精神に裏打ちされた真っ当な内容だった。ところが、キャスターの大越健介が前面に出た後半が最悪だった。
大越健介がNHK時代に渡辺恒雄をインタビューした映像を持ち出して得意げに語り、渡辺恒雄は尊敬すべき政治記者であるかのように持ち上げる。ゲストの御厨貴・東大名誉教授がバランスを取ろうとするが、大越のコメントで、番組スタッフの問題意識が発揮された前半VTRはぶち壊しになった。
大阪・関西万博の現地を訪れて懸命に褒め称えた放送回と同様に、大越健介には違和感しかない。ニュースステーションから続く報道ステーションのジャーナリズム精神と、大越健介の姿勢は大きく乖離する。最低のニュースキャスターの一人だと改めて痛感した。
12月19日(木曜日) 読売主筆の渡辺恒雄氏死去読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が死去。98歳。「政治記者として政治権力に近付いて取材する」どころか、監視対象の政治家との緊張関係も距離感もなく、一線をはるかに超えて政治権力と一心同体。むしろ自身が権力者そのものだ。読売社内では「社論」を統一し異論を許さない独裁者だった。独裁者ナベツネという重石が消えて、ホッと安堵している読売の記者も少なくないに違いない。
読売主筆の渡辺恒雄氏は「巨星」でもなんでもない。記者の仕事を勘違いし、権力の一員に成り果てた醜悪な独裁者でしかない。読売新聞を政府自民党の「広報紙」に育て上げた。民主主義とジャーナリズムを衰退させた元凶の一人だ。
12月18日(水曜日) 猫みたいなカラス昼下がりに駅に向かって歩いていると、誰もいない空き地から「カランコロン」と乾いた音が聞こえてきた。音がする方を見るとカラスだった。小柄でまだ子どものようだ。ペットボトルのキャップをくちばしで突ついて、転がしたり放り投げたりして一心不乱に遊んでいる。まるで子猫みたい。猫と違うのは咥えたキャップを空中から落とすところくらい。夢中で遊ぶ様子に見入ってしまった。
授業に遅れるので少ししか見られなかったが、時間に余裕があればいつまでもずっと眺めていられる。カラスは賢くて可愛い。
12月17日(火曜日) ネットの闇「テレビ局は事件事故の被害者故人の名前顔写真を使うな」「マスゴミは被害者の名前や顔写真を放送するな」などともっともらしい主張をしながら、自分はネットで被害者の顔写真を転載拡散し、個人情報や真偽不明の噂を晒し続ける輩の矛盾。そもそも(北九州市で殺害された中3女子の)顔写真は遺族提供。生きた証を残したいと考える遺族もいる。
ネットの闇は底なし沼だ。一見すると正しくもっともらしいことを大声で繰り返し主張する人物・言葉の怪しさ。矛盾や疑問はないか。鵜呑みにせず背景や意味を吟味して判断した方がいい。自分の頭でしっかり考えること。同じような情報源だけでなく、別々の情報源に複数当たって確認すること。
12月16日(月曜日) 発電コスト試算の矛盾経済産業省が電源別の発電コストを試算。「LNG火力発電(液化天然ガス)は原発より割高」で、「原発は太陽光発電に次いで安い」とした。「LNGは二酸化炭素対策費がかさむから割高」だという。それなら原発は廃炉や事故対策、放射性廃棄物処理に桁違いのコストがかかるはずだが。都合の悪いところはちゃっかりスルーした経産省の発電コスト試算。おかしくないか。
12月13日(金曜日) 年賀はがき購入近所の郵便局で年賀はがきを購入した。出す枚数をグッと抑え込んだ。100枚を大幅に下回る。それと喪中の連絡をいただいた方に出すため、普通のはがきも数枚。やはり郵便料金の値上げはキツイ。郵便局長さんによると、今年は出足も遅いし販売枚数も大幅に減っているという。僕も購入枚数を減らした一人なのだけど、「いやいや、いつも本当にありがとうございます」と感謝された。恐縮です。
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メールの送信システムの調子がすこぶる悪い。いずれも前日や前々日には正常に送信できていたアドレスなのに、どれもエラーが出て「配達できませんでした」と戻ってくる。何回も送信してしまって同じエラーメッセージが。そんな相手から返信が来た。なんだよ、ちゃんと届いてるじゃん。謎だ。
12月12日(木曜日) 「被告人は無罪」「紀州のドン・ファン殺害事件で元妻に無罪判決」を伝えるnews23が、裁判長の主文言い渡しの言葉を「被告人を無罪」とアナウンスした。テロップも同じ。それはない。「被告人は無罪」だろ。無罪の場合、助詞は「を」ではなく「は」だよ。法曹界でも報道現場でも常識。原稿の間違いをそのまま読んだのか。TBSニュースは原稿を誰もチェックしていないのか。報道ステーションは「被告人は無罪」とアナウンスしていたし、テロップもそうなっていたぞ。しっかりしろ、TBS。
12月11日(水曜日) 来年はシンプルカレンダー2025年のカレンダーを購入した。「1年間がひと目で」が謳い文句の大判を選んだ=写真。これまではひと月ごとにめくるオーソドックスなタイプを愛用していたが、毎月めくるのも面倒だと考えて、1年分が1枚になったものにした。トトロの映画シーンも、ネコやスズメの写真も何もなく数字だけ。実にシンプル。値段も安い。
12月10日(火曜日) 能登のムラは死なない」かつて輪島支局に駐在した元朝日新聞記者の藤井満さんから「能登のムラは死なない」(農文協)をいただいた=写真。「能登の里人ものがたり」(2015年刊行=絶版)に、能登半島地震以降の取材内容を大幅加筆。「能登のことも地震も忘れてほしくない」と言う著者の思いが詰まった一冊だ。
能登半島地震から1年近くが経つのに、復興がなかなか進まないのは政治の責任が大きいし、政治の怠慢だと思う。ボランティアの受け入れもライフラインやインフラの整備も、初動から違和感があった。度重なる悪天候と地震で、文字通り踏んだり蹴ったりが続く能登の人々が気の毒でならない。
「能登を忘れてほしくない」と願う著者の取材成果が、この時期に復刻増補版として出版されるのは必然と言っていい。書名の「能登のムラは死なない」に強い決意と希望を感じる。あくまでも「文化や生業や集落の記録」がベースなのが著者ならではだ。各章の扉や文中コラムには、輪島支局で藤井さんと共に過ごした亡き妻レイザルさん(玲子さん)のイラストが使われている。288ページ。1800円+税。
12月9日(月曜日) 中華料理店の味1〜2週間に1回ほど食べに行く駅前の中華料理店の味が、最近は少し落ちたなと感じていた。厨房の中国人のオヤジさんが体調でも崩したのかと心配したが、きょうは味も量も元通りだった。チラッと見かけた顔色も悪くなさそうで安心した。価格は良心的で味もいいので頑張ってほしい。切に願う。
12月8日(日曜日) 荒唐無稽なデマや詭弁選択的夫婦別姓に反対する連中が、荒唐無稽なデマや詭弁を吹聴し始めたことに驚愕する。「夫婦別姓になると戸籍制度がなくなる」「帰化議員が言い出した」といった類だが、差別と偏見に満ちた極めて悪質な虚言だ。夫婦別姓でなぜ戸籍制度がなくなるのか、全く意味不明。
そもそも明治以前の日本では夫婦別姓は珍しくなかった。夫婦同姓は必ずしも「日本の伝統文化」などではない。選択的夫婦別姓はワガママではない。個人の権利と人権の問題だ。事実婚や通名使用だと著しく不利益を被る場合がある。だからこそ法的裏付けを必要とする人がいる。だから「選択的」なのだ。
頭が悪くてまともな情報が得られないのか、それとも意図的にデマや詭弁を流しているのか。後者であれば悪質な差別主義者と断じざるを得ない。兵庫県知事選を巡ってもいまだに「斎藤元彦知事はメディアに悪者にされた」「マスコミの偏向報道の犠牲者だ」などの詭弁が垂れ流されている。懲りないな。
12月7日(土曜日) 韓国「野党」はネトウヨに酷似民主主義を蹂躙し破壊する「戒厳令」(非常戒厳)が論外なのは言うまでもないが、革新だとか進歩派と称される韓国「野党」の言動には、以前からずっと違和感しかない。頭から喧嘩腰の日本への対応は、その一つ。日本人が歴史と向き合って真摯に反省すべきなのは当然だ。
しかし、日本が相手なら何をやっても何を言ってもいい、といった態度は理解に苦しむ。論理的でも理性的でもない。革新・進歩派と称される韓国「野党」のご都合主義で国粋主義的な言動は、むしろ日本のネトウヨと同根に思える。それでは建設的で未来志向の日韓関係を築くのは困難だろう。その反動か、北朝鮮には過度に融和的。違和感が拭えない。
12月6日(金曜日) 築地銀だこ上大岡の「築地銀だこ」で、たこ焼きを買って食べた=写真。キャンペーン期間だからか40人ほど並んでいる。2時間近くかかりますと言われたが、1時間ちょっとで購入できた。この手の長い行列にはまず並ばないのだけど(せいぜい20~30分が限界)、どうしてもたこ焼きが食べたい気分だったのだ。外はカリッと中はトロッとしていて美味しかった。
「銀だこ」の行列に並んだ1時間、スマホで新聞紙面やX(ツイッター)の記事、メールなどをチェックしていたので、それほど苦痛でもなく退屈もしなかった。スマホに感謝。
12月5日(木曜日) ちょっと安心関内キャンパスで授業。講義が終わると女子学生が「きょうの授業ものすごく面白かったです」とわざわざ言いに来てくれた。「公共放送であり自主独立した報道機関であるはずのNHKと政府与党(国家権力)との距離感」がテーマ。「NHKってヤバイことになっているんですね」「うん、ものすごく」。新聞もテレビも、もちろんNHKも見ない学生が大半の中、みんな関心あるのかなあと不安だったが、ちょっと安心した。心強い。うれしかった。
12月4日(水曜日) 「選択的」夫婦別姓になぜ反対?選択的夫婦別姓に頑なに反対する理由が全く理解できない。何も全員が別姓にしなければならないと言っているのではなく、別姓にしたい人はどうぞご自由にというだけなのに。だって「選択的」なのだから。反対する人たちは理由に「家族の形」や「子どもが不幸に」などを掲げるが、そもそも「家族の形」はそれぞれ。世の中には片親の家族も離婚や死別や事実婚もあれば同性婚もある。だからといって不幸だとは限らない。よそさまの「家族の形」に口出しすること自体が不自然で、不自由で傲慢で余計なお世話だろう。選択的夫婦別姓に頑なに反対する発想が不可解でならない。
12月3日(火曜日) 初めての新1万円札現金が少し必要になったので、銀行でお金を下ろした。おおっ。渋沢栄一の1万円じゃないか。しかもすべて新札ではないか。新千円札はお釣りでもらったことがあるが、新1万円札を手にしたのは遅ればせながら初めて。写真や映像ではオモチャの子ども銀行券みたいという印象だったけど、意外とカッコいい。
新1万円札はホログラムにも渋沢栄一がいた。でもやっぱり安っぽい感じは否めない。福沢諭吉の1万円札の方が重厚感はあるかな。とは言うものの、最近は現金を使う機会があまりないんだよなあ。新5千円札は、いまだに手にしたことがない。
12月2日(月曜日) マイナカードは使わないのが一番マイナンバーカードにあれこれ紐付けすると、芋づる式に悪用されかねない。別の言い方をすると、健康保険証や運転免許証などを紐付けしなければ、被害は最小限にとどまる。そもそもマイナカードを使ったり持ち歩いたりしなければ、マイナンバー(個人番号)も個人情報も他人に知られることはない。マイナカードは使わないのが何より安全。つまりそういうことだ。
現行の紙の健康保険証の新規発行が、きょうから停止される。しかしこれまでの保険証が使えなくなるわけではなく、最長1年間は紙の保険証は有効だ。その後も、健康保険組合などから送られてくる「資格確認書」(申請の必要なし)があれば、マイナ保険証がなくても問題ない。マイナ保険証に一本化されるわけではない。
現行の保険証を廃止すること自体が、大いなる無駄ではないか。マイナ保険証と紙の保険証を併存させればいい。そもそもマイナカードの取得は任意のはず。テレビ各局はそこをしっかりとアナウンスすべきなのに、「資格確認書」に触れないニュース番組もある。理解に苦しむ。
12月1日(日曜日) 「ぶつかりおばさん」「ぶつかりおじさん」が話題だが、おじさんだけじゃない。歩きスマホをしているわけでもないのに、おばさんが不自然にぶつかって来たことがある。困惑するばかりだ。ほかにもスーパーの買い物カゴを回収場所にきちんと戻さず、次の客を困らせるおばさんとか。頭のおかしい非常識で迷惑な人に性別は関係ない。
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