大岡みなみの身辺雑記/最新版


 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)

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2025年

8月8日(金曜日) 「かまってちゃん」

 トランプは史上最悪の「かまってちゃん」だ。小学生のような振る舞いには心底呆れる。彼にしてみれば支離滅裂な言動や朝令暮改は平常運転なのだろうけど、ここまで世界中をメチャクチャにして引っかき回すのは、度し難いし迷惑この上ない。早く別の人に米大統領が代わらないかなあ。多くの人がそう思っているに違いない。

 北朝鮮の「首領様」よりも格段に酷い「かまってちゃん」。それがトランプだ。相手を振り回して気を引こうとする。小学生以下のレベルだ。哀れなトリ頭。トランプ本人の評価が下がるだけならいざ知らず、米国自体への信頼感が地に落ちてしまうのに。知性も分別もない。


8月7日(木曜日) セブン離れに納得

 コンビニは高いからあまり利用しないが、必要があって久しぶりに立ち寄った。レジで料金を支払おうとすると、現金かnanakoしか使えないという。以前は使えたクレジットカードが不可とは。現金を持っていたので無事に会計を済ませたけど、ふざけた話だな。客がセブンイレブンから離れるのも納得だ。


8月6日(水曜日) 事実を伝える

 「関税ゼロにするのが反グローバリズム」と言ってみたり、「パリ協定やWHOから脱退してトランプに歩み寄ってはどうか」と石破茂首相に迫ってみたりと、極右カルト政党「参政党」の神谷宗幣代表の幼稚さと無知蒙昧ぶりは、止まるところを知らない。控えめに言って小学生以下のレベル。

 それを恥ずかしいとも思わず、堂々と国会で質問できる神経は異常だ。参院予算委で妄想を全面展開し失笑を買う神谷宗幣代表の滑稽な様子を、テレビ各局は繰り返し流すべきだろう。事実を広く知らせるのが何より重要。支離滅裂で荒唐無稽な参政党の主張をただ垂れ流すのではなく、問題意識を持って批判的に「事実」を伝えるのは報道機関の職責だ。

 広島平和記念式典での広島県知事のあいさつの合間に、参列している参政党代表の表情を映し出す。それだけで視聴者には「事実」と「本質」が十分に伝わる。大切な判断材料になるだろう。問題意識を持って伝えるとは、そういうことだ。事実だから何の問題もない。それが映像(報道)の力である。


8月5日(火曜日) 参政党代表の頭の悪さ際立つ

 参院予算委員会に「初登場」した極右カルト「参政党」の神谷宗幣代表。WHO脱退などトランプとの同調を迫る荒唐無稽な質問を繰り広げた。淡々と答弁する石破茂首相の言葉を聞いていると、石破氏のまともさと神谷代表の頭の悪さがいっそう際立つ。多くの議員が(腹の中では心底)呆れて笑っていたに違いない。


8月4日(月曜日) 地球環境がヤバイ

 最高気温が40度を超えるのが当たり前になり、いよいよ地球は人間が暮らせない惑星に近づきつつあると実感する。決してSFの世界ではない。農作物や水産物など食糧にも多大な影響が及ぶ。このままだと近い将来、現実問題として日常生活が困難になるだろう。地球環境はマジでヤバイ。危機的状況なのに危機感がなさすぎる。


8月2日(土曜日) 湘南教研

 朝から湘南教職員組合の教育研究集会(湘南教研)に、共同研究者として参加。日本語教育の分科会で、大学生の文章力低下の現状と作文教育の必要性を、具体的にしつこいほど強調した。毎年のように訴えているが、今年はいつも以上に力を込めて危機感を伝えたつもりだ。写真は、湘南教組提供の昼食。

 作文の添削指導は、小中学校や高校から時間をかけて丁寧に実践すべきだと思う。あまりにも作文教育がないがしろにされているため、まともな日本語が書けず、伝えたいことを読みやすい文章で分かりやすく表現できない。改行なしで4千字のレポートを平気で書く学生が各大学で増えている。異常だ。

 小中学校の先生が忙しいのは知っているし、時間がないのも承知の上でそれでもあえて言うのだけど、実際に書かせて添削する作業を繰り返すと、子どもたちの文章表現力は着実にアップする。ピアノの練習や素振りと同じだ。自己肯定感や自信にもつながる。先生は大変だと思うが、ぜひお願いしたい。

 文章表現力を磨くのは、受信(インプット)と発信(アウトプット)がセットで成立する。いろんな考え方や見方に接して正しい情報を精査し、自分の頭で考えて判断し、自分の意見をまとめ、分かりやすく伝える。本当の意味での「主権者教育」でもあると思う。


8月1日(金曜日) 拍子抜け

 予報では関東直撃などと言われていた台風9号だが、実際には房総半島沖を北上していくようでホッとした。それでも時折ものすごく強い風が吹くし、強めの雨がパラパラっと降り注ぐ。台風の通過中だから仕方ないにしても、拍子抜けするほど台風の影響が少ない。涼しくて助かるけど、あす以降はまた猛暑が復活するらしい。


7月31日(木曜日) 思い切りよく判断

 ひたすら部屋を片付けているが、ようやく先が見えてきた。要らないと判断したものはどんどん捨てているのに、捨てても捨てても片付かない。いかに必要ないものを無駄に溜め込んでいたか改めて気付く。ネックは大量の取材資料。とにかく思い切りよく判断するのが肝要だ。それでも減らないんだよなあ。


7月28日(月曜日) 根本原因は安倍派にある

 自民党両院議員懇談会で石破退陣を声高に主張したのは、旧安倍派や統一教会と関係が深い「裏金議員」たち。そもそも自民惨敗の根本原因は彼らにある。懇談会の冒頭挨拶で石破茂首相は、参院選の結果について「自民党の政策が届かなかったのか党組織の問題か」と遠回しに触れた。これこそ問題の本質だ。諸悪の根源は安倍派。まず徹底解明しなければならないのは裏金問題と統一教会との関係であり、退場すべきは旧安倍派の面々にほかならない。恥知らずにもほどがある。


7月26日(土曜日) 王将の「回鍋肉」

 牛丼チェーンの松屋の「回鍋肉定食」と餃子の王将の「回鍋肉セット」=写真。当たり前だけど味が全然違う。王将の回鍋肉の方が断然美味しい。松屋も不味くはないのだが単調で深みに欠ける。王将で食べると違いが際立つ。タレが濃厚でこってりしていて味付けが別物だ。王将、美味っ。


7月25日(金曜日) 「石破辞めるな安倍派が辞めろ」

 首相官邸前で石破茂首相の続投を求める市民デモ。「石破辞めるな安倍派が辞めろ」のプラカードが最も本質を突いている。「選挙結果を無視した矛盾する行為」と批判する「識者」が目立つが、極右が跋扈する政界や腐った自民党の中で石破首相はまだマシだ、との声は至極真っ当で何も矛盾しないと思う。

 石破首相の続投を求める声は選挙結果と矛盾しない。選挙区と比例代表で選択肢が異なるのと同じだ。自民党も酷いし野党の一部(極右勢力)も酷い、と有権者が危機感を抱いている証左である。冷静に考えて石破首相の言動は、(自民党だけでなく政界全体の中でも)まともで誠実だ。


7月24日(木曜日) 人の話を聞かない田中康夫候補

 上大岡駅前で、横浜市長選に出馬している田中康夫候補の演説を聞いた。学校給食の話のほかは、長野県知事時代の自慢など脈絡ない演説が1時間近くダラダラと続いた。無駄に長い。ターミナル駅だから人の流れは多いが、立ち止まって耳を傾けるのは20数人ほど。大半が60代以上の高齢者だった=写真。

 演説を終えた田中康夫候補に、一つだけ質問があるのですがと話しかけた。どうぞと言うので、市長になったら長野県知事の時のようにまた記者クラブに介入するのでしょうかと聞いた。「いろいろ考えているけど、あなたの期待しているようになりますよ」。ええーっと、僕の考えは何も伝えていないのだけど……。

 「あなたの意見は?」と聞かれたので、「権力の報道機関への介入はよくないと思う」と答えると、「警察や検察の記者クラブは捜査機関側が仕切っている。それには何も言わない」などと一方的に捲し立てて去って行った。いや、横浜市政クラブの話を聞いているのだが。田中康夫氏が人の話を全く聞かないし、聞こうとしないことはよく分かった。

 大学のジャーナリズムの講義では毎年必ず、田中康夫長野県知事の記者クラブ介入問題を取り上げる。それだけに田中氏が横浜市長になったらどうするつもりなのか、長野県知事の時と同じことをまた繰り返すのか、そこは確認しておきたかった。しかしそもそも人の話を聞かないのは論外だよなあ。

 田中康夫氏は想像通りのヤバイ政治家(権力者)だった。記者クラブに問題はあるが、それは記者側が自主的に自律的に改革すべきことだ。権力を監視する側に対し、監視される側の権力者があれこれ口を出して介入するのは根本的におかしい。報道と権力の関係性を理解していないのは致命的だ。


7月23日(水曜日) 今期テレビアニメ評

【今期テレビアニメ評】

その着せ替え人形は恋をする/2期(MX)ダントツで面白い。

アン・シャーリー(赤毛のアン)/前クールから続き(NHK教育)安定感がある良作。

薫る花は凛と咲く(MX)王道の学園ラブストーリー。このアニメ大好き。

◯ウィッチウォッチ/続き(TBS)前クールと比べるとトーンダウンしたか、と思ったが盛り返す。

◯ダンダダン/2期(TBS)前期と比べるとやや冗長。

◯宇宙人ムームー/続き(MX)ムームーと桜子はそのままでいいと思う。

◯追放者食堂へようこそ(MX)食堂の大将とアトリエが微笑ましい。

△タコピーの原罪(配信=TBS)宇宙人のタコピーがウザすぎてイライラする。

△サイレント・ウィッチ沈黙の魔女の隠しごと(MX)

△公女殿下の家庭教師(MX)


7月22日(火曜日) 「日本を大切にする心」って何だ?

 参政党新憲法案の「日本人」の定義。「国民の要件は『日本を大切にする心を有すること』を基準として法律で定める」だとさ。参政党員みんなで考えたそうだ。「日本を大切にする心」なんて人それぞれなのに、だれがどうやって判断するのか。国家(政府)に従わない者を「非国民」「反日」として弾圧した戦前の発想そのもの。

 そもそも「国家権力の暴走」を縛って制限するのが憲法の役割だが、参政党の新憲法案は主権者たる国民を縛って、国民の自由と権利と基本的人権を規制する。恐ろしい時代錯誤。ぞっとする。


7月21日(月曜日) 熱狂する不気味

 「参政党の演説が気持ちいいです」「日本人ファーストに共感します」「涙を流してしまった。心にグッときた」。事実と異なるデマや嘘であっても、弱い立場の人々を攻撃する根拠のない誹謗中傷でも、確かめることなく信じ、不平や不満の捌け口を「排外主義」「愛国」に求めて熱狂するのが悲しい。

 「日本人ファースト」という言葉の「日本人」の中身を吟味することもなく、気持ちよくなって共感する不気味。安倍政権を支持した保守層が、ごっそり参政党支持に回った。事実はどうでもいい、袋叩きにして排除する対象があれば気分がいい、という風潮がさらに大きくなることに恐怖を覚える。

◇◇◇

 安倍派の反撃が始まった。「石破おろし」は、自民党を牛耳っていた安倍派の反撃だ。裏金問題や統一教会との関係を批判され、自民党主流派の座から引き摺り下ろされた安倍派の怨念が爆発する。参政党の躍進とも付合する。ますます気持ち悪い。


7月20日(日曜日) 参院選投開票

 参院選の投票に行ってきた=写真。行列はなかったが、投票所には市民が途切れることなく訪れていた。ただ、年齢層は70代や80代と見られる高齢者ばかり。若者の投票率がアップしたという話はどこへいったんだろう。時間帯のせいか、場所の問題か、たまたまなのか、若者は期日前投票が多いのか。謎だ。

 NHKはどうして出口調査を、読売新聞と日本テレビとの合同で実施したのだろう。各社独自で調査してこそ、それぞれ多様な見方や分析や予測や判断材料が示せるのに。たとえ結果が同じになったとしてもだ。独自性を放棄したら大政翼賛会になってしまう。NHKは経営に余裕があるはずなのに。

 参政党と国民民主党なあ……。マジで気持ち悪い。一票を投じる人たちの気が知れない。そもそも煽られた支持者(信者)の熱狂が気持ち悪いし不気味だ。ナチスや統一教会に通じる極右カルトの恐怖。

 不満や怒りの矛先を権力者に向けるのではなく、自分より弱い立場の人たちに向ける悲しさ。情けなさ。デマや嘘を大量に流して差別を煽り、外国人、生活保護受給者、女性、障害者、性的少数者を標的にする卑劣さ。いじめと全く同じ構図だ。それを恥ずかしいと思わないのが何より恐ろしい。

 参院選東京選挙区で参政党新人さや当選。さや「日本人を大事にする政治が多くの人に求められている」「日本人ファーストのフレーズが誤解を受けた」。その「日本人」には帰化して日本国籍を取得した人、生活保護受給者、貧困層、自立した女性、障害者、性的少数者、反原発派、護憲派、左派は入りますか?


7月19日(土曜日) 「インチキ野党」

 だから何度も言っているが、与党(自民党)が過半数割れしても政権交代なんて無理だって。仮に政権交代したとしても速攻で瓦解するのは目に見えている。「野党」の結束などあり得ないし、そもそも「野党」のフリをしている「インチキ野党」だらけなのだから。参政党や維新や国民民主党は「野党」じゃない。自民党安倍派と統一教会の「別働隊」に過ぎない。そんな極右政党に騙されて大切な一票を投じても、「日本版ナチス」を再現するだけだ。いい加減に気付けよ(無理だろうけど)。

 権力を監視して主権者に判断材料を提供し問題提起するのは、ジャーナリズム(報道機関)の基本中の基本であり当然の職務なのだが、痛いところを事実に基づいて突かれたことに逆上し、特にTBSを執拗に攻撃し続けるのは安倍晋三の常套手段だった。参政党はこれを完璧に踏襲している。お里が知れるとはこのことだ。排外主義極右政党の面目躍如。マジで本当に気持ち悪い。


7月18日(金曜日) エアコン

 リビングと寝室に設置するエアコンを家電量販店で吟味。各社からいろんな機種が出ているので迷う。夏のキャンペーンと2台まとめ買い割引で、想定していた以上に安く購入できた。基本工事設置費込みで20万円を大幅に下回った。助かる。面倒臭い手続きや準備や作業が山積するが、段取り通り進んでいる。


7月17日(木曜日) 前期の授業終了

 前期(春学期)の授業がすべて終わったので、manaba(大学の学習支援サイト)に学生へのメッセージをアップした。文章演習の科目を今後も履修できると勘違いしている学生が何人かいたので、1年生のみが対象の科目であること(知らないこと自体が驚きなんだけど)、文章を磨く練習はこれからも自分で続けてほしいことなどを書いた。さて次は成績評価だ。


7月16日(水曜日) 「デマ」と「いじめ」

 「日本人はなかなか受給できないのに、外国人は生活保護が受給され優遇されている」とデマを吹聴する参政党と支持者ら。日本人も外国人も受給者は3%で変わらない。そもそも日本人の生活保護受給者をさんざん叩いていた連中が、標的を外国人に変えただけ。次はまた日本人受給者を叩くに決まっている。

 参政党などがやっているのは「いじめ」でしかない。支持者は「いじめ」に同調する加担者だ。外国人を叩き、女性を叩き、同性愛者を叩き、高齢者を叩き、貧困層を叩き、沖縄を叩き、メディアを叩く。今度は誰を袋叩きにして排除するのか。次の標的はあなたかもしれない。参政党に一票を投じたら、そんな恐怖のいじめ社会がやってくる。


7月15日(火曜日) 自民党政権は安泰

 自民党と参政党と維新と国民民主党が連立すれば、自民党政権は安泰だね。だってみんな国家主義で戦前回帰で排他的で、基本的人権を制限し反政府思想を弾圧する改憲に賛成で、選択的夫婦別姓にも同性婚にも反対する極右政党という共通の政治思想で一致しているのだから。極めて親和性が高い。よかったね。というか、そもそも参政党と維新と国民民主党の実態は、自民党の「別働隊」なんだけどね。インチキ「野党」のフリをしているに過ぎない。


7月14日(月曜日) トランプと参政党

 街頭インタビューに答えた参政党支持という男女「トランプ大統領を応援しているので参政党には共感する」。参政党の支持者はこんなのばかり。それのどこが「日本人ファースト」なのかさっぱりだけど、支離滅裂で論理が破綻していることはよく分かる。トランプも参政党も同じくらいヤバくて、自分ファーストで時代錯誤で排他的カルトなのは同じだ。


7月13日(日曜日) 日本人として恥ずかしい

 ウソとデマとデタラメを吹聴し、差別と偏見と対立を煽る。それが参政党や維新だ。冷静に聞けば、彼らの虚偽と詭弁は容易に見抜けるはずだ。人種や国籍に関係なく違法行為を取り締まるのは当然。なのに「外国人排除」なんて、まともな人ならとても言えないことを大声で叫ぶ参政党。日本人として恥ずかしくて仕方ない。


7月12日(土曜日) 夫婦同姓を他者に強いるな

 ニュース番組に登場した選択的夫婦別姓に反対する女性が「別姓だと夫婦や家族の一体感がなくなる」と主張した。そう考えるのは自由だが、なぜ関係ないよその家族にその考えを強要しなければならないのか。全く理解できなかった。女性の主張を無批判に垂れ流す番組もどうかと思うが、そもそも「選択的」なのだから自由に選べばいいだけの話だ。他者に強いる必要はない。

 「夫婦同姓」を他者に強いる。「選択的夫婦別姓」に執拗に反対する人たちの怖さはそこにある。そもそも同姓でも一体感がない家族はいくらでもあるし、別姓でも一体感のある家族は少なくない。家族のあり方に同姓か別姓かは関係ない。

 安倍晋三の信者や自民党のタカ派(右派)、参政党、維新などに共通するのは、「他者に強いる」「他者の人権を侵害する」「排除する」こと。でもそれはいつか支持者である自分たちにも跳ね返ってくる。攻撃し排除し誹謗中傷する側にいると思っていたら、自分が攻撃され排除される側になるんだよ。


7月11日(金曜日) ふるさと納税を食い物に

 ふるさと納税を食い物にする楽天が、ポイント付与の禁止を巡り国を提訴。図々しく厚かましいにもほどがある。そもそも故郷や自治体を応援するなら「返礼品」など期待せず寄付すればいい。還付や控除で十分に優遇されるのだから。金持ち優遇のふるさと納税は不公平税制の極み。しかも仲介業者が税金を食い物にして稼ぐなんておかしいだろう。論外だ。制度そのものを根本的に見直した方がいい。


7月10日(木曜日) 裸の王様

 トランプがいよいよ内政干渉まで始めた。言いがかりをつけられて、関税を5倍に引き上げられたブラジルも災難だな。日本も他人事ではない。事実に基づかない思い込みと思い付きで世界中を引っ掻き回し、世界経済と国際秩序をメチャクチャにするトランプ(自国の経済も破壊している)。嫌悪され憎悪され軽蔑されていることに気付かない裸の王様。ロクな死に方をしないだろう。


7月9日(水曜日) 消費者の味方

 授業が終わってから駅前の「はま寿司」へ。関内キャンパスで授業がある日は、もうすっかりルーティンのようになっている。で、これだけ食べて700円もかからない(サービス券利用)=写真。なんてリーズナブルなんだ。安価なメニューも豊富だし、物価高騰の中で消費者の味方だなあ。拍手。

◇◇◇

 「参政党代表に騙されるのは統一教会に騙されるようなバカ」という書き込みをネットで目にした。そうなんだよ。「参政党」は「統一教会臭」が強烈なんだよ。それのどこが「日本人ファースト」なんだよ。そんな連中に騙されて支持するなんて、頭がおかしいとしか思えない。早く目を覚ませ。


7月7日(月曜日) 「参政党」の正体

 「参政党」という政党名と減税や日本人ファーストなどの主張だけを聞くと、もっともらしくて期待できそうな気がするかもしれない。しかしこの政党の本質は、戦前回帰を指向する国粋主義をベースにした排外主義と国家主義にある。実態は「国家」ファースト。正体は「日本ナチス党」と言っていい。

 外国人を排斥し、女性の権利を縮小し、弱者を無下に扱う。弱い立場の人たちへの攻撃に同調する支持者は、その攻撃がいつか自分にも向けられる未来を想像した方がいい。外国人や女性や弱者が暮らしやすい社会は、みんなが暮らしやすいはず。参政党が主張する日本は、自由で豊かな社会の対極にある。

 そもそも参政党を支える莫大な活動資金は、どこから提供されているのだろう。


7月6日(日曜日) 「裁判長のお弁当」

 東海テレビドキュメント「裁判長のお弁当」(2007年4月)の再放送をテレビ埼玉で見た。問題意識のない裁判官の姿が映し出されていた。忙しそうに大量の事件を淡々とこなし、愛妻弁当を昼と夜に2つ食べる。ただそれだけのしょうもない裁判官。名古屋地裁刑事1部の天野登喜治裁判長56歳(当時)。日本の司法の現実は今も変わらない。

 無実の被告人を検察の主張通り有罪とした富山県の冤罪事件について、天野裁判長「裁判所として無罪とすることを探る手立てがない。同じような事件が来れば同じように有罪にしてしまうのでは」「裁判所は出された証拠によってしか認定できない。証拠の中に解明できる供述がないと認定できない」。そこには、裁判所が捜査機関の主張を鵜呑みにすることで冤罪を生んできた、という自覚も反省のカケラもない。

 天野裁判長は「警察の方で必要な書類は写真等も撮って分かりやすく作ってきてくれますから」とも述べていた。それを「鵜呑み」という。真摯に事件や被告人と向き合って、30以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁の木谷明裁判長(故人)とは対極。残念ながら天野氏のような裁判官が圧倒的に多い。


7月5日(土曜日) 国民民主党や参政党に騙されるな

 都議選でも惨敗だったが、参院選でも自民党と公明党の過半数獲得は微妙と伝えられている。しかし自民党の議席が減っても、国民民主党や参政党が伸びたら意味はない。彼らは野党ではなく、自民党の補完勢力なのだから。しかも差別主義で排外主義で時代錯誤の改憲派。なおさらタチが悪い。維新も同じだ。騙されてはいけない。


7月4日(金曜日) 「こいつだけはヤバイ」

 「こいつだけは絶対に当選させてはいけない」という候補者が何人もいる。自民党だけじゃない。胡散臭さ全開の新興政党にも大勢いる。差別主義者、排外主義者、国粋主義者、歴史修正主義者(都合よく事実を捻じ曲げる)、詐欺師、遵法精神の欠如した犯罪者……。自立した主権者としてしっかり一票を投じよう。それでも騙される「信者」が増殖しているのが何とも。困ったものだ。


7月3日(木曜日) 溶解処分

 学生に提出させた古いリアクションペーパーなどを大学に持ち込む。個人情報が含まれるのでそのまま捨てる訳にはいかず、溶解処分してもらった。紙袋に推定10キロとリュックに推定5キロ。最初は大したことないと思っていたが、しばらく歩くとずっしり重さを感じて辛くなってくる。汗もダラダラ。

 大学に着くと、教務の職員さんが「暑くて大変でしたね」と言いながら中型の冷風機を用意してくれた。もちろん室内はエアコンが効いているのだけど、汗が止まらないので助かる。涼しい。生き返る。そのまましばらく仕事をするが、疲れ果ててあまり捗らない。

 諦めて「はま寿司」へ向かう。今日も横浜スタジアムでは試合があるので、ベイスターズのユニフォームを着たファンで店内は大混雑(大盛況)だった。やれやれ。始球式は見ないタイプのファンらしい。日本はまだまだ平和だ。茹で蛙の状態だから、自覚していないだけかもしれないけど。


7月2日(水曜日) 会社は社員のものだ

 投資ファンド「会社は誰のものか。会社は株主のものだ」。ふざけるな。会社は社員(従業員)と経営者のものだ。株主はあくまでも会社を応援する存在で、会社を支えるために出資するのが本来の姿だろう。そこで生まれた利益(成果)がご褒美として配分される。会社を食い物にすることしか考えていない「ハゲタカ」ファンドは勘違いしている。思い上がるな。

◇◇◇

 曇っているのに暑い。歩いているだけで汗が噴き出る。これで太陽が出て日光が降り注いだら。考えるだけでゾッとする。


7月1日(火曜日) 「置き配」標準化はあり得ない

 宅配の荷物を玄関先に置く「置き配」の標準化を国土交通省が検討しているというが、あり得ないし狂気の沙汰としか思えない。再配達の負担を減らしたいのは分かるが、玄関先に放置される置き配が配達の基本なんてとんでもない。盗難や悪戯や誤配といったリスクしか思い浮かばない。

 そもそも苦情や問い合わせの窓口が十分に機能していないのに、置き配による盗難や悪戯や誤配にまともに対応できるのか、はなはだ疑問だ。配達日時の事前連絡を徹底し、対面で受け取るのが大前提だろう。受け取る側の都合による再配達を有料にすればいい。あるいは再配達なしだと割引されるとか。


6月30日(月曜日) 模範解答を丸写し

 幼稚園教諭の免許取得を巡って、札幌の専門学校と小田原の短大が教材の持ち込みを認め模範解答を丸写しさせていた。もはや試験でも何でもない。しかも内部告発した教員は懲戒解雇。学校側「公益通報には当たらない」「模範解答の持ち込みは禁止した」。噴飯ものの開き直りが酷い。こんな学校を学校法人として認可してはいけない。認可を取り消すべきだ。


6月28日(土曜日) ファーストインプレッション

 新しい生活環境に向けて大きく動き出した。事前の予習が大いに役立つ。横浜市内の候補をいくつか見て回る。玄関を開けた瞬間、「あっここだ」と思える物件に巡り合った。室内を細かく見させてもらっても、その思いは変わらない。運命の出会いと言っていいかもしれない。部屋に対するリフォーム業者の愛を感じた。担当者の的確で真摯な対応も好感触。


6月27日(金曜日) 勘違いも甚だしい

 優秀な外国人学生が日本を留学先に選んでくれるのは、とても名誉でありがたいこと。博士課程の留学生(研究者)を排除し、支援対象から外すなんてとんでもない。むしろ喜んで受け入れるべきだろう。貴重な人材が日本に集まって切磋琢磨することで、研究が前進するのだから。勘違いも甚だしい。


6月25日(水曜日) 許し難い暴言

 米軍によるイラン核施設への攻撃を、「戦争を終結させた広島や長崎の原爆投下と同じだ」などと抜かすトランプ。こんなゲス野郎に「ふざけるな」と啖呵も切れない日本政府の情けなさ。そもそも核施設への攻撃も許し難いが、原爆投下を正当化するなんて、少なくとも日本人なら断じて許せない暴言のはず。

◇◇◇

 国民民主党の玉木雄一郎の馬脚が次々に露呈。そもそも女性蔑視の本性は、本人の不倫騒動で一目瞭然じゃないか。「女性にはうちの政策は難しくて理解できない」発言はまさに本音。何を今さら。国民民主党は自民党タカ派の別働隊。出自は旧民社党なのだから、選択的夫婦別姓を実現する気なんてさらさらない。


6月24日(火曜日) 整合性

 以前の朝日新聞は朝夕刊の記事にしても、版替えにしても、整合性が取れていた。読者に対してそれなりの説明もあった。何の説明もなく突然、最終版の配達地域から外れた時は愕然とした。そんな朝日の現状を心底から憂慮する。

◇◇◇

 当たり前の常識や理屈が通じない。まともな話が成立しない。論理的に筋道立てた話ができない。そんな相手と「話し合う」なんて無理じゃん。現実に向き合うと絶望的になる。斜め上の反応に愕然。激しく落ち込んでいたら、弁護士とマンション管理士があれこれアドバイスをくれて励ましてくれた。ものすごく勇気付けられ少し元気になった。本当にありがとうございました。

 「形式的民主主義」の恐ろしさを身をもって学ぶ。形式的民主主義によって、手続きとしては正しいかもしれないが数の力で物事が理不尽に決定される。「国全体の大きな問題ともつながる。同じだよね」と聞いて、まさにその通りと激しく頷いた。


6月23日(月曜日) カンザシに偽り

 朝日新聞の6月23日付朝刊1面の欄外(カンザシ)表記は同じ「14版●」なのに、横浜配達と最終版の紙面は全然違った。トップの見出しは同じだが、カタは横浜が「自民、過去最低議席/都議選/都民ファが第1党」、最終版は「自民大敗 最低議席/公明も苦戦 都民ファ第1党/都議選」だった。

 どう見ても版替えしているのに同じ「14版●」とするのは、商品表示の偽りではないか。2面は「14版」と「14版●」、3面は「14版●」と「14版●●●」、7面「14版●」と「14版●●●」、26面は「14版」と「14版●」だった。もちろんデータも見出しも本文も大きく違う。

 版を組み替える(差し替える)なら、欄外表記もきちんと変更し表示すべきだろう。最近の朝日新聞は配達時間も遅い上に、最終版の配達地域は狭くなり、同じチラシが何枚も折り込まれ、夕刊と同じ記事が朝刊に平然と掲載されている。販売や輸送体制だけでなく編集もメチャクチャだ。大丈夫か。


6月22日(日曜日) 筋が通らない核施設空爆

 米軍がイランの核施設3カ所を攻撃。自分たちは大量に核兵器を持ちながら、イランには許さないのはおかしいだろう。イスラエルの核はよくてイランはダメなのも筋が通らない。イランの核開発が許されないなら、米国やイスラエルやほかの国の核兵器保有も許されない。「テロ支援国家」はお前らも同じだ。

 そもそもイスラエルや米国が他国を攻撃する権利なんてどこにもない。もちろんロシアも同様。核施設への空爆を正当化するな。どこまで傲慢なんだ。すべて侵略行為にほかならない。

◇◇◇

 都議選投開票。NHKの出口調査や情勢分析によると、国民民主党、参政党、再生の道が初めて議席を獲得する見通しとは世も末だな。特に、時代錯誤の歴史修正主義で排外主義の「参政」、支離滅裂な詐欺師が率いる「再生」は論外だろうに。胡散臭さ全開じゃないか。ネットのデマ情報にあっさり騙され洗脳される有権者が、そんなに多いのか。

 【追記】石丸伸二が立ち上げ、35選挙区に42人を擁立した「再生の道」は議席ゼロ確実。「維新」の候補も全員落選し議席を失うことが確実に。4人を擁立した極右政党「参政」の3議席には恐怖を覚える。18人を擁立の国民民主党は9議席。


6月21日(土曜日) 度し難い公安部の「謝罪」

 でっち上げの違法捜査が確定した「大河原化工機」冤罪事件で、警視庁副総監と東京地検公安部長が社長らに謝罪するも、謝罪相手の名前や社名を間違える。言い間違いは誰にでもあるにしても、そこは絶対に間違えたらダメなところだろうに。しかも頭を下げたのは組織のトップではなく副総監と公安部長。不誠実さと無責任さが際立つ。真剣さと真摯さの欠如ここに極まれり。どこまでも冤罪被害者を愚弄し続ける。この期に及んでなお、事態の深刻さが理解できていないことに驚愕。度し難い。


6月20日(金曜日) 久し振りの「王将」

 久し振りに「餃子の王将」に入った。回鍋肉と餃子のセットを注文=写真。美味しい。漬物がキュウリに変わっている。懐かしい。昔は丸々1本のキュウリがドンと付いていたよなあ。などと思い出しながら会計を終えると、250円の割引券を2枚もらった。ラッキー。また来よう。

 ただ、最近の王将は客層が酷いんだよなあ。それに値上げも加わってこのところ足が遠のいていた。今日も隣の席に乳児を連れたピンクの髪の母親が座っていて、気の弱そうな夫に向かってやたら大声で怒鳴り喚き散らす。しかもずっと咳をしている。勘弁してくれよ。特に午後7時から9時の時間帯はヤバイ。この時間は避けよう。

◇◇◇

 <イスラエル南部の病院にミサイル、ネタニヤフ首相「戦争犯罪」と非難>(読売新聞)。よくもまあ、いけしゃあしゃあと。「お前が言うな」の見本のような発言。図々しいにもほどがある。ガザで悪辣非道な無差別空爆を繰り返す張本人が、よく言うよ。恥を知れ。


6月19日(木曜日) 因果応報

 イランがイスラエルの市街地や病院を空爆。因果応報。イスラエル自身がこれまでガザ地区にしてきたことを、他国からされたに過ぎない。ナチスドイツによるユダヤ人の大量殺戮(ホロコースト)と同じことをイスラエルが今、ガザの住民にやっている。イスラエルが再び同じ目に遭っても何もおかしくない。ネタニヤフは歴史を反復していることを分かっているのか。分かってやっているのだとすれば、やはりサイコパスとしか言いようがない。

 ウクライナやガザやイスラエルやイランを、トランプはただ弄んでいるだけ。真摯に停戦や和解を導こうだとか、本気で問題を解決しようなんて微塵も思っていないことは確かだ。すべて中途半端に放り出すのがトランプ流。だって馬鹿だし頭がおかしいから。遠慮気味に言っても何も考えていない。


6月18日(水曜日) はま寿司

 少し早く授業を切り上げて(と言っても5分程度だから誤差の範囲だけど)、「はま寿司」へ。この時間ならいつも空いているのに、ベイスターズのユニフォームを着た客が大勢いて満席だ。そうか今日は横浜スタジアムで試合か。10人ほど先客を待つが、店員さんがテキパキ捌いてくれて10分もかからず入店できた。どこかの河童の店とは大違いだな。


6月17日(火曜日) イスラエルの「正義」とは

 病院も学校も食べ物を求める民衆も見境なく爆撃するイスラエル。相手を絶滅させるまで空爆し続けるイスラエル。「自分たちは世界で最も可哀想な被害者だ」と言い募るイスラエル。とんでもないサイコパス。これのどこに正義や大義名分があるのかさっぱり分からない。イスラエルこそ「世界の脅威」そのものではないか。イスラエルを支持し同情する余地はどこにもない。ガザ地区やイランに対するイスラエルの侵略行為は、ナチスドイツと何も変わらない。


6月14日(土曜日) 日高屋と丸亀製麺

 「日高屋」と「丸亀製麺」が先月末、横浜・上大岡にオープンした。選択の幅が広がる。うれしいしありがたい。日高屋は水だけでなくスープもセルフサービスに。店員の配膳の負担を減らすためか。違和感はあるが、しばらくするときっと慣れるのだろう。


6月13日(金曜日) 共感する言葉

 「今、声を上げなければ、これが当たり前になってしまう」──。米・ロサンゼルスの抗議デモ参加者の言葉。最も強く印象に残ったのがこれだ。共感する。


6月12日(木曜日) 自由がないところに発展はない

 政府の日本学術会議への介入は、学問や研究に対する圧力・干渉・支配にほかならない。都合の悪い研究や発言は許さない、異論は認めない、政府の言うことを黙って聞けとの姿勢があからさまだ。トランプ大統領がやっている大学攻撃と同じではないか。それでこの国の研究力はアップするだろうか。自由がないところに発展はない。

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 自由で豊かで民主主義の手本のような国(だったはず)のアメリカで、これだけのデタラメが次々に行われるなんて……。連邦議会襲撃を煽って正当化する大統領の再選。保護主義関税。国際的な条約や取り決めから脱退。大学攻撃。デモ弾圧。取り繕うとも隠そうともせず堂々と。まだまだ続くアメリカの惨状。もはや独裁国家そのもの。中国やロシアと変わらなくなりつつある。


6月11日(水曜日) 豚汁朝定食

 松屋で「豚汁朝定食」を食べてから、関内キャンパスへ出陣。この流れが前期の水曜日のルーチンになっている。ソーセージエッグ定食にする日もある。選べる小鉢はミニ牛皿。ご飯は大盛り。豚汁に浸した焼き海苔で、ご飯を巻いて食べるのがオレ流だ。焼き海苔が3枚だけなのは悲しいけど。


6月10日(火曜日) 力作が多い

 大学で文章の授業を担当している。毎週、学生に文章を書かせて添削するのだが、今回は力作が多い。読みやすい文章も増えてきた。率直にうれしい。書きやすいテーマだったのかな。テーマ(お題)によって文章の調子や出来が違ってくるのはよく分かる。僕も学生時代はそうだったから。

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 たまたま早朝にテレ朝で「暴れん坊将軍」を見たら、悪徳米問屋と老中が結託し米の値段を吊り上げるといった内容だった。「パート3」で船越英二が上様の側用人を演じていたから大昔の作品だが、なんて時宜にかなったストーリーなんだ。時事ネタをしれっとぶち込んでくる「暴れん坊」と「相棒」は侮れない。

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 言ってることがコロコロ変わるトランプ関税について「TACO(Trump Always Chickens Out)」=トランプはいつもビビってやめる=という造語が流行っているそうな。支離滅裂で、嘘は吐くし、デマやデタラメを平然と吹聴するし、矛盾と詭弁だらけで誇大妄想の狂人。ビョーキだよ。「タコ」呼ばわりされたトランプは「イカ」り心頭だという。


6月9日(月曜日) 目を逸らさせ対立を煽る

 移民摘発への抗議デモに対し、トランプが大統領権限でカリフォルニアに州兵を派遣。対立を煽るだけでなく、明らかに失政から国民の目を逸らさせるのが目的だ。トランプ関税の停滞に株価の暴落、物価高、停戦外交の失敗、イーロン・マスクとの激しい対立。ごまかして正当化するためなら何でもやる。それがトランプ大統領。あれれ、どこかの国にも似たようなことをする政治家がいたな。


6月7日(土曜日) 反吐が出る胸糞の悪さ

 「死んではダメよ。生きるのよ。絶対に生きて帰って来なさい」。それこそが母親の本音だろう。「御国のために命を惜しまず戦って来い」「母親なら立派に御奉公してこいと送り出せ」とは何たる言い草だ。戦場に行かないジジイも、大日本國防婦人会のババアも、「反戦主義者か、非国民め」と罵る憲兵も、反吐が出る胸糞の悪さだ。見ていてムカムカする。最低の国だな。

 軍国教育に突き進む師範学校の話も胸糞が悪かったが、思考停止して大日本帝國に無批判に同調するノブの気持ち悪さと、「御国のために」を他人に強いる社会の不気味さを、繰り返し執拗に描くNHKの朝ドラ「あんぱん」は見ていてムカムカする。だがそこがいい。怖いくらい今の社会にも通じる話だから。


6月6日(金曜日) 大阪万博は汚くて気持ち悪い

 大阪・関西万博は汚い。埋め立て地の会場地下からは高濃度のメタンガスが噴出。虫のユスリカも大量発生し、水上ショー会場や水遊び場所の海水からは基準値を大幅に上回るレジオネラ属菌が検出された。しかも万博協会は発覚後もしばらく公表しなかった。汚いのは誘致の経緯や運営や金銭面だけじゃなかった。大阪・関西万博は汚くて気持ち悪い。維新もカジノもミャクミャクも気持ち悪い。


6月5日(木曜日) 備蓄米を放出しても

 「コメがないから備蓄米を放出するなら分かるが、価格を下げるために放出するのはおかしい。理解できない」。そんな農家の声を聞くと確かにその通りだなと思う。もちろん消費者としては安いほうがいいが、コメ高騰の原因を究明せずに、一時的に備蓄米を安く出しても根本的解決にはならない。

 そもそも減反政策を繰り返すだけの自民党と農水省の農政が無能すぎた。美味しい日本のコメをたくさん作って国内に安定流通させた上で、海外に輸出する方向でなぜ動こうとしなかったのか。安定供給や自給率や食料安保だけでなく、農家のモチベーションからもそれがいいに決まっている。


6月4日(水曜日) 選択的夫婦別姓はシンプルな話

 選択的夫婦別姓は極めてシンプルで真っ当な考え方だ。各人の事情や考え方によって、同姓か別姓を自由に選択するだけなのだから。家族の形や戸籍は変わらない。それをあれこれ無理矢理こねくり回して反対するのは、個人の自由な選択を認めたくないだけの詭弁に過ぎない。

 維新や自民が主張する旧姓や通称名の使用案は、選択的夫婦別姓を認めないための方便でしかない。通称名はペンネームや芸名と同じ。今でもみんな自由に使って活動している。問題の本質は通称名ではない。別姓も同姓も本名として自由に選択できること。ただそれだけ。極めて単純な話ではないか。


6月1日(日曜日) サイコパス一家

 嘘もつくし平気で法律も踏みにじる。倫理観も規範意識もない。詰んでいても完全に外堀が埋まっていても開き直る。反省も謝罪もしない。誠実からはほど遠い──。それが兵庫県知事の斎藤元彦である。側近で元副知事の片山安孝、元総務部長の井ノ本知明らも同じ。それでも今なお斎藤知事を擁護しデマを流し続ける支持者たち。サイコパス一家に戦慄。反吐が出る。



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