12月2日(月曜日) マイナカードは使わないのが一番マイナンバーカードにあれこれ紐付けすると、芋づる式に悪用されかねない。別の言い方をすると、健康保険証や運転免許証などを紐付けしなければ、被害は最小限にとどまる。そもそもマイナカードを使ったり持ち歩いたりしなければ、マイナンバー(個人番号)も個人情報も他人に知られることはない。マイナカードは使わないのが何より安全。つまりそういうことだ。
現行の紙の健康保険証の新規発行が、きょうから停止される。しかしこれまでの保険証が使えなくなるわけではなく、最長1年間は紙の保険証は有効だ。その後も、健康保険組合などから送られてくる「資格確認書」(申請の必要なし)があれば、マイナ保険証がなくても問題ない。マイナ保険証に一本化されるわけではない。
現行の保険証を廃止すること自体が、大いなる無駄ではないか。マイナ保険証と紙の保険証を併存させればいい。そもそもマイナカードの取得は任意のはず。テレビ各局はそこをしっかりとアナウンスすべきなのに、「資格確認書」に触れないニュース番組もある。理解に苦しむ。
12月1日(日曜日) 「ぶつかりおばさん」「ぶつかりおじさん」が話題だが、おじさんだけじゃない。歩きスマホをしているわけでもないのに、おばさんが不自然にぶつかって来たことがある。困惑するばかりだ。ほかにもスーパーの買い物カゴを回収場所にきちんと戻さず、次の客を困らせるおばさんとか。頭のおかしい非常識で迷惑な人に性別は関係ない。
11月29日(金曜日) 原発推進する国民民主党の正体国民民主党の玉木雄一郎代表が石破茂首相に面会し、原発の立て替えや新増設などを提言。これが国民民主党と玉木氏の正体だ。放射性廃棄物の処理も廃炉もままならず、炉心溶融した福島原発のデブリ取り出しさえ満足にできない。それで原発の再稼働や新増設なんて正気の沙汰じゃない。
原発にかかる莫大なコストは電気料金に上乗せされる。原発による「安価で安定的な電力供給」なんて、そもそもあり得ない。原発は安全でもクリーンでも安価でもない。国民民主党は電力会社(電事連)や電力総連の方しか見ていない。支持者は騙されていることに、いい加減に気付けよ。
11月27日(水曜日) 金沢八景にツリー金沢八景キャンパスのエントランス広場に、電飾で彩られたクリスマスツリーが登場した=写真。キリスト教系の学校だから当然だけど、いつもなら10本ほどの樹々が明るく輝くのに、今年はチャペルのほかはわずか1本だけ。ちょっと寂しい。節約かな。3号館の1階ホールにも小さなツリーがお目見え=写真。今年もいよいよ残り1カ月かあ。焦る。
11月25日(月曜日) 「昔は独自取材が多かった」印象に残った学生の意見から。「ニュースが面白くなくなった。昔は現場に行って実情を伝える独自取材の特集が多かった。今はどこでも見られるようなニュースしか流さなくなった。好きな記者が、世界の裏側的なバラエティー番組のライターになった。メディアの信頼がなくなっているのは、こういうところではないか」(経済4年)。ごもっとも。心に響いた。
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斎藤元彦兵庫県知事は全国知事会なんか出席しなくていいから、百条委員会に出ろよ。知事として百条委員会を優先させるのが筋だろう。やることなすこと言動すべてが不可解。「法律に抵触することはない」と壊れたレコードのように繰り返す。嘘八百や詭弁を平然と述べ続ける無表情が不気味。
11月24日(日曜日) 維新は斎藤兵庫知事とベッタリ斎藤元彦兵庫県知事と維新は、最初から最後までずっと一貫して一心同体。維新・吉村洋文代表(大阪府知事)の今回の発言で、両者の密接な関係性が改めて明確になった。そもそも公選法違反が疑われる証拠がPR会社から出てきた時期に、なんだこの気持ち悪い「総括」は。詭弁そのもの。必死すぎて笑える。
斎藤元彦知事の初出馬の際はもちろん、失職後の出直し選挙でも、維新は実質的に裏で斎藤知事の選挙を支援していた、ということだろう。醜悪すぎる。
→ 維新・吉村氏、兵庫県議会の自主解散要求、否定的な声相次ぐ(毎日)
→ https://mainichi.jp/articles/20241124/k00/00m/010/168000c
11月23日(土曜日) デマ再拡散しただけ「サタデーウオッチ9」酷かったな、NHK「サタデーウオッチ9」の兵庫県知事選の特集。「SNSがうねり起こす斎藤知事再選の舞台裏」などと謳いながら、自主的支援グループと称する市民やNHK党の立花孝志らの紹介が大半。「斎藤知事を否定する証拠は一つも出てこない」「パワハラはなかった」「テレビはデマを流す」といった彼らの主張(デマ)を、無批判に垂れ流すだけだった。
斎藤元彦知事の広報全般を任されたと自慢し、具体的なSNS戦略をネットでわざわざ公開した地元PR会社の経営者には、文字通りほんの一言「広報戦略」とだけ触れておしまい。公職選挙法違反の疑いには全く言及せず。斎藤知事を「支援」する連中のデマを、ただ垂れ流して再拡散したのと変わらない。
11月22日(金曜日) なんじゃそりゃX(ツイッター)のプロフィール欄に「リツイートはメモがわりで必ずしも賛意を示しているわけではありません」「賛意を意味しません」などと書いている人を見かけるが、何を言っているのだろうと思う。そもそもリツイートは全世界に転載し拡散する行為だと理解していないのか。場合によっては人権侵害やデマ拡散に加担する可能性もある。あまりにも無自覚で無責任極まりない。なんじゃそりゃ、である。
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兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事の広報全般を任されたと自慢し、具体的なSNS戦略をネットで詳しく公開するPR会社の経営者。自己顕示欲が相当強いのは分かったけど、公職選挙法違反(買収)など違法行為の証拠を自ら暴露し披露するのがあまりにもアレ過ぎる。なんじゃそりゃ。NHK党の立花孝志党首もそうだが、民主主義を根底から破壊する愚かで醜悪な人々。
11月21日(木曜日) 玉泉亭サンマーメン食べ歩き番組などで有名な伊勢佐木町の「玉泉亭」に初めて入った。人気メニューのサンマーメンを注文する=写真。店員は愛想がなくてぶっきらぼうだけど、味は文句なしに美味しかった。横浜を席巻する脂ギトギトの豚骨系ではなく、醤油ベースのすっきりスープが細麺と野菜に合う。人気なのも納得。
11月20日(水曜日) トンデモ兵庫知事選雑感兵庫県知事選のデタラメぶりには驚き呆れている人が大半だろう(と信じたい)し、所詮は遠く離れた兵庫の田舎の話だと嘲笑する人も多いだろうが、しかし個人的には突き放す訳にはいかない。幼馴染のお姉ちゃんが住んでいるからだ。これまでの経緯や感想は怖くて聞けていないけど。デマ拡散や誹謗中傷などのトンデモ選挙戦の手法は、来年の都議選や参院選でも繰り返される予感。ため息。
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授業冒頭で兵庫県知事選に少し触れた。デマ拡散やメディアの役割は重要テーマだ。学生の反応。「興味があった斎藤知事の件を先生が話してくれてよかったです。知事本人もパワハラを認めているし被害者が亡くなっているのに、動画やSNSの情報だけで再選されてしまうのはおかしいと感じていました」「SNSの情報を鵜呑みにし、妄信している人がとても多いことに驚く」「NHK党の立花孝志党首の言動には違和感があった。なぜ逮捕されないのだろう」「ユーチューブやSNSのデマに惑わされないように、自分で情報を調べて見極めなければと思った」など。極めて冷静で真っ当。安心した。
11月19日(火曜日) 詭弁がまかり通る事実に全く反するデマや誹謗中傷をあたかも真実かのように吹聴し、加害者なのに被害者であると強弁する。一見するともっともらしく聞こえる嘘八百を、延々と一方的に並べ立てる。これを「詭弁」と言う。そうした発信を何回も繰り返すことで加害者が被害者にすり替えられ、「既得権益」と戦うヒーローとして刷り込まれていく。「洗脳」の完成だ。
そして人々は「真実を見つけた」と勘違いの喜びで満たされる。さらに「マスゴミの偏向報道」という呪文のような言葉が拡散されていく。詭弁がまかり通る空気が熱狂とともに、社会に浸透しつつある恐怖。メディアリテラシーの言葉が虚しい。ファシズムの始まりだ。
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斎藤元彦兵庫県知事「(自分は)民意を受けた立場でもあるから、職員の皆さんは一緒にやっていくことが地方公務員としての責務」。中堅職員の一人は「責務」の部分に引っかかったという。「知事の態度は何も変わっていない」(朝日夕刊)。だよなあ。ごもっとも。斎藤知事の正体がよく出ている。
(半分の)民意を受けたから何をやってもいい訳じゃない。県職員は首長に何でも従わなければならないとも限らない。公務員は全体の奉仕者であり市民の奉仕者なのであって、首長に奉仕する下僕ではない。斎藤元彦知事の傲慢さと勘違いと王様気質は変わらない。それが彼の本性だから。
11月18日(月曜日) 心を病む県職員増加か斎藤元彦前知事の返り咲き再選を受けて、兵庫県職員はみんな早く辞めた方がいいなどと投稿する人がいる。それは無責任だ。転職先がすぐに見つかればいいけど、それぞれ生活があるのだからそうは簡単には辞められないよ。いずれにせよストレスが高まり、心を病む職員が増えるだろうとは想像できる。パワハラに怯えて雰囲気の悪い職場になりそう。新しい仕事があるのなら、転職した方がいいとは思う。
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テレビや新聞を「オールドメディアに騙されるな」「テレビは嘘ばかり」などと全否定して、事実に反するデマを織り交ぜながら対立を煽るSNS。それを真に受けて踊らされる人々の熱狂。「斎藤さんを擁護するSNSの情報を見て考えが変わりました」「斎藤さんは悪くない」。安易すぎる。そもそもあのNHK党の立花孝志の言葉を、なぜそこまであっさり受け入れられるのか、理解し難い。
別の見方をすれば、「オールドメディア」と決め付けたテレビや新聞から市民を引き剥がし対立を煽ることで得する人たちがいる、権力監視が役割であるはずの「オールドメディア」に影響力を持たせ続けると都合が悪い人たちがいる、ということ。分断して統治するのは古今東西、権力者の変わらぬ手法だ。
11月17日(日曜日) 国民民主党に騙されるな「日本一、……夫のために地元を守ってくれる妻です」と玉木雄一郎・国民民主党代表が言う妻こそが、最大の被害者である。その地元で玉木代表は元グラドルとホテルに宿泊して不倫した。ネット右翼の元グラドルと玉木代表は揃って加害者だ。玉木妻が哀れすぎる。
「玉木雄一郎・国民民主党代表は将来の総理大臣候補だと思っていた」(佐藤千矢子毎日新聞論説委員)だって。失笑。で、宿泊費や交通費などの出張費は、だれのお金? 公費(税金)なの? 政党交付金や議員特権との関係は?
マイナ保険証(紙の保険証廃止)に賛成し、企業団体献金の禁止に抵抗し、脱原発に反対している(電力会社の労組から支持されている)国民民主党は、断じて野党ではない。自民党・公明・維新の補完勢力。事実上の与党だ。騙されてはいけない。
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デマを鵜呑みにして拡散するおぞましい社会が垣間見えた。遠い未来の話でも海の向こうの国の話でもない。すぐそこにある現実。多数の県職員がパワハラを証言しても、内部告発(公益通報)した県幹部が2人も自殺しても、県議会が全会一致で不信任を可決しても、開き直る能面男を多くの県民が盲信する恐怖。正気の沙汰とは思えない。ゾッとする。
11月16日(土曜日) 期末試験問題を作成(エクセルに四苦八苦)後期(秋学期)の期末試験問題を作成する。不慣れで使い勝手もイマイチの「エクセル」を前に、キーボードを叩きながらコピー&ペースト。教務指定の問題用紙がエクセルだから仕方ない。さらにそれをPDFで提出しなければならない(エクセルだと印刷がうまくいかない場合がある)ので、変換作業でも四苦八苦。なんとか完成した。ふう。疲れた。
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横浜・上大岡駅前はイルミネーションで彩られて、すっかりクリスマス模様に=写真。鎌倉街道沿いの商業ビル「カミオ」の吹き抜け広場には、3階まで届く大きさのカラフルなツリーがお目見えした。記念撮影する買い物客やカップルの姿も。
11月15日(金曜日) 黒板とチョークの迫力昨日の関内キャンパスの授業の板書(部分)=写真。前にも書いたけど、やっぱり黒板はいい。ホワイトボードとは全く違う味わい深さ、伝わりやすさ、伝えやすさ、伝える力がある。話しながら板書すると強く感じる。言葉や文字の迫力、躍動感が違うんだよなあ。僕は断然、黒板&チョーク派だ。
11月14日(木曜日) 玉木氏不倫問題の本質は政治家だろうが芸能人だろうが一般人だろうが、不倫は極めて個人的な恋愛問題。個人の責任で対処すればいい話だ。国民民主党の玉木雄一郎代表と元グラドルとの不倫も然り。哀れな被害者は懸命に尽くしていた玉木氏の妻なのだから、玉木氏とグラドルの2人が妻から厳しく叱責され追及されればいい。政治家である玉木氏の不倫問題のポイントは、ホテル代や出張費がどこから出ているかにある。
公費(党の予算)が使われたのであればそれは税金。巨額の政党助成金は税金だからだ。己の性的欲望のために税金が使われたのなら論外である。そこが玉木雄一郎氏の不倫問題のキモだ。一説によると百万円を超えるとも。個人の恋愛や家庭内の問題と公人の責任を混同すると問題の本質を見誤る。
11月13日(水曜日) 社会常識ヨドバシカメラの店内を歩いていたら、大声で話しながら並んで歩く中年の夫婦がいた。横に広がって通路を塞ぐので邪魔で仕方ない。左端が少し空いたので前に出ようとすると女性が左に寄ってきた。「うわっ驚いた」。大声で睨まれた。いやいやいや、驚いたのはこっちだよ。めっちゃ迷惑なんだけど。社会常識に欠ける人が多過ぎるんだけど。
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金沢八景キャンパスで授業。なぜかいつもより出席者が多い。多めに用意したはずのレジュメと資料のプリントが、足りなくなるんじゃないかと少し焦る。なんとか数枚を残してセーフ。いやあ、ヤバかった。
11月12日(火曜日) 現行保険証を廃止するな立憲民主党が「現行の紙の健康保険証廃止」を延期する法案を衆院に提出。これぞ民意。自公政権とエセ野党に屈することなく、しっかり成立させてほしい。そもそもマイナカードは任意のはず。それなのに一方的に保険証を紐付けて事実上強制すること自体がおかしい。少なくともマイナ保険証と現行保険証を両方使えるようにするのが筋だ。
ヤフーニュースの「ヤフコメ」を見ると、マイナカードやマイナ保険証を「便利だ」「なぜ反対する」「ネガキャンするな」などと必死に擁護する投稿がなぜか目立つ。しかしそうした投稿には「うーん」と疑問視する反応が圧倒的に多い。民意とかけ離れた投稿の集中は違和感があり過ぎる。マイナ保険証が利権絡みで動いているのを改めて確信した。
11月10日(日曜日) 引用リンク怒り心頭で憤懣やるかたない思いから、ニュース記事の引用リンクをツイッターに貼ろうと思っても、そこに気持ち悪い顔写真がデカデカと表示されるのを考えると、引用するのを躊躇してしまう。できれば当該人物の名前も出したくない。触れるのも避けたくなる。自己防衛本能だな。悩ましいところではある。
11月7日(木曜日) 朝ドラ「おむすび」離脱NHKの朝ドラ「おむすび」はついにギブアップして、今週から見るのを止めた。ギャルをやるとかやらないとか、姉が戻るとか戻らないとか、同じことの繰り返しで話がまるで進まず、さすがにもう無理。とにかくつまらない。神戸の震災の場面もダラダラくどかった。すると最低に近い視聴率を月曜日の放送回でマークしたとのネット記事を見かけた。ああやっぱり。かなり離脱したんだなあ。橋本環奈の無駄遣い脚本としか言いようがない。
11月6日(水曜日) 犯罪者の復活に驚愕連邦議会襲撃を煽った張本人の犯罪者が、米大統領に返り咲くことに驚愕する。言動はいかにも頭が悪そうで幼稚。しかしだからこそ再選されたのかもしれない。それが米国民の民意で民度なのだろう。イスラエルを支持しガザ虐殺を止めないハリスが嫌だから、トランプに投票する理屈がよく分からない。さらに酷くなるだけなのに。私腹を肥やして丸々と太る人物を神と崇めるトランプ信者たち。恐怖しかない。
目の前の小さな利益を守るために周囲や将来を見ず、一方的な価値観に固執し、事実に反する情報やデマを信じ込み、異質な存在や生き方を憎悪し攻撃して排除する。米国のトランプ支持者だけの話ではない。欧州でも、この日本でも同じことが起きている。終わりの始まりか。
11月5日(火曜日) 重箱の隅ちまちまと重箱の隅っこの問題を取り上げて成果とする。でも問題の本質はそこじゃないし真の解決にはならない。そもそも消費税など不公平税制を抜本から見直して歪んだ雇用関係を是正すれば、庶民の負担は軽減され消費促進にもつながるはず。国内経済も豊かになる。その点をこそ論点にすべきだろう。国民民主党はピントがずれているとしか思えない。
11月3日(日曜日) デリーカレーインド・パキスタン料理「デリー」で、久し振りにデリーカレーを食べた=写真。シャバシャバのスープカレーはスパイスが効いてややピリ辛。チキンがたっぷりで美味しい。付け合わせのキュウリとタマネギのピクルスは取り放題で無料。箸休め(スプーンだけど)になって、これがまたなかなか合う。満腹。
11月1日(金曜日) 年賀はがき年賀はがきの販売開始。とりあえず来年2025年の年賀状(今年作成分)は出すつもりだが、はがきの郵便料金が63円から85円に値上げされたので、その次はもう出すのをやめようかと考え始めている。いくらなんでも値上げ幅が大き過ぎてうんざり。あるいは出す相手を大幅に絞り込むか。「もう出さない」と言う人も実際に周りで出始めているし。
10月31日(木曜日) 「野党」と一括りにするな「野党」と一括りにしてニュースを伝えることがそもそもおかしい。「野党」の議席が自公政権の議席を上回ったと言っても、現状では法律を改正して「紙の保険証」を維持するのは難しい。「野党」の中にマイナ保険証を推進し「紙の保険証」廃止に賛成する政党が存在するからだ。同様に選択的夫婦別姓や脱原発についても、自公維国が多数を占める現状では厳しい。
国民民主党は、歴史的背景から言っても実態は昔の民社党。今の連合を牛耳っているのも昔の「同盟ー民社党」系。だから今の連合会長は異常なほど反共。国民民主党はその流れを汲む。かつての連合は「総評ー社会党」系で、はるかに懐が深く共産党にも融和的だった。今の連合会長は常軌を逸している。
10月30日(水曜日) 原発再稼働の矛盾と狂気どれだけ時間をかけて「対策」したところで、ザルだらけの「対策」で原発はどうにかなるような問題ではない。無駄金をドブに捨て続けているだけ。そもそも地震大国の日本列島の「どこに」放射性廃棄物を処理するというのか。原発を動かせば動かすほど大量に生じる放射性廃棄物。処理の当てもなく再稼働する狂気。廃炉や廃棄物処理に莫大なコストを要する原発は、全く安価ではなく経済効率は悪過ぎる。
矛盾だらけの原発を稼働するなんて、まともではない。よく言われるように、トイレを造らずに家を建ててそのまま住むのと同じではないか。普通の人はそんなことしますか?
東日本大震災以前に蔓延していた(政府とメディアと学者が吹聴した)「原発はクリーンで安全で安い」というデマが、またぞろ復活して人々に浸透し拡散しつつあるのが本当に恐ろしい。福島原発事故の大惨事からたった13年半で、また多くの日本人は騙されてしまうのか。正気を取り戻せ。
10月29日(火曜日) 女川原発が再稼働女川原発2号機が再稼働。東日本大震災後、東日本の原発で初めて。信じ難い危機感のなさと無謀さだ。福島原発事故の大惨事をもう忘れたのか。いまだに廃炉も手付かずなのに。メルトダウン(炉心溶融)の後始末には莫大な費用がかかって、どう考えても経済効率は悪い。そもそも大量に生じる放射性廃棄物の処理もできないのに。どこまで無責任なんだ。データを平然と捏造し隠蔽するこの国の電力会社には、原発を維持管理し稼働する能力も資格もない。控えめに言って頭がおかしい。
【再掲】自民191+維新38+参政3+保守3で235議席(過半数は233議席)。これに国民28が加わったら262議席となる。実は、右翼グループは盤石。「自公過半数割れ」などと浮かれている場合ではない。
10月28日(月曜日) 極めてヤバくて、きな臭い「裏金問題」を「政治資金問題」「不記載」と言い換えて伝える読売とNHK。どこまで忖度して政権与党の自民党にすり寄るのだろう。どこを向いて、誰に何をどのように伝えようとしているのか。本質を覆い隠し主権者に触れさせないようにしているとしか思えない。読売とNHKの立ち位置と報道姿勢を根幹から疑問に思う。独立して権力を監視するジャーナリズムではなく、どこからどう見ても「政府広報」「国営放送」そのものだ。
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自民191+維新38+参政3+保守3で235議席(過半数は233)。右翼グループは盤石ではないか。これに国民28が加わったら262議席となる。仮に、立憲148+共産8+れいわ9+社民1の166議席に、公明24が連携するにしても、190議席にしかならない。国民28が加わっても218議席に過ぎない。「自公過半数割れ」などと浮かれている場合ではない。極めてヤバくて、きな臭い。
10月27日(日曜日) 総選挙投票した。投票証明書をもらった=写真。衆院総選挙の地方区と比例区、最高裁判所裁判官国民審査。午後5時半過ぎ、小雨がパラつく中だったけど、高齢者夫婦や若者、車椅子の老人など、来場者はそこそこ多い。
投票所で記入していると、市職員に「国民民主党は、国民民主党は」と連呼する年輩男性がいた。代筆を頼んでいたのか。単なる質問なのか。だとしても大声を出さなくてもよかろうに。それとも新手の選挙運動なのか。謎のワンシーンだった。
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【注目選挙区の落選議員・結果と雑感】自民単独の過半数割れ確実。与党自公の過半数は微妙。丸川珠代元五輪相(東京7区)、下村博文元文科相(東京11区)が落選確実。いずれも比例の重複なし。よしっ。よくやった。などと喜んでいると、保守党(河村たかし前名古屋市長・愛知1区)が初議席だとか。な、なんだって……。度し難い。
統一教会とズブズブの牧原秀樹法相(埼玉5区)が落選確実。立憲民主党の枝野幸男元代表に7回連続で敗れた。懲りないな。しかし牧原法相は比例区に重複立候補している。しぶとい。
維新の音喜多駿政調会長(東京1区)が落選確実。参院からの鞍替え。比例と重複立候補している。自民党の甘利明元幹事長(神奈川20区)が落選確実。こちらは比例の重複なし。
政界引退表明した二階俊博元自民党幹事長の三男・二階伸康(和歌山2区)が落選確実。その代わりに、安倍晋三の子分を自認し、参院から鞍替え出馬した裏金議員の世耕弘成(無所属)が当選確実。どっちもどっちだから、どうしようもない。
自民党安倍派の裏金議員で、自称教育者の義家弘介元文科副大臣(神奈川16区)が落選確実。比例重複なし。ホッとした。
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実際に投票した人と投票しない人では、各局の開票速報を見る楽しみ、関心度、ワクワクドキドキ感が全く違うのは当たり前。馬券を買って競馬中継を見る人と、買わずに見る人との違いに近いのかも。僕は競馬に関心ないから知らんけど。
維新が議席を2桁も得ているのは納得も我慢もできないが、それでも議席を減らしているのは喜ばしい。内部告発者潰しとパワハラで全国に名を馳せた兵庫県知事の功績だ。大切な血税を際限なく食い潰し続ける大阪・関西万博の貢献も大きい。万博を露骨にヨイショするNHKは論外。
10月26日(土曜日) 「れいわ」かなり迷ったけど、生まれて初めて比例代表は「れいわ」と書こうと思っている。そういう判断もあっていいだろう。まだ少し迷っているのでギリギリまで思案するけど、しかし、自民、公明、維新、国民民主、参政、保守党、これらの政党と所属議員に投票することは絶対にない。絶対にだ。 #比例はれいわ #れいわを伸ばせ
【再掲】最高裁判所裁判官国民審査は「今崎幸彦裁判官にX印」一択だ。1)犯罪被害者遺族への給付金で、「同性パートナーは事実婚に該当し給付対象」とした第3小法廷判決の結論に反対した。2)「名張毒ぶどう酒事件」では、再審請求を認めないとした第3小法廷決定に賛成した。これだけでも「今崎幸彦裁判官はX印」と判断するには十分過ぎる。
10月25日(金曜日) めしきんぐ昨日は「麺飯食堂めしきんぐ」黄金町本店で、豚のこうじMISO焼き定食を食べた=写真。甘辛くて美味しい。神保町「キッチングラン」の生姜焼きの昔の味に、ほんの少し似ている感じがする。ご飯は200グラムから1キロまで無料。さすがにそこまで食べないけど、お腹いっぱいになる。初心者は勝手が分からず戸惑うが、美味しいからまあいいか。
ちなみに代替わりする前のキッチングランは、値段も味も申し分ない食堂だった。学生時代は神保町に行くと必ず立ち寄ったし、社会人になってからもちしばしば利用したお気に入りの店のひとつだ。大好きだったのは生姜焼きとメッチカツのセット。甘辛い味付けが絶妙。これほど美味しい生姜焼きは食べたことがない。懐かしい。
10月24日(木曜日) 最高裁判所裁判官国民審査最高裁判所裁判官国民審査は、今崎幸彦・最高裁長官(裁判官出身・66歳)がX印(やめさせた方がよい)の一択だ。
1)犯罪被害者遺族への給付金で、「同性パートナーは事実婚に該当し給付対象になり得る」とした第3小法廷判決の結論に、「社会に大きな影響を及ぼす可能性がある」などと反対した。
2)「名張毒ぶどう酒事件」で、10回目の再審請求を認めないとした第3小法廷決定に賛成した。
ほかにもいくつも酷い判断があるけど、ともあれこの2点だけで、今崎幸彦裁判官はX印一択と考える。論外の裁判官だ。
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自民、公明、維新、国民民主、参政、保守党。これらの政党だけには間違っても一票を投じることはないし、投票してほしくない。マイナ保険証・紙の健康保険証の扱い、選択的夫婦別姓、消費税、原発に対する姿勢、憲法観、などを総合的に判断。
◇◇◇
絵に描いたような秋空=写真。横浜市内。鱗雲がなんとも味わい深い。きょうは今年最後の夏日になるらしいけど。
10月23日(水曜日) 主権者として土砂降りかと思えば小雨になるなど、天気がクルクル変わる。午後から金沢八景キャンパスで授業。教室に向かう時も登下校の際も、幸いにも全く雨に降られず。キャンパスの上空は厚い雨雲に覆われているのだが、切れ間からは青空も見える=写真。ひょっとしてかなりついているのかも。
今月は授業で何度も繰り返し「主権者として」をキーワードに、総選挙を話題にしている。権力者(政治家)は税金を正しく使っているか、憲法と法律に従って仕事をしているか。しっかり判断材料を取捨選択してチェックするのは、主権者の権利であり責任だ。政治家に好き勝手させないために、主権者として権利を行使しよう。そんな感じで、しつこく話したから大丈夫だろう。
◇◇◇
上大岡の書店で吉田秋生のコミックス「詩歌川百景」第4巻を購入。「4巻でいいですか」とレジで確認されたので、「最新巻ですよね」と応じた。すると「調べないと分かりません」と言い出したので、慌てて「いやいやいいです、それでいいです」。ここの書店では目の前に平積みされている新刊本の在処を客に聞かれ、答えられない書店員を見たことがある。不勉強過ぎる。書店員としてのプロ意識を疑ってしまう。
10月21日(月曜日) 検事総長よりはマシ静岡県警本部長が、逆転無罪が確定した袴田巌さんの自宅を訪れて直接謝罪。強引な取り調べなどを真摯に反省し頭を下げた。裁判所から証拠捏造を認定され糾弾されても、なお開き直る検察・検事総長よりはるかにマシで誠実。検察の度し難さが際立つ。授業で繰り返し冤罪に触れているが、学生の反応や理解もすこぶるよい。
10月20日(日曜日) 圧巻だったNスペのジャニ特集NHKスペシャル「ジャニー喜多川/アイドル帝国の実像」。前半は普通の内幕物だったが、後半は圧巻だった。ジャニーズに転じた若泉久朗NHK元理事(元制作局長)、スマイルアップ社の補償本部長らの不誠実極まりない発言の音声と映像で畳み込む。極め付きは、ラストに黒バック白抜きで20秒にわたって映し出されたテロップ。NHKがジャニタレを出演復活させるとの発表内容だった。番組スタッフと視聴者の憤りが伝わってきた。
10月19日(土曜日) 今期テレビアニメ評【今期テレビアニメ評】今期はマジ不作。前にどこかで見たことがあるような二番煎じ三番煎じの話や、愚にもつかない駄作が大半(評価対象外)。録画保存したいと思える作品は僅か。◎の評価はなし。◯の評価も新作は1つだけ。△の評価は5つしかなかった。なんだかなあ。
◯夏目友人帳・漆(7期)(テレ東)、◯2.5次元の誘惑(リリサ)続き(MX)、◯美味しんぼ(再放送)続き(tvk)、△チ。ー地球の運動についてー(NHK総合)、△君は冥土様。(テレ朝)、△ダンダダン(TBS)、△株式会社マジルミエ(日テレ)、△ネガポジアングラー(MX)。
10月18日(金曜日) インフラ破壊の銅線窃盗送電用の銅線ケーブルなどの窃盗は、重要な生活インフラを破壊する許し難い犯罪だ。条例でなく早急に法律を改正して厳罰に処すべきだ。なぜこれまで放置してきたのか不思議でならない。太陽光発電施設、ソーラーパネル、水道の蛇口、側溝の蓋、給湯器、エアコンの室外機の窃盗も同様。買い取り業者の営業許認可や取り締まりの強化は必須だ。買い取りルートがなくなれば、窃盗は成立しない。
10月17日(木曜日) 冤罪と刑事司法関内キャンパスで授業。今日のテーマは事件報道と刑事司法の実態。逮捕イコール犯人ではないこと、警察や検察の取り調べは過酷で証拠捏造もすること、裁判官は中立公正とは限らないこと、犯人視報道による刷り込みは冤罪加担になること。袴田事件や三鷹バス痴漢冤罪事件などを例に具体的に説明した。学生たちには目から鱗だったようだ。
著名な冤罪事件の事例は説得力がある。「逮捕された人は悪者だと思っていたが、逮捕イコール犯人とは言えないと知って深く反省した」「捜査や裁判の流れも学べてよかった」といった感想が多数。父親が痴漢犯人扱いされた女子学生は、安易に犯人視する市民の認識を問題視していた。
適正手続きと法律に基づいて科学的に捜査し審理されて判断されるのが、まともな法治国家の姿のはず。しかしこの国では捜査機関も裁判官もメディアも、多くが最初から犯人と決め付けている。刷り込まれた市民も犯人視を疑問に思わない。そんな現状をしっかり意識して、ニュースを批判的に見てほしい。
10月16日(水曜日) 私語学生を退席金沢八景キャンパスの教室で、授業が始まってから何度注意しても私語を止めない2人組を退席させた。今年度初。いや、ここ何年もなかった。教室の空気は悪くなるし、僕自身も学生たちの気分も下がるから注意なんてしたくないが、話を続けて何とか盛り返す。他者の学ぶ権利を侵害する行為は断じて許さない。シラバスにもそう明記してあるのだけど。帰りに、駅前の日高屋でW餃子定食を食べる=写真。唐揚げが柔らかくてジューシーで美味しい。
10月15日(火曜日) ソフトさ消えた共産党テレビの討論番組で開口一番、「裏金問題を最初に明らかにしたのは共産党なんです」と必ず力説する共産党の田村智子委員長。最初がどこの党とか、そんなのわざわざ言わなくてもいいのに。裏金議員や金権自民党の議席を減らせばいいだけ。有権者に訴えるポイントはそこにあるはずだ。
共産党は田村委員長になってから謙虚でソフトなイメージよりも、自己顕示が前面に出ているように感じる。昔の共産党に戻ったみたいでうんざりしてしまう。それだと比例区で「共産党」と書く気が失せるんだよなあ。戦略的に損だと思うよ。もったいない。
勝てそうにない選挙区に共産党が候補者を立てているのも、何だかなあ。立憲民主党の野田佳彦代表が共産党との連携に否定的だからというのは分かるが、立憲の中にも共産との連携に肯定的な議員や支持者は大勢いる。あえて「貸しをつくっておく」といった大人の対応で、勝ち目のない選挙区には候補者を立てないくらいの懐の深さを見せた方が、将来的にはプラスだと思うけどなあ。
10月13日(日曜日) 裏金議員を公明党が次々に推薦公明党が衆院選小選挙区で、自民党の「裏金議員」を次々に推薦。自民党非公認とされた前議員を含め、公明党が推薦決定した自民党の「裏金」出馬予定者はこれまでに32人となっている。「連立政権で公明党はブレーキ役」と言うが、実際にやっているのは自民党のアシスト役でしかない。サイテーだな公明党。
10月11日(金曜日) ホワイトボードよりも黒板やっぱり黒板はいい。ホワイトボードよりもはるかに使いやすくて教えやすい。矢印や下線をチョークで太くしたり、強弱を付けたりするのも自由自在。黒板は「伝わる力」が抜群に強い。ホワイトボードは単調で「文字の羅列」という感じだが、黒板は「言葉が踊る」。ヤフーニュースのヘッドラインと新聞紙面との違いに似ているかもしれない。僕の担当する授業の教室は、金沢八景キャンパスも関内キャンパスも黒板なのでとても助かっている。
10月10日(木曜日) 割り込みオバハン市営地下鉄の自動改札にPASMOをタッチして出ようしとしたら、横からオバハンが割り込んできた。唖然としているとオバハンは強引にタッチして去って行った。どうやらこういうのはよくあるそうだが、僕は初めての経験だったこともあり、驚くやら呆れるやらムカつくやらで、しばし心の整理がつかなかった。これほど情けない輩がそんなに存在するのか。かわいそうな人はどこにでもいるにしても、なんだかなあ。ドン引きだよ。
10月9日(水曜日) 解散総選挙「主権者である皆さんが選挙で権利を正しく行使し、権力者に好き勝手させないために、判断材料を提供するのがメディア(ジャーナリズム)の役割だ。権力者が何をしているのか、していないのか。税金が正しく使われているのか。裏付け取材を積み重ね、事実に基づいて問題提起するのがメディアの本来あるべき姿だ」────。そんな話を解散総選挙のタイミングで講義で話した。まずまずの出来。しっかり伝わったと思うのだけど。
10月8日(火曜日) しらすおろし朝定食定食屋のやよい軒で、しらすおろし朝定食を食べた=写真。これはものすごくお得だ。玉子かけご飯だけで、まず軽く1膳。焼き海苔としらすおろしで、さらにもう1膳いける。白米はおかわり自由だから3膳だって可能だ。これで390円。なんて良心的なんだろう。値上げを重ねる松屋の朝定食よりずっといい。
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統一教会のイベントに37回も参加し、講演も複数回していた牧原秀樹法相は完全にアウトだ。いちいち信者かどうか聞いたりしないと言うが、聞かなくても統一教会のイベントであることは分かっているはず。知らないわけがない。公序良俗に反する差別的発言もこれまで繰り返していた。法相に相応しくないのはもちろん、そもそも国会議員として不適格だ。
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袴田巌さんの無罪確定へ。検察が控訴断念の方針。「無罪判決を覆すのは難しいと判断」。そんなのは判決が出た段階で分かっていたことではないか。小学生だって分かる。即座に控訴断念を表明して土下座すべきだったのに、控訴期限ギリギリまでズルズルと引き延ばす卑劣さ。不誠実さ。検察は恥を知れ。
しかもこの期に及んで検察は、発見された衣類などの証拠を捏造と認定した静岡地裁の再審判決に対し、「強い不満を抱かざるを得ない」との検事総長談話を出した。何なんだこの開き直りは。言語道断だ。全く反省していないことに愕然とする。このふざけた談話を検察は速やかに撤回すべきだ。
10月7日(月曜日) 諸悪の根源は安倍派だ石破政権が裏金議員を非公認、比例重複も認めない方針。これに対し安倍派の議員らが猛反発しているというが、盗人猛々しいにもほどがある。何度でも繰り返して言うが、諸悪の根源は裏金議員や統一教会議員を多数抱える安倍派だ。主権者たる国民(納税者)を愚弄する議員は、主権者が退場させるしかない。
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無数の子どもたちの命を奪い、病院も学校も避難施設も無差別に空爆するイスラエルは見境がない。そもそもイスラエルと、反撃するパレスチナなどの殺害人数は全く釣り合っていない。パレスチナやイスラムの人々を全員抹殺するまで、イスラエルは虐殺行為を続けるつもりなのだろう。イスラエルには全くこれっぽっちの共感も、1ミリの同情も支持もできない。理解できる要素は何一つない。
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九州じゃんがらの秋葉原本店で、久しぶりにじゃんがらラーメンの全部入りを食べた=写真。半熟玉子、明太子、角煮がプラスされてボリューム満点。元々、チャーシューが入っていて、それだけでも十分なので角煮は省いてよかったかも。くどくないあっさりした豚骨スープと細麺がマッチして、とても美味しい。
店の前にはスペイン、タイ、中国、イスラム系などの外国人の行列がずらり。日本人は少数派だ。久々に歩いた秋葉原の街も同様で、路上も雑貨量販店もアニメショップでも、どこもたぶん7割くらいは外国人の観光客ではないか。少し前よりもさらに「国際化」が進んでいるのを実感する。
10月6日(日曜日) 「有働タイムズ」と「素晴らしき哉、先生!」テレビ朝日の新番組「有働タイムズ」の初回は結局、「ナスD絶景アドベンチャー」の米国グランドサークルのロケがすべてだった。そこに時間を割き過ぎて、報道番組というより情報番組色が強かった。報道主体の番組なら、石破自民党の公認問題と米大統領選をもっと重点的に扱ってよかったはず。
同じくテレ朝のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の最終回。生田絵梨花が初回からずっと新米高校教師をしっかり演じていて、ストーリー自体も予想外に面白かった。ただ最終回のテーマ設定は少し疑問。不倫出産ならいざ知らず、未婚の母が教師を続けても、そもそも何の問題もないと思うけどなあ。
10月5日(土曜日) 再び塩ラーメン旭川すがわらの塩ラーメンがまた食べたくなって、上大岡・京急百貨店の大北海道展へ。物産展で再び同じメニューを食べることは滅多にない。それだけ美味しかったということだ。明日6日が最終日なので滑り込み。スープと麺が絶品。味噌ラーメンファンだけど、塩ラーメンも好きになった。
10月4日(金曜日) 有権者の責任それでもあえて声を大にして言っておきたい。安倍派を中心とした裏金議員や統一教会議員にどっぷり浸かった極右の高市早苗より、石破茂の方が遥かにマシだ、と。自民党内の権力闘争をクリアした暁には、日米地位協定の見直しや選択的夫婦別姓に取り組んでくれるだろうと。これらの課題を完全無視する高市氏とは、そこが決定的に違う。
そもそも自民党が解散総選挙で裏金議員や統一教会議員を公認してもしなくても、有権者が本気で怒っているなら投票行動で断固、落選させればいい。選挙区で落選した議員を自民党が比例復活当選させようとするなら、比例で「自民党」と書かなければいい。それだけの話だ。
安倍派の猛烈な圧力で身動きが取れない石破氏も情けないが、そんな議員を当選させてしまうのは有権者の責任でもある。石破氏を「豹変」させた原因が安倍派などの汚染議員であるなら、裏金議員や統一教会議員を当選させないことが大切だ。主権者たる国民の判断が問われている。
諸悪の根源は安倍派。裏金議員や統一教会議員を多数抱える安倍派だ。石破首相は豹変した、嘘つきなどと非難轟々で結果的にはその通りだが、石破氏に猛烈な圧力をかけて前言を翻す状況に追い込んで石破カラーを封じ、裏金議員の公認をごり押しするのは安倍派にほかならない。自民党(安倍派)は自爆へまっしぐら。解散総選挙が楽しみだ。
10月3日(木曜日) 受講動機関内キャンパスの後期(秋学期)の「現代ジャーナリズム」は経営学部がメインだが、今年度は人間共生学部の学生が半数近くを占めていてちょっとびっくり。昨年度と違ってどの学生もみんな真面目だ。受講動機に「先生のほかの授業を受けて面白かったから」「受講した友達に勧められて」といった書き込みがいくつかあった。こちらのメッセージが心に響いたから出てきた声だと思うので、すごくうれしい。テンションが少し上がって、労働意欲も高まる。
授業を終えて、関内キャンパスから日ノ出町まで歩く。定食屋の「やよい軒」で生姜焼き定食を食べた=写真。ご飯のおかわり自由がありがたい。お新香も食べ放題だ。お腹いっぱい。満足。
10月2日(水曜日) 日高屋後期(秋学期)最初の授業を終えてから、金沢八景駅ビルの日高屋で久し振りに、野菜炒め定食を食べた=写真。100分の講義は紛れもなく肉体労働である。お腹もぺこぺこになる。ペラペラずっとしゃべり続けた後のヘロヘロの体に、しょっぱい料理は最高に沁みる。んまっ。餃子1人前(6個)も注文。満腹。
10月1日(火曜日) 石破茂首相に期待すること石破茂首相に期待するのは、ただ一つ。裏金議員と統一教会癒着議員と安倍派議員を、解散総選挙を通して駆逐してもらいたい。それだけだ。自民党として公認するのか、比例復活を認めるのか。難しい党内事情はあるだろうが、ようやく最高権力者となったのだから、石破氏なりの信念を貫いてほしい。それが実現できれば、日米地位協定の見直しや選択的夫婦別姓も前進するのでは。石破茂首相がそこまで考えているのだと思いたい(だったらいいなあ)。
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