身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


1998年4月1日〜4月30日

●エイプリルフールと新聞●環状道路開通の影響●阪神コテンパンでスタート●愛車は好調●甲山事件で控訴したストーカー検察●師匠お手製のパエリア●高速みたいな環状道路●佐藤藍子CM特集をMOで楽しむ●早朝の羽田空港発が確定する●車の濃色ガラスと安全性●自己紹介のページを作る●一睡もせず神戸の「子どもの人権研究会」に行く●原稿を書くのは夏休みの宿題と一緒●「超多忙週間」終わる●GWは12連休!●高校の先生たちのHP●佐藤藍子の新しいドラマについて●面白い双子姉妹のFLIP FLAP(フリフラ)●海外からの電子メール●「GWは12連休」の実態を知る●愛車ジムニーワイド1カ月点検●●●ほか


4月1日(水曜日) エイプリルフールである。と思っていたら朝日新聞がやってくれた。きょうの朝刊の政治面に「本音転換器を開発/首相が徹夜で実験/政治家の胸の内、次々」と題して、なんと190行もの冗談記事を大きく掲載したのだ。欧米の新聞は毎年この日に、馬鹿馬鹿しくも笑えるウソの記事を何気なく載せるのが慣例になっているが、やっと日本の新聞もそういう冗談が言えるようになったんだとうれしくなった。日本では冗談が冗談としては受け入れられなくて、真面目な読者に怒られてしまう雰囲気が強かったからなあ。朝日新聞の記事は「政府の特殊な法人『音声心理工学研究所』が、音声本音転換器の開発に成功したことが明らかになった」と大真面目な書き出しで始まり、続けて政治家の発言入力とその出力結果を具体的に書き連ねた上で、最後に首相が「これは使えない」と激怒して記録は封印されたことになっている。ご丁寧に「音声心理工学研究所」の機構背景と予算の仕組みまで解説し、記事全体が特ダネ扱いとなっている手の込みようだ。実を言うと僕も高校の時に、新聞部でエープリルフール特別号外を出したことがある。1面トップで「都立◯◯高校が新宿移転」と大見出しをかまして、都教委や関係者の話などと称したうそ八百の記事を本物っぽくでっち上げて全校に配布した。ほかの部員や顧問教師にも実は内緒で、部長だった僕の独断で抜き打ち発行したのだ。新聞を読んだ大半の教師や生徒は、記事末尾の「エープリルフールです」のお断りを見て「な〜んだ、やられたなあ」と笑ってくれたが、中には「人騒がせな」と怒り出す先生もいた。まあ首謀者の僕には何のおとがめもなかったから、結果としては「してやったり」って感じだったんだけどね。ま、だれも傷つけず困らない冗談ならいいじゃん、というお話である。きのうまでの陽気とは打って変わって、きょうはめちゃ寒い一日だ。おまけに午後からは冷たい雨まで降り出す始末である。というわけで、新車のジムニーワイドには乗らなかった。

4月2日(木曜日) 昨晩は寒くて仕方ないので、そろそろ片付けようかと思っていた布団乾燥器で布団をほかほかにしてから眠った。あ〜幸せ〜(笑)。きょうもまたぐっと冷え込んでいるので、久しぶりにダウンを着込んで出社する。雨が止んだのが救いだった。ところで先月末、鎌倉街道と交差する形で、新横浜から磯子までを貫く環状道路が開通した。で、この道路ができてから、わが家の前の一方通行路を走り去る車が確実に少なくなったのである(^^)。何がうれしいってこれほど喜ばしいことはない。わが家の前の道はこれまでどうやら抜け道として使われていたらしく、ダンプカーなどの大型車が頻繁に通過するのをいつも苦々しい思いで眺めていたのである。そもそも大型車が通ると家が揺れるのじゃあ〜(泣&激怒)。明らかに過積載だと分かるダンプカーが地響きをたてて狭い道を走り去る姿は、さすがに怖いものがあるからなあ…。でもそれももう大丈夫。いやあ、良かった良かった(^^)。

4月3日(金曜日) さてさて、今月中旬に神戸で開かれる「子どもの人権研究会」に誘われている件なのだが、友人の女性編集者から電話があって「もう手配したよ。抗議は受け付けません。朝早いのは泣いてもらうからね」だってさ。仕方ないなあ…。往復の航空運賃と1泊2日の宿泊代とで2万円(!)という破格の安さだというから、早朝の羽田発くらいは我慢しなくちゃならないんだろうな。まあいいか。酒鬼薔薇事件はじめ続発する少年事件と学校の現状を、現場の弁護士や大学教授らが報告するそうなので勉強にはなるだろう。うまいものでもいっぱい食べてくるかな(そっちの方が主目的だったりして)(自爆)。で、神戸と言えば阪神タイガースである。一昨日には日本外国特派員協会が吉田監督を招いて「阪神タイガース優勝祝賀会」(^^)なる冗談を堂々と行ったばかりだというのに、きょうの開幕戦で阪神タイガースは横浜ベイスターズに8対0とコテンパンのスタートじゃないか。おいおい、いきなりこれはないだろう。今年はトラ年なんだからさあ、頑張ってくれよ〜。

4月4日(土曜日) きのうは、いったんアップした身辺雑記を午前2時過ぎに2回も差し替えてしまった。阪神タイガースのふがいなさを書くのを忘れていたのを思い出して、その話を付け加えたのがまず1回目。その次には「日本外国特派員協会」と「優勝祝賀会」の固有名詞2つを訂正したのだった…。ごくごくたま〜に、こういう差し替えをすることがあるんだよなあ(^_^;)。ちなみに、身辺雑記は午前2時ごろまでにアップするのを目標にしている。しかし、飲みに行った時なんかには午前5時とか6時になる時もある。まあ毎日更新しているから許してくだされ…(^^)。それはさておき、きょうは勤務なし。午後からジムニーワイドで横浜駅前まで出かける。昨年修理に出したスキャプリを◯◯◯カメラまで引き取りに行ったのである。連絡があってから3カ月もほったらかしにしてしまったが、無事だった(笑)。で、あっちこっち寄り道しながら帰って来る。最初のうちはおっかなびっくり車を走らせていたが、新車の運転にも意外に早く慣れたようだ。快調な走りだよ〜(^^)。「セカンドインパクト」へのアクセス件数が1500件を超える。

4月5日(日曜日) 横浜市長選挙は入れたい人がいないので投票しなかった。愛車のジムニーワイドで出勤。えへへ、見せびらかすために車に乗って行ったんだよん(爆)。…というのは理由の半分で、きのう修理先から引き取ったスキャプリをパソコン師匠のH記者に売り払うために車に積んで行ったのであった。会社に行く途中、納車されてから初めてガソリンを入れる。給油口の開け方が分からず恥をかいてしまった。カッコ悪い〜。さて、出社すると同僚たちがジムニーワイドに注目してくれて、とってもいい気持ちになる。ふふふ。「いい色だねえ」などと褒められちゃうと、もうニッコニコである。僕って何て単純なんだろう(苦笑)。夜になって市長選と市議補選の開票作業で少しごたごたするが、きょうは気分がいいから許してあげよう(^^)。H記者が選管から帰社するのを待ってスキャプリを渡し、桜木町の中華レストランで一緒に夜食を食べる。その後、一人で深夜のドライブ(^^)。環状道路を通って磯子方面を1時間ほど走る。道は空いているし車の調子もいいし、すっごく快適! 午前3時帰宅。

4月6日(月曜日) 甲山(かぶとやま)事件。神戸地裁が無罪を言い渡した差し戻し審判決を不服として、神戸地検が大阪高裁に控訴した。検察は何を考えているんだ。こんなことが許されるのだろうか。無罪判決が2回も出ているのである。それで有罪が立証できないというのならば被告は無罪なのだ。それが「法治国家」というものじゃないか。しかも事件から24年、起訴から20年も経っているのである。求刑の懲役13年よりもはるかに長い年月を裁判に費やして、さらに裁判を長期化させるとはどういうつもりなんだろう。憲法第37条には「被告人は公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する」と書いてあるじゃないか。そう言えば、だれかが「日本の検察はストーカーだ」と言っていたなあ。被告を有罪にするまでどこまでも追いかけていくのである。無罪になったら「それでも有罪だと確信している」と声を大にして宣伝する。ほらね、ストーカーでしょ。そんなことをする権利が検察にあるのだろうか。それこそ公権力による暴力・犯罪だな。で、甲山事件で検察側が控訴したニュースに対して、新聞社の編集局幹部の中にも「こいつは有罪に決まっているんだ」と何回も繰り返す馬鹿がいるのだ(絶句)。本当に馬鹿じゃないかと思う。自分でちゃんと検証取材でもしたというのならまだ話は分かるが、そんなことをやりもしないで、よくそんなことを平気で公言できると思うよ。何を根拠にそういう無責任な発言ができるのか信じられないな。被告や被告の家族の前でも同じような発言ができるのか聞いてみたいと思う。あるいは、あんたの家族や友人が甲山事件の被告と同じような立場になって、無罪判決が出たのに検察が控訴したとしても、同じような無責任な発言ができるっていうのかなあ。これはもう「人権感覚の欠如」とかいう問題をはるかに通り越して「人間としての想像力のなさ」の問題だ。心から軽蔑する。

4月7日(火曜日) 少し早めに出社。同僚記者が異動するので、実際の紙面を使って記念のパロディー新聞を作る手伝いをする。僕は1面のコラムを執筆。それなりに面白く格調高い文章だとの評価を受ける(笑)。フィルム版にしたものを、あすの歓送迎会の席で本人にプレゼントするのだと発案者のFデスクが張り切っている。新聞社ならではの贈り物だね。早版終了後、同僚のK記者と自宅近くのファミリーレストランで「こういうメンバー構成でこんな新聞を作りたい」「こんな取材をしたい」などと延々6時間近くも話し込む。う〜ん、こんなに熱く話すなんて新人記者のころに戻ったみたいだなあ(苦笑)。気が付くと外はすっかり明るくなっていた。まあ、いいか。「サードインパクト」へのアクセス件数が8000件を超える。

4月8日(水曜日) 寝坊して少し遅く出社する。あはは〜(乾いた笑い)。早版終了後、桜木町のスナックで職場の歓送迎会。1次会では同僚記者たちの冗談にず〜っと笑い通しだったし、関内駅前のカラオケでの2次会でも先輩記者諸兄の美声やパフォーマンス(?)に、これまたず〜っと笑わされ通しだった。何がおかしいといっても文章でうまく説明できないのが残念なのだが、まあ「非日常空間での異常なノリが心の琴線を刺激した」ということなのだろう(謎)。心残りなのは主賓の一人である同僚M記者が1次会が終わるころにはダウンしてしまい、調子外れの声で朗々と歌い上げる伝説の「お嫁サンバ」が聞けなかったことである。職場の宴会を一手に仕切ってきたM記者の名司会ぶりと合わせて、めちゃめちゃ笑える歌いっぷりを最後にもう一度聞きたかったなあ。編集局にいる時からM記者はかなりイキまくっていたから、2次会までパワーを持続できなかったのかもしれないな。午前5時帰宅。

4月9日(木曜日) さすがに未明(早朝)の帰宅が続くと、疲れるし眠い。会社を休みたいなあと思うがそうもいかない。えいやっと気合いを入れてベッドから起き出すのであった。パソコンのソフト関係(謎)でいつもお世話になっている編集局の女性デザイナーが、プライベートでMacintoshのパソコンを購入するのだという。会社ではいつもMacintoshを使いこなして紙面を彩っているのだが、それだけでは欲求不満で「家でも使いたい」ということだろう。で、見積もり書を見せてもらったら、パソコン本体にスキャナー、プリンターの合計で税込み140万円(!)。車が1台買えるじゃん。やっぱり専門家は使うものが違うな〜。

4月10日(金曜日) ネットで知り合ったお友達が、この「身辺雑記」のことをすごくほめてくれてHPでも紹介してくれている。励みになるなあ。「こんな生活やっています」「こんなふうに思うのですが」などという毎日を、僕なりの切り口で伝えられたらと思っている。これからもご愛読よろしくお願いしますね(^^)。早版終了後、午前1時まで選挙班会議。夏の参院選まで、何だかやたらと細かくて面倒くさい作業が続きそうだ。あ〜あ、うんざりだなあ…。会議が終わってから会社近くの居酒屋に飲みに行く。職場で今、最も注目を集めている先輩男性記者の「異色の行動&格好」に話題が集中する(謎)。まあ、人に迷惑をかけるわけでもないし、個人的な趣味嗜好の範疇(はんちゅう)だと思うから僕は「どうぞご自由に」って感じなんだけど、確かに興味津々であることは間違いないな。ただしその出で立ちで取材に出ても問題が生じないかとなると、世の中にはいろんな反応を示す人がいるからなあ…。でもまあ、最近はピアスをして取材しているというA紙の男性記者も話題になっているくらいなんだから、そういうのもまたいいかもね。う〜ん、これ以上はここには書けない(謎)。分かる人だけ分かってくださいね〜(業務連絡?)。午前3時半帰宅。ああ、眠い…。

4月11日(土曜日) 夕方から聴きたいAMラジオ番組があったので、しばらく使っていなかったトランジスタ・ラジオを机の奥から引っ張り出す。外出先でジャケットの胸ポケットにラジオを入れてイヤホーンで聴いていたのだが、30分番組の半分も聴けなかった…。歩きながらだと鮮明に電波が入るのに、駅構内に入り電車(京浜急行)に乗ると雑音がひどくて全然だめである。おかしいな。JRの車内ではNHKの語学番組が聴けたのになあ。最初は「京急だからかな?」と思ったが、どうやらこの民放の電波は横浜では受信しにくいようだ。でも、オープニング部分はなんとか聴けたからまあいいや。伊勢佐木町東映2で「リバイバル・エヴァンゲリオン劇場版」を観る。劇場は客席数わずか40席で、スクリーンもおもちゃみたいな「超ミニシアター」だった。昨年の春と夏に公開されたものを再編集した作品である。昨年観た時よりは理解度が深まったように思うが、それでもまだよく分からないところがある…。ひょっとしてもう1回観ないとだめかな(^_^;)。深夜、ジムニーワイドに乗ってパソコン師匠のH記者宅へおじゃまする。師匠お手製のパエリアをご馳走になる。サフラン入りの米に海の幸がたっぷり混ざり、なかなかの美味である。ホントにまめな人だなあ。ノートパソコンについて少し質問などして午前2時半に退出。それから一人で深夜のドライブだ〜(^^)。山下公園〜MM21〜六角橋〜新横浜を快調に飛ばし、5年前に担当していた港北ニュータウンまで足を伸ばす。深夜の港北ニュータウンは広い道がずーっと続くだけで、車も人もほとんどいない。気持ちいいというより怖いくらいだ。それにしても街並みがすっかり変わってしまったなあ。僕が支局にいたころは、造成中の空き地や雑木林が延々と広がってタヌキがうろうろするような所だったのに、やたらに立派なビルがいくつも建ち並んでいる。ふ〜ん。ようし今度は昼間に来るかな。帰りは新横浜から環状道路を一気に走り抜ける。信号機はほとんどないし道もきれいで、なんだか高速道路を走っているみたいだ。おっと、調子に乗ってあまりスピードを出さないように気を付けなければ…(笑)。午前5時帰宅。

4月12日(日曜日) 新聞休刊日。夕方まで思いっきり爆睡する。ジムニーワイドに乗ってちょっとお出かけ。いったん家に戻ってから夜遅くにパソコン師匠のH記者宅へ行く。ネットで知り合った佐藤藍子ファンの方が、彼女の出演しているテレビCMを2枚のMOにコピーして送ってくれたのだが、僕はMOを持っていないので師匠の手を煩わせたのである。僕のパワーブックのHDにMOのデータを落としてもらって鑑賞する。これまで見たことのない藍子ちゃん出演CMや番組宣伝などが18種類も収録されていて感激だなあ(^^)。しかも音声がちゃんと入っていて画像も動くのだ〜。もちろんテレビに比べれば画質は落ちるかもしれないが、いいなあMOって。欲しくなってきたぞ…(苦笑)。

4月13日(月曜日) というわけで「横浜ウォーカー」である。創刊第2号が先週発売されたが、コンビニや書店の多くは「東京ウォーカー」の代わりに「横浜ウォーカー」しか置いていないようだった。表紙が佐藤藍子で中華街特集なのでとりあえず買ったが(笑)、ある店で同時発売の「東京ウォーカー」を見たら、こっちの方が内容が濃くてしかも安いじゃないか。ちなみに「横浜ウォーカー」は300円で「東京ウォーカー」は270円である。う〜む、確かに横浜(神奈川)の情報に限って言えば「横浜ウォーカー」は詳しいかもしれないが、読者は県外情報や全国情報だって必要としているんだから、その部分が「東京ウォーカー」に比べて劣るというのはちょっとなあ…。しかも、県内では「横浜ウォーカー」しか買えないとなると、神奈川の読者は情報の質でも金銭面でも不利益を強いられることになる。少なくとも読者に比較選択権だけは確保させるべきだ。まあ、だったら買わなければいいだけの話なんだけどね。たぶん、僕はもう買わないかもしれないな。それにしても、きょうは湿気が多くてべたべたしした一日だった。風も強い。久しぶりに花粉症の薬を飲んで出社する。眠くてたまらん。

4月14日(火曜日) いつもより早く会社から帰宅すると、出版社に勤める友人の女性編集者からファクスが届いていた。週末に神戸へ行く件についてである。なんと午前6時35分に羽田発の便で、伊丹空港着は午前7時35分なのだそうだ。で、羽田集合が午前5時35分…。え〜っ、午前5時35分に羽田空港って…(絶句)。家を何時に出ればいいんだろう。「思いきり泣いてくれ〜、私も泣きたいよ、トホホ」ってファクスに書いてあったけど「僕も泣きたいよ、トホホ」だなあ…。だって前日はたぶん深夜までの勤務だから、これじゃあ一度寝たら絶対に起きられないな。う〜ん、予想通りの展開になってしまった(泣&笑)。まあね、往復の航空運賃に1泊のホテル代も入って2万円のパックだっていうんだから仕方ないか。分かった分かった、寝ないで羽田に行くから。覚悟を決めたよ〜。でもきっと昼間はボーッとしていて、夜になったら冴えてくるんだろうなあ(爆)。ところで、きょうは突風にやられた。同僚たちと夕食に行こうと会社を出たら、思いっきり傘が裏返って壊れてしまったのだ。980円もする「高級傘」(笑)だったのに…。(神戸行きのこれまでの経緯を知りたい方は、3月30日と4月3日の身辺雑記をどうぞ)(苦笑)

4月15日(水曜日) 先日、仙台在住のお医者さんからメールをいただいた。車に標準装備されることが多くなったプライバシーガラス(濃色ガラス)の安全性について調べている方である。HPを訪問したらなかなか興味深い内容だったので、早速「お薦めLinks」に掲載したのだが、実を言うと買ったばかりのジムニーワイドには、UVカット、スモークガラスが標準装備されているんだよなあ。僕も以前から、車の濃色ガラスは外から中が見えにくいので安全面で問題があるなと思っていた。「どんな人が運転していて、運転しながら何をしているか」などの情報を知るのは、運転手が状況判断する上で大切だと考えるからだ。で、ジムニーワイドなんだけど、運転席からちゃんと後ろが見えて、後ろからも中が見えるからまあいいかなと判断して買ったのだが、メールとHPを読ませてもらって「後ろの車から『見にくい』」のは確かかもしれないと、ちょっぴり反省している。安全運転に徹するので許してください〜! 3時間睡眠で出社。眠い。突然、参院選立候補予想者一覧&情勢分析を紙面に掲載することになって右往左往する。夕食時には空きっ腹にビールを飲む。うまい。でももうヘロヘロだあ。おまけにきょうは遅夜勤じゃないか…。夜食を食べて午前1時半帰宅。これから原稿か…。

4月16日(木曜日) 白髪が6本も生えているのを発見する。ショック〜。抜こうかなあと思っていたら、同僚記者に「白髪を抜くのは良くないよ」と言われる。えっ、そうなのか。でもうちの母親は、僕が小学生の時によく白髪を抜いていたけど…。う〜ん。しばらく考えて結局、6本ぐらいだからまあいいやと結論付けて抜いた。ところが実際には全部で10本あったことが判明した。一応、髪の毛はふさふさしているんだけどなあ。きょうは会社で健康診断があったのだが、身長が昨年に比べて1ミリ低くなっていた。一昨年に比べると2ミリマイナスである。合計2ミリ…。看護婦さんの測り方によって違うからな。測定板をぎゅーっと押し付けるのと、ふわっと載せるのとで大きな差が生じる。今回の看護婦さんは前者の方針を取る人だった。この一連の出来事は「いつまでも若くないんだよ」ということを、体が教えているのだろうか。確かに最近は、自宅から駅までちょっと速く走ったりすると息が荒くなって、汗もかいてしまうけれど…。でもさあ、気持ちは学生時代のままなんだけどなあ(爆)。

4月17日(金曜日) 編集局に社長賞が出たというので、夕方に懐石弁当が配られた。何だかよく分からないけど「よく働いた。ご苦労!」ということなのであろう。朝から何も食べていなかったので、ありがたく平らげる。さらに早版終了ごろには寿司が振る舞われた。欠食児童(笑)である僕はこれまた丁重にいただいたのであった(爆笑)。そう言えば、旧社屋のころは時々だったけど自分で弁当を作って、会社に持って来て食べていたなあ。女性記者に「いいなあ、私の分も作ってよ」などとうらやましがられたものだ(爆死)。新社屋に移ってからなぜか作らなくなってしまったが、久しぶりに料理に挑戦してみようかな…。さてと、あすは午前5時2分の始発電車に乗って羽田空港着は5時57分。だから家を午前4時半に出なければならない。あすと言っても、これを書いている今から言えばもうきょうじゃないか。ふうっ…。これからシャワーを浴びて数時間後、寝ないで出かけるしかないのだ。とほほ。ところで決して暇ではないのだけれど「このホームページと作者について」というページを作った。要するに自己紹介のページである。よろしければどうぞ。でもこんなの見る人いるのかな…。

4月18日(土曜日) 一睡もせず朝4時半に家を出る。シナリオ通りである。午前5時2分発の始発電車に乗ることに成功。羽田空港のカウンターには午前6時過ぎに着く。友人の女性編集者と女性記者と僕の3人で神戸に行くのだが、な〜んと信じられないことに僕が一番乗りであった。「やる時はやるなあ」と自分を褒めてあげる(笑)。前後して2人登場。聞けば、女性編集者は3時間睡眠で女性記者は徹夜だとか(爆死)。うっひゃあ〜。みんな過労死するぞ…。そんなわけで飛行機は午前7時35分に伊丹空港に無事到着する。三宮→元町→南京町をぶらぶらと歩いてみるが、早朝なので当然のことながら店は軒並み閉まっている。とりあえず喫茶店でモーニングを食べてから、酒鬼薔薇事件の舞台となった町を訪ねる。一見すると港北ニュータウンや多摩ニュータウンに似ているようでもあるのだが、やけに居心地が悪くて窮屈な町である。雑然としていたり無駄であったりという部分がまるでないのだ。う〜む…。元町に戻って中華料理の昼食を食べる。うまい。午後から神戸市勤労会館で「子どもの人権研究会」。弁護士や研究者らが中心になって運営されている会である。「少年事件と非行問題」について、酒鬼薔薇事件の付き添い弁護士、児童相談所員、大学教授らが討論。いかん、睡魔が襲ってきた…。お約束通りの展開だあ…。しばし居眠り。しか〜し、それでもちゃんと話の要点は押さえていたりするのだ(爆)。夕方、いったんポートアイランド内のホテルにチェックインしてから懇親会へ。女性記者はホテルで仮眠。僕としては研究会の討論よりもその後の方が収穫は大きかった。本格的に取材しようと考えている事件があるのだが、その裁判を提訴しているご夫妻に思いがけず会えて、帰京したら訪問する約束をいただけたからだ。僕の取材意図も分かってくださって、協力が得られることになったのだ。さらに懇親会には、埼玉県立所沢高校の生徒会委員長の男子生徒と副委員長の女子生徒が弁護士に連れられて来ていて、生徒主体の「入学を祝う会」などについて2人とじっくり話ができた。週刊誌が「所沢高校の問題は後ろで特定党派の教師が糸を引いている」などと攻撃していたが、しっかりした自分の意見を持った素敵な高校生たちだったぞ。彼らは「民主的に生徒が話し合って決めたことを一方的に踏みにじるのはおかしい」というごく当たり前のことを訴えているだけだ。これまでの所沢高校の民主的な伝統を破壊しようとする校長の方がおかしいのだ。神戸新聞の前編集局長が会場に来ていて「新聞記者でここまで残っているのは君だけやないか。こういう所でこそホンマの話が気けるんや。しかもこんな遠くまで偉いなあ」と褒められる。いやあ、好きで来ているだけなんですよ…。懇親会後、友人らとジャズレストランへ繰り出す。生演奏付きじゃあ〜。午前零時にホテルに戻る。めちゃ眠くてもう限界だあ。長い一日だ。ベッドにダウン…。

4月19日(日曜日) 午前の報告会はパスする。午後から「風の子学園のコンテナ監禁死事件」「高塚高校の校門圧死事件」の報告&討論。息長くこの問題に、現場で取り組んでいる父母や弁護士らの話が感動的だった。親や教師の責任とは、教育の在り方とは、子どもの人権とは…などといったことを深く考えさせる問題提起がいっぱい出される。有意義な議論だった。夕食を食べてから、午後9時に関西国際空港(関空)発の羽田行き最終便に乗るため、リムジンバスで三宮から神戸シティエアターミナルへ行く。ここから関空までは水中翼船で直行25分なのだ。ところがリムジンバスと水中翼船の接続がうまく行かず、関空ポートターミナル(船着き場)到着が午後8時42分になってしまうことが判明する。それはまずい…。電車と違って駆け込み搭乗ってわけにはいかないんだから…。「ぎりぎりの時間に空港に飛び込みますから」と関空カウンターに電話で説明。ポートターミナルから旅客ターミナルまでタクシーを飛ばし、カウンターに午後8時47分に滑り込む。間一髪で間に合う。何から何までほとんど綱渡りの2日間だな。そんなわけで飛行機は羽田空港に無事到着。ほっと安心する。実は飛行機は怖いからあまり好きではないのだった…(笑)。午前零時帰宅。いろいろ勉強になって面白かった〜。かなりの強行軍だったけど、Yさん、誘ってくれてありがと〜(^^)。

4月20日(月曜日) 昨日と一昨日の身辺雑記は、昨夜遅くに帰宅してまとめてアップしたのだが、すると案の定「神戸にパワーブックは持って行かなかったのか」と指摘する声があった。パソコン師匠のH記者である。その通り。ノートパソコンは持って行かなかった。まあ、あのような強行軍のスケジュールだったわけで、とてもパソコンを触る暇なんかないだろうという判断に間違いはなかったようだ。それに2日間だけだったしね。重くてかさばる精密機械をわざわざ持って行くというのはちょっと…。これが例えば1週間も2週間も出かけるのだったら、ノートパソコンを携帯してHPを毎日更新したりメールをチェックしたりしても意味があると思うけどね。そんなわけで、以上が身辺雑記をまとめて更新したことに対する説明でありました(笑)。眠くて仕方ないが出社する。早版終了後、逃げるように帰宅(爆)。

4月21日(火曜日) 僕ってつくづく怠け者だなあって思うよ…。今週は原稿の締め切りが重なっているにもかかわらず、前もって書くということをせず、結局締め切り前日に書き上げようとしているのだからな…。ラフ構成とか下書きは書いてあるのだが…。それだったら「余裕があるうちに書き上げて出稿すればいいじゃん」と思うのは素人の赤坂見附(爆)。なぜだか分からないが、締め切り直前になるまでエンジンがかからないのじゃ〜。あ〜あ。もうこれは夏休みの宿題と同じで、早めにやっておくなんてのは無理な話なんだ…(苦笑)。埼玉の後輩女性記者から久しぶりに電話。懐かしいなあ〜。そのうち遊びに行くよ〜(^^)

4月22日(水曜日) 頑張れ!ととろぺん。今週を乗り切れば遊べるぞっ。…などと言いつつ、追い込まれている状況なのにもかかわらず、会社から帰って来ると性懲りもなく「ネットスケープ・ナビゲーター」を立ち上げている僕って…。おいおい、そんなことをやってる場合じゃないんだってばあ。早く原稿を書けよっ。>自分(自爆)。

4月23日(木曜日) 「大岡みなみのコラム風速計」を追加更新する。内容は「『校長解任』報じない記者って…」。3月28日付の身辺雑記に書いたものをさらに詳しく論じた。それはまあいいとして、もうふらふらじゃ〜。3時間睡眠で出社。眠いぞ…。夕方まで暇だったので少し居眠り。午後7時過ぎから急に忙しくなる。早版終了後、速攻で帰宅。というわけで(?)もう一つ原稿を書かなければならない…(泣)。

4月24日(金曜日) 昨晩はちょっと多めに睡眠時間が取れた。でも先週後半からなかなかハードな毎日だったな。「大ハード・パート3」ってところである(失笑)。しかし、それもようやくきょうでほっと一息だ。仕事はまあまあ順調に終わる。それにしても、自動車業界はこのGW期間中に12連休のところもあるのだそうだ。うちの職場なんか5月の休日を全部合わせて9日間だけだというのに…(涙)。やってらんねえぜ。速攻で帰ろうと思っていると、後輩女性記者から遅夜勤のチェンジを頼まれる。う〜ん、仕方ないなあ。まあかわいい後輩が同期の飲み会に行くというんだからOKだよん。午前1時半帰宅。あすは休みだ〜(^^)。

4月25日(土曜日) パソコンの前で新聞を読みながら寝てしまった…。爆睡したことは爆睡したけど起きたらちょっと頭が痛い。風邪をひいたかな。ちゃんと布団で寝れば良かった。あ〜馬鹿だなあ…。しかも、せっかくの休みなのに天気が悪い。予報では晴れるって言っていたのにな。2週間ぶりに愛車ジムニーワイドに乗って3時間ほど走る。気持ちいい〜(^^)。ところで先日、神奈川県立N高校の女性の先生からメールをいただいた。HPがあるとのことなので訪問したのだが、なかなか充実したページである。県内の高校の先生が集まって作っていて、性教育、女性解放、家庭科の男女共修、夫婦別姓などのテーマを扱っている。でも決して堅苦しくなくて分かりやすい内容なのだ(^^)。「お薦めLinks」のページに掲載しました〜。

4月26日(日曜日) 無意識のうちに目覚ましを止めていたらしい。気付いて時計を見たら出社時間を大幅に過ぎていた。やっば〜。遅れる旨の電話を入れてから大急ぎで会社へすっ飛んで行く。あれれ、前にもこんなことがあったような…(あったんだよっ!)(苦笑)。いかんなあ、疲れていたんだな。本当は早めに起きて、いろいろとやることがあったんだけど…。まあ、あしたやればいいか。佐藤藍子が準主役級で出ているドラマの録画ビデオを見る。先々週の18日スタートだったのだが忙しくて見る暇がなく、やっときょう2回分の放送をまとめて見ることができたのだった。で、内容はというとこれが「う〜ん…」なのである。実際には藍子君は脇役のようなものだし、もう少し彼女の持ち味というかキャラクターを生かしてほしいものだ。そもそもドラマとしての脚本に、いろいろ「難あり」という感じかなあ。

4月27日(月曜日) 出社前に上大岡の新星堂で、Every Little Thing(ELT)の最新アルバム「Time to Destination」と、FLIP FLAP(フリップ・フラップ=フリフラ)のデビューアルバム「Jungle Django Jumbo」を購入する。フリフラは双子の姉妹で、今年4月に高校を卒業したそうだ。本当にそっくりの一卵性双生児である。たまたまテレビ東京の土曜深夜ドラマを見ていたら、やけに元気でかわいくて面白い演技をしている女の子が出ているなあと思ったのが関心を持ったきっかけなのだ〜(^^)。ジャンルとしては何になるのかなあ。アイドル?歌手?女優?タレント? う〜ん、どれだろう…。まあ、面白いから何でもいいや。見ていて飽きない二人組である。夕食時に後輩女性記者から取材について相談を受けたので、僕なりの経験談や考え方などを話す。大事なのは取材意欲と何を訴えるかだよ。上っ面の取材じゃなくて「本当の取材」をしよう。分かってくれたかなあ。また改めて話してあげよう。遅版までの勤務になってしまう(涙)。夜食を食べて午前1時過ぎ帰宅。フリフラのアルバムは結構いい感じで満足する出来だった。愛車で流しながら走ると気持ちよさそうだな(^^)。

4月28日(火曜日) メキシコに赴任している友人(2月2日付の身辺雑記に登場)から電子メールが届く。苦難の末(?)やっとメールが使える環境になったのだそうだ。料金から言えば、電話や郵便よりも電子メールの方が断然お得である。時差を考えずにコミュニケーションできるのもいい。まあ、とにかく開通してよかったね〜(^^)。寝坊したので何も食べないで出社。午後からの勤務だから朝食と昼食抜きで、夕方までお腹を空かせたままで仕事をする。でもって、夕方に会社近くの中華料理屋で腹いっぱい食べた(笑)。最近そういうパターンが多い。これはどう考えても体には良くないな。解決策としては要するに早起きすればいいのである。そのためには早く寝ればいいんだよなあ。分かってはいるのだが、帰宅が遅いからついつい寝るのも遅くなってしまうのだ(苦笑)。う〜む…。不規則で自堕落な生活態度を改善しなければいかんな(自爆)。遅版まで勤務。午前1時前に帰宅。きのう、フリフラのアルバムの感想を書いただけで身辺雑記をアップしたが、その後に聴いたELTのアルバムもなかなかだった。さてと、あすから2連休だあ〜。世間はもっと休んでいるけど(涙)。

4月29日(水曜日) 先週金曜日(4月24日付)の身辺雑記に「自動車業界はこのGW期間中に12連休のところもあるそうだ」などとうらやましそうに書いたら、自動車業界にいたことがあるというインターネット友達のきょーこさんが業界の実情を教えてくれた。それによると、GWとお盆を大型連休にするため普段の祝日は出勤で、3連休というものは存在しなかったのだそうだ。「土曜と日曜は休みだけれども祝日は必ず出番」というのもそれはそれで確かにつらいかもしれない。「GWの超大型12連休」がうらやましいことに変わりはないが、だからといって手放しで喜べない事情もあるということなのだなあ。う〜む、危うく実態を見落としてしまうところだった…。反省〜!である。夕方まで爆睡してから愛車ジムニーワイドでちょっとお出かけ。午前2時帰宅。

4月30日(木曜日) 愛車ジムニーワイドの1カ月点検(初回点検)のため、狩場のスズキへ行く。異常なしとのことだった。実はまだ400キロしか走っていないのだが、普通は購入1カ月だと1000キロ以上は走るのだそうだ。忙しくてあんまり愛車に乗れなかったもんな…。ついでに聞いたところでは「エンジン保護のために新車は回転数をあまり上げない方がいい」というのは昔の話で、今は性能がいいからその点は問題ないそうだ。むしろ、ある程度スピードも出して乗ってやらないと、エンジンが低スピードに慣れてしまうのだという。もちろん安全運転が基本だけど、そうか、あんまりトロトロ走るのも良くないのか。久しぶりに藤棚の教職員組合本部に顔を出す。あまりにも久しぶりだったので、執行部の先生に「どこかに飛ばされたのかと思った」などと言われてしまう(苦笑)。「(雑誌に書いている匿名の)コラム読んだよ」の声。あれれ、ばれてましたか(爆)。連休の谷間だからなのか、行った時間帯によるのか、あまり人がいなかった。また改めて訪問しよう。


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