●再び花粉症?●「セカンド」のアクセス9000件●デスクの暴言に激怒寸前!●「お薦めLinks」について●テニス教室のチラシ●「ホワイトクリフ」にハマる●社員食堂のサービス♪●あすは休めるぞ〜●「噂の真相」●新都知事に石原氏●「サード」のアクセス3万件●「カレカノ」追加更新●連休確保〜♪●「ユー・ガット・メール」を観る●フリー編集者宅を訪問●「寿司を食べる」モード●街にはアブナイ人がいっぱい●「北の街の詰め合わせ」●異動内示を拒否●電話三昧●「小さな恋のメロディ」を観る●大切な友達●「ニコン/F-801s」●秘密は秘密●相変わらず●「記者」にこだわる●●●ほか
4月1日(木曜日) 再び花粉症?このところ花粉症が治まっていたので、今年はこれにて終了かなあと思っていたのだが…。きのうあたりから鼻がむずむずして、再びくしゃみが頻繁に出るようになった。少し風邪っぽいせいもあるけれど、やっぱりこれは花粉症の再来だ。とても強い風が吹いているから、たぶん大量の花粉が飛び散っているのだろう。そうは言っても、今年の花粉症の症状はそんなに重くないので助かっている。耳鼻科には一度も行ってないし、鼻炎の薬にしても我慢できない時に少し飲んだだけである。花粉症はもちろん勘弁してほしいが、この程度の症状ならまだ許容範囲なんだけどなあ…。
それにしてもきょうは、まるで労働意欲がわいてこなかった(いつもだろうという突っ込みは却下=自爆)。睡眠不足が続いているからかな。あすは、統一地方選・前半戦の議員選挙告示日。とりあえず早めに出社しなければならないので、とっとと寝よう。
4月2日(金曜日) ビデオ&CD購入統一地方選・前半戦の議員選挙告示日。出社前に新星堂に寄って、予約してあった「彼氏彼女の事情」のビデオ第1巻と、宮沢三姉妹ボーカルアルバムを購入。これで、見逃したテレビ放送の第2話がようやく見られるわけである。ついでに、椎名林檎のファーストアルバム「無罪モラトリアム」も衝動買いしてしまった(^^)。レコード店をはじめ、テレビや雑誌は「宇多田ヒカル」一色だなあ。
たっぷり愚痴 そんなわけで、きょうは告示日の作業をしたのだが、デスクも他の職場も、勝手なことをして文句だけ言うのでまいった。おまけに役所みたいに融通が利かない。プロなんだからさあ、やるべき仕事が分かっているのなら、黙って見てないでやればいいじゃんか。そりゃあ、こっちの詰めが甘かったこともあるよ。だけど、それにしても「まったくどいつもこいつも!」といった感じである。まあ、一応は無事に終わったからいいけどさ。こんな調子で、一連の選挙終了まであと3週間もあると思うと、まじで憂鬱だ。あ〜あ、すっかり謎の愚痴オンパレードになってしまった。
アクセス 「セカンドインパクト」へのアクセス件数が9000件を超えていた。「サードインパクト」はあと少しでアクセス3万件かあ。しみじみ…。訪問者の皆さんに感謝するばかりである。
4月3日(土曜日) デスクの暴言に激怒寸前!愛車で出社。昨日の今日だというのに、まったく選挙班デスクの「でたらめさ」と「暴言」にはあきれるばかりである。頼りにならないのは分かっているから期待なんかしていない。だけど、自分が足を引っ張っておきながら、おまけに現場の士気が低下するようなことを平気で言うというのはどーゆーことなのだ。おいおい、ふざけんなよ! みんな少ない休み枠の中で、それなりに無理して頑張っているんだ。明らかなオーバーワークでへろへろ状態だというのが、どうして分からないのかなあ。現にダウンした記者もいるというのに。ねぎらいの言葉の一つもかけられないんだったら、せめて黙っていてほしいね。勘弁してほしいよなあ、まったく。ほかのデスクの中には、その辺のことがちゃんと分かっている人もいるんだけどなあ…。さすがにみんなキレる寸前だったけど、ぐっとこらえて、キャップの僕がほんの少しだけ遠回しに反論してみたが、あの様子ではたぶん何も理解していないに違いない。昨日に続いて愚痴が続く…。とまあ、そーゆーようなことを、夕食時に選挙に関係ない同僚記者たちに訴えると、心から気の毒がってくれたので、少しは気分が楽になった。あはは…(汗)。
4月4日(日曜日) 「お薦めLinks」について新聞休刊日。爆睡も爆睡。15時間も寝てしまった。あまりにも寝過ぎたために背中が痛いくらいだ(苦笑)。あ〜あ。
この数カ月間で、ネットを通じて新しく交流が始まった方々が何人もいる。その中に「なかなかいい線いってるな〜」と思えるHPがいくつかあるので、僕のHPの「お薦めLinks」のページで早いところ紹介したいと思っている。だけど、更新作業は少し先になりそうだ。一応は「お薦め」とタイトルに掲げているわけだから、僕としては短い字数の中であっても、それなりに気を遣って紹介したいのである。いい加減には書きたくない。そんなわけで、統一地方選が終わってから一挙掲載させてもらおうかなあ。
4月5日(月曜日) テニス教室のチラシ昨日の新聞にスポーツクラブの折り込みチラシが入っていた。自宅から車で20分程度のところにあるスポーツクラブなのだが、今月いっぱいに申し込みをすれば入会金が500円になるという。その中に書かれてあった週1回のテニス教室に目が止まる。う〜ん、どうしようかな。今の職場は午後からの出勤だから、テニスでちょこっと汗を流してから出社というのもいいかもしれないなあ。不健康な生活から脱却できるかもしれないしね(汗)。実は2年ほど前にも、別のテニス教室に半年ほど通ったのだけれど、テニスをやったのはそれが初めて。はっきり言って僕は初心者なのである。で、その時に感じたのは、ラケットの真ん中にボールが当たった時の爽快感だ。これは捨て難いものがある。もちろん、滅多にラケットの真ん中には当たらないのだが(苦笑)。ちなみにその時に買ったテニスラケットは今、部屋の片隅でほこりをかぶったままになっているのだった…。統一地方選が終わってからじっくり考えよう。
そんなわけで、きょうもまたまた選挙の準備作業で、馬鹿馬鹿しくも不愉快極まりない事態が次々に発生するが、もうあきれ果ててしまって何も言うことはない。はいはい。何だか幼稚園児を相手に仕事をしているような気がする。いったい僕はここで何をしているのだろうと、自問する毎日である。あ〜あ(絶句)。夕食時に会社を抜け出して、久しぶりに横浜国際人権センターの事務所へ顔を出す。代表者といろいろ雑談。今月号の「コラム風速計」の内容は問題なしということで通過する。実を言うと今月のコラムは何かと微妙なテーマ(?)を扱ったので、少し心配になって顔を出してみたのだ。でも、代表者のお墨付きをもらったので一安心である。
4月6日(火曜日) 寿司屋で慰労統一地方選・前半戦の開票日対応のリハーサルを実施する。本番に限りなく近い状況とデータで、紙面作りのテストを行うわけである。まあ、削りに削られた少ない人員でここまで準備できればいいんじゃないですか、といった具合でリハーサルは何とか無事に終了する。夜遅くになって、部長から「寿司屋にでも行かないか」と選挙班のメンバーを慰労するお誘い。そいつは願ったりかなったりである。並み居るアホの相手をしながら奮闘を重ねて疲労困憊する選挙班の窮状に、ようやく気付いてくれましたか〜(爆)。そんなわけで、関内・馬車道の寿司屋で飲む。オフレコ話の連発に大笑いできて精神的にはすごく楽になった気がする。ご馳走さまでありました〜。部長は先に帰宅して2次会はカラオケ。井上陽水の「夢の中へ」や、チューリップの「銀の指輪」、喜納昌吉の「花」などを歌う。2次会まで一緒だったデスクは相変わらず一言も二言も多いけど、まあいっか。まともに相手をしても仕方がない。午前4時半帰宅。眠い…。だがしか〜し。まだまだ選挙準備は続くのだ。
4月7日(水曜日) 「ホワイトクリフ」にハマるあ〜あ、眠いなあ。それでも我慢して出社して、しこしことお仕事をするのだった(笑)。やらなければならない仕事は山のようにあるのだ…。それはさておいて、最近お気に入りでハマっているお菓子がある。明治製菓の「ホワイトクリフ」。ホワイトチョコとクッキーとマカダミアナッツが合体した洋菓子である。サクッとした食感が何とも言えずたまらない。チョコとクッキーとナッツの絶妙なバランス。そして、とろけるようなホワイトチョコの程よい甘さが、じわ〜っと口いっぱいに広がるのだ。小さな直方体の塊が一つずつ包装されて一箱に10個入っている。美味なのだ〜。でも、残念ながらちょっと高いんだよね…。
4月8日(木曜日) 社員食堂のサービス♪時間がない時には出社と同時に会社の社員食堂に駆け込んで、ささっとご飯を腹に詰め込む。…といった日常生活は前にも書いたような気がするのだが、このところはそんな毎日が続いている。社員食堂が新社屋に新しく開設された当初は、営業時間が短い上にメニューの大半がレトルト食品だったりしたけれど、最近は時間も大幅に延長されて、手作りのお惣菜なども増えて利用しやすくなってきた。もっともそんな内容の充実度には関係なく、社内で簡単に食事が取れる社員食堂の存在には非常に助かっている。しかも安い。例えば手作りカレーライスに味噌汁が付いて370円なのだ。日替わりの定食だと500円。まあ、味は値段相応にそれなりのものだが、それはこの際、置いといて…。
で、食堂のおばちゃんが時々なんだけど、野菜サラダだとか、マカロニだとか、冷奴だとかをサービスしてくれるのだ。きょうも1品付けてくれた。この間なんか、ライスが最後の1人前しか残っていないからと言って、カレーライスを無料で食べさせてくれた。社員食堂によく行く同僚記者にその話をしたら「俺はそんな扱いを受けたことは1回もない」と言って怒っていた。僕ってそんなに欠食児童とか貧乏そうに見られているのか…。でも、同じく食堂でよくご飯を食べる後輩の女性記者も「時々サービスしてくれる」と言ってたけどなあ。そう言えば先週、会社の近くの食堂に一人で夕食を食べに行ったら、おばちゃんが定食に納豆をサービスで付けてくれたぞ。ひょっとしておばちゃん世代に好感度が…? う〜ん、それはそれでいいけど、おねーちゃん世代も希望します〜(爆)。
選挙会議で早出。きょうは何だか体がだるくて、夕食を食べてから選挙班の部屋にあるソファーで1時間ほど寝てしまう。このところ寒かったから風邪でもひいたのかなあ。きのうは久しぶりに7時間も寝たんだけどな(苦笑)。過労か、それとも精神的負担が大きいのだろうか。でも1時間寝て起きたら完全復活していた。早版終了後に選挙部会。午前零時半に帰宅。
4月9日(金曜日) あすは休めるぞ〜あさっての知事選などの投票日が終わっても、それはあくまでも統一地方選の前半戦の話であって、僕たち選挙班にはその後に続く後半戦の準備作業が控えている。だから、開票日の準備作業を進めながら同時進行で、後半戦のリハーサル・スケジュールを考えるのだった。で、あれやこれやで何となく後半戦のめどが立つ。これであすの土曜日は休めるぞ〜(^^)。ここで休んでおかなければ、来週の金曜日までず〜っと働き詰めになってしまうのだ。是が非でも休まなければ体がもたないよ…。午前1時半ごろまで選挙班の面々で準備作業を続けてから、野毛のバーで軽く酒を飲む。古い映画のポスターを壁一面に張って、スクリーンに映画を終始映し出しているその店は、まさに映画ファンの飲み屋といった感じだ。落ち着いた雰囲気でうるさくはないし、おまけに1970年代の漫画雑誌なんかもさりげなく置いてあってレトロな風情も漂わせている。なかなかいい空気が流れているバーだなあ。気に入った(^^)。ぜひまた来よう。コンビニで買い物をしてから午前4時半帰宅。
4月10日(土曜日) 爆睡〜!勤務なし(^^)。だがしか〜し。またまたやってしまったよ、完全爆睡11時間。やっぱり疲れているんだなあ。CDやソフトを買いに行って、映画を見て、友達の家に遊びに行って…などといろいろ予定を考えてはいたんだけど、すべてが「野望」のままで終わってしまったな。ああ、情けない。自宅近くのファミレスで、漫画を読みながらぼそぼそとご飯を食べる。横浜の陽気はそこそこの暖かさだが、強い雨が降り続いている。あしたは前半戦の選挙本番。投票に行くかどうかはまだ思案中である。とりあえず夕方出社になっているから、その前にせめてCDとソフトは買いに行こう。
「噂の真相」 きのう書くのを忘れていたけれど、月刊「噂の真相」の誌名が朝日新聞の朝刊1面トップ記事に踊っていたのには、驚いたというか笑えた。検事総長に次ぐ検察ナンバー2の東京高検検事長の「女性問題」である。「『噂の真相』によると…」という朝日新聞の書き出しが、燦然(さんぜん)と輝いていたなあ。検事長の「女性問題」は数日前から噂には上っていたらしいが、あの「噂の真相」の記事を引用する形で1面トップの新聞記事として扱ったところがミソである。「知っていた」というのと「きちんと書いた」というのとでは意味が全然違う。いわゆるスキャンダル雑誌の記事であったとしても、大事な問題ならば堂々と引用してきちんとフォローすればいいのだ。もっとも、問題の背景には検察内部の主導権争いや政治的思惑もあるらしいが…。いずれにせよ「噂の真相」にも「朝日新聞」にも拍手である。
4月11日(日曜日) 前半戦の投開票日統一地方選・前半戦の投開票日。雨がざんざか降っていて、どう考えても投票したくなる天気ではない。軽く部屋の掃除をしてから関内へ。有隣堂文具館で絵はがきセットを購入し、ヤマギワソフト館で「彼氏彼女の事情/デスクトップアクセサリー集」と、宇多田ヒカルのファーストアルバムを買う。カレカノのアクセサリー集はウインドウズ対応である。納得いかないけれど、マック版が発売されていないのだから仕方ないよなあ。涙を飲んでの決断だ…。
夕方から出社。各部との最終打ち合わせ、手順確認、バイト君たちの配置指示などをうだうだこなして、午後10時くらいまでは割と暇な時間を過ごす。その後ばたばたと忙しく動いているうちに最終降版になる。途中でシステムのトラブルなどがあったが、ほかには大きなミスもなく、全選挙区の当選者を紙面掲載して無事降版。やれやれである。だがしか〜し。これから、後半戦の準備が待っているのだった…。支局のK記者の車に同乗して退社。自宅近くのファミレスでコーヒーを飲みながら雑談し、午前5時帰宅。
新都知事に石原氏 それにしても都知事選だ。「石原慎太郎氏が圧勝」かあ。う〜む。2位の鳩山邦夫氏の2倍の得票である。リーダーシップがあって、本人やファミリーに華やかさがあって、石原軍団の面々が街頭に繰り出して…というのに引かれる気持ちは分かる。だけど都民の皆さんは、石原氏のこれまでの「発言や発想」をきちんと理解し納得した上で一票を投じたのかなあ。「本籍地・東京」である僕の個人的な感想としては、ちょっと信じられない得票数なんだけど…。「何かやってくれそう」「強い個性と実行力がある」というのが石原氏支持の声だというが、それでは、東京の有権者は石原新都知事にいったい何を期待しているのだろうか。都庁の官僚の言いなりだった青島都知事に幻滅させられた反動から、官僚機構を打破するパワーに期待が集約されてしまったのかもしれない。
アクセス3万件 「サードインパクト」へのアクセス数が3万件を超える。どこのどなたがジャスト3万人目(延べ)だったかは存じ上げませんが、これまでこのページに遊びに来てくださったすべての皆さまに感謝です。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします(^^)。
4月12日(月曜日) 選挙報道の在り方を考える明け方、宇多田ヒカルのCDをコンポで流しながらベッドに潜り込んだのだが、2曲目あたりからまったく記憶がない。起きてからもう一度、最初から聴きながら、改めてきょうの朝刊を読む。朝日新聞が石原慎太郎氏の言動の危険性を厳しく指摘する記事を、1面から社会面まで一貫して掲載していたのでほっとした。タカ派のナショナリスト、ファシスト、民族主義者…といった石原氏の本質を、外電やこれまでの語録を交えながら徹底検証する形で批判するとともに、さらに国政と都政の混同ぶりや、米軍横田基地の返還を掲げた石原氏の主張の矛盾点などを、事実に基づいて浮き彫りにする内容だった。投開票が終わる前に掲載すると選挙妨害になりかねないので、これまで載せられなかったのだろうが、本当はこういう記事こそ有権者である読者に提示すべきなのだと強く感じる。
出社。統一地方選・後半戦の準備は、かなり目鼻が付いたような気がする。僕の仕事は準備作業の計画を立てたり、準備作業の流れを交通整理するのが中心なので、そういう基本ルート作りさえ固まれば半分以上は終わったも同然と言ってもいい。基本的だけど専門的なことや、選挙報道システムの全体像といったものを理解するまで時間がかかったけど、前半戦が終わってようやく大まかなことが少しだけ見えてきた。でも、まだあと2週間もある…。ふう。選挙が終わったら、本を読んで、映画を見て、ドライブをして、酒を飲んで、それからホンモノの取材をいっぱいするぞ〜(^^)。
4月13日(火曜日) 定期健康診断会社で定期健康診断があった。検尿、聴力・視力検査、血圧測定、採血、心電図測定、触診、レントゲン撮影、というのが健康診断のメニューである。面倒くさいことこの上ないが、一年に1回のセレモニーだから仕方ない。身長は変わらず。だけど、体重が昨年より2キロも増えていた。ショック〜。何回経験しても注射は怖くて嫌だなあ。注射される瞬間にはいつも目をつぶるか、そらすかして、看護婦さんに笑われるのだった(爆)。ああ、眠い…。
4月14日(水曜日) 「カレカノ」追加更新社員食堂で冷奴にソースをかけてしまった…。ざ〜っとかけてから「しまった」と思ったが、後の祭り。面倒くさいからそのまま食べたけれど、うげ〜。まずい…。当たり前ではあるがソースの味がする〜。ああ、疲れているなあ…。
とまあ、そんなふうに「忙しい」とか「疲れた」とか言いながらも、実はこのところ毎日こつこつと少しずつ、家に帰ってから「カレカノ」のページの更新準備をしていたのだった。昨年秋に放送が始まってから、最初の数回分はビデオ録画できなかった。そんなこともあって、各話の作品解説がいい加減&中途半端だったので、ずっと手直しをしたいと思っていたのだ。ビデオの発売に合わせてとりあえず、第1話から第4話までの作品解説に加筆修正。そのほかコラム記事にも加筆修正して、さらに原作漫画とテレビアニメ版との「比較表」も途中までしか書いていなかったので完成させる。とゆーわけで、きょう14日の未明にようやく、最低限の手直し作業が終了したのであった(^^)。
4月15日(木曜日) 連休確保〜♪統一地方選・前半戦の1回目リハーサル。告示日に対応した作業手順の検証である。終わってから、関係各部との調整をして、投開票日までの作業手順などいくつかの書類をただひたすら必死に作る。あすから2連休なのだが、きょう中にこうした書類を作り上げて配布しておかなければ、休日出勤するはめになってしまうのだ。ああ、本当に馬鹿馬鹿しい仕事だな。しかし、これまでに積み重ねてきた作業データをもとにして、がむしゃらにキーボードを叩きまくったお陰で、深夜にはなんとか片が付く。よしっ、これで2連休が確保できたぞっ(^^)。後輩記者が疲れきった表情で、選挙部屋にやって来る。「どうしてみんな、あんなに偉そうな人たちばかりなんでしょうねえ…」と愚痴をこぼす。「自分に自信がない裏返しなんじゃないかなあ? 本人が意識しているかどうかは分からないけど、何らかのコンプレックスがあるから、必要以上に他人に対して偉そうで横柄な態度を取るんだと思うよ…」。確かに、そういう人たちの相手をしなければならないのは本当に疲れます。午前1時帰宅。眠くて眠くて仕方がない。ほんのちょっとだけ仮眠するつもりで、パソコンの前でごろりと横になったのだが、起きたら朝になっていた。7時間くらいそのまま眠りこけていたのだった。そんなわけで、この「身辺雑記」は16日の朝に書いています(苦笑)。
4月16日(金曜日) 「ユー・ガット・メール」を観るマイカル本牧で「ユー・ガット・メール」を観る。今さら説明するまでもないけれど、Eメールを小道具に使った恋愛映画だ。大まかなあらすじは、洪水のような前宣伝などで大体は知っていたが、それでも十分に楽しめる作品だった。
主演はメグ・ライアン、トム・ハンクス。ニューヨークで小さな絵本の専門書店を経営するキャスリーン(メグ・ライアン)は、インターネットを通じてジョー・フォックス(トム・ハンクス)と知り合い、毎日のようにEメールを交換している。知的でユーモアがあって優しくて…と、メールを通じてお互い次第に引かれ合っていくのだが、二人とも相手の素性を全く知らない。ところが、実は二人はお互いのことをよく知っていた。キャスリーンの経営する小さな書店の目の前に進出してきた大手書店チェーン経営者の息子が、ジョーだったのだ。キャスリーンは「本を金儲けの道具にしか見ていない」とジョーを毛嫌いする。ジョーもそんな彼女を苦手な奴だと避けていた。そうとは知らずにEメール交換を続ける二人。相手の正体に気付いたのはジョーの方だった。最初は「あんな女!」と突き放してメールも出さなかったのだが、子どもの本に対するキャスリーンの愛情あふれる姿勢や知識を垣間見て、次第にネット上の姿と実像とが一致してくるようになるのだった。大資本の力で小規模書店を追い詰めている張本人でありながら、彼女をEメールで励ますジョー。一方、キャスリーンは、Eメールの相手が大切な自分の店をつぶしにかかっているジョーだとはつゆ知らずに、心を開いてメール上で全幅の信頼を置くのである。結局、キャスリーンの書店は経営不振から閉店に追い込まれてしまう。そして…。
とまあ、こんなお話なのだが、単なる恋愛映画ではなかった。大資本の書店チェーンと小規模書店のシビアな戦いぶりを通じて、アメリカの書店事情、マスコミ事情、子どもと本との関係のようなものまで分かって興味深い。もちろん恋愛映画としてもよくできていて、少しずつ二人の心が近付いていき、観客を切ない気持ちにさせる演技なんか、さすがはメグ・ライアンとトム・ハンクスのコンビだなあと感心するばかりだ。ついでに書いておくと、キャスリーンの愛機はMacintoshのパワーブックで、ジョーが使っていたパソコンはIBMのシンクパッドだった。メールを書きながら、文章表現に悩んでう〜んと唸ったりする仕草は、みんな同じなんだなあと笑える。そして忘れてはいけないのが、ジョーの愛犬のゴールデンレトリバーで、こいつがかわいい(^^)。ジョーがキーボードに向かっている時にはいつもちょこんと隣に座っているし、ジョーとキャスリーンが抱き合ってキスするシーンでは、キャスリーンに対抗するかのようにジョーに懸命に飛びついてご主人様の気を引こうとするのだ。ちなみに、メールが到着している時に「You've Got Mail」とパソコンから音声付きのメッセージが伝えられるのが、カッコいい。そういうメールソフトがあるのかな…。
「セカンドインパクト」に「書くべきことを書くということ」を追加更新しました。昨年秋に日本ジャーナリスト会議(JCJ)で行った講演採録です。
4月17日(土曜日) フリー編集者宅を訪問せっかくの連休なのだが、選挙準備の進行状況が不安なので、夕方から愛車に乗って会社に顔を出す。思った通り不安は的中。致命的というわけではないが、関係各部と調整しておいた方がよい事柄がいくつかあった。顔を出しておいて正解だった。
独立して今月からフリーの編集者になった友人宅に遊びに行く。引っ越したばかりの事務所兼自宅の新居は、段ボール箱や日用品がとっ散らかったままだったが、購入したばかりの事務機器がきらきらと輝きを放っているのが目を引く。中でも、MacintoshのスケルトンタイプG3と、同じくスケルトンタイプのディスプレー装置のコンビネーションがとてもカッコいい。ディスプレーの画面は驚異的な美しさで、しかも17インチもあって大きくて見やすい。このほかに、コピーの機械やプリンターなどが雑然と置かれている。リース料金も含めて全部で200万円くらいかかったという。ローンで返済していくそうだ。新しい事務機器の数々を眺めていると、独立して仕事をやっていく意欲を強く感じる。
「ユー・ガット・メール」について、メールや掲示板への書き込みで複数の方が教えてくださった。メールの到着を音声で知らせる「You've Got Mail」のメッセージは、大手プロバイダー「AOL」の専用ソフトなのだという。で、この映画は「AOL」と提携してつくられた作品なのだという。な〜るほど。そうだったのか。そう考えると、確かにプロバイダーの宣伝映画と言えなくもない。映画パンフレットには、そういったことが書かれているのかな。僕は必ず映画館でパンフレットを買うのだが、きのうは売り切れのために入手できなかったのだ。でもまあ、作品自体は面白かったから文句はないんだけどね(^^)。それにしても、テレビも映画もイベントも、最近は何でも提携しちゃうんだなあ。貴重な情報を教えていただき、ありがとうございました。
4月18日(日曜日) 後半戦の告示日統一地方選・後半戦の告示日。まだ選挙なんかやっているのかと不思議に思う人もいるだろうけど、やっているのである。さくさくっと問題なく順調に片付いた。意外と簡単。前半戦の積み重ねがあるからだろう。いや、事前の準備と調整が完璧だからだな(^^)。
「寿司を食べる」モード 夕方、いつものように同僚記者たちと食事。会社近くの寿司屋で千円の握りセットを食べる。会社の周辺で日曜日に開いている店は限られているので、そんなに高くない出前専門店の寿司を取ろう、という話になっていたのだが、配達に2時間以上かかると言われて一時は断念したのだった。で、普通の弁当屋や蕎麦屋の配達も候補には上った。だが、しか〜し。いったん「寿司を食べる」と決めてしまったら、頭の中は寿司のことしか考えられない。これは寿司に限らず例えばラーメンでも同じことが言える。「ラーメンを食べるモード」に入ってしまうと、頭脳中枢は「ラーメン」という信号を発信し続けるのである。食べられないとなると余計に食べたくなるというものなのだ。同僚たちもそんな気持ちは一緒らしく、それで会社近くの寿司屋に行くことにしたのである。行って正解。安くてそこそこの味だった。「寿司を食べたいモード」にハマっている頭は十分に満足させられたのであった。
4月19日(月曜日) 街にはアブナイ人がいっぱいGWの連休進行の関係で、雑誌編集者から「連載の原稿を早めに出してほしい」と相次いで要請される。あ〜あ、またもや「綱渡り執筆&出稿」になりそうだ。それならば早めに書き出せばいいものを、ぎりぎりにならないと書けない情けない奴なのだった…。
小雨が降って肌寒いので、愛車で出社。車を運転していると、なぜかきょうは「変な奴」にいっぱい出くわす。まずは出社時。車間距離をたっぷり過ぎるほど空けてトロトロと走る迷惑タクシーに閉口する。普通に通過できるはずの信号に何回も引っかかって、車の流れを混乱させるのだ。イライラさせられるが、まあ、これは序の口で大したことはない。本当に絶句するのは夜中に帰宅する時である。その1。走っている車に向かって、学生風の男が歩道から物を投げつけてくるのだ。おいおい、そんなことしてたら大事故になるじゃんか…。そのうち、喧嘩っ早いドライバーに刺されるぞ…。その2。続いてずっと車を走らせて行くと、今度はやけに薄着の若い女が、片側2車線の幹線道路の真ん中をふらふら歩いているのだった。うわ〜、危ないな…。と言うより不気味で怖いよ…。次から次へと、どうしてこうもアブイナイ人が…。春先だから?
4月20日(火曜日) 「北の街の詰め合わせ」クレジットカードで買い物をすると、購入金額に応じてカード会社からさまざまな商品がプレゼントされる。この1年間にノートパソコンやMOなどの高額商品をカードで買ったので、結構な金額になった。で、プレゼントの一つ「北海道の北の街の詰め合わせ」が届いた。鮭の甘煮、焼きタラコ、イクラの醤油漬け、焼きホタテ…、などの海の幸の瓶詰めセットである。早速食べてみた。ん〜うまい。なかなかいける。ご飯がどんどん食べられる。酒のつまみにも合いそうだけど、僕は自宅では飲まないので、もっぱらおかずとして重宝させてもらうのだ。しばらくの間はこれでイケるな(^^)。
田舎の選挙の告示日 勤務なし。統一地方選・後半戦のもう一つの告示日である。町や村などの田舎の議員選挙・首長選挙が告示される。比較的小規模だし、きのうまでに事前準備はすべて終わらせたつもりだし、作業手順なども選挙班の後輩記者に指示してあるので、予定通り休みを取らせてもらう。でも少し心配になったりして、夕方になってから会社に電話を入れてみたりするのだった。きのうの肌寒さとは打って変わって初夏の陽気。横浜は汗ばむほどの暑さだ。
4月21日(水曜日) 健全な生活に復帰?このところ何日間か、眠くて眠くて仕方ないので、夜中に帰宅したらすぐに寝てしまう生活が続いている。で、起きるのは午前中の早い時間だ。これまでほとんど、夜明け近くに寝て昼過ぎに起きるという昼夜逆転の生活に陥っていたので、実はとても健全な生活に復帰しつつあるのかもしれないな。でも、問題はこうした健全な生活がいつまで続くかである。深夜に帰宅してからも何だかんだと雑用がいっぱいあって、それからインターネットをやって、原稿を書いて…などということをやっていると、あっという間に時間は過ぎ去っていて気が付くと明け方になっているのだ。でもって、朝刊が届いているのでそれを読みつつ、テレビの「やじうまワイド」を見たりしてから眠るなどということになってしまうのだった。う〜ん。これではいかん。そんな自堕落な生活は、そろそろやめにしなければならない。…と、頭では分かっているんだけどなあ。
そろそろ、編集局の人事異動の内示があるという。今月に入ってから、各職場はもっぱら人事のうわさで持ち切りである。希望的観測も含めて、さまざまな情報が乱れ飛んでいる。そわそわしている人、戦々恐々としている人、一人にやにやしている人、妙に怒りっぽい人など、人間性と人間模様が垣間見られるようだ。新聞社は結局のところ会社組織で、記者はサラリーマンなのだなあと実感する季節である。「企業内ジャーナリスト」などと揶揄(やゆ)されるゆえんだ。しかしまあ、うちの会社の人事異動にはあまり期待しないのがよいと思うよ。恣意的・作為的だという話だから(謎)。
4月22日(木曜日) 本棚を買おう本棚に並べた本の前や机の上、そしてテーブルの上にも本があふれかえってきた。文庫、小説、ルポ、ドキュメンタリー、エッセイ、漫画、雑誌、それにビデオもいくつかある。特に収拾がつかないのが机の上で、ワープロの上にも積み重ねてしまっていて、手紙も原稿も書けないどころか、作業は一切できない。もっとも原稿はパソコンで書いているから問題はないんだけど。先日は、本の山に隠れた電話に出ようとして、危うく山が崩れかかった。とにかくこの状態を何とかしなければ…。選挙が終わったら、中くらいの大きさの本棚を一つ買おう。
開票日対応の直前リハーサルのために、いつもより3時間も早く出社する。ほとんど問題なくリハーサルは無事終了。まあ、これまでに何回も同じようなことを繰り返しているのだから、スムーズに終わって当たり前なのだが。早版終了後に選挙部会。ああ、きょうは会社に12時間もいたな…。
4月23日(金曜日) 異動内示を拒否冷たい雨が降っている。予想通りというか予感的中というか、部長から人事異動の内示を受ける。丁重にお断り申し上げた。理由は僕が「記者」であって、これからも「記者」であり続けたいと考えているからである。これは僕だけの問題ではなくて、ほかの編集局員に対しても影響が大きすぎる。残念ながら、このような不当な異動を受け入れるわけには断じていかない。もうただただ、呆れるばかりである。夕方、複数の同僚記者が心配して会社に上がって来てくれる。すぐに会社を出て、市内某所で今後の対応や善後策、法的措置などを深夜まで話し合う。ああ、こんなにも真剣に心配してくれる友達がいて、僕は幸せな人間だなあと心から思った。こういう時の友達が本当の友達なんだなあと痛感する。メールでも何人かの同僚記者からメッセージをいただいた。留守電にもメッセージが入っていた。本当にありがたいと思う。午前2時半帰宅。
4月24日(土曜日) 電話三昧午前中から夜遅くまでひっきりなしに、社内外の人たちから今回の異動の内示と今後の展開について電話をいただく。「お陰で原稿がなかなか書き進まないほどだ」と言うのは冗談だけど、心配させてしまって申し訳なく思うとともに、感謝の気持ちでいっぱいである。きのうに続いてきょうもメールでの激励をいくつもいただいた。ありがとうございます。
きのう全国発売の「ニフティ・スーパーインターネット」6月号に、大岡みなみのコラムの2回目が掲載されています。本屋さんで手に取ってくださいね〜。
4月25日(日曜日) 「小さな恋のメロディ」を観る昨晩のテレビの深夜映画劇場で、「小さな恋のメロディ」を見る。中学生の時に渋谷の東急名画座で見て以来なので、すごく懐かしい。主演のマーク・レスター、トレーシー・ハイド、ジャック・ワイルドの3人の初々しい演技が印象的な名作だ。ビージーズの音楽が耳に優しく残る。
大切な友達 統一地方選・後半戦の投開票日。夕方出社。無事にすべての選挙作業を終える。昨年秋から準備を続けてきて、ようやく選挙から解放された。同僚記者たちから「お疲れさま」と慰労されてほっとする。だがしか〜し。これから新たな闘い(?)が始まるのだった。まあ、滅多に経験できないことだから、せいぜい楽しみながら記録させていただこうと思っている。新聞記者としての職業意識というやつである。会社は相変わらず、愚にもつかないことを主張し続けているが噴飯ものだ。そんな感性と頭の程度で、よくも新聞記者を名乗っているものだと思う。恥ずかしくないのかなあ…。まったく呆れるばかりである。それはさておき、今回のことがきっかけで、しばらく疎遠になっていた大切な友達と再び会話できるようになった。うれしい。ずっと懸案だった宿題が片付いたという感じだ。市内某所で対策会議(謎)。午前5時半帰宅。
4月26日(月曜日) 「ニコン/F-801s」後輩記者に1年半以上も貸していた1眼レフのカメラがやっと返ってきた。「ニコン/F-801s」である。しばらく使わないからと思って貸したのだが、こんなに長期間返さないとは思わなかったぞ。ほかにもカメラは持っているが、使いやすいし手にもなじんでいるし、取材で苦楽をともにしてきた一番かわいい愛機なのだ。ごめんね、もう僕以外の人には使わせないからね。久しぶりのずっしりした感触を手に感じつつ、なでなでしてあげるのだった(^^)。
選挙が終わって、久しぶりに通常業務に復帰。さっさと終わらせて、一目散に帰宅する。あすの昼までに片付けなければならないことが山のようにあるのだ。これは絶対に徹夜になるな〜。でも、自分の将来にとって大事なことなのだから、おろそかにはできない。
4月27日(火曜日) 秘密は秘密きのうの夜中から、ほぼ徹夜状態だった。謎の作業がいっぱいあって。謎の作業だから内容は秘密である。ちなみに、この「身辺雑記」に書いていることはすべてが事実であって、誇張のたぐいは一切ないが、だからと言ってすべての私生活と感情を書き出しているわけではない。そんなことは今さら言うまでもなく、当たり前のことなんだけど。不特定多数の方が読んでいて、おまけに会社の人間も読んでいるのだから、自分自身のプライベートなことは、書いてもいいだろうと思われるギリギリの部分までしか書かないのだ。もっとも、分かる人には分かるような書き方をすることもあるけれども。「身辺雑記」は僕のごく一部である。だから、僕のことをあんまりよく理解していない人にプライベートな部分で的外れな感想を述べられても、困惑するだけだったりする…(謎)。
午後から組合の執行部に事情説明。早版終了後、同僚記者らに拉致されて、みなとみらい地区にあるファミレスに行く。今後の対策などについて厳しい事情聴取と取り調べ(苦笑)を受ける。心配してくれてありがとう。僕のことを、そんなに惜しんでくれる気持ちはすごくうれしい。でも、事態が激変でもしない限り、僕の結論は残念ながら変わらないだろう。ごめん。午前5時帰宅。
4月28日(水曜日) 相変わらずきょうから5連休。昼過ぎまでぐっすり眠る。夕方から、同僚の女性記者と野毛の飲み屋で久しぶりに歓談。小料理屋のような居酒屋なのだが、懐石料理ふうの料理が次々に出されてくる。めちゃうまい。どうして彼女はこういう隠れたうまい店をよく知っているのか、昔から不思議だったけど相変わらずだ。会話の内容も相変わらずである。議論をしながらすぐにけんか口調になる。あ、これは僕も変わらないな。でも楽しい。深夜になって、市内某所に呼ばれる。集まっていた同僚記者たちとしばらく密談(謎)。数時間後、再び女性記者と野毛の別の飲み屋に繰り出す。家族のことや仕事のことなど、とりとめもない話をいろいろして、気が付いたら朝の6時半を回っている。何となく警察回りをしていたころのような懐かしい空気が流れているなあ。ほっとした。午前7時過ぎ帰宅。
「セカンドインパクト」に「大岡みなみのコラム風速計」最新版を追加更新。「日の丸・君が代」について論じました。先月の「身辺雑記」で書いた文章を、活字媒体向けに加筆修正しました。
4月29日(木曜日) 完全休養ここ最近の「身辺雑記」は、翌日夕方になってからの更新が続いていたが、きょうは久しぶりにいつも通り深夜の更新である。明け方に帰宅して、そのままベッドに倒れ込んでいたからなあ。そんなわけで昼過ぎまで爆睡する。その後は電話したりパソコンやったりで完全休養の一日だ。いろんな方々から、連日のように激励&心配のメールをいただいています。ありがとうございます。参考にさせていただきます。さてと原稿書かなきゃな〜。
4月30日(金曜日) 「記者」にこだわる月末になった。せっかくの区切りだから、今回の異動についてこれまでの経緯を整理するとともに、僕自身の現在のところの考え方を確認しておこうと思う。
会社が来月10日付で僕に内示した異動先は、編集局の記者職ではない部門だった。「局間異動」と言って、編集局外への異動である。今回、このような局間異動を内示された記者は僕のほかにもいる。これまでにも、そういう異動はあったそうだ。しかし、ほかの人はともかく、それに過去にもそういう異動があったことはともかく、少なくとも僕は今回の異動には応じられない。丁重にお断りした。なぜなら、僕は「新聞記者」だからだ。今の会社に僕は記者として、編集局員として採用されたのだ。そもそも、新聞社の編集局員の局間異動などは行うべきではないし、ましてや本人の同意のない局間異動など言語道断である。対象が年配の管理職だというのならいざ知らず、一線記者の局間異動が平然と行われている新聞社なんて聞いたことがない。異様だ。末期症状ではないか。
新聞記者は新聞社の経営からは常に独立した立場にいながら、自由に取材・執筆できなければならない。それが言論・報道の自由を守ることにつながるのであって、さらには記事の信頼性が保たれることになるのだ。その記者を、金儲けや企業宣伝のための記事を書かせるような部門に異動させるというのは、編集局の独立を自ら侵す行為である。新聞社としては自殺行為にほかならない。
それに、はっきり言って今回の異動は、新聞社の腐りきった編集幹部グループによる威嚇人事だ。伝えるべき原稿を握りつぶし、県や議会と馴れ合い、やる気のある記者を力でねじ伏せてきたこの人たちの悪行の数々を、真正面から批判してきた人間に対する露骨な報復人事であることは、だれの目にも明らかである。「自分たちに反逆すると不利益を被るぞ」という威嚇なのだ。ほかの編集局員を萎縮させる効果は絶大なことだろう。同僚記者が言っていたが、まさに「恐怖政治」だ。ファシズムである。こんな新聞社の編集局から果たして、まともな新聞が発信できるのだろうか。このような異動を平然と発令できる人たちの頭の程度を疑う。少なくとも僕は、こんな不当な異動を受け入れるわけには断じていかない。しかしそうは言っても人事権は会社側にあるから、業務命令だと言われてそれに従わなければ「懲戒免職」ということになるのだろう。
僕が「記者」であり続けるためには、選択する道は一つしかないというのが現在のところの結論である。「記者」である僕には、異動先の仕事はできない。いや、できるという人もいるだろう。確かに僕だって能力的にはできると思う。でも、残念ながら「記者」であり続けたいと考える僕には、異動先の仕事はできないのだ。大勢の同僚記者を含めて、会社の外からもさまざまな励ましや貴重なご意見をいただいて感謝している。以上が現時点での僕なりの考えである。僕はこれからも「記者」にこだわり続けたいと思っている。