1999年8月の「身辺雑記」を「大阪弁化フィルタ」というホームページで自動変換してみたら、こんなふうな文章になりました。大阪弁としても日本語としても、おかしな部分があったり単調な言葉遣いが繰り返されたりしていますが、わずか数十秒の変換時間にしては、まずまずの「翻訳」と言えるでしょうか。なかなか面白いので変換された文章の一部を公開します。あなたも自分の文章で試してみますか？（注：自動変換された文章のまま掲載しました）
8月24日（火曜日） レッカー移動
職業安定とこで失業保険の手続きをして戻ると、駐車禁止の場所に止めとった愛車が、レッカー車で今まさに連れて行かれようと動き出したトコやった。レッカー移動される車の姿ってホンマに無様（ぶざま）やな。せやけどダンさんそやけど、あんさん、がちょ〜んなんや。もちろんわいが悪いんやけどね。お巡りはんに「どこに行っとったの？」と聞かれたさかい「職安や」と答えると、お巡りはんは一瞬絶句してからえらく気の毒がってもろたが、ほんでもやっぱり駐車禁止違反そのもんは許してくられへんかった。でもきっと、レッカー移動の前やったら許してもろたかもしれへん。そないな人情と優しさと説得力を兼ね備えたお巡りはんやった。先月の詐欺のような取り締まりをした警察官とはまるでちゃう。やから、違反摘発されたことへの不愉快さはあんまり感じへんかった。先月の違反の話をすると「重なるときは重なっちゃうんやね」と、またまた気の毒がってくれるちうわけや。うひひ…（乾いた笑い）。違反車の保管場所は警察署に変更してもろたさかい、車の保管代金は払わんと済んやが、レッカー移動代と反則金で合計３万円ねき支払うわ。とほほ。あ〜あ、シッパイしてもうたよ。
8月25日（水曜日） 夏休み〜♪きょうさかい夏休みや。会社を辞めてフリーランスになりよったんやからオノレで適当に休めばええねんけど、取材日程やとか原稿の締め切り日やとかを考えると、そうやて自由気まんまに休むわけにいかへんかったりもするちうわけや。やけどしか〜し、とりあえず出すべき原稿は出してあるんで、来週の火曜日まで休んやったらおうっと。なるべく（？）取材は入れへんようにして。そないなわけで、きょうは夕方まで爆睡。学生時代からの旧友の新聞記者から、どエライ心が温まって元気になるような内容の長文メールをもろた。うれしかったちうわけや。
8月26日（木曜日） 田舎の生活午後から愛車に乗ちう、千葉県山武町の友人宅に遊びに行く。首都高速から東関東自動車道に入り、佐倉インターチェンジから約30分。意外とスムーズに走ったさかい、横浜から２時間ほどで到着したちうわけや。せやけどダンさんそやかてエライ田舎や。友人は千葉の県立高校で美術の先生をやってて、よりどエライ昔は船橋市内に住んどったが、昨年春に山武町の山林と廃屋を格安で買い取って移住したのや。引っ越してから初めての訪問なんや。案内したかてらって感動したちうわけや。廃屋は手入れをしてアトリエ（制作工房）兼倉庫として使い、残りの敷地にはログハウスを建ててそこを母屋兼音楽スタジオにしてん。ログハウスの内装部分は昨年の夏休みに、約１カ月かけて何とぜええんぶひとつのこらず自前で作ったのやちう。広いロフトが寝室になっててめちゃカッコええ。廃屋の方はすき間だらけの純和風家屋で、一方のログハウスは最新の録音機材がそろった純アメリカンタイプちう対比がおもろい。極め付きは自宅の裏手に広がる小さな山林や。ここもずぅぇえええぇぇええんぶ友人宅の敷地内なんやけど、あちこちに自作のオブジェが置かれとるほか、お手製のアスレチックコースが作られとったり、ロープと板切れで作ったブランコやベンチやらなんやらも設けられとったりといった具合で、友人は田舎生活を完全に満喫してん様子やった。日ごろから運動不足を指摘されとるわいは、アスレチックをほんのちびっと試してみただけでもう汗だくなんや。しかも山林に入った途端、薮蚊の集中攻撃に遭って悲鳴を上げる始末で、まるっきしもって情けへんことこの上へん。やけどしか 〜し。山林でカブトムシをゲットしたもんね。「夏も終わりやから、タブン...たぶんやで、わいもよー知らんがタブンケツの一匹やろ」と友人。初夏のころはクワガタやカブトムシが、そこら中にウジャウジャいたんやってさ。余計なお世話やけど自宅の前には水田が広がってて、春先にはカエルが大合唱しとったそうや。こーゆー生活もええなあ。取材に出かけるには便利わるいやけど、そないなことを一切考えなければおもろいかもしれへん。
8月27日（金曜日） 「ニフスパ」コラムの宣伝「ニフティ・スーパーインターネット」10月号（現在発売中）のコラム「大岡みなみのホームページ・ジャーナリスト」は、オノレでぬかすんは何やけど、実に興味深いお薦めの内容なんや。「サイト批評ページ」シリーズ（３回続き）のケツに取り上げたんは、品性下劣な手法でリンクをしてんサイテー野郎のホームページや。「下らへんページやから、みんなでレイプして教育してやろうわ」とのお題目を掲げて、他者をおとしめたり傷つけたりして楽しんどるのやが、「何の権利があってアンタはそーゆーことをするん？」思わず胸ぐらをつかんで鳴り付けたくなってまう。それほど信じられへん感性の持ち主なんや。どないに下らのうて意味不明のホームページやったとしたかて、「正当な評論・批評の範囲」を逸脱して攻撃する権利やらなんやらんということが、この人物には理解でけへんのやりまひょ。さらには、プロバイダーから「誹謗中傷」を理由に削除を命じられはったことに対して、業界人らしいこの人は「検閲だ」やらなんやらとぬかして反発してみたりするちうわけや。そないな詭弁は世間では通用せんっつーわ。まあ、立ち読みでも何でもええから、ぜひ本屋はんで手に取って見てほしおます。夕方、予約してあったテレビアニメ「十兵衛ちゃん」のビデオ第２巻を購入。これからゆっくり見ようっと。
8月28日（土曜日） リンクの原則「ネットに関する当サイトの基準」のページにも書いたが、わいの管理してんホームページでは、アニメ制作会社や出版社やらなんやらを除いて、営利目的のページは原則としてリンクせんことにしてん。これまで、いくつかの営利企業サイトから「相互リンク」のお申し出があったんやけど、残念ながらご希望には添えへん。そないなわけで、相手先には丁重にお断りの返信メールをお送りしたちうわけや。余計なお世話やけど、各コーナーページの本文中で外部リンクを設定する際には、必要に応じて営利企業サイトを紹介する場合もあるんや。
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