身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2002年2月1日〜2月28日

●風邪だー●まだ不調●ダウン●無理やり出撃●回復基調●「金髪先生」保釈●濃すぎる?●コリアタウン●想像力●愛国心●睡魔●ぶろーくんぱいぷ?●終日執筆●パソコンもストライキ?●時間差でダウン●取材を終えて速攻帰宅●マキコとムネオ●復活したかな●ああ花粉症●勉強●まとめ書き●●●●●●●●●●●●ほか


2月1日(金曜日) 風邪だー

 のどが痛くて、咳が出て、頭も痛いし腹の調子もイマイチだ。どう考えても風邪だよなー。きのうはめちゃめちゃ寒かったし、おまけに睡眠不足で、夜中に風呂に入ったので湯冷めしたのかも…。もしかして5カ月ぶりに髪の毛をカットしたから、急に頭が寒くなって体が驚いたかな…。いずれにしても貧乏暇なしのこのくそ忙しい時に、労働意欲が減退するような事態には参る。それでも健気に電話取材をこなすのであった。そんなわけで、あすも午後から都内で取材があるんだけど、ちゃんと起きて行けるかなあ。


2月2日(土曜日) まだ不調

 あんまり寝ていないんだけど、起きたらのどの痛さや咳が少しばかり和らいでいる。部屋を暖かくして水分をいっぱいとったのがよかったのかも。でもまだまだ不調。夕方から東京・早稲田へ。市民運動団体の交流集会に顔を出す。取材というよりは、むしろ顔つなぎとか情報収集みたいなものである。ついでに自著を何冊か持って行ったが、かなり遅れて会場に着いたこともあってあまり売れず。まあ、これは予想通りの展開だが、それにしても重い荷物を再び持ち帰るほどしんどいことはない。完売したら帰りは楽ちんだというのに、何はともあれ「重い荷物」という物理的要因が気力を萎えさせるのだった。一気に疲れた。


2月3〜4日(日曜日〜月曜日) ダウン

 ダウン。風邪で頭が重く、まるでやる気が起きない。銀行と買い出しのために1時間ほど外に出たほかは、終日爆睡。


2月5日(火曜日) 無理やり出撃

 前から約束してあった取材が入っている。この日の取材はどうしても外せないので、前日はしっかり睡眠を取って万全の体調で出かけた…と言いたいところだが、たまっているデスクワークを片付けていると朝になってしまう(それでも、まだまだ仕事は片付いていない)。少しでも寝ておかなければと思って横になったところに、某編集部からゲラがファクスで送られてくる。午後2時までに戻せというので慌ててチェック。でもってほんの2時間だけ仮眠するつもりが、気が付いたら3時間が経過。やっべー。無意識のうちに目覚ましを止めてしまっている。ちょっと頭がふらふらするが、2日間の静養と風邪薬が少しは効いたのか、何とか無理すれば大丈夫そうだ。午後から都内の法律事務所へ。それにしても午後の遅い時間に約束しておいて本当によかった。しかもこの一つだけ。取材は無事に完了。とっとと帰宅。これ以上は無理しない方がいいだろう。あすは出かけず、自宅でデスクワークに専念だ。

 しかし、こういう時に限って仕事の依頼が舞い込んでくるんだよなー。A社から3月下旬までに1本。B社から3月末までに1本。どちらも手間ひまのかかるルポの原稿だ。うーん。どちらのテーマも関心があってやりがいもある仕事であるし、わざわざ僕を指名してくれたのはとてもありがたい。今月いっぱいは単行本の仕上げに専念するので、それが終わってから取材に入ることになるが、同時並行すれば何とかなるかな…。でも確定申告の書類作成で確実に2日間はつぶれるし…。編集部と取材日程などを十分に相談したうえで、それから受けられるかどうか決めよう。いい加減に安請け合いして、もしも締め切りまでに書けなかったりしたら大変だから。


2月6日(水曜日) 回復基調

 今年の風邪(インフルエンザ)はかなり強力で、おまけにしつこいらしい。のど、鼻、腹など同時多発に症状が現れるのも特徴だという。日ごろ規則正しい生活を送っているかどうかが、抵抗力の有無につながって、こういう時に大きく影響するのだろう。まあ、暖かくして食事をしっかり食べて、ゆっくり休むのが一番なんだろうけど、そうそう休んでもいられないのが辛いところだ。でもどこかの国の経済状況とは違って(?)、お陰さまで回復基調である。いろいろご心配いただいたみなさま、ありがとうございます。


2月7日(木曜日) 「金髪先生」保釈

 ネット友達の女性が四国から遊びに来たので、東京・銀座で昼食を食べながらしばし雑談など。羽田までは行けないのでJRの改札までお見送り。その後、東京地裁・高裁に寄ってから、四谷の出版社へ。あっちこっちに電話取材。ぶっ通しで3時間ほど電話をかけ続けていると、さすがに耳が痛くなってのどもカラカラになる。おまけに会議室は寒くなってくるし…。

 校長に車をぶつけたなどとして、傷害罪に問われて公判中の「金髪先生」がきょう午後3時過ぎに保釈された。保釈された本人とは電話で話をさせてもらったが、一人でマシンガンのようにしゃべり続けていた。昨年5月の逮捕から身柄拘束が続いていたので、9カ月ぶりに自由の身になったことになる。起訴事実を否認して全面的に争うと拘束が解かれないという日本の「人質司法」の弊害によって、事実上の禁固刑を9カ月も執行されていたようなものだ。これではどんな判決が出ても、ほとんど裁判は意味をなさないではないか。日本司法の「奇妙な風習」だよなあと思わされる。保釈の事実をストレートニュース(短いフラッシュニュース)で出稿。


2月8日(金曜日) 濃すぎる?

 午後から東京・新宿の法律事務所へ。少年事件に詳しい弁護士から2時間ほど話を聞く。夕方から竹橋の毎日新聞本社で喜納昌吉さんを囲んで懇談会。インドで平和のためのコンサートを開き、さらに世界中の武器を使って平和のモニュメントを沖縄につくるなどの企画を、独特の口調で熱く訴える姿が印象的だった。ちなみに喜納さんの携帯電話の着メロ(着信メロディー)は、やっぱりあの名曲の「花」だったのがおかしかった。夜になってから東京・一ツ橋の日本教育会館で、保釈されたばかりの「金髪先生」に会って逮捕以降の出来事や心境などを聞く。独房に長く留置されると現れるとされる「拘禁症状」なんて、まるで関係ないといった感じだ。相変わらずの調子で、とうとうと2時間近く持説を語り続ける。きょうはやたらと「濃い人」にたくさん会って、とにかくかなり疲れた。


2月9日(土曜日) コリアタウン

 鼻がむずむずして、くしゃみと鼻水が出っ放しなのは風邪のせいだけでなく、あの忌まわしい花粉の季節が早々とやって来たのかもしれない。鼻炎の薬を飲んだら落ち着いた。やっぱり…。

 夕方から東京・新大久保の韓国家庭料理の店へ。高校時代の同級生の女性とその友達ら計4人でかなり遅めの新年会。新大久保は街全体がすっかりアジアタウンになっていて、韓国・朝鮮・中国・タイなどのエスニック料理店や食材店などがひしめきあっているが、道行く人たちもいろんな国の言葉を普通に話していて、まさに多民族シティーって感じでカッコいい。中でも韓国・朝鮮系の店がたぶん一番多いのではないだろうか。相当広い範囲の一角がコリアタウンを形成している。どこかの国の都知事はこの地域を指して「ゲットー」と決め付けたそうだけど、とんでもない貧相な感性だよなあ。この界隈はいかにもアジア的なごった煮文化があふれる、素敵なところだと思うよ。で、この日みんなと入った韓国家庭料理の店はもう最高。チヂミもサンゲタンもプルコギもキムチもサンダンバラもマッコリも、どれもみんな素晴らしい味で、ただひたすら、うまいうまいと口にするばかりだった。ただ辛いだけでなく味付けが絶妙なのだ。またぜひ来よう。体もぽかぽかになる。歌舞伎町まで歩いてカラオケ店へ。外はものすご〜く寒いのですっかり凍えてしまった。午前零時半に帰宅。


2月10日(日曜日) 想像力

 ソルトレーク冬季五輪が開幕。テロ機の衝突で崩壊した世界貿易センタービルの廃虚から見つかったぼろぼろの星条旗が、開幕式典で披露された。米国選手団が「愛国心の象徴」であるこの「聖なる旗」を掲げながら入場行進することに、国際オリンピック委員会などは「五輪の政治的利用にほかならない」と強く抵抗したが、米国は反対を押し切って旗を掲げた。この特別な旗を掲げて行進することが、どうしてこれほどまで反対されるのか、米国民にはたぶんまるで理解できないだろう。それは、自爆テロを受けるほど米国が他国から憎まれていることが理解できないのと、たぶん根っこは同じだろうと思われる。豊かさと民主主義と強さを満喫している米国民にとっては、貧しい国のかわいそうな人々が米国に嫉妬しているからだとしか考えられず、米国が他国でしていることが恨みを買っているなどということには到底想像力が及ばない。世界のために常に精いっぱい力を尽くしている偉大なる合衆国の一員としては、そんなことを考えたこともないのだろう。だから、テロの犠牲になった米国民がこぞって愛国心を燃え立たせるために、星条旗を五輪で披露することは素晴らしいことであって、その考えが他国から拒否されると、米国民は意味が分からずただただ驚くばかりなのだ。政治や宗教による利用を避けようとする五輪憲章など、自国の正義の前にはただのゴミとしか映らないのだろう。あれだけ懐の深いはずの米国の限界がここにある。そして、「愛国心」を前にした時の米国の民主主義のもろさが、こういう場面で見事に見えてくる。旗と歌の怖さみたいなものを改めて感じる。


2月11日(月曜日) 愛国心

 五輪と言えば、必ずと言っていいほど「愛国心」が強調されるのがお約束みたいになっているが、これほど曖昧で都合のいいように利用される言葉・概念もないだろう。自国や自民族の選手や選手団を応援するのは自然な感情だけど、しかしそこに想像力が及ばなくなると、「愛国心」はとたんに「偏狭なナショナリズム」や「傲慢な正義」に変身してしまう。力が発揮できなかった自国の選手を責めたり、自国のメダルの数を国威発揚のものさしに使ったり、よその国の選手の努力に敬意を払わなかったり、という態度を考えてみればよく分かるだろう。そもそも選手は「それぞれの国」で選ばれて競技に参加しているが、決して「国家」を代表して参加しているわけではない。五輪会場で掲げられているそれぞれの選手団の旗も「国旗」ではなくて、実は「五輪チームの旗」とされていることからも、国家意識や政治から離れようという五輪精神が理解できる。何よりも大事なのは、個人がどれほど大切にされているかだ。まず一人一人の個人が大切にされて、そのうえで初めて国というものが成り立つのだから。国がまずあって、国のために個人があるのでは本末転倒だろう。必要以上に国家・愛国心を強調するのはうさん臭い。だれが、だれのために何のために強調しようとするのかを、どうせならこの機会に少し考えてもいいのではと思う。


2月12日(火曜日) 睡魔

 仕事がたまっていて徹夜明け。東京・赤坂の法律事務所で弁護士から話を聞く。昼食を食べてから東京地裁・高裁へ。眠い。さすがに夕方近くになってくると、強烈な睡魔に襲われて意識が朦朧としてくる。傍聴席でしっかりメモを取っているつもりが、うとうと状態を繰り返すばかりだ。取材ノートはほとんど落書き帳と化していて、何が書いてあるのかまるで意味不明のミミズ文字が並んでいるのだった。それでも記憶はなぜか断片的に残っているのが不思議である。午後6時過ぎから、複数の裁判所関係者を取材。睡魔を払い除けながら、裏話めいたものを3時間半にわたって聞かせてもらった。やっぱり睡眠時間ゼロだと辛い。もうへろへろである。


2月13日(水曜日) ぶろーくんぱいぷ?

 ネットにつないでサイトを閲覧していると、なぜか突然、エラーメッセージが多発するようになった。そんでもって、こんな表示が出てくる。「データ受信中にネットワークエラーが発生しました。(ネットワークエラー:ブロークンパイプ)もう一度接続してみてください」…。これって、なんなの。ドシロウトの僕には、まるでわかりませーん。検索エンジンで調べてみたけど、まったくもってチンプンカンプンだった。

 しかし今まで何ともなかったのに、どうして突然こういう現象が起きるようになったのだろう。閲覧するサイトによってエラーが出るところと、影響ないサイトがあるんだけど、どうもジオの広告バナーに原因があるのではないかと、にらんでいるのだが…。また余計な機能やら動作やらを付加させて、それがネットワークやシステムに負担をかけているんじゃないかと心配している。まあ、ドシロウトだから実際のところよくわからんのだけど。


2月14日(木曜日) 終日執筆

 取材のまとめと原稿執筆に専念。


2月15〜18日(金曜日〜月曜日) 引き続き執筆

 引き続き、取材のまとめと原稿執筆に専念。かなり追い込まれていて、イッパイイッパイの状態である。どうにもこうにもまるで余裕なし。書き下ろし単行本の最後のまとめをやっているのだが、膨大なデータ処理と整理をしなければならないので、ずーっとパソコンの前に張り付いたままで離れられない。内容的には頭をそれなりに働かせなければならないんだけど、機械的な単純作業みたいな側面もあって、精神的にはかなり疲れてへろへろである。たぶん今月いっぱいはこんな修羅場が延々と続きそうだ。

 パソコンもストライキ? だがしか〜し。17日の日曜日に異変は発生した。この日も朝からパソコンの前に座って、ひたすら地道なデータ処理作業を続けていたのだが、急にマウスが言うことをきかなくなってしまったのだ。マウスのカーソルが上下には動くのだが、左右にはまったく動かない。マウスが使えないと何もできなくなることを思い知らされる。ひょっとしてパソコンがダウンしたのか…。このところほぼ終日、実に膨大なデータ処理のために酷使してきたからなあ…。でもここでパソコンに崩壊されるということは、これまでに積み上げてきた膨大な原稿がすべてオシャカになってしまうことを意味する。マジでもう真っ青である…。

 もちろんHD(ハードディスク)には保存してあるが、パソコン本体がイカレてしまったらすべてがパーである。実は部分的にできている原稿だけ、まさに編集部に送信しようとしていた矢先のトラブル発生だったのだ。こんなことならもう少し早く送信しておけばよかった。とにかくなにがなんでも、パソコン外部にデータと原稿を保存しなければ。でもマウスが動かないとどうにもならない。上下だけ動いてもどうしようもないんだっつーの。それでもマウス内部のリングを回し続ければ数ミリずつカーソルが動くので、なんと約3時間かけて、できている原稿だけ編集部に送信した。普通ならコピー&ペーストで5分ほどでメール送信できるのに、3時間もかかるなんて…。すっかり消耗してしまった。

 しかしどうやら、パソコン本体がイカレてしまったわけではなさそうだ。もしかしたらマウスが内部断線しているのかも。閉店間際のヨド◯シカメラで新しいマウスを買ってきて接続したら、どうにか作業再開にこぎつけた。何はともあれまず最初にHDの中のすべてのデータと原稿を、MOとフロッピーディスクに保存したのは言うまでもない。もうぐったりである。ソフトのクラッシュも頻発しているし、確かにパソコンを酷使したのが一因かもしれない。担当編集者は「それはきっと使われすぎて疲れたパソコンが抵抗したくなったんだよ」と言っていた。んー、抗議のストライキだったのかもね。でもそこをなんとかもう少し頑張ってもらわなければ。


2月19日(火曜日) 時間差でダウン

 パソコンのダウンとまるで時間差のように、今度は僕がダウンである。徹夜続きで再び風邪がぶり返したみたいだ。薬を飲んでおとなしく寝る。あー、こんなことしている場合じゃねえっつーの。


2月20日(水曜日) 取材を終えて速攻帰宅

 頭が重くて、のどは痛くて、鼻詰まりだけど鼻水が出る…という最悪の状態ながら、午後一番で都内の法律事務所へ。元判事の弁護士から裁判官について話を聞かせてもらう。取材が終わったら速攻で帰宅。夕方のニュースと「ヒカルの碁」だけ見てから、薬を飲んですぐに布団にもぐり込む。爆睡。


2月21日(木曜日) マキコとムネオ

 マキコとムネオの参考人質疑は、近来まれに見る最高の一大娯楽政治ショーだと思った。「スカートを踏む男・コイズミ」に対する決別宣言といい、ムネオハウス建設の選挙区内業者の入札問題といい、官邸とムネオと外務省のただれた関係といい、どの発言をとっても面白くて迫力があるばかりか、日本政治の本質を鋭く突いているところがミソだ。「不景気で大変な時に、言った言わないなんてくだらないことを議論している場合ではないでしょう」などと、訳知り顔で論評するオジサンやオバサンをテレビで見たけど、とんでもない。政治家と官僚の癒着や利権構造に加えて、コイズミ首相の二枚舌が露呈されるなど、これほどまでに見事に面白おかしく問題の本質を解き明かしてくれるなんて、そうそうないことだと思う。そもそも問題にされているのは、われわれの税金の使われ方の話なのだから、ここを抜本的に解明しなければ、コウゾウカイカクとやらをいくら進めても税金をどぶに捨てるようなものにしかならず、本当の展望など開けてこないだろう。官邸とコイズミ首相も巻き込んで、とことん議論すべきだ。

 薬を飲んでいるせいか、眠くて眠くてひたすら爆睡。そんでもって汗をいっぱいかいて、また爆睡の繰り返し。まだ頭がぼーっとして体がだるいが、おかげで少し楽になってきたような気がする。


2月22日(金曜日) 復活したかな

 いくら寝ても眠気が取れないのだが、えいやっと起き出してデータ処理と整理の作業を再開する。頭がぼーっとしている状態はまだ少し続いているけど、一昨日のように頭ものども鼻も全部ぐちゃぐちゃという最悪の状況は脱した。いやあ、あの時はもう起きているだけで辛かったもんなー。でもって、遅れている日程を取り戻すために、ひたすらパソコンとにらめっこである。モニター画面をずっと見続けているので目がしょぼしょぼしてくるよ。なんて不健康な仕事なんだ…。昼過ぎに第二弾の原稿を送信。それでもまだ全体の四分の一くらいしか終わっていない。う〜む、先が長くて気が遠くなるな。予想以上に大変だ。読みが甘かったというほかないわけだが、いずれにしても今月中には仕上げなければ。

 担当編集者から宅配便で、韓国製のナツメ茶と生姜茶のセットが送られてきた。風邪に効くとのことで、かなり高級なお茶らしい。気を使っていただいてありがとうございます。お茶を飲んでしっかり仕事せよという意味なのだろう。パソコンと本人の相次ぐダウンのために作業がすっかり停滞してしまって、ご迷惑をおかけしています(ひたすら平身低頭)。

 夕方から都内の法律事務所へ。約束してあった弁護士から話を聞くが、ほとんど収穫なし。きょうの取材はあまり期待していなかったからまあいいか。ぽかぽか陽気で過ごしやすいし、わざわざ都内に出てきたのは気分転換だと考えれば、収穫ゼロのダメージもそれほど大きくないってもんだ(前向きな思考だなー)。鼻水はたくさん出るが、風邪の方はさほど辛くないので、帰宅途中に秋葉原まで足を延ばす。なんとか復活してきたかな。


2月23日(土曜日) ああ花粉症

 ようやく風邪が治りつつあると思ったら、今度は本格的に花粉症の症状が出始めた。風邪で絶不調の時の辛さに比べたら屁みたいなものだが、それでもやっぱりかなり辛い。鼻炎の薬を飲むと速攻で効いて楽になるんだけど、ものすごーく眠くなってくるし…。

 データ処理と整理の作業はちょっと休んで、取材のまとめなど。たまっていたメールの返事を書いたりして、雑用も少し。夕方はどこぞの教育テレビで「エスパー魔美」と「カスミン」を見る。どちらも、何も考えなくて気楽に楽しめるところがいいんだよねー。


2月24日(日曜日) 終日執筆

 遅れを取り戻すために、とにかくひたすらデータ処理と整理作業を続けて、原稿にまとめていく。眠いし、目は疲れるしで、もうへろへろである。意識が朦朧としてくる。眠い〜(壊)。


2月25日(月曜日) 勉強

 朝から東京地裁・高裁へ。いくつかの法廷を傍聴取材して、裁判官をウオッチングする。夕方から丸の内で「早大名簿提出事件」控訴審判決の報告集会。中国の江沢民首席が早稲田大学で講演した際に、大学側が約千四百人分の出席者名簿を警視庁に提出したのはプライバシー侵害だとして、早大生ら六人が一人あたり三十三万円の損害賠償を求めた訴訟である。弁護団の弁護士さんに誘われて顔を出したのだが、多種多様な弁護士や学者の皆さんと知り合えて、なかなか勉強になった。懇親会にも最後まで参加。その次の2次会にも誘われたけど、さすがにそっちは辞退させてもらった。


2月26〜28日(火曜日〜木曜日) まとめ書き

 データ処理と整理作業に並行して、執筆のために読んでおかなければならない本に大急ぎで目を通したり、取材のまとめをしたりといった仕事に明け暮れる。でもって単行本の方は、まだまだぜーんぜん終わらない。今月の「身辺雑記」は諸般の事情から、こんなふうに「まとめ書き」するパターンが多いが、もしかしたら来月もこんな感じが続くかも。なるべく毎日更新したいとは思っているんだけど、どうなるかなあ…。いやはや、なんとも参った。そう言えば今月は28日までしかなかったんだ。ショック…。


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