身辺雑記2024年10月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2024 年10月1日〜10月31日

●石破茂首相に期待すること●日高屋●受講動機●有権者の責任●再び塩ラーメン●「有働タイムズ」と「素晴らしき哉、先生!」●諸悪の根源は安倍派だ●イスラエルには1ミリも共感できない●九州じゃんがら●しらすおろし朝定食●法相にも国会議員にも相応しくない●検察の開き直り●解散総選挙●割り込みオバハン●ホワイトボードよりも黒板●裏金議員を公明党が次々に推薦●ソフトさ消えた共産党●私語学生を退席●冤罪と刑事司法●インフラ破壊の銅線窃盗●今期テレビアニメ評●圧巻だったNスペのジャニ特集●検事総長よりはマシ●主権者として●書店員のプロ意識●最高裁判所裁判官国民審査●秋空●めしきんぐ●「れいわ」●総選挙●極めてヤバくて、きな臭い●女川原発が再稼働●原発再稼働の矛盾と狂気●「野党」と一括りにするな●●●ほか


10月1日(火曜日) 石破茂首相に期待すること

 石破茂首相に期待するのは、ただ一つ。裏金議員と統一教会癒着議員と安倍派議員を、解散総選挙を通して駆逐してもらいたい。それだけだ。自民党として公認するのか、比例復活を認めるのか。難しい党内事情はあるだろうが、ようやく最高権力者となったのだから、石破氏なりの信念を貫いてほしい。それが実現できれば、日米地位協定の見直しや選択的夫婦別姓も前進するのでは。石破茂首相がそこまで考えているのだと思いたい(だったらいいなあ)。


10月2日(水曜日) 日高屋

 後期(秋学期)最初の授業を終えてから、金沢八景駅ビルの日高屋で久し振りに、野菜炒め定食を食べた=写真。100分の講義は紛れもなく肉体労働である。お腹もぺこぺこになる。ペラペラずっとしゃべり続けた後のヘロヘロの体に、しょっぱい料理は最高に沁みる。んまっ。餃子1人前(6個)も注文。満腹。


10月3日(木曜日) 受講動機

 関内キャンパスの後期(秋学期)の「現代ジャーナリズム」は経営学部がメインだが、今年度は人間共生学部の学生が半数近くを占めていてちょっとびっくり。昨年度と違ってどの学生もみんな真面目だ。受講動機に「先生のほかの授業を受けて面白かったから」「受講した友達に勧められて」といった書き込みがいくつかあった。こちらのメッセージが心に響いたから出てきた声だと思うので、すごくうれしい。テンションが少し上がって、労働意欲も高まる。

 授業を終えて、関内キャンパスから日ノ出町まで歩く。定食屋の「やよい軒」で生姜焼き定食を食べた=写真。ご飯のおかわり自由がありがたい。お新香も食べ放題だ。お腹いっぱい。満足。


10月4日(金曜日) 有権者の責任

 それでもあえて声を大にして言っておきたい。安倍派を中心とした裏金議員や統一教会議員にどっぷり浸かった極右の高市早苗より、石破茂の方が遥かにマシだ、と。自民党内の権力闘争をクリアした暁には、日米地位協定の見直しや選択的夫婦別姓に取り組んでくれるだろうと。これらの課題を完全無視する高市氏とは、そこが決定的に違う。

 そもそも自民党が解散総選挙で裏金議員や統一教会議員を公認してもしなくても、有権者が本気で怒っているなら投票行動で断固、落選させればいい。選挙区で落選した議員を自民党が比例復活当選させようとするなら、比例で「自民党」と書かなければいい。それだけの話だ。

 安倍派の猛烈な圧力で身動きが取れない石破氏も情けないが、そんな議員を当選させてしまうのは有権者の責任でもある。石破氏を「豹変」させた原因が安倍派などの汚染議員であるなら、裏金議員や統一教会議員を当選させないことが大切だ。主権者たる国民の判断が問われている。

 諸悪の根源は安倍派。裏金議員や統一教会議員を多数抱える安倍派だ。石破首相は豹変した、嘘つきなどと非難轟々で結果的にはその通りだが、石破氏に猛烈な圧力をかけて前言を翻す状況に追い込んで石破カラーを封じ、裏金議員の公認をごり押しするのは安倍派にほかならない。自民党(安倍派)は自爆へまっしぐら。解散総選挙が楽しみだ。


10月5日(土曜日) 再び塩ラーメン

 旭川すがわらの塩ラーメンがまた食べたくなって、上大岡・京急百貨店の大北海道展へ。物産展で再び同じメニューを食べることは滅多にない。それだけ美味しかったということだ。明日6日が最終日なので滑り込み。スープと麺が絶品。味噌ラーメンファンだけど、塩ラーメンも好きになった。


10月6日(日曜日) 「有働タイムズ」と「素晴らしき哉、先生!」

 テレビ朝日の新番組「有働タイムズ」の初回は結局、「ナスD絶景アドベンチャー」の米国グランドサークルのロケがすべてだった。そこに時間を割き過ぎて、報道番組というより情報番組色が強かった。報道主体の番組なら、石破自民党の公認問題と米大統領選をもっと重点的に扱ってよかったはず。

 同じくテレ朝のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の最終回。生田絵梨花が初回からずっと新米高校教師をしっかり演じていて、ストーリー自体も予想外に面白かった。ただ最終回のテーマ設定は少し疑問。不倫出産ならいざ知らず、未婚の母が教師を続けても、そもそも何の問題もないと思うけどなあ。


10月7日(月曜日) 諸悪の根源は安倍派だ

 石破政権が裏金議員を非公認、比例重複も認めない方針。これに対し安倍派の議員らが猛反発しているというが、盗人猛々しいにもほどがある。何度でも繰り返して言うが、諸悪の根源は裏金議員や統一教会議員を多数抱える安倍派だ。主権者たる国民(納税者)を愚弄する議員は、主権者が退場させるしかない。

◇◇◇

 無数の子どもたちの命を奪い、病院も学校も避難施設も無差別に空爆するイスラエルは見境がない。そもそもイスラエルと、反撃するパレスチナなどの殺害人数は全く釣り合っていない。パレスチナやイスラムの人々を全員抹殺するまで、イスラエルは虐殺行為を続けるつもりなのだろう。イスラエルには全くこれっぽっちの共感も、1ミリの同情も支持もできない。理解できる要素は何一つない。

◇◇◇

 九州じゃんがらの秋葉原本店で、久しぶりにじゃんがらラーメンの全部入りを食べた=写真。半熟玉子、明太子、角煮がプラスされてボリューム満点。元々、チャーシューが入っていて、それだけでも十分なので角煮は省いてよかったかも。くどくないあっさりした豚骨スープと細麺がマッチして、とても美味しい。

 店の前にはスペイン、タイ、中国、イスラム系などの外国人の行列がずらり。日本人は少数派だ。久々に歩いた秋葉原の街も同様で、路上も雑貨量販店もアニメショップでも、どこもたぶん7割くらいは外国人の観光客ではないか。少し前よりもさらに「国際化」が進んでいるのを実感する。


10月8日(火曜日) しらすおろし朝定食

 定食屋のやよい軒で、しらすおろし朝定食を食べた=写真。これはものすごくお得だ。玉子かけご飯だけで、まず軽く1膳。焼き海苔としらすおろしで、さらにもう1膳いける。白米はおかわり自由だから3膳だって可能だ。これで390円。なんて良心的なんだろう。値上げを重ねる松屋の朝定食よりずっといい。

◇◇◇

 統一教会のイベントに37回も参加し、講演も複数回していた牧原秀樹法相は完全にアウトだ。いちいち信者かどうか聞いたりしないと言うが、聞かなくても統一教会のイベントであることは分かっているはず。知らないわけがない。公序良俗に反する差別的発言もこれまで繰り返していた。法相に相応しくないのはもちろん、そもそも国会議員として不適格だ。

◇◇◇

 袴田巌さんの無罪確定へ。検察が控訴断念の方針。「無罪判決を覆すのは難しいと判断」。そんなのは判決が出た段階で分かっていたことではないか。小学生だって分かる。即座に控訴断念を表明して土下座すべきだったのに、控訴期限ギリギリまでズルズルと引き延ばす卑劣さ。不誠実さ。検察は恥を知れ。

 しかもこの期に及んで検察は、発見された衣類などの証拠を捏造と認定した静岡地裁の再審判決に対し、「強い不満を抱かざるを得ない」との検事総長談話を出した。何なんだこの開き直りは。言語道断だ。全く反省していないことに愕然とする。このふざけた談話を検察は速やかに撤回すべきだ。


10月9日(水曜日) 解散総選挙

 「主権者である皆さんが選挙で権利を正しく行使し、権力者に好き勝手させないために、判断材料を提供するのがメディア(ジャーナリズム)の役割だ。権力者が何をしているのか、していないのか。税金が正しく使われているのか。裏付け取材を積み重ね、事実に基づいて問題提起するのがメディアの本来あるべき姿だ」────。そんな話を解散総選挙のタイミングで講義で話した。まずまずの出来。しっかり伝わったと思うのだけど。


10月10日(木曜日) 割り込みオバハン

 市営地下鉄の自動改札にPASMOをタッチして出ようしとしたら、横からオバハンが割り込んできた。唖然としているとオバハンは強引にタッチして去って行った。どうやらこういうのはよくあるそうだが、僕は初めての経験だったこともあり、驚くやら呆れるやらムカつくやらで、しばし心の整理がつかなかった。これほど情けない輩がそんなに存在するのか。かわいそうな人はどこにでもいるにしても、なんだかなあ。ドン引きだよ。


10月11日(金曜日) ホワイトボードよりも黒板

 やっぱり黒板はいい。ホワイトボードよりもはるかに使いやすくて教えやすい。矢印や下線をチョークで太くしたり、強弱を付けたりするのも自由自在。黒板は「伝わる力」が抜群に強い。ホワイトボードは単調で「文字の羅列」という感じだが、黒板は「言葉が踊る」。ヤフーニュースのヘッドラインと新聞紙面との違いに似ているかもしれない。僕の担当する授業の教室は、金沢八景キャンパスも関内キャンパスも黒板なのでとても助かっている。


10月13日(日曜日) 裏金議員を公明党が次々に推薦

 公明党が衆院選小選挙区で、自民党の「裏金議員」を次々に推薦。自民党非公認とされた前議員を含め、公明党が推薦決定した自民党の「裏金」出馬予定者はこれまでに32人となっている。「連立政権で公明党はブレーキ役」と言うが、実際にやっているのは自民党のアシスト役でしかない。サイテーだな公明党。


10月15日(火曜日) ソフトさ消えた共産党

 テレビの討論番組で開口一番、「裏金問題を最初に明らかにしたのは共産党なんです」と必ず力説する共産党の田村智子委員長。最初がどこの党とか、そんなのわざわざ言わなくてもいいのに。裏金議員や金権自民党の議席を減らせばいいだけ。有権者に訴えるポイントはそこにあるはずだ。

 共産党は田村委員長になってから謙虚でソフトなイメージよりも、自己顕示が前面に出ているように感じる。昔の共産党に戻ったみたいでうんざりしてしまう。それだと比例区で「共産党」と書く気が失せるんだよなあ。戦略的に損だと思うよ。もったいない。

 勝てそうにない選挙区に共産党が候補者を立てているのも、何だかなあ。立憲民主党の野田佳彦代表が共産党との連携に否定的だからというのは分かるが、立憲の中にも共産との連携に肯定的な議員や支持者は大勢いる。あえて「貸しをつくっておく」といった大人の対応で、勝ち目のない選挙区には候補者を立てないくらいの懐の深さを見せた方が、将来的にはプラスだと思うけどなあ。


10月16日(水曜日) 私語学生を退席

 金沢八景キャンパスの教室で、授業が始まってから何度注意しても私語を止めない2人組を退席させた。今年度初。いや、ここ何年もなかった。教室の空気は悪くなるし、僕自身も学生たちの気分も下がるから注意なんてしたくないが、話を続けて何とか盛り返す。他者の学ぶ権利を侵害する行為は断じて許さない。シラバスにもそう明記してあるのだけど。帰りに、駅前の日高屋でW餃子定食を食べる=写真。唐揚げが柔らかくてジューシーで美味しい。


10月17日(木曜日) 冤罪と刑事司法

 関内キャンパスで授業。今日のテーマは事件報道と刑事司法の実態。逮捕イコール犯人ではないこと、警察や検察の取り調べは過酷で証拠捏造もすること、裁判官は中立公正とは限らないこと、犯人視報道による刷り込みは冤罪加担になること。袴田事件や三鷹バス痴漢冤罪事件などを例に具体的に説明した。学生たちには目から鱗だったようだ。

 著名な冤罪事件の事例は説得力がある。「逮捕された人は悪者だと思っていたが、逮捕イコール犯人とは言えないと知って深く反省した」「捜査や裁判の流れも学べてよかった」といった感想が多数。父親が痴漢犯人扱いされた女子学生は、安易に犯人視する市民の認識を問題視していた。

 適正手続きと法律に基づいて科学的に捜査し審理されて判断されるのが、まともな法治国家の姿のはず。しかしこの国では捜査機関も裁判官もメディアも、多くが最初から犯人と決め付けている。刷り込まれた市民も犯人視を疑問に思わない。そんな現状をしっかり意識して、ニュースを批判的に見てほしい。


10月18日(金曜日) インフラ破壊の銅線窃盗

 送電用の銅線ケーブルなどの窃盗は、重要な生活インフラを破壊する許し難い犯罪だ。条例でなく早急に法律を改正して厳罰に処すべきだ。なぜこれまで放置してきたのか不思議でならない。太陽光発電施設、ソーラーパネル、水道の蛇口、側溝の蓋、給湯器、エアコンの室外機の窃盗も同様。買い取り業者の営業許認可や取り締まりの強化は必須だ。買い取りルートがなくなれば、窃盗は成立しない。


10月19日(土曜日) 今期テレビアニメ評

 【今期テレビアニメ評】今期はマジ不作。前にどこかで見たことがあるような二番煎じ三番煎じの話や、愚にもつかない駄作が大半(評価対象外)。録画保存したいと思える作品は僅か。◎の評価はなし。◯の評価も新作は1つだけ。△の評価は5つしかなかった。なんだかなあ。

 ◯夏目友人帳・漆(7期)(テレ東)、◯2.5次元の誘惑(リリサ)続き(MX)、◯美味しんぼ(再放送)続き(tvk)、△チ。ー地球の運動についてー(NHK総合)、△君は冥土様。(テレ朝)、△ダンダダン(TBS)、△株式会社マジルミエ(日テレ)、△ネガポジアングラー(MX)。


10月20日(日曜日) 圧巻だったNスペのジャニ特集

 NHKスペシャル「ジャニー喜多川/アイドル帝国の実像」。前半は普通の内幕物だったが、後半は圧巻だった。ジャニーズに転じた若泉久朗NHK元理事(元制作局長)、スマイルアップ社の補償本部長らの不誠実極まりない発言の音声と映像で畳み込む。極め付きは、ラストに黒バック白抜きで20秒にわたって映し出されたテロップ。NHKがジャニタレを出演復活させるとの発表内容だった。番組スタッフと視聴者の憤りが伝わってきた。


10月21日(月曜日) 検事総長よりはマシ

 静岡県警本部長が、逆転無罪が確定した袴田巌さんの自宅を訪れて直接謝罪。強引な取り調べなどを真摯に反省し頭を下げた。裁判所から証拠捏造を認定され糾弾されても、なお開き直る検察・検事総長よりはるかにマシで誠実。検察の度し難さが際立つ。授業で繰り返し冤罪に触れているが、学生の反応や理解もすこぶるよい。


10月23日(水曜日) 主権者として

 土砂降りかと思えば小雨になるなど、天気がクルクル変わる。午後から金沢八景キャンパスで授業。教室に向かう時も登下校の際も、幸いにも全く雨に降られず。キャンパスの上空は厚い雨雲に覆われているのだが、切れ間からは青空も見える=写真。ひょっとしてかなりついているのかも。

 今月は授業で何度も繰り返し「主権者として」をキーワードに、総選挙を話題にしている。権力者(政治家)は税金を正しく使っているか、憲法と法律に従って仕事をしているか。しっかり判断材料を取捨選択してチェックするのは、主権者の権利であり責任だ。政治家に好き勝手させないために、主権者として権利を行使しよう。そんな感じで、しつこく話したから大丈夫だろう。

◇◇◇

 上大岡の書店で吉田秋生のコミックス「詩歌川百景」第4巻を購入。「4巻でいいですか」とレジで確認されたので、「最新巻ですよね」と応じた。すると「調べないと分かりません」と言い出したので、慌てて「いやいやいいです、それでいいです」。ここの書店では目の前に平積みされている新刊本の在処を客に聞かれ、答えられない書店員を見たことがある。不勉強過ぎる。書店員としてのプロ意識を疑ってしまう。


10月24日(木曜日) 最高裁判所裁判官国民審査

 最高裁判所裁判官国民審査は、今崎幸彦・最高裁長官(裁判官出身・66歳)がX印(やめさせた方がよい)の一択だ。

 1)犯罪被害者遺族への給付金で、「同性パートナーは事実婚に該当し給付対象になり得る」とした第3小法廷判決の結論に、「社会に大きな影響を及ぼす可能性がある」などと反対した。

 2)「名張毒ぶどう酒事件」で、10回目の再審請求を認めないとした第3小法廷決定に賛成した。

 ほかにもいくつも酷い判断があるけど、ともあれこの2点だけで、今崎幸彦裁判官はX印一択と考える。論外の裁判官だ。

◇◇◇

 自民、公明、維新、国民民主、参政、保守党。これらの政党だけには間違っても一票を投じることはないし、投票してほしくない。マイナ保険証・紙の健康保険証の扱い、選択的夫婦別姓、消費税、原発に対する姿勢、憲法観、などを総合的に判断。

◇◇◇

 絵に描いたような秋空=写真。横浜市内。鱗雲がなんとも味わい深い。きょうは今年最後の夏日になるらしいけど。


10月25日(金曜日) めしきんぐ

 昨日は「麺飯食堂めしきんぐ」黄金町本店で、豚のこうじMISO焼き定食を食べた=写真。甘辛くて美味しい。神保町「キッチングラン」の生姜焼きの昔の味に、ほんの少し似ている感じがする。ご飯は200グラムから1キロまで無料。さすがにそこまで食べないけど、お腹いっぱいになる。初心者は勝手が分からず戸惑うが、美味しいからまあいいか。

 ちなみに代替わりする前のキッチングランは、値段も味も申し分ない食堂だった。学生時代は神保町に行くと必ず立ち寄ったし、社会人になってからもちしばしば利用したお気に入りの店のひとつだ。大好きだったのは生姜焼きとメッチカツのセット。甘辛い味付けが絶妙。これほど美味しい生姜焼きは食べたことがない。懐かしい。


10月26日(土曜日) 「れいわ」

 かなり迷ったけど、生まれて初めて比例代表は「れいわ」と書こうと思っている。そういう判断もあっていいだろう。まだ少し迷っているのでギリギリまで思案するけど、しかし、自民、公明、維新、国民民主、参政、保守党、これらの政党と所属議員に投票することは絶対にない。絶対にだ。 #比例はれいわ #れいわを伸ばせ

 【再掲】最高裁判所裁判官国民審査は「今崎幸彦裁判官にX印」一択だ。1)犯罪被害者遺族への給付金で、「同性パートナーは事実婚に該当し給付対象」とした第3小法廷判決の結論に反対した。2)「名張毒ぶどう酒事件」では、再審請求を認めないとした第3小法廷決定に賛成した。これだけでも「今崎幸彦裁判官はX印」と判断するには十分過ぎる。


10月27日(日曜日) 総選挙

 投票した。投票証明書をもらった=写真。衆院総選挙の地方区と比例区、最高裁判所裁判官国民審査。午後5時半過ぎ、小雨がパラつく中だったけど、高齢者夫婦や若者、車椅子の老人など、来場者はそこそこ多い。

 投票所で記入していると、市職員に「国民民主党は、国民民主党は」と連呼する年輩男性がいた。代筆を頼んでいたのか。単なる質問なのか。だとしても大声を出さなくてもよかろうに。それとも新手の選挙運動なのか。謎のワンシーンだった。

◇◇◇

 【注目選挙区の落選議員・結果と雑感】自民単独の過半数割れ確実。与党自公の過半数は微妙。丸川珠代元五輪相(東京7区)、下村博文元文科相(東京11区)が落選確実。いずれも比例の重複なし。よしっ。よくやった。などと喜んでいると、保守党(河村たかし前名古屋市長・愛知1区)が初議席だとか。な、なんだって……。度し難い。

 統一教会とズブズブの牧原秀樹法相(埼玉5区)が落選確実。立憲民主党の枝野幸男元代表に7回連続で敗れた。懲りないな。しかし牧原法相は比例区に重複立候補している。しぶとい。

 維新の音喜多駿政調会長(東京1区)が落選確実。参院からの鞍替え。比例と重複立候補している。自民党の甘利明元幹事長(神奈川20区)が落選確実。こちらは比例の重複なし。

 政界引退表明した二階俊博元自民党幹事長の三男・二階伸康(和歌山2区)が落選確実。その代わりに、安倍晋三の子分を自認し、参院から鞍替え出馬した裏金議員の世耕弘成(無所属)が当選確実。どっちもどっちだから、どうしようもない。

 自民党安倍派の裏金議員で、自称教育者の義家弘介元文科副大臣(神奈川16区)が落選確実。比例重複なし。ホッとした。

◇◇◇

 実際に投票した人と投票しない人では、各局の開票速報を見る楽しみ、関心度、ワクワクドキドキ感が全く違うのは当たり前。馬券を買って競馬中継を見る人と、買わずに見る人との違いに近いのかも。僕は競馬に関心ないから知らんけど。

 維新が議席を2桁も得ているのは納得も我慢もできないが、それでも議席を減らしているのは喜ばしい。内部告発者潰しとパワハラで全国に名を馳せた兵庫県知事の功績だ。大切な血税を際限なく食い潰し続ける大阪・関西万博の貢献も大きい。万博を露骨にヨイショするNHKは論外。


10月28日(月曜日) 極めてヤバくて、きな臭い

 「裏金問題」を「政治資金問題」「不記載」と言い換えて伝える読売とNHK。どこまで忖度して政権与党の自民党にすり寄るのだろう。どこを向いて、誰に何をどのように伝えようとしているのか。本質を覆い隠し主権者に触れさせないようにしているとしか思えない。読売とNHKの立ち位置と報道姿勢を根幹から疑問に思う。独立して権力を監視するジャーナリズムではなく、どこからどう見ても「政府広報」「国営放送」そのものだ。

◇◇◇

 自民191+維新38+参政3+保守3で235議席(過半数は233)。右翼グループは盤石ではないか。これに国民28が加わったら262議席となる。仮に、立憲148+共産8+れいわ9+社民1の166議席に、公明24が連携するにしても、190議席にしかならない。国民28が加わっても218議席に過ぎない。「自公過半数割れ」などと浮かれている場合ではない。極めてヤバくて、きな臭い。


10月29日(火曜日) 女川原発が再稼働

 女川原発2号機が再稼働。東日本大震災後、東日本の原発で初めて。信じ難い危機感のなさと無謀さだ。福島原発事故の大惨事をもう忘れたのか。いまだに廃炉も手付かずなのに。メルトダウン(炉心溶融)の後始末には莫大な費用がかかって、どう考えても経済効率は悪い。そもそも大量に生じる放射性廃棄物の処理もできないのに。どこまで無責任なんだ。データを平然と捏造し隠蔽するこの国の電力会社には、原発を維持管理し稼働する能力も資格もない。控えめに言って頭がおかしい。

 【再掲】自民191+維新38+参政3+保守3で235議席(過半数は233議席)。これに国民28が加わったら262議席となる。実は、右翼グループは盤石。「自公過半数割れ」などと浮かれている場合ではない。


10月30日(水曜日) 原発再稼働の矛盾と狂気

 どれだけ時間をかけて「対策」したところで、ザルだらけの「対策」で原発はどうにかなるような問題ではない。無駄金をドブに捨て続けているだけ。そもそも地震大国の日本列島の「どこに」放射性廃棄物を処理するというのか。原発を動かせば動かすほど大量に生じる放射性廃棄物。処理の当てもなく再稼働する狂気。廃炉や廃棄物処理に莫大なコストを要する原発は、全く安価ではなく経済効率は悪過ぎる。

 矛盾だらけの原発を稼働するなんて、まともではない。よく言われるように、トイレを造らずに家を建ててそのまま住むのと同じではないか。普通の人はそんなことしますか?

 東日本大震災以前に蔓延していた(政府とメディアと学者が吹聴した)「原発はクリーンで安全で安い」というデマが、またぞろ復活して人々に浸透し拡散しつつあるのが本当に恐ろしい。福島原発事故の大惨事からたった13年半で、また多くの日本人は騙されてしまうのか。正気を取り戻せ。


10月31日(木曜日) 「野党」と一括りにするな

 「野党」と一括りにしてニュースを伝えることがそもそもおかしい。「野党」の議席が自公政権の議席を上回ったと言っても、現状では法律を改正して「紙の保険証」を維持するのは難しい。「野党」の中にマイナ保険証を推進し「紙の保険証」廃止に賛成する政党が存在するからだ。同様に選択的夫婦別姓や脱原発についても、自公維国が多数を占める現状では厳しい。

 国民民主党は、歴史的背景から言っても実態は昔の民社党。今の連合を牛耳っているのも昔の「同盟ー民社党」系。だから今の連合会長は異常なほど反共。国民民主党はその流れを汲む。かつての連合は「総評ー社会党」系で、はるかに懐が深く共産党にも融和的だった。今の連合会長は常軌を逸している。


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