身辺雑記2024年11月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2024 年11月1日〜11月30日

●年賀はがき●デリーカレー●重箱の隅●犯罪者の復活に驚愕●朝ドラ「おむすび」離脱●引用リンク●現行保険証を廃止するな●社会常識●玉木氏不倫問題の本質は●黒板とチョークの迫力●期末試験問題を作成(エクセルに四苦八苦)●駅前はクリスマス模様●国民民主党に騙されるな●正気の沙汰とは思えない●心を病む県職員増加か●分断と統治●詭弁がまかり通る●トンデモ兵庫知事選雑感●玉泉亭サンマーメン●なんじゃそりゃ●デマ再拡散しただけ「サタデーウオッチ9」●維新は斎藤兵庫知事とベッタリ●「昔は独自取材が多かった」●金沢八景にツリー●原発推進する国民民主党の正体●●●ほか


11月1日(金曜日) 年賀はがき

 年賀はがきの販売開始。とりあえず来年2025年の年賀状(今年作成分)は出すつもりだが、はがきの郵便料金が63円から85円に値上げされたので、その次はもう出すのをやめようかと考え始めている。いくらなんでも値上げ幅が大き過ぎてうんざり。あるいは出す相手を大幅に絞り込むか。「もう出さない」と言う人も実際に周りで出始めているし。


11月3日(日曜日) デリーカレー

 インド・パキスタン料理「デリー」で、久し振りにデリーカレーを食べた=写真。シャバシャバのスープカレーはスパイスが効いてややピリ辛。チキンがたっぷりで美味しい。付け合わせのキュウリとタマネギのピクルスは取り放題で無料。箸休め(スプーンだけど)になって、これがまたなかなか合う。満腹。


11月5日(火曜日) 重箱の隅

 ちまちまと重箱の隅っこの問題を取り上げて成果とする。でも問題の本質はそこじゃないし真の解決にはならない。そもそも消費税など不公平税制を抜本から見直して歪んだ雇用関係を是正すれば、庶民の負担は軽減され消費促進にもつながるはず。国内経済も豊かになる。その点をこそ論点にすべきだろう。国民民主党はピントがずれているとしか思えない。


11月6日(水曜日) 犯罪者の復活に驚愕

 連邦議会襲撃を煽った張本人の犯罪者が、米大統領に返り咲くことに驚愕する。言動はいかにも頭が悪そうで幼稚。しかしだからこそ再選されたのかもしれない。それが米国民の民意で民度なのだろう。イスラエルを支持しガザ虐殺を止めないハリスが嫌だから、トランプに投票する理屈がよく分からない。さらに酷くなるだけなのに。私腹を肥やして丸々と太る人物を神と崇めるトランプ信者たち。恐怖しかない。

 目の前の小さな利益を守るために周囲や将来を見ず、一方的な価値観に固執し、事実に反する情報やデマを信じ込み、異質な存在や生き方を憎悪し攻撃して排除する。米国のトランプ支持者だけの話ではない。欧州でも、この日本でも同じことが起きている。終わりの始まりか。


11月7日(木曜日) 朝ドラ「おむすび」離脱

 NHKの朝ドラ「おむすび」はついにギブアップして、今週から見るのを止めた。ギャルをやるとかやらないとか、姉が戻るとか戻らないとか、同じことの繰り返しで話がまるで進まず、さすがにもう無理。とにかくつまらない。神戸の震災の場面もダラダラくどかった。すると最低に近い視聴率を月曜日の放送回でマークしたとのネット記事を見かけた。ああやっぱり。かなり離脱したんだなあ。橋本環奈の無駄遣い脚本としか言いようがない。


11月10日(日曜日) 引用リンク

 怒り心頭で憤懣やるかたない思いから、ニュース記事の引用リンクをツイッターに貼ろうと思っても、そこに気持ち悪い顔写真がデカデカと表示されるのを考えると、引用するのを躊躇してしまう。できれば当該人物の名前も出したくない。触れるのも避けたくなる。自己防衛本能だな。悩ましいところではある。


11月12日(火曜日) 現行保険証を廃止するな

 立憲民主党が「現行の紙の健康保険証廃止」を延期する法案を衆院に提出。これぞ民意。自公政権とエセ野党に屈することなく、しっかり成立させてほしい。そもそもマイナカードは任意のはず。それなのに一方的に保険証を紐付けて事実上強制すること自体がおかしい。少なくともマイナ保険証と現行保険証を両方使えるようにするのが筋だ。

 ヤフーニュースの「ヤフコメ」を見ると、マイナカードやマイナ保険証を「便利だ」「なぜ反対する」「ネガキャンするな」などと必死に擁護する投稿がなぜか目立つ。しかしそうした投稿には「うーん」と疑問視する反応が圧倒的に多い。民意とかけ離れた投稿の集中は違和感があり過ぎる。マイナ保険証が利権絡みで動いているのを改めて確信した。


11月13日(水曜日) 社会常識

 ヨドバシカメラの店内を歩いていたら、大声で話しながら並んで歩く中年の夫婦がいた。横に広がって通路を塞ぐので邪魔で仕方ない。左端が少し空いたので前に出ようとすると女性が左に寄ってきた。「うわっ驚いた」。大声で睨まれた。いやいやいや、驚いたのはこっちだよ。めっちゃ迷惑なんだけど。社会常識に欠ける人が多過ぎるんだけど。

◇◇◇

 金沢八景キャンパスで授業。なぜかいつもより出席者が多い。多めに用意したはずのレジュメと資料のプリントが、足りなくなるんじゃないかと少し焦る。なんとか数枚を残してセーフ。いやあ、ヤバかった。


11月14日(木曜日) 玉木氏不倫問題の本質は

 政治家だろうが芸能人だろうが一般人だろうが、不倫は極めて個人的な恋愛問題。個人の責任で対処すればいい話だ。国民民主党の玉木雄一郎代表と元グラドルとの不倫も然り。哀れな被害者は懸命に尽くしていた玉木氏の妻なのだから、玉木氏とグラドルの2人が妻から厳しく叱責され追及されればいい。政治家である玉木氏の不倫問題のポイントは、ホテル代や出張費がどこから出ているかにある。

 公費(党の予算)が使われたのであればそれは税金。巨額の政党助成金は税金だからだ。己の性的欲望のために税金が使われたのなら論外である。そこが玉木雄一郎氏の不倫問題のキモだ。一説によると百万円を超えるとも。個人の恋愛や家庭内の問題と公人の責任を混同すると問題の本質を見誤る。


11月15日(金曜日) 黒板とチョークの迫力

 昨日の関内キャンパスの授業の板書(部分)=写真。前にも書いたけど、やっぱり黒板はいい。ホワイトボードとは全く違う味わい深さ、伝わりやすさ、伝えやすさ、伝える力がある。話しながら板書すると強く感じる。言葉や文字の迫力、躍動感が違うんだよなあ。僕は断然、黒板&チョーク派だ。


11月16日(土曜日) 期末試験問題を作成(エクセルに四苦八苦)

 後期(秋学期)の期末試験問題を作成する。不慣れで使い勝手もイマイチの「エクセル」を前に、キーボードを叩きながらコピー&ペースト。教務指定の問題用紙がエクセルだから仕方ない。さらにそれをPDFで提出しなければならない(エクセルだと印刷がうまくいかない場合がある)ので、変換作業でも四苦八苦。なんとか完成した。ふう。疲れた。

◇◇◇

 横浜・上大岡駅前はイルミネーションで彩られて、すっかりクリスマス模様に=写真。鎌倉街道沿いの商業ビル「カミオ」の吹き抜け広場には、3階まで届く大きさのカラフルなツリーがお目見えした。記念撮影する買い物客やカップルの姿も。


11月17日(日曜日) 国民民主党に騙されるな

 「日本一、……夫のために地元を守ってくれる妻です」と玉木雄一郎・国民民主党代表が言う妻こそが、最大の被害者である。その地元で玉木代表は元グラドルとホテルに宿泊して不倫した。ネット右翼の元グラドルと玉木代表は揃って加害者だ。玉木妻が哀れすぎる。

 「玉木雄一郎・国民民主党代表は将来の総理大臣候補だと思っていた」(佐藤千矢子毎日新聞論説委員)だって。失笑。で、宿泊費や交通費などの出張費は、だれのお金? 公費(税金)なの? 政党交付金や議員特権との関係は?

 マイナ保険証(紙の保険証廃止)に賛成し、企業団体献金の禁止に抵抗し、脱原発に反対している(電力会社の労組から支持されている)国民民主党は、断じて野党ではない。自民党・公明・維新の補完勢力。事実上の与党だ。騙されてはいけない。

◇◇◇

 デマを鵜呑みにして拡散するおぞましい社会が垣間見えた。遠い未来の話でも海の向こうの国の話でもない。すぐそこにある現実。多数の県職員がパワハラを証言しても、内部告発(公益通報)した県幹部が2人も自殺しても、県議会が全会一致で不信任を可決しても、開き直る能面男を多くの県民が盲信する恐怖。正気の沙汰とは思えない。ゾッとする。


11月18日(月曜日) 心を病む県職員増加か

 斎藤元彦前知事の返り咲き再選を受けて、兵庫県職員はみんな早く辞めた方がいいなどと投稿する人がいる。それは無責任だ。転職先がすぐに見つかればいいけど、それぞれ生活があるのだからそうは簡単には辞められないよ。いずれにせよストレスが高まり、心を病む職員が増えるだろうとは想像できる。パワハラに怯えて雰囲気の悪い職場になりそう。新しい仕事があるのなら、転職した方がいいとは思う。

◇◇◇

 テレビや新聞を「オールドメディアに騙されるな」「テレビは嘘ばかり」などと全否定して、事実に反するデマを織り交ぜながら対立を煽るSNS。それを真に受けて踊らされる人々の熱狂。「斎藤さんを擁護するSNSの情報を見て考えが変わりました」「斎藤さんは悪くない」。安易すぎる。そもそもあのNHK党の立花孝志の言葉を、なぜそこまであっさり受け入れられるのか、理解し難い。

 別の見方をすれば、「オールドメディア」と決め付けたテレビや新聞から市民を引き剥がし対立を煽ることで得する人たちがいる、権力監視が役割であるはずの「オールドメディア」に影響力を持たせ続けると都合が悪い人たちがいる、ということ。分断して統治するのは古今東西、権力者の変わらぬ手法だ。


11月19日(火曜日) 詭弁がまかり通る

 事実に全く反するデマや誹謗中傷をあたかも真実かのように吹聴し、加害者なのに被害者であると強弁する。一見するともっともらしく聞こえる嘘八百を、延々と一方的に並べ立てる。これを「詭弁」と言う。そうした発信を何回も繰り返すことで加害者が被害者にすり替えられ、「既得権益」と戦うヒーローとして刷り込まれていく。「洗脳」の完成だ。

 そして人々は「真実を見つけた」と勘違いの喜びで満たされる。さらに「マスゴミの偏向報道」という呪文のような言葉が拡散されていく。詭弁がまかり通る空気が熱狂とともに、社会に浸透しつつある恐怖。メディアリテラシーの言葉が虚しい。ファシズムの始まりだ。

◇◇◇

 斎藤元彦兵庫県知事「(自分は)民意を受けた立場でもあるから、職員の皆さんは一緒にやっていくことが地方公務員としての責務」。中堅職員の一人は「責務」の部分に引っかかったという。「知事の態度は何も変わっていない」(朝日夕刊)。だよなあ。ごもっとも。斎藤知事の正体がよく出ている。

 (半分の)民意を受けたから何をやってもいい訳じゃない。県職員は首長に何でも従わなければならないとも限らない。公務員は全体の奉仕者であり市民の奉仕者なのであって、首長に奉仕する下僕ではない。斎藤元彦知事の傲慢さと勘違いと王様気質は変わらない。それが彼の本性だから。


11月20日(水曜日) トンデモ兵庫知事選雑感

 兵庫県知事選のデタラメぶりには驚き呆れている人が大半だろう(と信じたい)し、所詮は遠く離れた兵庫の田舎の話だと嘲笑する人も多いだろうが、しかし個人的には突き放す訳にはいかない。幼馴染のお姉ちゃんが住んでいるからだ。これまでの経緯や感想は怖くて聞けていないけど。デマ拡散や誹謗中傷などのトンデモ選挙戦の手法は、来年の都議選や参院選でも繰り返される予感。ため息。

◇◇◇

 授業冒頭で兵庫県知事選に少し触れた。デマ拡散やメディアの役割は重要テーマだ。学生の反応。「興味があった斎藤知事の件を先生が話してくれてよかったです。知事本人もパワハラを認めているし被害者が亡くなっているのに、動画やSNSの情報だけで再選されてしまうのはおかしいと感じていました」「SNSの情報を鵜呑みにし、妄信している人がとても多いことに驚く」「NHK党の立花孝志党首の言動には違和感があった。なぜ逮捕されないのだろう」「ユーチューブやSNSのデマに惑わされないように、自分で情報を調べて見極めなければと思った」など。極めて冷静で真っ当。安心した。


11月21日(木曜日) 玉泉亭サンマーメン

 食べ歩き番組などで有名な伊勢佐木町の「玉泉亭」に初めて入った。人気メニューのサンマーメンを注文する=写真。店員は愛想がなくてぶっきらぼうだけど、味は文句なしに美味しかった。横浜を席巻する脂ギトギトの豚骨系ではなく、醤油ベースのすっきりスープが細麺と野菜に合う。人気なのも納得。


11月22日(金曜日) なんじゃそりゃ

 X(ツイッター)のプロフィール欄に「リツイートはメモがわりで必ずしも賛意を示しているわけではありません」「賛意を意味しません」などと書いている人を見かけるが、何を言っているのだろうと思う。そもそもリツイートは全世界に転載し拡散する行為だと理解していないのか。場合によっては人権侵害やデマ拡散に加担する可能性もある。あまりにも無自覚で無責任極まりない。なんじゃそりゃ、である。

◇◇◇

 兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事の広報全般を任されたと自慢し、具体的なSNS戦略をネットで詳しく公開するPR会社の経営者。自己顕示欲が相当強いのは分かったけど、公職選挙法違反(買収)など違法行為の証拠を自ら暴露し披露するのがあまりにもアレ過ぎる。なんじゃそりゃ。NHK党の立花孝志党首もそうだが、民主主義を根底から破壊する愚かで醜悪な人々。


11月23日(土曜日) デマ再拡散しただけ「サタデーウオッチ9」

 酷かったな、NHK「サタデーウオッチ9」の兵庫県知事選の特集。「SNSがうねり起こす斎藤知事再選の舞台裏」などと謳いながら、自主的支援グループと称する市民やNHK党の立花孝志らの紹介が大半。「斎藤知事を否定する証拠は一つも出てこない」「パワハラはなかった」「テレビはデマを流す」といった彼らの主張(デマ)を、無批判に垂れ流すだけだった。

 斎藤元彦知事の広報全般を任されたと自慢し、具体的なSNS戦略をネットでわざわざ公開した地元PR会社の経営者には、文字通りほんの一言「広報戦略」とだけ触れておしまい。公職選挙法違反の疑いには全く言及せず。斎藤知事を「支援」する連中のデマを、ただ垂れ流して再拡散したのと変わらない。


11月24日(日曜日) 維新は斎藤兵庫知事とベッタリ

 斎藤元彦兵庫県知事と維新は、最初から最後までずっと一貫して一心同体。維新・吉村洋文代表(大阪府知事)の今回の発言で、両者の密接な関係性が改めて明確になった。そもそも公選法違反が疑われる証拠がPR会社から出てきた時期に、なんだこの気持ち悪い「総括」は。詭弁そのもの。必死すぎて笑える。

 斎藤元彦知事の初出馬の際はもちろん、失職後の出直し選挙でも、維新は実質的に裏で斎藤知事の選挙を支援していた、ということだろう。醜悪すぎる。

維新・吉村氏、兵庫県議会の自主解散要求、否定的な声相次ぐ(毎日)

→ https://mainichi.jp/articles/20241124/k00/00m/010/168000c


11月25日(月曜日) 「昔は独自取材が多かった」

 印象に残った学生の意見から。「ニュースが面白くなくなった。昔は現場に行って実情を伝える独自取材の特集が多かった。今はどこでも見られるようなニュースしか流さなくなった。好きな記者が、世界の裏側的なバラエティー番組のライターになった。メディアの信頼がなくなっているのは、こういうところではないか」(経済4年)。ごもっとも。心に響いた。

◇◇◇

 斎藤元彦兵庫県知事は全国知事会なんか出席しなくていいから、百条委員会に出ろよ。知事として百条委員会を優先させるのが筋だろう。やることなすこと言動すべてが不可解。「法律に抵触することはない」と壊れたレコードのように繰り返す。嘘八百や詭弁を平然と述べ続ける無表情が不気味。


11月27日(水曜日) 金沢八景にツリー

 金沢八景キャンパスのエントランス広場に、電飾で彩られたクリスマスツリーが登場した=写真。キリスト教系の学校だから当然だけど、いつもなら10本ほどの樹々が明るく輝くのに、今年はチャペルのほかはわずか1本だけ。ちょっと寂しい。節約かな。3号館の1階ホールにも小さなツリーがお目見え=写真。今年もいよいよ残り1カ月かあ。焦る。


11月29日(金曜日) 原発推進する国民民主党の正体

 国民民主党の玉木雄一郎代表が石破茂首相に面会し、原発の立て替えや新増設などを提言。これが国民民主党と玉木氏の正体だ。放射性廃棄物の処理も廃炉もままならず、炉心溶融した福島原発のデブリ取り出しさえ満足にできない。それで原発の再稼働や新増設なんて正気の沙汰じゃない。

 原発にかかる莫大なコストは電気料金に上乗せされる。原発による「安価で安定的な電力供給」なんて、そもそもあり得ない。原発は安全でもクリーンでも安価でもない。国民民主党は電力会社(電事連)や電力総連の方しか見ていない。支持者は騙されていることに、いい加減に気付けよ。


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