身辺雑記2025年10月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2025年10月1日〜10月31日

●後期スタート●読解力も理解力もない●ペットボトル飲料●自民党新総裁に高市早苗●「女性」なら誰でもいいのか●分かりやすいというか露骨●影の自民党総裁●公明党は本気なのか●なんと厚かましい●2度寝●やっぱり「下駄の雪」か●首班指名「よりマシな選択」●公明党が連立離脱へ●さすがにキレたか●石破首相が戦後80年の所感●ミニベロ(小径の自転車)購入●玄関先の愛車●国民民主党は信用できない●立憲は公明を味方に●トンデモ運転手●高市政権を成立させたい玉木国民民主党●馬鹿の一つ覚え●節操ないけど分かりやすい●ムジナ3頭●おぞましさ炸裂●民主主義を破壊する維新自民●今期テレビアニメ評●正体は「民意を切り捨てる」●悪夢の安倍政権の再現か●インド野菜カレー●ルーティーン●「文具の博覧会」●そこまで「にっぽん」にこだわるなら●「国旗損壊罪」の恐怖●コメ減産ってバカなのか●今期テレビドラマ3本●弱い者イジメ●リーガルシューズの廃番●まるで植民地の提督●安倍元首相と統一教会の関係は銃撃事件の本丸だ●四季はどこへ●●●ほか


10月1日(水曜日) 後期スタート

 きょうから後期(秋学期)の授業がスタート。初日の講義は金沢八景キャンパス。履修学生が確定していないのは仕方ないけど、大学の複数ある履修登録サイトの人数表示が違うので、レジュメと資料をどれだけ用意すればいいか分からず困惑。少し多めに用意して教室に向かった。

 初回はガイダンス。講義の流れの説明を終えると時間に余裕があったので急遽、外国人差別とデマ拡散に触れる。JICAの外国人交流事業に対するデマと自治体への「抗議」(実態は嫌がらせ)問題や、排外主義を煽る高市早苗の「外国人による奈良公園のシカ虐待」デマ発言に言及した。事実をねじ曲げたデマの拡散は、デマに踊らされる側にも責任がある。情報を見極めて取捨選択する力を身につけること。その重要性を強調した。

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 それにしても今年の夏休みは、引っ越しで多忙だったこともあって短かった。2カ月の夏休みのうち1カ月半は、荷物整理と転居準備と後片付けで終わってしまった。あっという間だったな。


10月2日(木曜日) 読解力も理解力もない

 自分が書いた記事を読んだ全員が、共感するか否かは別にしてきちんと理解してくれる(読解力がある)とは限らないことを、僕は経験から学習して知っている。話した内容についても同様だ。外国人差別を煽る高市早苗らのデマ発言などを授業で懇切丁寧に説明しても、思い込みと刷り込みから脱却できない学生がわずかながらいる。残念だけどそれが現実だ。

 見たいことしか見ようとせず、聞きたいことにしか耳を傾けない。だからこそ真偽を見極められずに騙され踊らされて、デマを拡散する人たちがいなくならない(むしろ増殖する)のだろう。事実をベースに議論できない状況が広がれば、民主主義社会の崩壊につながる。危うすぎる。どうしたもんかのう。


10月3日(金曜日) ペットボトル飲料

 サントリー伊右衛門の京都ブレンドがとても美味しい。近所のドラッグストアで見かけて、600MLが1本69円とかなり安値だったので買ってみた。これまでいろんなペットボトルのお茶を飲んだけど、(もともと伊右衛門は美味しいが)これが一番すっきり味わい深く飲みやすい。もちろん個人的な感想です。

 自販機のペットボトル飲料が高騰。ついに今月から1本200円台に突入するという。以前は100円が普通だった。たまに低価格販売の自販機もあるけど、120円→150円→170円とどんどん値上げ。猛暑の今夏は仕方なく自販機で高い水やお茶を買うこともあったが、さすがに200円だともう無理かな。


10月4日(土曜日) 自民党新総裁に高市早苗

 自民党総裁選の投開票。麻生太郎が麻生派の議員に対し、党員票が一番多い候補者への投票を呼びかけたのは事実上、高市早苗に入れろと指示したのに等しい。

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 小泉進次郎候補の決選投票前の演説。原稿(メモ)を全く見ず、最後まで前を向いて演説を続けたのが意外。「感謝」「融和」「すべての人に活躍の場」などの言葉を繰り返したのが特徴。具体的でなく抽象的な話に終始したのは、最後のアピールの場だから仕方ないか。

 高市早苗候補の決選投票前の演説。「にっぽん人、にっぽんを愛している」「にっぽん人の底力」などと何回も繰り返すところがいつも通り気持ち悪い。わざとらしいつくり笑顔が不気味で怖いのも相変わらず。手元の原稿(メモ)に何回も目を落とすのが気になった。

 林芳正候補の得票が、言われていたほど伸びなかったのは意外だった。これが決選投票ではどんな影響を及ぼすのだろうと、投開票番組を見ながら思った。

 候補者5人の中から、より「マシ」な次の総裁(事実上の首相)を選ぶ自民党総裁選。自民党員ではない一人の日本人として、なんとも言い難い悲しさと情けなさと怒りを感じる。なんだかなあ。

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 高市早苗が自民党新総裁に選出。世界の極右・強権・独裁者パズルが、がっちりハマってしまった。ため息しか出ない。報道・言論・表現の自由を奪う露骨な介入や締め付けが不安視される(自主規制を含む)ばかりか、教育・外交・経済にも悪影響が生じる危惧が払拭できない。デマ拡散や排外主義のさらなる横行・蔓延も心配だ。


10月5日(日曜日) 「女性」なら誰でもいいのか

 自民党総裁に高市早苗。「初の女性総裁(首相)に期待」などの「街の声」が無批判に垂れ流されているが、「女性だから期待する」「女性の励みになる」といったロジック自体が異常だ。おかしいだろう。女性なら誰でも何でもいいのか。関西の弁護士会のシンポジウムに呼ばれた時にも話したことがあるが、女性の裁判官なら誰でもいいはずがない(女性裁判官を増やすべきだとの意見に反論した)。どんな人物かが大事なのだ。

 極右で差別主義者で嘘つきで平然とデマを吹聴し拡散するファシストに、期待なんてできるわけがない。首相でも、議員でも、裁判官でも、検察官でも、弁護士でも、教員であっても同じだ。どのような感性と倫理観と人権感覚と歴史観の持ち主であるかが問われる。そこが何よりも肝心だ。性別は関係ない。


10月6日(月曜日) 分かりやすいというか露骨

 なんて分かりやすい高市早苗の自民党役員人事なんだ。というかあまりにも露骨過ぎる。麻生太郎(副総裁)に、麻生が強く推した義弟の鈴木俊一(幹事長)、萩生田光一(幹事長代行)。「衣の下に鎧」どころじゃない。麻生派、安倍派、統一教会、裏金議員を隠そうともしない。国民を舐めきっている。

 この後の閣僚人事もきっと同じ。高市総裁(たぶん首相)が女性閣僚を多く登用するというのなら、いっそのこと杉田水脈、丸川珠代らを大臣に迎えたらいかが。もっともっと分かりやすくなるよ。自民党の終わりの始まりになるとすれば、高市人事が本当の意味での「解党的出直し」の一歩かもしれない。

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 憲法改正で一致する国民民主党との連立を模索する「麻生ー高市」路線に公明党が本気で怒っているのなら、自民党との連立解消を敢然と決断すべきだろう。靖国参拝や排外主義に抗う理念が、本当に存在するのであれば。


10月7日(火曜日) 影の自民党総裁

 高市自民党新執行部が発足。終始ご機嫌で満面の笑みを隠そうともしない麻生太郎副総裁(影の自民党総裁)。マジで舐め切っている。情報番組の司会やニュースキャスターが「帽子がよく似合う」「党内政権交代のよう」などとコメント。そんなツッコミがあるか。権力を監視する報道機関とはとても思えないお粗末さ。心の底から反吐が出る。

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 ヤフコメには高市シンパ(ネトウヨ)と思われる「自公連立の解消に大賛成。願ったり叶ったり」「公明党はいらない」といった書き込みがあふれている。公明党が連立離脱して自民党の選挙支援をやめれば、自民党には大打撃となるのに。浅はかだなあ。確かにかつてと比べて組織力はかなり低下しているけど、それでも公明党(創価学会)の支援がないと落選する自民党議員は結構いるのでは。まあいいけど。

 公明党がどうしても譲れないとして、高市自民党に提示した靖国参拝(歴史認識)、排外主義、政治とカネの3点。どれも致命的に度し難い問題ばかり。「落とし所」なんてあり得るのだろうか。

 高市早苗新総裁にとって靖国参拝は譲れないキモだろうし、外国人差別を煽るデマを繰り返し吹聴する高市早苗の言動を、どこをどうすれば公明党は「理解」できるのだろう。そして萩生田光一ら裏金&統一教会議員の厚遇。土下座レベルの謝罪と撤回がなければ、まともに考えたら合意なんて無理だと思うけど。


10月8日(水曜日) なんと厚かましい

 麻生太郎と安倍派(裏金議員&統一教会議員)の応援で自民党総裁に就任し、気分はもうすっかり首相の高市早苗が、土壇場で首班指名されなかったら面白いなあ。麻生太郎が君臨し、萩生田光一を平然と厚遇しているだけで常軌を逸している。なんと厚かましい。鉄槌を食らわせなアカンやろ。

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 午前9時に起きるはずが、目覚まし時計を止めて2度寝してしまう。気付いて時計を見たら午前10時を回っていた。1時間で起きたのは奇跡だと思う。大急ぎでシャワーを浴びてバスに飛び乗って大学へ。何とか授業に間に合って助かった。マジでヤバかった。


10月9日(木曜日) やっぱり「下駄の雪」か

 「自民党との連立の是非を公明党幹部に一任」。やっぱりそうきたか。連立解消が怪しくなってきた。公明党内(創価学会員)では、外国人差別(排外主義)を煽るデマを繰り返し、歴史を歪め、裏金&統一教会議員を厚遇する高市早苗自民党と一緒にやっていくのは無理だとの声が半数を占めていたようだが、「幹部一任」となれば現状維持かな。いつも通りの「下駄の雪」なら度し難い。

 萩生田光一を幹事長代行に登用するなど、裏金&統一教会議員や麻生派を重用し、「誰一人遊んでもらっては困る。人材が必要。重要ポストで活躍してもらいたい」と詭弁を弄する高市早苗自民党総裁は、全く何も反省していない。そんなのと一緒に連立が組めるとすれば驚愕しかない。公明党にせよ、国民民主党にせよ。党員や支持者は怒った方がいい。

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 昨日の金沢八景キャンパスの授業も、今日の関内キャンパスも割とうまくいった気がする。学生の反応も悪くなかったし。まあ2回目はどの科目もいつもこんな感じかな。この後3回目以降の授業も、前向きに参加してくれるとうれしい。


10月10日(金曜日) 首班指名「よりマシ」な選択

 排外主義を煽るデマを吹聴し、歴史を歪め、裏金&統一教会議員を厚遇する高市早苗政権は最悪だから、すべての政策が一致しなくても「よりマシ」な首班指名で団結するのは仕方ないかもしれない。「玉木雄一郎」でいいとまで言われて、それでも拒むところに国民民主党の救いようのなさがある。

 それならいっそのこと「麻生ー高市政権」だけは勘弁という議員が揃って、首班指名で「石破茂」の名前を書けばいい。ネットではそんな声も聞こえてくる。自民党内から造反がゾロゾロ出て、立憲民主、維新、公明、共産、れいわ、社民がまとまれば石破政権は続く。はるかにマシだろう。

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 公明党の斉藤鉄夫代表が高市早苗自民党総裁に、連立離脱の方針を伝えた。政治とカネの問題は納得できなかったが、外国人差別を煽る高市デマ発言は説明を受け入れたところが不可解。「いったん白紙。敵になったのではない」という説明が、いかにも「下駄の雪」の公明党らしい。本気の本気なら首班指名で「石破茂」と書けば。

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 さすがの「下駄の雪」の公明党もキレたか。極右総裁とは難しいと釘を刺していたのに、高市早苗が自民党総裁に選ばれた。公明党を切り捨て足蹴にするかのように国民民主党の玉木雄一郎代表と密談した。裏金&統一教会の萩生田光一を幹事長代行に据えた。顔面と顎と腹部に3連発。もう無理だと悟ったか。

 高市早苗は「一方的に連立離脱を伝えられた」と言うが、一方的にやりたい放題してきたのは高市自民党にほかならない。自覚のなさに呆れる。そりゃ「下駄の雪」にも三下りを突きつけられる。小泉進次郎氏や林芳正氏が総裁だったら、公明党は連立離脱はしなかっただろうな。

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 石破茂首相が戦後80年の所感を発表。愚かな戦争に突き進んだ過去を振り返り、文民統制の大切さを指摘し、政治権力と緊張感を持った議会とメディアの果たすべき役割にも言及した。多くの制約があるだろう中で、今日この日のこのタイミングでよく言った。高市早苗とは決定的に違う。石破首相だからこその理念と信念が込められた所感だと思う。まともな野党議員と自民党議員は首班指名で「石破茂」と書けばいいと思うよ。連立離脱する公明党の議員も。しつこく何回でも言うけど。玉木雄一郎より100倍まともだ。

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 2週間前に注文した自転車がようやく販売店に届いた。前のマンションは丘の上だったが新居の周辺はほぼ平坦地なので、電動アシストも変速機もない最もシンプルなミニベロ(小径タイプの小型自転車)を選択=写真。思った以上に軽快で乗り心地がいい。運転もしやすく、デザインもカッコよくてかわいい。雨風や盗難が心配なので、しばらくは玄関の中で保管しようと思う(過保護過ぎるかも)。


10月11日(土曜日) 玄関先の愛車

 あいにくの天気になりそうなので、愛車で外に出かけるのは断念。大人しく自宅に引きこもって、学生の書いた文章に目を通す。玄関先の愛車はこんな感じ=写真。小径の小型(ミニベロ)だから室内で保管しても、それほど圧迫感はない。

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 自民党と組んでいた公明党は信用できないが、自民党と決別した公明党は信用できる。少なくとも、国民民主党より公明党の方が信用できる。平和憲法を足蹴にし、原発を推進する姿勢だけ見ても国民民主党は論外。極右の旧民社党(旧同盟)の系譜だから全く信用ならない。国民民主党が立憲民主党と相入れず、高市早苗や麻生太郎と親和性が高いのは、成り立ちや背景を考えれば当然だろう。

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 高市早苗は連立相手の心情や信条を慮ることもできないし、自分の言動によってこの先どんな影響が起こるかを想像する政治感覚もない。トップに立つ資質が致命的に欠けている。高市早苗や玉木雄一郎が首相になるよりも、石破茂首相が続投する方が1000倍マシだ。続投しても制約なく自由にできるかは難しいだろうが、このまま退任させるのはもったいない。


10月12日(日曜日) 立憲は公明を味方に

 公明党の斉藤鉄夫代表「首班指名の決選投票は無効票か斉藤鉄夫と書くのが基本」。立憲民主党は公明党に日参し、話し合いを重ねて信頼関係を築くべきだ。今こそそういう努力をすべきだろう。基本的な政治姿勢は遠くないのだから、一緒にやっていけるはず。高市自民党や国民民主党よりはるかに近い。

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 自民党が「公明選挙区」に独自候補を擁立検討へ(朝日)。公明候補者に刺客をぶつけるとは、尋常ではない。少なくとも石破政権下ではまだ同じ与党なのに、いま言うことか。やっぱり高市早苗は控え目に言ってもクルクルパーだ。政治家としてのセンスゼロ。人としても救い難い馬鹿だ。

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 トンデモない運転手に連続で出くわした。青信号に変わった横断歩道を一呼吸置いて渡ろうとしたら、信号無視した乗用車が目の前を走り抜けた。運転手と目が合うと睨みつけられた。もう一人は駐車場から歩道に出てきた運転手。慌てて立ち止まってことなきを得たがこれも睨まれた。どちらもオバハンだった。こういう輩はきっと、そのうちどこかで大事故を起こすに違いない。そしてたぶん、自分は悪くないと開き直るのだろう。ハンドルを握るな。


10月13日(月曜日) 高市政権を成立させたい玉木国民民主党

 高市早苗が自民党総裁でなければ、公明党の連立政権離脱はたぶんなかった。離脱を突きつけられた後の対応もメチャクチャ。高市早苗の責任はものすごく大きい。怒り心頭の自民党議員は高市総裁の責任を追求すべきだし、総裁辞任を求めてもいい。首班指名では自民党から大量の造反者が出てもおかしくない。

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は、どうしてこんなに上から目線なんだろう。安保政策や原発政策で立憲民主党が自分たちのところまで降りてこないと、野党連合は無理だと頑なに言い募る。国民民主党が歩み寄ることはないとの主張に等しい。野党団結を阻んで高市政権を成立させるための言い訳としか思えない。

 そもそも野党連合は緊急避難だ。外国人差別を煽りデマを拡散し、安倍派や麻生派の裏金議員や統一教会ベッタリの高市自民党に抵抗する野党連合は次善策と言っていい。ならば一致できるところで一致して高市政権を阻止するのは、選択肢として至極当然のはず。高市自民党に共鳴する玉木国民民主党の本音は、むしろ自民党右派と一緒になりたいのだろう。


10月14日(火曜日) 馬鹿の一つ覚え

 壊れたレコードのように「基本政策の一致」と繰り返す国民民主党の玉木雄一郎代表。玉木国民民主党は麻生・高市自民党と一緒になりたくて仕方ないのだから、大義名分としてそう言うしかないのだろう。実際に自民党幹事長らから「国民民主党とは基本政策が一致している」と秋波を送られているし。(「壊れたレコード」はもはや死語でした。「馬鹿の一つ覚え」に訂正します。笑)

 「国民民主党と維新は、自民党側と立憲民主党側のどっちに行くか」と同じことを延々とアナウンスするテレビの情報番組。そこには「公明党はどこに加わるか(どこにも加わらないか)」とか「自民党内から造反者は出てくるか」といった解説は全く出てこない。共産党やれいわの動きも無視。それによって状況も変わってくるだろうに。

 今の政治混迷のすべての責任は、安倍派や麻生派の亡霊を党役員人事で厚遇し、「政治とカネ」の問題をうやむやにし、公明党から三下り半を突きつけられ、結果として国民生活に切実な物価高などの対策を放置している高市早苗自民党総裁にある。そこにすり寄る国民民主党と維新も同じ。


10月15日(水曜日) 節操ないけど分かりやすい

 維新が自民党と連立協議へ。首班指名では「高市早苗」と書くとか。なんて分かりやすい。自民党と維新と国民民主党は「基本政策が一致」しているのだから、そりゃそうなるだろう。それでも「政治とカネ」では自民党を批判していたはずなのに、なりふり構わず必死の高市自民党にあっさりなびくんだ。

 高市早苗自民党総裁は裏金&統一教会まみれの安倍派や麻生派の議員を厚遇し、外国人差別・排外主義を煽ってデマ拡散を続けているというのに。この開き直った節操のなさ。露骨だなあ。よほどの旨味があると踏んでいるのか。知らんけど。次の国政選挙で有権者が下す審判は果たして。

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 登校時や教室移動する時はほとんど降っていなかったのに、授業を終えて帰る時間になると雨がそこそこ降ってきた。天気予報に従ってもちろん折り畳み傘は持って来たけど、濡れた傘を畳むのが面倒くさいんだよなあ。などと考えながら家路に。


10月16日(木曜日) ムジナ3頭

 胡散臭さ全開。目つきと言葉の端々に感じてしまう。自民党と連立協議を始めた維新の吉村洋文代表。国民民主党と同じように「基本政策」と繰り返すが、万博会場のすぐ隣で建設中のカジノ利権で儲けたいだけではないのか。府民から何度も否決された「都構想(副首都構想)」も懲りずにまた持ち出すし。

 とにかく維新は粘着質でしつこい。利権のためなら何でもする。都合が悪くなると開き直って恫喝するのはお家芸でもある。そもそも自維国連立が成立しても、維新や国民民主党は自民党との選挙協力なんて無理では。そこが公明党と決定的に違う。でもまあ確かに親和性は極めて高いムジナ3頭ではある。


10月17日(金曜日) おぞましさ炸裂

 もう何でもアリ。自民党がNHK党や参政党とも一緒になるというのだから世も末だ。見境なく、節操なく、なりふり構わず。腐臭漂うおぞましい汚物が広がっていく。いよいよ落ちるところまで落ちたか。最後のプライドもかなぐり捨てた麻生・高市自民党。分かりやすいだけに気持ち悪さは群を抜く。

 維新が自民党との連立条件として「議員定数削減」を言い出したが、そこは本丸ではなかったはず。自民党が飲めない「政治とカネ」を後回しにして、話をすり替えるところが詭弁家の吉村洋文代表らしい。「企業団体献金禁止」は絶対に無理だが、議員定数削減なら自民党に受け入れられる余地があるからだ。自民党の延命に手を貸す「補完勢力」。

 維新の吉村洋文代表は、しゃべればしゃべるほどボロが出る。矛盾や詭弁が浮かび上がってくる。「都構想」から始まって「大阪・関西万博=カジノ」「自民党との連立協議」などなど、どれもゴリ押しと嘘と詭弁ばかり。大阪府民の多くがなぜこのような胡散臭い人物や維新を支持するのか全く理解できない。

 大阪生まれで小学6年まで大阪・関西で育った僕は、阪神タイガースは応援するけど、維新は支持も応援も信用もできないなあ。絶対に無理。


10月18日(土曜日) 民主主義を破壊する維新自民

 維新が唐突に持ち出した「議員定数削減」は、地方や少数派の声が届かない(反映されにくくなる)ことに直結する。自民党が絶対に受け入れられない「政治とカネ」の問題から論点をずらし、話をすり替えて目を逸らさせるばかりか、そもそも民主主義を衰退させ破壊することになる。

 「まず比例区の議員を減らす」という維新の吉村洋文代表の発言は、まさに地方の声や少数意見を切り捨てることにほかならない。もっともらしく詭弁を展開する維新。それに賛成する国民民主党と自民党。そこにこそ、彼らの正体が如実に現れている。誤魔化されてはいけない。


10月19日(日曜日) 今期テレビアニメ評

【2025秋テレビアニメ評】

太陽より眩しい星(TBS)今期ではダントツに面白い。高校が舞台の青春恋愛王道アニメ。河原和音の少女漫画が原作。面白くないはずがない。

◯SPY×FAMILY3期(テレ東)学園でのアーニャ活躍回は面白い。マンネリ化が心配。

◯青のオーケストラ(NHK教育)作画が怪しい所があるのが残念。吹奏楽部やオケ部に付き物のギスギス感が前面に出てくると、ちょっとしんどい。

◯終末ツーリング(MX)人間が誰もいない世界を、生き残り?の少女とアンドロイドがバイクで旅して回る。深刻な話のはずなのに、どこか楽しそうなSFアニメ。

◯永久のユウグレ(TBS)冬眠から目覚めた青年の前に現れた恋人そっくりのアンドロイド。市民を支配する管理機構「オーウェル」とは。

△最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか(MX)悪徳貴族や悪漢を徹底的にぶん殴って制裁する貴族令嬢のスカーレット。「ムカつくから殴る」という清々しさが、ある意味で痛快な不思議な作品。


10月20日(月曜日) 正体は「民意を切り捨てる」

 「身を切る改革」の正体は「民意を切り捨てる改革」。それが維新が唐突に持ち出した「議員定数削減」だ。議員は国民の代表であって、議席は議員の私物ではない。地方の声や少数意見を届ける比例議員の削減のどこが「身を切る改革」なのか。嘘と詭弁を並べて「政治とカネ」の問題をうやむやにし、高市極右自民党政権の成立を手助けする維新。気持ち悪すぎる。


10月21日(火曜日) 悪夢の安倍政権の再現か

 高市内閣誕生を伝える昼の情報番組やテレビニュースの馬鹿さ加減に、絶望的になる。「女性初の総理大臣」を全面に出して「お祝い」モード。女性なら嘘つきでも差別主義者でも極右でも何でもいいのか。「議員定数削減」にしても、「実現するべきだ」という前提で無批判に肯定的なアナウンスを垂れ流す。これでは報道ではなく「広報」だよ。

 憲法改正に緊急事態条項に原発新設に外国人排除(犯罪者の取り締まりは現行法で十分に対応できる)など、維新と自民党の政策協定はどれもこれも極右そのもの。自由と人権を抑圧するものばかりだ。これ幸いと食い付く高市自民党は論外だが、詭弁を弄してサポートする維新はさらに酷い。地獄の始まり。悪夢の安倍政権の再現だ。

 「国家のために必要ならやる」が高市早苗新首相の口癖だが、「国家のため」であって「国民のため」ではないんだよね。言葉尻をあげつらっているのではない。「国民」でなく「国家」という言葉を選択するところにこそ、極右たるこの人の本質がある。この人にとって国民は国家の僕(しもべ)なのだろう。

 「国民」あってこそ「国家」が成り立つのに、そうではなく「国家」があってこそ「国民」が存在するというのが、高市早苗新首相や自称愛国者のネトウヨらの思想だ。国家に従属する国民。完全に主客転倒している。高市新首相には「国破れて山河あり」の言葉を改めて噛み締めていただきたい。

 せっかく女性初の首相が誕生するなら、嘘つきで差別主義者で極右の高市早苗なんかではなく、もっとまともな人になってほしかった。右とか左は関係なく。

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 横浜・港南中央のインドパキスタン料理店で、野菜カレーのランチを食べた=写真。焼きたてモチモチのナンと甘いラッシーが、辛さ抑えめのカレーと合う。美味しい。インド人の店員2人にずっと見られて緊張する。店内には音声も字幕もヒンズー語の番組が流れていた。途中で日本語CMが入る。専門チャンネルなのかも。


10月23日(木曜日) ルーティーン

 大学の授業がある日の行動はほとんど固定化されている。金沢八景キャンパスで授業が終わった後は駅前の「日高屋」で野菜炒めと餃子を食べて、関内キャンパスの日は「はま寿司」というのがルーティーンだ。ただし夕方5時半を過ぎると大混雑して行列ができるので、そういう日は違うパターンを選択する。とにかく授業をすると猛烈に腹が減る。

 横浜・上大岡の京急百貨店できょうから始まった「よこはま文具の博覧会」を覗いた。7階の特設会場に個人作家らのスペースが所狭しとひしめく。並ぶのはシールやゴムのスタンプが大半。あとは栞やレターセットなど。筆記具や手帳、ペーパーウエイト、消しゴムといった類は皆無。そういうのが見たかったのに。期待外れだった。これで「文具の博覧会」と言われてもなあ。がっかりだよ。


10月24日(金曜日) そこまで「にっぽん」にこだわるなら

 所信表明演説でも相変わらず「にっぽん」「にっぽん」「にっぽんじん」と連呼する高市早苗首相。そこまで「日本」にこだわるなら、日本人の対立を煽るような言動は慎み、言論・報道の自由を脅かす圧力・威嚇・管理・統制を反省し、沖縄に一方的な犠牲を強いるのをやめて、民意を最大限に尊重しろ。日米地位協定も早急に抜本的に見直せ。

 そもそも「政治とカネ」の問題を勝手に終わったことにし、裏金議員や統一教会議員を大量に内閣の一員に登用し、事実と異なるデマの拡散を基に外国人を排斥して日本への信頼を損ねること自体、全くもって自称「愛国者」とかけ離れていると自覚すべきだ。

 高市首相の所信表明演説の中で、思わず首を傾げたのは「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」のフレーズだ。「取り戻す」ってどういうことだ。日本外交が「世界の真ん中で咲き誇った」ことなんてあったっけ。勘違いも甚だしい。安倍晋三をコピーすればいい話ではなかろうに。


10月25日(土曜日) 「国旗損壊罪」の恐怖

 自民党と維新が新設しようとしている「国旗損壊罪」のポイントは、「国家に服従せず忠誠を誓わない者は犯罪者に仕立て上げて処罰する」こと。これに尽きる。自分が所有する国旗をどのように扱おうが自由であるはずなのに処罰する。表現の自由を侵害し、市民を弾圧し抑圧し管理するのが目的の悪法だ。他者の財産権侵害を対象とする「器物損壊罪」とはまるで次元が違う。言論・報道・表現の自由や市民の基本的人権を脅かす「スパイ防止法」と立法の意図は同じだ。

 「国旗損壊罪」の新設を主張している人たちは、戦前の「治安維持法」や「不敬罪」を肯定し、「国家に服従し忠誠を誓うのは当然」と公言する時代錯誤の国家主義者。ゴリゴリの極右。始末に負えない。

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 防衛費を増額しコメは減産するってバカなのか。食料安保(主食のコメ)が不十分なままで、防衛も何もなかろうに。せっかく石破政権でコメ増産に舵を切ったのを逆転させるとは愚かすぎる。農家にたくさん作ってもらって国内供給を安定させ、余ったら輸出するなり、政府の責任で低所得層に配るなりすればいいではないか。鈴木憲和農水相と高市早苗首相のオツムの具合を疑う。


10月26日(日曜日) 今期テレビドラマ3本

 楽しみに見ている今期のテレビドラマは、今週が最終週の夜ドラ「いつか、無重力の宙で」(NHK総合)、連続テレビ小説(朝ドラ)昼の再放送枠「とと姉ちゃん」(NHK総合)、ドラマ10「シバの掟~われら犬バカ編集部~」(NHK総合)の3本。どれも面白い。「とと姉」は本放送でも見たけど。民放ドラマは不作だな。


10月27日(月曜日) 弱い者イジメ

 日本で真面目に生活する在日外国人や留学生、母国で迫害され亡命を求める外国人を虐めるのではなく、入管や警察は迷惑行為を繰り返す悪質な訪日観光客やユーチューバーこそ毅然と取り締まれよ。現行法で十分に検挙し退去処分や入国禁止にできるはずなのに、なぜ放置する。

 自称愛国者の政治家やネトウヨがやっているのは弱い者イジメばかり。排外主義ではないと強弁するが、差別と偏見とデマの拡散にほかならない。「誇り高き日本人」として恥ずかしくないのか。

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 日経平均株価が1200円超上昇し史上初の5万円台に。株価が上がったからといって、物価が下がり収入が増えて庶民の暮らしが楽になるはずもなく。こりゃめでたいと手を叩く街のオジサンたちは何がめでたいのだろう。大儲けするのは大金を投資できる富裕層。ただただ経済格差が広がるばかり。

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 ネットの情報に踊らされて、高市自民党や参政党や保守党を支持する若者たち。戦争になったら徴兵されて最前線に送り込まれるのは君たちなのに。抵抗する自由もない。そんな時代になってから、「まさかそんなはずじゃなかった」と思っても時すでに遅し。取り返しはつかないことだけは覚えておいて。


10月28日(火曜日) リーガルシューズの廃番

 長年愛用しているリーガルシューズを新調しようと専門店に行ったら、今年7月で生産中止(廃番)になったと聞かされた。軽くて履き心地がよくてようやく巡り合った一足だったのに。「人気商品で売り上げもよかったのにどうして」と店員も不思議に思ったそうだ。在庫もないという。大ショック。

 人気があるのだから再販すればいいのに。リーガルのアウトレット店でも探してもらったがなかった。解せない。代わりになりそうな似た感じのデザインと履き心地の靴を紹介された。牛革と違って鹿革なので値段が倍近くする。ううーん。でも仕方ないか。ぴったりフィットしたその靴を購入した。


10月29日(水曜日) まるで植民地の提督

 トランプ大統領をもてなすというより、揉み手ですり寄って媚びへつらうといった感じの高市早苗首相。情けなくも痛々しいその姿は、まるで植民地の総督のようだ。百歩譲って日米の圧倒的な力の差からそうせざるを得なかったとしても、トランプをノーベル平和賞の候補者に推薦するとは。いくらなんでもそりゃないだろう。国辱ものとしか言いようがない。世界中に恥を晒してどうするんだ。恥知らずにもほどがある。そこまでへつらうことに言葉を失う。


10月30日(木曜日) 安倍元首相と統一教会の関係は銃撃事件の本丸だ

 安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告の裁判。検察側は「教団側にビデオメッセージを寄せただけの安倍元首相を標的とした」として、あたかも安倍元首相は「とばっちりで銃撃された」かのような主張をするがとんでもない。安倍元首相と統一教会の関係は銃撃事件の本丸だ。

 安倍元首相をはじめ、自民党安倍派の議員らは統一教会とはベッタリ密接なズブズブの関係だったし、統一教会は自民党の政策に深く関与していた。山上被告が安倍本人を標的としたのは必然だった。飛躍でも何でもない。「たまたまメッセージを寄せただけ」といったレベルではない。テレビの情報番組でも話を矮小化しようとする自称識者がいる。論外だ。

 家庭崩壊や自殺など統一教会は多くの悲劇を生んだ。そこに安倍元首相や自民党議員らは加担したと言っていい。反社会的カルトを増長させた責任は重大だ。山上被告の個人的事件で終わらせていいはずがない。統一教会と自民党との関係をしっかり検証しなければ、第二第三の銃撃事件が起きてもおかしくない。


10月31日(金曜日) 四季はどこへ

 結構な肌寒さなのでエアコンの電源を入れた。暖房運転だ。だけど明日の横浜の最高気温は8度も上がって25度の予報。夏日じゃないか。まさか半袖が必要になるのか。もう片付けちゃったよ。気持ちのいい秋空の下で過ごせたのは数日だけ。歳時記に載るような四季はもうないのか。


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