●「置き配」標準化はあり得ない●会社は社員のものだ●溶解処分●「こいつだけはヤバイ」●国民民主党や参政党に騙されるな●「裁判長のお弁当」●「参政党」の正体●消費者の味方●裸の王様●ふるさと納税を食い物に●夫婦同姓を他者に強いるな●日本人として恥ずかしい●トランプと参政党●自民党政権は安泰●「デマ」と「いじめ」●前期の授業終了●エアコン●「インチキ野党」●参院選投開票●熱狂する不気味●「日本を大切にする心」って何だ?●今期テレビアニメ評●人の話を聞かない田中康夫候補●石破辞めるな安倍派が辞めろ」●王将の「回鍋肉」●根本原因は安倍派にある●思い切りよく判断●●●ほか
7月1日(火曜日) 「置き配」標準化はあり得ない宅配の荷物を玄関先に置く「置き配」の標準化を国土交通省が検討しているというが、あり得ないし狂気の沙汰としか思えない。再配達の負担を減らしたいのは分かるが、玄関先に放置される置き配が配達の基本なんてとんでもない。盗難や悪戯や誤配といったリスクしか思い浮かばない。
そもそも苦情や問い合わせの窓口が十分に機能していないのに、置き配による盗難や悪戯や誤配にまともに対応できるのか、はなはだ疑問だ。配達日時の事前連絡を徹底し、対面で受け取るのが大前提だろう。受け取る側の都合による再配達を有料にすればいい。あるいは再配達なしだと割引されるとか。
7月2日(水曜日) 会社は社員のものだ投資ファンド「会社は誰のものか。会社は株主のものだ」。ふざけるな。会社は社員(従業員)と経営者のものだ。株主はあくまでも会社を応援する存在で、会社を支えるために出資するのが本来の姿だろう。そこで生まれた利益(成果)がご褒美として配分される。会社を食い物にすることしか考えていない「ハゲタカ」ファンドは勘違いしている。思い上がるな。
◇◇◇
曇っているのに暑い。歩いているだけで汗が噴き出る。これで太陽が出て日光が降り注いだら。考えるだけでゾッとする。
7月3日(木曜日) 溶解処分学生に提出させた古いリアクションペーパーなどを大学に持ち込む。個人情報が含まれるのでそのまま捨てる訳にはいかず、溶解処分してもらった。紙袋に推定10キロとリュックに推定5キロ。最初は大したことないと思っていたが、しばらく歩くとずっしり重さを感じて辛くなってくる。汗もダラダラ。
大学に着くと、教務の職員さんが「暑くて大変でしたね」と言いながら中型の冷風機を用意してくれた。もちろん室内はエアコンが効いているのだけど、汗が止まらないので助かる。涼しい。生き返る。そのまましばらく仕事をするが、疲れ果ててあまり捗らない。
諦めて「はま寿司」へ向かう。今日も横浜スタジアムでは試合があるので、ベイスターズのユニフォームを着たファンで店内は大混雑(大盛況)だった。やれやれ。始球式は見ないタイプのファンらしい。日本はまだまだ平和だ。茹で蛙の状態だから、自覚していないだけかもしれないけど。
7月4日(金曜日) 「こいつだけはヤバイ」「こいつだけは絶対に当選させてはいけない」という候補者が何人もいる。自民党だけじゃない。胡散臭さ全開の新興政党にも大勢いる。差別主義者、排外主義者、国粋主義者、歴史修正主義者(都合よく事実を捻じ曲げる)、詐欺師、遵法精神の欠如した犯罪者……。自立した主権者としてしっかり一票を投じよう。それでも騙される「信者」が増殖しているのが何とも。困ったものだ。
7月5日(土曜日) 国民民主党や参政党に騙されるな都議選でも惨敗だったが、参院選でも自民党と公明党の過半数獲得は微妙と伝えられている。しかし自民党の議席が減っても、国民民主党や参政党が伸びたら意味はない。彼らは野党ではなく、自民党の補完勢力なのだから。しかも差別主義で排外主義で時代錯誤の改憲派。なおさらタチが悪い。維新も同じだ。騙されてはいけない。
7月6日(日曜日) 「裁判長のお弁当」東海テレビドキュメント「裁判長のお弁当」(2007年4月)の再放送をテレビ埼玉で見た。問題意識のない裁判官の姿が映し出されていた。忙しそうに大量の事件を淡々とこなし、愛妻弁当を昼と夜に2つ食べる。ただそれだけのしょうもない裁判官。名古屋地裁刑事1部の天野登喜治裁判長56歳(当時)。日本の司法の現実は今も変わらない。
無実の被告人を検察の主張通り有罪とした富山県の冤罪事件について、天野裁判長「裁判所として無罪とすることを探る手立てがない。同じような事件が来れば同じように有罪にしてしまうのでは」「裁判所は出された証拠によってしか認定できない。証拠の中に解明できる供述がないと認定できない」。そこには、裁判所が捜査機関の主張を鵜呑みにすることで冤罪を生んできた、という自覚も反省のカケラもない。
天野裁判長は「警察の方で必要な書類は写真等も撮って分かりやすく作ってきてくれますから」とも述べていた。それを「鵜呑み」という。真摯に事件や被告人と向き合って、30以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁の木谷明裁判長(故人)とは対極。残念ながら天野氏のような裁判官が圧倒的に多い。
7月7日(月曜日) 「参政党」の正体「参政党」という政党名と減税や日本人ファーストなどの主張だけを聞くと、もっともらしくて期待できそうな気がするかもしれない。しかしこの政党の本質は、戦前回帰を指向する国粋主義をベースにした排外主義と国家主義にある。実態は「国家」ファースト。正体は「日本ナチス党」と言っていい。
外国人を排斥し、女性の権利を縮小し、弱者を無下に扱う。弱い立場の人たちへの攻撃に同調する支持者は、その攻撃がいつか自分にも向けられる未来を想像した方がいい。外国人や女性や弱者が暮らしやすい社会は、みんなが暮らしやすいはず。参政党が主張する日本は、自由で豊かな社会の対極にある。
そもそも参政党を支える莫大な活動資金は、どこから提供されているのだろう。
7月9日(水曜日) 消費者の味方授業が終わってから駅前の「はま寿司」へ。関内キャンパスで授業がある日は、もうすっかりルーティンのようになっている。で、これだけ食べて700円もかからない(サービス券利用)=写真。なんてリーズナブルなんだ。安価なメニューも豊富だし、物価高騰の中で消費者の味方だなあ。拍手。
◇◇◇
「参政党代表に騙されるのは統一教会に騙されるようなバカ」という書き込みをネットで目にした。そうなんだよ。「参政党」は「統一教会臭」が強烈なんだよ。それのどこが「日本人ファースト」なんだよ。そんな連中に騙されて支持するなんて、頭がおかしいとしか思えない。早く目を覚ませ。
7月10日(木曜日) 裸の王様トランプがいよいよ内政干渉まで始めた。言いがかりをつけられて、関税を5倍に引き上げられたブラジルも災難だな。日本も他人事ではない。事実に基づかない思い込みと思い付きで世界中を引っ掻き回し、世界経済と国際秩序をメチャクチャにするトランプ(自国の経済も破壊している)。嫌悪され憎悪され軽蔑されていることに気付かない裸の王様。ロクな死に方をしないだろう。
7月11日(金曜日) ふるさと納税を食い物にふるさと納税を食い物にする楽天が、ポイント付与の禁止を巡り国を提訴。図々しく厚かましいにもほどがある。そもそも故郷や自治体を応援するなら「返礼品」など期待せず寄付すればいい。還付や控除で十分に優遇されるのだから。金持ち優遇のふるさと納税は不公平税制の極み。しかも仲介業者が税金を食い物にして稼ぐなんておかしいだろう。論外だ。制度そのものを根本的に見直した方がいい。
7月12日(土曜日) 夫婦同姓を他者に強いるなニュース番組に登場した選択的夫婦別姓に反対する女性が「別姓だと夫婦や家族の一体感がなくなる」と主張した。そう考えるのは自由だが、なぜ関係ないよその家族にその考えを強要しなければならないのか。全く理解できなかった。女性の主張を無批判に垂れ流す番組もどうかと思うが、そもそも「選択的」なのだから自由に選べばいいだけの話だ。他者に強いる必要はない。
「夫婦同姓」を他者に強いる。「選択的夫婦別姓」に執拗に反対する人たちの怖さはそこにある。そもそも同姓でも一体感がない家族はいくらでもあるし、別姓でも一体感のある家族は少なくない。家族のあり方に同姓か別姓かは関係ない。
安倍晋三の信者や自民党のタカ派(右派)、参政党、維新などに共通するのは、「他者に強いる」「他者の人権を侵害する」「排除する」こと。でもそれはいつか支持者である自分たちにも跳ね返ってくる。攻撃し排除し誹謗中傷する側にいると思っていたら、自分が攻撃され排除される側になるんだよ。
7月13日(日曜日) 日本人として恥ずかしいウソとデマとデタラメを吹聴し、差別と偏見と対立を煽る。それが参政党や維新だ。冷静に聞けば、彼らの虚偽と詭弁は容易に見抜けるはずだ。人種や国籍に関係なく違法行為を取り締まるのは当然。なのに「外国人排除」なんて、まともな人ならとても言えないことを大声で叫ぶ参政党。日本人として恥ずかしくて仕方ない。
7月14日(月曜日) トランプと参政党街頭インタビューに答えた参政党支持という男女「トランプ大統領を応援しているので参政党には共感する」。参政党の支持者はこんなのばかり。それのどこが「日本人ファースト」なのかさっぱりだけど、支離滅裂で論理が破綻していることはよく分かる。トランプも参政党も同じくらいヤバくて、自分ファーストで時代錯誤で排他的カルトなのは同じだ。
7月15日(火曜日) 自民党政権は安泰自民党と参政党と維新と国民民主党が連立すれば、自民党政権は安泰だね。だってみんな国家主義で戦前回帰で排他的で、基本的人権を制限し反政府思想を弾圧する改憲に賛成で、選択的夫婦別姓にも同性婚にも反対する極右政党という共通の政治思想で一致しているのだから。極めて親和性が高い。よかったね。というか、そもそも参政党と維新と国民民主党の実態は、自民党の「別働隊」なんだけどね。インチキ「野党」のフリをしているに過ぎない。
7月16日(水曜日) 「デマ」と「いじめ」「日本人はなかなか受給できないのに、外国人は生活保護が受給され優遇されている」とデマを吹聴する参政党と支持者ら。日本人も外国人も受給者は3%で変わらない。そもそも日本人の生活保護受給者をさんざん叩いていた連中が、標的を外国人に変えただけ。次はまた日本人受給者を叩くに決まっている。
参政党などがやっているのは「いじめ」でしかない。支持者は「いじめ」に同調する加担者だ。外国人を叩き、女性を叩き、同性愛者を叩き、高齢者を叩き、貧困層を叩き、沖縄を叩き、メディアを叩く。今度は誰を袋叩きにして排除するのか。次の標的はあなたかもしれない。参政党に一票を投じたら、そんな恐怖のいじめ社会がやってくる。
7月17日(木曜日) 前期の授業終了前期(春学期)の授業がすべて終わったので、manaba(大学の学習支援サイト)に学生へのメッセージをアップした。文章演習の科目を今後も履修できると勘違いしている学生が何人かいたので、1年生のみが対象の科目であること(知らないこと自体が驚きなんだけど)、文章を磨く練習はこれからも自分で続けてほしいことなどを書いた。さて次は成績評価だ。
7月18日(金曜日) エアコンリビングと寝室に設置するエアコンを家電量販店で吟味。各社からいろんな機種が出ているので迷う。夏のキャンペーンと2台まとめ買い割引で、想定していた以上に安く購入できた。基本工事設置費込みで20万円を大幅に下回った。助かる。面倒臭い手続きや準備や作業が山積するが、段取り通り進んでいる。
7月19日(土曜日) 「インチキ野党」だから何度も言っているが、与党(自民党)が過半数割れしても政権交代なんて無理だって。仮に政権交代したとしても速攻で瓦解するのは目に見えている。「野党」の結束などあり得ないし、そもそも「野党」のフリをしている「インチキ野党」だらけなのだから。参政党や維新や国民民主党は「野党」じゃない。自民党安倍派と統一教会の「別働隊」に過ぎない。そんな極右政党に騙されて大切な一票を投じても、「日本版ナチス」を再現するだけだ。いい加減に気付けよ(無理だろうけど)。
権力を監視して主権者に判断材料を提供し問題提起するのは、ジャーナリズム(報道機関)の基本中の基本であり当然の職務なのだが、痛いところを事実に基づいて突かれたことに逆上し、特にTBSを執拗に攻撃し続けるのは安倍晋三の常套手段だった。参政党はこれを完璧に踏襲している。お里が知れるとはこのことだ。排外主義極右政党の面目躍如。マジで本当に気持ち悪い。
7月20日(日曜日) 参院選投開票参院選の投票に行ってきた=写真。行列はなかったが、投票所には市民が途切れることなく訪れていた。ただ、年齢層は70代や80代と見られる高齢者ばかり。若者の投票率がアップしたという話はどこへいったんだろう。時間帯のせいか、場所の問題か、たまたまなのか、若者は期日前投票が多いのか。謎だ。
NHKはどうして出口調査を、読売新聞と日本テレビとの合同で実施したのだろう。各社独自で調査してこそ、それぞれ多様な見方や分析や予測や判断材料が示せるのに。たとえ結果が同じになったとしてもだ。独自性を放棄したら大政翼賛会になってしまう。NHKは経営に余裕があるはずなのに。
参政党と国民民主党なあ……。マジで気持ち悪い。一票を投じる人たちの気が知れない。そもそも煽られた支持者(信者)の熱狂が気持ち悪いし不気味だ。ナチスや統一教会に通じる極右カルトの恐怖。
不満や怒りの矛先を権力者に向けるのではなく、自分より弱い立場の人たちに向ける悲しさ。情けなさ。デマや嘘を大量に流して差別を煽り、外国人、生活保護受給者、女性、障害者、性的少数者を標的にする卑劣さ。いじめと全く同じ構図だ。それを恥ずかしいと思わないのが何より恐ろしい。
参院選東京選挙区で参政党新人さや当選。さや「日本人を大事にする政治が多くの人に求められている」「日本人ファーストのフレーズが誤解を受けた」。その「日本人」には帰化して日本国籍を取得した人、生活保護受給者、貧困層、自立した女性、障害者、性的少数者、反原発派、護憲派、左派は入りますか?
7月21日(月曜日) 熱狂する不気味「参政党の演説が気持ちいいです」「日本人ファーストに共感します」「涙を流してしまった。心にグッときた」。事実と異なるデマや嘘であっても、弱い立場の人々を攻撃する根拠のない誹謗中傷でも、確かめることなく信じ、不平や不満の捌け口を「排外主義」「愛国」に求めて熱狂するのが悲しい。
「日本人ファースト」という言葉の「日本人」の中身を吟味することもなく、気持ちよくなって共感する不気味。安倍政権を支持した保守層が、ごっそり参政党支持に回った。事実はどうでもいい、袋叩きにして排除する対象があれば気分がいい、という風潮がさらに大きくなることに恐怖を覚える。
◇◇◇
安倍派の反撃が始まった。「石破おろし」は、自民党を牛耳っていた安倍派の反撃だ。裏金問題や統一教会との関係を批判され、自民党主流派の座から引き摺り下ろされた安倍派の怨念が爆発する。参政党の躍進とも付合する。ますます気持ち悪い。
7月22日(火曜日) 「日本を大切にする心」って何だ?参政党新憲法案の「日本人」の定義。「国民の要件は『日本を大切にする心を有すること』を基準として法律で定める」だとさ。参政党員みんなで考えたそうだ。「日本を大切にする心」なんて人それぞれなのに、だれがどうやって判断するのか。国家(政府)に従わない者を「非国民」「反日」として弾圧した戦前の発想そのもの。
そもそも「国家権力の暴走」を縛って制限するのが憲法の役割だが、参政党の新憲法案は主権者たる国民を縛って、国民の自由と権利と基本的人権を規制する。恐ろしい時代錯誤。ぞっとする。
7月23日(水曜日) 今期テレビアニメ評【今期テレビアニメ評】
◎その着せ替え人形は恋をする/2期(MX)ダントツで面白い。
◎アン・シャーリー(赤毛のアン)/前クールから続き(NHK教育)安定感がある良作。
◎薫る花は凛と咲く(MX)王道の学園ラブストーリー。このアニメ大好き。
◯ウィッチウォッチ/続き(TBS)前クールと比べるとトーンダウンしたか、と思ったが盛り返す。
◯ダンダダン/2期(TBS)前期と比べるとやや冗長。
◯宇宙人ムームー/続き(MX)ムームーと桜子はそのままでいいと思う。
◯追放者食堂へようこそ(MX)食堂の大将とアトリエが微笑ましい。
△タコピーの原罪(配信=TBS)宇宙人のタコピーがウザすぎてイライラする。
△サイレント・ウィッチ沈黙の魔女の隠しごと(MX)
△公女殿下の家庭教師(MX)
7月24日(木曜日) 人の話を聞かない田中康夫候補上大岡駅前で、横浜市長選に出馬している田中康夫候補の演説を聞いた。学校給食の話のほかは、長野県知事時代の自慢など脈絡ない演説が1時間近くダラダラと続いた。無駄に長い。ターミナル駅だから人の流れは多いが、立ち止まって耳を傾けるのは20数人ほど。大半が60代以上の高齢者だった=写真。
演説を終えた田中康夫候補に、一つだけ質問があるのですがと話しかけた。どうぞと言うので、市長になったら長野県知事の時のようにまた記者クラブに介入するのでしょうかと聞いた。「いろいろ考えているけど、あなたの期待しているようになりますよ」。ええーっと、僕の考えは何も伝えていないのだけど……。
「あなたの意見は?」と聞かれたので、「権力の報道機関への介入はよくないと思う」と答えると、「警察や検察の記者クラブは捜査機関側が仕切っている。それには何も言わない」などと一方的に捲し立てて去って行った。いや、横浜市政クラブの話を聞いているのだが。田中康夫氏が人の話を全く聞かないし、聞こうとしないことはよく分かった。
大学のジャーナリズムの講義では毎年必ず、田中康夫長野県知事の記者クラブ介入問題を取り上げる。それだけに田中氏が横浜市長になったらどうするつもりなのか、長野県知事の時と同じことをまた繰り返すのか、そこは確認しておきたかった。しかしそもそも人の話を聞かないのは論外だよなあ。
田中康夫氏は想像通りのヤバイ政治家(権力者)だった。記者クラブに問題はあるが、それは記者側が自主的に自律的に改革すべきことだ。権力を監視する側に対し、監視される側の権力者があれこれ口を出して介入するのは根本的におかしい。報道と権力の関係性を理解していないのは致命的だ。
7月25日(金曜日) 「石破辞めるな安倍派が辞めろ」首相官邸前で石破茂首相の続投を求める市民デモ。「石破辞めるな安倍派が辞めろ」のプラカードが最も本質を突いている。「選挙結果を無視した矛盾する行為」と批判する「識者」が目立つが、極右が跋扈する政界や腐った自民党の中で石破首相はまだマシだ、との声は至極真っ当で何も矛盾しないと思う。
石破首相の続投を求める声は選挙結果と矛盾しない。選挙区と比例代表で選択肢が異なるのと同じだ。自民党も酷いし野党の一部(極右勢力)も酷い、と有権者が危機感を抱いている証左である。冷静に考えて石破首相の言動は、(自民党だけでなく政界全体の中でも)まともで誠実だ。
7月26日(土曜日) 王将の「回鍋肉」牛丼チェーンの松屋の「回鍋肉定食」と餃子の王将の「回鍋肉セット」=写真。当たり前だけど味が全然違う。王将の回鍋肉の方が断然美味しい。松屋も不味くはないのだが単調で深みに欠ける。王将で食べると違いが際立つ。タレが濃厚でこってりしていて味付けが別物だ。王将、美味っ。
7月28日(月曜日) 根本原因は安倍派にある自民党両院議員懇談会で石破退陣を声高に主張したのは、旧安倍派や統一教会と関係が深い「裏金議員」たち。そもそも自民惨敗の根本原因は彼らにある。懇談会の冒頭挨拶で石破茂首相は、参院選の結果について「自民党の政策が届かなかったのか党組織の問題か」と遠回しに触れた。これこそ問題の本質だ。諸悪の根源は安倍派。まず徹底解明しなければならないのは裏金問題と統一教会との関係であり、退場すべきは旧安倍派の面々にほかならない。恥知らずにもほどがある。
7月31日(木曜日) 思い切りよく判断ひたすら部屋を片付けているが、ようやく先が見えてきた。要らないと判断したものはどんどん捨てているのに、捨てても捨てても片付かない。いかに必要ないものを無駄に溜め込んでいたか改めて気付く。ネックは大量の取材資料。とにかく思い切りよく判断するのが肝要だ。それでも減らないんだよなあ。