身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2006年8月1日〜8月31日

●亀田戦の判定はおかしい●TBSの異様な姿勢●絶品の焼き鳥●やくみつるの「挑発」●クレーン船●小泉首相が靖国参拝●加藤元幹事長宅に放火●戦争展にて●熱闘甲子園●能登地区教研●アニメ版「時をかける少女」●飲酒運転は生涯運転させるな●都立病院労組で学習会●●●ほか


8月1日(火曜日) ボラ原稿

 県立高校の先生の自主研究グループから頼まれていたボランティア原稿を、約1カ月ほど遅れてようやく出す。会報発行に支障が生じたのではないか。申し訳ないです。


8月2日(水曜日) 亀田戦の判定はおかしい

 世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級のタイトルマッチで、亀田興毅がベネズエラのランダエタに判定勝ちした。テレビで観戦した試合そのものは接戦で面白かったが、判定結果はとても納得できるようなものではなかった。ものすごく疑問の残る信じられない判定だった。1Rでダウンした後の亀田の表情は、恐怖と焦燥感に引きつっていた。「うっそーん、どう見たって亀田の負けじゃん」というのが率直な感想だ。亀田の劣勢は1Rのダウンだけじゃない。後半もずっとフラフラだった。パンチを食らって、亀田はクリンチばかりしていた。亀田の判定負けは歴然としとるがな。実際のところ、判定に対する疑問の声や亀田へのブーイングは、試合直後から猛烈に吹き出ているらしい。

 そもそも判定結果以上に、亀田親子の人間性や社会的態度こそおかしい。テレビ局(特に試合を独占生中継しているTBS)は、しきりに亀田親子の家族愛を強調して持ち上げているが、家族愛や親子愛云々以前の問題として、あの親子の言動は真っ当な社会人としてきわめて不適当だろう。記者会見などでの言葉遣いもそうだが、亀田はまず、対戦相手に対して礼儀と敬意を払うべきだ。

 なにはともあれ、試合でぶん殴って殺してしまうかもしれない対戦相手に、とにかく最大限の敬意を払えよと言いたい。ボクシングがほかのスポーツと決定的に違うのは、文字通り命がけだという点だ。殴り合いによって対戦相手は死ぬかもしれない。ボクシングはそういう危険性と常に隣り合わせの競技だろう。だからこそほかのスポーツ以上に、対戦相手を尊敬して礼を尽くすという態度であってほしい。しかし、亀田や亀田の父親の振る舞いは「礼儀と敬意」からはほど遠いものがある。仮にそれがパフォーマンスや演出だとしても。そういう意味では同じように、ワールドベースボール・クラシック(WBC)の際に対戦チーム国に対して礼を失する態度を示したイチローも、とてもじゃないが尊敬できる選手ではない(と少なくとも僕は感じている)。

 テレビで試合を見ていた視聴者の中には、亀田本人がノックダウンするシーンを期待していた人もかなり多かったのではないかと思われる。強烈なパンチを浴びてダウンし、恐怖と焦燥感に引きつった亀田の表情を見て喝采を叫んだ視聴者も多かったろう。もちろん亀田ファンも多いだろうが、アンチ亀田もこれまた相当多い。亀田は悪役ヒーローになりつつある。これまでの傲慢不遜な言動や態度が、世論の反発を呼んでしまっているのだ。偉そうな口を叩いてもマジで完勝するならそれもいい。しかし言行不一致だった場合は、総スカンを食らうのが世の常なのである。今回の試合結果がまさにそれだろう。亀田親子はそこのところが理解できてないようだ。社会的に発言するというのはそれだけのリスクを背負う。

 亀田本人が一生懸命に練習して、試合でも頑張ったのは認める。だけど、命をかけて戦うボクシング選手なら、対戦相手や周囲の人へ尊敬の念を持って接したほうがいい。そうすれば亀田親子も周囲から尊敬される存在になるだろう。微妙な判定が出されても、少なくとも罵倒や非難の嵐を浴びることはあるまい。


8月3日(木曜日) TBSの異様な姿勢

 亀田・ランダエタ戦の結果に対して、生中継したTBSに視聴者から苦情の電話が殺到しているという。そりゃそうだろう。しかし試合結果そのものよりも、むしろ試合を放送した後の、判定結果に対するTBSの「無批判な伝え方」こそが問題ではないか。実際、TBSの番組はニュースもワイドショーもすべて、世界チャンピオンになった亀田をただ誉め称えるだけだった。新聞各紙はもちろん他局はどこも、判定結果に疑問の声があることを繰り返し伝えていただけに、TBSの放送姿勢はとても異様に映った。

 判定に対する苦情は、本来は世界ボクシング協会(WBA)に言うのが筋だろう。しかし視聴者から苦情がTBSに寄せられているのは、判定のおかしさや疑問の声がある事実をTBSがきちんと伝えていないというのも、理由の一つにあるのではないか。ジャーナリズムの基本姿勢として、少なくとも中立公正の立場で事実を報道する責任がTBSにはあるはずだ。亀田戦を放送したいがために、TBSはWBAと亀田父子にヘコヘコして、ひたすらご機嫌を取っているとしか思えないのだが、それでまともな報道機関として視聴者の信頼を得ることはできるのだろうか。

 いくら独占放送するために亀田一家と親密な関係を維持しなければならないとはいえ、TBSのニュースやワイドショーが、亀田ヨイショしかしないのは大いに疑問を感じる。まともな報道機関がやることではない。目先の高視聴率は稼げるかもしれないが、視聴者の信頼を決定的に失うことになりかねない。TBSスポーツ部のプロデューサーは、取り返しのつかない方向に突き進んでいる。


8月5日(土曜日) 絶品の焼き鳥

 午後から藤沢。県立高校の先生たちの自主研究サークルに参加する。この日のテーマは「指導力不足教員の判定制度と問題点」。指導力不足教員のレッテル貼りが脅しとなり、現場の教職員に委縮効果が生じる、管理体制の強化につながる、職員室の風通しが悪くなる、校長と教職員との対立が進む要因となる──といった報告や議論があった。本来は研修などを通じて現場復帰を目指すためのものだとされているが、実際には退職を強要する(退職に追い込む)制度になっているのではないか、教職員の思想・信条をターゲットにされる危険性がある──などの指摘もあった。だからこそ、公正で透明度の高い基準や運用が重要になってくるのだろう。

 終了後、藤沢市内の焼き鳥屋で飲み会。初めて入ったこの店の豚と鳥の料理はどれも最高に美味かった。ハツ、カシラ、レバは焼き加減も味付けも歯ごたえも絶品。こんなに美味しい焼き鳥(豚)を食べるのは久しぶりだ。追加を頼もうとしたら、ほかのお客さんからも注文があるので、申し訳ないけど1種類について1人1本だけにして下さいと店の人に言われる。なるほどそれはもっともだ。一理あるな。なかなか良心的な接客姿勢じゃないか。店のつくりや内装も渋くてカッコいい。ほかの参加者も気に入ったみたいだ。


8月7日(月曜日) やくみつるの「挑発」

 亀田興毅選手の父親が朝のスタジオに乗り込んで、「微妙な判定結果」をめぐって漫画家のやくみつると対決したワイドショー(テレビ朝日)を見た。やくみつるの「挑発」は、傲慢で社会常識に欠ける亀田親子への精一杯の「教育的指導」だろう。威圧的な態度と表情で威嚇する亀田の父親に対して、やくみつるはよく頑張ったと思うよ。感動した。というよりも面白かった。


8月14日(月曜日) クレーン船

 江戸川区と浦安市の都県境を流れる旧江戸川で、遡上していたクレーン船が川をまたぐ送電線に接触して、首都圏の約140万世帯が大規模停電した。クレーンのアームを立てたまま航行していたというが、そもそもクレーンを上げた状態で船を移動させることが理解に苦しむ。現場に到着するまで、クレーンは下げておくのが常識だろうに。ちょっとは想像力を働かせろよと言いたい。デタラメな仕事の姿勢に呆れるばかりだ。


8月15日(火曜日) 小泉首相が靖国参拝

 小泉首相が靖国神社を参拝した。首相の靖国参拝に批判の声が出ていることに対して、小泉首相は記者会見で「中国・韓国が不快に思うことはやるなということだ」と反論しているが、中国・韓国がどうこうではなく、まさにこれは日本の国内問題だろう。日本政府が戦争責任をどのように認識しているかが問題なのだ。小泉首相の発言は、いつものことながら論点ずらしもはなはなだしい。

 さらに小泉首相は、「戦没者全体に対して哀悼の念を表するために参拝している」と説明しているが、だったら参拝するのは靖国神社でなくてもいいではないか。なぜ靖国神社でなければならないのか、については全く説明していない。

 小泉首相の発言はいつもいい加減でデタラメだ。相変わらずの支離滅裂ぶりと詭弁のオンパレードには、呆れるばかりである。そもそも日本軍国主義の総本山である靖国神社を、日本政府の最高責任者が何のためらいもなく平然と参拝することの意味が問われているのだが、そういう問題意識は小泉首相には全くないようだ。


8月16日(水曜日) 加藤元幹事長宅に放火

 自民党元幹事長の加藤紘一衆院議員の山形県鶴岡市にある実家と事務所が、右翼団体幹部の男に放火されて全焼した。加藤氏は一貫して、小泉首相の靖国参拝に批判的な発言を続けていた。放火された日もテレビのニュース番組に出演して、靖国参拝に異議を唱えていた。言論活動を暴力で封じる問答無用のテロであるとすれば、これは断じて許すことはできない。民主主義の根幹を否定する行為にほかならないからだ。ことは政治家や報道関係者だけの問題ではない。すべての人の表現の自由にかかわる問題である。


8月18日(金曜日) 戦争展にて

 めちゃめちゃ暑くて、歩いてるだけでぶっ倒れそうだ。午後から東京・新宿。「平和のための戦争展」の特別企画「教育の現状」に招かれて話をする。「日の丸・君が代」をめぐって、東京の教育現場で「管理と統制」が強まっている現状を解説したのだが、あまりにも低レベルの質問が多くてあきれた。いろんな集会や学習会で話をすることがあるが、こんなにも理解力がなくてコミュニケーション能力に劣る質問がいくつも寄せられたのは、これまでにちょっと経験がない。ちなみに主催者やスタッフの皆さんの対応はきちんとしていた。たまたま変な来場者が多かったのかもね。

 呆れたのは、話が終わった後の質疑応答の場面だ。まず初老の男性から、「現状についてはよく分かったが、われわれがどうすればいいかという運動論が語られなかった。講師の方は話の構成をどう考えているのか」と詰問された。ばっかじゃないの。人の話をちゃんと聞いていたのかよ。問題の背景や考え方や見方に関するヒントは、話の中に盛り込んであっただろうが。あとは自分で考えて判断して行動すればいいじゃん。だれかに方向を示されないと自分自身では考えられない「指示待ち人間」なのか。それに、僕はジャーナリストであって運動家ではない。運動論を語ってほしければ運動家に話を聞けばいいだろう。そもそも、この日のテーマは「教育の現状」であって、教育現場の状況について話をするように頼まれたのだ。「運動論」を議論する場ではなかろう。自分の理解力不足と一方的な思い込みをもとに、どうしてこれほど偉そうに質問できるのかねえ。失礼にもほどがある。もちろん僕は、こんなストレートな言い方はせずに遠回しに答えたけど(汗)。そうしたら初老の男性は「甘受します」だとさ。内心、怒り心頭でした。

 次に質問に立ったのは、戦争体験者だという高齢の男性。「戦争で使われた『日の丸・君が代』は絶対に許してはならない存在だ。講師の方は、強制が問題で好きな人は自由にすればいいと言われたが、受け入れられない」と意見表明をされた。まあ、そういう意見はあるだろうと予想していたし、戦争体験者がそのように考えるのは理解できる。その人がそう思うのは自由だが、僕も同じように思えというのならそれは受け入れられない。そもそも「日の丸・君が代」でなくて、別の旗や歌なら問題はないのだろうか。問題の本質は、旗や歌を道具として使って、「全員を一律に同じ方向に向けさせようとする動き」にある。そういうことが平然と行われる先に、戦争へと突き進む社会が待っているのではないか。講演の中でもそんな話をしたはずだが、戦争体験者の男性は何も理解していないようだった。典型的な「思考停止」状態だ。どっと疲れました。

 もう一人は、中年の女性。「教師が生徒や親に向き合わず、対話をしてこなかったことにも問題があると講師の方は指摘されたが、戦争や都政や教育についてマスコミが書かないのが悪い。マスコミの責任についてどう考えているのか」と糾弾された。確かにマスコミの責任も大きいが、マスコミだけの問題ではないだろう。ことは日本社会の「民主主義の成熟度」の問題だと思う。だからこそ、説明責任を果たしてこなかった教師自身にも責任があるし、僕も含めて市民の一人一人が、会社や組合や地域や家庭で言うべきことを言わなければダメだと指摘したのだが、中年女性は「とにかくマスコミがすべて悪い」の一点張りなのだった。そもそもなぜ僕が叱責されなければならないのか全く理解できないし、マスコミの問題はまた別の論点だろうに。おばさん、思い込みが激しすぎるよ。

 とまあこんな感じで、かなりエキセントリックな方々が、ご自分の脳内に凝縮した一方的な思いを噴出された。「なんて失礼な人たちだろう」と最初は怒りを覚えるだけだったが、いい年齢した大人が相手の話をまるで聞こうとせず、言いたいことだけを一方的に発言する風景を眺めていると、驚くやら呆れるやら絶句するやらで、なんだかすごくかわいそうに思えてきた。どうすれば自分の考えが相手に伝わるか、他人とコミュニケーションするとはどういうことなのか、まずはそこから学習した方がいいのではないか。そうでないと、社会を変えるなんて到底不可能だと思うよ。


8月21日(月曜日) 熱闘甲子園

 全国高校野球の決勝戦は、駒大苫小牧と早稲田実業が延長15回を戦って1対1の引き分けで再試合。そして翌日の再試合は、早実が4対3で苫小牧を下して初優勝した。いい試合だったけどNHKの実況が不愉快だった。きのうからNHKは露骨に早実びいきの実況放送をしてるんだよなあ。朝日系列(ABC朝日放送)は、どっちかというと苫小牧を応援している感じだが、それでもNHKほどじゃない。NHKアナウンサーの「あと2人で優勝です」はないだろうと思った。熱戦を繰り広げている両校ナインに失礼だよ。

 それにしても、両校のエース投手の力投は見事だった。早実の斎藤佑樹投手と苫小牧の田中将大投手が、お互いをよきライバルとして認め合い尊敬し合う姿は、すがすがしささえ感じた。それに比べて、彼らとほぼ同年代の亀田興毅の傲慢な態度ときたら…。いや、たぶん多くの人が同じことを感じただろうし、そんなのと比べるのは2人のエースに失礼だから、これ以上はもうやめておこう。


8月23日(水曜日) 能登地区教研

 朝の全日空便で羽田から石川県の能登へ。能登空港に降りたのは始めてだが、とても広々とした空間が広がっているのに驚く。というか周りに何もない。のどかでいい感じだ。石川県高等学校教職員組合の地区教研集会で講演。空港まで組合役員の方が車で迎えに来てくれる。教育基本法改正を先取りする形で「管理と統制」が進む都立高校の実態について、全体会で1時間ほど話をした。質疑応答の後、分科会にも出席したが、睡眠不足で眠くてたまらない。睡魔に耐えるのがかなり辛かった(汗)。夕方から割烹旅館で懇親会。旅館の女将さんが付きっきりで世話を焼いてくれる。地元の海の幸が盛り沢山で、どの料理も美味い。旅館の前には穴水港の水面が広がる。絶景のロケーション。和室の部屋は広いし役得だ。


8月24日(木曜日) アニメ版「時をかける少女」

 能登に一泊。飛行機の出発時刻まで、午前中は高教組の役員の方が輪島の朝市や千枚田などを案内してくれた。朝市といっても早朝だけでなく、午前中いっぱいは魚介類や野菜、加工品、輪島塗りや土産品を並べた店がひしめいていて、大勢の観光客や地元の人たちでにぎわっている。お祭りの縁日みたいで、ぶらぶら歩いているだけで楽しい。おかげで輪島の朝を堪能できました。お忙しいところ本当にありがとうございました。

 昼前の全日空便で羽田へ。品川や新宿の書店を散策してから、テアトル新宿でアニメ「時をかける少女」(細田守監督)を観る。原作は言わずもがなの筒井康隆の小説。これまでに、NHK少年ドラマシリーズの「タイム・トラベラー」や大林宣彦監督の映画「時をかける少女」という形で、それぞれの時代の空気を取り入れながら見事に映像化されてきたが、今回初めてアニメ化された「時をかける少女」もまた素晴らしい出来だった。原作小説のファンであり、少年ドラマシリーズも大林作品も観てきた「時かけ」ファンの一人として、今回のアニメ作品に惜しみない拍手を送りたい。

 なんといっても、ヒロインで高校2年生の紺野真琴をはじめ、登場するキャラクターがみんなとても魅力的だ。そして、真琴が自分の意思で繰り返しタイムリープ(時間跳躍)して、何回も過去をやり直すことで生じてくる歪みと混乱の描き方、緊張感と切なさがあふれる終盤シーンがこれまた秀逸だ。行動力があって元気いっぱいのヒロイン真琴の表情や美しい背景美術を観ていると、スタジオジブリ作品ではないのに、これこそが本来のジブリ作品ではないかと思えてくる。ドキドキワクワクしながら楽しめる、そんな初期のジブリのテイストさえ感じさせるアニメ版「時かけ」だった。

 夕方から都内の弁護士事務所。「日の丸・君が代」強制に反対する都立高校の先生たちの裁判支援会議に顔を出す。


8月27日(日曜日) 飲酒運転は生涯運転させるな

 福岡で飲酒運転の車が前の車に追突し、3人の幼い子どもが死亡した。酒を飲んで車を運転する人間に同情の余地は全くなし。殺人罪を適用していいくらいだ。酒を飲んで運転すれば注意力が散漫になって、安全に運転できなくなるのは分かっているのだから。その結果どういうことになるか予想がつくのに、それでもあえて飲酒してハンドルを握っているのだから確信犯ではないか。そもそも酒気帯び運転も飲酒運転も同罪だろう。区別すること自体がおかしい。一度でも飲酒運転や酒気帯び運転が発覚したドライバーは、事故を起こしても起こしていなくても、生涯もう二度と運転免許の取得ができないようにすべきである。「走る凶器」を酒を飲んで運転しようだなんて、そんなことを平然と考えて実行するのがもうとんでもない話だ。どうしてそんな輩(やから)に車を運転させるのか。日本社会はなぜこうも飲酒運転に甘いのか全く理解できない。


8月31日(木曜日) 都立病院労組で学習会

 都立病院の労働組合に頼まれて学習会で講演。午前の部と午後の部で、同じ内容の話を2回繰り返す。授業じゃあるまいし、こんなのは初めてだ。テーマは「管理と統制が進む教育現場」について。忙しい看護師さんら医療従事者たちが対象なので、時間差で取る昼休みの時間に慌ただしく30分ずつ話をする。みんな疲れているだろうに、暗くて難しい話を聴く余裕なんてあるのかなあ。参加者はそれほど多くはなかったが、それなりに耳を傾けてくれたみたいではある。平和や教育基本法について考える学習会だそうで、毎日の仕事に追われるだけの労働者ではまずい、との危機意識が組合側にはあるらしい。果たして成果はあったのだろうか。


2006年9月の「身辺雑記」へ進む


ご意見・ご感想などはこちらまで

身辺雑記のメーン(総目次)へ戻る

フロントページへ戻る

[NEW][EVA][カレカノ][トトロ][映画][セカンド][リンク][作者][BBS]