身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2019年5月1日〜5月31日

●テレビドラマお気に入り4本●聖教新聞1面に仰天●憲法記念日に改めて思う●今期テレビアニメ評●確実に成長●録画機がフリーズ●理解不能●言うべきことが言える人●法治主義が危うい●ネトウヨの暴走●文章力アップに一安心●受講姿勢に変化●大相撲も蹂躙か●ハルピンラーメン●支離滅裂のネトウヨ議員●鮨詰めバスに閉口●都内は平穏●卑怯者が主権者をコケにする●過剰接待の異様●政権に都合よく●子どもたちの受難●風情ある渋い焼き鳥屋●値上げラッシュ●微妙な幸運●●●ほか


5月1日(水曜日) テレビドラマお気に入り4本

 面白いドラマが珍しく4つも揃った。毎回とても楽しみ。◎日曜劇場「集団左遷!!」(TBS)逆境をはねのけて大逆転を目指すのは、このドラマ枠の必勝パターン。安心して見ていられる。熱血銀行支店長役の福山雅治のかなり過剰気味な熱演もまたよし。◎火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります」(TBS)マイペースながら人間味があり、定時退社するという正論を貫く結衣(吉高由里子)に共感。会社内の人間関係を見事に表現。

 ◎ドラマ24「きのう何食べた?」(テレ東)弁護士シロさんと美容師ケンジのゲイカップルを演じる西島秀俊と内野聖陽の名演技が、ドラマの世界観を違和感なく見せてくれる。シロさんが作る深夜の料理映像はまさに「飯テロ」。◎「俺のスカート、どこ行った?」(日テレ)「女装家の私立高校教師・原田のぶお=52歳」を演じる古田新太に度肝を抜かれる。ハチャメチャな熱血ぶりが痛快。/というわけで以上4本、いずれも俳優陣の演技力が光る。お気に入りのドラマ。

 元号が新しくなったからといって、時代がリセットされることはないし、社会の矛盾や歪みが一掃されるわけでもない。市民生活の何がどう変わって、どんなプラスになるのかさっぱり分からないけど、令和になっても面白いドラマやアニメを見て、興味深い本を読むという日常は変わらない。


5月2日(木曜日) 聖教新聞1面に仰天

 創価学会の機関紙「聖教新聞」1面トップに踊る「新天皇陛下即位」の大見出しにびっくり仰天した=写真。日ごろは「池田大作名誉会長に勲章」「池田大作名誉会長が名誉市民に」だとか「新しい会館が完成」といった、とにかく手前味噌な話題(機関紙だから当然と言えば当然なのだろうけど)しか、1面トップに掲載しないのが同紙の常だったからだ。そこに大きく登場した新天皇陛下。創価学会の学会員(信者)にとって、一番偉いのは池田大作氏じゃないのかな? 素朴な疑問。


5月3日(金曜日) 憲法記念日に改めて思う

 憲法記念日といえば、朝日新聞阪神支局襲撃事件の衝撃が忘れられない。支局員が殺傷された朝日だけでなく全国の新聞記者に衝撃が走った。ジャーナリズムの根幹を揺るがすテロであり、記者としても、市民としても忘れてはならない事件の一つだ。あれから32年。理不尽で凶悪な刃は形を変えて、さまざまな場面でメディアばかりか市民にも向けられつつある。

 圧倒的多数の民意を無視して傍若無人の横暴を繰り返す、辺野古の海の埋め立てもその一つ。大事故を起こした原発の再稼働もその一つ。公文書の改竄や隠蔽や廃棄にしてもそうだ。国家権力(安倍政権)によるテロ行為にほかならない。権力を縛る憲法や立憲主義を愚弄し、踏みにじり骨抜きにして好き勝手する、これほどひどい政権は断じて容認できない。憲法記念日に改めて強く思う。


5月4日(土曜日) 今期テレビアニメ評

 度し難い駄作が目立つ今期のテレビアニメ。見るに値する作品が少ないなあ、というのが率直な感想だ。しかしそれでもまあ、そこそこ面白い作品も(再放送を含めて)少なからずあるわけで……。

 ◎フルーツバスケット(テレ東)絶大な人気を集めた旧作を再アニメ化。作画も声も違和感なし。◎どろろ(MX)前期から引き続き放送。◎【再放送】クロスゲーム(MX)。◎【再放送】けいおん(MX)。◎【再放送】冴えない彼女の育てかた(MX)。◯【再放送】この素晴らしい世界に祝福を2(MX)。

 △MIX(日テレ)同じあだち充の「クロスゲーム」には遠く及ばない出来だけど。△世話やきキツネの仙狐さん(MX)神使のキツネ(800歳)に深夜に癒される。こんなキツネ、うちにも来てほしいなあ。△ぼくたちは勉強ができない(MX)第1話の文系理系の進路選択設定には違和感があったが、その後の展開はそこそこ楽しめる。△真夜中のオカルト公務員(MX)都会にうごめく「物の怪」を見回る地方公務員。右往左往させられる様が興味深い。

 ▲鬼滅の刃(MX)鬼にされた妹を人間に戻すため修行に励め。▲この音とまれ!(MX)廃部寸前の筝曲部を立て直す熱血部活モノ。▲賢者の孫(MX)何も考えずに見るならアリかも。


5月6日-7日(月曜日-火曜日) 確実に成長

 連休前の授業で学生に書かせた作文をひたすら添削。初回に提出させた作文と比べて、内容(切り口)も文章表現力も構成力も格段にアップした文章が多い。ほぼ全員が確実に成長していることに驚いた。優秀作を選ぶのにかなり悩む。それくらい、よく書けている作文が多かったということだ。うれしい悲鳴である。あれこれアドバイスして指導した甲斐があったかも。


5月8日(水曜日) 録画機がフリーズ

 録画機が予約番組表の画面で突然フリーズしてしまった。テレビのリモコンは作動するが、録画機はうんともすんとも反応しない。購入してまだ半年ほどなのにマジかよ。家電量販店に相談したら、リセットボタンを押して下さいと言われた。実行すると一発で復活して正常に戻った。パソコンでいうと再起動か。録画機にもそんなボタンがあるなんて知らなかったよ。無知を恥じる。

◇◇

 何の落ち度もない散歩中の保育園児の列に、乗用車が突っ込むなんて。歩道の安全な位置で信号待ちをしていて、しかも保育士は子どもたちを守るようにガードして立っていたという。これで歩道に突っ込まれたら防ぎようがないではないか。園児2人が死亡、1人が重体、10人が重軽傷。あまりにも理不尽でむごすぎる。滋賀県大津市の事故の犠牲者に合掌。


5月9日(木曜日) 理解不能

 夕方から横浜駅近くの居酒屋で先輩記者の皆さんと飲み会。数年前に定年退職して悠悠自適の先輩記者が、「なんでもいいから何か書かせてくれるところないかな」と僕に話を振ってきた。「何かっておかしくありませんか。伝えたいことがあるから書くんじゃないんですか。書きたいことを書いて持ち込みをすればいいじゃないですか」。どうも話が通じていないようだった。話がかみ合わない。理解不能である。

◇◇

 「あと出しジャンケン」も何も、そもそも税金の地方還元を目的とする「ふるさと納税」の趣旨を捻じ曲げているのは泉佐野市だろう。まるで通信販売そのもの。高額ギフト券を「返礼品」と称してキックバックし、高額所得者・富裕層の税負担を軽減する。それ自体が不公平ではないか。制度からの対象除外は当然だ。開き直って詭弁を並べる泉佐野市のふてぶてしさは度し難い。図々しいにもほどがある。


5月11日(土曜日) 言うべきことが言える人

 読売テレビ(大阪)のニュース番組「かんさい情報ネットten.」が、見た目がわかりづらい一般人の性別を確認する企画を放送。これに対し、VTR終了後に番組コメンテーターの作家・若一光司氏が激怒した。

 「あのね、男性か女性かどっちかという質問のやり方、これは許しがたい人権感覚の欠如ですね。個人のセクシャリティーにそういう形で踏み込むべきじゃないです。極めて……。そんなものよう、平気で放送できるね。どういう感覚ですか、これ。報道番組として。ちゃんと考えろよ」

 「たとえご本人がテレビに出ることをご了解してたとしても、個人のセクシャリティーに対してそういうアプローチをすること自体が人権感覚、人権意識にもとります」──。

 全くその通り。よくぞ番組内できっちり言うべきことを過不足なく言ってくれた。どうしようもないのは、「ともに出演していた中谷しのぶアナウンサーや沢口実歩キャスター、小島康裕・解説デスク、菊間千乃弁護士らは沈黙した」という点だ。何も言えなかったのか、何が問題なのか理解できなかったのか。

 キャスターも解説デスクも弁護士も、みんな辞めちまえよ。「報道番組」「情報番組」とは名ばかり。救い難い。制作スタッフの無知無能・問題意識のなさだけの問題ではない。

読売テレビのニュース番組、保険証の提示や胸を触って性別確認、生放送中にコメンテーター激怒(HUFFPOST)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00010003-huffpost-soci


5月12日(日曜日) 法治主義が危うい

 法に従って権力を行使する。法律に基づいて、法律の範囲内で刑罰を決めて判決を言い渡す。それが法治主義・法の支配だ。法律に無理があり現状に合わず矛盾があるなら、法律を変えなければならない。それは立法府(国会議員)の仕事だ。

 法律の枠組みを超えて処罰せよという主張は、あまりにも乱暴で法治主義の否定になりかねない。とても危ういと思う。性暴力の無罪判決を感情的に断罪する人たちは、江戸時代のお白州で言い渡される大岡越前のような「お裁き」を望んでいるのだろうか。変えるべきは法律であって、無罪判決ではない。

 安倍政権が権力を私物化し、憲法や法律を無視し踏みにじるのが日常となっているからこそ、法治主義・法の支配の意味と重要性を改めて問いかけたいと強く思う。


5月13日(月曜日) ネトウヨの暴走

  また維新の議員か。日本維新の会の丸山穂高衆院議員(大阪19区)が 訪問先の国後島で、「戦争しないと北方4島は取り返せない」と訪問団長を問い詰めたという。

 酒を飲んでいたなんて言い訳は通用しない。そもそも領土問題をめぐって、「戦争をしないと北方4島が取り返せない」といった与太話を持ち出すこと自体が論外としか言いようがない。まさにネトウヨ。断じて容認するわけにはいかない暴言中の暴言だ。国会議員を即刻辞任するしかない。それだけでは足りない。公民権を永久停止にするべきだろう。それくらいあり得ない問題発言をした。

 こういう輩が国会議員としてのさばっているからこそ、憲法9条は必要なのだ。権力者を縛っている現行憲法の重要性を改めて痛感する。

維新・丸山議員、国後島で「戦争しないと、どうしようも…」(TBS)

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3672396.html

◇◇

 「三流のネトウヨ作家が、えらそうに!!」。読解力もろくにない上に、しかも佐藤浩市のような超一流の俳優に向かって「三流役者」だなんて、よくこんな身のほど知らずなことが言えるものだ。というか、そもそもこの自称作家の小説とやらが映画化されて出演オファーされても、佐藤浩市は応じないんじゃないかな。

百田尚樹氏、佐藤浩市に絶縁宣言「三流役者が、えらそうに!!」(東スポ)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000001-tospoweb-ent


5月14日(火曜日) 文章力アップに一安心

 学生が書いた作文をひたすら添削。「担当するクラスによって文章力や受講姿勢に大きな開きがある」と前に何回か書いたが(4月17日付4月24日付)、遅れていたクラスがここにきてぐぐっと成長。よく書けている作文が大幅に増えて、文章表現力がアップしてきた。少しほっとする。


5月15日(水曜日) 受講姿勢に変化

 午後から授業。居眠りする学生の多かったクラスがどういうわけか、この日はほとんど居眠りせず真面目に授業を聴いている。もう一つのクラスと違ってメモを取る学生は少ないが、それでも大半の学生がこっちを見ている。いい傾向だ。このまま大化けしてほしいなあ。


5月16日(木曜日) 大相撲も蹂躙か

 大相撲の千秋楽を升席で椅子に座って見せるなんて、どれだけトランプを特別扱いするんだ。そればかりか防弾ガラスを用意して、土足で土俵に上げるって本気なのか。天皇陛下や他国の元首や大統領でさえ貴賓席での観戦なのに。ここまでトランプ大統領に媚びへつらうとは。なんとも大した「美しい国」ですね。このデタラメをだれも止めないのか。

 権力や国有財産の私物化はもちろん、公文書や統計の改竄と毀棄に、さらには天皇の政治利用までも。憲法だけでなく大相撲も蹂躙する。もはや首相官邸(安倍政権)はなんでもありじゃな。やりたい放題の際限ない暴走はいつまで続くんだ。


5月17日(金曜日) ハルピンラーメン

 京急百貨店の大信州展で、諏訪のハルピンラーメンを食べた=写真。めっちゃ美味い。甘しょっぱくて味噌みたいなしょうゆ味でピリッと辛いスープ。今まで口にしたことのない不思議な味がクセになりそう。細い縮れ麺によく絡む。とろっとろの煮卵がこれまた絶品。チャーシューとモヤシと青ネギとメンマに焼き海苔も付いて、これで820円は安いと思う。22日まで開催中。


5月20日(月曜日) 支離滅裂のネトウヨ議員

 戦争発言で議員辞職を求められている丸山穂高衆院議員。「憲法の理念を逸脱している」のは明白だし、「憲法違反に当たる」発言なのは中学生でも分かる話だ。問題ない辞めないと開き直るなら、どうして戦争発言を謝罪し撤回したのか。支離滅裂。「自ら首を絞めている」のは丸山議員自身。トンデモ発言で辞めざるを得ないような「前例を作った」のも丸山議員自身。牽強付会の詭弁を繰り返しているのも丸山議員自身だ。

 往生際が悪いにもほどがある。情けなくて醜悪で恥ずかしい奴。これまでずっと屁理屈と開き直りだけで生きてきたのか。絵に描いたようなサイテーのネトウヨ議員だな。

 維新は「アルコール依存症」で丸山穂高問題を片付けようとしているみたいだが、そういう言葉で矮小化できる話では断じてない。「戦争で解決する」といった、政治家として絶対に口にしてはならない発言をした反社会性こそが問題なのだ。国会議員になってはいけない人物が議事堂にいることが問題の本質だ。この国の主権者の民度が問われている。


5月21日(火曜日) 添削

 終日、学生の作文を添削。通常運転だけど、結構しんどい。


5月22日(水曜日) 鮨詰めバスに閉口

 大学から金沢八景駅までのバスに乗ると、いつもと違って地獄のような超満員だった。空いているのだけが取り柄の路線なのに。こんなの初めてだよ。ラッシュ時の地下鉄日比谷線の7割くらいか。小学生の下校と重なったからか、身動きが取れない鮨詰め状態に閉口する。これ以上の混み具合で毎日通勤しているサラリーマンからは、「なにを寝ぼけたことを」と言われそうだけど。


5月23日(木曜日) 都内は平穏

 午後から東京地裁で取材。トランプ米大統領の来日を前にして都内は厳重警戒態勢かと思いきや、霞が関は機動隊の車両や警察官であふれるでもなく平穏そのものだった。なんだか拍子抜け。東銀座の周辺も特に何もなかった。「国賓来日で特別警戒を実施しています」と京急でアナウンスがあったが、車内や駅はいつもと変わらない。空港や両国国技館、炉端焼き店、ゴルフ場など、ピンポイント警備なのかな。しかし「太鼓持ち安倍下僕外交」のせいで、立ち回り先の一般市民が大迷惑を被るのは間違いない。


5月24日(金曜日) 卑怯者が主権者をコケにする

 クズでゲスな発言をする輩は、だいたいが下品で威圧的で支離滅裂で、そして卑怯だ。丸山穂高議員然り。部落差別発言をした維新の長谷川豊なる男も然り。麻生太郎財務相や安倍晋三首相も全く同じである。衆議院をコケにし、主権者たる国民をコケにしている。さてどうする。何回でも言うが、まさに民度が問われている。


5月26日(日曜日) 過剰接待の異様

 トランプ大統領だったらなんでも許されるのか。なんでも許すのか。媚びへつらっているようにしか見えない過剰な接待がみっともない。天皇陛下でさえ貴賓席での観戦なのに特別扱いする。日本人だったら決して許されない国技館や土俵での振る舞いを容認する。異様というか情けない。恥ずかしくないのか。

 厳重警備は仕方ないにしても、トランプ大統領の大相撲観戦はやはり常軌を逸している。すべてを平等に対応するなら筋が通っていて納得できるのだが、トランプ大統領への日本相撲協会の対応は疑問でしかない。安倍首相の意向には逆らえなかったのだとしても、少しくらいは矜持と意地を見せて欲しかった。

 枡席に椅子。取り組みは中断。トランプ大統領の来場にスマホを手に総立ちの観客。大勢のSPが取り囲んで、後ろの人は土俵が見えないじゃん。NHK大相撲中継の解説者(北の富士勝昭)「名誉なことですね」だって。こんな傍若無人な振る舞いを許しておいて、アホちゃうか。もうやめちゃえばいいのにと思った。

 元号も皇室も大相撲も国有財産も公文書も公共放送もすべてを私物化。それが安倍政権だ。ここにきてますます拍車がかかり、暴走はもはやとどまることを知らない。権力を縛るはずの憲法そのものが、無視され冒涜され蹂躙されているのは致命的だが、その現行憲法さえ葬り去ろうとする安倍一強の支配体制下の恐ろしさよ。ジョージ・オーウェルの「一九八四年」の世界に近付きつつある。

 両首脳とも土足で土俵に上がって……。実際は黒の革靴にしか見えないスリッパだったらしいが、いずれにせよ一連の振る舞いのすべてに違和感しかない。伝統やら文化やらを無視した矛盾だらけの政治利用としか思えないことに変わりはない。その振る舞いをしかと記憶に刻み長く記録したい。これでもう万歳三唱も三本締めもお咎めなしだね。女性市長や女性看護師が土俵に上がっても問題ないね。よかったね。

日米首脳が大相撲観戦=トランプ氏、大統領杯を授与(時事)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190526-00000052-jij-pol


5月27日(月曜日) 政権に都合よく

 安倍首相は拉致問題を本気で解決しようなんて思っていないし、拉致被害者に本心から寄り添ってなんかいない。安倍首相が関心あるのは「自称愛国イデオロギーとしての拉致問題」であって、人権問題ではない。拉致被害者の皆さんと北朝鮮を利用しているようにしか見えない。期待だけさせておいて、都合のいいように弄ばれていることに、関係者はいい加減に気付いたほうがいい。

◇◇

 天皇代替わりと今回のトランプ大統領の来日で、NHKの「国営放送化」はますます顕著になったと改めて思う。安倍首相とのゴルフも大相撲見物も炉端焼き店での飲食も、日米首脳会談と共同会見も、どれもこれも政権に都合のいいことを伝えるだけ。こんな安倍政権の宣伝・広報放送を一方的に見せられながら、高額受信料を半強制的にふんだくられて、みんなよく平気でいられるな。理不尽だとは考えないのだろうか。理解に苦しむ。


5月28日(火曜日) 子どもたちの受難

 少子化が進むこの国で、罪のない子どもたちの命が理不尽に奪われ、傷つけられる痛ましい事件事故が相次ぐ。歩道や公園の園児に暴走車両が突っ込み、頭のおかしな男が通学バスを待つ児童に襲いかかる。校内にも侵入する。どうにも防ぎようがないではないか。育児能力のない親に虐待され、殺されてしまう児童もいる。児童相談所の無能な役人にも見捨てられたら、子どもたちには逃げ場がどこにもない。

 そして安倍首相は、米国から総額1兆円もする戦闘機を購入する約束をトランプ大統領と交わす。その一方で、年金の受給年齢はさらに引き上げられるかもしれないという。酷い目に遭うのは子どもたちだけではない。この国はいったいどこへ向かおうとしているのか。安倍自民党は国民をどこへ連れて行こうとしているのか。

◇◇

 どこまでオメデタイのだろう。あれだけ安倍政権の宣伝・広報みたいなニュースを一方的に見せられて、ジャーナリズム精神の欠片もない政治部の記者が安倍首相をヨイショしまくる解説を、一方的に聞かせられながら。それでも従順に文句も言わずに受信料を払うのか。なんて寛容なのだろう。度し難い。

NHK受信料、支払率が過去最高、昨年度末、81・2%(朝日)

https://digital.asahi.com/articles/ASM5X6DLHM5XUCVL01V.html


5月29日(水曜日) 風情ある渋い焼き鳥屋

 授業を終えて夕方から、年に1回開かれる講師懇談会に出席。授業の状況や要望などを意見交換する。正式決定ではないがキャンパスの一部移転情報も。終了後、学内のホールに移動して懇親会。昼食抜きで猛烈に腹が減っていたので、寿司やオードブルをひたすら詰め込む。その後、同僚の先生に誘われて上大岡の焼き鳥店へ。新宿ゴールデン街の飲み屋のような佇まいが渋い。外観だけでなく店内も風情があって、しかもどの料理も美味しい。こんな店が上大岡にあったなんて知らなかった。いい店を紹介してもらって大満足。


5月30日(木曜日) 値上げラッシュ

 【メモ】生活必需品が次々に値上げされている。近所のスーパーやドラッグストアでは、ティッシュペーパー(5箱セット)が30円〜50円の値上げ。トイレットペーパー(12ロール)は50円以上。ペットボトルの2リットルのお茶(6本ケース)は150円〜200円の値上げ。マジか。困惑している。


5月31日(金曜日) 微妙な幸運

 遅ればせながら近くの郵便局で、お年玉付き年賀はがきを当せん商品と引き換えた。言うまでもなく当たったのは3等の「お年玉切手シート」だ。約100枚の年賀状のうち4枚が当たり。それ以上の等級はこれまで全く縁がないが、当せん本数は100本に3本なので、やや高い打率だった。くじ運のよくない僕にしては上出来だと思うけど、しかしそんな微妙なところで、こんなささやか過ぎる運を使ってもなあ。


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