身辺雑記2021年12月

 身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2021年12月1日〜12月31日

●「外野の戯言」●お土産がいっぱい●札幌冬季五輪はいらない●田所博士の見解は●記者倫理の欠如●しゃぶしゃぶ食べ放題ランチ●やっぱり延期か●女性を据えればだれでもいいの?●神高教の冊子「日の丸・君が代」●ほろほろチキンカレー●「調査報道」連呼に違和感●運転免許証更新●まず「五輪の利権化」猛省を●野菜たっぷり味噌タンメン●「今年の漢字」は「カネ」●野党の存在意義は●ゴミマスクのツケ●常軌を逸する連合会長●ステーキオムライス●リアクションペーパー●暗黒香港●組織ぐるみの私物化●和解勧告●ヤフコメは必要ない●アベノマスク廃棄へ●年内の講義は終わり●風邪でダウン●「御用納め」?●権力の濫用●暖炉の炎●カットステーキ●大晦日のテレビ●●●ほか


12月1日(水曜日) 「外野の戯言」

 立憲民主党は、権力監視機能をまともに果たしていないメディアや自民・公明・維新やネトウヨなどの「外野の戯言」に耳を傾け過ぎだ。「批判ばかり、追及ばかり、反対ばかり」とする声は、的外れの誹謗中傷に過ぎない。もちろん提言は必要だが、政権をチェックするのが野党の最大の役割なのだから。

 政権与党と対峙せず批判も追及もしない野党に、そもそも存在価値なんてない。「批判ばかり、追及ばかり、反対ばかり」といった雑音は相手にしなくていい。ただし自分たちの理念や政策を有権者に説明し発信する力が弱く、努力不足だったのはその通りなので、そこは真摯に反省して改善した方がいい。

 何回でも同じことを言うけど、自民・公明・維新と変わらない路線を歩むのなら、そんな立憲民主党に存在価値はない。

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 新語・流行語の年間大賞に「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれ、「ぼったくり男爵」もトップテンに入った。大当たり。見事に的中したと言っていいだろう、と自画自賛したりして。

2021年11月4日付「身辺雑記」(「ショータイム」と「ぼったくり男爵」)参照

新語・流行語も大谷翔平、大賞に「リアル二刀流/ショータイム」(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20211201/k00/00m/040/036000c


12月2日(木曜日) お土産がいっぱい

 午後から都内の弁護士事務所へ。新人警察官いじめワハラ自殺事件の弁護団会議に参加した後、久しぶりに東京・四谷の現代人文社に顔を出す。社長、経理部員、営業部員、編集部員ら社員の皆さんに歓待していただき、「刑事弁護オアシス」のクリアファイル、「逆転無罪」手拭い、カレンダー、新刊「裁判員裁判の現在」など、お土産もたくさん頂戴しました=写真。ありがとうございました。(→参照サイト:keiben-oasis.com)

 そう言えば、弁護団会議では原告のご家族から稲庭うどんをいただいた。ありがとうございます。なぜかきょうはお土産がいっぱいだ。

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 東京五輪をめぐるゴタゴタや、「ぼったくり男爵」ことバッハ会長らIOCの理不尽で無礼な振る舞いから、この国の政治家や自治体は何も学んでいないのか。この期に及んでなお札幌冬季五輪をやろうとするなんて、信じられないし正気の沙汰じゃない。北京冬季五輪にも暗雲が立ち込め始めているし、もう五輪は無理に開催しなくていいと思うよ。

 今の五輪は利権の道具でしかない。現在のIOCを牛耳っている幹部連中に、崇高な理念なんてどこにもない。彼らの頭の中は金儲けのことでいっぱいだ。札幌冬季五輪も北京冬季五輪もいらない。五輪に幻想を抱いたままでは判断を誤る。


12月3日(金曜日) しゃぶしゃぶ食べ放題ランチ

 3日の深夜から朝にかけて、山梨県大月市(富士山麓)と和歌山県御坊市で相次いで起きた大きな地震に、リアル「日本沈没」が一瞬脳裏に浮かんだ。現在放送中のTBSドラマ(日曜劇場)が生々しいだけに思わず、「田所博士の見解が知りたい。海保の資料を渡せ」と思ってしまった。

◇◇

 取材で得た資料を外部に提供したとして、NHKの社会部記者と提供を認めた副部長が出勤停止の懲戒処分に。「情報提供者の同意を得て、副部長は資料提供を許可した」というのが微妙ではあるけど、それでもやっぱり取材資料を放送目的以外に使用したのはまずかった。

 紙面掲載前の原稿やゲラを、他者に平気で見せる記者もいるんだよなあ。朝日や毎日の中堅記者が何年か前に、集会の参加者や同業他社の記者に得意げに開陳するのを目の前で見て、おいおいマジかよと思ったことがある。記者倫理の欠如というしかない。

取材で得た資料を外部に提供、NHK、記者と副部長を懲戒処分(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20211203/k00/00m/040/381000c

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 しゃぶしゃぶ食べ放題のランチを食べた=写真。予算の関係から豚肉と鶏肉のコースを選択。サービスで国産牛1皿が無料追加に。すき焼き出汁を選ぶと生卵が付いてくる。どの肉も結構美味しいし野菜も食べ放題だし、予想以上にお得感がある。超満腹。夕食不要じゃん。食べすぎ注意だな。


12月6日(月曜日) やっぱり延期か

 やっぱり今年も忘年会は中止(延期)だよなあ。まだちょっと安心できる状況ではないか。用心するに越したことはない、ということだな。もしやるとしても、ごくごく少人数(2~3人)で。残念だけど仕方あるまい。


12月7日(火曜日) 女性を据えればだれでもいいの?

 女性が組織のトップや幹部になり、役員の半数を女性を占めればそれでいい、という問題じゃないと思うんだけど。ポイントは性別じゃない。大事なのはどういう人物を据えるかだ。反共発言を繰り返す芳野友子連合会長なんて論外だし、「ポスト岸田」に意欲を示す自民党の高市早苗政調会長も悪い冗談としか思えない。女性ならだれでもいいわけではないはずだ。もちろん、それは男性についても同じことが言える。

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 「『批判ばかり』のイメージ脱却を狙う立憲民主党」って……。いったいいつまで「批判ばかり」といった的外れな難癖・誹謗中傷に縛られるつもりなのか。何度でも言うが、野党の最大の役割は政権をチェックし批判することだ。批判野党がいない議会に意味などない。そんなものは大政翼賛会に過ぎない。


12月8日(水曜日) 神高教の冊子「日の丸・君が代」

 神奈川県高等学校教職員組合(神高教)から、「神奈川県立高校における『日の丸・君が代』強制の歴史」の冊子が届いた=写真。今年3月に発行された「神高教のあゆみ」の補遺。1985年に当時の文部省が全国の公立小・中・高校の「掲揚・斉唱」実施状況を調査し、広島県立高校長の自殺を契機に「国旗・国歌法」が成立した事件などを概観した上で、教職員組合の視点から強制反対の取り組みを総括している。

 僕の書いた特ダネ記事も掲載されていた。懐かしい。「日の丸・君が代」の問題は新聞記者時代からずっと関心を持って取材してきたテーマの一つでもあり、感慨深く読ませていただいた。県教委通知などの関連資料や年表も収録。神高教前執行委員長の馬鳥敦さん編集。A4判、58ページ。


12月9日(木曜日) ほろほろチキンカレー

 すき家で「ほろほろチキンカレー」を食べた=写真。牛丼や牛すき鍋膳の味は吉野家の方が好みだけど、このカレーはスパイシーで美味しい。何よりも皿にドーンと鎮座するチキンが迫力満点。スプーンだけで鶏肉がほろっとほどけて崩れる軟らかさ。ピリ辛のルーによく合う。ピクルスの甘酸っぱさも絶妙で、食べ応えも十分だ。

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 このところちょっと中だるみのようなものを感じていた「ドクターX」(テレ朝)だったけど、来週の最終回に向けて今夜の放送回は怒涛の展開に。野村萬斎(蜂須賀隆太郎)と米倉涼子(大門未知子)から目が離せない。余命宣告された野村萬斎の超難手術の成否と、新型ウイルスの院内感染状況と、東帝大学病院の権力闘争のゆくえがものすごく気になる。


12月10日(金曜日) 「調査報道」連呼に違和感

 「調査報道」という言葉をことさら強調するアナウンスに、強い違和感を覚える。そもそもメディアが独自取材して調査報道するのは当たり前の話であって、何を今さらと感じる。今まで何をしてきたのだろう。「TBSの調査報道でわかりました」は「TBSの調査でわかりました」「TBSの取材でわかりました」で十分だろう。ましてや「調査報道取材でわかりました」なんて表現は、日本語としてもおかしくないか。

 「歩道を走る危険な電動キックボード」といったニュースまでが、「調査報道」と称することにも驚く。「堤防の迷惑釣り人」「河川敷の迷惑ゴルファー」を追い回し、中途半端に吊るし上げることで鬱憤を晴らす夕方の情報番組と何ら変わらない。薄っぺらい。本質にまで切り込んで問題提起してこそ「調査報道」のはずなのに。

 厳しいことを言えば、「調査報道」という言葉を使いたいだけのようにしか思えない。同業他社や第三者や視聴者(読者)が肯定的に評価して言うのならわかるが、自分でわざわざ大々的に「調査報道」を名乗ることではなかろう。下手をすれば羊頭狗肉になってしまって、本来の「調査報道」や報道全般への信頼を逆に損ないかねない。「調査報道」の連呼にはそんな危うささえある。

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 石原伸晃・内閣官房参与が辞任。衆院選で落選して無職になり、「身内の失業対策」でせっかく内閣官房参与に起用されたのに、雇用調整助成金の受給問題で批判を浴び、わずか1週間で辞任に追い込まれた石原伸晃氏。……無様だね。いやはやなんとも、絵に描いたようなみっともなさだ。

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 横浜・二俣川の神奈川県警運転免許センターで、免許証の更新手続きをした。5年前と違ってセンターの建物は移転し建て替えられて、すっかりきれいになっていた。手続きがすべてオンライン入力化されていることにもびっくり。「優良運転者」なので25分ほどで講習終了。その場で新しい免許証が手渡された。最近は全く車を運転しないので、「優良運転者」と言っても単なるペーパードライバーなんだけどね。入館して40分足らずですべて滞りなく終わった。


12月12日(日曜日) まず「五輪の利権化」猛省を

 外交ボイコットが相次ぐ北京冬季五輪に関して、IOCが「五輪とスポーツの政治化に断固として反対する」との共同宣言をまとめた。IOCはその前にまず、「五輪とスポーツの利権化」に断固反対して、これまでの悪行を猛省するべきでは。

IOC、五輪の政治化「断固反対」、相次ぐ外交ボイコット巡り宣言(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20211212/k00/00m/050/004000c

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 茨城県南部で午後0時30分ごろ発生した地震。茨城、栃木、群馬、埼玉で震度4、都内や神奈川東部などで震度3、横浜南部でも震度2とのことだが、同じ横浜南部の自宅では全く揺れなかった。ミシッと嫌な感じの音がしたので、念のためNHK総合を見たら結構大きかったことを知った。地盤の関係かも。


12月13日(月曜日) 野菜たっぷり味噌タンメン

 横浜・根岸で、「五穀みそ野菜たっぷり味噌タンメン」を食べた=写真。中華鍋で煽ったという白菜、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、キクラゲ、もやしなど、野菜がたっぷり350グラム。やや濃い目だけどしつこくなくてコクのある味噌とよく合う。この一杯だけで十分に満腹感が得られる。

 開店1周年記念サービスの唐揚げは食べきれなかったので、お土産にしてもらった。客席を仕切るアクリル板など感染対策は行き届いているし、店員さんもテキパキしていて動きがスムーズ。気配りのきいた感じのいい店だった。

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 日本漢字能力検定協会が公募した「今年の漢字」を「金」と発表。「カネがない」「とにかくカネをくれ」「カネ持ちと貧困層の格差がさらに拡大」「カネまみれ、利権まみれの政権与党、五輪、日大、コロナ対策」「カネ持ちの道楽」……。やっぱ「カネ」だろ。読み方は。


12月16日(木曜日) 野党の存在意義は

 政権追及の姿勢を弱める立憲民主党の国会対応について、自民党の閣僚経験者「『批判することへの批判』を恐れて野党の体をなしていない。こんな野党なら政府は楽でいい」(朝日)。実に的確なコメント。政権をチェックし批判し厳しく追及してこその野党。そこにこそ野党の存在意義はあるはずだ。自民党からここまで言われて、立憲民主党はどうする。それでもヘナチョコのままなのか。

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 来年の年賀状を購入。住所録を大幅に絞り込んで、これまでで最も少ない枚数に抑えた。喪中の連絡をいただいているので、寒中見舞い用に普通の官製はがきも何枚か買ったけど、それでもかなりの出費抑制になった。新型コロナの影響で取材の機会も減ったし、亡くなられた方も何人かいるし、まあこんなところかな。


12月17日(金曜日) ゴミマスクのツケ

 今さらアベノマスクが欲しい人なんているのだろうか。そもそもそんなゴミをもらってどうする。小さいから顔をちゃんと覆えないし、不織布ではないから感染防止にもほとんど役に立たないし。介護施設や途上国に配布するとも言われているが、不良品を送りつけるなんて、先方に対してこれほど失礼なこともなかろう。

 何から何までピントがずれている。もちろんすべての責任が、税金を無駄にした(今も無駄にしている)安倍晋三元首相にあるのは言うまでもない。

「アベノマスク」希望者に配布へ、在庫8200万枚、保管費用が問題に(読売)

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 自公維国が改憲に向けて包囲網を広げる今、連合はそうした動きに抗うどころか手助けする側に回っている。その張本人が、反共発言を執拗に繰り返す芳野友子・連合会長だ。労働運動をめぐって共産党と対立してきた歴史があるにしても、芳野会長の言動はあまりにも常軌を逸している。視野が狭く近視眼的で、状況を見定める判断力や知性そのものが著しく欠けているのではないか、とさえ疑ってしまう。

 「連合の機を見極めない発言が立憲民主党の足を引っ張り、議席を減らす要因のひとつとなったとも言える」──。実に的を射た解説記事だ。まさにその通りと深く頷きながら読んだ。

首をかしげたくなる立憲と共産共闘への集中攻撃(ニュースソクラ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/884fec7324fd6d301494a1eba3733a2a6e33c26e

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 横浜・花咲町の中南米肉料理の店で、ランチのステーキオムライスを食べた=写真。最初に出てきたのが熱々でピリ辛のミネストローネっぽいスープ。お代わりしたくなるほどクセになる味。続いて登場したのが大皿にてんこ盛りのサラダ。フレンチドレッシングっぽいけど酸っぱくない。食べ応えも十分。オムライスは、レアステーキと甘辛く煮込んだ肉とふわとろ卵がマッチ。お店の雰囲気も静かで落ち着く。こんなオシャレな店が花咲町にあったなんて。びっくり。


12月19日(日曜日) リアクションペーパー

 大学の講義終了後に毎回、学生からリアクションペーパーを提出してもらっている。その中に一人だけ「今回の授業はあまり理解できなかったのが率直な感想です」とあった。えええーーーっっっ。マジかよ。確かに難しい内容だとは思うが、中学生にも分かるように、やさしい言葉で噛み砕いて懇切丁寧に説明したのに。ほかの学生はみんな理解しているし、自分なりの見解や意見を書いているんだけど……。もしかして講義を聴かずに出しただろ。


12月20日(月曜日) 暗黒香港

 香港立法会選挙の投票率が過去最低の30・2%に。5年前の前回から半減。親中派の候補が議席を独占した。当局の事前審査で、中国共産党の香港統治に反対する民主派は「愛国者」ではないとされ、事実上立候補できなくなったからだ。民主的な選挙の体をなしていないのだから、多くの市民が抗議の棄権をするのは民意そのもの。最低限の意思表示と言っていい。暗黒香港に未来なし。

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 日大問題の本質は、田中英寿前理事長体制の「ごっつあん」体質にあるのではない。およそ大学の体をなしていない組織の私物化と恐怖政治に加え、非民主的運営が組織ぐるみでまかり通っていた異常さにある。田中前理事長一人の暴走だけではない。ほかの理事や評議員も同罪だ。彼ら全員に責任がある。総辞職して体制を一新しなければ、日大の「抜本改革」なんて無理だろう。


 日大だけじゃない。どこかの島国でも公文書の改ざんや廃棄、基幹統計の書き換え、国有財産の私物化がまかり通っているし。モリ・カケ・サクラも同じ。


12月21日(火曜日) 和解勧告

 神奈川県警の新人警察官がいじめやパワハラで拳銃自殺した事件の裁判で、裁判長が和解を勧告した。原告ご遺族の主張にかなり寄り添った方向で、被告側を説得しようとする姿勢がうかがえる。賠償額も事件の予見性も、拳銃を持たせた責任についても。

 裁判長の心証から、判決になれば被告側に厳しい判断が示されるのは明白だと思われるが、それでも県警は頑なに和解を拒んでいる。高裁、最高裁まで争うつもりだとしたら、いたずらにご遺族に負担を強いるだけだ。県警は不幸な事件と真摯に向き合い、誠実な判断ができないものだろうか。多くの警察職員は現場で真面目に頑張っているはず。組織体質の根本的な見直しに、真剣に取り組むことを切に願う。

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 ヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)の誹謗中傷への対応などの概要を、ヤフージャパンが公表した。そもそもヤフコメなんてなくてもいいだろう。最初からコメント欄のないニュースも少なからずあるのだから。匿名の誹謗中傷やデマや差別的な書き込みで溢れているヤフコメは必要ない。言いたいことがあれば、自分のSNSで実名発信すればいい。

ヤフー、コメントや知恵袋における誹謗中傷対策の概要を公表(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20211221/k00/00m/040/264000c

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 アベノマスクを年度内めどに廃棄へ。岸田首相が記者会見で表明した。至極当然の賢明な判断だ。無料配布するにしても、役立たずの布製のゴミマスクなんてだれも引き取らないだろうし、保管するだけで巨額の費用がかさむ。しかも7100万枚のうち約1100万枚(約15%)が不良品だという。岸田首相はこの際、安倍政権の失政と負の遺産に徹底して向きあってほしい。モリ・カケ・サクラも同様。であれば大いに支持する。


12月22日(水曜日) 年内の講義は終わり

 年内の講義はきょうで終わり。だがしかし。来週が休みになるだけで、新年は5日から早々に授業が始まるのだった。暦の関係でそうなると言われたら確かにそうなんだけど、そりゃないよなあ。せめてあと1週間は休ませてほしいじゃん。学生もみんな同じ気持ちのはず。とほほ……である。写真は、上大岡駅前のショッピングセンター「カミオ」のイルミネーション。


12月25日(土曜日) 風邪でダウン

 ここ3日間ほど、風邪でダウンしていた。頭と喉と鼻の奥が痛くて寒気がするのだが、熱は全くなくて咳もほとんど出ない。食欲はあるので毎食後に市販の総合風邪薬を飲んで、ただひたすら寝るも快眠からはほど遠い状態が続く。苦しかった。そんなこんなでようやく復活である。食事と薬と睡眠に勝るものなし。改めて実感した。

 実は水曜日の年内最後の講義の時も、体がだるくて頭と喉が痛かった。教室での対面授業なら迷わず休講にしたのだけど、オンライン授業科目なのでそのまま平気そうな顔をして100分の講義を続けたのだった。ミニレポート(リアクションペーパー)は五月雨式に毎日10通ずつ届くし、締め切り直前にはたぶん50通ほど届くはず。毎日しっかり読んでるよ。

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 新聞紙をリサイクルの回収場所に置くために外に出たら、小さな白いものがいくつも空中を舞っていた。風が強いのでゴミでも飛んでいるのか、と思ってよく見たら雪だった。@横浜南部。道理で凍えるほど寒いはずだ。数年に一度の強い寒気が流れ込んでいるという。なるほど。


12月27日(月曜日) 「御用納め」?

 今時、「御用納め」なんて言葉を平気で使っちゃうんだ。朝日夕刊コラムの「素粒子」までも。お前もか。もうすっかり「仕事納め」と表現するのが定着しているとばかり思っていたよ。これは言葉狩りなんかじゃなくて、問題意識や時代感覚や見識や理念の話だと思うよ。というわけでいわゆる世間一般的には、あすは仕事納め。個人的にはイマイチ仕事納めの境界線がピンとこないけど。たぶんあす以降も仕事をするはず。


12月28日(火曜日) 暖炉の炎

 「子どもが見る時間帯の番組でギャンブルそのものに終始している」として、群馬テレビが群馬県制作のテレビアニメの放送を中止。あくまでもアニメ放送を中止したのはテレビ局側の独自判断。これに対し、群馬県知事が地元テレビ局を罵倒し「感性が鈍い」などと非難するのは、自主独立した放送局への不当な介入・圧力であり、編成権侵害ではないか。地元で絶大な権力を持つ知事として、断じて許されることではない。「権力の濫用」にむしろぼうぜんとする。なぜここまで群馬県知事がいきり立つのか理解不能。

 群馬テレビは群馬県の意向には逆らえない、群馬県のお抱え放送局である、あるいは群馬県の宣伝機関であると群馬県知事は思っているのか。曲がりなりにも群馬テレビは独立した放送局のはずなんだけど。自分の意に沿わないメディアは許さないって、独裁国家の国営放送局じゃあるまいし。安倍晋三氏のお友達はこんなのばっかりだよね。

アニメ放映見送り「感性の鈍さにぼうぜん」、知事が地元テレビを批判(朝日)

https://digital.asahi.com/articles/ASPDX6V2DPDXUHNB00D.html

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 横浜・野毛の老舗洋食店センターグリルで、ランチを食べながら2時間ほど打ち合わせ兼取材兼雑談など。楽しくて勉強にもなった。写真は、同店の入り口近くに設置されている暖炉(ペレットストーブ)。暖かくて風情もあって、炎を目にするだけで和む。


12月30日(木曜日) カットステーキ

 久しぶりに牛丼の松屋に入って、「牛ヒレ肉のカットステーキ」定食を食べた=写真。高くて固くて不味い「いき◯り!ステーキ」の肉よりも、はるかに軟らかくて美味しい。付け合わせのクリームマカロニも悪くないし、生サラダも付いてくるし、この値段(定食890円)なら松屋のほうがリーズナブルで良心的だと思った。

◇◇

 午後から年末の食料品の買い出しに。どこもそこそこ混雑していたが、思ったほどごった返してはいない。「押し合いへし合いしながら摑み合いし、あちこちで怒声や悲鳴が飛び交う」といった阿鼻叫喚の地獄絵図を見ることもなく。ホッとした。(←そんなのコミケでもないよ)


12月31日(金曜日) 大晦日のテレビ

 大晦日のテレビは、テレ朝の「ザワつく!大晦日」を途中まで見てから、テレ東の「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル」へ。納得の選択だった。「牡丹鍋と山の芋のとろろ」(丹波篠山)、「鳥焼肉+鳥野菜スープ」(松阪)、「肉月見伊勢うどん+えび天トッピング」(伊勢)、「二色まぶし丼+ミニ牡蠣カバ丼」(浜名湖)が猛烈に食べたくなった。そう言えば「紅白」はもう何年も見ていないな。たぶん今後も見ることはないだろう。


 午前0時過ぎには横浜港の方から、花火を打ち上げる音が風に乗って聞こえてきた。停泊中の船舶からの汽笛は聞こえず。


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