身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)


2004年8月1日〜8月31日

●「君が代」処分で教職員に研修●楽勝のはずが…●洗濯槽洗浄●みっともないアジア杯での「反日」●日々勉強●報道の独立●コラム追加更新●寒暖の差●迷惑メール振り分け機能●変わらない「原発の本質」●残暑見舞い●暑気払い●鎌倉・横浜散策●便利サイトに感謝●共感●伝えるべきこと●学習会●新聞の情報●DVD3万円分●教員は怠慢だ●減給処分教員に再研修●詰め込み取材●●●ほか


8月1日(日曜日) だらだら

 資料整理など。だらだらと雑用。風邪っぽくて労働意欲ゼロ。


8月2日(月曜日) 「君が代」処分で教職員に研修

 朝から東京・水道橋の都総合技術教育センターへ。卒業式などの学校行事で、国歌斉唱の際に起立やピアノ伴奏などを拒否して、東京都教育委員会から処分された教職員の「服務事故再発防止研修」を取材する。きょうが初日。研修会場の都総合技術教育センター前には、「日の丸・君が代」の強制や研修実施に抗議する教職員や市民団体メンバーら約200人が集結。弁護士の同席や録音機・メモの持ち込みを求めて都教委職員に詰め寄り、怒号が飛び交うなど一時騒然となった。午前9時半に、午前の部の研修を受講する教職員らは建物の中に入場。報道関係者も含めて部外者は一切立ち入り禁止だ。約2時間後、近くの全水道会館で記者会見。研修参加者らによると、研修は教育公務員の服務義務や地方公務員法の規定などの一般論について、都教委の管理職職員が約一時間講義し、処分対象とされた「日の丸・君が代」には全く言及がなかったという。

 「繰り返し同一内容の研修を受けさせて非を認めさせようとするなど、内心の自由に踏み込むような研修や命令をすれば、違憲違法の可能性がある」と強く警告した東京地裁の決定が研修内容に影響しているのか。それとも都教委も馬鹿じゃないから、憲法上問題になるような研修は最初から考えていなかったのか。あるいは超タカ派の都議や教育委員に言われて教職員に研修を命じたものの、都教委も本心ではこんな馬鹿馬鹿しい研修はやりたくなくて、アリバイとして形式的に実施しただけなのか。いずれにしても、公務員の服務について一般的な説明をする程度の研修は妥当だろうと思っていたので、まずは予想していた通りの展開だった。

 相変わらず朝からずっと日差しはきついが、涼しげな風がすっと吹いてくるので、思ったよりも暑くなくて助かる。午後も午前と同じやり取り。都教委側からも話を聞いて、しばらく周辺取材などしてから、原稿執筆その他のため横浜に戻る。横浜もやはり心地よい風のおかげで、汗がだらだら吹き出すほどの暑さではない。


8月3日(火曜日) 楽勝のはずが…

 急ぎのゲラのチェックなどをしてから、東京・麹町へ。そそくさと取材を終えて、乗り換えのために有楽町を歩いていると、ゲームセンター店頭にミニトトロのUFOキャッチャーを発見。小さなトトロが山盛りになっている。いとも簡単に取れそうな状況にこれは楽勝じゃないかと思って、かるーい気持ちでクレーンのアームを動かしてみた。ところが、つかんでは落ちてつかんでは落ちての繰り返し。取り出し口の寸前でみんなぼろぼろと落っこちるのだ。そういう仕組みになっているのか。なんだか詐欺みたいだなあ。ついつい熱くなって千円も使ってしまったけど、結局一つも取れず仕舞いだった(涙)。時間とお金の浪費。ものすごく悔しい。


8月4日(水曜日) 洗濯槽洗浄

 午後から東京・新橋の法律事務所へ。駅前でカレーライスを5分でお腹に詰め込み、地下鉄で渋谷へ移動。街中にはもわっと淀んだ空気が漂う。しかもこれだけ蒸し暑いと息苦しい感じがする。エアコンの効いたビルや電車から出たり入ったりを繰り返すと、体の感覚がおかしくなってくるよなあ。

 洗濯機の汚れを取るための錠剤を買ってきた。目に見えない洗濯槽の裏側には、水あかなどの汚れが結構たまっているという。そのまま放置しておくと、せっかくきれいに洗ったはずの衣類に汚れや臭いが付着する原因となる。ずっと気になっていたのでクリーナーを試してみたのだ。洗濯槽にたっぷりのぬるま湯と錠剤を入れて6時間ほど放置。そうして洗濯やすすぎなどの運転を1サイクルすると、黒い水あかがたくさん出てきた。うわ、まいったなあ。こんなので洗濯していたのかと思うと、ちょっとショックだったりする。気持ち悪いのですすぎ運転を何回か繰り返した。しかしこれで、洗濯槽の洗浄・除菌・消臭・漂白はばっちりだ(たぶん)。


8月5日(木曜日) みっともないアジア杯での「反日」

 中国で開催中のサッカーアジア杯が、中国人の反日感情で大変なことになっているという。日本チームへのブーイングだけでなく、日本サポーターには野次やゴミが投げつけられ、日本の国歌演奏の時にも観客からブーイングが巻き起こる有り様だそうだ。観客が自分の国の選手を応援するのは当然だろうし、反日感情の背景には、日中戦争の際の日本軍による爆撃などの歴史問題ももちろんあるだろう。小泉首相の靖国神社参拝や東シナ海の領土問題なども、大きく影響していることは想像に難くない。しかし純粋なスポーツ交流の場であるはずの国際試合で、選手やサポーターに向けてこうした振る舞いをするのは常軌を逸しているし、何よりも人間として恥ずかしい行為だとしか言いようがない。なんて精神的に貧しくて情けない人たちなんだろう。

 日本人選手やサポーターが中国侵略をしたというのなら、あるいは過去の戦争を肯定したというのなら、中国人観客から非難されても仕方ないだろう。だが、スポーツを楽しむために大会に参加しているだけで、過去の侵略行為と何ら関係のない選手やサポーターに不当な非難や礼を失したブーイングを浴びせるのは、まったくのお門違いだ。中国人観客が非難や抗議をする相手がいるとすれば、それは過去の過ちを認めずに事実をねじ曲げて、詭弁を弄して過去を美化しようと必死になっているタカ派政治家たちだ。しかしいずれにしても、そもそもサッカーの試合会場で持ち出す話ではない。ましてやホスト国の観客が、他国の選手やサポーターに対して取る行動ではあり得ない。

 だけど、こうした中国人観客の日本人に向けたブーイングなどの行動を見ていると、偏狭な「愛国心」や「民族主義」の恐ろしさと異常さをあらためて痛感する。自分たちの国や民族が絶対的に優れていると思い込み、根拠もなく不必要に特定の他国をおとしめて排除する。まさにこれこそが「ナショナリズム」「愛国全体主義」の最悪の結果だ。そんな最高のお手本を、サッカーアジア杯の会場で中国人観客たちは示してくれた。テレビや新聞の報道を見て、そんな感想を持った人もたぶん多いのではないか。

 中国人観客の非礼な言動を見て、僕自身の心の中に深く根付いている日本人としての誇りや愛国心がかなり刺激され、中国人観客に対してすごく不愉快な気持ちになったのは事実だけど、そこで単に中国を敵視するのでは相手のレベルに合わせることになる。誇りある日本人の一人として、偏狭な「愛国心」や「民族主義」のマイナスを教えてくれた中国人観客に感謝しよう。反面教師として他山の石としよう。それこそが真の愛国者の態度だろう。少なくとも世界中に向けて恥をかいたのは中国の側なのだ。非常識で野蛮で礼儀を知らず、思いやりや慈しみに欠けたみっともない国民というイメージを、中国人は国際的にアピールしてしまったのだから。7日に北京で行われる日中決勝戦。会場の雰囲気が注目される。

 午後から東京・池袋の法律事務所へ。なかなか内容の濃い充実した話が聞けた。すごくおいしい醤油ラーメンに遭遇。中くらいの太さの縮れ麺は弾力があって、もちもちした歯ごたえが抜群だし、なんと言っても魚介系スープの上品さがたまらない。しかも味だけでなくて、どんぶりから食欲をそそる香りが漂ってくる。あっさり味なのにコクがあって、病みつきになりそうなラーメンだった。


8月6日(金曜日) 日々勉強

 午後から東京・四谷の法律事務所。約束の時間に少し遅れて到着した。その分だけ取材時間が減ってしまうなと思っていたら、ラッキーなことに、弁護士さんの次の仕事もたまたま後ろにずれ込んだので、かなりたっぷりと話を聞くことができた。具体的で興味深い話はとても勉強になる。おかしな裁判官の問題だけでなく、法律の未整備に起因する課題もたくさんあるんだなあと痛感。タクシーで新宿へ移動して別の法律事務所へ。ここでも「へぇーっ」と思わずボタンを何回も押してしまうような話が飛び出して、しかも豪快な話っぷりについつい聞き入ってしまう。

 新宿御苑近くで九州とんこつラーメンを食べた。ここまで蒸し暑いと、麺類や水気のあるものにしか食欲が向かない。いわゆる流し込む系の食べ物ってやつである。味はまあまあ。とてもジューシーなチャーシューと半熟たまごがおいしかった。


8月7日(土曜日) 報道の独立

 横浜・関内のイタリア料理&地ビールの店で、記者仲間の友人と飲む。フルーツやハニーテイストなど、いろいろな自家製の出来立てビールが売りの店だという。ビールはそれほど絶品というわけでもなかったが、つまみのソーセージがジューシーでうまかった。報道やジャーナリズムのあり方、取材相手との距離の取り方、編集者との付き合い方などをさかなに、熱く語ってしまった(笑)。

 そういえば、朝日新聞の中堅記者が、無断で録音した取材記録を別の取材相手に渡していたことが発覚して、退社処分になった事件には唖然とした。「正確さを期すため」とか「言質を取る必要がある」などのさまざまな理由から、録音をすることは背景としてあるかもしれない。しかし、いくら発言内容を検討して確認するためと言っても、取材記録をそっくりそのまま横流しするのは真っ当な記者ならあり得ない話だ。整理してアレンジしたメモを口頭などで別の取材相手に示し、反論させたり助言を受けたりすることはあっても、原資料や生の取材データを第三者に渡すのは、報道の独立を著しく損なう自殺行為だろう。取材先との信頼関係を裏切り、取材源の秘匿という最大の記者倫理を否定する行為でもある。

 けれども何よりも、朝日の記者は「取材先との距離の取り方」が根本的にずれていたのではないか。僕はその部分にものすごく違和感を感じる。取材相手にどこまで食い込むか、信頼関係を築くためにどこまで仲良くなるか、取材相手にシンパシーを感じた場合に自分のポジションをどのようにコントロールすべきか…。どれも模範解答やマニュアルがあるわけではなく、問題意識のある記者ほど悩むところだろう。でも、公正な報道だという幅広い支持を記者が得るためには、ギリギリのラインで独立した立場でいる必要がある。それはすべての取材対象に対して、遠慮ない批評や評論をする自由を保つためでもあるのだ。取材相手とどんなに親しくなって信頼関係を築いても、決してべったり一体化してはいけないと思う。

 どこで一線を引くかの判断はとても難しい。でも、そこのところがごっちゃになっていては、せっかく取材した記事の説得力や信頼性がなくなってしまう。ジャーナリズム・報道は、特定個人や団体の広報や宣伝活動やアジテーションとは違う。さまざまな意見や見方や立場を取り上げて、多様な判断材料を広く提供するのがジャーナリズムの基本的な役割なのだから。

 サッカーアジア杯の日中決勝戦は3対1で日本優勝。馬車道の居酒屋が店先に設置していたテレビで、途中経過が1対1だったのはちらっと見たが、最終結果は帰宅してから深夜のニュースやスポーツバラエティ番組で知った。あんな雰囲気でよく頑張ったな。逆にあんな状況だったから奮起したのかも。相変わらず日本の国歌演奏の際は、中国人観客からブーイングが巻き起こったらしい。恥ずかしい人たちだなあ。ちなみに、日本の公立学校での「日の丸・君が代」強制は日本型ファシズムの国内問題。よその国の旗や歌を公の場で冒涜するのは国際儀礼の国際問題。まるで意味が違う。


8月8日(日曜日) コラム追加更新

 「セカンドインパクト」を更新。「新・大岡みなみのコラム風速計/ネット版」のページに、コラム2本を掲載しました。「コラム風速計」の更新はものすごく久々ですね。えーっと1年半ぶりだったりします。「反面教師としての中国『反日』」と「取材先と一体化してはいけない」の2本。いずれも今月になって「身辺雑記」に書いた文章を加筆修正したものです。


8月9日(月曜日) 寒暖の差

 東京・水道橋へ。都教委の「服務事故再発防止研修」(2日目)を取材。「日の丸・君が代」の問題で処分された教職員らの記者会見。前回と同じように都総合技術教育センター前では、弁護団や教職員グループと都教委側との押し問答が続く。炎天下の取材はかなりきついが、それでもそよ風が吹いてくるので気分的に少し楽になる。玄関前で何時間もずっと立ちっぱなしの都教委職員は、さぞかし辛いだろうなと同情する。東京都に就職して、まさかこんな仕事をするとは思ってもいなかっただろうに。

 四谷の出版社に寄って、アポ取り電話をかけまくる。不在が多くて打率は2割。編集部はエアコンが効いていて、もう外に出たくないなあ。しかしそうも言ってられない。夕方から新橋。講師を頼まれている学習会の打ち合わせ。冷房が効き過ぎて寒いくらいの喫茶店だった。外との温度差がものすごい。最初はとても気持ちいいけど、2時間いると確実に風邪をひきそうな感じだ。きょうも寒暖の差がある場所を出たり入ったりで、なんだか体がだるい。


8月10日(火曜日) 迷惑メール振り分け機能

 僕が現在使っているメールソフトは、迷惑メールを瞬時にチェックして、メールボックスの「迷惑メールフォルダ」に自動的に振り分けてくれる機能がある。いかがわしい宣伝広告やウイルスメールなどが一日に百通近く届くけど、わずらわしい選別削除の作業にあまりかかわる必要がない。いちいち相手にしなくても、そこそこ自動消去されるので助かっている。ただ残念なのは、このメールソフトは少々おつむが弱くて学習能力が劣っているということだ。

 迷惑メールが通常の受信フォルダに何通か残されていたりするのはご愛敬なのだが、仕事関係の連絡や友人知人からの大事なメールが、たまに「迷惑メールフォルダ」に振り分けられていることがあるのは、さすがにちょっと困ってしまう。まあ、完璧なものなどないのは世の常だから仕方ないけど、それにしても「もう少し学習してくれよな」って感じだ。そんなわけで、自動的に振り分けて削除してくれるとはいうものの、メールソフトの選別選択に間違いはないか、消去される前に僕自身が一応ざっと確認している。

 もしかしたら大量のゴミメールに紛れて、大事なメールが「迷惑メール」として処理されていたりということもないとは言えない。そういう不安は残るので、メールソフトを終了する直前に毎回必ず目視でチェックはしているが、面倒と言えば面倒な作業である。まあ、そこのところをメールソフトに助けてもらっているから、まだこの程度のわずらわしさで済んでいるのだろう。そもそも諸悪の根源は大量のゴミメールなんだけど。すべてを機械にゆだねるっていうのは、残念ながらまだまだ無理だよなあ。


8月11日(水曜日) 変わらない「原発の本質」

 福井県の関西電力美浜原発3号機で、二次冷却水の流れる配管から水蒸気が噴出して作業員4人が死亡した9日の事故は、原子力発電の「本質」をまたしてもあらわにする格好になった。1999年9月に茨城県東海村の核燃料ウラン加工工場・JCO東海事業所で起きた臨海事故の時にもこの「身辺雑記」で書いたように、安全よりも効率や能率を優先させる「資本の論理」「原発の本質」が表面化したわけで、まさに起こるべくして起きた人災だ。老朽化した設備の耐用年数を少しでも長くしようと試み、その一方で保守点検や検査はなるべく怠ろうとする。さらに、収益減を避けるために点検作業中も原発の運転を停止しない。安全よりも利益追及の姿勢はまるで変わらず一貫している。

 今回の事故は、二次冷却水系の配管破裂だったから放射能は漏れなかったが、しかし二次冷却水が枯渇してしまったら原子炉本体が大爆発して大惨事になるところだった。それにしては、あまりにも保守点検や検査がいい加減すぎる。軽視するにもほどがあるのではないか。いったん事故が起きたら取り返しがつかない悲惨な事態になる原子力発電を、そして市民の安全そのものを、電力会社と日本の原子力政策はなめ切っているとしか言いようがない。

 もう何回もここで紹介しているけど、原子力発電の怖さとその本質については、お薦め映画のページの「チャイナシンドローム」をぜひ参照してほしいと思う。

【関連記事】

●身辺雑記・1999年9月30日付「臨界事故の恐怖」

身辺雑記・1999年10月1日付「原発の本質を考える」


8月12日(木曜日) 残暑見舞い

 残暑見舞いのはがきを投函した。先月と今月にいただいた暑中見舞いはがきへの返事だ。年始のご挨拶と違って、僕は基本的に暑中見舞いのはがきを出す習慣はない。でも、いただいたものにはきちんと返事を出すことにしている。メールやグリーティングカードなどでいただいた暑中見舞いについては、とうの昔にすべて返信しているのだが、はがきを購入して文面を作成印刷して…といった作業に手間ひまかかるのでついついサボっていたら、いつの間にか8月7日の立秋を過ぎて、残暑見舞いの時期になってしまった。まあ、これって毎年のことなんだけど。お盆前に出したからいいか。ちなみに暑中見舞いは梅雨明け後から立秋前までの挨拶で、立秋の後はどんなに暑くても残暑見舞いとなる(常識ですね)。そう言えば年賀状もいつも、新年になってから書き始めるんだよなあ。反省。


8月13日(金曜日) 続・残暑見舞い

 やばっ…。新たに残暑見舞いのはがきを頂戴した。この調子だと想定していた数よりも多くなりそうで、買っておいた暑中見舞い用のはがきが足りなくなるのは必至だ。今年は例年よりも数が多い気がする。猛暑だからかな。それとも夏の挨拶状を出すのが流行り始めているのか。それはさておき、なぜか労働意欲がまるでわいてきません。お盆が過ぎれば再起動できるかなあ(汗)。


8月14日(土曜日) 暑気払い

 夕方から新宿駅南口の高層ホテルのレストランへ。大学の先生や弁護士さんと4人で暑気払い。約束の時間に5分ほど遅れて到着すると、絶景の窓際席に案内された。明治神宮やNHKなど渋谷方面がパノラマで見渡せるベストポジションだ。「こんないい席がよく予約できたなあ」と感心しながらぼーっと絶景を眺めるが、しかしだれも来ない。しばらくすると幹事のG先生が焦ってやって来た。「ここは同姓で別人のGさんの予約席なの」。店の係が確認しないで案内したらしい。なんだ、それでだれもいなかったのか。先着の2人は別席でお待ちかね状態だ。案内係の不手際にG先生は怒り心頭のご様子である。ちなみに実際の予約席は、新宿駅南口や四谷方面を臨む窓際だった。まあ、それでもきれいな夜景は目に入るわけで、急な予約にしては上出来の席だろう。東京湾の花火はほとんど見られなかったけど。料理もそこそこ美味。ロースクールの日常や法曹界の困った実態など、ワインを飲みながら興味深い話がいろいろ聞けた。午前1時半帰宅。


8月15日(日曜日) 鎌倉・横浜散策

 大阪の友人を案内して鎌倉・横浜を散策。北鎌倉の円覚寺、東慶寺、鎌倉の鶴岡八幡宮を回って、横浜ランドマークタワー、赤レンガ倉庫、山下公園、中華街を見物する。かなり歩いたのでいい運動になった。こういう案内は、地元を見直すよいチャンスなのだが、この日の一番の収穫はなんと言っても、鎌倉駅前でトトログッズを大量に集めた店に入ったこと。知り合いの高校の先生から話には聞いていたけど、実際に訪れたのはこれが初めてだ。かなりレアな商品も置いてあって、しかもジブリグッズの店というよりも、むしろトトロ中心の品揃えであるのがたまらない。さほど広くない店内は大勢のトトロファンで賑わっていた。鎌倉に来てよかったな(おいおい)。終戦記念日だからというわけでもないが、行く先々の寺社で大量のさい銭を放り込み、世界平和を祈るのだった(ウソです。小銭を投げ入れて個人的な頼みごとしかしていません)。


8月16日(月曜日) 便利サイトに感謝

 インターネットでたぶん一番よく利用しているのは、電車の乗り換え案内サイトだ。出発駅と到着駅を入力すると、路線の経路や料金や所要時間などがたちどころに分かる。さらに出発時刻や到着時刻を指定すれば、何時に家を出れば間に合うかといった判断もできる。時間調整に大活躍してくれているばかりか、このサイトのおかげで遅刻することが激減した。感謝感激と言うよりも、もうなくてはならない存在なのだ。外出する時にはほとんど毎日利用していると言っても、決して大袈裟ではない。これほどまで生活の一部にはなってはいないけど、似たような感じでよく活用しているのは、地図情報サイトと郵便番号の検索サイトである。ほかにもお天気情報サイトとか、一般検索サイトとか、もちろんニュースサイトも重宝している。本当に便利になったよなあと実感する毎日だ。

 電話取材。頼まれている学習会のレジュメ作成。資料整理など。のんべんだらりと過ごしてしまったような…。しっかりエンジンをかけて再起動しないとまずいよなあと深く反省。きのうは肌寒かったが、きょうはやや涼しい感じだった。これくらいの気温が過ごしやすくていい。セミにかわって秋の虫が鳴き始めている。


8月17日(火曜日) 共感

 午後から千葉・船橋の法律事務所で取材。千葉方面の情報ネットワークが薄かったのだが、かなり強力な援軍を得ることができたので、今後は取材協力者の輪がぐっと広がりそうだ。夕方から東京・新宿へ。某役所の職員と飲む。「背景を理解するために参考情報として知っておく」ということで、いろいろ話を聞かせてもらった。諸般の事情からそのまま記事にすることはないけど、政治の波に翻弄される職場の実態がよく分かった。政治家からの無理難題には従わざるを得ない状況や、組織の中で自分にやれることを実現していく工夫などなど。記者として面白い話を聞いたというよりも、共感したり爆笑したりですごく楽しい飲み会といった感じ。料理もヘルシーメニューぞろいで美味。店員さんも親しみやすくて好印象。いい店に飛び込んでラッキーだった。午前1時過ぎ帰宅。


8月18日(水曜日) 伝えるべきこと

 新聞もテレビも、アテネ五輪の関連ニュースでもちきりだ。もちろん自分の国の選手を応援するのは自然な感情で、そこに感情移入して自国のメディアが大きく報じるのは当然だろう。自国(あるいは民族)の選手に親しみを込めた声援を送って、その上でよその国の選手に対しても立派な活躍をすれば健闘をたたえるのは、世界基準の真っ当なスポーツ観戦の態度である。

 言うまでもないが、自ら進んで国旗を振ったり国歌を歌ったりするのと、一方的に押し付けられて強制されるのとでは、背景や意味が全然違ってくる。所属する集団や地域や国への愛着とか共感性というものは、自発的な気持ちによる自然発生的なものであって、決して強制されるものではない。偏狭な愛国心を押し付けようとする人たちや、歪んだ愛国心をふりかざす人たちは、このへんのことをよく理解していないのだろう。そういう人たちは、たぶん自分に自信や誇りを持っていない(持てない)から、その代償として国家や権威に自分のアイデンティティーを重ねようとするのだ。

 とまあ、以上のようなことを大前提として言うのだが、アテネ五輪のニュースをメディアが大々的に伝えるのは否定しないけど、そのためにほかの大事なニュースがかすんでしまうのでは本末転倒だろう。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場近くの大学構内に米軍ヘリが墜落した事故で、日本側の現場検証を米軍が拒否したニュースや、関西電力の原発で検査漏れが新たにいくつも見つかり、電力会社のずさんな姿勢が明らかになっていることなど、普通ならばどちらも新聞の1面トップ級の大事件だ。国益(国民益)を左右する事件である。市民の命と安全にかかわる重大ニュースとして、もっとしっかりと大々的に伝えるべきではないか。報道の最大の使命は権力監視なのだから。


8月19日(木曜日) 普通の暑さ

 地方裁判所と高等裁判所に電話で問い合わせ。基本的な質問にもとても親切ていねいに説明してくれて、なんだかすごく対応がいい気がする。おかげで司法行政の流れが少し理解できた。

 それはそうと、今週はエアコンの稼働率が下降気味だ。これまでの猛暑から普通の暑さになったみたいで、少なくとも午前中はエアコンなしでも耐えられる。たぶん電気料金も先月分よりはぐっと安くなることだろう。だけどさすがに風呂上がりには冷房が効いていないと汗だくになってしまうので、部屋をしっかり冷やしておくのは変わらない。


8月20日(金曜日) 生活のリズム

 夜更かしを繰り返しているからか、このところ生活のリズムがめちゃくちゃだ。というか、完全に朝になってから寝る始末だから、起き出す時間もぼろぼろ&ぐずぐずである。仕事にならないよ。こんなデタラメじゃダメだろ。なんとかしなきゃ。


8月21日(土曜日) 学習会

 午後から東京・中野へ。セクシュアル・マイノリティー教職員の皆さんの夏期学習会に講師としてお招きいただいた。「最近の都立学校を取り巻く状況」についてがテーマ。学校行事での「日の丸・君が代」の強制、性教育や「男女共生」教育への保守系メディアによる攻撃、教育内容への政治家の介入などの問題について、2時間もべらべらしゃべりまくる。「多様な立場や生き方や考え方や価値観が尊重されることの意味を教えるのが教育の基本。学校の先生は子どもたちにそういうことの大切さを伝えるのが最大の仕事ではないか。みんなを同じ方向に向けさせて『自分の頭で考えない人間』を生み出すほど怖いことはない」といった感じでまとめた。

 事務局のリクエストに応じてとにかくもうあれこれ盛り込んだのだが、あまりにも詰め込み過ぎて話が散漫になったんじゃないかと自己嫌悪。のどはカラカラでぐったりとなる。休憩を挟んで1時間ほど質疑応答。でも、反応はよかったみたいでほっとする。「価値基準を一方的に押し付けるような市民運動は、味方にすべき人も敵にしてしまう。それでは都教委のやっていることと同じだろう」とか、「サッカーアジア杯での中国人観客の反日ブーイングは、偏狭な愛国心の怖さの見本。反面教師として学ぶべきだ」といった話には、しっかり共感が得られた様子。よかったよかった。

 中野のバーで懇親会。各地から集まったマイノリティー教職員のほか、性教育研究団体の役員や学生らも一緒だ。野菜中心の料理がうまい。新宿で二次会。普通だとなかなか見られない世界をのぞかせてもらったりして勉強になるなあ。午前2時帰宅。眠い。


8月23日(月曜日) 新聞の情報

 ある高校の新聞部の部長さん(3年生の女子高生)からいただいた質問メールへの返信から。一部抜粋して紹介します。高校新聞ではイラクの問題などを扱っていて、夏休みの社会科のレポートとして「報道の自由」を取り上げるという。

 受信メール「(前略)今の新聞の情報にはやはり政府の力、新聞会社の力が加わっているのでしょうか? 本当の事実は伝えられないまま、また第二次世界大戦のような、うその情報が伝えられるのではと私は思っています。本当に情報に規制がかかっているのか私は知りたいのですがどうでしょうか?(後略)」

 こんにちは。僕も高校時代に新聞部の部長をしていました。学校内の出来事に関心を持つだけでなく、社会の矛盾や問題点にまで視野を広げるのは、とても大事なことだと思います。がんばって下さい。

 外部からの圧力というよりは、むしろ内的な要素の方が大きいと思います。記者自身が自己規制し、あるいはあきらめてしまって、掘り下げた取材をしようとしない。そういう記者の姿勢こそが問題ではないかと思います。

 現場の取材記者だけでなく、デスクや部長など編集幹部も含めて「伝えるべき事実」を報道する立場の記者が、その役割をしっかりと果たさなければ、第二次世界大戦の時と同じようなことが、また繰り返されることになるでしょう。

 外からの圧力に対しては、憲法で言論の自由が保障されている今の日本社会では、メディア全体や、個々の新聞社や放送局や出版社が、スクラムを組んではね返すことは十分可能です。でも、一人一人の記者の姿勢があやふやでは、外からの圧力に対抗する前に、まず「事実を伝える」という作業そのものが、成立しないのではないでしょうか。(後略)

 要領よく日常業務をこなしているだけのそこらへんの新聞記者なんかよりも、ずっと真剣に社会問題に向き合おうとしている高校生に期待したい。と同時に自分自身も含めて、「記者になろうと決意した時の初心」を思い出して、もっとしっかり取材に取り組まなければと深く反省させられた。どうしても楽な方へ楽な方へと流されてしまい、安易な道を選びがちなんだよなあ。


8月24日(火曜日) DVD3万円分

 午前中は取材のアポ取り電話。午後から東京・渋谷の法律事務所へ。弁護士さんから話を聞く。夕方には横浜に戻って図書館で調べものなどをしつつ、教材になりそうな文献をコピーする。そんなこんなで、しっかりお仕事をした自分へのご褒美(笑)に、DVDをなーんと3万円分も買ってしまった。う、うーん。しかし買ったのはいいけど、いつ見られるのかは不明だ。と言うか、ほかにもまだ見ていないDVDは何本もあるし、読んでいない本なんてそれこそ山積みである。ちょろちょろ見たり読んだりしているが、必要だから買うし衝動買いもするから、たまる一方で追い付かない。買っておかないと不安になるし、買うとすごく安心するんだよなあ。やっぱりこれって貧乏性の一種なんだろうか。


8月25日(水曜日) 素朴な疑問

 アテネ五輪の日本人選手のメダルラッシュが小休止。テレビはどこの局も相変わらず五輪の映像やインタビューを繰り返し流しているが、少なくとも新聞の1面からは五輪の記事が消えた。こうしてみると、五輪ニュースがいかにメディアを占有しているかが、あらためてよくわかる。高校野球で北海道勢が初優勝した日なんか、新聞1面はすべて高校野球と五輪で埋め尽くされ、見出しの派手さの違いを除けば、一般紙もすっかりスポーツ新聞と化していた。

 もちろん、世の中が平和で何も問題がなければそれでもいい。しかし、実際には平和や人権が侵害される大変な出来事が次々に起きているわけで、そうした現実を考えると「新聞はジャーナリズムの役目をしっかり果たしているのだろうか」という素朴な疑問を感じてしまう。沖縄米軍ヘリ墜落事故や原発事故など、権力監視の対象となるはずのニュースを極めて小さく扱っておいて、それでジャーナリズムと言えるのだろうか。五輪報道の陰で、真に伝えなければならない重要ニュースがかすんでいるように思えてならない。


8月26日(木曜日) 教員は怠慢だ

 取材のアポ取り。電話取材。打ち合わせなど。電話ってタイミングがいいと一発で瞬時に用件が済むけど、タイミングを外すと何回かけてもつかまらないんだよなあ。一昨日からそんな感じで引っ掛かってしまっている人が何人かいたが、しつこく(こまめに)トライしてなんとか無事に解決。

 東京都教育委員会はきょうの定例会で、来春に新設する都立初の中高一貫校の中学校で使う教科書に、「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社発行の歴史教科書を採択することを決めた。戦前復古調のこの歴史教科書は、神話を歴史的事実として取り上げたり、侵略戦争を美化したりしているとして、内外から反発の声が上がるなど賛否両論が出ている。さらに都教委はこの日、各都立学校の校長に対し、「男らしさ」や「女らしさ」を否定する考え方があるとして、「ジェンダー・フリー」という言葉を今後使わないなどとする通知を出した。

 都教委のこうした姿勢は、一連の「日の丸・君が代」の強制と同じように大いに問題があると思うが、しかし「問題がある」ということを前提にして、それでもあえて言わせてもらう。現場の教員にもっと能力と技術があれば、こんなものはいくらでもはね返すことはできるはずだということを厳しいようだが指摘しておきたい。そもそも教科書なんてものは、使いこなす教員の能力次第でどうにでもなるはずだろう。

 「教科書を教える」のではなくて、「教科書で教える」ような授業を教員がすればいいのだ。教科書の記述に問題があるのならば、工夫してそれを逆手に取った授業をすればいい。教科書に書いてあることを右から左に伝えるだけの授業しかできない教員なんて、そもそも生徒にとっては大迷惑である。これまで教員がそういう授業しかしてこなかったことや、あるいは分かりやすくて面白くて刺激的な授業をする能力が教員にないことを棚に上げて、「問題がある扶桑社の教科書」の採択にいくら反対しても、あまり説得力を感じないんだよな。残念ながら。

 教員の一方的な価値観を押し付けるのではなく、多様な賛否両論の考え方があることを「事実として」伝えて、問題意識をかき立てるような授業を展開すればいい。扶桑社教科書の内容はもちろん問題だらけだと思うが、しかしこれほどの「反面教師」ならぬ「反面教科書」として使える教材は、それこそほかにはないと思うんだけどなあ。文部科学省が作った副読本「心のノート」にしても、個人の心の内面を画一化するなどとしていろいろと批判されているが、そんなものは使い方や教え方次第でなんとでもなるはずだ。

 あえて言うが、要するに教員の側の怠慢だと思う。公正な立場で社会の矛盾や問題点を整理して伝え、生徒に自分の頭で考えさせるような指導をしてこなかった、あるいはそういう指導をするための能力向上の努力を怠けてきたのではないか。「日の丸・君が代」の強制問題も同じだ。生徒たちと一緒になって考える努力をきちんとしてこなかったツケが、今ここにきて回ってきていると言えなくもない。「ジェンダー・フリー」という言葉を使ってはダメと言うなら、それでもいいではないか。そんな言葉は使わなくても、男女共生の理念を実現させる方法はいくらでもあるはずだ。教えるプロであるはずの教員には、その本領をもっと発揮してもらいたい。


8月27日(金曜日) 晩夏

 爆睡した後、だらだらと資料整理など。涼しくて気持ちのいい風がすーっと吹いてきて、かなり過ごしやすくなってきた。やっぱりこれくらいの気候が一番いいなあ。そんな感じで季節もそろそろ秋になろうとしているというのに、残暑見舞いの返事の追加を出していたりする今日このごろだ。「記録的な暑さが続いて」だとか「エアコンのない生活は考えられない」などと、ちょっと間の抜けた言葉がはがきには並んでいるが、印刷済みの文章だからどうしようもない。仕方ないので個々の添え書きのほかに、追加で「少し涼しくなってきました」などと書いている。


8月29日(日曜日) 雑談

 夕方から東京・品川へ。研究会に出席するために上京した京都の友達と飲む。数週間前に会った時より元気そうなので安心する。お互いの仕事の話や知人のうわさ話や愚痴など、久しぶりにいろいろ話せて楽しかった。最近の生活とか将来の展望については、問題点を共有できてよかったよね(謎笑)。それにしてももっと時間が欲しかったなあ。このところ頻繁に東京と京都を行き来しているというので、ちょこちょこ会いたいと思った。


8月30日(月曜日) 減給処分教員に再研修

 午後から東京・目黒の都教職員研修センターへ。国歌斉唱時に不起立を繰り返したとして、都教委から減給処分された教員に対する2回目の「服務事故再発防止研修」を取材。この日の研修対象は、戒告より重い減給処分を受けた都立養護学校の教員3人。8月2日と9日にも不起立などで懲戒処分された200人以上の教職員が「基本研修」を受講しているが、今回は処分を重ねた教員にさらに個別に「専門研修」を受けさせて反省を迫った。

 もちろん研修センター内への立ち入りは禁止。周囲は都教委の職員や警備員、警視庁の制服警察官、私服の公安がしっかりガードしている。研修終了後、近くの労組系会館で記者会見。今回の研修でも「日の丸・君が代」や不起立について言及はなかったが、受講者は「体罰やわいせつ行為と、思想・信条に従った行動を一緒にして反省を迫るのは納得できない。『命令に従わないと免職』という脅しにも聞こえる威圧的な研修内容だった」などと話した。

 同時刻に新宿で都教委に抗議する市民団体のデモがあったが、とてもじゃないけど両方取材するのは物理的に無理だ。かなり人が集まったらしい。記者会見が終わってから新宿へ移動して、デモの後の集会を少しだけのぞいた。うーん、相変わらずいつもと同じ言葉とフレーズの内容だなあ。来賓の大学教授が「デモではもっと普通の言葉で都民に呼び掛けないと伝わらない」と話していた。全くその通りだと思ったけど、参加者にどこまで伝わったのかは疑問。

 きのうはかなり涼しい感じの陽気だったが、きょうは台風の影響からか蒸し暑くて、じとーっと湿った空気がすごく気持ち悪い。冷房の入った建物の中に入るとほっとする。風は強いが夜中になるまで雨は降らなかった。


8月31日(火曜日) 詰め込み取材

 急ぎの原稿を書いて早朝に送信。ちょっとだけ仮眠して昼過ぎから千葉へ。次々に3人の弁護士さんに会って話を聞く。その合間を縫うようにして千葉地裁で法廷傍聴。さらに編集部から弁護士事務所にゲラを送ってもらってその場でチェック。夜までずっとそんなスケジュールが続いたのだが、1時間くらいしか寝てないので、眠くて眠くてたまらない。最後の方は話を聞いていても意識がもうろうとしてくる。帰りの電車ではひたすら爆睡。きのうから詰め込み過ぎで、日程的にかなり無理があるよな。いろいろ重なってしまったから仕方ないんだけど。


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